史上初の【200年杉のお部屋】②

じつは、ぼくは相当な覚悟を持って
【世界初の200年杉のお部屋】の岡山に入りました。

【百年杉】と【200年杉】との明確な差異が感じられなかったら…
大げさだけど引退も考えていました。
まぁ大げさだけどね…。

だってぼくの言葉を信じて
高価な【200年杉】を寝室にとりいれてくださったKさんに申し訳がたたない。
【百年杉】と変わらなければ、まるでそれじゃあ、ぼくは詐欺師である。

(アーシングの意味ががわからないかたはちょっと前の拙話ブログ”ダウン・トゥ・アース”をお読みください)

 

だから金曜の午後には
隣町の盟友のトコちゃんに会いに行って
「どんぐり」フィールドで入念にアーシングさせてもらって
彼女から相変わらず素晴らしいオーラをいただいて
足裏をより鋭敏にしてから金曜夕刻の新幹線に乗りました。
やるだけのことはやってからいこうと思っていました。

そして翌日の土曜日に
ドキドキしながら
岡山市のKさま邸へ…

1階は 私が愛してやまない【百年杉】の床。
施工された地元の会社の方は私に名刺を差し出して
「凄い!この香り!」と言ってくださるのですが
私にとっては【百年杉】は10年来の友人…親友…パートナー…
「この岡山でも愛されてね。」という感じ。

(これは弊社の「百年杉」の床です)

 

【200年杉】は2階。

いきたくない感覚と
はやく上がりたい感覚が交差します。

実はKさんが弊社にわざわざ岡山からお越しになったのが昨年の7月頃。
Kさんは7月の梅雨の土砂降りのコンディションの中
弊社2階の【百年杉】ショールームに入られて
外は過酷な湿度温度環境なのに
エアコンもない【百年杉】部屋の好適な空気環境に驚いておられたのですが
それらはある意味、私にとっては、それは当たり前であり日常。当然…。

実はその頃の時期は…
かねてから畦地製材所さんに頼んであった
【百年杉】を超える150年~200年くらいの杉材が
ようやく入荷していじりつづけてたころでもありました。
(価格の問題もあるのでオーダーから入手まで1年半かかりました)

その香りの「品格」の違い…超豊富な精油分による
加工の仕上がりの違い…などを
毎日まいにち考え事をしながら【200年杉】をいじっていた頃なのでした。

「杉は樹齢80年くらいで黒帯になる。
それ以下の樹齢の杉とは明らかに別の木になる。

杉の元服…成人式…である。それ以下の杉はキビシイ言い方になるが
それは害の無い木(杉)であって
アクティブに我々の身体にありがたい作用をしてくださる木力(きぢから)はかなり少ない。

わたしたちの【百年杉】のカテゴライズ内である樹齢120年くらいの杉は
たしかに凄いのだが、黒帯間もない樹齢80年の杉が著しく劣っているとは感じない。
80年の杉でも中には凄い杉がやはりあり…
そういう80年の杉でも
120年の杉とそん色ないモノを【百年杉】として販売させていただいている…」

しかしこの150年…180年…200年という
【百年杉】とは明らかに「品格」の違う…
「黒帯」の遥か上をいく…3ステップ~5ステップも上をいく…
八段…九段…名人…のような
黒帯のはるか上をいく横綱のような「品格」は何なのだろう…

【百年杉】以降の50年で、杉はこんなにも大化けするのであろうか…
江戸時代に生まれた杉はこんなにも違うのか!…

まいにちまいにち
そういう悶々とした問答を
(誰に相談してもわからないから…
普通に【百年杉】のみを毎日いじっていて
さらに200年杉を毎日いじりだした人がいないから…
誰にも本格相談できずに…)
数か月かけて、自らの体内にてやりとりしていたころに…

