ページが見つかりませんでした – 百年杉の加藤木材 https://woody-katoh.com 百年杉の寝具・家具、百年杉のリフォーム・リノベーション・セルフビルドを専門にご提案しています。 Sat, 27 Jan 2024 08:33:40 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.7.11 https://woody-katoh.com/wp-content/uploads/cropped-favicon-sugi-32x32.png ページが見つかりませんでした – 百年杉の加藤木材 https://woody-katoh.com 32 32 MOZAIKU百年杉 https://woody-katoh.com/mozaiku/ Thu, 25 Jan 2024 06:17:55 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19541 MOZAIKU百年杉

お部屋の空気を
ビニルから森の空気へ
自ら変えていくセルフチャレンジ製品です。

自ら選んだ…
変えたい場所を変えたいだけ変えていって
好きなだけ増やしていけるセルフチャレンジ製品です。

かわいい見た目と科学に裏付けされた安らぎの香り

5,000円(税別・送料別)程度から始められるセルフチャレンジ

ベッドサイド…デスクサイド…リビング壁面…子ども部屋…トイレ内…ベビーベッド…。

自律神経に直接作用して
深い鎮静効果をもたらすことが
最新の科学によって見えてきた杉の香りを
自らご自宅に招き入れていく。
しかも濃厚な香りを有する高品質杉材である【百年杉】で…

この製品の大きな特長である「こぐち」(バウムクーヘン部)は
通常の「板目材」の4~5倍の空気浄化能力を有することが
京都大学の研究によって明らかになっています。

その能力をあなたの身近で発揮していきます。

※杉の香りとわたしたちの自律神経との関係性や
他樹種との比較におけるそのダントツの空気浄化能力。
さらには杉独特の「激しい個体差」ゆえの
その品質選択の重要性に関するお話し。
「百年杉を科学する」はこちら

おそらくこのプロダクトは
15年近く専門的に【百年杉】を扱ってきた弊社としても
最も多くの方々を幸せにしていく可能性を有した製品だと考えてります。

【百年杉】によって幸せになったという
数百のお客さまの「個人の感想」の起点とは
経験的に「香」と「触」ではないかと考えています。

「香り」とは「空気との触」とも言い換えることができますが
お客さまのご感想を集計していくと
「香り」を得たリアクションとして
深い呼吸を得て
質の高い睡眠につながっているような感を持つのです。

「杉と睡眠」に関しましてのサイエンスの現在位置は

「杉で眠れることは各種研究結果からも明らかになってきているのですが
それがいったいなぜなのか?…がわからない。」

という表現が最も現状を的確に表現している言葉ではないでしょうか。

なぜかは不明も、とにかく落ち着く…眠れる。

そしてそれらは
いわゆる薬理的な効果のように「徐々に…ゆっくりと…」という雰囲気ではなく
「その日から…」のようなクイックな表現が
お客さまの感想として共通していますので
ひょっとしたら
必然のリアクションのような
分子生物学的なカテゴリーである
DNAとして継承されている話のようなスケール感の話なのかもしれません。
更なる科学の進歩を待ちたいですよね。

ご家族で一緒に

またこの「MOZAIKU百年杉」のセルフチャレンジは
ご家族で…お子さんとご一緒にできるワークです。
やってみればわかりますが
「超面取り」作業時に「百年間の蓄積された香り」が
ふぁっ!っと鼻孔を揺さぶります。

大工さんの作業時に
刃物で切断した際に強烈に放出される
濃厚な百年間の雨と太陽がもたらす香り…とままではいきませんが
原理は同じ。

百年杉という個体に対して直接揺さぶりをかければ
かならず「濃厚な香り」は放出されます。
作業者のみの特典である濃厚な香り。

セルフチャレンジ作業動画

固く絞った雑巾でバウムクーヘン部を軽くなぞれば
まるでオジギソウに触れた際のように
瞬時に、それらの吸引した水分の放出とともに
百年杉の内部の香りが強制的に放出されて
あたりは鎮静効果の香りに包まれることでしょう。
(霧吹きのようなモノで水を直接吹きかけしまうと、百年杉の体積膨張につながってしまいます。軽く拭く程度が良いでしょう)

使用する建築用両面テープは
薄い文房具用ではなく0.5ミリ厚くらいの厚手の両面テープを使ってください。
※日東プロセルフ多用途厚手両面テープの写真

写真の「Nittoプロセルフ多用途両面テープNO.532N」の
幅25ミリ(製品のサイズが30ミリ角なのでそれより小さい25ミリ製品を使います)×15m分の商品で税込600~700円くらいです。

木材が有する香りの放出は湿度変化時に発生しますので
春~秋の期間の方が香りを強く感じるはずですが
人間と言う生き物は他の生き物との比較において
突出した適応能力を有しますので
「慣れ」によって香りを感じづらくなる状況もございますが
香りの自覚とは全く別に
睡眠や鎮静効果などの恩恵は継続しているようですので
ご安心ください。

また一般的に賃貸物件でも
引っ越し時の原状回復としての借主負担による壁紙の張り替えは
発生しない場合がほとんどですので
(壁紙の劣化からくる退去時の貸し手側負担による張り替えは想定内)
賃貸物件でも壁に「MOZAIKU百年杉」を貼っても
費用発生が無いお部屋がほとんどのはずです。

そういう意味では
どなたでも5,000円(税別・送料別)以内で
今すぐ!「百年杉の香り」のスペックイン!は可能なはずです。

あとはいつからやるか?!…だけです。
杉の学名は「クリプトメリア・ジャポニカ」。
その語意は「隠された日本の財産」になります。

そんな「日本の財産の香り」をあなたの身の周りに
届けさせてくださいませ。

【製品スペック】

厚み15ミリ×30ミリ角=54個
厚み10ミリ×30ミリ角=54個 合計108個のMOZAIKU百年杉入り。
サンドペーパー板同封。
両面テープ別途。

税別・送料別4,900円(税込5,390円)

(無償提供)
※部分的な施工例写真にあります「百年杉アンダーバー(15ミリ角)」(「MOZAIKU百年杉」の下に貼ってある棒)は長さ30センチ以内の同梱可能なサイズであれば無償で差し上げますので、欲しい際はその点も添えてお申し込みくださいませ。
※アンダーバーの写真

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製品名:「科学的な子育て」(0~5歳児向け) https://woody-katoh.com/scientific-parenting/ Tue, 23 Jan 2024 16:10:30 +0000 https://woody-katoh.com/?p=16150 赤ちゃんの脳の成長のタイミングを逃さずに小さく始められて長く使える製品

この製品は幼児の知育に関しまして
最も重要な時期に効果的なアプローチを
継続的にすることを目的としてデザインされています。
ある意味、最も安価にスタートできて
最も長くお使いいただける製品ではないでしょうか。

胎児期から「触覚刺激」で脳は成長

周産期(妊娠22週~生後7日)~新生児(生後4週間)~乳児(生後1年)期の
赤ちゃんの脳の発達には「触覚刺激」が重要な役割を果たすことが
ここ10年ほどの研究で明らかになっています。

まず、胎児は妊娠早期(妊娠8~9週)から手指を口に入れたり
顔や自らの身体やママを内側から触れたりしていますから
自己身体や外界についての学習は胎児期からすでに始まっていると考えられています。
こうやって胎児の脳に「触覚刺激」が送られて
脳内でのそれらの情報処理にて、脳は発達していくのです。

ママから胎児に「触れる喜び」をうながす「気」を送り続ける方法論に関しましては
弊社は知る由もございませんが
ママご自身が妊娠期間中に意識して気持ちの良い触覚刺激を得ることなどは
大いに可能性が広がる行為にも思えてきます。

新生児の脳の発達には「触覚刺激」が最も重要

新生児の脳の発達にも「触覚刺激」が最重要であることが明らかになっています。
新生児(生後1か月まで)に「視覚、聴覚、触覚」という3種の刺激を与えた脳活動の計測がおこなわれています。

その結果、視聴覚刺激との比較において
「触覚刺激」はその数倍にも及ぶ広い領域で脳が反応していることが世界で初めて明らかになりました。(2012年京都大学)

赤ちゃんの脳の成長には「見せる~聞かせる」よりも「触れる」ことなのです。
それではいったい何に触れさせればいいのでしょう。

「気持ちの良い接触刺激」の大いなる可能性

その後、生後7か月の乳児に対しての脳活動の計測実験がおこなわれています。
「身体に触れられずに単語を聞いた」場合に比べて
「身体に触れられながら単語を聞いた」場合により高い脳波活動が見られて
さらには触れられた際に「笑顔を見せた乳児」の場合に
その単語を聞いた時に最も高い脳波活動を示したそうです。(2017年京都大学)

これらの実験結果は、かねてから言われてきた
幼児期の赤ちゃんと養育者との触れ合う機会の少なさが
長期的に子どもの認知や情動の発達に影響を与えるのでは…
ということへの科学的なメカニズムについての学術的な意義は大きい。

しかしそれだけでなく
ようは「気持ちの良い接触刺激の連続」という基盤が
赤ちゃん~幼児の環境要因にあれば
脳活動の成長に関しまして
大きく良い影響を与えるという方向性につながりはしないでしょうか。

京大の研究は
徐々に実施年齢も上がってきていますし
今後の研究結果に大きく期待したいです。

もちろん…いつでも無害のモノが望ましいことには変わりはありませんが
「赤ちゃん~幼児期の脳の成長」に関しましては

「害がないモノ《 気持ちの良い感触のモノ」の継続が重要ということが
科学的にも、おぼろげかもしれませんが
見えてきたのではないかとわたしたちは考えています。

赤ちゃんが好感触に感じる素材

もちろん
「ママという人肌との接触」という「触覚刺激」に代わるモノなどあろうはずもありません。
しかし、まるでママの人肌のような「気持ちの良い触覚刺激」の連続による
脳の発達への効果があったとしたら…ということです。

触れて気持ちの良い感触と言えば「木」の出番になってきますが
木は多様です。
堅い木や表面がガサついた感触の木も多い。

あくまでも人肌をベースに
「温かく~柔らかく~艶やかな気持ち良さ=まるで赤ちゃんのほっぺのような」
気持ち良さの木となりますと
弊社が専門的に扱い続けている
【百年杉】に勝る木は無いように思いこの製品を製造いたしました。

柔らかく傷つきやすいが故の気持ち良さということです。

使い方を変えられる製品

実はもうひとつ問題がありました。
赤ちゃん~幼児期という5年間は
以降の脳の成長に重要な期間でもあるのですが
その成長価値において
「ハイハイ~伝い歩き~2足歩行」と
行動が大きく変わっていく時期でもあります。
ですから専用製品だと、すぐに使い物にならなくなってしまう。

そこでこの製品名:「科学的な子育て」
その用途を「伝い歩き~ジャングルジム~デスク&イス」と
お子さまの成長にともなって使い方を変えられるデザインにいたしました。

使い方を変えながらも「気持ちの良い【百年杉】」に触れ続けてもらって
脳の発達に重要な「気持ちの良い接触」状態の継続~持続を狙っているのです。

冒頭に記した
最も安価に始められて
重要な時期を逃さずに。しかもある程度長くお使いいただける理由がここにあります。

お子さまが成長して
このデスクでは足らなくなったその先には…
【百年杉デスク】がございます。

こうやって、3歳程度で生涯の8割完成という
脳神経系のフォーマット形成の最重要期の脳の成長を
「気持ちの良い触覚刺激」が得られる本製品でサポートしながらも
その次も考えながら製作しています。

製品名:「科学的な子育て」の製品構成

高さの違う3種のスティックキューブと
やはり長さが違う3種の天板というシンプルな構成です。

「3種スティックキューブ×3種の天板」=気持の良い触覚刺激の5年間

ということになります。

●●スティックキューブ

◆ロングタイプ:高さ45センチ×幅30センチ×奥行30センチ 17,500円(税別)

最上部に天板を装着

天板は長手方向(長さ45センチ)と短手方向(長さ30センチ)の
どちらかに装着可能です。
高さを生かして最上部に天板を装着すればジャングルジムの頂上になりますし
横にしてミドルタイプの天板を装着すれば横幅45センチのデスクとしてご使用可能です。

※※web shopはこちら(工事中)

◆ミドルタイプ:高さ30センチ×幅30センチ×奥行30センチ 16,200円(税別)

最上部に天板を装着すれば幅30センチの小デスクになります。

※※web shopはこちら(工事中)

◆ショートタイプ:高さ21センチ×幅30センチ×奥行30センチ 15,900円(税別)

最上部に天板を装着すれば座面高さ23センチのイスになります。

web shopはこちら(工事中)

●●天板

◆ロングタイプ:長さ93センチ×幅30センチ×厚み2センチ 12,000円(税別)

◆ミドルタイプ:長さ45センチ×幅30センチ×厚み2センチ 6,000円(税別)

◆ショートタイプ:長さ30センチ30センチ×厚み2センチ   4,000円(税別)

スティックキューブミドル高さ30センチ×2個+天板ロング長さ93センチ=高さ32センチデスクと
スティックキューブショート+天板ショート=座面23センチイスの使用例

お子さんが小さい際のデスク&イス

お子さんが成長して大きくなれば…

スティックキューブロング高さ45センチ×2個+天板ロング長さ93センチ=高さ47センチデスクと
スティックキューブミドル+天板ショート=座面32センチイスの使用例

お子さんの成長に合わせてデスクもイスも高くできます

web shopはこちら(工事中)

●●カスタマイズモデル

◆タイプ①「ジャングルジム最小限タイプ」

スティックキューブ×3種を連結させれば大きなお子さんでも「ひっくり返り」ません。
ジャングルジム遊具としては最小単位になります。(合計49,600円 税別・送料別)

◆タイプ②「ジャングルジム最小限+腰掛けタイプ」

上記のタイプ①モデルに天板ショートを1枚足して「腰掛け」可能にしました。(合計53,600円 税別・送料別途)

(試算1)
上記製品を赤ちゃんご誕生時にお買い上げいただいて
満5歳までお使いいただいたとして…月/894円(税別・送料別途)のコストとなります。

◆タイプ③「ジャングルジム最小限+デスク対応タイプ」

上記のタイプ②モデルに天板ミドルを1枚追加して「デスク&イス」使用可能にしました。(59,600円税別・送料別途)

2ウェイの使い方が可能になります。

◆タイプ④「フルスペックジャングルジム」
スティックキューブロング×1台+スティックキューブミドル×2台+スティックキューブショート2台の合計5台を四方に配置。
かなり楽しめるカスタマイズです。(合計金額81,700円 税別・送料別途)

◆タイプ⑤「フルスペック+天板」
上記タイプ④に「腰掛け」用の天板ショート×2枚とデスク用の天板ミドル×1枚を装着しました。(合計金額95,700円 税別・送料別途)
2人で遊べるサイズ感になります。

上記製品を赤ちゃんご誕生時にお買い上げいただいて
満5歳までお使いいただいたとして…月/1,600円(税別・送料別途)のコストとなります。

◆カスタマイズ無限大

高さ方向はこれ以上高くなりませんが
横方向にはまるで「巨大迷路」のように
無限に広がりをもたせることが可能です。

このように3種の高さの違うスティックキューブと
3種の長さの違う天板を組み合わせを変えていくことによって
ジャングルジム遊具としての
多様なカスタマイズが可能になるだけでなく

お子さまの成長とともに
デスクやイスの高さまで調整可能な商品構成になっています。

買い取り制度を設ける予定です

さすがに一生モノとまではいかなくても
かなり「長くお使いいただいて脳の発達を狙い続ける」製品が
この「(仮)科学的な子育て」なのですが…

さらには、お子様の成長とともに不要となったこのプロダクトを買い取って
再度わたしたちプロがリペアを施して
再販売する形を考えています。

4~5年後の買取価格は未定ですが
試算してみましょう。

(試算2)

上記タイプ③のセットを
ご購入価格の1/3で買い取ったと仮定します。
(送料などの経費は別途)

購入価格59,600円-買取価格19,870円=39,730円(税別)
39,730円÷60か月(=5年間)=月/660円(税別・送料別途)

この試算でいきますと
月/660円で
「赤ちゃん~幼児期」の「触」による脳の活性化を狙った
【百年杉】サポート製品が「お子さんの指先~手のひら」に届くことになります。

また5年の期間中に
「買取り」にて手放したり…追加で購入したり…など…
売買もカスタマイズ可能になっていきますと
正確なプランニングコストの算出はむずかしくなってきますが

科学による
「気持ちの良い接触」による脳の発達が見えてきた昨今。
充分にご検討いただける金額ではないでしょうか。

(製品特徴とご注意)

●寸法精度+-0.6ミリ
●一部、埋木加工品ございます。
●スティックキューブ同士の連結は手動+ドライバー2番ビット製品をお使いください。電動工具は破損の原因になりますので使わないでください。特にインパクトドライバーを使用してしまうと微細に前後に動くのでナットが破損します。
●スティックキューブ同士の連結は、6か所にボルトを入れて固めますが、1か所のみを「固く締めず」に、6か所すべてにボルトを入れて、6か所を均一に「徐々に締めこんでいく」要領で組み上げてください。1か所づつ固めてしまうと、最後の方のボルトが真っすぐに入らずに、ナットが破損してボルトが入っていかない恐れがあります。工場出荷前には「組みあがるテスト」をしてから出荷していますので、様子を見ながら優しく均一に締めこんでいって下さい。「入らない」ということは、どこかがズレているので、無理に締めては破損につながりますので、他のボルトを緩めて様子をみながら、優しく締めていって下さい。

●スティックキューブショートタイプの天板とのボルト接合時には、柄が極端に短いドライバーがあると便利です。
●スティックキューブ同士の連結は長さ45ミリのクロームメッキ仕上がりのボルトで天板装着時のボルトは長さ40ミリのユニクロ色ボルトの使用になります。間違えて使いますと破損の恐れがありますのでご注意ください。
●万が一、ナットが破損してしまった場合は、数か所の締め込み対応品ですので、1か所くらいなくても安全には問題ないと考えた安全係数をみたデザインになっていますが、ご相談いただければ修理可能なケースであれば、送料のみのご負担で修理いたしますので、お申し出ください。
●「買取り」時は送っていただいた製品のコンディションを確かめながら買取査定をさせていただきますので、事前の買取価格の査定の確定には応じられませんのでご了承くださいませ。

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百年杉チップ枕のメンテナンス(重要) https://woody-katoh.com/pillow-maintenance/ Sun, 21 Jan 2024 16:20:04 +0000 https://woody-katoh.com/?p=16153 「百年杉チップ枕」のメンテナンス(重要)

杉に限らず植物精油は50℃くらいの温度下になりますと
人間にとっての血液のような大切な精油分(エッセンシャルオイル)を
揮発~消失させてしまいますので
(だから「自然乾燥+超低音乾燥」が重要)

「百年杉チップ枕」のチップは
直射日光をなるべく避けてご使用いただきまして
(直射日光下の天日干し厳禁です。
屋内で多少日光が指すくらいなら神経質にならなくてもOK)

約1年くらいは「百年杉チップの香り」は有効ではないでしょうか。
(これは弊社の実験結果ですが、使用環境の違いや感覚としての個人差がございます)

チップとはいえ
生き物というか…“いのち”ですので限りがございます。

人間は他の動物との比較において
ずば抜けた環境適応能力がございますので
「香り」への慣れがあります。

「慣れて杉の香りを感じづらくなっても効果は持続」
というマウス実験結果もございますので
香りを感じなくなっても効果は持続していると考えられますが
約1年を目安にして中身を入れ替えてくださいませ。

入れ替え方法は3種類

中身の入れ替え方法は3種ございます。

※百年杉チップ枕をお買い上げの方には「詰め替えチップ」ご購入時の
web shopでのパスワードをお知らせしておりますが
パスワードは杉=「すぎ」のローマ字小文字表記の4文字(sugi)になります。

(その1)

●お使いの枕をそのまま丸ごと弊社に送っていただいて
弊社で新品チップに入れ替えてお客さまに枕を送り返すという
最もラクちんなサービスです。
※別途、枕を弊社に送る送料のご負担がございます。

(その1)ご利用の「ふとっちょ」の方はこちら

(その1)ご利用の「やせっちょ」の方はこちら

(その2)

●古いチップはご自分で処分して(プランターや土に還すのも手です)
枕の布のみを弊社に送って
(布のみであれば定形外郵便での発送が可能です)

「新しいチップ入りの枕」をお客さまに送り返すサービスです。
弊社に布のみを送るという送料の別途負担がございますが
「新しいチップを布に入れる作業」が省かれます。

(その2)ご利用の「フトっちょ」の方はこちら

(その2)ご利用の「ヤセっちょ」の方はこちら

※(その2)と(その3)は弊社へのお支払金額は同一ですが
弊社への布の送料のご負担の有無の違いがございます。

(その3)

●新しいフレッシュなチップのみを送ってもらえれば
あとは入れ替えもお客さまが自力で実行するという手段です。
テキパキと何でもできちゃう方の分、やはり最も安価なサービスになります。

(その3)ご利用の「フトっちょ」の方はこちら

(その3)ご利用の「ヤセっちょ」の方はこちら

※(その2)と(その3)は弊社へのお支払金額は同一ですが
弊社への布の送料のご負担の有無の違いがございます。

ご不明の点がございましたら
メールやお電話でお問い合わせください。

ガス欠の車は走りません

くれぐれも「入れ替えせずにそのまんま」
ガス欠の乗用車のような…
せっかくの【百年杉】も走らない車のような
実にもったいない話ですので
水筒の水を再び満タンにしてくださいませ。

「香り」は湿度変化時の百年杉(チップ)の呼吸時に感じます。

ですから季節で言えば
「お彼岸⇔お彼岸」の期間が
最も香りを感じやすくなって厳冬期は感じづらくなるはずです。
(適応能力としての「慣れ」とは別の科学的な話です)

そんな季節感も目安にして
「まだ大丈夫!~もう交換!」をお考え下さいませ。

何かの機会の少し早いけど…
「心機一転!」というタイミングでの「詰め替え」も
もちろんアリです。

あの感動的な百年杉チップ枕で寝た最初の日の感動!が想い出されるはずです。

「百年杉チップ枕」のバリエーションは4種類

新しく「百年杉のチップ枕」をご購入される方は
以下をご参考にしていただければと存じます。

いわゆる枕の高さが「高い(ふとっちょ)⇔低い(やせっちょ)」の2種類と
枕カバーの有無の「あり(ダブル)⇔無し(シングル)」の2種類がありますので
計4種類の百年杉チップ枕がございます。

枕内のチップは使用の過程で多少沈みます。
枕の高さを、多少低くする調整は「チップを抜いて」ご調整くださいませ。

◆ヤセっちょシングル(カバーなし)はこちら

◆フトっちょシングル(カバーなし)はこちら

◆ヤセっちょダブル(カバーあり)はこちら

◆フトっちょダブル(カバーあり)はこちら

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子どもの成長を後押しする百年杉ジャングルジム https://woody-katoh.com/jungle-gym20190116/ Sat, 20 Jan 2024 16:04:15 +0000 https://woody-katoh.com/?p=16185 ペンフィールドのホムンクルス

「ペンフィールドのホムンクルス」をご存じでしょうか。

カナダ人の脳神経学者であるペンフィールド氏が考えた像です。
その立体像はロンドン博物館や
わが国の国立科学博物館にも収蔵されています。
その大きくデフォルメされた手は
脳の中に「手先~指先」を司る部分が圧倒的に多いことを示しています。

運動野の働き
脳外科医ペンフィールドのホムンクルスの大きな手と指先はそれだけ脳に多くの受容体領域があることを示しています

平たく言えば、赤ちゃんや子どもたちが手先を使うことによって
脳の活性が進んで脳が発達していくということです。
つまり、手先を使うと、手先が器用になっていき、脳が発達していく、
という良きスパイラルに入っていく。

また逆に、手先が不器用のままでは
なかなか脳の発達が促進されないことを意味しています。

輪ゴム鉄砲づくりワークショップ

加藤木材の代表取締役、私、加藤政実は、西は福岡~東は東京まで、約8,000人以上の
3歳~10歳くらいの子どもたちと
「輪ゴム鉄砲づくりワークショップ」を一緒にやってきました。

経験的に、手先が器用な子は、なんでも“できる子”で
不器用な子は、心を含む成長が遅い印象を持っています。

もっと乱暴に言えば、
手先が器用で“つくれる子”は何でもできるのに
不器用で“つくれない子”は何もできないのです。

「インストラクションに対する言葉の理解力」
「集中力とその持続力」
「アイディア(工夫する力)」
「他者の幸せさえも自己の喜びとする広い心(助ける気持ち)」

器用な子はそのすべてを備えつつあって、
不器用な子はそのすべてがまだ身についていない印象を持っています。

器用な子は4歳~5歳でも30分くらいかけて、ひとりで完成させます。
見ていて実に感動的です。

でも10歳くらいの子でも、
不器用な子は途中で投げ出してしまって
親が作ってしまい、
親が作った輪ゴム鉄砲を親から奪って遊ぶ。
そんな子もたくさんいます。
親が作ってしまいますから、子どもは指先の器用さの成長の機会を逸し続けてしまうのです。

できる5歳とできない10歳、そんなに違うのです。
その違いは年単位を遥かに超えて、数年単位の“成長の遅れを感じます。

器用な子の親はとにかく、辛抱強く「見守って待ちつづけます」
できない子の親は「早くしなさい!よそ見しないで!」という感じ。
まるで急いで仕事をさせているような口ぶりの場合が多いですね。

だから、赤ちゃん~幼児の頃の手先を使う日常って
それくらい大きな「結果の違い」になっているんだなと感じます。

その子の「性(しょう)やスキルや心」みたいなモノが
透けて見えてくるんです。なんてったって8,000人ですからね(笑顔)。

手から伝わる【百年杉】の感触

理解力が高く、さらに自らの思考で工夫して実行しだして
うまくいかない他人への助言やサポートをするような
もの凄いお子さんは、300人~400人に1人、なぜか必ず男子です。

輪ゴム鉄砲づくりワークショップ

しかし総じて女子の方がレベルはかなり高い。
女の子の方が、手先が器用で理解力も高い。
やはり男女は違う生き物ですね。

男子はたいてい苦戦するのですが
スーパーなスキルの子は必ず男子ということです。経験上の話ですが。

男女の差異の原因はわからないけれど、
親が“急がせ、成長を待てなくて、伸び悩む、
というのはあるかもしれません。

あと、男女の差異なく、触れるモノが気持ち悪いから、
じっくりと落ち着いて触れ続けないから、
手先が器用にならなくて、脳や心の発達が妨げられる、
というのはあるのかもしれません。
経験的にはそう考えています。

プラスティック、ビニル、化学繊維、タッチパネルetc.
現代住宅の特殊シート張り床材もそうだし
遊具もそうですが、
現代の赤ちゃんや子どもが触れるモノって
人間が生理的に「触れて気持ち悪いモノ」ばかりになっています。

人間は「不感蒸散(ふかんじょうさん)」ですから
自覚は無くても
生きている限り放出し続ける“湿気”を吸収してくれる素材じゃなきゃ
指先にベタベタ感を感じて、不快に感じてしまう生き物なのです。

受け入れて包み込む素材

この辺りの「皮膚→脳」のやり取りに関しては
ここ10年ほどで新たな見解がたくさん披露されていますから
更なる科学の進歩に期待したい分野ですが

「肌と脳」に関する加藤政実と小倉洋子先生との対談はこちら
「【百年杉】に触れる」加藤政実と小倉洋子先生との対談はこちら

「皮膚→脳」への「不快な感触に関する情報」の連続が
「脳→各所」への「注意報情報」の継続となって
それが子どもたちの成長に何らかの影響を与えているとしたら。

何に触っても心地よくない感触だから
落ち着いて安心した後に
芽生えるであろう「トライする気持ち」が芽生えない。
それではいつまでたっても不器用なままになってしまうでしょう。

やはり、遊具は木製がいい。

というか、
湿気を吸ってくれる素材は木と紙と土くらいのものですから、
プラスティックの遊具を否定するというより
まったく木の遊具ゼロのお子さんでは
その子が持って生まれた素質の開花は
カナダの脳神経学者の研究結果を待つまでもなく困難というか、
わざわざハンデをつけていると言っても過言ではないかと思います。

心地よく、安心な感触があるからこそ
こどもたちには興味が湧いてきて、好奇心が芽生え、
どんどん指先を動かして器用になっていき、
脳の発達もうながされていくのではないでしょうか。

ハイハイ省略は危険信号

最近では赤ちゃんが生後1年も経たずに
ハイハイを省略して立ちあがることに
警鐘を鳴らす先生方も増えてきました。

それ以降の運動神経や心の発達の遅延に関する影響への危惧です。

赤ちゃんが好感触に感じる素材

私、加藤政実は、
現代住宅の化学物質製の不快な床の感触(や化学物質の臭気)を嫌って
赤ちゃんたちが悲壮な覚悟を持って立ち上がっているのではないか…という
哀しき推論を持っているのですが、実際にはどうなのでしょう。

それが事実であるとすれば
気持ちの良い【百年杉】の床材の上でハイハイをして、
四肢を使っての長期間にわたる全身運動は
以降の運動神経や心の成長に
大きな良い影響を与えそうです。

【百年杉】床材の「人肌」のような好感触を科学したのはこちら

だから(地方によっては)満1歳のお祝いに
わざわざ重い一升餅を背負わせて転ばせる、という慣習があるのは

「一度立ちあがれば一生継続するので
ゆっくりと存分に、まだまだハイハイしていなさいね。」

という先人の教えを赤ちゃんに伝えているのかもしれません。

「お金が無いから木目印刷特殊シート床で我慢しろ!」ではなく
我慢が利く大人になるためにも
こどもには心地よい感触の【百年杉】の床が必要なのではないでしょうか。

同じ木の床でも
最も心地よい床は「人肌」の感触に似た【百年杉】の床だという確信が
わたしたちにはあります。

「裸足」の”足裏”生活のすすめはこちら

【百年杉】床材でも到達できない領域がある「【百年杉】の木製ジャングルジム」

多くの子どもたちとかかわり続けてきた
私、加藤政実がデザインしたのが
「百年杉ジャングルジム」です。

『百年杉の床材は汚れたから変えるという床ではありません。
本来可能な自分を取り戻すための床材です。

百年杉ベッドの「眠れる森のSUGI」も
引っ越したから買うベッドフレームではないのです。
引っ越さなくても買うベッドなのです。

長期間の進化を経ても
いまだ人類が求め続けている印象を持つ
「森の空気」と「触れて好感触の素材」とはかけ離れた
現代「住環境」に“気づいたヒト”が

ダブル

すぐに「住」環境を変えるべく行動し始めて
本来可能な睡眠の質を取り戻すためのベッドなのです。
ベッド購入に「引っ越し」は必要ないのです。

私、加藤政実は、
百年杉の床材とベッドのふたつがあれば
たいていの現代人のhappyはかなり取り戻せると考えています。

そのあたりは科学の進歩を切実に待ちたいのですが…
経験的にそう考えています。

でも床とベッドでも…得られない領域が
「百年杉ジャングルジム」にはあります。
それは、子どもたちの手足が百年杉を「握る」ということです。

心地よさに「乗る」だけじゃなく
「つかみ続ける…握る」ってことです。

百年杉の床やベッドが2次元なら、3次元の快感があるのです。

残念ながらこの国の「住まいの環境」は
子ども達の成長にとってはかなりの逆風なのではないでしょうか。

言うならば、子どもたちが持って生まれた素質を開花するには困難な住環境です。
だから【百年杉】!なのですが…
このジャングルジムは
さらにぐるっと【百年杉】を握ることによる恩恵を狙っています。

もともとは渋谷の専門学校の桑沢デザイン研究所さんの授業における
【百年杉】を素材に限定した家具製作の課題作品がきっかけでした。
学生さんたちのアイディアによる、とても素敵なジャングルジムで

某上場企業のデザイナーさんがそれを見て
「今、打ち合わせ中の仕事に提案しようか…」くらいの話もあったのですが
かなわなかった。

初代【百年杉】の木製ジャングルジム プロトタイプ

でも、鋼製のジャングルジムは不快で冷たく堅いのに
すごく気持ちよかったのが忘れられなかった。

3センチ角というジャングルジムの太さの寸法はすごくよかった。
幼児が「握れる…ホールドできる寸法」だったからです。

組み立てるとそれなりの大きさになるけど
棒と棒との間は何も無いのがジャングルジム。
バラバラにしたら少量の棒になる特徴を生かして
どこでも置いておけて…誰でも「組める」仕組みにしたかった。

バラシてしまえばロッカーに入るくらいのサイズ感です

技術と電気が不要な…電動工具無しで
それこそ幼稚園児でも「組める」遊具にしたかった。

柄の長い&短いドライバーがあれば組む道具はOK

そこで3センチ角の3ミリを加工して、削って組む手法をとりました。
たった3ミリだけどジャングルジムの横棒の3センチ角の実に1/10が
縦棒に乗っかってますからね。もの凄い強度を実現しています。
体重100キロ越えの方に乗ってもらって実験しましたが、へっちゃらです。

一見、華奢に見えても、強度を保っている。

そして、再び桑沢の学生さんたちにデザインしてもらって
1台大きめのジャングルジムを作って
わたしがスタッフをしている「フジロックの森」出展ブース前で
展示したところ大好評でしたし、遊んでもまったく問題がありませんでした。

百年杉のジャングルジム

というわけで、百年杉ジャングルジムのデビューは
世界のフェス『フジロックフェスティバル』だったのです!
NGOビレッジという
社会の課題を発信するエリア内の
「フジロックの森」というブースにての
「日本の木の遊具」という発信でした。

学生さんたちにも喜んでもらえました。
そのジャングルジムは今でも弊社にあって
弊社にお越しのお子さんの人気のアトラクションです(笑顔)。
もちろん販売もしています。

【百年杉】の大きな木製ジャングルジムのweb shopはこちら

そのジャングルジムは凄くいいんだけど
自宅使いにはちょっと大き過ぎなんですね。

だからご自宅使いが可能な「百年杉ジャングルジム」を
デザインしたくて…ようやくできたのがこれです。

一般家庭には大きめかもしれませんが、これ以上小さくしては
「子どもの成長のためのジャングルジム」ではなく
親の自己満足のための「子どもだましのジャングルジム」になってしまいます。

このサイズにした理由は2つあります。
まずひとつはこの「百年杉ジャングルジム」で
伝い歩き~10歳くらいまで
親しんで欲しいという気持ちがあります。

そうなると幼児が楽しむだけでなく
ある程度、年齢を重ねても触れ続けるような魅力が必要になってきます。
最上部のイスなんかは10歳くらいまで大きくなっても
あの上で読書するイメージを持ってデザインしました。

そしてもうひとつは、あとはある程度大きくなった子がつかまっても
ひっくり返らないサイズとなると1m30センチ四方くらいが必要になってきます。

デザイン意図として
この百年杉ジャングルジムは、生活環境に木が無いこどもたちにとって
救いになる想定でデザインしています。

それって、やはりお部屋に森を創り出すようなもの。
ある程度の大きさは必要になってきます。

そのあたりはベッドデザインにも共通するのですが
「売れればいい」という安く効果のないデザインと
「実際にこどもの成長を狙ったデザイン」との大きな違いです。
ここは哲学ですので、強調しておきたいです。

「握って~握り続けて」という行為は
ひな鳥のようなこどもたちにとって
過緊張をほぐせる森の樹上の巣のような場所なのです。

子どもたちにとって必要なのは建築という学問ではありません。
木であって杉であって【百年杉】のような
「人肌」感触の高品質の杉です。

子もたちに必要なのはジャングルジムではなく、【百年杉】なのです。
そして【百年杉】の特性と子どもたちを育んでいくのに必要な要素を考えて
ジャングルジムというプロダクトを製作したのです。

【百年杉】のジャングルジムの材料は白太部も混じりますが
意識して「つかむ」ことの多い横棒は
精油分たっぷりの「人肌」のような感触の赤身・黒心部多めで製作しています。
すべてが赤身部では「使えない材』が増えてしまいますからね。
環境と森とヒトをつなげるベストミックスを目指しています。

お子さんが生まれたら【百年杉】

小さな“いのち“は生まれてから
たった3年間の睡眠で脳のフォーマット形成が確定しますし
いわゆる五感の発達も3歳程度で決まると指摘される先生方も多い。

そして、やはり3年間に触れたモノや食べ物によって
体内細胞の3倍以上の100兆個もの細菌類の常在という
まるで指紋のように個々で異なる…
先天性、後天性に次ぐ第3の免疫力たる
マイクロバイオームの配置も決定されてしまいます。
3歳までにその子の“いのちの大きさ”のようなモノが決定されます。

また、運動神経の発達も8歳くらいまでと言われています。
子どもたちは生後たった8年間で
生涯にわたって身体を司る神経系の約90%の発達をし終えるのです。
ですからこどもたちの「未来の可能性の伸びしろ」は
生後10年間程度で、ほぼ決まってくるとも言えるのです。

しかしそれらを知らない方々は多い。

わたしたちの30歳~33歳の3年間や~38歳の8年間とは全く違った
実に重要な3年間…8年間のはずなのですが
若いママやパパはそれをいったいどこで学ぶことができるのでしょうか?
この国の教育は避妊の方法は教えても
幸せな子育てや、家族の育み方のための「衣食住」は教えませんからね。

“いのちを太くする衣食住”と“いのちを削っていく衣食住”についての
探求を継続し続けなければ、自分も、子どもも、家族も幸せにはできません。

やはり10歳くらいまでに
容姿・性格・気性、そのすべてをひっくるめて
「あなたはそのままのまるごとで
この世に充分存在価値があるのですよ。」

というオーラを親はわが子に発し続けて

子の成長を待ち続けて
子どもたちのそれらの理解と吸収をもって
第一段階の「子離れ」としたい。

ほら!自己新記録!素足でつかんで…

たとえるなら
ベビーカーに乗せて効率的なスピーディな移動の
休日の外出ではなく
こどもの歩幅にあわせた
「ゆっくりと待ちながらの寄り添いながらの歩行」
ということです。

子どもに向けた言葉の「早くしなさい!」は
百害あって一利なしではないでしょうか。

【百年杉】のまるで魔法のような恩恵も
百年間の太陽と雨をくぐることを
わたしたちは待ち続けなければ得られないのである。

「ゆっくりと考えなさい。待っててあげるから。」なのではないでしょうか。

お子さんが生まれたら【百年杉】。
お子さんが生まれる前に【百年杉】。

心地よい環境の持続によって
お子さんがじっくりと、自らで考えて
手足を動かしていくことによって器用になっていって
その先の様々な発達と成長へ。

お子さまに【百年杉】をご検討くださいませ。

百年杉ジャングルジム

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百年杉のこぐちパネル https://woody-katoh.com/koguchi-panel/ Sat, 20 Jan 2024 07:48:47 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19637 多くの時を過ごす場の空気を変えてみませんか?

