化学物質は完全犯罪 (集中連載3)

 お岩さんをご存じだろうか?
そう…あの「四谷怪談」である。

あの話も、お岩さんがいきなり死んじゃったら…
立派な毒殺事件として捜査~立件されていたハズである。

それなのになぜ?
ダンナは完全犯罪を遂行できたのか?…・

そう…徐々に徐々に毒が利いてきたという所がポイントである。

化学物質はこの「四谷怪談」のお話のように実は完全犯罪者なのだ。

 化学物質の横綱は「核」であろうが…
原発がヒドイ事故をおこして
放射性物質をまき散らした結果~多くの人々がそれらを原因として
命を縮めようと…その証明は実に困難なのである。

化学物質はジワジワと私たちの身体を蝕んで免疫力を下げて
結果、人間は病気によって死んでいったり…
自己免疫力のセンサーを破壊して誤作動させて、
本来自己を守ってくれるはずの免疫力に、身体を攻撃させたり…
(リウマチなどがそうです。女性が発症するケースが多いのでご注意を!)

凶悪な、悪いことをやり続けてくるのですが
最終的に手を下すのは「病気」であったりするので
その犯罪の立証はなかなか困難なのです。

我々が弱り苦しんで、やがて召されていくのは
化学物質が長期に渡って、ジワジワと命を削ってきた結果なのに、それらを原因・死因として証明するのは至難の業なのです。

 だいたい川上で毒を継続的に流して、それが蓄積した海の魚介類を食して苦しんで死んでいった方々(水俣病)という、極めてシンプルな人殺しのような証明に、我が国は何十年かかってきた事をお忘れでもあるまい。(さらには未だに証明されないという残念なケースもございます)

化学物質は言わば殺人者ではなく殺人教唆(きょうさ)とも言うべき存在でして
その立証は実に困難。

これだもん、「衣食住」すべてがそうなんですが、
「本来何千年も続いてきたやり方」→「化学物質のフリカケをかけたような、長期に渡る影響を考慮されない(というか立証が困難)衣食住」がはびこる訳である。なんてったって見つかりずらいしバレないんだもん。

「沈黙の春」のレイチェル=カーソンは実はまったく正しくて…
化学物質と人類との戦いは実にやっかいなモノなのだ。

「自分で手を下さずに、ジワジワと私たちの免疫力を弱くさせたり、免疫力のセンサーを破壊して誤作動させて免疫力に身体を攻撃させたりするのだが、自分はアリバイがあって、他の病気を死因とするのが化学物質のやり口なのだ。」

そういう化学物質vs人類という、苦戦覚悟の戦いは
具体策としては「化学物質vs植物」という構図になって

屋内の空気中の化学物質に対しては「百年杉」だというのが私の考えである。

※いわゆる、免疫性疾患と呼ばれるリウマチなどの病気がなぜ女性に多いのかは、わかっていません。ただ女性の方が男性より強い免疫力を有していますので、その強い免疫力が仇となって苦しまれているのは悲しいことです。化学物質過敏症の患者さんも、その多くは女性だと言われています。まさか化学物質に意思があるともおもえませんが、奴らは、種を絶やすために「母体」を狙ってくる…というような覚え方にてご用心いただくのも一考でしょうか。厳密に言えば違いますが、食物アレルギーも口に入ってきた食べ物のたんぱく質を、大挙押し寄せてきたインベーダー(侵入ウイルス)と誤認して反応するという事ですので、やはり広義の意味においては、免疫力の誤作動とも言えますので、化学物質の完全犯罪を身近にとらえていただいて、そうなりづらい「衣食住」を考えていただければと存じます。