Kさんはちょうどタイミング良く遠路はるばる岡山よりお越しになって

「じゃぁ、加藤さんがおっしゃる150年~200年杉で寝室だけでも天壁床すべてやりますよ。」

ということのなったのでした。

工務店さんや設計士さんは
木の質の違いによる住む人への心身の「結果」の違いには絶対に言及しない。
それは質の違いへの「目利き」を有していないということもあるでしょう。
(それ以外にもあるけど長くなるからここは割愛しますね)

だから「素晴らしい杉」は使われない。
だから「素晴らしい杉」に誰も気づかない。

クロマグロの大トロが評価されないのだもの
イワシもサバもその評価は上がるまい
その結果、育林への意欲も消失し…森は荒れていく。

だからみんな杉ほど個体差の激しい樹種はないのに
杉はどれも同じようなモンだと考える。

だからぼくの嫌いな言葉である
「杉の有効活用」なる、まるで杉がゴミであるような考えが…
森の恵みが無価値であるかのような言葉が乱立する。

それが嫌で
高品質重視の杉に徹して約10年。

「安いが、たいして恩恵も無いような、青田刈りの杉が欲しけりゃ他をあたってくれ。」
とばかりに、やせ我慢をし続けて約10年。

木(杉)の価値向上…復権のみを目標にしてきて
「埼玉県なのになんで三重県の杉なの?」との言葉にも…
(杉はどこでもいっしょでしょ…の人たちには)まともに返答せずに
歯を食いしばって、やり続けてきたのですが

さすがに今回は私もビビったということでしょうかね。
そう、ぼくはビビって岡山に入って
更になかなか2階に上がれなかったのである。

(つづく)

史上初の【200年杉】のお部屋

杉が他の樹種と決定的に違うのは
そのほとんどの場合、人によって植えられた木であるということです。
言わば情熱の継続…リレーのようなモノがそこにはあります。

「百年杉の加藤木材」は「百年杉」を専門的に扱う会社なのですが
この「情熱のリレー」の最大限度のものはどれくらいかと言いますと…
樹齢で言うと200年…250年くらいになろうかと思われます。

別の言い方をすれば「お金で買える限界点の杉」とは樹齢250年くらいということになります。もちろんそれ以上の樹齢の杉はこの世に存在しますが、それらには残されている理由がありますから、まず伐られることはあるまい。

私たちがこんな乾いた時代に

杉に求める…
他樹種と比較してのダントツの空気浄化能力と鎮静効果は
香りの濃厚さに比例し、そしてそれは樹齢に比例しますから
また別の言い方をすれば…

「最高品質の杉」=「樹齢250年くらいの限度とする高樹齢杉」

ということになります。

 

「住まい」には木も必要ですが
情熱や能力を持った「人」も必要です。
設計やデザインする力…施工する力…施工者の力を束ねる力…。

そして人の力…能力には優劣というより「個性」という側面も強い。
それに「相性」というものもでてきますかね。
人間は知性の生き物であるがゆえに「相性」がある。
「個」と「個」の互いの溢れんばかりのスキルであっても
それが融合せずに、力が発揮できない場合も多い。
そう「絶対的な人間の能力」というモノはおそらく存在しない。

 

けれども樹齢200年の杉には樹齢60年の杉には絶対に到達できない…持ちえない力…
そういう「絶対的な森の恵みの力」が存在します。
20歳の若者には無いのだが80歳の賢者には有するもの…。

江戸時代に植えた杉…いまだ飛行機も自動車も無いころの空気…雨にて成長してきた杉。
杉の能力の大小ではなく…おそらく60年杉には無い…ゼロの能力が200年杉にはあります。
それくらいの差異だと私は経験的に考えています。

 

そうやって「住まい」づくりを考えていきますと
設計…施工…といった能力の差異というより持ち味である
「ひと」の選択からはじめるより…
「木(杉)の選択」からスタートさせるという考え方はもっとあってもいいはずです。