空気浄化と鎮静効果物質の放出スピードが通常の板目材の100倍です。単位面積当たり最大の杉の恩恵のパッケージです。

この「こぐちパネル」を既存のベッドや寝る際の近くの壁…お子さんの勉強机の近く…みんなが使うトイレの壁などに取り付けをして、その効果を得る事は最小単位の面積で最大の恩恵を得る事になります。

入院された方の枕元に置くなりするだけでも、屋内の消毒液臭が緩和されて、癒されるでしょう。持ち運び可能な譲渡・転売可能なサイズであって最大の空気浄化の恩恵の製品です。

「こぐちパネル®」は、商標登録製品です!

「こぐちパネル®」の使い方は無限

  • アンチ化学物質対策インテリアとして。
    百年杉の「こぐちパネル®」でお部屋の空気が変わります。
  • 睡眠に不安をお持ちの方へ。
    百年杉の「こぐちパネル®」がお部屋に放出する鎮静効果の高い恩恵物質をご体感ください。

具体例①既存ベッドの改造

今お使いのベッドのヘッドボード付近に「こぐちパネル」を取り付けられませんか?ヒモで結んだりビスで留めたり…「百年杉のチップ枕」だけでは得られない芳香に貴方の鼻孔は包まれるはずです。今までの経験から考えますと、我々の脳は「百年杉」の芳香の吸引を心身ともにプラスと判断するのか、独自に鼻孔全開の指令を出している感があります。それとは逆に微弱な化学物質入りの吸引を脳は拒んで、鼻孔を絞る指令を出している感を弊社では持っています。そう考えますと、「百年杉」が「睡眠」のそばにあっての「いびきの消失」や「いびきの減少」という実に多くのお客様の「個人の感想」もうなずけます。

具体例②お子様の勉強机の壁周辺

お子様の勉強机周辺の壁面などに取り付けられませんか?空気浄化機能によって集中力の向上などが期待できます。

具体例③トイレの壁

トイレは総じて狭いので百年杉の芳香がたまりますし、トイレですることは重要な排泄行為ですから鎮静効果は大きな恩恵になります。更にトイレは家族みんなが使いますから、家族全員に「百年杉の芳香」→「鎮静効果」が行き渡ります。便座に腰かけた際のお顔(=呼吸器)からほど近い場所に「こぐちパネル」を4枚~6枚~8枚張ることによって、トイレの中は「百年杉」の芳香に包まれるはずです。

具体例④病院のベッド

入院のお見舞いに「百年杉の芳香」はいかがでしょうか?百年杉の芳香によって鼻孔が開き、呼吸が深くなるのであれば、深くなったその分だけでも免疫力の向上も望めるかもしれません。睡眠の質の向上によって病魔との戦いのお力にはなれないでしょうか。そしてもちろんお元気になって退院していただきたいのですが、もし、残念ながら…やがて天に召される日がそう遠くない状況の際でも、その最後は消毒臭い病院の空気ではなく、森の恵み…森の香りの中で召されていただきたいと思うのは弊社だけでしょうか。お見舞いとしてのベッドサイドでのご使用に関しましては、特別価格にてご提供させていただいておりますので、ご活用いただければありがたく存じます。

具体例⑤ 新築・リフォーム時

「こぐちパネル」を弊社よりご購入いただき、プロに取り付けてもらう。施工業者さまが建築工事にてご自宅に入られるご予定がある際にあわせて、この「こぐちパネル」をお買い上げいただいて、プロの業者に希望の場所に取り付けてもらうのはいかがでしょう。

「こぐちパネル®」商標登録

  • 無塗装品
  • 寸法:縦300㎜×横300㎜×厚15㎜
  • こぐち(小口:切断面)部は、板目(年輪が平行ではなく山形や筍形の木目の板材)部の100倍のスピードで呼吸
  • 裏面を浮かせれば「恩恵効果」2倍
  • かんたん取り付けマニュアルPDFをご覧いただき、セルフビルドにチャレンジしたい方、プロに取り付けを依頼したい方、または疑問や不明点などお気軽にお問い合わせください。

「こぐちパネル」の効果のお試しに、安価な「こぐち棒」はいかがでしょうか?バックやリュックの中に入れておくだけで、「百年杉」の芳香が広がります。その効果をご確認ください。

「木(杉)ってイイね。」…で終わらせずに。

杉の何が私たちのどの部分にどう働きかけてくれて…
その結果、身の回りに杉があってhappyな事になっているのか?
を考えること…

言わば徹底的に杉を探求した結果生まれたのが「こぐちパネル」。

  • 汚染化学物質の吸着固定化
  • 鎮静効果のある恩恵物質の放出

杉の最大のストロングポイントである、この2点のありがたい作用を板目材の100倍のスピードでおこないます。

杉はダントツの空気浄化機能をもっています

百年杉の呼吸量は抜群

木はみな呼吸して、その過程で空気を浄化してくれます。
湿度が上昇すると湿気を吸ってくれて、その際に空気中に存在する我々にとって害のある化学物質を吸いこんでくれるのです。

杉はその空気浄化機能が身近の木ではダントツの数値です。
浄化第2位グループの桧の実に6倍!キリの17倍!の空気浄化能力を持っています。

杉の香りには鎮静効果のある物質が含まれている

適材適所の会でおこなわれたアンケート

杉の香りは総じて好評で、ほぼ全ての人は「いい香り」と感じる不思議な香りです。( (一社)適材適所の会の調べでは97%の支持率 )

最新の科学によるとその芳香の中にはセドロールなどの鎮静効果のある恩恵物質が含まれている事がわかってきました。

杉が身近にある最大の恩恵である「空気浄化(吸引時)+ 鎮静効果物質の放出(放出時)」は、吸放出という杉の「呼吸時」におこなわれます。
ようは吸った際に「屋内にあるやっかいな化学物質も一緒に吸ってくれて、その体内にある成分と結びつける事によって(Hが2個とOが1個結びついてH2O(=水)になるのと同じ)別の安定化した物質にして、その体内に固定化してくれます。放出時にはセドロールなどの鎮静効果が含まれている恩恵物質を出してくれるのです。

またマウスに杉の精油分の芳香を吸引させた実験によると、副交感神経が弛緩するだけでなく、交感神経の抑制という実に深い鎮静効果が得られる検証がなされています。
「杉が身近にあると落ち着くよね。」という五感の科学的証明の一端が明らかになってきています。

杉が身近にあっての最大の恩恵である「空気浄化(吸引時)+ 鎮静効果物質の放出(放出時)」は、吸放出という杉の「呼吸時」におこなわれます。
吸った際に「屋内にあるやっかいな化学物質も一緒に吸ってくれて、その体内にある抽出成分と結びつける事によって【Hが2個とOが1個結びついてH2O(=水)になるのと同じ】別の安定化した物質にして、その体内に固定化してくれます。放出時にはセドロールなどの鎮静効果が含まれている恩恵物質を出してくれるのです。

例えるなら杉は…
「毒を吸ってくれて、そのまま溜めておいてくれて、代わりに安らぎの空気を放ってくれる。」
…なんて杉ってありがたいのでしょうか…。

100倍のスピードでの呼吸=「こぐちパネル」

板目と小口の場所がわかる断面図
杉の湿度変化時の「呼吸」の際の恩恵を100倍のスピードにしたパネルがこの「こぐちパネル」。
極めてツイスティに俊敏性を持って呼吸活動をします。(板目部とこぐち部でのNO2空気浄化機能の比較では約3~4倍という研究結果があります)

板目材は言わば舵の利きが遅い大きな船です。
夕立が降ったとします。
湿度が上昇して板目材は湿気を吸おうと準備をはじめますが「おもか~じ!」と言ってもなかなか曲がり始めない大船のように、なかなか吸い始めません。
そうしているうちに雨は止んで、湿度が下がり始めます。
結果、板目材は「呼吸」を行わないということも珍しくありません。

それにくらべて「こぐち」は100倍の俊敏性で呼吸をしますから、舵がすぐに利くモーターボートのように「吸う ⇔ 吐く」を繰り返すのです。
反応速度が100倍なのです。

日本はおそらく世界一の年間湿度変化の大きな陸地です。
ベトナムには雪は降らないし、パリもロンドンもベルリンにも梅雨は無いのです。
北海道を除く日本列島は「奇跡の島」です。地球がぎゅーっと詰まった大地なのです。

この「こぐちパネル」はわが国の年間~一昼夜間の大きな湿度変化時に極めて俊敏に多数の吸放出=呼吸の回数を増やして、その「呼吸」時の恩恵に授かれるというデザインとなっています。

杉の恩恵は香りで決まります

こぐちパネルの活用例

単位面積当たり最大の「百年杉」の恩恵がギュッっと詰まっているのが「こぐちパネル」です。

杉の恩恵は香りに比例します。空気浄化機能に必要な抽出成分は経験的に精油分に比例致しますので、香りが濃厚な杉の方が効果は高いという事になります。

そして香りは樹齢ですから「こぐちパネル」は「百年杉」で製造されていますし、通常の「百年杉」の板目材よりも香るデザインとなっている点は前述の通りです。

単位面積当たりで、これ以上に香るパネルは考えづらいのです。

創造力・情操力を育む「こぐちパネル」

「こぐち」とはバウムクーヘンにたとえられるあの文様です。
世界に一つの同じモノはないf/1(ゆらぎ)のデザインです。

「こぐちパネル」内の「こぐち」には、色の濃いものと薄いものが混在しています。
「こぐちパネル」の白太部の場所イメージ

色の薄い部分は白太部。色の濃い部分は赤味部と呼ばれます。
一般に杉の白太部は約20年ほどの成長過程の部位です。

小径木だと白太分ばかりで、赤味部はまるで梅干しのように小さく感じて、大木になると白太部を薄く感じます。
この「こぐちパネル」の木片に「白太部は約20年」という情報を伝えるだけで、子ども達はその木片の、もともとの丸太の大きさの外周のシルエットや樹芯部さえも想像できるようになります。
「こぐちパネル」は空気浄化だけでなく、子ども達の創造力さえも育むでしょう。

あえて白太部を混在させることにより、この「こぐちパネル」はその想像力をかきたてる事も可能にしています。
また、白太部は赤味部に比較して、空気浄化能力には劣るものの「多湿 ⇔ 過乾燥」の湿度調節作用には優れています。
白太部を混在させることによって、他種多様なメリットが生まれてくるのです。

接着剤にも配慮

いわゆる「木工用ボンド」(酢酸ビニルエマルジョン)の中でも粘性が固く耐水性さえも持つ接着剤コニシ社CHR45Wを使用しています。この最も固い木工用ボンドを使用することによって、毒性が低く更には杉材内に接着剤の浸透をできるだけ防ぐ狙いがあります。

それでもさらに「米のり」や「ニカワ」などの天然由来の接着剤使用の製品をご希望の方は、別途お問合せください。
天然由来接着剤「ニカワ」使用の「こぐちパネル」は「こぐちパネル エキストラ」として販売しています。

  • 弊社では、イソシアネート系の接着剤は使用いたしておりません。たいへん接着力は高いのですが、成分表示データの開示に不満を持っていますし、比較的新しい技術ですので未だ用心しています。
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百年杉の 「こぐちキューブ」は増設できる! https://woody-katoh.com/koguchicube/ Mon, 15 Jan 2024 13:44:23 +0000 https://woody-katoh.com/?p=15685 置くだけで空気を変えて…増設可能な【百年杉】家具「こぐちキューブ」

同じ家具?

2つの家具(白と木目)

この上下2つの家具(白と木目)はまったく同じ大きさです。
デザイン…収納力…機能性…まったく同じです。
ただ素材が違うだけです。

「この真っ白なポリエステル合板製の家具が1万円で
【百年杉】の家具が3万円だとしたら…」

売れるのは安価な白い家具ばかりになりそうですよね。

次は別の考え方をしてみましょう。
同じ大きさ・機能なのですが「性能」がまったく違うという考え方です。

2つの家具(白と木目)

白いポリエステル合板製の家具は
この家具本体から微弱な揮発性化学物質を数十年単位で放出し続けます。
たしかにそれらの化学物質は微弱ですから
「ただちに健康を害する心配」はないレベルなので
F★★★★という使用制限のない製品なのですが…

現代住宅の中には、残念ながら大量の化学物質が使用されています。
それらをふくめた揮発性化学物質入りの空気の影響により
わたしたちの「呼吸が浅くなって」その結果体内酸素吸引量が減って
脳をはじめとする体内すべての部位が酸素の不足状態になり…
その状態の継続によって、体内のあらゆる機能が
低レベルに終始する可能性はないでしょうか。
すでに現代住宅の屋内には床・壁・天井・ドア…
ちりも積もれば微弱な揮発性化学物質のヤマなのです。

例えばこの白い家具を招き入れると
さらにご家族の呼吸を浅くさせてしまう家具になるかもしれません。

【百年杉】は空気中の化学物質を「呼吸」時に吸引して
その樹内に存在する抽出成分と呼ばれる、自然界で得た化学物質とを結び付けて
まったく異なる他の無害の物質として樹内に固定化して
屋内空気質を浄化してくれます。
そして、その香りからはセドロールなどの鎮静効果も検出されていますから
脳は恒常性維持活動(※1)の一環として鼻孔全開の指令を出しているのか
「いびきの消失や軽減」などのご感想を約10年間に渡って多数頂戴しています。

※1 「ホメオスタシス」ともいう、身体の内部を一定に保とうとする生体的な働きのこと。夏季~冬季の体温調節・維持や傷口を塞ぐ活動もそうです。これらの言わばわたしたちが命じなくても「脳独自の判断」によって、脳は空気中の毒性物質に対してほぼ無力の身体のつくりからか…その吸引を恐れ、揮発性化学物質入りの空気下では鼻孔閉塞の指令を出し続けていた状況が【百年杉】の鎮静効果物質入りの空気の吸引を心身共にプラスと判断。“いのち”の維持の為に鼻孔全開の指令を出したので、一夜にして「いびきの消失や軽減」につながったのではという10年間の経験による弊社の考えです。

前図の家具は同じ大きさ…収納力…機能を持つ家具なのですが
白い家具は「呼吸を浅くする家具」
【百年杉】の家具は「呼吸を深くする家具」
という可能性が見えてきているのです。

建築工事以外の「空気浄化の具体策」としての家具

そう考えますと…
「呼吸が深くなるような屋内空気質」にするための具体策としては
「眠れる住まいの空気」などに精通している会社に依頼して建築工事をおこなうか
こういった【百年杉】の家具を増やしていくか…の2択となるでしょう。
収納力という機能以外の「性能」まで把握しますと
【百年杉】の家具もグッっと購入候補として浮上してきませんでしょうか。

こぐちキューブ

この「こぐちキューブ」はウッドデザイン2016で賞を頂戴して
2017年度は、仙台~東京~埼玉~横浜~京都~福岡と
たくさんのデパートなどで展示していただきましたが…

前述の「同じ大きさ、…収納力…機能性」
という考え方ではおそらくこの「こぐちキューブ」は
たった1台も売れないのです。

けれども目先の話ではなく、「先読み」といいますか…
ご家族の幸せの到達点を大きく長くお考えの方々には
タイミンングを見ながら「増やしていける屋内の空気を変えていく家具」という存在理由があるのです。

生活のクオリティを上げてそれをなるべく維持するためには
「衣食住」における無数の選択の連続が必要なのでしょうが
その中の「家具」における選択ということです。
ダメージの発生源になりそうなモノはなるべく買わない…
Happyをもたらしてくれそうなモノを増やしていく…

そういうお考えの方々は、毎年少しずつ「こぐちキューブ」を増やしていって
お部屋の空気を変えていく…といったご購入をしてくださっているのです。

「こぐちキューブ」は見た目のかわいさだけでなく
濃厚な【百年杉】の香りをお楽しみいただける商品です。

収納力や機能だけなら、もっともっと安価な家具はございます。
けれども家具としての機能を有しながらも
屋内空気質の改善を着実に実行してくれる家具なのです。
屋内の空気を変えるには…
それなりのコストを払って建築工事を実施しなければならないと考えている人は多いと思います。
けれども「こぐちキューブ」は建築工事不要なので
賃貸物件にお住まいの方でも安心ですし
さらには、その空気を変えていく「こぐちキューブ」の量も
初めからたくさんではなく、必要に応じて徐々に増やしていけるのです。

「こぐち」拡大画像

「こぐちキューブ」の背板は、香りが出やすいように「こぐち」部が全面に出るように加工してあります。この「こぐち」部は電子顕微鏡で見ますとハチの巣のような形になっている部分です。

木は湿度変化時に「呼吸」します。
その「吸引」時に屋内の化学物質を吸って屋内空気を浄化してくれて
「放出」時に鎮静効果物質入りの「睡眠」に最適な香りを放出してくれます。
「こぐちキューブ」の背板に使われている「こぐち」部は、「呼吸」の通り道です。
われわれの世界と【百年杉】の世界を結ぶ入り口…ドアのような場所なのです。

高樹齢杉材の部位

数値的にも「こぐち」部は板目部の6倍の空気浄化能力を有し(NO2浄化能力比)
100倍の反応速度でそれらを実施していきます。

まさに「こぐちキューブ」は、屋内空気浄化能力も鎮静効果のある香りの放出も
最大限「狙った」デザインなのです。

ですから寝室の枕元に近い位置に設置する事ができれば
「睡眠」にも良い影響が期待できる家具なのです。

「こぐちキューブ」の選び方

「こぐちキューブ」はお客さまのライフスタイルにあわせて組み合わせていく製品です。
いわば「成長可能な家具」なのです。

1、設置する場所の幅を決める…台輪(だいわ)を選ぶ
「こぐちキューブ」の左右の幅寸法を決めます。
家具の最下部にくる「台輪(だいわ)」は…
60㎝用と90㎝用と120㎝用の3種になります。

台輪(だいわ)幅600㎜
幅600㎜
台輪(だいわ)幅900㎜
幅900㎜
台輪(だいわ)幅1200㎜
幅1200㎜

それ以上の幅寸法が欲しい場合は3種の台輪を組み合わせてご使用ください。
(例)幅150㎝欲しい場合 → 台輪60㎝用と90㎝用をつなげて使用する。

2、「キューブ」を選ぶ
「キューブ」をお選びください。「キューブ」の選び方は幅90㎝を例にあげますと…
上下の「キューブ」の幅が違う組み合わせの方が頑丈になります。

最下部の「キューブ」が幅45㎝が2個。
その上は幅30㎝が3個。
その上はふたたび幅45㎝が2個…といった具合です。

※最小幅寸法の60㎝用では上記のような頑丈な組み合わせは不可能になります。ご了承ください。

3、増設可能な製品です
たとえばお子様の成長に合わせて「キューブ」も成長させていくことが可能な製品です。
一気にお買い上げいただかなくても徐々に家具を成長させながら増設していって「香りの効果」を増やしていくことが可能です。

増やしていける「こぐちキューブ」

4、台輪について
最下部の台輪は、「こぐちキューブ」を設置されるお部屋の巾木の寸法の高さが10㎝以下、厚みが1㎜~15㎜までに対応しています(それ以外の寸法の場合は別途お問い合わせください)。

「こぐちキューブ」台輪

5、セミセルフビルド製品です

「こぐちキューブ」の組み立て方

・必要なモノ:2番ビットのプラスドライバー

1、設置設したい場所の壁際に台輪をピッタリつけて置きます。

ガイド穴
ガイド穴

2、最下段の「こぐちキューブ」の横どうしを先に連結します。
横の連結は右利きの方を想定して、右側キューブ内部左側側板に左側のキューブとの接合用ビス穴が開いています。そこから同封のビスを締め込んで連結させてください。この際、電動工具は使用しないでください。2番ビットプラスドライバーで手回ししてください。

3、最下段用キューブにのみ、内部下部に台輪との連結用ガイド穴が開いていますので、横を連結した最下段と台輪を同封のビスで連結します。

4、あとは同じように「こぐちキューブ」の横どうしを先に連結してから上下を連結していきます。

5、上下の連結は、下側の「こぐちキューブ」の内部上板に開けてある4か所のビス穴にビスを締め込んで、上部と連結させます。

ガイド穴イメージ図(矢印の方向でビスを留めます)

6、【重要】「ビスの締め方のコツ」:ただ締め込んでも「キューブどうし」がなかなかピタッとつきません。締め込むだけではビスが相手方のキューブを押してしまいますので、ある程度締め込んでから、ドライバーを逆回転で5~6回程度回してビスを戻してから…再度締め込みますと、ビスが締め込まれてキューブどうしもピタッとくっつきやすくなります。これを何度か繰り返すなどのテクニックを駆使してみてください。

「こぐちキューブ」の種類は
高さ2種類×幅2種類=4種類です。

BOXサイズ:幅2種類×高さ2種類=4種類
台輪は3種類

こぐちキューブ組み立てムービー


女性でも組み立てられます!

百年杉の「こぐちキューブ」セルフビルドムービーをアップしました。


百年杉「こぐち」製品の特性をご理解ください

  • 精油分の豊富な杉材のみを使用していることから、まれに精油分の赤い色がお布団などに移ることがございます。ご使用を開始する際には、十分にご注意していただくようお願いいたします。
  • 徹底的に「空気浄化と鎮静効果恩恵物質の放出」を狙ったデザインの為、製品はパーツパーツの構成ではなく、大きな丸ごとの杉材で構成される形となっています。そこで加工の過程での微細な材の欠損などの際にはパテ充填補修をして出荷させていただく事がございます。ご了承ください。
  • 杉は軽軟な樹種ですので、「押し傷」などがある場合がございます。「水による傷の補修」の方法などは弊社HPの「尾鷲香杉」ページ( https://woody-katoh.com/diy-owase/ )をご覧ください。
  • 背板の「こぐちパネル」は湿度変化時に100倍の反応速度で「呼吸」しますので、こぐちの細かいピース部どうしの接合部に「すき間」が開いたり再接合されたり「動き」ます。製品特性ですのでご容赦ください。
  • 【百年杉】製品全般に通ずることなのですが、いわゆる「全館空調」のような過乾燥状態のお部屋ですと、木は「呼吸」して、乾燥時に湿気を放出してくれるのですが、放出ばかり続けますと木は「割れたり」、「反ったり」いたします。逆にそういう環境であるからこそ【百年杉】とお考えの方は、常に「濡れタオル」を干したり、水を張った容器を置くなどして、杉が吸い込むための「湿気」を部屋の中に放出してあげてください。
    杉は大量の湿気を「貯湿」して吸い込みますので、そうやってお部屋の過乾燥状態を潤いのある空気に変えることによって、乾燥状態を好むウイルスも少なくなることが考えられます。
  • 【こぐち】部を水拭きをしてしまうと、急激な100倍の反応速度で水を「吸って」しまいます。吸って膨張~はいて「収縮」を短時間でおこなうことになって、「割れ」がはいることがございますので【こぐち】部は濡れた布でのメンテナンスはおこなわないでください。
  • 使用接着剤は耐水性を持った、酢酸ビニルエマルジョン。いわゆる商品名「木工用ボンド」のようなモノです。弊社は接着能力が非常に高いイソシアネート系接着剤にはまだ懐疑的ですので、それらは使用いたしません。その結果、経年変化にて【こぐち】部の接着部にクラックがはいる場合もあろうと思われますがご容赦くださいませ。また「ニカワ」などの自然由来接着剤をご希望の方は別途お問い合わせください。
  • 「こぐち製品」は強い直射日光などの当てますと、材の急激な形状変化により、接着部の剥離をおこします。暖房器具のそばやエアコンのそば、夏季の車内なども同様ですので、急激な温湿度変化のような環境下でのご使用は避けてください。「こぐち製品」はそういうデリケートな製品であるという製品特性にご理解いただき大切に扱っていただけるとありがたいです。
  • 「こぐちパネル」の厚みは15ミリです。ですから精油分の含有量もその15ミリの厚みの中の存在に限られます。まだ開発されて間もない製品ですので、その香りがどのくらいの期間もつのか?…はわかりませんが10年程度…あるいはそれ以上経過すると急激に芳香が低下することも予想されます。そのかわり、お買い上げいただいた現在から芳香放出最大状態のデザインとなっております。
  • 「こぐちキューブ」の背板部の「こぐちパネル」部は、その製造過程において厚みに+-0.5㎜=1㎜程度の誤差許容範囲がございます。ご了承ください。
  • 背板の「こぐち」部どうしは板目部の100倍の反応速度で絶えず呼吸し続けていますので微細にその大きさを変えているのですが、木や接着剤の持つ柔軟性によって保たれていますが、経年変化によって、剥離などが起こる可能性があります。
  • やはり同じく経年変化によって、立板と横板の接合部の「浮き」や「剥離」などが起きる可能性がございます。杉のこれらの大きな「呼吸行為=形状変化」こそが空気浄化能力につながっていますので、その際はビス留めにて接合部を留めるなりして対応いただければありがたいです。
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贈り物に「しおりセット」  https://woody-katoh.com/shiori-set/ Sun, 14 Jan 2024 09:26:53 +0000 https://woody-katoh.com/?p=10997 【百年杉】のプロダクトの中で最も薄い商品が【百年杉】のしおりになります。
厚さは約0.7ミリです。

同様他社商品は”やすり”のようなサンダーでこすった仕上げがほとんどですが
【百年杉】のしおりはすべてカンナで削った商品です。
「こすった」木と削った木では肌触りの感触が違います。

最上の質である【百年杉】を最上の仕上げで加工した商品になります。

そんな【百年杉】のしおりの贈り物用のセット商品です。
ビジネス上のご挨拶や各種のお祝いの際に
【百年杉】という時間軸さえも添えてプレゼントされるのはいかがでしょうか?

百年前に植えてくださった方がいて…
百年間、山の畑としてお世話し続けてくださった方がいて…
百年間の太陽と雨という自然があったからこそ【百年杉】は生まれ…

その【百年杉】の端材を無駄にせずに”磨いた”からこそ「【百年杉】のしおりセット」があります。

 

とかく対峙しがちなヒトと自然の合作である【百年杉】のbeforeの100年を
これからのfuture(未来)の100年という、末永い「幸せの願い」をこめての贈り物です。

ご挨拶、お年賀、周年記念、落成記念、ご生誕、合格、ご入学、ご結婚…

様々なお祝いに百年というストーリーも添えての贈り物にいかがでしょうか。

【百年杉】のしおりセットには4種類ございます。

①英語バージョン 900円(税別・送料別途)

“しおり”にはポジティブな英語のワードが印字されています。

web shopはこちら…
https://sugigift.theshop.jp/items/17754453

②日本語バージョン 900円(税別・送料別途)


”しおり”にはポジティブな日本語の文字が印字されています。

web shopはこちら…
https://sugigift.theshop.jp/items/17754713

③植物性自然塗料着色バージョン 1,100円(税別・送料別途)

安全、安心なドイツのリボス社の植物性自然塗料にて着色して”表情”を変えた【百年杉】です。ずいぶんと【百年杉】もポップな表情になります。

web shopはこちら…
https://sugigift.theshop.jp/items/11535571

④【百年杉】+【百年桧】バージョン

いかに【百年杉】と言えども、
建築…家具などのその全ての用途をまかなえませんので
弊社では【百年桧】も扱っています。

このしおりセットはそんな【百年桧】を含む贈答用セットになっています。
【百年杉】+【百年桧】という最高峰の品質の「しおりリセット」はいかがでしょうか。
【百年杉】・【百年桧】のしおりセット 2,000円(税別・送料別途)
web shopはこちら…
https://sugigift.theshop.jp/items/11256108

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これまでの【百年】という時間軸とそのストーリーを

贈るお相手の方のこれからの100年という…「末永い幸せ」をお祈りする気持ちに重ねての贈り物です。

 

 

 

 

 

 

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百年杉の風呂ふた https://woody-katoh.com/bath-cover/ Sun, 07 Jan 2024 07:42:17 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19634 弊社は「百年杉」の香りの素である精油分が、私たちの身体に有用に働きかけてくださるのでは…という話を発信し続けてまいりました。

そんな中、この「百年水の風呂ふた」を発売させていただく運びとなりましたが、人というのは勝手なもので、百年杉の香りの素の精油分(=エッセンシャルオイル)も「風呂ふた」になりますと「あく」という表現を使って邪魔者扱いいたします。

各種実験をしてまいりましたが、「百年杉の風呂ふた」を使いますと「赤色のあく」が出てきます。
使用経過1年が経っても…まだ「赤色のあく」は出てきます。

通常はこの「赤色のあく」を出しきってから…使用するのでしょうが、そうすると今度はせっかくの「百年杉の芳香」が無くなってしまいます。

そこで弊社の「百年杉の風呂ふた」は“あく”=精油分はそのまま材内に有したままに販売させていただきます。

「赤色のあく」は出続けるのですが、それこそ、この杉が大地に約100年間あって蓄えてきたエッセンシャルオイルですので、かわいがっていただければと存じます。

  • 実際の寸法などをご発注時に教えてください。正確なオーダー寸法で出荷致します。
  • 水栓金具などによっては「風呂ふた」に開口加工などが必要であれば、無償にて開口致します。写真を添付いただくなど、やり取りをさせてください。
  • ご発注の前に、お問い合わせを頂ければ「百年杉」の木片をご送付いたしますので、お風呂に浮かせるなりしてご家族でお試しください。
    「百年杉」の芳香は湿度の高い浴室内では強力です。自然界の化学物質である「百年杉」の力を受け止められない方もいらっしゃるかもしれませんので、ご遠慮なくテストをお申し出ください。
  • 「風呂ふた」には、「割れ」やスギノアカネトラカミキリの幼虫のはみ跡などが含まれます。

風呂ふたの割れの写真、風呂ふたのスギノアカネトラカミキリ幼虫の跡

水に強い赤身・黒芯部ですが、いくら「百年杉」でも白太部は容易にカビてしまいます。ですから…「百年杉の風呂ふた」は赤身部・黒芯部のみでできています。

サイエンスも証明する鎮静効果の芳香の杉なのに、お風呂は鎮静効果だろうに…世の中に杉の「風呂ふた」が無くて、覚醒効果の芳香の桧ばかりなのは推察するに2点あるように思います。

  • 桧・ヒバの「あく」は白色なので目立たない。
  • いわゆる「桧神話」という、学説や実験などを反映せずとも、なんとなく桧は良い木だと思い込んでいる「桧神話」がいまだにある。

それでも総赤身の「桧の風呂ふた」というのも、そうは無い気が致しますから、それらは早々にカビてしまうのでしょうね。

水に強い…シロアリに強い…などの木の力はその全ては赤身部の話であって、同樹種でも白太部にはそういう力はありませんので覚えておいていただければと存じます。

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百年杉の床材=「尾鷲香杉」基本スペック https://woody-katoh.com/owase-kousugi-spec/ Fri, 05 Jan 2024 04:52:19 +0000 https://woody-katoh.com/?p=15744 百年杉の床材=『尾鷲香杉』基本スペック

百年杉の床材と壁材=「尾鷲香杉」です

弊社のすべての【百年杉】製品の生産地は三重県の尾鷲市。
生産者は畦地製材所さんです。

わが国はこの地球上随一の※「奇跡の植物の島」なのですが
その中でも世界で最も高度な木造都市「京都」の方々の
プライドを有する高い要望の木材の提供に応え続けてきた林産地は
旧紀州藩(現在の和歌山県・三重県の一部)です。

これらの地域は「山の畑」としての、情熱と技術の継承という意味でも
世界最古かつ世界一の品質の林産地でしょう。

畦地製材所さんは、それらの周囲の豊富な高品質高樹齢杉材の中から
さらに高品質な【百年杉】という名にふさわしい丸太のみをセレクトして入手~製材。
弊社に12年間も提供し続けてくださっています。
ですから、これ以上に「香る杉」を見つけるのは困難なはずです。

いわゆる「地域材」のような…

「木は害が無いから使うに過ぎないのだから、どこの木でもいっしょ。
それなら“地産地消”が最も環境に負荷がかからない。」

という考え方では
世界一の木造都市“京都”が千年間求め続けて来たような高品質の杉は供給できません。
産地を限定した「地域材」の品質とは、とうてい比較にならない
超高品質材を畦地製材所さんは12年間も生産~供給し続けてくださっています。

右が【百年杉】。左は樹齢50年~60年程度70℃程度の乾燥装置経由材。ともに「赤身部」のみ。色艶の違いは明確。

杉は学名「クリプトメリア=ジャポニカ」
その語意は「隠された日本の財産」と呼ばれる
「一属一種のわが国が誇る固有種」ですから
弊社の【百年杉】は、畦地製材所さんの継続的な提供を受け続ける限りは
「世界一香る杉」と言ってもよいクオリティのはずです。

それらの最高峰の豊富な精油分を有する
多湿の森が存在する地域(旧紀州藩=三重県・和歌山県)の高樹齢杉をいただき
精油分保持の自然乾燥と低温乾燥を併用して製造~加工していますので

弊社の【百年杉】を凌ぐ品質の杉製品を探すのは困難なはずです。

ヒトという生き物にとって、最も大事な住まいのパーツ…それは「床」

耐震、断熱…「住まい」には様々な重要な項目があるのですが
ヒトという生き物にとって最も重要なパーツは「床」だと考えています。
断言できます。

2番手は遥か後方に見えないくらいに「床」は最重要です。
なぜなら唯一、「住まい」において直接触れ続ける場所であるからです。

触れ続ける影響をわたしたちは受け続ける生き物であるはずです。

真夏や真冬の屋外にて裸足で鉄板と木の上を歩くご自分の姿を想像してみてください。
さすがにそれは極端な想像なのですが
「床」という直接触れ続ける部材の違いによる未来の「結果」の違いが
分かりやすい例えだと思います。

「設計」であり「建築」という学問から考えますと
「床」なんて、単なる1パーツの部材に過ぎないのでしょうが…

ヒトという「五感」を有する生き物の
環境要因の違いによる、未来の幸せの到達点を考えた場合には
直接触れ続ける「床の違い」という環境要因はもの凄く大きいと考えています。

「床を【百年杉】に!」⇔(選択)⇔「天井を【百年杉】に!

