脳は空気中の化学物質の存在を極端に恐れる:百年杉8ヶ条の3

前回の第2条は、我々にはどうすることもできない「脳の独自の選択」を知り、そこから脳が好む「百年杉」の芳香が身近にある事による酸素の大量吸引の結果としての脳の創造や機能維持といったHappyな事象について触れてきました。

Happyな「個人の感想」事象例
排泄難の解消…
発達障害のお子さんの症状改善…
お子さんの発熱(免疫力の強化か…)…
鼻呼吸が可能になったお子さん…
先天的脳障害の子や後天的脳性まひの方の症状改善事例…

第3条では、現代の住環境に最適な百年杉の「足し算発想」について

人生の9割を屋内で過ごす我々はおそらく、現代社会のほとんどの建築内で、「慢性的酸素欠乏症」のような状態ではないか。
は屋内空気中に微弱とはいえ存在し続ける化学物質の吸引を極端に恐れ、鼻孔や皮膚に閉じ気味の指令を出し続けて、常に酸素不足な状態なのではないでしょうか。

脳の発達、デトックスなどの排泄、様々な臓器の働き、血管の拡張や自律神経の弛緩と緊張…など、とにかく、ありとあらゆる身体の事象と作動には酸素が必要なのですが、その酸素が常に足りていない状況なのではないでしょうか。

数値で例えれば、もっとできるのに…限界は先にあるのに…まるでリミッターを装着のような状況といいますか、あらゆる機能が…2割減…3割減といった状態。

健康な身体があるからこそ、広く大きな心を形成するのでしょうから、慢性的に必要な酸素が吸引できていない状況は、身体だけでなく心身…メンタル…集中力…勉学…芸術などの成長にも影響はあるのでしょう。
とりわけ子供たちの体重当たりの呼吸量は大人の2倍ですからね。
これを言い換えると…
赤ちゃん~子供期とは、大人の2倍もの大量の酸素が必要な時期とも言えます。

それなのに…住環境に伴う酸素不足の状態の継続によって、私たちは子供たちに大きな見えない壁を作っているとは言えないでしょうか。

そう考えてみると、前述の多種多様な「百年杉」による「個人の感想」も「もっとできる」のに…慢性的酸素不足の状態によって「できない」状態にあったものが…酸素がたくさん体内や脳に流入する事によって「できる」状態になったと解釈すればストンと腹に入ってきます。

特に脳の発達には大量の酸素と(レム)睡眠が重要ですので、脳の急速な発達期である赤ちゃん~子供期の子たちの「百年杉」による劇的な症状改善事例はうなずけます。
「発達障害」も「軽度な脳機能の障害」と解釈されることが多いのですが「百年杉」が身近にある事によって、「脳独自の選択」が働いて酸素が大量に…充分に脳に到達する事によって「脳機能の改善や発達」が進行したのでは…と私たちは考察しています。

わが国の2000年近く前の遺跡の登呂遺跡は杉だらけですし、以降、わが国は貧富の差なく、国民みなが木々(杉)の香る建物に住んでいました。

「♪柱の~き~いずは~おとと~し~の~」
…という歌が、かつては国民全員でシェアできていたという事は、いまや注文建築で建てなければお目にかかれない、柱が見える…柱が香る真壁構造の住宅に大半の人々が住んでいた事の現れです。

今の子は、歌詞の意味がわからないでしょうね。柱(木)が見えないのですから…。

そうですね。わずか40年くらい前までは、市営住宅という、低所得者の方々が住む木造住宅も「杉と漆喰」でできていましたから、わが国は約2000年間、ずーっと木(杉)の香る住宅に、国民ほぼ全員が住んでいた事になります。
お殿様も貧乏人も…
この国はみんな2000年もの間、木(杉)の香る住まいだったのです。

ところが「文化住宅」と呼ばれて、団地が登場しだすと「新建材」と呼ばれた複合建築資材がもてはやされて、木→「ビニルに木の印刷」がしてある製品となっていって、いまやタワーマンションの最上階を2億円出して買っても、ほぼ木は1枚も使われていません。

同じものが存在しない木を生かすには、やはり同じものが存在しない人間の目利きや技巧などのスキルが必要ですから、それらが不要な画一的なビニル製品は、トータルで大きなコストダウンとなります。
人員は必要でも職人が不要な現代建築。

この国で2000年以上続いてきた…木々(杉)の香る居を捨てて、ビニルの化学物質臭漂う居を選択したわが国の現代建築という、わずか40年前の大転換でした。

年代で言うと1970年代中盤以降のお生まれの方々になるでしょうか。
わが国初めてのビニルで囲まれた子供部屋で育って…
そのままママやパパになっていっていった世代です。初登場です。
この国において2000年間誰もいなかった。