「ひと」より先に「木(杉)」選び

ということである。

今の建築業界の杉を使う際の発想は、おそらくは…
「害が無いから使う」というところであろう。
ですから、ほぼほぼ品質にはプロは興味がない。
多少はこだわりがあるようなプロであっても…やはりそこはソコソコの品質を求めて…
弊社のような「物凄い杉」には、プロは誰も興味を持たない。
ある意味、「最高の杉」を使いたくても
ユーザーさまは、もはや自分で探さなければ到達不可能な世の中である。

「住まい」づくりのスタートを…
設計士選び…工務店選び…からはいらずに
【木材えらび】…【杉えらび】…からはいって
岡山からわざわざ弊社にお越しになり…

先に加藤の【200年杉】と【百年杉】を使うことを決めてから
できる範囲にて、設計施工店さん選定のご助言を差し上げながら選定…施工…
そういった「木(杉)ありき」のお客様のご自宅が岡山県で完成いたしました。

(こんな杉床は今までこの世に存在しなかったはずである。)

 

このKさんという方が
わざわざ岡山からお越しになったという行動力にはまったく頭が下がりますが
前述の通り、そこまでご自分で「歩かなければ」もはや最高の杉は入手できない世の中なのである。
もはやプロ任せでは不可能なのである。

もちろん木(杉)は適材適所ですから、何でも高樹齢杉材がいいとは言わない。
けれども、私たちの人生の1/3は自宅の寝室にいますし
寝室に求めるものが
安らかな深い睡眠であったり
たくさんの酸素が体内に取り込めるような深い呼吸の睡眠であったり
別の言い方をするのなら、求めるものが…
副交感神経が優位になって弛緩した状態と
交感神経の抑制がはかられるような深い深い鎮静状態であり

それらの質の高い睡眠による結果として求めるものが

赤ちゃんや子供の脳と心身の創造とわたしたちの脳と心身の維持であるのであれば

絶対的な木は高樹齢の杉材であり
現状の我が国での入手可能な限界樹齢は樹齢約250年なのです。

さてここで我が国の建築の歴史を振り返りたい。
樹齢200年級の杉の木はいままでも使われてきました。
しかしそれらの大木がいままで使われてきた動機と発想は…

その太い径を利用したい時(社寺などもそうですね)…
幅広の豪放な木目を楽しみたい際(和室の天井板などですね)…

といったところが、登呂遺跡以降の
我が国の2000年近く続く建築業界の発想であったのですが

その空気浄化能力…鎮静効果物質の放出…
足裏に感じるしっとりとした精油分を心地よく皮膚と脳が感じることによる
全身の自律神経や臓器への好影響といった…
「住まいの空気と皮膚の好感触」による家族の心身の幸せにつなげるべく
樹齢200年の大木を切り刻んで
10.5畳の寝室の床壁天井全てに200年杉をスペックインさせるという発想は
おそらく2000年の我が国の建築史上初であり、
更に言うなら、乾いた森ばかりの欧米には
湿潤な森の恵み足る杉のような香る樹種が極端に少ないから
【住まいに香る木を使っての恩恵】という発想自体がないので
おそらくは世界初であり世界最高品質の香るお部屋なのである。

ほぼ世界初!のことなのである。
まったく凄い施主がいたもんである。Kさん凄し。

今までの弊社のお客様は…その全ての方々はこれらの「狙い」をもって
【高品質な百年杉】を身近においてくださってきたのですが

その品質に関しては【百年杉】を超えるこれ以上の杉はないというクラス。
樹齢200年杉のみのお部屋なのである。
(正確には樹齢180年~230年の8本の丸太の杉を使用)

実は私はもう1か月も前に岡山市に200年杉部屋の体感にうかがってきたのですが
なかなかその体感した感覚をなかなか書けませんでした。

結果から申し上げるなら
ここまで違うとは…という「驚き」でした…。

以降、記していきますね。

急きょ7/13(木)愛知県岡崎市で講演

急きょなのですが、今週の木曜日の7/13に岡崎市で「百年杉の10年」の講演をすることになりました。

お近くの方でご希望の方がいらっしゃいましたら

「講師枠」として数名なら参加可能だと思われます。

入場は無料との事。

 