上記のように同じ面積で同じコストを掛けたリフォームをしても
その両者には実に大きな差異が生じると思われます。

床材・「色ぞろえ・黒芯・肌目」マンションの和室→【百年杉】は効果が抜群。詳しくはお問い合わせください

もちろん、天井に【百年杉】が無駄と言っているわけではありません。

しかし【百年杉】に直接触れ続ける日常であるかどうか?は
極めて大きな未来の幸せの到達点としての差異につながるとわたしたちは考えています。

ユーザーさまへの直接販売をしています

前項でお話したように、「建築」という学問から考えますと
「床」は単なる1パーツに過ぎないのですが

そこに数十年間という長期にわたって
「住み続ける~成長し続ける~能力を発揮していく~維持していく」
生き物=人間としては
「触れ続ける床との関係性」の影響はとてつもなく大きいと考えることは自然なはずです。

しかし「設計」や「建築」という学問の分野の側からみると
「床材」はぜんぜん重要な素材ではないのです。
なぜなら「建築」は建物を建てるための学問であって

人間という生き物が「触れ続けて~求め続ける」床とは?…
そこから影響を受け続ける結果は?…という観点が欠落しているからです。

弊社はこの部分に関する建築業界の方々へのご理解をがんばってきたつもりなのですが
現在では原則的に建築業界への「卸売り」はせずに
お客様への直接販売を原則とさせていただいています。

ですから弊社は

「床の違いは重要~同じ木でも樹種の違いは重要~杉は杉でも品質はピンキリ!」

ということを発信し続けながら

「お家を建てる~直す~お家を買ってすぐに直す~賃貸だけど敷く。」
そういう機会での、事前に弊社にお問い合わせいただいての
直接購入をお願いしています。

赤ちゃんが好感触に感じる素材

どんなにカッコイイ高価な蛇口であっても、出てくる“水”は一緒です。
どんなに高価でスタイリッシュなレバーハンドルでも安価なレバーハンドルでも
ドアを開けた向こうのお部屋は一緒なはずです。

けれどもわたしたちは
「床を変えれば人生が変わる!」を経て
「床が変えなければ人生は変わるまい!」と考えはじめています。

【百年杉】床材=「尾鷲香杉」をご検討いただければありがたいです。

【百年杉】床材≒「人肌」好感触を科学する その1「吸湿性」

わたしたちが触れて最も「心地よい」と感じる素材は何だろうか?
に関しては実に真剣に検証を続けてきたのですが…

それはやはり「人肌(ひとはだ)」ではないでしょうか。

さらにひとくちに「人」と言っても千差万別ですが
求める「人肌」は老齢の肌というよりは、おそらくは…
「赤ちゃんのホッペ」のような艶やかなしっとりとした柔らかさの触り心地が
人類が最も「心地よい」と感じる感触なのではないでしょうか。
真面目な話としてわたしたちは
そういう考えに行きつきましたので、以降はそうであると仮定して話を進めていきます。

「住まい」における唯一の接触部材であり続ける床材が
「人肌(ひとはだ)」のような「心地よい」感触であれば
わたしたちは常に「心地よさ」を感じ続けることができて
「じっくりとした各種能力の成長や維持」につながりそうな気がしてきます。

わたしたちはそんな床材こそ【百年杉】に他ならないと考えています。

わたしたちの身体は…

「不感蒸散(ふかんじょうさん)」といって
無自覚なのですが、常に身体から湿気を放出続けている生き物です。
そう、“いのち”ある限り、湿気を放出し続ける生き物なのです。

わたしたちの身体は、そんな特性がありますから…
この放出される湿気を吸収してくれる素材でなくては
放出された湿気が露になってベタベタとした不快な感触になります。

受け入れて包み込む素材

身の回りの素材で言えばタッチパネルに触れた際の気持ち悪さですとか
クリアファイルやガラスなどもそうです。一見ツルツルなのですが
わたしたちの指先から放出される湿気が露となってツルツル面に付着しますから
ベタベタして不快に感じてしまうのです。

好感触NO.1=「人肌」説を考えていきますが、まずその1として…

◆床材その1 吸湿性を持つ床材でないと気持ち悪い◆

この吸湿性という観点から言えば、たとえば「握手」や
それこそ愛し合うことが「不快」ではないのは
わたしたちの「人肌」が湿気を放出しながらも
その湿気をたがいに吸収しあっているからです。

もし?わたしたちの肌が他者の湿気を吸収しない仕組みであれば
不快が理由で密接なコミュニケーションを避け続けて
あっさり人類は滅亡しかねないように思います。

「人肌(ひとはだ)」の吸湿性は
それくらい大きな要因であるとわたしたちは考えてます。

そう考えますと「吸湿性の床材」は
「木、土」くらいのものしかありませんからね。

わが国でも、1000年前までは「土」の床に住んでいましたが
現代社会における床材に関しては
「木」しかないということがお分かりいただけると思います。

まず床は「木」でないと、不快の連続になることは必須なのです。
最低限、木でない床はあり得ない選択だと考えるのは当然のことなのです。

【百年杉】床材≒「人肌」好感触を科学する その2「軽い~やわらかい木」

じゅあ、木の床であればなんでも心地よいかと言えば、実はそうでもありません。
それこそ「適材適所」です。

平熱は高い方が免疫力も高いと考えられていますが
わたしたちの「肌」は36℃~37℃程度の「温かさ」を有しています。
ですから最も気持ちよいと感じる「人肌」と同じような
「温かい木の床」が好ましいということになります。
木の温かさは木の軽さと柔らかさに比例します。

「温かい木=軽い木=柔らかい木」

「軽い木」というのは、「樹内にたくさんの空気を内包する」ということです。
身近な素材で抜群の断熱・防音性能を発揮する素材は空気です。

ですから空気が樹内に豊富に存在する
「軽い木、かつ柔らかい木=「人肌」のように温かい木」ということになります。

下記の表は比重といって、木の重さを表した表なのですが
その数字が小さければ小さいほど
「温まりづらく冷めづらい木=温かい木」であって
その数字が高い木ほど「温まりやすく冷めやすい木=冷たい木」ということになります。

(数字が小さいほど内包する空気の量が多いので温かい。同じ木でも大きく違う。)

表には記しませんでしたが
熱伝導率で比較すると鉄だと木の800倍くらい。アルミニウムだと2000倍くらい
「熱しやすく冷めやすい素材=冬は冷たく夏は熱い素材」ということになります。

話を樹種による温かさの違いに戻します。
体感としては上から4番目のヒノキの床でさえ
冬季はずいぶんと冷たく感じますから、桧あたりがギリギリの許容範囲のように思えます。

裸足歩行の日常が可能な「人肌」のように温かい床材は
たった4種しかないのです。

その下のアカマツはいわゆる外国産材であればパインという名前の木と同等です。
これくらいになりますと、冬季の素足歩行は困難になってきて…

ミズナラ(外国産だとオーク)のような木になりますと
冬季の素足歩行はとてもきびしい。
オークになりますと
欧州のように靴を履いて屋内を歩き回る文化の床材です。

清潔な靴を脱いだ素足歩行生活をするのであれば
ヒノキより上の樹種が科学的な数値として必須であるように考えます。

【百年杉】床材≒「人肌」好感触を科学する その3「しっとり感」

さいごに「人肌」の持つ…
「しっとり感=うるおい感」です。
それこそ化学物質クリーム塗布ではなく
赤ちゃんのホッペのような素肌の床材が持つ「うるおい感」です。

これは樹内に保有する植物精油(エッセンシャルオイル)の豊富さしかありません。

軽さ=柔らかさ=温かさでは杉以上の桐(キリ)なのですが
桐という木は製品化する前に材の変色を防ぐために「あく(=精油)抜き」を狙って
雨ざらしと紫外線にて精油分を飛ばしてから製品化します。
桐は材としての精油分のシットリ感は感じづらくパサパサした感触です。

桐の床は「人肌(ひとはだ)」が持つ「しっとり感=うるおい感」の面では脱落です。

しかし桐は、家具材としては世界に誇る樹種です。
樹内に精油も少なく、空気は大量にありますから表面の炭化は進んでも
延焼が内部に進まないから、桐の家具内の大切なモノは極めて燃え尽きづらい。
床には「しっとり感」が無くてもうひとつですが
桐と言う木は、実に素晴らしい家具用材でありましょう。

こうやって考えてきましたが
前項の比重の最も軽いバルサは
温かいのですがあまりにも「やわらかさに過ぎて」いますから脱落。

そうなるとわが国古来より使われてきた実績のある
杉と桧という2種しか人間が求め続けている好感触の床は無いことが
数字上でもおわかりいただけると思います。
(表にはありませんが、サワラもいいですね)

そしてさらに「人肌」のような温かさというと
桧では冷た過ぎて
杉がもっとも近くなるのですが…

杉は杉でも
樹齢に比例する豊富な「しっとり感」の精油分を有する杉は
最低限樹齢80年くらいは必要であり
白太(しらた)部は香りも「しっとり感」も無いので

【百年杉】の赤身部が持つ
「しっとり感=うるおい感」が最も「人肌(ひとはだ)」に似た感触の床材ということになるはずです。

不思議に思うかもしれませんが、同じ【百年杉】でも白太(しらた)部には
「しっとり感=うるおい感」はありませんし、香りさえも有しません。

冒頭の記述どおり、「人肌(ひとはだ)」のような感触の再現性が
【百年杉】の床材の製造開発のコンセプトですので

弊社の【百年杉】床材は赤身部のみで構成されています。
白太部は節も少なく、見た目の個体差も少ないので
素人受けはいいのですが、床材としての効能はほぼゼロでしょう。

上の写真は杉の同一丸太どころか、同じ木片でも白太と赤身でこんなに違うのか?…
という実験結果の木片です。
まったくカビも無く!虫に食われない赤身(あかみ)部に対して
カビだらけの虫食い状態の白太(しらた)部がお分かりいただけるように思います。
同じ樹種~同一丸太でも、こんなにポテンシャルは違うのです。

交感神経の抑制と副交感神経優位の「睡眠に最適な杉の香り」ということが
最新の科学によってわかってきましたが、白太(しらた)部は香りもしませんしね。

白太部は床材使用に関する限りは「害の無い素材=紙のようなモノ」の域を出ないと判断。

【百年杉】床材=「尾鷲香杉」床材に関しましては
白太部を除く赤身部のみの使用という、こだわりを持っています。
(白太部が使えないわけではありません。赤身部に比較して湿度調整能力は大きい。洗面室壁面など一時的に多湿になる場合が多いが水がかからない場所の壁材などに杉の白太部の使用はより良い結果をもたらす適材適所ではないでしょうか)

床を【百年杉】=「尾鷲香杉」に変えて人生を変える「嗅覚」

これまでに何度も記してきた【百年杉】の樹内に内包する豊富な植物精油は
安定した乾燥期の冬季はチョボチョボと控えめに放出…
湿度変化の大きなお彼岸~お彼岸の期間(春~秋)は
多めに樹内より放出されて上方に揮発されて漂います。
それをわたしたちは「香り」と感じますが、さらにその香りからの反応として
「脳⇔各所」に様々な働きかけがされて、いろいろなリアクションがとられ続けて
結果として、「睡眠」などに効果があがっているようにわたしたちは考えています。

これが薬理的な効果であれば、もっと遅いと思うのですが
極めて迅速なリアクションとして様々なhappyな感想を聞き続けてきましたからね。
鼻水・鼻づまりなどの花粉症の症状などですと
1時間以内に収まるケースも珍しくありません(驚)。

裸足の素足での生活

ですからわたしたちは【百年杉】とわたしたちとの素敵な関係性は
薬理的な関係性ではなく

脳を中心とした恒常性維持機能に近い…
その環境下における最適化に向けたテキパキとしたリアクションではないかと考え続けています。
このあたりの推察に関しましては、その方向性だけでもよいので
できるだけ早期の科学の進歩に期待したいところです。

1階の床を【百年杉】にしますと
2階に居てもその「香り」が伝わるとの話をよくうかがいます。
【百年杉】の香りはそれくらい濃厚です。

【百年杉】の香りとわたしたちとの関係性については
「【百年杉】の12年間の検証」
にて詳しく掘り下げますので、ここはサラリと触れておきます。

いびきの消失や軽減。副鼻腔炎を含む鼻呼吸に難のある方々の症状の消失を含む
改善
の多くの「個人の感想」をいただき続けてきました。

【百年杉】の香りが、わたしたちに恩恵をもたらすのであれば
シンプルに【百年杉】はわたしたちの呼吸器官=鼻
(わたしたちの身体の仕組みとして呼吸器は鼻であって口ではありません)
より下部にあるほうがイイに決まっています。

なぜなら、植物精油は上に向かって揮発していくのですからね。
やはり恩恵の源である【百年杉】がわたしたちの足元という近くで
直接触れられる関係性がイイに決まっています。

もう一度繰り返します。
「住まい」の相談のすべてを建築業界に委ねてしまっては
床材なんてたいしたインパクトもない、名もない役者さんなのですが
わたしたちのように「住まいの素材の変化による人間という生き物のリアクションの違い」
という観点から考えれば、「床材」は最も人生を左右する「住まいの素材」なのです。

ご自分の「住まい」を建てるにあたって
「建築」という学問の方々の意見のみを聞きながら実行していては
(もちろん不要とは思っていません。頼りにすべき方々です)
わたしたちのような、※「植物と人間との素敵な関係性」という方面よりの思考には到達できませんので
バランス感を欠いた判断につながるというようなことはないでしょうか。
「分業・効率化され過ぎた」現代社会の仕組みは、なんともヒトを幸せにしづらい感覚を持ちます。

【百年杉】床材のご使用のご検討をお願い申し上げます。

強制床暖房はだいじょうぶなのでしょうか

長く書き記してきました、人類という生き物にとって
その能力の開花と維持に必要な「住環境」という考え方による
【百年杉】の床材=「尾鷲香杉」なのですが
残念ながら現状のわが国の床材の多くは特殊シート張り床材≒プラスティック床材です。

なぜ?そういう床材が大量に使われているのか?は…
◆安い(選択決定してもらえる機会が増える)という=建築業界の利益。
◆「呼吸しない床材」ですから、マニュアル化が楽で安価な施工=建築業界の利益。
◆生物資源ではないのでメンテナンス行為も楽=建築業界の利益。
…ではないでしょうか。

「住み続けるお客さまの利益=心身のコンディション」という発想は、ほぼありません。

そして、このような「冷たい化学物質製床材」となりますと
冬季はとてもじゃないけど素足で歩けたものじゃありませんから
強制床暖房といって、電気なり温水なりで強制的に温めた床材にしたくなります。

しかし、夏季のエアコンがわかりやすいのですが
涼しいにとどまらず人造の温度調整装置であるエアコンは
必ず「過ぎて」寒く感じるようになります。

それと同じように…
もし?強制床暖房という自然界にはあり得ない「過ぎた温かさ」を
身体内のセンサーが「過ぎた熱さ」と感じてしまえば
恒常性維持機能の一環として
脳の視床下部が(平熱)体温を下げる指令を出し続けはしないでしようか。

「そんなの考えすぎだよ。科学でも立証されていないしね。」

たしかに考え過ぎであればいいのですが…

現代人に増えていると言われている平熱の低体温化と
(100年間で0.5℃程度下がったとの報告もあります)
「住まいの環境要因」としての強制床暖房の普及との関連性に関しましては
これからの科学の進歩と探求に期待するにしても…
もし?そういう方向性であった際のリスクが大き過ぎないでしょうか。

「強制床暖房」とは、30万年間の人類の歴史の中で
人類が経験したことのないような…
自然界には存在しなかった、エネルギーを集約した「強烈な熱さの床」に
触れ続ける「住環境」であることは間違いありませんので
やはり、そのリアクションについても考察をし続けて
「住」の素材の選択は“超保守的”に考えることも重要ではないでしょうか。

平熱体温の高さと免疫力は比例すると…多くの先生方がおっしゃっていますし
具体的に現代のこどもたちの平熱の低温化傾向に
警鐘を鳴らされている専門家の先生も多いですよね。

また「ハイハイ省略」にて生後半年くらいで
「立ってしまう赤ちゃん」の多さについても
その後の心身への悪影響について、多くの先生方がその危惧を懸念されています。

それらと「不快な感触の床」と「脳が熱く感じているかもしれない床」との
因果関係の立証は簡単ではないのは承知していますが

「住まい」を35年ローンで支払うとするなら
「住まいの部材選定」は食材の35年間分の事前発注のようなものですので
極めて慎重に進めることを強烈にお勧めいたします。

「食」は途中から変えられますが「住」は困難です。
また「食」と「住」は幸せの領域が違いますので
どちらか一方のみの留意では、補えるはずもありません。
「住」の失点は「住」で補うしか方法は無いはずです。

基本的な仕様と部位の説明

基本的な考え方は「精油分に応じた価格」です。
「杉のオイル売り」とでも申し上げましょうか。
【百年杉】の恩恵の源のほとんどは精油分ですので
その保有量に応じたグレードになっています。
杉は個体差が激しい樹種ですが、さらに同じ丸太でも、その部位によって保有する精油分はずいぶんと変わってくるのです。

赤身部の色が濃いほど香りも濃厚なのですが、杉はこんなに色に差があります
部位による違い

白太と赤身

ゆで卵に例えますと、白身の部分を「白太(しらた)」、黄身の部分を「赤身(あかみ)」と言います。

「肌目(はだめ)」

白太はもともとの水分保有量が多く、その水分を乾燥させてから製品化しますので、貯えられる湿度である「貯湿力」が豊富です。白太は多湿な夏季のあるわが国では、壁材や天井材にとても向いています。

また丸太は、その樹皮の外周部に枝跡である「節(ふし)」が無くても、内側に入れば入るほど節が多くある=「バウムクーヘンほしぶどう入り」のような状況です。丸太の外側の方の白太部で、節が無い板や少ない板を製造する事はそうは難しくないという特徴があります。

節とは活発に光合成をしていた枝跡ですから、生命力を感じます。実際に見た目におきましても、壁や天井の板に大きな節が多数ありますと、「勢い」に押されて「落ち着き」は感じづらくなります。エキサイティングな見た目も楽しみたい店舗などでは節も使いようで面白いのですが、ご自宅ではやはり「落ち着き」のあるルックスが良いようです。節の少ない板の製造がそう難しくはない白太部は、壁・天井材での使用が適材適所のようです。

赤身部は精油分豊富な部位です。白太は香りがしませんが、赤身は濃厚な香りがします。白太部は貯湿量も多いのですが、まるでスポンジのような柔らかさですので床材には適していません。白太の床材使用は適材適所ではないのです。ところが「安ければいい」という論理からなのか…適材適所を考えずに…杉の白太部を使った床材は多数流通しています。わたしたちは適材適所にこだわった考え方から、「尾鷲香杉」の床材は赤身部のみとしています。※

※弊社も厚みが30ミリ程度ある床材の場合では白太部が混入していても良いと考えていますが、15ミリ程度の薄い床材では白太部が混入しないことが適材適所と考えています。

杉木材の部位

そして同じ丸太の赤身部でも、その赤身の外周寄りの部位は最も精油分豊富であり、節も現れづらい部位です。(部位別写真の3.4.17.18あたり)この部位はマグロに例えると「大トロ」の部分でしょう。「杉のオイル売り」の最も価値ある部位です。

赤身部はその内側である樹芯部に向かうにしたがって精油分も少なくなっていきますので
【百年杉】床材=「尾鷲香杉」では「大トロ」の部位に近い赤身部の外周寄りより樹芯部に近づくにつれて

「黒芯(くろしん)」
黒芯

「肌目(はだ)」→「小枝(こえだ)」→「枝目(えだめ)」
というグレード構成になっています。
「肌目」が最も精油分が豊富で、「枝目」が最も少なくなります。
見た目では節の多さや小ささなのですが、本意としましては「保有する精油分量」によるグレード構成となっています。

赤芯と黒芯

「赤芯(あかしん)」
赤芯

同じ赤身部でも保有する精油分の質と量は「色の濃さ」に比例します。
ピンク色の赤身部よりも血液のような赤色の赤身部の方が精油分は豊富で香りも濃厚です。

【百年杉】の床・壁材である【尾鷲香杉】は単なる高樹齢材ではなく、さらにセレクトして製造されていますから、色の薄い赤身部は少ないのですが、大別するなら…
もともと黒い赤身が乾燥の過程で赤黒くなった板と、黒い赤身部がそのまま黒い板になったモノと2種ります。
前者を「赤芯(あかしん)」、後者を「黒芯(くろしん)」と表記しています。※

※「黒心(くろしん)」と表記されるのが一般的ですが、弊社はあえて品質が違う製品という意味で「黒芯」と表記しています。

黒芯は赤芯とは明らかに質の違う精油分を持っている印象がございます。
現代社会においては、それらの「強烈な自然界の化学物質」を受け入れる地力(じりき)をお持ちでない方
も増えていますので、ご購入前にはサンプルなどを使ってしっかりと体感チェックをしてください。

源平(※壁・天井材のみ)

「源平(げんぺい)」
源平


白太部と赤身部の混在する板を源氏と平家の旗の色になぞらえてか…「源平(げんぺい)」と言います。赤身と白太の両方の良さが含まれているともいえますし、こだわりのないスタンダードな部位とも言えます。

グレード設定

これまでご説明してきたように、同じ杉でもその部位によって細かく呼び名が異なって
さらにそれらの適材適所が考えられているのです。
以降、【尾鷲香杉】の保有精油分の量による各種のグレードをご紹介いたします。

TOP(トップ)「肌目(はだめ)」


同じ百年杉の赤身・黒芯部でも、その外周寄りのアウトコース部は最も精油分豊富な場所で、マグロで言うところの大トロになります。「尾鷲香杉」の最高品質製品です。それが証拠に同じ赤身部でも最も色が濃くなっています。この辺の部位は百年杉ともなると節はほぼございません。この節がほとんどない最も精油分豊富な部位が「肌目(はだめ)」になります。(※上部写真における大体の位置:3・4・17・18)

MIDDLE(ミドル)「小枝(こえだ)」

小節(こぶし)と呼ばれる小さな枝跡のみの「木あじ」です。「肌目」よりもう1~2枚内側の赤身部より製造しています。精油分は「肌目」には劣りますが【百年杉】が持つ上品な木目を楽しめる製品です。やがて抜け落ちてしまう節をあえてくり抜いて他の木の丈夫な節を最初から移植して埋める=「埋め木処理」が施してある製品です。(※上部写真における大体の位置:5・6・15・16)

BOTTOM(ボトム)「枝目(えだめ)」


さらに赤身部を内側に入っていきますと、かつての枝跡である節がたくさん出てきます。そんな枝跡が多くある「木あじ」です。精油分としては前述の各種のグレードには劣りますが、それでも【百年杉】ですので、他の杉製品とは一線を画す香りと色艶です。「小枝」同様、「埋木処理」が施してあります。
(※上部写真における大体の位置:7・8・12・13)

プロ施工用【百年杉】床材=「尾鷲香杉」

長さ1820㎜×幅130㎜×厚み15㎜(12㎜対応可能です)
14枚入(3.31㎡)=畳2畳分=約1坪

※時期によっては「幅150製品×12枚入=畳2畳分」の場合もございます。

※木造住宅に多い厚み30㎜の対応も可能です。あらゆる特注に応じます。「尾鷲香杉」で対応不可能であれば、どんな杉でも対応不可能です。

無塗装品/本実(ほんざね)加工・エンドマッチ加工品
ダンボール梱包品=マンションエレベーター荷上げ/現場到着可能な製品です。

スギの床板

床材は全て赤身部のみ

床材は全て赤身部のみで構成されています。
その色を「赤っぽい」と「黒っぽい」の2種に大別して

  • 「色問わず」→安価な「赤芯・黒芯込み」グレード
  • 「色ぞろえ」→「赤芯」か「黒芯」を指定→上級グレード

とさせていただいています。
この2つをまずお選びください。

(例):様々な症状をお持ちの方が来る治療院の床には、自然界の強烈な化学物質である「黒芯」を受け入れる地力(じりき)が無い方の来院も考えられますので、「赤芯」のみのグレードにした。(※ このように様々なケースに関しましてわたしたちは多様な経験を有していますので、ご遠慮なくお問い合わせください。)

グレード (赤身部のみも)色問わず 色ぞろえ
※ 赤芯か黒芯かをご指定下さい
肌目 91,200円 109,400円
小枝 60,400円 73,000円
枝目 40,800円 49,200円
木なり 67,100円 80,700円

 

(価格は送料込/税別)

セルフビルド用【百年杉】床材=「どこでも【百年杉】」

●製品寸法は 長さ910ミリ×幅130ミリ×厚み15ミリ(エンドマッチ加工無し)
※幅が152ミリになる場合もございます

…の1種類のみです。

「どこでも【百年杉】」3種の【百年杉】床材よりお選びください。

【百年杉】床材のグレードは、精油分の含有量にあわせて3種類ご用意しました。
3種のグレードと設置のお部屋の広さに応じた目安になる金額は以下になります。

●「置くだけ【百年杉】」BOTTOM(ボトム)「枝目(えだめ)」
質感:節大きくて多い 精油含有量少量(=【百年杉】の中では少ないが…他社製品に比較すれば特大)。

↓↓下記写真は含有精油分の大小が写真にてわかるように板の一部を切って撮影(実際の商品ではありません)

●「置くだけ【百年杉】」MIDDLE(ミドル)「小枝(こえだ)」
質感:節小さく少ない 精油含有量中級。【百年杉】の中でもかなりの逸品。

MIDDLE(ミドル)「小枝」~BOTTOM(ボトム)「枝目」混合施工例

↓↓下記写真は含有精油分の大小が写真にてわかるように板の一部を切って撮影(実際の商品ではありません)

(写真には節がありませんが「小枝」には小さめの節があります)

●「置くだけ【百年杉】」TOP(トップ)「肌目(はだめ)」
質感:節無く、赤身部外周よりの大トロの豊富な精油分。まさに至高たるTOP OF TOPの【百年杉】床材の逸品。

↓↓下記写真は含有精油分の大小が写真にてわかるように板の一部を切って撮影(実際の商品ではありません)

TOP(トップ)「肌目」(はだめ)施工例
(同じ【百年杉】の赤身部でも、その部位によって精油含有量に差異があります)

壁材

尾鷲香杉 施工例 壁 黒芯肌目
厚み:12㎜/長さ:1,900㎜、2,700㎜、3,640㎜の3種類
無塗装品/エンドマッチ加工なし/本実目透かし加工品

※「横張り」にする場合など本実加工にも対応いたします。

床材と違って、壁や天井材に白太部の使用は適材適所ですので、「白太」や「源平」を含んだ製品構成になっています。

スギの壁板

(上記写真の右側にある“横張り”の建具は他社の製造した製品です。樹齢も150年以上はありそうです。左側の“縦張り”は【百年杉】の壁板である「尾鷲香杉」です。写真をみても色艶の輝きの違い精油の違いがおわかりいただけると思います。樹齢に劣っていてもこれだけ輝きが違うのです。)

【源平・白太込み】

グレード 長:1900㎜×幅:114㎜  (16入)3.47㎡ 長:2700㎜×幅:114㎜  (10入)3.08㎡ 長:3640㎜×幅:114㎜  (8入)3.32㎡
肌目 43,000円 47,500円 54,400円
小枝 35,000円 38,500円 44,000円
枝目 27,000円 30,500円 34,400円

(価格は送料込/税別)※この製品の「肌目」には、針節・は節と呼ばれる小さな節跡が含まれます

【赤身(赤芯・黒芯)】

※ 色ぞろえは赤芯か黒芯かをご指定ください。

グレード 長:1900㎜×幅:114㎜  (16入)3.47㎡ 長:2700㎜×幅:114㎜  (10入)3.08㎡ 長:3640㎜×幅:114㎜  (8入)3.32㎡
肌目 色問わず 79,800円
色ぞろえ 95,800円
肌目+小枝
色問わず 73,500円
色ぞろえ 87,500円
肌目+小枝
色問わず 82,400円
色ぞろえ 98,400円
小枝 色問わず 51,000円
色ぞろえ 62,200円
枝目 色問わず 36,600円
色ぞろえ 44,600円
色問わず 40,500円
色ぞろえ 48,500円
色問わず 46,400円
色ぞろえ 55,200円

(価格は送料込/税別)

傷は劣化ではないという考え

杉は柔らかく、モノを落とした時など傷つきやすい樹種です。
しかし、「木材の風化の速さも条件や樹種によってかなり差はありますが、通常は風雨にさらされても100年で表面から3㎜程度とされ、量的には100年で1.8%程度という調査もありますから半分が無くなるのに実に2700年もかかることになります。」(上村武著「木づくりの常識非常識」より)と言われていますから、杉の床の傷→ 劣化…性能低下…崩壊の序曲ではないのです。「木あじ」、「風格」、「生活の歴史」と考えていただければと思います。
また、傷つきやすいという事は修復もしやすいということでもあります。
下の写真は「尾鷲香杉」の床板にあえて傷をつけて(写真①)…その上にビチョビチョに濡らしたティッシュを置いて(写真②)…傷ついた部分を膨らませた(写真③)実験です。アイロンと濡れ雑巾を使って強制的に膨らませば早く効果は表れますが、この方法でもかなりリカバリーできます。

写真①キズついた床板(○印内)
写真①キズついた床板(○印内)
写真②濡らしたティッシュを置いて15分ほど放置
写真②濡らしたティッシュを置いて15分ほど放置
左の写真③ティッシュを外してしばらく放置
左の写真③ティッシュを外してしばらく放置。
右側の浅い凹みはほぼ修復。
真ん中と左側もよく見なければ分からない程度に修復されました。

※ 汚い水や濡れたティッシュを長時間放置すると水染みになる場合がございます。

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オンライン百年杉 「体感」×「対話」 https://woody-katoh.com/online/ Thu, 04 Jan 2024 09:42:54 +0000 https://woody-katoh.com/?p=15493 オンライン百年杉

不思議な事実

弊社HP内で何度か引用されている
経済産業省HP内の資料や科学研究費助成事業の結果もそうですが

(詳しくはこちら

「杉で眠れるは事実も…それが、なぜなのか?がわからない。」というのが

現在の「杉と科学」の到達点になります。
まったく不思議な話があるものです。

弊社代表の加藤政実は
そんな「事実だが…なぜか?は不明の【百年杉】」という
不思議な事実について

実に14年間、専門的に扱い続けてきて
下は生後半年のハイハイの赤ちゃんから
上は92歳の大先輩まで
実に多くの方々の【百年杉】に関します
ビフォー&アフターを見続けてきた唯一の人間です。

例えるなら…
100冊の本を読み
【百年杉】による心身の変化を
100歳近い年齢差や性別差の中で
数百人に渡って聞き続けて…見続けてきたような人間です。

ある意味、代わりはいないはずです。

彼のこの経験が
みなさまの未来の幸せの実現のための
お役に立たないでしょうか?