そしてママやパパになってからも、この世代の方々は、やはりビニルクロスの可塑剤などの…
微弱ではありますが、超長期にわたって化学物質が揮発している屋内空気質の家に住み、やはりそういう空気質の電車・自動車に乗って、そういう空気質の会社で働いています。

我々はなんと人生の9割という期間を屋内で過ごしますから、そのほとんどを化学物質入りの空気を吸引して、慢性的な酸素不足の状況下で育ってきたこの世代の方々は、未だ働き盛りの世代なのですが、お歳を召してからどういった最後をお迎えになるのか?はまだ誰にもわかりません。

そしてその初登場の日本人の方々のお子さん達が、もう少しで社会に出てくるようになっていて、早い方々はすでにその次の世代がお生まれになっている。…というのがわが国の現在の状況でしょうか。

「百年杉」を探求してきて、その屋内空気質の劇的な改善効果も、最新のサイエンスによって証明されてきて…(マウス実験による副交感神経の弛緩と交感神経の抑制など)呼吸…人間の身体と勉強をしてきますと、今更ながら…我々の身体は「毒性のある飲食物の誤飲食」を前提に内臓が構成されてはいますが、「吸引する空気中に毒性を有する物質を想定していない」身体の造りになっている感を持ちます。だから脳は極端に空気中の化学物質を恐れて拒む。

胃は口から、ほど近い場所にあり、「いざ!」となれば、のどの奥に指を突っ込めば逆流させて、毒性のある物質の放出も可能です。

そしてスーパー門番の肝臓!!
だって…
「有害なモノを害の少ないモノにつくりかえる」
「有害物を壊して無害なモノにつくりかえる」
…こんな事ができちゃうんですよ「肝臓」って。素晴らしい!ありがたい!!

しかし…こんなスーパーな「肝臓」が必要だって事は、やはり人類の歴史は「毒性のあるモノを誤って口にする事との戦いの歴史」であったということでもあります。

毒性のあるモノを口にしてもすぐに命を落とさないように、人類の内臓はできているのでしょうね。そう…想定内。
ちなみに肝臓はこれだけスーパーな活躍をしてくれますから、その活動の為には大量の酸素が必要でして、よってその酸素を運ぶために肝臓には大量の血液が流れ込むという事になっています。

ですから…
「毒性物質の誤飲食を前提とした肝臓の機能維持の為にも、やはり大量の酸素が必要であって、ここでもその実施の為には空気中に含まれる酸素が必要になってくるのです。」

重ね重ね…毒性物質の誤飲食対策にも常に大量の酸素が必要であって、「おちおち空気も吸ってられないよ」的な空気中の化学物質は、脳はまったくの想定外なのではないでしょうか。

話は戻って、「現代建築による屋内空気質」ですが、複合的な要因が原因と思われている、極めて治癒困難な様々な症状。

対処的な治療では治らないやっかいな症状。
更には本来我らを守ってくれるはずの免疫力が我々を攻撃してくる免疫性疾患。
これらに現代「衣食住」の【住】のもたらす、「屋内空気質の関与→慢性的酸素欠乏症」との関連はどうなのでしょうか。

そもそもこの地球が誕生した際には、毒ガス(=化学物質)がうずまく荒れ狂った大気だったらしいし、それらの毒ガスが落ち着いてから、最初の生き物(=植物のようなモノか…)が生まれたのですから。

我々人類は毎日毎日微弱とはいえ化学物質を含む空気を、その人生の9割(=屋内に居る時間)という、超長期にわたって吸引することを想定して、身体ができているはずが無いのである。

我々は、実に厄介な毒ガスが消え去るのを待って生れた生き物。
毒ガス終了後の生き物なのである。

そう…そう考えれば、「脳」が微弱とはいえ化学物質入りの空気の吸引を、実に極端に拒む=まるで臆病者のように恐れるのもわかる気がしてきます。

常に脳は気にしているであろう…毒性飲食物の誤飲食後の処置(=肝臓パワーの発揮)にも大量の酸素が必要ですしね。

我々が吸った空気は肺を経由して血液を通して全身を駆け巡るのですが、この「肺」という所は、「肝臓」のようなスーパーな「悪人→善人」に変えてしまうような、そこまでの働きはしてくれていません。
肺では一定の浄化機構は持つものの、それは異物の除去のような想定であって、そこを通過した化学物質入りの空気は心臓に入ってから、血液を通して全身を駆け巡り、脳は吸引した空気中の酸素の約2割を持っていきます。

鼻・口→肺→心臓→全身→脳→心臓(循環)

大昔に、大気中の化学物質が去ってから生まれた命である我々人類は、吸引する空気中に毒性のある物質を想定して内臓が構成されていませんので、柔肌と言いますか…あらゆる意味で、もはや丸裸のようなデリケートな部位を吸引した空気にさらすのです。

そう…我々は毒水を飲んでもなんとか助かるかもしれない身体のつくりなのですが、毒ガスだとイチコロのつくりになっているのです。

だからは空気中の微弱とはいえ、化学物質入りの屋内空気の吸引を極端に恐れて、その吸引を拒んで鼻孔・毛穴を絞る指令を出し続けて→「慢性的酸素欠乏症」→「治療困難な様々な症状」につながっているのではないでしょうか。

「四谷怪談」というお話をご存じでしょうか?