ご希望の方はhttp://woody-katoh.com/seminar/
こちらにお名前、ご連絡先などをご記入の上お申し込みください。

「200年杉」に触れる

「200年杉」に触れる…。

凄い迫力だ。

年輪の力…あぶらのノリ…気品…すべてが違う。

 

杉は樹齢で言うと80年くらいで黒帯になる感を持ちます。

それ以下の杉とはまったく違う雄々しさが出てきます。

だから「百年杉」は樹齢80年~120年というカテゴライズ。

 

その次は樹齢150年くらいでまた新たに昇段ではないだろうか。

120年の杉と150年の杉との間には明らかに違うステージであるように感じます。

 

120年くらいの杉はもうずーっと触ってきました。

「いい木だなぁ…」という感じ。品がある人。時々会うみながよく言う人。

 

150年生となると、芳香ももうワンステージ明らかに濃厚さが違ってきます。

なかなか会えないかけがえのない人。

 

150年前ってことは江戸時代→明治時代に植えられた杉です。

そしてこの木は樹齢200年。

(このオーラ…存在感…色気…気品…手が止まって見入ってしまって仕事にならない…)

 

すごいにちょっとこわいがはいる感情。

まさしくこれが「畏敬の念」というヤツか。

たんなる「素材」としてのみ扱う気持ちを持つとバチが当たる。

そう考えると…「いやいや若年杉だって同じ”いのち”!粗末にしちゃいけない。」となっていきます。

 

人って千差万別。

だからヒト選びも大事。

「住まい」においても工務店選びや設計士選びはとても重要。

でも杉なんてどれも一緒じゃないの?…が今の世の中。

 

ビニルと木という選択において

どちらにしたって「結果」が変わらないという前提で現代建築は成り立っています。

だからどの家にも木が無い。

 

それでもいやビニルと木じゃそこに住み続けて

「結果」は変わってくるという一部の建築のプロもいらっしゃる。

 

しかしそれでも杉の品質の差異による「結果」の違いまでは誰も信じていない。

「杉なら無害だから安価な若い杉でいいよ。」…

 

60年杉と「百年杉」…更には「200年杉」が住まいにあることによって「結果」は明らかに違うと私は確信している。

昨年の秋から私は意識して200年杉を触り続けて

そこを探求してきました。そして実際に枕元に「200年杉」を置いて体感し続けてきました。

 

(右側に”腐れ”があります)

200年生ともなると

木材内に「腐れ」がある場合もあります。傷を受けた影響からの場合もあるでしょうし

長い年月がこういうところからも見て取れます。

木は…杉は外周部の「白太(しらた)」の外側と樹皮の間さえあれば

そこで水を吸いげて生きていけます。

内部に腐食が進んで空洞になっても木は生き続けるのです。

(腐食部を残して、手間はかかるけどなるべく森の恵みをすべていただくようにします)

世の中、持ってる人はいるもので

昨年ご協力させていただいた「六本木アートナイト」のアーティストのサポートをしている方から

ちょうどメールがあって、「200年杉」の端材も行先が決まりました。

 

電車に乗ると、そばの人が皆ぼくをガン見します。

そう…私の身体から発せられる「200年杉」の香りでどうやら凄いことになっているらしいのだ(笑顔)。

「こぐちパネル」しばらくお待ちください。

「こぐちパネル」の出荷なのですが

今しばらくお時間をいただきたく存じます。

http://woody.theshop.jp/items/2271347

http://woody.theshop.jp/items/2397017

 

「眠れる森のSUGI」の【こぐち】タイプも同様です。

http://woody.theshop.jp/items/2266984

 