「体感」×「対話」=「オンライン百年杉」

そこで事前に【百年杉】をお送りして
「触れて~握りながら」という「体感」と
加藤の経験の披露である「対話」という
ふたつが同時に可能な

「加藤政実とのオンライン対話」の機会を設けました。

遠隔地の方もそうですが

たくさんの方々が参加されるイベント時と違って
「対話」のお相手の幸せのみを考えた事例の披露をしていきますので
オンラインとはいえ
対話中のすべては依頼人の幸せのみに加藤の経験をお使いいただけます。

「オンライン百年杉」の流れ

●「オンライン百年杉」をお電話かメールでお申し込みください。

お名前、ご住所、お電話番号+…

その際に「対話」の動機といいますか…
「睡眠に難がある」ですとか
「お子さんの成長に関しますこと」などをお聞かせください。
(もちろん、「対話」内容に関しましては、お子さんではなく、大人の方の内容でもOKです)

詳しく教えていただきますと
加藤もそれだけ詳しく経験をお話しできると思います。

読売新聞2012.06.27 睡眠に問題中学生7割

●体感用の【百年杉】の事前送付を実行して
(この百年杉は要!返却とさせていただいています)
「オンライン対話」の日時の決定をします。

オンライン対話の時間は60分程度を目安といたしますが
厳格に時間内でのシャットアウトはいたしません。
常識的な範囲内で「対話」をしていきます。

(参加費)
5,500円(税込・事前の【百年杉】の送料を含みます)
※送った【百年杉】は参加者さまのご負担で送り返してください。

「オンライン百年杉」のその後などなど

●【オンライン百年杉】に参加いただいた後に
また改めて次のステップとして
「対話」をお求めの場合という
再度の「オンライン対話」に関しましては
費用は発生いたしません。
改めて「オンライン対話」をご依頼くださいませ。

●「過去に、弊社にご来社いただいた方」や
「弊社主催の体感イベント」などにご参加いただいた方も
改めて【百年杉】の事前発送などがご不要でしたら
費用の発生なく「オンライン対話」の依頼が可能です。
(また改めて【百年杉】体感から始めたい方には参加費をお支払いいただきます)

その旨をお話しいただいて
「オンライン対話」の依頼をお申し込みくださいませ。

加藤政実も歳を重ねて、円熟期と申しますか…
「衣食住」…彼は「食と触」と言っていますが…
【百年杉】のみにとどまらずに
ライフスタイル全般に点と点がつながって線となってきている感を
横で見続けながら感じています。

「杉のおじさん→植物と人間の関係性のおじさん」という感じでしょうか。

どうぞ彼の経験をみなさまの幸せのために
「使い倒して」くださいませ。
そしてその幸せの種がまた誰かに伝わって花を咲かせますように…。

メールでのお申し込みやお問い合わせはこちら

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杉貯湿銀行 https://woody-katoh.com/column231020/ Fri, 20 Oct 2023 01:11:44 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19471 空気が乾いてきて秋である。

東京は欧州で最も乾くストックホルムより低い湿度の1月があり
夏季は最も湿潤なローマよりも多湿だという特異な地域である。

正倉院の外部~内部~杉製の唐櫃(からびつ=宝物が入れられていた箱)内の
温度湿度の年間計測をされた成瀬正和氏の研究資料を見ると

この国は最高湿度100%-最低湿度16%=年間湿度差異はなんと84%(驚)にも及ぶ。

一瞬の計測数値だとあるかもしれないが
それぞれの最高と最低湿度が
軽く2週間以上も続くんだからね。この国は。
そんな陸地はこの星には無い。
北海道と沖縄を除く日本列島くらいのものであろう。
この広き地球でここだけね。

湿度はお金のようなものである。

有り過ぎても不用心だし
無さ過ぎても生活に困ってしまう。

だからどこかに預けておきたい。
銀行のようなところにね。

そして必要な際に
出し入れをして「有り過ぎずに無さ過ぎない」状態を維持していきたい。
しかし、その作業の継続ってかなり面倒くさいよね。

それでは…もし!この「有り過ぎないけど無さ過ぎない」状態が常に維持されて
しかも指示を出さずとも
常にベストな時期に適量のお金の出し入れをしてくれて
さらになんと!それらの口座の出入金時の
手数料無料のシステムがあったとしたらいかがであろう?

飛びつくでしょ。その銀行に。

そう…同じ木は木でも
杉こそが、そういう「貯湿銀行」なのである。

前出の成瀬正和氏の研究によれば
外気の年間湿度差異が84%!の、この国なのに
桧の校倉造り内の湿度差異は半減の43%程度まで下がって
なんと樹齢100年越えの杉の箱の中の湿度差異は
外気比較75%ダウンの年日較差がたったの21%になっているのである。

杉の中であれば、真冬と真夏で湿度がたった21%しか違わないのである。
まさに「貯湿には杉!!」

電気も使わずに
スイッチの「入れ忘れ~消し忘れ」も無く
ただただ杉の中に身を置けば
杉が「貯金」ならぬ「貯湿」を自動的にしてくれるから
湿度は多過ぎず~少な過ぎず…だから
正倉院の宝物は1300年間経ってもカビなかったし干からびませんでした。

これだけ「乾燥して蒸す」
この地球上唯一の島において

山にはたんまりと売るほどあるのに
杉無きビニル&プラスチックハウスに身を置いて
乾燥肌とか熱中症とか言いながら…
エアコンと加湿器にすがりついているような判断じゃねぇ。

湿度のストックスペースを屋内に求めずに
年がら年中「湿度を増やせ!湿度を消せ!」と言っている愚行。

冬はお金が無いからお札の印刷を徹夜で実行して
夏はお金が邪魔だから燃やしているような感覚。
銀行に預けときゃいいのにねぇ。

こういう「多過ぎるなら消してしまえ!少な過ぎたら作ればいい!」という
マクロ的に見れば非効率なアクションはやめて
ストックという発想と行動をしていかないと
カーボンニュートラルなんて、とてもじゃないけど達成できまい。

また昨今の建築は「断熱」一本やりで
「貯湿」の必要の無き欧州の学問をそのまま持ってきている感を持つけど
断熱効率のみをいくら向上させても
屋内に「貯湿ストックスペース」が無ければ
エアコンと加湿器のフル稼働になって本末転倒なはず。

よく欧州の木材に関して
収縮が少ないから家具向きの木材…なんて言われ方をしますが
それは逆に言えば
「湿度の貯湿量の少なさ」を物語っています。
ようは「預けられるお金の限度額」がタイトに設定されているのね。
具体的な事象としては
「湿度を吸いきれずに木材表面にカビが発生してしまう」ということ。

何年か前に書いたと思うけど
たしか7月に湿度100%が1か月近く続いたような年があったけど
弊社工場内の百年杉はぜんぜんOKだったけど
「シナの木」なんかは全部カビたもんね。

シナは北海道以北の樹種だからね。
梅雨が無い土地の樹種でしょ。

オークやウォルナットなどのカッコいい家具を否定してないよ。
だけど、それらの乾いた土地の樹種で作った唐櫃では
正倉院の宝物はカビちゃって~干からびちゃって
1300年間持たずに絶えたでしょうね。
彼らに「湿度銀行」のお仕事さえも望むには無理筋。

同じ木でも
「湿度銀行」には杉なんだよね。

桧もいいけど
杉より「貯湿量預入れ限度額」の設定が低いんだ。

今、5,000円くらいから始められて
セルフチャレンジにて実行できる
「百年杉貯湿銀行×睡眠効率向上の香り」の製品を開発中なので
もうちょっと待っててね。

「杉貯湿銀行」頭取の加藤政実でした(笑顔)~
ではでは。

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【百年杉】の赤床タイル」生産終了のお知らせ https://woody-katoh.com/news20230929/ Fri, 29 Sep 2023 01:46:08 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19466 「【百年杉】の赤床タイル」の生産を
2023年9月30日をもって終了させていただきます。

なお、以前お買い上げいただいた
「【百年杉】の赤床タイル」の追加購入をお求めのお客さまに関しましては
対応させていただきますので
お問い合わせくださいませ。

類似商品進化版としまして
場所を問わずにご使用可能な…
「あしもと」を常に【百年杉】の上に置いておける製品を新発売いたします。
ご期待くださいませ。

これからも【百年杉】をよろしくお願い申し上げます。

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9月10日長野県塩尻市でお話し会開催! https://woody-katoh.com/news230827/ Sun, 27 Aug 2023 03:44:15 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19439 9月10日 10時~12時 長野県塩尻市でお話し会 開催いたします!

代表の加藤政実が塩尻市でお話し会を開催いたします。
名古屋方面の方もいかがでしょうか?

主催は弊社ではないので
「みんなのえんがわ」さまにお申し込みくださいませ。

人生は「衣食住」ではなく
「食と触」と考えた方が幸せに近づくと思われます。

食べるもので健康が維持されていき
触れることで脳が発達されて維持されていく。

乳児に単語を話した際に
ただ視聴覚刺激のみから発せられる単語より
「触れながら」発した単語の方がより高い脳波活動がみられることが
2017年に京大で発表されています。

そしてさらには
その際に乳児が笑顔を見せたケースが最も高い脳波活動になったという実験結果が報告されています。

「視聴覚刺激のみ」〈 「触覚刺激+視聴覚刺激」〈 「気持ちの良い触覚刺激+視聴覚刺激」
科学的に立証されているのです。

子どもの脳の成長には「触」であり「触の質」なのです。

そしてそれをそのまま裏返しにすれば
わたしたちのボケ防止策になるのです!!

全人類共通の願いなんて「無い!」と思ってたのに
ここにあったのです。

とにかく子どもたちの知能の発達のみを考え続けて行動していけばいいのです。
子どもたちの知能の発達には「触の質」なのです。

名古屋方面からでも塩尻ならなんとか来られませんか。

最近の加藤は「食と触」しか言いません。
この話できるのは加藤政実だけなんで…

子どもの成長とボケ防止に興味がある方は
1回つながっておくことをお勧めいたします。

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9月3日(日)江の島で「お話し会」開催! https://woody-katoh.com/news230815/ Tue, 15 Aug 2023 07:13:22 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19419 9月3日(日)江の島で「お会話し会」開催!

美と健康のサロンである
江の島のKisuiさまで
代表の加藤政実がお話をします。

「美と健康」なのに…
杉のおじさんが何しに行くのやら…と横目で見ていたのですが
お申し込みはall女性で順調と聞きました。

たしかに【百年杉】オーナーになられた女性は
みな、美しくなられています。

お申し込みはメールでこちらまで

会場までの案内図は「Kisui 江の島」で検索しますと
KisuiさまHPに詳しく載っています。

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百年杉床材BOTTOM「枝目」の販売に関しまして https://woody-katoh.com/news230807/ Mon, 07 Aug 2023 08:31:15 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19382 百年杉床材BOTTOM「枝目」の販売に関しまして

百年杉床材の中でBOTTOM「枝目」グレードは
最もご発注数の多い商品なのですが
対露関係の関係悪化など
わたしたちのコントロール不能な問題によって
紀伊半島周辺には豊富に存在するものの
伐採を先送りにされて【百年杉】の丸太自体が入手困難な状況を経て
ずいぶんとマシにはなったのですが
相変わらず望んでいる(質の高い丸太の)数量の入手は果たせていません。

そこでなるべく同グレードの「百年杉床材」がシェアできるように
お早目に弊社にお問い合わせくださいますよう
よろしくお願い申し上げます。

実際のご使用の数か月前から
お問い合わせをいただければ
例えば10ケースのご要望のうち
5ケースをご用意して
残り5ケースは他のグレードですとか…
なるべく多くのみなさんに行き渡るような方法はあるように思います。

web shop上では「sold out」の表示になっていますが
そこで立ち止まらずに「お問合せ」くださいませ。

とにかく百年杉床材の中でBOTTOM「枝目」グレードを
お考えの方はお早目のお問い合わせをよろしくお願いいたします。

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8月6日(日)百年杉体感イベント開催! https://woody-katoh.com/news230627/ Tue, 27 Jun 2023 01:06:01 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19378 8月の東武東上線「鶴瀬」駅最寄りの
百年杉イベントは
(お申し込みの方には会場案内図をお送りいたします)

ココロとカラダのケアコンサルタントであり
料理講師の安達洋子さんをお迎えしての2度目の開催となります。

安達洋子さんのテーマは「更年期対策」です。

アスリートが引退をする頃。
自律神経のうち
副交感神経が急激に失われていく時期でもあります。

アンチエイジングというよりナチュラルエイジング…。
「衣食住の質」を知ることによって
本来可能な自分を取り戻して
まだまだ輝きのある自分を取り戻すことは可能ではないでしょうか。

百年杉ルームという気持ちの良いお部屋という環境も
そのひとつだと弊社は考えています。

当日は午前午後の2部に分かれて開催いたします。

午前の部のお申し込みはこちら。

https://woodcanvas.base.shop/items/70953006?fbclid=IwAR1NfkK7bK9yIcL2uZQinpD38GKdNncPfyDinK7dFIgM8o9pdCk7-iNAQjE

午後の部のお申し込みはこちら

https://woodcanvas.base.shop/items/71005548?fbclid=IwAR0syEkciW6ZXs_GptuMSTSnjsI-OAIw_oqKmGdsq4JYs_FsQmrulltKBMM

断熱も確かに重要なのですが
「触れる」仕上げ材が変わることによって
体感は大きく変わりますので
夏季や冬季のエネルギー費の支払いは
相当減ります。
そんな体感もしていただきたいです。

ご参加をお待ち申し上げます。

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出稼ぎ百年杉リノベーション https://woody-katoh.com/20230611column/ Sun, 11 Jun 2023 09:42:07 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19372 少し前ですが
愛知県まで「出稼ぎ百年杉床リフォーム」に行ってきました。
前泊を含めて4日間の旅お仕事でした。

遠征となりますと
宿泊経費もかかるのですが…
それでもなんで依頼があるのか?…を考えてみると
それは様々な要因がお客さまにはあるのでしょうが
「気」が大きいのではないだろうか。

「百年杉床材」という商品のみを入手して
近くの工務店に施工依頼をするのも手なのですが
その際はお客さまの幸せを願う気持ち豊かな経営者と職人さんじゃないとね。

言葉には出さなくても
「たしかにモノはいいけど、こんな高い床材使うんだったら
わたしにも金よこせよ!」

そういう邪気がお家に持ち込まれてしまうと
リカバリーには
居住者の方々の森の恵みへの謝意の継続をもってしても
数か月~ひょっとしたら1年以上かかるのではないでしょうか。

「気」を悪くするのは簡単なのですが
「気」を良くするには粘り強い情熱の継続と長い時間がかかるように思います。

健康や友人関係と一緒。

大切な住まいに関する依頼は…
プラスチック&ビニルのような製品であれば
価格だけで決めてもいいのかもしれませんが

それが生きている“いのち”である
木であり…植物である場合
生きているからこそ
邪気の影響を受けるのでしょうからね。

流行りの「コスパ&タイパ」のみの発想では
ちょいと危険ではないでしょうか。

木を“いのち”と認識せずに
プラスチックなどと何ら変わりのない
住宅素材のひとつとしか見ない「気」の方々を
お家に招き入れてしまうと

リカバリーは結構大変であることを
わたしは岩手県で学んできました。

もちろん、お客さまの現場にうかがう前に
お客様の最寄りの神社に参詣して
お客様のお幸せをお祈りするところから
作業は開始いたしました。

ニコニコとした笑顔で除草剤をまいて土壌を汚染させるように
ニコニコし礼儀正しい人間の邪気を
「住まい」に入れないようにした方がいいよ(笑顔)。

パワースポットとか…
そういう考え方だけじゃなく
身の回りの「気」を良くするためには
悪しき「気」を入れないことに傾注した方がいいよ。マジで。

結構、シンプルに重要なことをお話しているつもりなんだけどね~。

1万人に1人でイイから届いて欲しいなぁ。
ご参考になるだろうか。

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5月21日(日)に「パステルアート体験&百年杉おしゃべり会」を開催しました https://woody-katoh.com/report_workshop20230521/ Thu, 08 Jun 2023 07:27:08 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19355 2023年5月21日(日)、百年杉リノベ空間でのコラボイベント第4弾を開催しました。
第1部「パステルアート体験」、第2部「百年杉おしゃべり会」という構成で、心と体がゆるゆるになる楽しい時を過ごしました。

今回は、パステル画アーティストのセラさんとの共催。
セラさんより、コラボの感想をいただきました♪ ありがとうございます。

↓ ↓ ↓

「少人数でゆったり」と思っていたら、最後の数日で駆け込みお申込みが続々!
満員御礼ではみ出し気味の開催となりました。
百年杉の空間でのパステル体験

初めての方が多かったにも関わらず、スーッとご自分の世界にそれぞれが入り込む時間がなんとも愛しく。。。できあがった作品はいつもながら個性が光り、心が震えます。

みんなの作品を並べる瞬間はまた最高!
個性が集まり、見事に調和する世界

「百年杉おしゃべり会」では、私セラが1年前に寝室を百年杉に変えてから起こった家族のびっくり~な変化をお伝えし、「どうしてそんなことが起こるのかな?」・・・その謎に迫るお話を、加藤さんにたっぷり聞きました^^

“数十年の杉”と“百年杉”の違い、人間が「触れるもの」の大切さ、「爬虫類脳」の存在、綿よりはるかずっと昔から使われてきた「麻」にまで話はのぼりました。

加藤さんのお話は知識も知恵も盛りだくさんなのですが、何気なく話したフレーズがずっと残ったりするんですよね~。

私が今回残っているのは
江戸時代の人が200年後の人間が使えるように植えたであろう杉

植えた時代の人の想いも一緒に私たちはこの杉の恩恵を授かっているのかもしれない。
そう思うと、いっそう百年杉をありがたく使わせていただこうと思うのでした。

・百年杉の上に置いたコーヒー
・普通の床材の上に置いたコーヒー

飲み比べしたら参加者さんみんな「百年杉の上の方がまろやかになっている」という感想。
この不思議さ分かってもらえて嬉しい♪♪♪

心地の良い空間でのスペシャルな体験と学びの時間をご一緒してくださった皆様、来たかったけど来られなかった皆様、お友達にお声がけしてくださった皆様、心より感謝いたします。

次回百年杉とパステルコラボは秋ころ開催予定

セラキキサロンやオンラインにてカードセッション、パステル体験随時開催。
また出張パステル体験も承ります♪お気軽にお問合せください^^

セラキキサロン
creema
instagram

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参加者のみなさんからの感想もご紹介します♪

  • 100年杉の持つ調和されたエネルギー空間だからこそ、自然と自分を楽しむことが出来るんでしょうね。
    セラちゃんと加藤さんの素晴らしい活動に触れることが出来てとても嬉しかったです。
    私の活動とも本質的に繋がるとても共感できる内容でした。またお話しできたら嬉しいです(TS)。
  • 今日は急遽息子も参加させて頂きありがとうございました。
    とても癒される空間の中で、百年杉への思いを沢山聞けて良かったです!
    五感で爬虫類時代の自分の感覚を忘れずに居られたり、前屈が本当に曲がるようになったりとかびっくりでした。
    皮膚やら呼吸のお話し電磁波対策もワクワクしました。是非取り入れたいなぁ。寝る部屋にとか。
    息子もお手洗いも素敵だったと言ってました(KA)。
  • 百年杉の話ははじめてだったので、まずは知ることが出来てよかった!
    自分の意識も変わるし、これからの生活でもきっと変わるのかなと思いました!(MK)
  • 百年杉についても詳しいお話が聞けてよかったです。
    今後、杉部屋に変えたいと思った時のために参考になりました。
    また次回も楽しみです(AS)。

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7月17日(月)祝日「百年杉×方条遼雨先生」コラボイベント開催いたします! https://woody-katoh.com/event230605-2/ Mon, 05 Jun 2023 00:36:19 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19344 7月17日(月)祝日

前回大好評だった
著作「上達論」で知られる
古武術講師の方条遼雨先生をお招きしての

「百年杉部屋で身体をゆるめる」講座イベントを開催いたします。

「効く~効かない」のではなく
まずは「身体のつくり~いとなみ」を知ること。
そうすれば道は開かれます。

不都合になったら
治してもらえばいい…のではなく

不都合にならないために
自分の身体に問いかけていく…

そんな機会になりますように。

おそらく方条遼雨先生のレクチャーを受けて
最も身体が「動く」のは
百年杉のお部屋だと思われますので
そんな確認のためにも
是非お越しくださいませ。

お申し込みはこちらまで
メールでお申し込みください。

nishiyama369@gmail.com

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7月2日(日)「百年杉×賃貸でも床敷き」イベント開催いたします https://woody-katoh.com/event230605/ Mon, 05 Jun 2023 00:19:51 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19342 7月2日(日)に
「百年杉×賃貸でも自分で床敷き」イベントをおこないます!
すべての疑問にお答えする会でございます。

床が変わって
人生が豊かになったと
多くの方々が口をそろえています。

エネルギー価格高騰による断熱至上の昨今です。
高断熱は確かに有効な手段ですが
高断熱工事によって
鼻呼吸が可能になったり
いびきが消失したりはしないはず。

床は住まいにおいて
常に直接触れ続ける唯一の部材です。
ある意味最重要な部材なのです。

当日は20世帯以上の「床敷き(=釘で留めずに置くだけ施工なので賃貸でもOK)を
サポートしてきた
大野高広さんをお招きいたします。

触れ続けて気持ちの良い床にするための
あらゆる疑問にお答えいたしますのでお待ち申し上げます。

お申し込みはこちらまで

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5月21日(日)百年杉体感+パステルアート体験会 開催! https://woody-katoh.com/news230418/ Tue, 18 Apr 2023 12:26:19 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19329 不連続の連続!の百年杉!!
【百年杉】リノベ空間でのコラボイベント第4弾!は
「パステルアート体験」です。

SDGsって、なんで?アートが入ってないんだろうかね。
なんかいかにも学問的な17項目という見え方も感じなくもないかな。
学問って「良い悪い」になりがちだから
「良い悪い」の17項目という感じにも見えちゃうかな。

アートには良い悪いは無いよ~(笑顔)

だからライフスタイルに
もうちょっと自然にアートを取り入れられれば…

「良い悪い」ではなく
自然に多様な価値観が身についていくと思うんだけどね。
もっと自由になりませう!

セラさんは弊社の百年杉リノベーションのお客さまでもあります。
(このイベントのファシリテーターはみんなお客さまなので~す)

実は以前から百年杉のお部屋の方だと習字が上手く書ける気がする…だとか
瞑想が深くなるような気がする…などの
精神性の先にあるような世界の発揮には向いているとの
評価をいただき続けています。

ですから念願の「狙ったアートイベント」なので~す(笑顔)!

お子さま同伴OKですよ~

会場にお越しの際は
「入場時の注意事項」をよくお読みいただいて
スムーズにお越しいただきまして
いつまでもこの会場スタジオをお借りいただけますような
ご配慮をお願い申し上げます。

お申し込みはこちらまで

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プールの一員になる! https://woody-katoh.com/column230404/ Tue, 04 Apr 2023 14:42:21 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19324 お前はディスるから
ダメだとよく言われる。
ネガティブなことは言うな!…ともよく言われます。

やるべきことは
ポジティブなことしか言わずに
批判はしないで
マスクを装着し続ける人生なのだろうか…。

瀬戸内寂聴さんが逝き…
大江健三郎さんも旅立って…
落合恵子さんはご存命ですが
教授も逝った。

「違うんじゃないか!」と
異を唱えるいつもの同じメンバーのプールは
大きく数を減らしてしまった。

自分の思ったことを言うのは恥じる行為ではないはずである。

でも「思ったこと」が他者をディスる行為と重なる場合は
「不利益」になるからやめといた方がイイと言う。

「不利益」にならないための人生とは
自己の利益のみの為の人生ということか…

脱原発など
自分のための利益ではない。
それこそ未来の人間のための精一杯の仁義であろう。

それでもまだわたしはまだ攻撃的過ぎる
欠点を有するのであろうから

友人たちは金言~忠言~ご助言という
良質なお節介を焼いてくださっている。

わたしも減りゆく
「違うんじゃないか!」をアウトプットする
プールの水の一員になれるように精進するのみである。

わたしが未だ持ちえない
プール内の先人たちが共通にお持ちの「気」を得るために苦しむことは
やぶさかではないのだが

目指すは
ただただ保身のための
ディスらず~マスクをしたまま批判せず…では
無いはずである。

マスクを外さず
世間体与党保持の人生など
まっぴらごめんである。

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yahooニュース 23年3月27日掲載 https://woody-katoh.com/media230327-2/ Mon, 27 Mar 2023 08:56:34 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19316 第2回「やまんばプロジェクト岩手~山と生きる」に代表の加藤政実が講師で招聘された講演内容を
岩手日日新聞さんを経て
yahooニュースで取り上げていただきました。

岩手から日本中のヒトと山が太く強くつながっていくことを
お祈り申し上げます。

記事リンク先

https://news.yahoo.co.jp/articles/dbfe21c02f9e0102cfada907c44f3b5545b64d94

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岩手日日新聞 23年3月27日掲載 https://woody-katoh.com/media230327/ Mon, 27 Mar 2023 08:46:08 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19310 「第2回やまんばサミット岩手」~山と生きる」
代表の加藤政実が講師で招聘されまして岩手日日新聞に掲載されました。

第1回に次ぐ登壇でした。
「岩手やまんばプロジェクト」皆さま大変お世話になりました。
ありがとうございました。

記事リンク先

https://www.iwanichi.co.jp/2023/03/26/9958763/

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岩手県一関市講演ご報告 https://woody-katoh.com/column230327/ Mon, 27 Mar 2023 01:19:49 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19303 代表の加藤政実が
岩手県一関市に招かれて講演してきました。

「衣食住」ではなく「食と触」から考える未来の幸せ像。

彼はここ1~2年くらい
杉を超え…木を超え…麻や綿や絹という植物に学び…

「植物との距離感」がすっかり遠くなってしまった
現代社会の危うさをインプットし続けていました。

1月から再開された(有)加藤木材主催の「体感+お話会」でも
それらのアウトプットにチャレンジしていましたが
思考錯誤は続いていたようで…

今回の「岩手やまんばプロジェクト」さんのお招きにも
新資料製作並びに語りの練習を続けていたのですが

本人としては
なかなか満足できる内容にはならなくて
苦しんでいたみたいなのですが
まるでWBCの村上選手のように
最後の本番で結果を出したようです。

■岩手日日新聞 2023/03/26
里山資源活用在り方は ゲスト2人が講演、対談 山んばサミット 東山【一関】

岩手日日新聞
https://www.iwanichi.co.jp/2023/03/26/9958763/
Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/dbfe21c02f9e0102cfada907c44f3b5545b64d94
共同通信
https://nordot.app/1012613668934680576

彼はよく言います。

「梅雨があって雪が降るという
地球上唯一の環境要因を持つこの島の植物は
魔法使いのようなパワフルな植物が
多種かつ多数存在する奇跡の植物の島である。
(夏季の多様な負荷がしぶとい“いのち”を創り安定した冬季が“いのち”の数を増やす)
薬草…薬木だらけである。

この島には森があって
森を源にした豊かな土壌がある。
そこにある。目の前にある。

そこにある植物に畏敬の念を持って
身近に置いて…【触れて】
元気になっていって枯れるようにお星さまになっていく。

チンパンジーとの分岐から約700万年。
アフリカ大陸での湿潤な森…もしくは湿地帯での人類誕生から約20~30万年。

ホモサピエンスたる先人が触れ続けてきたモノは
【土、水、木を含めた植物、同胞を含めた生き物】というたった4種に過ぎないはず。

石器や鉄器を道具として使うことはあっても
たった4種+αに過ぎない。
紙だって1000年くらいのものであろう。

そこにある「植物との【触】」を取り戻す流れを作ってから
わたしもお星さまになりたいものだ。」

(聞き続け過ぎて、本人でなくても書けるようになってしまいました)

しかし彼が言うように
そこに無いモノをねだるのは「無い物ねだり」。
しかし「森と土」はあるのですからね。

岩手から日本が変わっていっていただきたいです。
岩手のみなさま
弊社代表がお世話になりました。
ありがとうございました。

(百年杉の加藤木材 あるスタッフ筆)

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3月25日(土)岩手県一関市で講演 https://woody-katoh.com/column230218/ Sat, 18 Feb 2023 01:28:33 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19300 岩手にいっしょに行きませんか?

3月25日(土)13時~16時に岩手県一関市で講演いたします。

もうこの手の不特定多数の方々対象の講演会は
お断りしてたから…依頼も来なくなって久しいのですが
ここはなんと2回目の登壇なので断れません。
知人ではなく友人がいるしね。

「毒を以て毒を制す」じゃないけど
地域を考え直すイベントに
わたしを一度ならずとも二度も呼ぶなんて
単なる愚か者か鋭い賢者のどちらかであろう(笑顔)。

いわゆる「木育」という概念があるが
それはまったく正しいように思う。

身の回りに木があることによって
そのトレーサビリティや環境問題…
プラスチックでは得られない個や家族としての「気づき」があるはずだ。

まったく正しいのである。

だから行政も企業も学者もこぞって
正しいことを言い続ける。
実に当然のことである。

しかし、この国のわたしたち消費者=有権者=市民側は
エシカルではないが
「正しいから消費する」という思考の人間はほとんどいない。

ようは「道路は必ず右側しか歩行しない人」は
少数を通り超えて皆無に等しいのである。

わたしはそれでも「木育」という啓発活動は継続すべきだと
強く思うものである。
「正しいこと」が広がって素晴らしい結果になって
実を結ぶ可能性はほぼ無くとも
正しいことをやめてどうする!諦めてどうするというのだ!

日本の木を使うことは
森林率世界第2位の
この国の隅々まで経済性が届き人材が確保~育成されて
そこに環境との両立がはかられた「山の畑」があり続ければ
河川を通してお魚も増えていくのである。
こうやってわたしたちが千年も生きようものなら
こういうまったく正しい選択をするであろう。

しかし、人生は短く
あとたった20~30年しか生きないのだから
「安価な外国の木でもいいし
何なら木目が印刷された土壌を汚し海に流出するプラスチックでもいいのよ。
その差額で新しいスマホも買えるし
エステや旅行にだって行きたいもん。」

わたしたちはえぐみを有するが
栄養価の高いお野菜を選択せずに
安価で食べやすく栄養価の低い品種改定されたお野菜を購入し続けて
サプリメントも買うような選択を続けている生き物である。

「正しいことを言い続ける」行為は
やはり必要なのだが
そうではない選択をし続けるわたしたち消費者に
「あれ?こっちの方が得じゃない?」と
考えてもらうきっかけをつくることこそ
具体的な唯一の前進策だと考えて
わたしはそれしかやっていない。

また「正しいことを言い続ける」方々は
科学的立証を得ていない要素は
発信してはならないという憲法をお持ちにお見受けするが

わたしから見れば
その科学があまりにも脆弱過ぎて
植物の偉大さと人類との関係性を
いつまでたっても測り切れていない感を持ち続けている。

わたしは真面目に
絵本作家さんのような才能の方々とご一緒して
「日本の植物に囲まれる一生」を提案し続けて

もっとキレイに元気に生きていって
素敵な賢者との出会いの連鎖の先に…
枯れるようにお星さまになるような
一生を想像してもらうノリを思考中である。

「なんでキレイになれたのだろう?
~なのかもしれないね。」のようなストーリーの作成と発信である。

「かもね」のカワイイ作り話なのだから
学問も科学も不要である。
(もちろん立証されている科学的な研究結果は引用させていただく)

脆弱な側面を持つ
科学や学問に依存し過ぎない
尊厳ある思考を止めない生き方の提案を
こんな杉おじさんではなく
絵本作家さんのような才能ある女性たちと作ってから
お星さまになりたいのである。

誰か岩手に一緒にいきませんか~
これ読んで主催者からキャンセルかもね(笑顔)。

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「鈍」と「鋭」の足裏 https://woody-katoh.com/column230212/ Sun, 12 Feb 2023 08:21:43 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19293 2月26日のイベントの案内に
床暖房は「熱く」感じるけど
身体の中から「温まる」感覚が無いと表記したんだけど…
そこに反応したお返事を片手の指くらい
もらったんだけど
全員女性だったね~。

「鈍」な五感の宿命のわれら男性は「熱!」くらいの感覚で
ようやく「気づいて」床暖に満足してるんだろうね。
「サウナで整う」とかもそうでしょ。きっと。

職人としての腕はいいのに
ランチをご一緒すれば
味を確かめずに漬物に醤油かけたり…
ラーメンにコショウかけたり…
そういう「鈍」な五感って
経験的にはみんな男性かな(笑顔)。

床暖の「熱さ」と
身体の芯から温まらないことが
わからない足裏の五感とは
おそらく醜悪な柔軟剤の香りを「微かな心地よい香り」と感じる
鼻呼吸できない嗅覚と同じなんだけどね。

でも香害を訴えながら
床暖房してるヒトって無数にいるでしょ(ふふふ)。
わたしたちの皮膚は自然界に存在しないパッケージを感じとって
その環境を警戒してる感があるからね。
閉ざされてしまうと考えるものである。
だから身体の内部が反応しない。

男に学ぶべきことは無いとは言わないけどね。
ただ生物学というか
ホモサピエンスの身体の営みを学んでいくと…
身体の営みのすべては
「女性の“いのち”の維持のため」にできていている感を持ちます。
だから男性という生き物も
女性のいのちの維持のための性的な存在ということではないでしょうか。

「男が下」って言ってる訳じゃなんだけどね。
ほぼ、男性には理解してもらえない話なんだよな~。

ただ、これが体内に宿れば
ずいぶんと男も生きやすいのにね~。
女性に導いていただく感覚さね。

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朝日新聞「子どもたち、眠れてる?」記事 その3 https://woody-katoh.com/column230209/ Thu, 09 Feb 2023 00:27:44 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19288 朝日新聞「子どもたち、眠れてる?」記事 その3

しかし、この新聞記事もそうだが
「住の質」や「屋内空気の質」と睡眠に関する因果関係を
考える人間がほぼいない状態が続いているのには
驚きを禁じ得ないものである。

わたしが思いつきそうなことを
学者や大先生たちが気づかないなんてね。
いったいなんでなんだろか。

それらが思考の足りなさからくるのか?
わざと見えないふりなのかは不明も
記事内にもあるように
眠れない15歳の娘に睡眠導入剤を親が飲ませるとは…
対症状的な思考もここに極めりの感を持ちます。
いったい、どういう思考経路なんだろうかね?