お岩さんは、薬と称された毒を毎日毎日飲まされて、日に日に弱っていき、髪も抜け落ちて…顔の半分が崩れて…という酷いお話である。

この話だって、1度の薬で命を落としたのなら、「毒殺」として捜査は開始されたのであろうが、徐々にという所が完全犯罪のポイントである。

つくづく化学物質とは殺人罪を立件できない…殺人教唆罪のような完全犯罪者です。

お岩さんが騙されたような…
微弱な化学物質を毎日毎日ちょっとずつ吸引する事を想定した内臓を、我々は持ち得ていないし、現状の化学物質にその大切な部分をさらすような搬入経路である事自体、脳とすればまったくの想定外なのでしょう。

そして我々人類の実にしぶとい適応能力の高さも、この屋内空気質の悪化→酸素不足による治療治癒困難な様々な症状には、逆にアダになっている感もあります。
北極圏から赤道直下まで生息できる生き物は人類をおいていない。
我々は実にしぶとい適応能力を有しています。

まさかそれを知っての事ではないだろうが、継続すれば問題のある【衣食住】、食べ続ければ…住み続ければ…病気になってしまいそうな【衣食住】であっても、人間は実にしぶとくその高い適応能力を発揮して適応しようとする。

食事とは名ばかりのエサのような【食】であっても、住まいとはやはり名ばかりの小屋のような【住】であってもすぐに死にはしない。
だからエサや小屋は無くならない。

されど高適応力によって、すぐには死なずとも、ジワジワと免疫力は本来の「私達の状態」よりも低下していって自分らしく召されずに…
子供たちも、頭上の見えない壁、天井を突き破れずに苦しむであろう。

これからも屋内外の空気の汚染は進行して、我々の内臓がやがて進化をとげて、空気中のやっかいな物質の除去が可能な内臓の配置になるのかもしれないが、直近2000年間で最も脳への到達酸素量が少ないであろう、現代日本人である我らにその進化の力は残っているのであろうか。

そしてここで重要な順序とお知恵をひとつ…。

いわゆるビニルクロス内の可塑剤などの20年とか…揮発性化学物質が長期間に渡って放出されているであろう寝室にお住いの方が、弊社の百年杉ベッド「眠れる森のSUGI」の使用後の「個人の感想」として、各種の睡眠症状の改善を挙げてくださいます。

これを考えてみた場合…
いくら「百年杉の芳香」が近くにやってきたとはいえ、その部屋には脳が恐れる空気中の微弱な化学物資は存在し続けているはずです。

そう…化学物質は消えてはいない。
それなのに効果が出ていると皆がおっしゃる。

屋内に化学物質があれど…
それでも脳は「百年杉の芳香」を感じて鼻孔全開の指令を出しているようでして…
そうなると、酸素の吸入量は増えますし、その結果、脳や身体中で必要とされている酸素吸引量は増えていって、「慢性的な酸素欠乏症」が改善されて、睡眠の質が高まっての各種の症状改善につながったことが予想されます。

そう、どうやらあまりにも臆病に…空気中の化学物質を恐れる「脳の独自の選択」は誤りなのではないであろうか?
その「誤った選択」の結果、我々は慢性的な酸素不足という状況になって、様々なキビシイ状況に追い込まれているのではないだろうか?

もちろん屋内の化学物質が少ない事が良い事には間違いないのだが、どうやら具体的には…「引き算の発想」である、よくないと思われる「住まいの素材」を排除するよりも…

脳が支持する「百年杉の芳香」をまず先に導入して、「酸素不足」を解消する事が有効であるという…「足し算の発想」の方が、より早くhappyに近づくようなのである。

ですから…
「自然素材リフォーム」などの概念が、自然素材には害の無いモノが多いから、それらを使うという「引き算の論理」であるのなら…

弊社の申し上げている「百年杉リフォーム」や新築時に「尾鷲香杉」を床に!…という事は、一見似ているのですが、まったく発想を異にする、身近に「百年杉」を置いて大量の酸素を体内に取り込んで、人生を変えてしまおう!という「足し算の発想」であることがおわかりいただけるであろうか。

また、「引き算」の「除去」となると、ある一定の最低限のコストはどうしてもかかるところですが、「足し算」である限り、ご予算に応じて足していく「百年杉」の量を(細かく)調整できる作業でありますので、誰でも始めやすい行動でもあると考えています。

引くのもアリだが、その前に「百年杉」を足せ!
早く吸入酸素量を増やせ!!

…というのが賢い順序のように思うのである。