前回記させていただいたように
「200年杉」が大量入荷いたしましたので
是非とも「百年杉」より更にワンランクアップした「200年杉」の芳香をお楽しみいただきたいのです。
現在鋭意製造中ですので、今しばらくお待ちいただければと存じます。

 

今までも「混ぜて」いたのですが

「200年杉」の材料が無くなってしまい…

このたび、「200年分かい?!」ってくらい大量に入ってきましたので

いよいよ製造再開なのです。

(現在、製造中でございます)

その全てまでとはいきませんが

「200年杉」を混ぜて最高品質の芳香に触れていただきたいのです。

 

実際に自分も使用していますが

「眠り」に関しても明らかに違うように感じています。

もうちょっと待ってくださいね。

200年杉がやってきた ya-ya-yah!

(上が樹齢150年杉。下が200年杉です)

[

「百年杉」の加藤木材なのですが

更に高樹齢の樹齢150年~250年の最高品質の杉を

今後は新たに「200年杉」として扱っていきます。

 

高樹齢の高品質の杉の探求もここまでです。

これ以上のインフレーションはあり得ません。

なぜなら樹齢400年~500年の杉はあれど

それらには残された理由があるからです。

 

お金で買える限界樹齢が私が言う「200年杉」なのです。

弊社の言うところの「百年杉」とは樹齢80年~120年の杉というカテゴライズなのですが

「200年杉」は樹齢150年~250年とさせていただきまして

「江戸時代に生を受けた杉」というあたりにさせていただきます。

正確に申し上げますと…

「樹齢150年~250年の”百年杉”を超える精油分の豊富な杉材をセレクトして入手。それらの材を精油分を損なわないように自然乾燥と低温乾燥という手法をもって製品化した杉材を加藤木材では”200年杉”というカテゴリーに致します。この”200年杉”より香る杉はこの世に存在しないと思われる逸品です。」

ということであります。

弊社のあやゆる製品…

小さな「木のしおり」からベッドに至るまでの大きな製品の全てにおいて

「200年杉バージョン」ができるということになります。

 

現状はかわらずにお付き合いいただいていますお客様を中心に

まぁボツボツとご紹介中でございます。

 

 

 

新型ベッドが旅に出ます

新型のベッドの赤板タイプです。

従来のベッドのヘッドボードには「空気浄化」や「鎮静効果の芳香」などの仕掛けを施していたのですが

寝室の都合上…ヘッドボードがあると…本棚の本がとれない…などなど

制約がある場合も多いので

ヘッドボード無しのタイプを新型として製作中です。

実はこのベッドはカフェをやってる友人のおうちにいくはずだったのですが

急きょ大至急!バタバタと今週末には飛行機に乗ってドイツに飛んでく予定です。

事前にわざわざ弊社に見学体感にこられて…

すぐに送ってくださいな…ということになりました。

 

欧州のような乾燥した大地の木々には

「香る木」がほぼ無いので

「森の恵みの芳香をいただいて眠る」…って感覚はきっとセンセーショナルなはず。…

しっかしこの床板すんごいでしょ。

まぁぼくがつくってんだから杉なんだけど…

一目見てこれが「杉」だってわかる人が何人いるのやら…。

(光り輝いています)

凄いでしょ。

これも杉ですよ。

推定樹齢200年の杉です。

いつも扱っている「百年杉」とは明らかにオーラも芳香も気品も…

なんもかんも違う…別次元の杉です。

「品質」で選べば高樹齢というのが大きな目安でございます。

加工していても固いトコがない感じ。

その全てが柔らかくバネのある筋肉のよう…な感じっす。

ムキムキじゃなくやわみのある筋肉ね。

 

200年前にこの杉を植えた江戸時代の人も

まさかその杉が海を渡ってドイツに行くとは夢にも思ってなかったろうね。

 

 