プラスチック&ビニルハウスを
数千万円かけて建てたり…買ったり…借りたりして…
子どもが眠れなくなるとクスリ漬けって…

クスリじゃなくて
彼女に必要なのは一緒に住む植物だろう。木の香であろう。

人間の生存の持続に必要なモノを最も短い言葉で言えば
「衣食住」と言われますが
それをもっと具体的に言うならば…

それは
着る植物との関係性であり
食べる植物との関係性であり
住む植物との関係性であろう。
また人生とは。それら植物との素敵な関係性の持続と言ってもいいはずである。

また「衣食住」論のみに終始してしまうと

「驚きの能力を有する皮膚が周辺の空気は“安全な空気”と
脳幹部に報告し続けるような質の空気が必要」であるという
「空気の質」という点も欠けてしまうように思うものである。

よくこの国の標準的なプラスチック&ビニルハウスに住みながら
「子育て」とか、やってるよね。
もの凄いハンディキャップだから
ほんと凄いと思う。

実は杉の香りが睡眠に効果があることは
ほぼ科学的にも被験者実験を通じて証明されています。
それは2020年に閣議決定された「グリーン成長戦略」にも
補足事項として記述されています。

でも建築業界人の1/1000の方々も知らないだろうけどね。
まぁ…だからプラスチック&ビニルハウス全盛なんだけどね。

https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-17H06151/

独)日本学術振興会・科学研究費助成事業「住環境が脳・循環器・呼吸器・運動器に及ぼす影響実 測と疾病・介護予防便益評価」2017-2021 年度」

5年間で2億円の研究費(国費)を使って
「木(杉)の香」による睡眠の質の向上はわかっています。
しかし「なぜ?そうなるの?」がいまだにわかっていない。

ようは杉で眠れるようになることはわかっているのですが
なぜ?眠れるようになるのかが、わからない。

わたしはそれを杉の香りの物質がどうこう…ではなく
わたしたちの内部のリアクション的な問題だと推考するものである。
だから「杉で眠れるようになる!」の立証は不可能に近いのではないか。
不可能なことをいいことに
学者は科研費をむさぼり続けると言えば
やはりそれは杉バカの妄言なのであろう(失礼)。

わたしは…「決め手」はおそらく杉の特定物質ではなく
われらの内部のプログラミングにあると考えているので
それこそ何千人を超えるような生きた人体解剖実験が必要な類のものであって
もちろんそんなことを実行すべきではないので
科学による「杉で眠れる事実は認められても立証は無理」と断定するものである。
(個人の推論なのに断定とは、わたしの妄言もヒドイよね)

意中のヒトのそばになっただけで
顔が赤くなってドキドキと血流が増すように…
女性のキュートでセクシーな見栄えを見た際に
男性の身体が反応を示すように…

まるでコントロール不能なプログラミングなのである。
ただただ杉の香りでみな、落ち着いて眠れるようになるというだけのことである。

ようは「なぜ?」の立証を待たずとも
寝室やベッドフレームが杉の香を感じられるようになればいいだけの話である。
理由は不明も結果はでているのである。

何か違うことを言ってますか?

最後に
狙ったのでなく、おそらく結果として
「大脳の発達」につながった人類であるが…

その高度に発達した脳の成長や維持には
莫大な量の酸素が必要な構造になっており
(もちろん使用済みCO2の排出や排せつも重要)

わたしが推考する「呼吸の浅さ」が
化学物質漬けの「住まい」によって
常態化するとすれば…

脳の発達と維持に不可欠な大量の酸素という構造が仇となって
こどもたちは持って生まれた素質を生かせない
(脳の)低成長につながって
私たち自身の脳の活性化の維持も困難になってしまうであろう。

実は「石油化学物質まみれの住で眠れない日本国民」というのは
実に深刻な国民的な環境要因リスクではないだろうか。

知識を随時取り出して、恥をかかない行動はとれても
各種の情報をストック~解析していって
知恵とする能力を持たない大人ばかりになってしまわないだろうか。

呼吸が深くなって鼻呼吸が可能になる「食」など存在しない。
やはり「住」の失点は「住」で取り返さなければならないはずである。

脳の発達がストロングポイントたる生き物なのに
その発達と維持には欠かせない「呼吸」が浅くなって
「睡眠」が不足しているのですからね。

新聞記事内にあるような
睡眠導入剤を10代の子どもに服用させるような選択こそ
まさに脳の未発達者たる大人がとる行動なのかもしれない。

最後の最後に…
数値としての空気の質であるが
焚火をして気を失うヒトもいないように思うのですが…
その際に発生するCO2で
潜水艦映画の中で「酸素が不足しています!」なんて場面がよくありますが
空気中の2%で倒れて3%で絶命となるそうである。

ですからもともと地球上に存在しなかった
人造石油化合物が発する屋内揮発性化学物質なんて
0.1%も無いくらいの極小の数値であって…
やはりわたしは化学物質直接の影響ではなく
毒ガスイチコロの身体の仕組みと鋭敏な驚きの能力を有する皮膚のスキルによる
「呼吸の浅さ」などを根源とする多岐にわたる影響が
大きいと考える数字的な論拠になっています。

あと1万年も進化を続ければ
「皮膚」も慣れてきて…

スマホやタブレットに触れた際に
皮膚が判断して脳幹部に伝えているであろう
「安全ではない可能性がある今までにない感触」という
体内を駆け巡る注意報や警報のような電気信号も無くなって

ビニルクロスから揮発し続けるフタル酸エステルという
DNAに掲載伝承されていない新たな人造揮発性科学物質にも慣れて

「あぁ…こんな微弱な化学物質くらいたいしたことないよ~無視無視。」

となるように思うのだが
あと1万年近くは、進化の過程において
「眠れずに~呼吸も浅く」苦しむように思うものである。
(この項おわり)

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朝日新聞「子どもたち、眠れてる?」記事 その2 https://woody-katoh.com/column230208-2/ Wed, 08 Feb 2023 03:57:26 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19285 フジテレビの朝の情報番組の「今日のワンコ」を見るがいい。
ワンコを飼うという方々は…
今月の家賃やローンに苦慮する類の金銭管理ではないはずと考えるのが
妥当だと思うのだが
しかし、無垢の床の家など、このコーナーを見ていても
1/1000も無いのである(驚)
それこそ5000件に1件くらいも無いのである。
杉の床なんておそらくゼロであろう(毎日見てないけどね)

ようはこの国の「住」って
「貧乏人はプラスチックハウスで我慢しろ!」ではなく
お金がある程度ある方々も
化学物質ハウスを(フツーに当然に)数千万円払い続けて
受け入れている国なのである(不思議)。
似ている行動様式は家畜くらいか…。

お金を得るスキルはあっても
その得たお金を自分の幸せのために有効に使う方法を
知りしヒトが極端に少ない国なのでしょうかね。
あのコーナーを見ているとそうとしか思えないかな。

今はまさに人造化学物質…石油化合物ばかりに
「触れ続けて」生きているわたしたちなのですが
進化の過程において
毎日毎日、石油化合物に触れ続けるような日常になって
まだ40年ほどなのである。
チェーンソーが林産地に行き届いてからだって…
まだ60年を過ぎたくらいであろうか。

そう考えていくと
愕然とする気持ちが芽生えはしないだろうか。

約700万年間
進化の過程で変わらなかった「周辺空気や感触」の
たった直近40年間での激変である。

ひょっとしたらその「安全な空気」の指標とは
植物の香りを感じる森のような空気なのかもしれない。

そう考えざるを得ない経験を、わたしは14年間にわたって
たくさん見続けてきました。

依頼人がどんどん自分を取り戻していくのである。

わたしたちはその生涯の9割を屋内で過ごす生き物である(who調べ)。
それでは「空気が悪い」と
体内はいったいどんなリアクションをとるのであろう…。

わたしたちは
空気を吸引し続けなければ生き続けていけない生き物なのに…
いやであるからこそ…
その空気の質に関しては臆病なほど神経質になる生き物であることが
ここ20年ほどの「皮膚の驚きの能力」の研究が進むにつれてわかってきました。

皮膚の能力の進化とは
おそらくは周辺の環境を早めに察知して
「生き残りの可能性を引き上げるため」の進化であって
人類はそのために皮膚の体毛を消失させて
さらに感覚器としての「感度」を上げ続けて
皮膚から送られる莫大な情報処理を脳がすることによって
脳が発達してきたのであろう。

そう考えれば
チンパンジー…ゴリラ…オランウータンという類人猿も
顔面周辺の体毛は無い。

やはり彼らも
顔面周辺感覚器のセンサー感度を上げて
生き残ってきた種族なのであろう。

しかしホモサピエンスは
脳、リンパ、性器という大切な部位のガード以外の体毛を消失させて
さらに感度をあげて周辺環境の察知に懸命になって進化を続け
その結果、膨大な情報が脳に送られることになって
その情報処理によって
大脳を飛躍的に発達させてきたのである。

毒ガスイチコロの身体の仕組みから
周辺の空気の質を含む環境要因に臆病だったからこそ
皮膚にもの凄い能力を持たせるような進化を遂げて
(信じられないかもしれないが、皮膚は見えて聞こえて味さえも感じているとしか思えな
い研究結果がここ20年ほど世界中で多数発表されています)
その結果、大脳を飛躍的に発達させたのであろう。

人類の大脳の発達とは「結果論」に過ぎないのではないか。

その目的は毒ガスイチコロの身体の仕組みによる
だからこそ周辺の環境要因にいち早く「気づく」ための感覚器としての
皮膚の察知能力の高度化~進化ではないだろうか。

それでは話を戻して
「安全な空気」や「元気を取り戻す空気」ではない「住」では
いったいどういうことが起きているのであろう。
わたしの推論を続けていこう。

経験的には鼻呼吸困難な呼吸になったり…
過度なイビキなども「住の質」の低さが原因ではないだろうかと
わたしは疑っています。

空気の良い地方から都会に来た方々が口をそろえる…
「鼻毛が伸びるのが早くなった」とは
皮膚が排気ガスからの二酸化窒素などの量が多くなっていることを察知して
脳幹部の爬虫類脳に連絡…脳からフィルター増産の指示が出て鼻毛が伸びるのでは…
と考えることは自然なことではないだろうか。

屋外の空気の質に関しても
これくらい神経質なんだからね。
わたしたちの内なる判断は…。

屋内の空気に関してはこれ以上のリアクションになって
鼻呼吸に難…もそうだけど
「呼吸の浅い」状態が継続されるのではないだろうか。

ある意味、睡眠とは体内の細胞の隅々まで酸素を届けて
使用済みのCO2を排気するガス交換でもあるのだが
これが浅ければ「目覚めてしまって~眠れない」ことになりそうである。
レム睡眠消失の夜間中途覚醒である。

わたしは化学物質まみれの「住」そのものによる
直接的な影響というよりは
体内の刻まれた伝承リストにはない
人類が作り出した
もともと地球上には無かった
未確認化学物質が存在する屋内空気を
「微弱な毒ガスの可能性がある、安全が立証されていない空気」と脳幹部が判断。

その結果「呼吸が浅くなる」ことによる
多岐にわたる不都合が根源的な理由ではないかと考え続けていまして
睡眠はそのわかりやすい一例ではないかと推察するものである(つづく)。

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朝日新聞「子どもたち 眠れてる?」記事その1 https://woody-katoh.com/column230208/ Wed, 08 Feb 2023 00:13:50 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19282 朝日新聞「子どもたち、眠れてる?」記事 その1

2023年1月29日(日)2月5日(日)と連続で
朝日新聞に「子どもたち、眠れてる?」の特集記事が掲載された。

世界平均より1時間も短いのが日本人の睡眠時間であり
成人の5人に1人が
実際に睡眠障害と診断(疾患判定)されているのがこの国のリアルである。

赤ちゃん(3歳以下)の1日の総睡眠時間の国際比較

まさにこの国の子どもたちは世界一眠れていないのですが…
その原因の本質として
「住」の質の低さがあるのではないかと
わたしは警鐘を鳴らし続けてきている。
もういい加減無視しないで聞いてほしいよね~。

その論拠としてまず「毒ガスイチコロ」の身体の仕組みを共有したい。
この星の生き物は数十億年も海の中で毒ガス渦巻く大気が去るのを待ち続けて
毒ガスがおさまってから陸に上がった生き物の末裔である。
だから「毒ガス対策」された哺乳類はいないのである。

アウシュビッツもペットの殺処分もそうですが
この星の哺乳類を最も効率的に殺すには毒ガスなのである。

また、いわゆる五感という周辺環境探知能力であるが…
人間は「嗅覚」が最も早く身につくというのも
毒ガスイチコロの身体の仕組みとして
うなずける話ではないだろうか。

そして周辺の空気の質を探知する感覚器は鼻だけではない。

皮膚は周辺の酸素濃度を感知していて
さらにはその変化によって
赤血球の生産量を調整するシグナルさえも出していることが
2008年に海外で発表されています。【Boutin A.T.et ai.(2008)Cell.133:223:234】。

おそらくわたしたちが継承しているDNAの中には
「安全な空気」や「元気を取り戻す空気」の指標が継承されているのではないだろうか。

なぜならそれが無ければ
いくら皮膚が鋭敏に周辺の空気の状況を察知しても
その周辺の状況を評価しようが無いからである。

「安全な空気」の指標がDNAに刻まれていれば
「危険な恐れのある空気」という判断も成り立って
脳幹部はその状況を踏まえた対策としての
リアクションがとれるようになるはずである。

そうでなければ、ここまで皮膚の感覚器の精度を上げて
進化してきた意味が無いことになってしまう。

それではそのプログラミングされているであろう
「安全な空気」や「元気を取り戻す空気」とはいったいどういった空気なんだろうね。

人類とチンパンジーの分岐が約700万年前。
そして人類の誕生が約30万年前で
人類のアフリカ大陸からの移動が約5万年前である。
これら約695万年間以上の進化の過程の中で
先輩人類が触れてきた空気とは…

大地、海、河川、木々(植物)
を感じられる空気だけであるはずである。

そう…この中にしか
「安全な空気」や「元気を取り戻す空気」の指標は無いはずである。
だって排気ガスもプラスチックも無い時代なんだものね。

そう考えてみると
体内にて「安全な空気」と捉える空気がどういった空気なのか?…
の議論は置いておいても

世界の中でも極めて異質な
この国の人造石油化学物質のみで作られている住環境と
「安全な空気」や「元気を取り戻す空気」の指標とのギャップは
相当大きいものになるのではなかろうか(つづく)。

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「こぐちパネル」発売再開と価格変更のお知らせ https://woody-katoh.com/news230202/ Thu, 02 Feb 2023 03:04:10 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19277 sold out状態が続いてご迷惑をおかけしていました
「こぐちパネル」の生産をいたしますので
販売を再開させていただきます。

しかし、ロシア材代用品である
手入れの悪い山の安価な杉ばかりの供給状態がいまだ続いておりまして
百年杉の入手が困難な状況は続いております。

そこで恐れ入りますが
「こぐちパネル」の価格の値上げをさせていただきます。

「こぐちパネル」じたいのクオリティは落とさずに
従来通りの「百年杉+200年杉(樹齢150~250年相当)」の
豊潤な香りの製品とさせていただきますので
ご理解いただければありがたいです。

「こぐちパネル」の販売再開は近日中に実行いたしますが
出荷自体は2月中旬~末ころになる予定です。

これからもお客さまがぐっすりと眠れるような香りという
香りの質の維持を心掛けながら頑張っていきますので
よろしくお願い申し上げます。

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落ち葉掃き https://woody-katoh.com/column230131/ Tue, 31 Jan 2023 08:20:09 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19275 日曜日には「落ち葉野菜研究グループ」主催
の「落ち葉はき」に参加しました。

300年以上続く伝統的な作業であり農法。
熊手で落ち葉を集めて「はちほん」」という竹製のカゴに入れて
「つくてっぱ」と呼ぶ堆肥場に運ぶ。
温かくなるとカブトムシの幼虫が落ち葉の中に生まれて
幼虫のフンによって「たい肥」化は進行する。

持続可能な「農」のプレイヤーにカブトムシもいるのである。

わたしがこの三富の持続可能な農法と出会ってから
もう20年以上たつという。

ちょうど三富開拓300周年を迎える前のことである。
そしてダイオキシンショックがやってきた。

このままではすまないと…
いつかそうなるとは薄々感じてはいたが物凄い出来事であった。
雑木林は農用林でもあるのだが
莫大な相続税がかかるが建物などは建てられない。
「野焼き」のような業者が横行した背景には税制があった。

この事件以降、わたしはこの地域を通して
学校では教わらない様々な学びの機会を得た。

雑木林は今、ナラ枯れに見舞われているという
虫が入ったコナラの木をビニルで巻いて虫の拡散を防いでいるのを見たのだが
相変わらず人間は愚かである。

燃料として使われないコナラ林は
もう後期高齢者級のごとく老木であろう。
元気がないから虫にやられる。
コナラ林を定期的に伐採して
薪を使えば、元気の良い若きコナラであれば
虫にもやられまい。

ヒトと同じである。
病気の根源は「老い」なのである。
そして「老い」は止められないのである。
クスリで治るという思考がわたしには理解できない。
「老い」を止めるワクチンでもあるのなら別だけどね。

ミクロな近眼思考全盛だな。

かつてのマツクイムシと同じような構図であろう。
松は放置されて混んだ森になることによって
松にとっては湿潤すぎる環境に苦しんで虫にやられた。
コナラも放置されて老化が進んで元気がなくなって虫にやられている。
数千年間も木を燃やして燃料として使っていた時代は終り
放置された森になれば、そうなるだけのことではないだろうか。
ビニルを巻いても何の解決にもなるまい。
そういえば、ハブにマングース…というのもあったね。
あほらしい。

近眼的な対症状的な思考は
いつもまた新たな厄介ごとを生み続けるであろう。

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「百年杉空間体感×お話会」第3弾!3月5日13時より開催決定!! https://woody-katoh.com/column230128-3/ Sat, 28 Jan 2023 06:56:22 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19260 「百年杉空間体感×お話し会」の第3弾は
第2弾の翌週の3月5日(日)に開催決定!いたしました。

著書「上達論」でも知られる
古武術の講師でもある方条 遼雨先生を
百年杉の空間にお招きして
「日本一の杉バカ男」との対談トークイベントを開催いたします。

以降のお時間は、方条先生の「身体の動かし方の教室」を2セット実施するのですが
その際も加藤政実も参加しながら「お部屋の空気の質と呼吸…」などなど

方条先生と加藤政実との意見交換は継続するというスタイルになりそうです。

お申し込みはこちらまで、メールにてお申し込みくださいませ。
↓↓(あを@に変えてください)
Nishiyama369あgmail.com

この第3弾は変わり種になります。
実は方条先生は百年杉オーナーさまではないのです。
しかし、共通の友人である弊社のお客さまから企画が持ち上がりまして…

百年杉空間で初めてお会いした際に
「ぜひすぐにやりましょう!」となった次第。

その際にもあえて互いの領域に深く「聞き尋ねることをせず」に
3月5日の「ぶっつけ本番」を楽しみに育んでいる企画となります。
何が飛び出すのかまったくわかりません。

ただ方条先生は新規の企画はすべて断っている状態なのに
百年杉空間に身を置いて
進呈した百年杉の木片を鼻に持って行った際に
何かを感じ取っていただいたのは
隣で見ていて感じました。

呼吸、身体の動き…使い方…心技体と空気の質との関係性は…。

「環境と技術」
技術さえ取得すればどんな環境でもヒトは幸せになれるのでしょうか。
それとも一定の環境に身を置かなければ、到達できない領域の幸せってあるのでしょうか。
今からワクワクいたします。
以降続くとしても…
ふたりのファーストコンタクトはこの3月5日が最初で最後になります。
どうかお見逃しなく。

お申し込みの方にのみ会場案内図をお送りさせていただきます。
ご参加をお待ち申し上げます。

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第2回「百年杉空間体感×お話会」2月26日10時~14時~開催決定! https://woody-katoh.com/column230128-2/ Sat, 28 Jan 2023 05:41:45 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19251 「百年杉空間体感×お話会」第2弾開催のお知らせ!

2月26日(日)10時~13時と14時17時の2回開催となります。

わたしたちは水族館の人気者です。
だからその食事には飼育員の方々に
ものすごく気をつかっていただいています。

ありがたや×2

「あれ?」

でも水のなかにカルキが含まれていたり…
水がまるでドブ水のように腐敗していたら…

わたしたちの「いのちの継続」に必要な最小単位は「衣食住」です。
もちろんどれもが最重要項目です。
そしてその内容に関しましては
その量に関しましても無関係ではありませんが
どちらかというとその「質」に関する話が具体論になろうかと考えます。

以降の数字は、あくまで個人的な印象になりますが
世間一般の「衣食住」に関しますその関心度としては…
「衣」1%
「食」98%
「住」1%
くらいの印象を持つ場面が
わたしたちは多いのでございます。

食事は日に3度が標準ですが
空気は24時間×365日×生涯、片時も忘れずに吸い続けます
飲食物の5倍以上の量の空気を吸い続けます。

さて第2回は
料理研究家でもある安達洋子(ひろこ)さんをお迎えして
彼女の作った「軽食+お茶」をいただきながら
幸せにつながっていく「衣食住」を考えていきます。

彼女はこの国の標準的な「ビニル+プラスチックハウス」で育ち
やがて「害のない住まい」を建て
やがて「百年杉のある住まい」に住むようになりました。
衣食住の改善によってどのようなご経験をされてきたのでしょうか。
興味は尽きません。

もちろん「食」不要ではございません。
「食」は生きることにおいて、最も重要な項目です。

また「衣」と「住」は類似性も多いので
数字で表すのもずいぶんと乱暴なのですが
「衣」25%
「食」50%
「住」25%
くらいにはならないものでしょうか。

洋子(ひろこ)さんのビーガン対応のお料理をいただきながら
面白おかしく時には深刻に考えてみませんか?

チケットはこちら

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不連続の連続イベント第1回「百年杉空間体感×お話会」ご報告 https://woody-katoh.com/column230128/ Sat, 28 Jan 2023 00:33:48 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19244 多くの方にお越しいただきました。
ありがとうございました。

ご参加の小5の男の子がわたしを見つめる目が忘れられません。

「飽きちゃってウロウロしててもいいからね~(笑顔)」

2時間じっと集中して聞いてくださった。
百年杉ルームであれば幼児も2時間くらいなんともない。

あるのは植物が身近に感じられる空気と
足裏からの百年杉の温かく柔らかい感触だけ。
あとは杉おじさんたる、わたしの経験談くらい。

それでも翌日、「また行きたいと息子が言っている」とのメールを
お母さまからいただいた(笑顔)。

2歳の子も楽しそうに百年杉の遊具で遊んでいました。

電車内や商業施設内で目を覚ました赤ちゃんが
この世の終わりのようにヒステリックに泣くのも…
夜中に目を覚ました赤ん坊が同じような泣き方をするのも…

「空気が悪いから」だとわたしは考えています。

この星の哺乳類は海中でじっと大気中の毒ガスがおさまるのを
数十億年「待って」ようやく「土をつかんだ」生き物の末裔のはず。
だから毒ガスイチコロの共通の身体のつくりになっています。

アウシュビッツ…ペットの殺処分…
この星の哺乳類を最も安価に殺すのは毒ガスである。

ホモサピエンスが生き残りの可能性を上げるために
極めて周辺の空気に対して
ナイーブな対応をするようにプログラミングされているとかんがえても
そこは無理筋ではないはず。

成長とともにその「経験と適応」によって
ヒステリックに泣かなくなっていくのだろうが
赤ちゃんや幼児はまさに
むき出しのホモサピエンスのプログラミングのままなのではないだろうか。

木のおうちにて赤ちゃんのヒステリックな叫びをわたしは聞いたことがありません。

「子どもだから飽きちゃうよ」

たしかにそれもあるけど違うな。
空気が悪いから集中が続かないんだよ。

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1月22日(日)体感+お話会 開催いたします! https://woody-katoh.com/news230112/ Thu, 12 Jan 2023 00:41:57 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19241 1月22日(日)百年杉体感お話会 開催いたします。

東武東上線「鶴瀬」駅西口そばにて…

百年杉リノベーション済みのお宅をお借りして
百年杉が大好きな別のオーナーさまが「聞き手」になって
代表の加藤政実が答えていくスタイルです。

そう…すべてはお客さまのご意思とお考えなのです。

1月22日(日)

午前の部10時~12時
午後の部14時~16時

参加費1,000円

※それぞれランチ会と懇親会(参加費別途)を
終了後に予定しておりますので
「聞き足りないこと」はそちらで補完くださいませ。
参加お申込みされた方には会場の「百年杉の住まい」への案内図を送ります。

※午後の部はオンライン参加も可能になる予定ですので
そちらのお申し込みも可能です。

独占的に「体感+ご相談」をお望みの方は
ご予約の上、弊社にお越しくださるにかぎりますが
会場はたいへんアクセスが良い立地ですので

このような機会をご利用くださいませ。

お申し込みはこちらまで

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【百年杉】床材と【百年杉】ベッドの価格変更検討のお知らせ https://woody-katoh.com/news221220/ Tue, 20 Dec 2022 13:33:40 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19219 【百年杉】じたいは統計的な数値を見ても
紀伊半島周辺には豊富にあるのですが

対露関係の悪化後の
ロシア材の代用材としての安価な樹齢に若い杉材のニーズの高まりは
落ち着いてきた感はあるのですが…

それでも価値ある【百年杉】の入手の困難さは続いています。

●そこで…【百年杉】床材の価格と
そのカテゴリーを変更いたします。

●また、【百年杉】及び【200年杉】ベッドなどの製品の
製品デザインの変更を含めた価格変更を行うための作業に入りました。

残念ながら「値上げ」傾向の検討になっております。

変更時期は年初あたりを想定しております。

みなさまのご理解をいただきながら
ヒトを幸せにしていく製品づくりを第一に考えつづけて参りますので
引き続きよろしくお願い申し上げます。

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感謝!オレンジページ掲載:百年杉リフォーム https://woody-katoh.com/column221213/ Tue, 13 Dec 2022 01:55:10 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19215 12月5日発売の「オレンジページ」に
弊社施工の【百年杉】リフォーム工事が見開きで掲載されました。
施工依頼先:百年杉に力を入れている同じ県内にある工務店というのが
=弊社でございます。

このリノベーション工事は
タイトルにもありますが
「築浅でも、壊れていなくても思い切って決行!おかげで暮らしが快適に」
というところが最大の特徴でございます。

住宅ローンも残っていることでしょう。
それでも「今だ!」にて決行されました。

幼稚園と小学生のお子さんがお二人。
30歳代中盤~後半と差し掛かっていくご夫婦。

お子さまのアトピーやアレルギーにも
対症的なクスリに頼らずに
東洋医学にて体質改善をはかられていたと聞いています。

代表の加藤政実のオンラインお話し会にご参加されて
その後に弊社の体感ルームにお子さんを連れてお越しになって
決断されました。

たしかにあと10年もすれば
お子さんやご夫婦の未来の可能性も
相当限定されてくる年齢になることが予想されますからね。

皮膚は目が見えない範囲の光線にも反応し
耳ではキャッチできない
高周波にも反応することが科学的に立証されています。
また周辺空気の酸素量を感じ取るだけでなく
その空気の質によって血液中の赤血球の量の調整シグナルさえも
だしていることも報告されています。

今世紀に入って世界中で「皮膚の持つ驚きの能力」がわかってきているのです。

皮膚が足裏から心地よく感触を感じて
その感触が数億年前から触れ続けている安全な物質であるとの情報が
脳~腸~と体内を駆け巡る日常になれば
ひょっとしたら未来は上振れするかもしれませんよね。

【百年杉】以上に触れて気持ちの良い床はないと思うのですが
いかがでしょうか。

壊れてなくても【百年杉】リフォームとは
そういうことなのだと思います。

気持ちの良い床に触れ続けて
自覚はできないけど
体内を駆け巡り続けている電気信号への好影響をイメージして
睡眠に効果が高いことがわかってきた杉の香りを吸引する住まい。
まるで呼吸が深くなるような「住まい」

もちろん80歳からでも遅くないけど
知れば「今から!」ですよね。

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百年杉の山の畑ツアーを開催して… https://woody-katoh.com/cokumn221128/ Mon, 28 Nov 2022 01:22:54 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19203 まずこういった多様で違うニーズのある方々を募集して
さらにある程度の目的の達成を
全員に体感してもらうことは実に困難であり
もう開催しないことを事前に宣言していました(歳だしね)。

これからは個別に目的が明確な方のみをお連れすることにしたい。
この手法では、コスト(お金のみではない)があわないのである。

そして次にこの手のイベントにて
「林材業界+建築業界」がおこなう際の内容は
いわゆる伐採~伐倒感動ポルノがメインであり
事実上…中身はそれだけのケースが多いように思う点を指摘しておきたい。

樹齢100年の木の
成長を前提とした“いのち”をいったんいただく伐倒を
目の当たりにすることや
さらには実際にチェーンソーに手を添えたりなどの経験は
もはや本能的に心を突き動かされる行為であるから

まさに性的な衝動に近い感動ポルノであろう。

その慟哭を経験させて
「メロメロにさせちゃえばいいのさ。」
というのはいかにも「林材業界+建築業界」の男性が考えつきそうな
品格に欠ける企画ではないだろうか。

今回も企画途中でそういった要望に近いものが無かったわけではなかったが
わたしは実施しませんでした。

「考える機会」を得に参加していただくのであって
思い出のすべてが感動ポルノになることを避けたかったのである。

また参加者の方々は
気を悪くならないでいただきたいのだが…

たった1日や2日
林産地に言って見聞きしたくらいで
身体中に染み渡ることなど無理なのである。

その気になった気がするだけである。

わたしは「山の民」と「里の民」との「通訳」のような立場なのだが
どちらが良い悪いではなく
もうまったく違う人種なのである。

わたしもそうだが「山の民」のお仕事は
日本の木で里の人間を幸せにすることを専業としているわけであって
これしか収入が無いのである。

里の人間のお仕事のように…
今日は石油製品で、明日はアルミニウムで…
というような
金になればなんでもOKという節操の無さではないのである。
(参加者がそうであると言っているのではない)

また里の人間は
とにかくお金を出せばなんでも入手できると考えている節があります。
そして在庫もせずに
欲しい時に欲しい量の木を安く求め続けて…
多くても×。足りなくても×。
早めに持って行っても邪魔くさがって…
遅いと大声でクレームを叫ぶんですからね。
恥知らずな人種であることが
チラチラと袈裟の下から見えるのである。

また山の人間の
勉強不足や熱量の低さも悲しい。
(受け入れてくれた山の人間がそうであるとは言っていない)

補助金頼み…政治(家)依存…。
多様性を認めない閉鎖された価値観も酷い。
特権を与えられて保護され続けている
森林組合が最たる例であろう。

「日本の木が使えない」のではなく
「山の民」が使えないだけなのに…

「いったん候補から外れてしまえば、二度と声は掛からないのである。」

いつでも日本の木が候補になるように
頑張り続ける情熱も知見もないのだ。

弊社はかつて雄々しくそびえたっていた頃に
虫に喰われた小さな穴(ピンホール)を
自然素材に近いパテで丁寧に埋めて…

「生物多様性に貢献した木が、あなたの住まいにやってきます!」と

お客様にお話しして
喜ばれているのですが

「無知な施主→無知な施主の言いなりの建築業界からのピンホールのクレーム」を

ひっくり返して賛意に持っていく
情熱も知恵も無い人間ばかりなのが「山の民」である。

この山と里の両者が伐採感動ポルノのみで握手するっていうのも
考えてみれば、実に日本的な
どうでもいい(予定)調和なのかもしれない。

さて本題に入ろう。
世の中の人間は大別すれば2種類しかいない。

こういう企画を意図して参加者を集めて
さらに「参加して良かったわ」との結果を出す
「膳(ぜん)」を据えられる人間と

ただただ、一生、据えられた「膳」を
「おいしい!おいしい!!」と
食い続ける人間である。

わたしは参加者に「食い逃げ禁止!」と
わたしに対する謝意は不要だから
あなたも実行しなさいよ…と…うながしたが
さて、どうなるであろう。

自分がヒトを幸せにした…なんていうのは「膳」ではない。
大人として当たり前の行為である。

他者を他者に会わせて
狙いをもって化学反応を起こすことが「膳」であるはずである。
そしてその化学反応に必要なのが自分の「個」ということになるのである。

多くの「里の人間」に共通する「いいとこどり」のご都合主義では
ヒトも集まらないし、ヒトも受け入れてくれまい。

不動の言動一致の継続たる人間性が無ければ
「膳」は据えられまい。

参加者の、その達成をもって
本イベントの成功としたい。

おれにできて
あんたらにできないわけがあるまい。

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12月3日(土)「ARK HILLS CHRISMAS 2022」 ~木と遊ぼう森を考えよう with more trees~ https://woody-katoh.com/news221121/ Mon, 21 Nov 2022 07:55:35 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19196 12月3日(土)「ARK HILLS CHRISMAS 2022」
~木と遊ぼう森を考えよう with more trees~

にて「輪ゴム鉄砲づくりワークショップ」をおこないます。
場所はアークヒルズギャラリーです。
(港区赤坂1-12-32)

●10時~ ●12時~ ●14時~ ●16時~の計4回の開催になります。

参加じたいは完全事前登録制につき
「お申込みフォーマット」から、よろしくお願いいたします。

お手伝い&激励の方々はマスク着用にて
検温してから家を出てくださいませ。
お手数をおかけいたします。

お申込みはこちらから

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フジロックの森 ボードウォークキャンプ10月1日 https://woody-katoh.com/column221121-2/ Mon, 21 Nov 2022 04:14:21 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19191 紙より遅いデジタル発信の加藤木材です。

10月1日は早朝早くから一路「苗場」へ!

「フジロックの森」の
ボードウォークキャンプのバックアップである。

苗場食堂周辺には100名以上の
フジロッカーが昨夜からキャンプステイしていまして
今日は朝から
破損したボードウォークの板材の入れ替え~手入れなのである。

秋のスキー場に100名以上の集客!って
これは凄いことですよね。
継続ってやっぱすごい。

キャンプを楽しむこともそうだけど
「手入れ~メンテナンスの大切さ」を子どもたちが
学ぶ機会にもなっているでしょうね。

手をかけて長持ちさせること。

メンテナンスフリーの地球や人権を蹂躙するような商品ばかりを
製作~購入している大人に見せたいものである。

おぉ!巨大なグリーンステージ無き領域とはこんな感じなのね。

ここは橋のたもと当たり…
参加の方々が
撤去材から丁寧に「釘」を抜いてくださっている。
ありがたや~

これで安心して「加工」できますわ~

作業が終われば子どもたちが
おもいおもいにボードにペインティング。
結構、アートな才能を感じる子も多いっす。

さて、わたしはひとりさみしく廃材ボーウォーク材を積み込みに
他所へ車を走らせまして…
車に積み込みます。

まぁそこそこの力仕事かな。
ダンゴ虫が「多数住んでる」から
それを振り落としながら積み込みます。

カーン!っと「こぐち部」をコンクリートに打ち付けながら
ダンゴ虫くんと、おさらばした廃材を積み込みました。
車内は結構な重量になりました。

いざ関東に帰りまっか。

帰社後は乾燥を進めるために屋外に立てて
本イベントは終了。来年のフジロックの森のプロダクトの原材料になります。

車走らせて板積んで帰ってきただけなのですが
まぁ、そこそこの疲労度かな。

なんか利己の純然たる「遊び」じゃなく
「遊びでもない仕事でもないような…」
いろんなことを経験する人生である。

「遊び」が入る余地が少ないという感じもするけど
ほんと、いろんな「出会い」があるし
いろんなことに「気づけて」結構、幸せな人生なのかもしれない。

1回お金に換えてから
「出会い」のためにお金を使ったり
「自己啓発のため」のセミナーに参加しなくても

「出会って~気づく」んだからね。ふふふ。

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「どんぐり」で2年ぶり出前木工教室開催! https://woody-katoh.com/cokumn221121/ Mon, 21 Nov 2022 02:14:15 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19183 8月はクレイジー月間だったので
ご報告が遅れてしまった。

埼玉県富士見市の「どんぐり小屋」さんに
木工教室の出前をやってきました。

もう10年以上もやっているのだ。

小学生+OGのJKが2名のご参加でした。
昨年は無念の中止だったんだよね。

このサークルの子はほんと特別!
みんな器用でうまいことうまいこと…。
日ごろからやってる感が半端ない。

こういうサークルを10年以上続けている
「トコちゃん」は
ほんとリスペクト最大なのである。

暑い日だったし
ノコギリを引く際は集中して
ドンドン呼吸が浅くなるからマスク外した方がイイよ~とは
言ったんだけどね。

まぁ急に「杉のおじさん」に言われてもなぁ…。
戸惑うわな。しゃーないな。

半日でこれだけのモノを作れる子たちばかりって
ほんと凄いことである。

手先の器用さと脳の発達は連動していますからね。

このクラブは触れると気持ち良い「木、土、食物」に触れ続けているから
ドンドン器用になっていく…。

毎回、木工を始める前に
「森と海はつながってる」とか…
今回は「皮膚は見えて聞こえてるんだよ~
皮膚が気持ち良いと感じることの重要性が見えてきたんだよ~」とか
話したかな。

子どもたちはその瞬間には
理解不能くらいの話のクオリティでいいんだよね。

頭の中の「現在はまだ理解不能フォルダ」に入れといて
数年後に「!あの杉のおじさんが言ってたことはこれだったのか!」って
わかるだろうからね。

小学生がその場で理解できることを伝えるんじゃ
わざわざ、わたしがやる必要は無いもん。
学校の先生の方が適任。

その分野においての専門性やその周辺の話なのだから
こどもたちが理解できるはずが無いのである。
しかし「これくらいが理解できるような人間になれや!」
という負荷をかければ
子どもたちは何なりと乗り越えてくるのである。

察しが悪いヒトのために
もうちょっと言うなら
「興味を持たせる語り…1年間の子どもの読書など…1年後に再び興味を持たせる語り…」
これの繰り返しによって
子どもたちは情報処理能力を身に着けていくのであろう。
「負荷」とは「興味を伴った好奇心」と言ってもいい。

わたしは知識の時限爆弾を仕掛け続けて
10年以上ということなのである。

わかるかな。

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Sさんへのお手紙⑦「電磁波対策~体内電気信号」 https://woody-katoh.com/column221020/ Thu, 20 Oct 2022 01:34:44 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19168 本稿の「【百年杉】と睡眠」に関しては
「香り~空気の質」を中心にして記しました。

実はそれ以外にも
【百年杉】から出てくる精油に
布団越しや靴下越しのような間接的であっても
「精油に触れ続ける」ことによる好影響が
あるように確信しているのですが…

混同するので
今回は書かないこととします。
今日はそれとは違った「触角」という観点から書きますね。

「精油に触れ続ける恩恵」にご興味がおありの方は
ご予約の上、弊社体感ルームにお越しくださいませ。

【百年杉】の加藤木材

あと追記なのですが
「京都大学レム睡眠」でググれば
2021年の林悠博士による「レム睡眠とは脳のリフレッシュ機能である」という
研究結果が出てきます。最新の科学的な知見です。

レム睡眠とは朝まで4回前後ある
眠りの浅い睡眠なのですが
その際に脳に大量の酸素が送り込まれて
CO2を含むやはり大量の不要物の放出が行われていることがわかってきました。

ですから
いびきをかいているような睡眠では
脳のリフレッシュ機能のための吸引酸素量が足りませんし
ここで目覚めているようでは
脳のリフレッシュのタイミングを逸し続けることになりますから
ご注意くださいね。

「夜中に何度も起きてるような睡眠(レム睡眠を逸する)じゃ
認知症のリスクが高まります。」というような表記が
京都大学のHP内に書いてあります。

【百年杉】が寝室に来てから
夜間中途覚醒の消失や回数減の話は
やはりお客様のご感想として多数いただいてきました。

また「【百年杉】は発達障害にも効きますか?」のような質問が
実に今風なのですが

そうではなく
定形の子もそうだし
大人も子どもも、みんな「治る」とかではなく
良いコンディションになったとの感想をいただく中で
いびきを含めた睡眠の質の向上や
夜間中途覚醒の消失や軽減という話は共通しているところです。

みな、「本来可能な睡眠に到達できていないリスク」について
もう少し真剣に考えた方が良いように強く感じています。

「ひょっとして人類は森のような空気じゃなきゃ…」

症状のみにとらわれてしまっては
木は見えても森が見えない。
森見えずして、クスリで解決の愚行さよ。

何度も書いてきましたが
「皮膚→爬虫類脳」の伝達も
「爬虫類脳→臓器を含む身体中の各所」への指令も電気信号である。

また「皮膚」は顔面周辺感覚器を超えた能力を有する存在であって
ある意味脳を超えた存在なのではないかと…書いてきました。

「皮膚」による
主(あるじ)の周辺の「空気の質の察知」もそうなのですが
紙、木、土、布のような安全な素材に
千年も…数億年も触れ続けてきた人類なのですが
ここ40年に限ってはそれらに触れる機会が極端に少ない。

わたしたちは不感蒸散(ふかんじょうさん)の生き物ですから
皮膚限定の…口を含まずとも日/600ccもの水分を皮膚から放出し続けています。

紙、木、土。布という4種の素材は
経験学問として安全が立証されている素材なのですが
わたしたちの水分を吸収してくれる素材という共通項があります。
これらの素材に触れた際は
大脳皮質の「人間脳」としても
その水分を吸収してくれるので
「不快」には感じない。どっちかというと「気持ちイイ」よね。

しかしタッチパネルもそうですが
プラスチックやビニルなどの石油化合物に触れると
「吸湿」作用が無いため
接触面には「露」を帯びて
ベタついた不快感が大脳皮質を通して「人間脳」にも伝わります。

「人間脳」はその「不快感」を「経験」として我慢する行動がとれます。
いわゆる「慣れ」ですね。

しかし「爬虫類脳」にはそれができまい。
なにしろ「生き抜くことのみにコミットした脳」なのである。
生き残る可能性を引き上げることのみに心血を注ぎ
我慢などしないはずである。

「皮膚」はレーダーなどという小さな存在ではなく
気象庁のごとくであるとは前述いたしました。

「触れて不快」な
ここ40年で急速に広がった石油化合物に触れた際に
「人間脳」の判断では「不快だが我慢」なのでしょうが

皮膚から爬虫類脳に対して
「屋内の空気は、かねてから注意報は継続中ですが、今触れている物質は安全物質リストに無い素材です。繰り返します。紙、木、土、布のような安全物質リスト以外の物質に触れています。注意報×2本ですので警報を発令してください!」

…のような電気信号が
送られ続けているとしたらどうでしょう。
だって数億年もそんな空気にも物質にも触れてこなかったのだもの。

わが国の住宅では
このような注意報が発令されるような
床でハイハイして…
遊具で遊び…
タブレット教育を受けていきます。

私の仮説によれば
現代住宅内の子どもたちの
体内の注意報~警報は生まれてこの方鳴りっぱなしです。

また、コロナ騒動による「近づくな~触れるな」で
米国の3歳児の平均のIQがマイナス22ポイントになったと発表されましたが

五感のうち「触角」は
他の刺激の数倍にも及ぶダントツの広さの領域の影響を
脳に与えることが科学的にも証明されています。
視聴覚刺激の比ではないくらい好~悪影響は大きいのです。

また人類は触角刺激の増大によって
その増えた触角刺激の情報処理をおこなうことで
脳を発達させてきたことが「驚くべき皮膚の能力」の解明の過程で見えてきました。

「4足歩行→2足歩行」の進化時に脳の大きさは2倍になって
「体毛の消失」という進化時にも脳の大きさはさらに2倍になっています。

そう…体毛を消失させて「驚きの皮膚能力」を開花させた人類は
「皮膚→脳」にもたらされる膨大な情報量の処理の実行によって
脳を発達させたのでしょうね。

また九州大学の清水邦義先生は
杉の床によるスリッパ不使用の素足歩行にしただけでの
お年寄りの認知機能の回復事例を発表されています。

スリッパを履いてスリッパ内側の化学物質の不快な感触から
足の指さえも使った心地よい感触という変化は
情報量の増大とも言えますからね。

まさしく、その「増えた情報処理」をすることが
ボケ防止につながっている…という検証結果ですよね。

何度も記してきましたが
なぜ?主(あるじ)の周辺の空気の質に
「皮膚と爬虫類脳」はこれだけ神経質になるかと問われれば
それはおそらくふたつあって

飲食物の5倍以上の膨大な量の空気の吸引という「量」
毒性物質の誤飲食は想定した身体のつくりであっても
毒ガスイチコロの身体の「仕組み」だからでしょう。

脳は極端に空気中の化学物質の存在とその吸引を恐れているのではないか。毒水飲んでも助かるが、毒ガスイチコロの人の身体の仕組み

アウシュビッツやペットの殺処分の例を持ち出すまでもなく
この星の哺乳類を最も安上がりに殺すには毒ガスなのです。

はやりこの星の哺乳類は
じっと魚類として大気中の毒ガスが無くなるのを待って
陸に上がって爬虫類となった生き物なのです。

毒ガスは想定していない身体のつくりなのです。

わたしはこれが仇になっている気がしています。
周辺の空気の質(=揮発性化学物質)による直接の影響というより
周辺の空気の質の低下を皮膚が察知して爬虫類脳に連絡することによる
「呼吸の浅さの常態化」による多岐にわたる不都合です。

話を「触角」に戻します。

触角の脳への影響は視聴覚刺激のなどの比ではない。
わたしたちには「聞こえはしないし認識すら不可能」なのですが
これらの体内を駆け巡る電気信号に含まれる
注意報・警報のアラームが毎日毎日鳴り続けていた人生が
ある日からピタッと止んでごらんなさい。

それが
「プラスチック床→【百年杉】床」
「どうでもいいようなケミカルベッド→【百年杉】ベッド」にて
おきているとしたらどうだろう。

「皮膚→爬虫類脳」への連絡の電気尊号から
注意報・警報が無くなって
「爬虫類脳→臓器を含む全身の各所」への連絡の電気信号からも
一切の注意報・警報が消えるということ。

身体中を駆け巡る電気尊号から注意報・警報が消えるということ。

電磁波対策全盛の昨今。
それらの備えや思考はまったく正しい。
しかし、考え方として対症状的に偏っている印象を持つことも多い。

外部からの過度な電磁波の影響を受けないような努力は
もちろん必要なのですが

自らの体内を駆け巡る電気信号を「整える」ために
周辺の空気の質と…
紙、木、土、布という
気持ちの良い(=千年以上触れ続けてきた安全な素材)素材
に触れ続けることの重要さという考えが欠落してはいまいか。

電磁波対策はたしかに有効である。
そこに異論はない。
しかしその前に自らの体内の電気信号を整える発想を持っている方は
どれくらいいるのであろうか。

木は木でも触れて最も気持ちの良い木は
高樹齢杉の赤身部=【百年杉】であろう。

「学名:クリプトメリア・ジャポニカ」
語意は「隠された日本の財産」…それが杉という日本の固有種なのだが
「隠された」がようやくとれて
学術的にも明らかになってきたことは
本シリーズの第1話で書いたとおりである。

数億年触れ続けてきた「土の感触」には負けるが
住まいの床に「土」もキビシイし
木の感触は紙に勝ると思うのだがいかがであろう。

床を建築から考えれば…
「安く、早く、在庫不要で、傷がつきづらく…」
となっていくのが常なのだが
ホモサピエンスという生き物の
能力の発揮という観点から考えれば

やはり床は木であり
木は木でも温かく柔らかく気持ちの良い木となって
杉の出番なのである。

木は木でも
欧州の木のような
堅く冷たい床は靴で生活する習慣の床なのだからね。

このように「杉と睡眠」
手加減しながら書いていても
脳、呼吸、五感、触角、皮膚、進化…と
話はあっちへ行ったりこっちに来たりという
これだけの情報量になるのである。

専門性も必要だが
多様な学問を取り入れ続ける努力がやはり重要ではないだろうか。

「【百年杉】とわたしたちの身体のいとなみ」については
わたしはおそらく世界一のトップランナーである。
ただし誰もやらないからだけどね(笑顔)。

わたしが元気なうちに
「体感ルーム」にお越しになって
たくさん聞きにくればいい。

睡眠には
「ヤクルト〇ン」のように
1,000も不要であって「百」もあればいいのである。

(この項はおしまい)

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Sさんへのお手紙⑥「みんな知らない皮膚の能力」 https://woody-katoh.com/column221025/ Tue, 18 Oct 2022 01:52:18 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19164 2000年に入ったあたりから
世界中で「皮膚の驚きの能力」の研究結果が
次々に明らかになっています。
皮膚は「見えて~聞こえて~嗅いでいて~味がわかる」ことが
科学的に証明されてきているのです。
(みんな知らないよね~)

それらの研究のトップランナーの一人として
傳田光弘博士がいらっしゃりますので
詳しくは傳田博士の複数の著作をお読みいただくことをお勧めいたします。
わたしはもちろん7冊すべてを読んで
要旨をまとめて頭に叩き込みました。

前話までに触れてきた…
わたしたちが日々使っている
大脳皮質の「人間脳」では指示不可能な
「生き抜く」ための「爬虫類脳」の身体中への指示(電気信号)なのですが
その指示のもとになっている「生き抜くための爬虫類脳による決断」は
いったいどこからの情報によるものなのでしょう。

おそらくそのほとんどは「皮膚」からの情報でしょう。

皮膚は「見えて~聞こえて~嗅いでいて~味がわかる」と書きましたが

さらに極めつけにて…
海外の研究では「皮膚の表皮ケラチノサイトは空気中の酸素濃度を察知していて、その変化によって、赤血球の生産量を調整するシグナルを出している」【Boutin A.ei.al.(2008)Cell.133:223/234】「サバイバルする皮膚 傳田光弘著 河出新書より」

そう…皮膚は周辺の「空気の質」さえも測定できるのです(驚)。
そしてそれをおそらく「爬虫類脳」に「伝えて」いるのでしょう。

そんな「もの凄い皮膚」を持つホモサピエンスの住まいに
結構強烈な揮発性化学物質である
フタル酸エステルが数十年体位で出てくる
ビニルクロスなんて使ってたら…
そりゃあいろんな不都合があるのは当たり前じゃん!…
で終わってもいいのですが、続けていきましょう。

例をあげて考えてみましょう。

「田舎から都会に出てきたら鼻毛が伸びるのが早くなった」
とはよく聞く話ですよね。

これも排気ガスに含まれる
喘息の主因たるNO2の量が
田舎よりも新たな環境の都会では数倍も多い(=空気が悪い)
ということを「皮膚」が察知。

それを「爬虫類脳」に報告して
爬虫類脳は空気中のよろしくない化学物質の影響を抑えるために
「フィルター増産!」の指令の電気信号をだして
鼻毛の伸び方が早くなるのでは…ということ。

さらには「美味しんぼ騒動」として
記憶されている方もいらっしゃると思いますが
福島原発事故後の
現地作業員のコメントとして
「鼻毛と耳毛の伸び方がわたしだけじゃなくみんな尋常じゃないんだよね。」の
大手新聞記事が
たしか2014年に載ったことがありましたが…

あれも原発施設内のそこらじゅうに存在するセシウム137を
「セシウム137」とまでの特定は無理だとしても
「皮膚」が持っている伝承~継承~プログラミング刻印された
「空気中の物質リスト」には無い…
新たな未確認化学物質が大量に存在することを「皮膚」は察知。

それを「爬虫類脳」に伝えたのであれば
話の筋道は通ってくるように思うものである。

ちなみに皮膚は
目や耳が見えない領域の光や音を認識している
としか考えられないような研究結果が出ていますので

日本語としておかしいのだが
「皮膚は目より目が良くて耳より耳が良い」のである。
そう「顔面周辺感覚器(五感)」を超えた
センサー能力があるのである。

しかし驚くのはそこだけでは無いのである。
そこで驚いて終わっていては
せっかくの皮膚の研究結果を自分の未来の幸せのために生かせまい。

前述の事例を考えてみても
皮膚は「触れる~見る~聞く~嗅ぐ~味わう」という五感全てにおいて
その「人類生き残りのための環境基準値」のようなものが
継承~プログラミング刻印されているのではないか?!ということである。

ようは…皮膚はレーダーのような優れたセンサーだけでなく
まるで理化学研究所や気象庁のような
数値の分析なども含めた
ある意味、大脳皮質さえも超えた
データ+解析能力というキャパシティを有する組織なのではないのだろうか…
ということです。

どうにも大脳皮質の「人間脳」で考えてわたしが書いて…
みんな「人間脳」を発揮して読んでいるからもどかしいのである。
「爬虫類脳」で読み書きできないものであろうか。

生き抜くための根源的な細かい行動の判断は
「常に」=「365日×24時間」=「生涯」
ほぼすべて「爬虫類脳」でおこなわれていて
そこにわたしたち主(あるじ)の大脳皮質では関与不可能。
お手上げであることはすでに話しました。

そしてなんてったって
「爬虫類脳」はその決断のための
主(あるじ)の周辺の環境状況の全てを
「皮膚」からの情報に頼っていることがみえてきたのである。

だって「目よりも目が良い…耳より耳が良い…皮膚」なんだからね。
「爬虫類脳」だってそれを信じるしかないよね。
体内で最も高感度なセンサーなんだからね。

爬虫類時代から人類に至るまでの数億年の進化の過程の中で
70億人の人類には
共通の安全安心な周辺の環境の指標たる
「人類生き残りのための環境基準値」のようなモノが
皮膚には継承~プログラミング刻印されているのでは…
とわたしは考えています。

そう考えれば「鼻毛ばなし」も説明可能になってきますからね。

全身の全感覚器の中でも
もっとも高度で優秀な感覚器たる「皮膚」には
人類の数億年の進化の過程によって得てきた
「人類生き残りのための主(あるじ)の周辺環境基準値」を
継承~プログラミング刻印されているという考え方である。

だからこそ「爬虫類脳」は
「皮膚」の言うことに全幅の信頼をしているのかもしれないよね。

ひょっとしたら
「爬虫類脳の判断」というよりは
「皮膚の判断」という方が近くて
それらを追認して
「各所への生き残りのための指示」を出しているに
「爬虫類脳」は過ぎないのかもしれない。

そう考えると、ますます「皮膚」が心地よく感じ続けて
そういう能力を錆びつかせずにすむ素材に
触れ続けることって重要な気がしてきませんか。
【百年杉】に可能性を感じませんか。

さて前述の「鼻毛ばなし」のとおり
「外気の空気の悪さ」で
これだけのリアクションを「皮膚→爬虫類脳」はするのですからね。
わたしたちがその生涯の9割を過ごす屋内では
もっと気合の入った「生き残るための判断」をしそうな気がしてきますよね。

そこで「いびきの消失や軽減」の話に戻りましょう。

「いったいなぜ?いびきをかいていたのだろう?」

という疑問の答えが
おぼろげながら見えてきませんか。

欧州では禁止されている
ビニルクロスのフタル酸エステルのような
すぐには死ななくても長期の影響が心配される化学物質。
(わが国の90%超えの壁紙がビニルクロス。ドイツだとたしか5%くらいだったかな)

わが国特有の野放しのような
数十年かけて揮発し続ける揮発性化学物質の存在を
「皮膚」は屋外の空気のケースよりも
さらに危険と判断。もっと重篤なリスクだと
「爬虫類脳」に伝えているとしたら

爬虫類脳としては
鼻毛の増産を超えたリアクションとなれば
鼻の穴の奥の上咽頭(じょういんとう)を狭める指令になって…

鼻の奥は上咽頭(じょういんとう)という場所になります。

そんな指令が常態化すれば
「いびきの増大」やそれこそ副鼻腔炎や…
それこそ歯科医師がよく言う…
「最近の子どもは鼻呼吸できない子が多くて
治療がやり辛くてかなわん。」にまでつながっているとしたら…

そう考えるのは妄想なのでしょうか。

たしかに立証は困難ですが
【百年杉】のベッドや床によって
「副鼻腔炎の解消や鼻呼吸可能になりました!」の
個人の感想も多数いただいています。

「何すれば眠れるの?」のような…

思考の継続をあきらめて
この国の教育の弊害である
依存性の強い「正解知りたい」願望の方々の思考は
自己の情報処理能力を磨く機会が無いに等しいので
化学物質ビジネスの思うがままではないだろうか。

「病気になったら医者とクスリで治してもらえばいい」
という考えを正解と考える人間と
「病気にならないための“衣食住の質”を考えつづける」
人間との違いはとても大きい。

同じ日本語なのに相互理解は困難であろう。
ワクチン接種を例にとれば
前者は8割。後者は2割程度というのが推定値になろう。

「どうすればいいの?教えて!」ではなく
「そこをあきらめずに考えつづけるのが人間じゃい!」なのである。

「睡眠」ひとつの理解を考えてみても
これだけ多様な学問や科学や事例や経験が
必要になってくるのだからね。

このようにわが国特有の
ビニルハウスのような…
ペットボトルのような寝室の改善において

香りもしない「害の無い木」や
その香りが鎮静効果を生まない木では
その改善は極めて困難。

唯一の解決策は杉の赤身部の活用なのである
(同じ杉でも白太部は香りがしない)
そして香りの濃厚さは樹齢に比例するから【百年杉】。

(同じ【百年杉】の赤身部でも、その部位によって精油含有量に差異があります)

また「香り」の源であるエッセンシャル(精油)は
50℃くらいの環境下で揮発消失してしまいますので
「中温乾燥」を名乗る
70℃くらいの乾燥装置を経由してしまっては台無し。

しかし残念ながら
現在の杉床製品のほとんどは
樹齢に若く、もともと精油が少ない白太まじりの杉を
中温乾燥にて製造していますからね。
香りの薄い…しない杉製品ばかり(悲)。

なぜ?そんな「杉殺し」製品ばかりなの?を考えれば
「在庫もしないし…早く!安く!」の
まるでファストフード業界のような
建築業界の要望に木材業界が応え続けているからでしょう(傷心)。

ほんと建築業界って邪魔くさい~
(イイ人もいるけど)

眠れる寝室と眠れない寝室との差異は
「皮膚と爬虫類脳が常に能力を発揮できる住環境」と
「皮膚の驚くべき能力を閉ざして、錆びさせて…人間脳が化学物質まみれの空気の住まいの中でもなんとか慣れて~我慢して呼吸も浅くなって、ようやく生きていく住環境」
ということだろうね。

こうなるとやはり善悪というより
繰り返されていることは
無知な思考停止のユーザーが
「病気になるような食べ物や住まい」を
食べ続けて住み続けている図式であって
無知が生み出す被害のすべては
残念ながら子どもにいくことになりますよね。

(つづく)

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Sさんへのお手紙⑤「睡眠と呼吸」 https://woody-katoh.com/column221017/ Mon, 17 Oct 2022 02:34:06 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19161 さて【百年杉】の香りの吸引によって
「いびきの消失や軽減」の多数の感想はなぜなのだろう?

大脳皮質を発達させた「考える生き物」である
われわれはひょっとしたら
この「人間脳」に振り回され過ぎているのではないだろうか。

たとえば「いびきの消失や軽減」が事実であれば
鼻の穴の奥が
「ふさがり気味=狭窄(きょうさく)状態であったのが開いた」
ということであるはずだ。

しかし大脳皮質が活動している昼間でも
鼻孔の奥の「上咽頭(じょういんとう)の開閉」など
わたしたちには不可能な芸当である。

それができれば副鼻腔炎などという症状は存在しないはずである。
そう…「人間脳」ではできない制御ができるのは…
そう…「爬虫類脳」が司る各種活動であるそのひとつが「代謝性呼吸」である。

恒常性維持機能(ホメオスタシス)を
ご存じでしょうか。
それを司るのは脳幹部にある視床下部である。

夏季にオーバーヒートしないように…
冬季に凍えて死なないように…

体温調節をする行為がわかりやすいでしょうか。

これらの指令をわたしたちは「人間脳」からは出せない。
それどころか
わたしたちは「爬虫類脳」から各所に発せられた電気信号さえも
感じることもできないのである。

そう…「爬虫類脳」の判断や
判断した結果の各所への電気信号による指令も
わたしたちはまったく関与できないし
気づくことさえ不可能なのである。

この私自身の身体をコントロールしているのは
本当に「人間脳」を有するわたしなのであろうか?

さて理由はさておき
「生きぬく選択のみに徹する爬虫類脳」は
杉の香り入りの空気を感じると上咽頭を大きく開く指示を出していて
その結果、「いびきの消失や軽減」につながり
それらは当然、「大量の酸素の吸引と大量の使用済みCO2の放出」という
呼吸の代謝活動の活発化=呼吸の深い睡眠や日常につながっているとしたらどうであろう。

現在の学問では
コントロール可能なのは「随意呼吸」と
トレーニングをもってしても
哺乳類時代の「情動性呼吸」の一部までいう考え方なのですが

現在はまったくコントロール不能であるという考えの
「爬虫類脳」が制御する
「代謝性呼吸」であり「睡眠時の呼吸」を含む呼吸なのですが…

理由は不明も「爬虫類脳」が杉の香りが「お好み」であって
「開かれて呼吸が深くなる」のであれば
話は変わってくるのである。

話をファンタジーに振ってみよう。
爬虫類脳は
樹上の爬虫類たる生き物時代に身に着けた脳である。

その樹上の植物の香り入りの空気を「安全な空気の指標」として
人類はプログラミングされているとしたらどうであろう。

実際にわたしの右鼻は実は「結んで開いて」なのである(笑顔)。
【百年杉】体感ルームや【百年杉】ベッドの上では
「開いて」なのですが
電車や新幹線内…商業施設内などの「空気の悪い場所」では
「結んで=閉じる」のである。

それ以外にも百年桧を加工している際にも
右鼻の「開いて」の体験は何度もありますので
爬虫類脳が「お好き」なのは杉に限らずに桧も「お好き」なようなのですが
その香りの吸引後の体内の反応としての
「鎮静の杉と覚醒の桧」になるのである。

だから寝室やベッドを桧で作るというのは
「深い呼吸」という点では良いのですが
リアクション効果としては覚醒効果なのですから
「惜しい」と言わざるを得ません。

また欧州材のような「害の無い素材としての木」は
ほぼ香りがありませんので
呼吸が深くなる効果さえもキビシイ。

やはり木(杉)に関して
わたしたちの90%~99%減の熱量と知識の方々にのみ
相談しての「寝室づくり」ではね…。

この国は世界一の「植物の質量の国」なのにね。
あぁ、もったいない。

世界有数の漁場の漁港に観光にやってきたのに
ランチに「唐揚げ定食」を食べてる感じでしょうか(笑)。

日本の寝室にわが国の固有種である杉を使わずに唐揚げ定食。

第2話にて
理由は不明も世界中で共有認識されている
人類共通のプログラミングに関する話をしましたが

この「爬虫類脳」は
植物の香り入りの空気を安全な空気の指標として感じているのでは…

という話も
あと100年もすれば
この国の共有の経験学問になるのでしょうかね。

でもあなた自身は100年も待たずに
すぐに眠れる寝室にした方がいいと思うな。

“いのち”は「睡眠」によって伸び縮みするようなものだからね。

(つづく)

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Sさんへのお手紙④「睡眠と脳」 https://woody-katoh.com/colimn221015/ Sat, 15 Oct 2022 05:15:00 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19153 睡眠については
ずいぶん勉強してきたつもりですが
睡眠を知るには「脳、呼吸」がわからないと
先に進まないように思います。

「どうしたら眠れるの?」のような

必ずある正解を早く解ければ優秀という価値観の
わが国の教育を経た人間に多い…
思考を継続せずに「必勝法」のみを求めるような思考では
「ヤクルト〇ン」売り切れ…あたりが精いっぱいかな(笑顔)。

あれもこれも勉強し続けなければ
睡眠は理解できまい。

まず弊社のお客様の感想として
【百年杉】とお友達となるような関係性によって
(具体的にはリフォーム工事やベッドご購入)
「いびきの消失や軽減」の感想
もはや100を超えて
200に届きそうなくらいになっています。

その「なぜ?」を考えていきましょう。

でもその前に「脳と呼吸」ね。

ポール・D。マクリーン著の「三つの脳の進化」という
ちょっと有名な本があります。

脳を進化の過程で三つに分けています。
人類の進化の過程において経験してきたと思われる

(魚類~)爬虫類~哺乳類~人類という
それぞれの過程において身についてきた脳という考え方です。

その3つの基盤となるのは
わたしたちのご先祖様が
海から陸に上がってから
樹上の爬虫類たる時期があったようなのですが
その際に身についた脳ということです。
だから「爬虫類脳」。

場所的には脳の真ん中あたりの部分=「脳幹部」。
恒常性維持機能を司る視床下部も含まれます。

特徴的には「生き抜くことの選択」に徹する脳ということらしいです。

次に身についたのが
哺乳類になった際に身についた
「哺乳類脳」。

ここは集団になることによって
身を守ることを覚えた=哺乳類に進化の過程で身についた脳です。
場所的には脳幹部の外というか上というか…
大脳辺縁系です。感情の中枢たる偏桃体(へんとうたい)も含まれます。

そして最後に身についたのが
人類になった際に身についた「人間脳」。
場所は外側の大脳皮質になります。

「理性をともなう目的意識」など
哺乳類には無くて人類は有する思考をする脳ですね。

この3つの脳に呼吸の大家である
多数の著作がある本間生夫医学博士の「3つの呼吸」をかぶせてみます

「人間脳」が制御するのが「随意呼吸」。

人間が自らの意思でする呼吸ね。深呼吸とかがわかりやすいかな。
たしかに哺乳類はしないかもね。

そして「哺乳類脳」がコントロールしているのが「情動性呼吸」。

集団行動という協調性によって身に着けた「哺乳類脳」なのですが
個と個が近づくということは
身を守ることにもつながるのですが
ストレスにもつながりますよね。
過呼吸症候群なんかがわかりやすいでしょうか。

本間生夫博士はこの「情動性呼吸」の重要性を著書の中で説かれています。
本稿では話したい大筋から外れてしまうので
掘り下げませんが
トレーニングによって「情動性呼吸」を深くしていく習慣の重要性を
わかりやすく解説してくださっています。
たしかに理にかなっているように思います。

そして「爬虫類脳」が制御するのが「代謝性呼吸」

「代謝とは」でググりますと…

「細胞や生命体の中で起こる重要な生命活動に必要なエネルギーおよび基本物質を生産するあらゆる化学変化全体」との記述がトップにでてきますから

まさに「手が届かない領域だが最重要項目」という感じですよね。
「生き抜く選択に徹する脳」が制御する呼吸の名前にふさわしいですね。

そんな「制御不能だけど重要な呼吸?」とは何でしょう。

具体的には睡眠時の呼吸であり
それが浅い具体例が「いびき」でしょうかね。

その「いびきの消失や軽減」の感想が200近くとなると
穏やかではありません。

これは本間生夫博士も著書の中でおっしゃっているのですが
「人間脳」による「随意呼吸」には限りがあるということです。

「随意呼吸」のみで
深く長い健康的な呼吸の持続は無理ということです。

ヨガをやります。

大脳皮質が経験と学習を通して
ヨガが自分の未来の幸せの実現には必要に思えてきます。
「ヨガの実施」への「欲」が積み重なっていきます。

そしてヨガを実施します。

ヨガの実施により
「深い呼吸とリラックスできる動作を脳だけでなく
身体全体で学びます」素晴らしい体験です。
その素晴らしさをやはり大脳皮質である「人間脳」が感じて

「あぁやっぱヨガをやって良かった!」という思考が大脳皮質に刻まれます。

実際にヨガを終えた後の充足感は
今まで感じたことのない感覚でした。

もちろんヨガはその行為のみではなく
「ライフスタイルや考え方」に大きな利益があるように思います。
しかし、ヨガの爽快さはヨガを実施しなければ得られないのです。

PCでキーボードを叩いて仕事をしている分には
ほとんど呼吸なんてしていない状態に等しい。

だから昼休み中にストレッチをして深呼吸をして…
賢者たる女性は「整えて」午後にのぞみます。
まったく正しい。

しかしそれらの行為は根源的な解決ではなく
対症状的な行動に近い。

根源的にはPCの仕事を辞めればいいのですが
なかなかそうもいかないから
お昼休みのストレッチ&深呼吸は
対症状的に続けていく。

「人間脳」がコントロールする「随意呼吸」は
わたしたちが自ら発動して行動しなければならない呼吸であって
やらなきゃ効果は無い。
しかし人生の1/3にも及ぶ
睡眠時には大脳皮質もお休み中なので
「随意呼吸」はできない。そう…深呼吸はできないのだ。

そして残りの16時間の中においても
なかなかストレッチ&深呼吸できる時間なんて無いはずである。
そう…前述の対症状的な昼食時間を抜いたお昼休みくらいしか無いのである。

本間生夫博士も「意味が無い」と言えば極端ですが
そういうニュアンスのことをおっしゃっています。

「ヨガに意味が無い」とは言っていません。

しかし「ヨガのみ」で
呼吸の深いライフスタイルの実現は
脳を勉強しても呼吸を勉強しても無理であると言わざるを得ない。

「ヨガでは無理」とは言っていない。
「ヨガのみでは無理」と申し上げています。

でも【百年杉】には可能なのです。

また、鼻呼吸困難な方々は
「住まい」に揮発性化学物質ばかりの
植物の香りが無い空気という環境要因による結果ではないだろうか。
という推論を持つのですが

そう考える理由についても書いていきますね。

(つづく)