「百年杉の香るうちわ」販売再開いたしました。

「冷やし中華はじめました。」…ならぬ…

「百年杉の香るうちわはじめました。」でしょうか。

長らく欠品中だった商品でして…

お客様より「いつ生産するのですか?」というお問い合わせまで頂戴して…

ようやく生産する事ができました。

 

他社の類似製品ではなく

「百年杉」じゃなきゃ!…とばかりに待ってくださっていて

さらにリクエストまで頂戴いたしまして

 

感謝感激でございます。

 

蒸し暑くなってきましたものね。

まさに「いま!」欲しい品物ですものね。

 

本日より販売再開でございます。

 

よろしくお願い申し上げます。

 

アライグマ幼児から考える

弊社の事務所×「百年杉体感ルーム」へと向かう階段は長く急です。
(通常の3階建てストレート直通くらいかな)

(下から見上げた様子です)

先日、20時頃、物音がするので2階事務所から出てみると…
アライグマが飼い猫のエサを食べに階段上まで来ていました。
アライグマは脱兎のごとく駆け下りていったのですが
足の短い…アライグマ幼児×2匹は段差にお腹がつっかえて
ノロノロと降りていて…ぼくを見上げておびえて…を繰り返しています。
写メろうかと思ったけど、なんかあざとくてやめました。

(そこ…その3段目くらいから苦労しながら…こっち振り返りながら時間をかけて降りていきました)

 

外来種…在来種…農作物の被害…

そのことがあってから…毎日考え事をしています。

あのアライグマ幼児は弊社近辺の「武蔵野の雑木林≒トトロの森」がふるさとなのです。
けれども、捕獲されれば殺処分なのだろうかね。

先日、友人の林業家にシカ害についてのお話を聞く機会があって
あれも外来種じゃないけど、もともとはいなかったのに…という話。

外来種がそこにいる理由は全て人間がもたらしたモノです。
外来種じゃない鹿もそう…

そしてその実施理由もたいがいがお金と浅はかな身勝手。
「あ~かわいい!!」→「おぉこりゃ売れるぞ!」→「こりゃ面倒みきれん!捨てたろ。」
食用前提の輸入であってもやはりそこには「儲け話」の匂いがします。

もちろん人の命と動物の命を一緒に考えはしませんよ。

拉致されて、異国に連れ去られて
そこで結婚した人と子供を授かって…「あり得ない!」ような過酷な話なんだけど
いくらあり得ない“きっかけ”であっても家族とか愛とかは大きく深く存在している訳で…“きっかけ”があり得ないからその家族の存在や愛までは否定されまい。

自然生態系の保全…生物多様性の保全…

もともとそこにいた“いのち”を守り、他地域から入ってきた“いのち”は駆除すること。
入れたのはホモサピエンスなのにね。

米国大統領がアメリカファーストと言って
イスラム教徒が多いと思われる人々の入国がしにくくなるような策を講じている。

在来種の保護。

米国はもともとネイティブアメリカンの方々が持続可能な生活をしていた大地を白人が奪って、アフリカ人を奴隷として連れてきてつくった国だ。

最近ニュースになった北方領土も
アイヌ民族の方々が持続可能な生活をしていた島を日本人が乗っ取って、その後にロシア人が乗っ取った島なはずである。

それを言うなら北海道じたいもアイヌの方々から日本国が侵略して入手した大地である。
我が国は公式にアイヌ民族が先住民族だと認めている。私は北海道生まれだから侵略者の血筋である。

もともとの生態系…もともとの“いのち”。

核もそうである。
もともとこの世に存在しないモノを作り出して
それは技術革新としてもてはやされ…
使用済み核燃料を100万年以上隔離保存するという…
縄文時代からだって15,000年しか経過していないのにね。

もともとこの世に存在しない使用済み核燃料や使用済み太陽光発電パネルは
やはり大地を汚し、その結果…またいつものように
実に厄介な負のプレゼントを次世代にするのでしょうね。きっと。