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Sさんへのお手紙③「害の無い木と睡眠に適した木」 https://woody-katoh.com/column221013-3/ Thu, 13 Oct 2022 03:36:47 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19151 ドイツ~オーストリアあたりの
建築家の講演を同時通訳で聞いていると
1時間に1回は言う。

「なぜ木を使うかというと
世界中で千年以上使われて
無害が立証されている素材だからだ」

まさにバウビオロギーの思考。

人間の叡智こそに価値があって
人間の叡智のみが人間を幸せにするという考え方。
一神教の思考とも折り合いが良いのであろう。

わたしたちの考え方はだいぶ違う。

現代人は植物との距離感が離れすぎている。
それでは子どもたちも
もって生まれた素質を開花できずに苦しむだろうし
わたしたち自身もその維持に苦しんで
枯れるようにお星さまになれまい。
製薬・対症状医療業界の餌食。

着る植物の質…
食べる植物の質…
住む植物の質と距離感という

「生涯を通じた植物との素敵な関係性」こそが
人生における幸せを得ていくための
大きな留意点なのではないのだろうか…。

似たように聞こえても
ゼンゼン違う。
一神教と多神教くらい違う。

わたしたちは
手柄を自己ではなく植物や先人に全部渡します。
わたしたちは植物を求め続ける生き物であるという
考え方なのだからね。
手柄は全部植物へ…大地へ…土壌へ…先人へ
われらは自然界に生かされていくという基軸。

具体的には「学問の礎」たる欧州には
「害のないような木」はあっても

鎮静効果によって眠りを促進する香りの木(=杉)も
覚醒効果によってシャキッと交感神経パキパキの香りの木(=桧)も
その香りによって特定の虫が来なくなるような香りの木(=クスやヒバ)も無い。

そればかりか「薬草」もほとんど無いし
お野菜の種類と生育期間も
わが国に比較すれば極端に少なく短い。
だから他国を侵略し続けてきたのかもしれない。
そしてその侵略のための学問。

欧州には、たいしたことのない植物ばかりと言えば
植物業界人として「天にツバを吐く」ような言葉なのであるが
わが国との「植物の質量」の比較においては
これくらい刺激的な言葉を使っても「言い過ぎ」ではない。

だから
「害のない素材の木を使って
人間の叡智によって素晴らしい家や社会を創っていく」のような

「おごり」のチラリズムのような思考につながっているのであろう。
木や土のような
人間が造形不能な
ありがたく偉大な存在への感謝から始まらないのである。

初回に記したように
建築人が「植物主義」たるわたしたちとの比較において
木(杉)に関する情熱や知見や経験が
90~99%減になってしまう
その大きな背景には
このたいしたことのない植物しかない欧州初の学問が
建築という学問の礎である点があるように思う。

木は害が無いから使うまでさ。
だから安ければいい。

家を建てる~直す際に
まず決めるべきは「いっしょに住む植物の樹種と部位とその質」であろう。
そう…ヒトを決めるのは
最後でいいのである。

「ホモサピエンスという生き物の元気な生存の持続」
という命題から考える具体策としてはそうなるはずである。

「♪植物いちばん~人間にばん。
3時のおやつは白糖抜きで~♪」のような
歌を林材業界は創るべきであろう。

害の無い木では
本来得られるはずの睡眠を取り戻せるような
寝室づくりは不可能である。
やはり杉が必要なのである。

世界的に著名な建築家と勝負してもいい。
杉無しの建築家の設計した寝室と
【百年杉】の日曜大工の寝室の安眠比較である。
おそらく日曜大工の圧勝であろう。

やはり深い眠りが可能な寝室を増やしていくには
木が100%の人間が
90%減の人間を押しのけて
前にでるしか方法論は無いのである。

植物人にとって
建築人は敵では無いけど
「味方」でも無いのは
はっきりしているはずである。

しまった「杉と睡眠」を書く場所がなくなってしまった。

(つづく)

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Sさんへのお手紙②「エビデンス無き経験学問」 https://woody-katoh.com/column221013-2/ Thu, 13 Oct 2022 02:58:38 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19142 エビデンスとは科学的立証のようなことであり
世にはまさに「エビデンスバカ一代」のような輩が
肩で風切って歩いている。

あまり近寄らないようにしているが
科学を万能なモノと考えているのだから
始末が悪い。

まず科学はゼンゼン万能ではなく
たとえば時間軸に関してほぼ無力である。

「こんな家に住み続けたら…そんなもん食い続けていたら
病気になるよ。」と経験的な助言をいくらしても

実際に病気になった際に
その原因を「衣食住の質の悪さ」として立証するのは困難である。
なぜなら科学は時間軸に関してほぼ無力だからである。

科学による「ただちに影響はない」とは
「科学はただちにおこったことしかわからない。」であり

四谷怪談のように
ジワジワと「衣食住の質の低さ」によって
弱って死んでいっても
毒殺としての捜査は永遠に開始されないのである。
やはりお岩さんのように化けて出るしか方法は無いのである。

化学物質のやることは殺人ではなく殺人教唆のような行為で
しかも完全犯罪なのである。
だから今も明日もワンサカ現れます。

最近であればワクチンにいたっては
もはや1700名超えの方々が接種直後に突然死していて
接種を勧め続けてたら…半年で6万人以上の人間が例年よりたくさん死んでいるのに…
それでも「科学的な立証は認められない」そうである。

3回目接種促進期の22年2~3月の死亡者数は前年同月を大きく上回っている

つくづく
一度体内に入ってしまえば
エビデンスバカ一代には
立証困難で逃げ切られてしまうのですから
「人造化学物質の体内への取入れ」には
慎重にあり続けたいものである。

話を元に戻そう。前話の最後に
「杉でなんで眠れるの?」の答えとして

「ホモサピエンスという生き物が
そういうプログラミングを有する生き物だから」

という感じでわたしはとらえていると記しました。

ずいぶん乱暴な言い分だなぁ…と
お感じの方も多かったと思うのですが
このような「経験学問」ともいうべき話は
実は結構あるのである。

たとえば「幼児がニガイ味を嫌がること。」

これは
「毒性物質の誤飲食時に
吐き出すことによって
身を守るためのプログラミングのようなもの」

だと考えられています。

そのような記述の文章は
おそらく世界中でこれまでに
千を超え数万単位でしょう。

しかし、その科学的な立証はされていない。
しかし、おそらくそうであろうと
全世界の人類が納得して語り継いでいるのである。

同様に
「高カロリーの食べ物を美味しく感じる」ということも

生き残る確率を引き上げるための「食いだめ」のようなもので
餓死者が珍しくなかった人類の進化の過程において
食える際に高カロリーな食べ物を食べて
生き残る確率を引き上げるように
人類に設定された
プログラミングのようなものだと考えられています。

わたしたちがラーメンのスープを美味しく感じて
飲み干す誘惑にかられることは
わたしたちが誘惑に弱い意志だからなのではなく
あらかじめプログラミングされたことのようなのです(笑顔)。
そう…仕方のないこと。

自然界の高カロリー食品と言えば「栗(くり)」。
おそらく栗が嫌いな人類は
ほぼいないのでしょうね。

飢饉が多くあった江戸時代においても
下流域の里では多くの餓死者が出ていても
何百年も餓死者がでていない東北地方の中山間地域の集落では
「共有の森」としての栗の木が周辺各所に多数あって
それをみんなで「食いつないで」生き残ってきたとの話を読んだことがあります。

似たような話に
「将来を見据えた思考と判断より、面前の事象の選択を優先する」
というのもあります。

これも将来を見据えて今、死んじゃっては「絶えて」しまいますので
人間は目先の利益優先で決断する思考をプログラミングされているとの話です。

もっともだからこそ
アイヌや世界中の「(共通の)先住民族の教え」として
「迷ったら数代先の気持ちになって考えよ!」という戒めがあるのでしょうね。

わたしたちは目先のことのみで右往左往する動物に
プログラミングされているのです。

このように
エビデンスが得られなくとも
ストーリーとして…
「こういう理由によって
こういう仕組みにわたしたちの身体のいとなみはできている。」
と考えられているという
言わば「経験学問」はたくさんあるのです。

学問不信のようなことを書いていますが
素晴らしい先生方はいらっしゃります。

わたしが2015年に受講した「杉を科学するセミナー」に登壇された
岐阜大学の光永 徹博士の発表によれば
マウス実験において

10分間杉の香りをマウスに嗅がせただけで
その10分間だけは交感神経は60%程度ダウン(抑制)されていて

さらに驚きなのは
副交感神経にいたっては
その10分間だけでもおよそ3倍ものアップ(鎮静効果の増大~弛緩)になっていて
香りが無くなって30分程度も
その余韻(よいん)からか
5割アップ程度の副交感神経優位の弛緩は続いているのである。

杉の香りの吸引によるマウス実験

「交感神経+副交感神経=自律神経」であって
自律神経の理解が浅い方も多いかもしれませんから
軽くご説明しますと…

ようは「太陽と月」、「昼と夜」、「陰と陽」のようなモノであり
生きていくには両方必要なのだけれど

眠りの前には交感神経不要で副交感神経のみが求められているわけでして
まさに寝室とは「眠るための部屋」なのですからね。

ゼロになれる。リセットできる環境の部屋をひとつ作って
それを寝室にして生きていけばいいのであって
そのためになくてはならないのが杉なのである。

どんなに能力があってもお金があっても
わたしたちは同時に二部屋には存在できない。

もっとも落ち着く部屋を一部屋つくることが
家づくりの「イロハのイ」であってスタートなのである。

杉無き豪邸を建てて
眠れない部屋ばかりじゃね。

「お金儲け」というゲームには強くても
「お金の使い方」という見識に乏しいから
自分のためのお仕事の建築業界にサクツっとやられてしまう。

建築業界人より先に
植物業界人であるわれわれのところに来なきゃ
「眠れる寝室」の構築は困難なように思えるのだが
いかがであろう。

似たような話に博物館の収蔵庫がある。

博物館の収蔵庫は杉が無くては成り立たないのである。

庫内に杉を張りめぐらさなければ
この国の「宝物」はカビたり干からびたりしてしまうのである。

人間の叡智という
数千万円のエアコンやガラスケースやプラスチックのみでは
宝物がダメになってしまうから
博物館の収蔵庫は「杉頼み」なのである。
科学のみではグダグダのグチャグチャなのである。

もちろん人間の叡智にもお金を払うべきであるが
現在のこの国の建築は人間に「払い過ぎて」いるように思うものである。

かつての料理の鉄人の道場六三郎さんの名言があります。

「旬の食材を選んだ時点で勝負ありである。素材が決まった時点で決まりなのである。
わたしたち人間ごときが、旬の素材を超えるような技巧などあろうはずも無い。」

人間の叡智にお金を払い過ぎて
いっしょに住む植物の適材適所やその質に対して
お金を払わなさ過ぎでは

眠れる寝室などできるはずもない。

(つづく)

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Sさんへのお手紙①「妄想ではなく科学的な事実 国家が目指す地点」 https://woody-katoh.com/column221013/ Thu, 13 Oct 2022 01:49:43 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19138 大阪で【百年杉】の床材を
たくさんご発注いただいたSさんという方がいます。

Sさんは友人の【百年杉】リフォームを見て
【百年杉】列車に飛び乗ってくださったらしく…

弊社顧客のほとんどが
長期間のHPウォッチを経てのコンタクトなのですが
Sさんは急遽の「飛び乗りご乗車」のような状態なので
わたしには説明責任がございます。

そこでこれを良い機会とすべく
複数回に分けて
「【百年杉】とわたしたちの身体のいとなみ」について
記していきます。

題して「Sさんへのお手紙」。

しかしその前に「杉の恩恵」というくくりで
よく語られている
「杉と睡眠」という話は

この国の未来の国家像のために
どのような位置付けなのかを改めて検証していきたい。

2020年6月18日に
「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」が
策定されて閣議決定されました(菅総理の時)。

それに関する、経済産業省のHPはこちら

その「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」
全文のPDFはこちら

そしてその中の「農林水産業」分野の実行計画として

表紙を含むトータルページ96P
最下段印刷表記93ページ下段に

「木材利用については、炭素貯蔵や CO2排出削減のみならず、心身への好影響71等といった木材利用の効果のエビデンスの検証・発信や、「木育」等の普及活動、設計・建築事業者や企業(施主) とのネットワーク化等を通じて、ESG 投資にもつながる消費者等の理解の醸成を図りつつ、建築 物の木造化や暮らしの木質化を図るとともに、高層建築物等の木造化に資する木質建築部材の開 発・工法の標準化等を進める。」

という記述がありまして
この※71の備考欄には…

「71 例えば、居住空間の内装木質化率の向上は、睡眠効率を高めるといった研究結果もある。 (参考)(独)日本学術振興会・科学研究費助成事業「住環境が脳・循環器・呼吸器・運動器に及ぼす影響実 測と疾病・介護予防便益評価」2017-2021 年度」

という記述があります。

そしてこの
「住環境が脳・循環器・呼吸器・運動器に及ぼす影響実 測と疾病・介護予防便益評価」の
日本学術振興会の「KAKEN」の資料がこちら
になります。

ここまでを全てをざっとお読みになればおわかりでしょうが
逆に言えば全部読まなきゃ理解できないのですが。
いや、どいつもこいつもちゃんと読んでないから
なかなか理解は進んでいかないのですが(悲)

ようは2050年達成の「グリーン成長戦略」の農林水産分野で
何が言いたいのかと解説しますと…

「5年間で2億円以上かけて研究してきて
杉で睡眠効果が得られるような研究結果はもう出てるんだから
林材業界のみならず建築業界や施主(企業)がネットワークを組んで
エンドユーザーさまに木(杉)が欲しくなるような理解の熟成を図りなさい!」

ということを閣議決定したということなのです。

ですから
「木(杉)による睡眠を含む心身の好影響」というのは
わたしのような「杉バカ男」の妄想なのではなく
もはや「明らかになった科学的な事実」に等しいのである。

もひとつ言うなら…
「杉でぐっすり眠って元気バリバリな日本人」というのは
国家が達成を目指している未来像という具体策なのです。

誰もちゃんと調べんから知らないけど…

以前、書籍も出版されている設計士の友人から
「建築はやる(探求すべき)こと多いから、“木”となると10%程度。
“杉”となると1%にもならない。
しかし、君はその杉が100%~1000%なんだからね。
だからリスペクトしているよ。」

と言われたことがあります。

「木(杉)に関しては
わたしの90~99%減の情熱や知見~経験しか有さない方々には
到達できないお話」を以降していこうと思います。

たいていの生き物は自分で自分の住み家をつくります。
ですから、建築とは人間社会にのみ存在する
縦割りビジネスのひとつであって
生き物の普遍性からは少し離れたところにある学問です。

わたしが探求しているのは
「ホモサピエンスという生き物の幸せの達成のための
生涯を通した人間と植物の素敵な関係性」なのです。
だから90~99%減の方々とは大きく違う

それでは最初に大きな総論として
「なぜ?杉で眠れるの?」のわたしなりの答えを記しましょう。

「ホモサピエンスという生き物が
そういうプログラミングを有する生き物だから」

という感じでわたしはとらえています。

(つづく)

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好きじゃない「パワースポット」 https://woody-katoh.com/column220915/ Thu, 15 Sep 2022 05:52:12 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19134 「パワースポット」っていったい誰が言い出したんだろう。
おそらく観光関係のヒトだよね。

もちろんわたしもお寺に行って
「ありがたい“気”」を感じることもあるのですが

「人気のパワースポット」たる大規模な寺社にて
まったく感じないことも数多い。

なんでかな~って
ずっと考えてたんだけど

「欲」じゃなかろうか。

「欲」は人間にとって必要なモノなんだけど
「人気のパワースポット」となると…

多数の来訪者による
「パワーよこさんかい!おりゃ~!!」となって

「濁る」

のではないかということである。

実は11月に「【百年杉】の山の畑を見るイベント」が企画されています。

少し前に「下見」に行ってきたのですが

あれぞまさに「パワースポット」。
いや、そんなチンケな言葉を使いたくない
理想的な根源的な「気」があるのです。

杉は例外を除いては
お野菜のように「ヒトが植えた植物」であるから
人間の叡智と情熱の結晶と言うことができます。
がしかし【百年杉】であれば
100年間の太陽と雨と土壌が
お与えくださった「森の恵み」であることも
明らかであるはずです。

そう、「【百年杉】の山の畑」の中にわが身を置くと言うことは
ほぼお目にかかれない…
自然界と人間という
とかく対峙する両者の結晶の地に
身を置くということなのです。

自然界の中で生かされていることを感じながらも
人間の情熱を有する叡智も否定しない。

この「気」は実に素晴らしい。
だって「欲」が無いんだもの。
それどころは自分は「実」を食べられないのをわかって
命がけで作業してきたのでしょうからね。

今回は実に急峻な
まるでスタジアムのフィールドから
樹齢150年の杉を四方に見上げる「山の畑」に入る予定です。

あと数年内に樹齢150年の杉の「間伐」をおこなって
おそらく最後には樹齢200年の主伐材を収穫するであろう「山の畑」です。

あんまり多くの方々に来られても
ガイドできませんので
弊社顧客の方々に限ったご案内になっていまして
ここで詳細は記せないのですが…

「わたしは客なのに案内無いわよ!(怒)」という方が
いらっしゃいましたら
ご連絡くださいませ。

今のところちょうど良い人数なんですけどね。

人ごみの観光的な「パワースポット」をありがたがったまま
人生を終えていくのは
とてもさみしいことのように思うものです。

自分の人生の明日を
より豊かにするような考え事ができる…
この国でしかできない
「山の畑」はあるのにね。

「農」も素晴らしいけど
「森」の時間軸には圧倒されるからね。

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鳴かせてみようホトトギス https://woody-katoh.com/column220913-2/ Tue, 13 Sep 2022 06:03:33 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19132 あまりにも得難い経験だったので
連投して記したい。

前回記した講師は
東野さんという方なのですが
東野さんの言葉を断片的にとらえてしまえば
真逆のことをおっしゃるのだ。

「寄り添う」と言うし「無視する」とも言う。

そうなのである。
この世に「必勝法」など存在しないのである。

とにもかくにも
「うまくいくメソッド」とか「コスパの高い…」全盛な
昨今であるが
そんなもん無いし意味ないのである。

北欧の巨人も
われら東方のモンゴリアンも
同じ化学物質を強制的に体内に2回も3回も入れれば
70億人全員がhappyなモノなどあるはずもない。

オンライン視聴の最後の質問者の方が
お子さんが不登校で
涙が止まらずに聞き続けていたと語っていました(代読)。

そして最後に「わたしはどうすればいいのでしょう?」と問うのである。

(驚!)

講師はたくさんの事例や
自身の決定的な後悔さえも開示して
「必勝法は無い」し
「愛するが故の“心配”こそが
こどもにとっての不信になってはいまいか?!」と
実にわかりやすく
デリケートな心理と言葉を3時間かけて解いてきたのに…

講師は「成功のための偏った方法論」は無いと語ってきたのに
「成功のための方法論」を泣きながら講師に聞くのである(せつなかった)。

やはりこの国の教育の価値観である
「正解は必ずある。それが早く解けた人間は優秀!」という
価値観を受け入れ続けてきて
大人になって親になってきた方々…。

やっぱ、この国の「正解」教育って恐ろしい。

「正解は必ずある。それが知りたい。教えてください。」

う~ん。

正解など無いのである。
あっても、すぐに変化してしまうから無いようなものなのである。
昨日上手くいったことが
明日もうまくいくとは限らない。
だから思考することを止めないし
絶対にあきらめない。

講師はその時点で
そういう問題点に気づいていた感を持ちましたが
あえてそこに踏みこまずにコントロールされていたように
お見受けしました(いたし方あるまい)。

【百年杉】もそうなのである。
【百年杉】をクスリのような「必勝法」として
とらえる方には売りたくない。

「子どもに【百年杉】があればいいんでしょ!」

【百年杉】の最終的な恩恵は
「こんなに気持ちの良いモノができるには
百年間の太陽と雨と土壌が必要なんだね。」という
自分は自然界に生かされているという
意識や思考が身につくことだとわたしは考えています。

「今はまだマスクを装着していた方が正解」

マスクを外せない
この国の「正解」教育を受けてきた人間が
帰りの山手線にはワンサカいましたわ。

マスクしないのは
わたしくらいのものだったかな。

最後のオンライン質問者の方も
おそらく今頃は気づいているに違いあるまい。

「鳴かせてみようホトトギス」の
「鳴かせる必勝方法論」は無いのであるから

自分なりのトライ&エラーをし続けるしか
方法は無いのである。

ただ「鳴かせてみよう」という気持ちが続けば
いつかホトトギスは自立して鳴くのである。

いや違うか。

「自立して鳴く」まであきらめずに
「鳴かせてみよう!」と継続できるホモサピエンスこそが
「おとな」なのであろう。

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子どもファースト社会 https://woody-katoh.com/column220913/ Tue, 13 Sep 2022 01:03:02 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19130 9月11日は蒲田に
いわゆる不登校の子の自立支援をおこなっている方の
講演を聞きに行ってきました。

すばらしいお話でした。
情熱を有する男っていいよね。

講演者は元TVショッピングの登壇者だったとのこと。

講演内容も実にわかりやすく
セルフプロデュース力にも長けて
さすがの高スキルかつ情熱溢れる内容でした。

やはり「男」という「性」は
やることが明確になれば実に強い。

「女」という「性」は
自らの体内から「何もできない生命体」が産まれ
その世話をし続けるのだから
「わが子の自立への過程」というのは
確かにメンタル的に容易ではない。
そこが腑に落ちたものである。

なるほど。
男の役割は重要。

「学校に行けない」ことは良いこととは言わないが
絶望すべきことではない。
しかしお仕事できない…ことは
かなりよろしくない。

講演者とわたしはお仕事に関するとらえ方は同じであった。

お仕事とは自分の得意分野における社会貢献であって
「はたをらくにする=はたらく」行為であるはずである。

お仕事とは他者を幸せにするものである。

しかし、お仕事が自分の為になってしまうと
ジェダイの騎士は「あっ!」という間に
暗黒面に落ちてダースベイダーになってしまう。

弊社がビニルクロスの施工をしないのは
依頼人の大切なお金で
数十年かけて
病気になりやすい空気にすることが
依頼人の幸せにつながらないという判断からである。

自分を幸せにするためのお仕事の方々は
「ビニルクロスも使用が認められている素材なんだよ。」
と言うが

わたしたちの知見と経験からは
あり得ない選択なのである。

だから「安く早く!」のオファーにはお断りを入れるしかない。

「客がビニルクロスでイイと言っているんだからやれや!」

ほかの会社を当たってください。

たとえばオーガニックカフェのオーナーシェフが
お昼時に
「高いなぁ…添加物まみれでもいいから
ワンコインの料理を作ってくれないだろうか?!」というオファーを受けて

作り出すシェフはいまい。

しかし
建築業界って

顧客満足度NO1!への対応とばかりに
舌がヒリヒリするような料理を
作り出すような会社ばかりではないだろうか。

帰り道に
ふと思ったのだが
「子ども」というのは
わが子でなくても、社会の共通の宝である。

その「共通の宝」への日常のアプローチ…。

365日の中で
自分の得意分野を通して
子どもへのアプローチをまったくしない会社も個人も珍しくはない。

意地悪な言い方になってしまうが
そういう会社や個人は偉そうなこと言ってても…ということ。

自分の得意分野を通して
常に「子どもの自立」に関しては
興味を超えたコミットメントの持続が欲しい。
社会として継続して欲しい。

大人は自分のお仕事を
依頼人の幸せのための行為と定め
さらにその先には「子どもの自立」を第一に考え続ける。

食い続ければ…住み続ければ…
病気になるようなお仕事をやってちゃ
「社会の共通の宝」にアプローチなどできまい。

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フジロック’22紀行⑤「手洗い」 https://woody-katoh.com/column220910/ Sat, 10 Sep 2022 00:27:49 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19128 フジロッカーもずいぶんと
メディアにやられていることを実感した‘22であった。

フジロックは基本的に仮設トイレであって
男女共用である。

これはまったく問題は無い。

だってご自宅ってほぼ100%男女共用でしょ。

それを分けるのは
悪魔のような数少ない鬼畜のための対応策でしょ。
何万人に1名の
鬼畜のための高コスト社会の典型がトイレ。

人気アーティスト終了後とか…
トイレはもの凄く「混む」からね。

けれども今年は「手洗い渋滞」だったよ。
アホらしい…。

みんな
消毒消耗品企業がスポンサーのメディアに
すっかりヤラれちゃっててさぁ…
手先を30秒くらいかけて洗ってんだよね(苦笑)。

ウイルス侵入経路なんて鼻か舌の下の唾液出す穴がほとんどだろうから
「手洗い無駄」とは言わないが
「うがい」だろうが…アホ!。

学んできたことを
記憶だけで書くけど…

水やお湯のみでだいたい洗浄率70%くらいのはず。
手の平のウイルス防衛軍たる菌も殺してしまえば
丸腰だからね。

まぁやっても「せっけん」くらいで「薬用せっけん」となれば
バランスを欠いた
洗い過ぎであって…

ましてやアルコールやエタノールとなると
容易に皮膚を透すからね。

その無毒化のためには
血管を一回りしてから肝臓に負担がかかりますよね。

フジロッカーでも
こんなもんってのは
困った国民性だよな。
学校のお勉強はできてもバカ丸出し。
「生き抜く」知見に乏しく
大企業にやられっぱなし。

自らの思考をあきらめないで
勉強し続けるのがROCKだと思うんだけどね~。

「ヤラレてんじゃね~よ!
このクソ消毒野郎が~!!
てめらなんかROCKERじゃないわい!
歌謡曲野郎が!!」って

トークステージで
やりたかった’22フジだったっす(笑顔)。

おしまい。

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フジロック’22紀行④「持病再発!~復活!」 https://woody-katoh.com/column220830/ Tue, 30 Aug 2022 00:21:05 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19125 初日の29日(金)の深夜1時過ぎだから…
正確には30日未明のころに
「おとぼけビーバー」を
スタンディングでピョンピョン飛び跳ねながら
観ていたら
翌日から
持病の坐骨神経痛を悪化させてしまいました(涙)。

ぼくは10代のころから
右肩で「重い木材」を担ぎ続けてきましたから…
その「ひずみ」が左臀部~股関節の血流阻害を招いて
左尻~左足の不調につながっています。
発症してから3年かな。

まさしく長年の勤続疲労なんですよね。
だから治らない持病なのね。
「力持ちの不治の病」って感じ。

だから歩くのが大変になってしまいました。
「歩けない」というか…
「立ったまま」がキツイのね。

NGOビレッジの住人の方々にも
「辛そうですね。」って感じで
ずいぶんと心配をかけてしまいました~。

そして月曜日に撤収作業をおこなって
午後から苗場を後にして
帰社して近くのリフォーム現場に寄ってから
夕刻には帰宅。

「あ~ぁ、やべぇなぁ…どうすっか…」
と持病悪化を考えながら就寝したのですが

あらまぁ…ビックリ!
朝起きてみれば
いつもと同じ(小康)状態になっているでは
あ~りませんか(驚)!!

ヤバ。オレの身体って
「百年杉ベッド」無きゃダメじゃん。
マジかよ~。そんなに凄いのかよ?!
百年杉ベッド!(絶句)

毎日×2その恩恵に預かっていたのに(ごめんよ~)
4泊5日の旅で留守にして…
かつ「老いた」からこそ
「百年杉ベッド」の凄さを実感した次第。

ただわからないのは
副交感神経優位な杉なのに…
なんで「痛みの緩和」なのって話。

痛みの除去だけであれば
交感神経優位にして
血管を収縮させて「感じづらく」させるのが
シップ薬のように常道のはず。

杉は血管拡張の方向性だから
「痛み」は増すはずなのにね…。

わたしたちの対内のほぼすべての伝達信号は「電気」であるはず。

電気は貯められないし…アリ過ぎでも困るけど
無さ過ぎでも連絡~伝達ができないのである。

乱暴に言ってしまえば
「整う」という感じなのだろうか。

睡眠時に百年杉ベッドに寝ることによって
「整う」としか言いようが無いのである。

4泊5日の宿泊中も
毎日×毎夜ストレッチしてたのに…
悲しくなるくらいダメだったのに(涙)…。
百年杉ベッドで寝れば
支障なく働けるのである。

たしかに過度の残業まではキビシイ身体である。
けれども夕刻には結構キビシイのだが
百年杉ベッドで寝れば、またチャージ終了という感じのまま
酷暑の中
朝から工場で働き続けて…やがて9月である。

どうやら某ホテルのような「住環境」では
わたしはお仕事不可能な病人になってしまうようなのである。

来年のフジロックには
「ベッド持ち込み」は不可能なれど
なんか似たようなアクションしないとな~。
そうしないと未来が無いのである。

百年杉によって松岡修三さんがもっと元気になっても
わかりづらいけど(笑顔)…

治癒不可能な「痛み」をかかえるモノにとっては
実にわかりやすい「百年杉のありがたさ」でありました。

ひょっとしたら
体内の伝達系の「電気が整うのでは?…」って感じでしょうか。

ごめんよー「おとぼけビーバー」
君たちの激しいライブのせいじゃなかったよ~

「おとぼけビーバー」の
クレイジーな楽曲もyoutubeで観てみてね~。

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フジロック’22紀行③「さらさ」 https://woody-katoh.com/column220827/ Sat, 27 Aug 2022 09:22:48 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19122 わたしは未解決の社会の矛盾を発信し続ける
「NGOビレッジ」というゾーンの中の
「フジロックの森」というプロジェクトのスタッフでして…

昨年と同じように
アバロンステージに隣接しています。

アバロンステージは
素敵な女性ボーカルとの出会いがあってサイコーです!

今年サイコーだったのは…
2日目の「さらさ」かな。

でもその前に満島ひかりさんか?!

とってもおキレイな方でした。
NGOビレッジのおじさんたちも
もの凄いお客さんの数だったから…
みんなテント裏動線を通って
前に行って「見惚れてました~」
「おじさん殺し」でした(笑顔)。

「NO NUKES」のフラッグの前で歌ったのも
偉いなぁと思いました。

でも歌声は断然「さらさ」でした。

なんてったって「声」がイイ!

女性ボーカルって
難しいのは「声」だと思います。
宇多田ヒカルさんとかもそうだけど
「声」が素晴らしいでしょ。

ほんと「声が美しいシンガーソングライター」だよね。
「さらさ」って…。

いいんだけど「声」がという子は…
伸び悩んでる感あるもんね。

フォトジェニックな要素も重要。
でも最重要なのは
たぶん「声」。

もちろん楽曲も重要なんだけど…
そこは「加減で学べる」分野だからね。

「さらさ」って
「伸びしろ」しか感じないアーティストです。

ぼくは
そんな「さらさ」の
ライブの最後の2曲を舞台の袖で聞きながら…
彼女のライブ終了直後に
「フジロックの森」の重要性を
5分間でステージアピールをせよ!!…
という大命を拝していたからね。

クロストークは丹羽順子さん。
少し前まで…J-WAVEの「ロハスサンデー」の
ナビゲーションをされていた素敵な女性です。

記憶はお互い定かでないんだけど
丹羽さんのお名刺を
ぼくは持ってる記憶がありまして…
そんな話をお伝えして

「どっかで会ってたよね~よろしくね~」って感じで
ご挨拶してから舞台へ上がりました。

ライブ終了後の観客って
他のライブ会場やトイレに急ぐ方が多くて…
ほんと最初の数秒を逃すと
誰もいなくなっちゃうんですよ。

「は~い!フジロックの森のカトちゃんで~す!」

とか言って(笑顔)
とにかく足を止めて
振り向いてもらわないとね…。

そして早めに「山の畑」というキーワードを出して
「伐って使う大切さ」に話を持ってくのよ。

「あそこで手を振ってるテントでグッズ売ってますからね~」

にて終了ぉ~。

しかし、この「アヴァロン」ステージの
トークアピールには驚きの後日談がありました!

フジロック終わって翌週の11日に
目黒区でアートイベント「ヤネンの国」がありまして
その中で拙話を披露する「お話し会」があったんですね。

いつものように「百年杉とわたしたちの身体のいとなみ」の話を
したのですが…

主催者の女性が…
「フジロックだってさ。加藤さ~ん!この方フジロックなんだってさ~」

「(??)は~い。
 実はぼくは“フジロックの森”っていう
プロジェクトのスタッフやってまして…
アヴァロンというステージのそばなんですけどね…。」

「あっ!わたし、今年アヴァロンで歌いました!」

「え“~え”~~マジっすか?!お名前は??」

「さらさって言います。」

(超ド級ビックリ!!)

なんと、わたしは「さらさ」の前で10日間の間に
2回もしゃべり倒していたのである。

なんでも
友人の誘いのままに
フツーに来たらぼくの「お話し会」だったらしい…。

そのあとはフジロックの内輪話や…
互いに好きなGLIM SPANKYの話など…
たくさんのお話をして

さらには「さらさ」の方から
一緒に写真撮って言われたもんだから
おじさん、凄く楽しかったんだけど
なんだか急に恥ずかしくなって…
うまく顔が機能しなくなってしまいました(恥)。

次に生まれてくる際は
こういう時に肩でも抱けるような人間になりたいもんだよ。

ここまでくれば
ぼくと「さらさ」は運命の出会いになりそうなもんだけど…

キュートな才能豊富な20代の「さらさ」と
もうすぐ58歳のぼくでは
そんなことにはなりそうもないけど
こんなことってあるんだね~。

Youtubeで「さらさ」の歌を聴いてみてね~。
とっても素敵なアーティストだから!!