「そんなに“もともと”にこだわってちゃ、なんの技術革新もできやしないよ!」

まぁたしかにそうです。

そうやって私たちは
推計5万種もの…もともとの生態系にはなかった化学物質を流通させていて
工業用途だけでも毎年300種程度増加させています。
そうやってもともとはこの世に存在しない物質を作り続けています。
それらは利便や安価といった効果ももたらすだろうけど
そしてそれらがまた治療治癒困難な様々な症状を次世代にプレゼントしていく…。

う~ん。

世界が時間をかけてグローバル化が進んで
全ての肌の色が同じになれば世界は平和になるのでしょうか。

先住民族は駆逐されてもしょうがないのに
そこまでの原風景までは戻す気が無いし…
戻したくないのに…
動植物だけは守る。

中国語をしゃべる?日本で産まれたトキの“いのち”は、ぼくらの税金で厚遇されて
弊社のそばの雑木林がふるさとのアライグマ幼児は殺処分か。

ブラックバスは外来種であり、釣った後のリリースを禁じている自治体もあると聞きます。

それでもTVでは「リリース時の映像」を写さずに釣り番組は成立しています。

ようはブラックバス釣りの道具さえ売れればいいのでしょうかね。

バス釣り愛好家がバスを殺処分しているとも思えないのだが…

TV番組はそこだけ写さなきゃいいんでしょ…って感じ?

 

まったくアライグマ幼児の怯えたつぶらな瞳には
いろいろと考えさせられました。

だいたいこういう問題を考えたって
明確な答えどころか正義は無く我らの愚行に気づくばかりである。
だって我らは、なんらかな「愚行」や「悪行」の上にこの世に生まれているのだから…

それでも…だから「考えても意味がないのさ。」という考えが
ぼくはいちばん愚かで危険だと思っています。

正解のない問題をあきらめずに考え続けることこそが
人間の“知性”だと思いたいのです。

こうやって…ときに深刻に考えることも

明るく楽しく…アルタナティブに「杉バカ男」でいられる必要条件なのかもしれません(笑顔)。

木のお話 やってきました。

桑沢デザイン研究所さんにお話しをしに行ってきました。

もうかれこれ5年目くらいでしょうか。

加藤の「百年杉」しばりの課題家具作品の製作の前段の「木(杉)の話」でございます。

 

 

 

 

 

たった1回の拙話にて

若きみんなが木材マイスターになれるわけはないのだけれど

今は「検索」することは容易い時代なので

ちょっと詰め込み過ぎでも構わないから

「知識の流れ」と「木は人のよう…」であるとか…

木の奥深いストーリーの雰囲気を知ってもらって

何年後かに…「あぁあの時、加藤が言ってたのはこれかぁ…」となれば最高っす。

 

更には木を生かすには刃物が必ず必要ですから

刃物はありがたいけど危険なモノであること。

電動工具は音が大きいので大きな声を出さなければ危険な前兆を相手に伝えられなこと。

ようは互いにリスクを排除すべく声を掛け合うだけでなく

「(聞こえてるよ)はい。了解!」という返事が重要であって

「あうんの呼吸」はダメだよ。…とかとかそういう実務の話もしてきました。

 

 

そして最後にちょこっとだけ

あえて杉が…そして香り豊かな「百年杉」を素材とした家具を製作するというデザイン…。

その長所と特性を知って生かして発信して…というところと

他の樹種も悪くないんだけど

こんな乾いた時代だからこそ

潤いの「百年杉」が必要だとぼくは思うんだけどね…

と話してきました。

実際に弊社の「百年杉」の材を多くの生徒さんが

おそらく無意識に…

「なでて」…香りを「かいで」…という所作をしていて

皆、心地よさそうな素敵な笑顔が広がって…

ぼくはもう満腹感いっぱいで学校を後にしました。

みなさん怪我せずに頑張って作ってね~

良い作品はブラッシュアップしていって

弊社のweb shopで販売していきましょうね~