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フジロック’22紀行②「汗臭くないオレ」 https://woody-katoh.com/column220826/ Fri, 26 Aug 2022 08:59:43 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19118 いつも多雨なフジロックなのですが…
今年はとにかく「晴天」に恵まれました~。

木曜日に前日搬入して…汗だくで搬入と設営。
午後には終わって
1年ぶりの再会をみなで祝いながら
駐車場内の車内で
時々やってくる通り雨を避けながら宴(笑顔)。

タオルを首に巻いて汗をぬぐい続けるのだけど…

「タオルが“杉の匂い”なのはなぜ?」(爆笑)

なにしろ4泊も家を空ける事ってあんまり無いから
今年のフジはたくさんの「気づき」がありました(つづく)。

あと…「老いる」ことによる「気づき」さね(苦笑)。
でもほんとエアコンある部屋でキーボードばっか叩いてる
人生はヤバいよ。

イメージとしては

「気づかずに(いきなり!)故障する~死ぬ!」んだろうな。
あぁ!嫌なこったい。

五感を鋭敏に磨き続けていって…保っていって…
せめて年単位は確実に!…
できれば月単位で自分の「死期」の自覚は
できるようにしとかないとね。

みんな永遠に生きていく妄想を持ってるから
「死生観」が無いからとても醜い。

大病院での「死」なんて
抗生物質入りのエサしか食べたことのないまま
殺されるブロイラー並みではないだろうか。

話を戻そう。

木…金…土…
(ぜんぜん)タオルが汗臭くないんだよね~。
するのは「百年杉の香り」なり~。

「日曜の汗」はようやく…
「汗臭かった」っす(変な安堵)。

なんで汗臭くなかったのかは、わからん!

毎日、お風呂に入れている
「百年杉の入浴材」によるものなのかもしれないし…

毎日×2、ガサガサの百年杉を
ツルツルにするお仕事を
させてもらってるからかもしれません。

百年杉ベッドも関係してるのかも…

とにかく…
理由は不明も
「百年杉おじさん」たるわたしの
日常のライフスタイルが途絶えて…
「杉の香り→フツーの汗臭いおっさん」になるのに
3泊4日かかることが
記録できたのでした。

ぼくから発しているのであろう
百年杉の芳香の貯金?~貯香?は3日間程度あることが
今回わかったのである。

基本的には加齢臭なんて…
「食べ物の質」が低いからだと思われます。

ファストフードのような
分解~吸収したくもないような
「食いものに似た物質」を食べ続けてりゃ
そりゃ臭くもなるよなぁ…。

加齢臭防止!とか言って
「百年杉の入浴材」を売りたくないけどね。

できるだけ石鹸を使わずに
わたしは百年杉入浴材を浮かべた
湯舟内でタオルでゴシゴシです。

そういうお風呂に毎日入っていると
3日間くらい入らなくても
効果は持続なのかね。

実際にフジロック終わって日常の業務に戻っても
やっぱ汗臭くない…というか
タオルは杉臭いんだよね(笑顔)。

久々に汗臭いオジサンになった
晴天続きの「フジロック“22」でありました。

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フジロック’22紀行①「御礼!完売!(感謝)」 https://woody-katoh.com/column220825/ Thu, 25 Aug 2022 03:02:01 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19116 フジロック’22紀行①「御礼!完売!(感謝)」

フジロックフェスティバルが
3年ぶりにフルスペックで開催されました(拍手)。

わたしは「フジロックの森」というプロジェクトに
スカウトされるような形で
ボランティアスタッフとして参画しています。

2014年からだから…8年間で7回目のフジロックです。
最近では
キーホルダーなどの
ノベルティグッズの製作などもさせていただいていて
とっても幸せです。

今年製作のノベルティグッズは
お陰様を持ちまして「完売」でした(ヒャッホー!)。

ボードウォーク(木道)の廃材をマテリアル(素材)にしたプロダクトの
「(場合によっては)デザイン&製造」業務は自ら提案しただけに…
とても、幸せなお仕事です。

「踏みつけて」ますから「石」も食ってるし…
釘がそのままの場合もありますから…
(今年も1本あって…刃物が台無しになりました~涙)

キツいんですけど
とっても幸せなお仕事をさせていただいて
感謝×2なのでございます。

お客様の数も
外国人の方々の分だけちょっと少ない感じでしたが
結構な賑わいでした~。

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今こそ!百年杉体感ルームだよ https://woody-katoh.com/column220824/ Wed, 24 Aug 2022 01:02:42 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19103 連日35℃とかの猛暑だったのですが
弊社工場にお越しになるがいい。

ほら!【百年杉】体感に来いや~!

みな「涼しい!」と口をそろえます。

弊社1階工場は「無気密(=開けっ放し)無断熱」である。

それなのになぜ?…。

話は簡単。工場内は「杉だらけ」だからである。
この「売るほどある杉」が
「塩ビ管やプラスチック」だったらこうはいかないはず。

出入り業者さんが
みな口をそろえます。
「化学物質満載の倉庫は暑くて不快だ!けど、ここは違う!」
それこそ同じ家具屋でも
木なんか無いのが昨今の常識。
「でも加藤さんとこは(一瞬)寒いと難じるくらいだ!」だってさ。

法律が変わって
これから建築業界は
みな口をそろえて「高断熱一辺倒」であろう。
まさに「断熱バカ1代!」

しかしそれだけでは50点である。
アホらしい。

建築業界や学者は「欧州では高断熱住宅が…。」と
ずいぶんと声高だが…

あんなん、断熱さえしとけば
あとはやることない気候だからでしょ。
アホらしい。

湿度低く。雨無し。台風無し。紫外線少なく。虫も少ない…。

「断熱さえしとけばはい!はい終了!!」の
多様性に欠く単一的な気候の建築学問を
相変わらずそのまま持ってきては…
ただただ金を貪るこの国の建築人。

ほんと学者と設計士のみに
「日本の木の素晴らしさのスピーチ」を任せてちゃ
この「木の国」は滅びるよ。
この日は8月9日。
気象庁発表だと最高気温35.7℃で平均湿度は69%(東京)。

写真は無気密(=開けっ放し)無断熱の
1階の工場内の温度湿度です。
時刻は13時あたり。
「気温37度~湿度58%」

この日の東京の最低湿度は54%だからね。
ほぼそれと同じくらいの数字を
最高気温近くの時間帯でたたき出しています。

わたしは1日工場で作業をしていましたが…
ジンワリと汗ばむけど、汗はダラダラとは出ないよ。
ただし「力仕事をする=呼吸を止めてパワーを使う」と
ダラダラと大汗をかきましたね。
その連続でした。

ようはエアコン無くても工場内は
健康的に安全に作業ができるレベルである。
【百年杉】がたくさんあれば可能なのである。

2階の低気密無断熱の【百年杉体感ルーム】の同時刻の環境はこちら

「気温34℃~湿度53%」になっています。

この【百年杉体感ルーム】にエアコンはありません。
隣接する「オフィス+打ち合わせスペース」には天カセエアコンがあって
ドアを開けてその冷気を入れるくらいの環境です。

2階の体感ルームじゃ
ぜんぜん汗はでません。
(1階工場だとジワッと来るけど…)

気温が34℃あってもね…。

実際にこの翌週の14日に
30代のご夫婦が【百年杉体感ルーム】にお見えになったのですが
この日は東京の最高気温が33.3℃で最高湿度は84%にまでになった
苛烈な日だったのに…

4畳半の【百年杉体感ルーム】に
わたしを含めた‥‥大人3人でエアコン無しでとどまっても
不快でない環境に腰を抜かされていました(笑顔)。

これから建築業界が主導するであろう
「高断熱至上主義!=断熱バカ1代」って
なんざんしょ?

やはり木の中でも「湿度の吸い込みと放出」という
「調湿~貯湿」の能力がダントツである杉の存在は大きい。

以前、労基の講習を受けた際に
「最高気温+湿度」の数字が110を超えたら
必ず労働災害の熱中症による死者という労働災害が起こるから気をつけろ!
とレクチャーを受けたことがあります。

しかし最高気温が60℃になることはあるまい。
そう…要注意なのは高湿度であるはずである。

それなのにTV報道が
「温度」ばかりで「湿度無視」の報道をし続けるのは
エアコン頼みでまったく「調湿~貯湿」する木が無く
またその能力が高い杉がなったく無い住宅を
供給し続ける不動産系&ビルダー系スポンサーと
エアコンメーカーへの忖度なのではないだろうか。

まったく無視しろとは言わないが
この国で“いのち”の継続のために留意すべきは
温度より湿度であるはずである。

それでも慣行建築業界は
石油で造られた無透湿の断熱材を
高断熱として推奨していくことであろう。
あほらしい。

やはり多湿の夏があるこの国においては
湿度への留意は必須なのである。
「断熱さえしとけば終了!」の欧州とは違うのである。

この国の建築業界は
だいたい建築学問ばかりで
「ホモサピエンスの身体のいとなみ」にほぼ留意せずだからね。
それを知らずにどうやって健康な住宅を建てようと言うのであろう。

さて話を続けよう。

高湿度の環境を
「吸湿~貯湿」の杉のお陰で快適にしている…という知見も
おそらく+30点に過ぎないであろう。

高断熱の50点と合わせても
満点には、あと20点足らないのである。

最後の+20点は…
これはおそらく「皮膚」の能力によるものである。

皮膚は単なる包装紙ではなく
目で見えないような
赤外線や紫外線を認識しているらしいことや
ワンコにしか聞こえないような
2万ヘルツ~3万ヘルツといった
高周波の音まで聞こえているとしか思えない能力を有することは
ここ20年くらいの世界中の研究結果によって明らかにされています。

そう、「皮膚は目よりも目が良く…耳よりも耳がいい」のである。

そしてさらに皮膚周辺の酸素濃度まで感知していて(驚)!
さらになんとその変化に応じて体内の(酸素を運ぶ)赤血球の生産量調整のシグナルまで出していることまでわかっているのである【Boutin A.T. et ai(2008)Cell.133-233-234】。

つくづく
建築の連中って建築しか知らない。

人体の周囲の環境と「皮膚→脳」の重要な関係性を知らな過ぎなのである。

経験的には「田舎から都会に出てきたら鼻毛が伸びるのが早くなった!」だとか…
「皮膚」は酸素濃度だけでなく
他の空気中の化学物質の察知だけでなく
すべての空気中の化学物質の存在を
リストとして継承していると考えるのが自然ではなかろうか。

その仮説なく「都市部で鼻毛ボウボウ!」を説明するのは困難である。

喘息の主因たるNO2は自然界にも存在するが
都会はなんたって排気ガスが多いから田舎から比べると
数倍の量にもなろう…。

皮膚はそれを察知して脳に報告。
脳は頭蓋骨に中にあるから
他の感覚器の報告がなければ、身体の各所に指令を出せまい。
(この場合がNO2吸引を防ぐべくフィルターとしての鼻毛の増産命令)

杉は断トツの空気浄化能力を有します。

川井秀一博士の研究によれば
前述のNO2浄化能力に関しては(H2Oによる浄化)
木材の中の2位グループの「ヒノキ」に5倍以上の大差をつけて
断トツの首位の空気浄化能力なのである。

解説しよう。
木は炭になっても水分を有する。
そうH2Oである。

杉が「喘息(ぜんそく)」の主因たるNO2を
「調湿~貯湿」の過程で吸う。
樹内のH2Oと結びつける。

Hが結びついてNO2は
喘息の原因にならないHNO2(亜硝酸)になる。

樹内に無毒化して保存してくれるのが杉なのである。

大量に…売るほどある杉材がある
弊社1階の無気密無断熱の工場内において
おそらく「皮膚」は
「望むべき最高の状態の“空気”を感じて」その状況を脳に報告。

脳は身体の細胞~腸内細菌類のすべてに対して

「まったく素晴らしい空気である。未来にまったく不安が無い空気である。今こそ、すべてのストレスから解放された作動を…動きをしてくれたまえ!すべての注意報&警報を解除することを宣言します!」とばかりに叫ぶのであろう。

「心地よく感じる」のは
体内のすべての警報+注意報が解除されるからなのではないだろうか。

やはり身の回りに質の高い杉が
たくさんあればイイだけの話であろう。

断熱だけでは50点。
木を使うだけでも30点。
残り20点は
国立博物館の収蔵庫の例を挙げるまでもなく
杉をふんだんに仕上げ材に使わなければ達成できまい。

そう施主はお金の使い方を間違えているのである。
建築の「人間」にお金を使い過ぎであって
高品質杉材を生産する林産地にお金を「使わなさ過ぎ」なのである。

お金の使い方を「ヒトから植物」に変えないと…。

話を元に戻そう。
おそらくは
体内の「報告~命令」関係の電気信号が「整う」のであろう。
気温が35℃あろうが関係ないのである。

化学物質まみれの20℃よりも
杉によって「整えられた~森のような空気」の35℃の空気を
おそらく皮膚は好適と分析して
脳に報告。
脳はその報告を信じて
全身に「OK」状態を発信しているのではないだろうか。

ホモサピエンスとして求めるべき空気の質なのであるからなのであろう。
温度も多少は関係もあるが…
35℃だから×というわけではないのである。

最後の20点を科学で立証するには
かなり骨が折れるが…。
必ずしも立証を待つまでもないと思うものである。

なぜならわたしは
遠くなり過ぎた植物とホモサピエンスの
距離感を近づけることによって
「幸せな依頼人」を増やしたい行動が
そのまま人生であるのだから

依頼人が幸せになっちゃえばいいのである(笑顔)。

まだ「暑い」9月末くらいまでに
弊社に体感にお越しになって
自分の「驚きの皮膚能力」を体感することを
強烈にお勧めするものである!

「断熱バカ1代!」の…
温度至上主義の…

「ホモサピエンスの身体のいとなみ」に無学な
毎日揮発性化学物質を出し続けて
「皮膚」がそれを感知することによって
呼吸が浅くなっていく感のある
ビニルクロス住宅や

パイン材やカバザクラ材とか…
たいして空気浄化もしないのに
無垢材美学でお茶を濁しちゃってる
「断熱バカ1代住宅」で後悔する前に
自分の「皮膚の能力の開放」を試しに弊社にお越しになればいい。

ようは設計も必要なのだが
あの方々からは
結局「家づくり」の話しか得られないのだから…

その前に
「生き物の進化やホモサピエンスの脳の進化の過程から
子どもたちの脳の成長や
ばぁさんの脳の維持と呼吸の深さや睡眠の質を考える」ために
弊社にお越しになって

「ホモサピエンスと植物の素敵な関係性」

について考える機会を得るべきである。

設計士さんや工務店さんとのと関係性は
そのあとで充分であろう。

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販売停止商品に関するお知らせ https://woody-katoh.com/news2214/ Sun, 14 Aug 2022 13:07:23 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19100 申し訳ございません。
対露関係悪化による
ロシア材代替えの
安価な放置に近い杉材需要特需によって

弊社が継続的にその価値を発信してきた
濃厚な香りを有する高樹齢杉丸太の入手が困難になっています。
(伐採の人出は減る一方ですからね。
山にはあるのですが放置した安価な杉材特需なので伐ってくれません)

ですからセルフビルド用のボトムバージョンと
プロ施工用の販売用の同じくボトムバージョンの受注を停止させていただきます。

申し訳ございませんが
ボトムバージョンは販売はせずの
弊社リフォーム物件対応のみと
させていただきます。
申し訳ございません。

現在受注いただいている
ボトムバージョンの納品も11月以降~年内になる予定ですので
Webshopでのご購入の方々におかれましては
個別に対応させていただきます。

戦争を無き世の中を目指さずに
一方的なウクライナ偏向応援を
この国は続けていくのでしょうが…

この星は植物を融通しあって
ようやく生き続けているのに…

本当に哀しい国になってしまいましたね。

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茶番劇 https://woody-katoh.com/column220727/ Wed, 27 Jul 2022 08:45:06 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19090 ウイルス感染症の王道は
アップデイトすればするほど
感染力は増して弱毒化は進むということ。

もっと毒性が高かったころの対象法のままに
同じ対処法をやり続ければ
入院者満員になっていくのは必然。

あほらしい。

だってもはやフツーの風邪レベルじゃないの。
入院となれば売り上げはあがるもんね。
みんなが風邪のようなレベルの感染症で入院していけば
あっという間に一杯になるだけのことである。

風邪だってこじらせりゃ死ぬけどね。

お金儲けと保身が複雑に絡み合って
すごいことになっている。

「今、誰が何を言っているのか?」をよく見ておいた方がいいよ。

「生活習慣病と高齢者は重症化するから守れ!」と
あたかも徳のあるような声に似せて行政が言ってるが

そういう方々は風邪だってインフルだって命とりでしょ。

いったいどうやって他人が
そういう方々の身体の営みを…
風邪やインフルやコロナから守れるというのだろう。

離れ小島に隔離でもするとでも言うのだろうか…

それじゃ感染症は防げても
また新たな問題が出てくるよね。
ウイルスの少ない隔離された島で
生活習慣病と老人のみでどうやって生きていくというのだろう。

ようは「不可能」なことを言い続けて
「わたしはちゃんとやってまんがな。」的な保身をはかっているだけなのである。

なんで権力者は
ジジイは守って
(正確にはまもってるふり…)
子どもを容赦なくいじめ続けるのであろう。

まったく理解できない。

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8月7日(日)と11日(木)に目黒区で「お話し会」ヤネン https://woody-katoh.com/news220722/ Fri, 22 Jul 2022 10:26:18 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19085 8月7日(日)と11日(木)に目黒区で「お話し会」ヤネン

詳細はこちら
↓↓

8月7日(日)&11日(木)の16時ころに
目黒区の「atelier amakane」でおこなわれる

「ヤネンの国」に「【百年杉】のお話」として
代表の加藤政実が出現いたします。

住所:目黒区下目黒3-7-5 石濃ビル左

聴講フィーは「投げ銭」方式です。
「ヤネンの国」では円は使えませんので
入国時にYNNに両替をしてから入国くださいませ。

美味この上ない
ワインをいただきながら【百年杉】のお話を聞くチャンスです!

加藤の登場は16時ころの予定ですから
少し早めにお越しになって
多様なアーティストさんと触れ合ってみてくださいませ~

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フジロックペーパーを知ってるかい? https://woody-katoh.com/column220716/ Sat, 16 Jul 2022 10:00:45 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19080 「フジロックの森」の詳細を
もう1回ちゃんと話すことにします。

わたしたちの居場所は
政治ものでは解決できないというか…
政治では早くから情報キャッチできない領域の声の
アウトプットの場所である
NGOビレッジというゾーンである。

今年のレイアウトでは
最奥地のステージであるアヴァロンの手前に位置します。
これはアヴァロンのステージメニュー。

このNGOビレッジの出店者は
入れ替わり立ち代わり替わっていくのですが…
地元の新潟県~苗場町との連携を図りながら
唯一の入れ替わりなしのプロジェクトが
「フジロックの森」ということになります。

この「フジロックの森」のボランティアスタッフの構成メンバーは
実に多様で…

あの「竹」のみで紙を製造している
世界唯一の製紙会社である
中越パルプ工業さんの
「ミスター竹紙」のような
西村修さんともご一緒できて
感激なのである。

新潟県の木材のみを原料にした「フジロックペーパー」を
提供されていて
この一大イベントのすべての紙をまかなっているのであるから
口はアングリなのである(驚)。

木材業界の地域材なんて
ほぼウソばっかし(残念+重要)だからね。

「フジロックペーパーの実現と持続」が
どれだけ困難なことかを
木のぼくには理解できるから
感動を禁じ得ないのである。

一度しかない人生に
フジロックに来なきゃね(笑顔)。
ゴミ一つ落ちていない広大なエリア。
これだけ飲んでもケンカの無い3日間強(笑)。

もし来るなら最奥地に寄ってね~

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解体材 具体論 https://woody-katoh.com/column220713/ Wed, 13 Jul 2022 08:25:48 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19078 さて先日記した
渋谷のマンションの解体工事の具体論であるが…
解体材は「木質系」と「ボード系」にゴミ袋の色を変えて大別して
産業廃棄物処理の企業に引き取っていただくのである。

しかし弊社は
もう一つ違うのである。

ベニヤなどの接着剤使用の木質系複合素材は
炉を傷めるのだが
純然たる「木」は銭湯が必要としている
重要な燃料資源なのである。

だからそれをさらに
「分けて」銭湯のマキ置き場に置いてくるのである。

もちろんその分
産業廃棄物会社への支払いは減るのだが
その「分別」はめんどくさいから
実利はほぼ無い。

なんでそんなことまでやってるのかと言えば
「【百年杉】建築チームのチーフの家のそばに
銭湯があるから」
ということになるのであるが…

こういう「能動的なおせっかい」ってイイでしょ。

やってみればわかるが
収支はプラスにはならない。
しかし「気」がまったく違う。

おれたちゃ
自分の得意分野にて
世界の持続化への貢献という満足感を得られるのである。

この誰もが幸せになっていく「気」を得る感覚は
何事にも代えがたいのである。

木を燃やしていったん電力にしてから
送電線通過時に電力が放電されながら
しかも「貯めておけない」バイオマス発電の
およそ数百倍もの高効率であろう。

燃やしたエネルギー効率の全部が使われて
その湯に入った人間が元気になっていって
ヒトがいなくなれば消して「(電気じゃなく)マキで貯めておけばいい」のだからね。

トラックに乗れるヤツ。
解体工事ができるヤツ。
撤去材を仕分けできるヤツ。
そして「3方良し!4方法良し!」のために余計に汗をかくヤツ。

そういうヤツだけが
「えすでぃーじーず」な具体的な行動がとれるのである。

最も温まりづらく冷めづらい素材である空気を
大量のエネルギーを消費して「冷やす」という
その存在じたいが非効率の結晶のような
エアコンが無ければ“いのち“も危ない「空間」で
テレワーク+リモートのワイシャツ姿の方々には
ひょっとしたら見えない…気づかない世界ではないだろうか。

作業着で
汗だくドロドロの現場での
「えすでぃーじーず」なのである。

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投票 https://woody-katoh.com/column220705/ Tue, 05 Jul 2022 13:08:00 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19074 どっかの党にやってほしいのだが
一度真面目に書いておくことにする。
まぁほとんどのヒトには理解不能かもしれないけどね。

教育改革「共育」論(いつにも増してさらに長文)

まず防衛費増額を語る党には投票しない。
3度生まれ変わっても絶対に入れない!

ホモサピエンスは戦って勝つことによって
生き残ってきた生物であるのだが
いいかげん「戦わない世界」の方法論に
真剣にコミットすべきである。

コスタリカはあの場所にあって
軍隊を持たないのである。

今の戦争は
兵器的には「米国vsロシア」なんだよね。

米国はその戦争当事国に
兵器を供与で関与→兵器産業振興で
「止める」気はゼロ。
火に油を注ぎ続けている。

「日本も危ないかもしれないから(兵器を)買えや!」
にて米国の経済振興。

米国に完璧にやられている政治屋が
防衛費増強だからね。
軍拡政党には投票しない。

今、おそらくこの国が
優先順位1位ですべきは
軍事費積み増しではなく

幼児~義務教育期の「教育」を
「共育」に変える
劇的な変換であろう。
ほぼ、そのすべての政策をペインディングして
そこに結集すべきである。

以降、逃げずになるべく
具体的に記していく。

すべての学校の先生方にも
「変わって」いただくしかない。
考え方を変えるか、人材を変えるかである(重要)。

現在のこの国の
「必ずある正解を早く解いた人間が優秀」
という教育的評価を改める。変える(断言)。

「正解」がある問いを早く解答できるということは
たしかに高能力風(ふう)なのだが

現状のそれらは、単に学習塾に行って
教科書を「先回り」しているから
成績が良くなっているだけのことである。

学業のペーパーテストが2回目だから
「書き損じ」が少なくなって
成績が良くなっているだけなのである。

人間力向上にはまったく役立っていない。

学習塾がどうこうではなく
「天気予報」を見ていたから
傘を持っていて高得点というだけの
アホらしさである。
なぜ?そこを見て見ぬふりをするのであろう。
くだらん。

子どもが伸びているわけではないのである。

やはり人生のアプローチとしての「正解」は無いし
必ずある「正解早く見つけ法」のみで
優秀性を評価してしまうと
過ちにつながりかねない。

繰り返すが
人生のメソッドとしての
「これだけやっときゃいいのさ。」という
正解や必勝法は存在しないのである。

しかし、それでも思考を継続してあきらめないメンタリティこそが
人類共通の「思考(頭脳)の根性」であろう。

さらに「正解」とは
何をもって正解とするのかという「問い」である。
「正解」は無いのだが
言い方を変えれば「あっても刻々と変わる」ものであるはずである.

分子生物学的には
人類は遺伝子的に
目先の損得という「正解」を選ぶように伝わっているからこそ
絶滅せずに生き残ってきたということである。

自給自足の生活から
換金作物の生産になって
お金を得て
生活の物質が豊かになるという選択は
悪い選択ではないはずである。

しかし、単一の換金作物の生産は土壌を汚し
環境を破壊していって
競争力に勝る収穫物を望む気持ちは
安価な代替可能な労働力を望んで
人権を蹂躙していく。
持続不可能である。あとはエンドまで坂を転げていく石になってしまう。

私たち自身が
この目先の損得のみの選択をすることによって
生き残ってきた生き物であるという自覚を知り

さらにはそれらの「思考~行動」が
文明の高度化が伴った現在においてはもろ刃の刃であって

わたしたちのお利口な目先の選択が
「持続不可能な…やったもん勝ち」になる危険性をはらむということを
「共育」の過程で知り
まず人類の抗えない
「目先の損得ジャッジ」というプログラミングの自覚を
子ども時代に得ることを大きな目的とするものである。

ようは「共育」期とは
具体的には原発がまさしくそうだが

「やったもん勝ち」になりがちな
人類の特性を理解する期間ということである。

そして「やらなかったもん賢さ」につながるような思考と行動を
それぞれが自分の得意分野にて貢献することが
仕事であるという点を理解して
子ども期の終わりとするのである。

またスポーツにおいては
「試合」とは
面前の相手との勝負ではなく
過去の自分との比較において
精進を確認する機会ということを
重ねて理解できる環境を作っていく。
「試」は機会であるのだが
「合」は以前の自分であるはずである。

「勝利至上主義スポーツ」の昭和のジジイや
その薫陶をうけたコーチたちには
傭兵にでもなってもらって
「共育」の場から去ってもらう。

こればかりは「(人間が)変わってもらう」のではなく
「去っていただく」形しかとれまい。
この世の森羅万象を「勝つか負けるか」のみの尺度のみで
感じてきた人間はおそらく変われまい。

なぜなら
「勝つためには殺すのもやむなし」
が彼らの最終到達点であるからである。

そういう指導者を製造しつづけてきた大学は
即刻、廃校にすべきであろう。

陸上女子に鉄剤注射。
多くの女性が後遺症に苦しんでいる。
もちろんこの国には報道は無く
権力者の広報に過ぎないから
そういう報道は大きくされないままである。
それでは悪魔の指導者はいなくならない。

指導者も酷いが
注射を打つ医師の拝金主義もヒドイ。
なぜ傷害罪で逮捕されないのであろう。

勝利(拝金)至上主義とはそれくらい醜悪な思考である。
だから、案外、優秀な傭兵の輸出産業になるかもしれないね。

また男女とは違う生きものであり
その特性を理解しあうことと
「逃げない愛の裏付けを持った性共育」を
徹底していく。

性の違いの理解無く
ただただ男女「平等論」のみを述べている
現状を改める。

男と女はまったく違う生き物なのである。

そして身体とは違う
性別をもった人間も普通に生まれてくるし
そういった方々が社会に居場所があるどころか
きわめて特殊な能力やセンサーをお持ちの方も多いので
そういう発想を
「やらなかったもん賢さ」に
生かさせてもらうことの
大切さを知るものとする。

「違うからおかしい」のではなく
「同じじゃおかしい」を
価値観とするのである。

そして「共育」後期には
人間という「からだのいとなみ」についての時間を長くとる。

「からだに良いことをしよう」とか
「調子が悪くなったらお医者さんにクスリで治してもらおう」ではなく

クルマを運転するだけでなく
クルマの動き方の仕組みを知ることによって
多少の不都合は自分で修理できるような
「からだのいとなみの理屈」を学ぶのである。

「ママやパパになる意思を持っているならこの授業は重要だからね~。」

と始業前の声掛けも忘れてはならない。

「お医者さんのお世話にならないための
日常生活ってどんな生活なんだろう?」

を生徒同士で考え続けるのである。
そういった具体策を考え続ける過程において
「衣食住の質」の重要性という問題を教えるのではなく
「気づき~思考しはじめる」期間とするのである。
何事も「教えて」は身につかない。
「気づき」なのである。

地域の「衣食住」のお仕事の方々の話を聞いて
なぜ?「衣」の自給率が国家として3%しかないのかを
自分から考えていく機会とするのである。

わざわざ素晴らしい「衣食住」の方を
遠くからお呼びすることなど必要ない。

その地域の身近な酷い状態の「衣食住」の現状と
わたしたちが望む「衣食住」とのギャップこそが
子どもたちにとって最大の教材になるはずである。
(たとえば東京都の食料自給率は1%ではなくゼロ%である)

こうやって「所有~占有」のための
「正解」を得る喜びだけでなく
「共有~共育」の喜びを得るために
個々の価値観の違いはあっていいので
思考の継続の重要性に気づき
多少は身についたあたりで
「義務共育」期間の終了とするのである。

またやはり人類は哺乳類として
協調性を得ることによって
いのちを守ることを覚えながら進化してきたので
遺伝子的に
「孤独」を恐怖と考えるようにつくられているという。

だから、まず己を知る。
ホモサピエンスの宿命を知る。

そこに留意しつつ「幸せ」になりたいという気持ちを
どこまでもうやむやにせずに
具体的に考え続けていく。

最終的には

「あなたに会えてよかった。
あなたは代わりのいないかけがえのない存在だわ。」

という言葉や気持ちが
「個」にとっての人生最大の喜びではないか。
というあたりに行きつくはずである。
お金も大切だが
そのあたりではないのだろうか。
いかがなものであろう。

相変わらず政治屋どもは
わかっていないが

少子化が加速するのは
子どもが生まれた瞬間に
金銭的には
まるで数千万円の借金を背負うようなことだということを
「目先の損得=正解」を早く解答することのみを
「教育」として学校から教わってきた
子ども→大人たちが理解しているからである。

SEXは相手も喜ばせなければならない責務を負うから
責務不要な行為に走るのである。
やはり学校で教わってきた
「正解」=「目先の損得」の結果なのである。

数千万円の借金に値する「宝のような経験」や
愛のあるSEXの
エクスタシーを超えた「満ちた心」について
そこに「気づく」ことを小~中学生程度までにせずに

家族で浦安通いでは
少子化も止まらないであろう。

大企業において
システム化されたチェーン店のような
仕組みの歯車として働き…

尊厳を有する「個」として評価されたうえでの
お仕事の発揮など無い
「替えのある歯車」にすぎない自分を
忘れて発散するために

兵器と同じように
最終的なお金が米国にいく
「浦安の園」の依存症になっての
解消なのだから
まるで奴隷を超えた家畜であろう。
つくづく高学歴な家畜ばかりの国になってしまったものである。

ファストフードも浦安も
「子ども半額」作戦にて
「若き依存症」づくりには余念がないからね。

「正解は無い」けれども
自ら思考し続けることをあきらめてしまった瞬間に
われわれは米国型効率型システムに蹂躙されて
あっという間に家畜になって
多少運が良くても
家畜の「親」になってしまうのである。

泣けてくるよね。おっかさん。

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フジロックの森じゃい https://woody-katoh.com/colimn220703/ Sun, 03 Jul 2022 08:40:00 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19071 さて7月になったから
フジロックである。苗場である。

わたしは「フジロックの森」という
プロジェクトに

スカウトされるような?…感じで
14年からボランティアスタッフとして参画している。
9年目で8回目の参画である。

しかもここ数年はラッキーにも
「お仕事」もさせていただいています。

今年も「フジロックの森」のキーホルダー製作を実行中である。

今年のキーホルダーのお写真を
お見せできないのが残念なのですが…

ゲート入ってすぐの場所で「フジロックの森キーホルダー」を
販売する予定ですので
いらしたら買ってくださいね~。

実はこのキーホルダーは
会場内バリアフリー事業のボードウォーク(木道)の
廃材で造られています。

だから自然界に畏敬の念をもって
その中で生かされていることの認識をするフェスとしての
コンセプチュアルなデザイン
(カッコだけではなく製造コンセプトとしてのデザイン)になっています。

そういえばカンタンなのですが
みんなが靴で踏んできた板だから
「石くってる」し…
すぐに刃物がボロボロになるから
誰もやりたがらない仕事なのである。

しかもそういう提案を自分からして
自分で廃材取りに行って
自分から刃物をボロボロにして
自分で刃物を研いでいるんだから
わたしこそが本物のROCKERであろう(笑顔)。

言動一致なのである。

「(口だけ)日本の木を使おうよ」的な
手が動ない人間もまぁ必要なのだが…

とにかく見渡せば「手が動かない」人間ばかりなりの感を持つ。
そして逆に
「手が動く」人間は
ろくすっぽ本も読まない感じで
「環境」とかの絶対的な教養が足らんわい。プンプン。

自分でデザインして
自分で造って
「ホモサピエンスと植物との素敵な関係性」についても語り続けること。

3つやってはじめて
1なのにね。

3つができちゃう
わたしはいつも孤独である。

オレの経験でよければ
いくらでも差し出すから
かかってこいや~!!
パクレや~!!!

でも誰もかかってこない世の中なり。
もはや、逃げ惑う感じか(爆笑)。

それでも苗場でFUJIROCKは開催されるのである。

夏のスキー場というおサルさんとクマさんの楽園に
しこたま良質な音楽とお料理とお酒を持ち込んで
最後にはうんちもおしっこもゼーンブ持って帰って

「お騒がせしまた~だけど
こういう機会がなければ君たちの楽園の維持も困難なのよ~
悪いね~また来年も頼むね~」

と閉じるのである。

日本人なのに…
俺と知り合いなのに…
FUJIROCK来たことない人は損だよ~。

ぜひご来場くださいませ~。
じゃなかった
来いや~!!!おりゃ~!!

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大岩山 https://woody-katoh.com/column220702/ Sat, 02 Jul 2022 00:25:31 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19069 毎年、7月1日は日本三大毘沙門天さまである
足利の大岩山の最勝寺にお参りしている。

山火事で危機一髪だった
ご本尊を運び出していた…
あのお寺である。

本来であれば
もう少し足を運ばねばならないのだが
7月1日だけはお仕事を入れずに
大岩山を登る。

今年で4回目なのだが
年々、護摩焚きのセレモニーの
エンターテインメント性も向上していて素晴らしい。

あなたは最後に「炎」を見たのはいつですか。
炎をコントロールする術を得たから
わたしたち人類の現在の繁栄があるのである。

護摩焚きの儀式はそれを確認できる
素晴らしい機会である。

「また今年の寅年は毘沙門天さまにとって特別な年で…」など

今日のご縁にスペシャリティを感じられる
ご説明もうれしい。

現代社会に欠けているモノは
杉とアートと宗教だと言いたい。

新しい宗教も悪くはないが
1000年以上も続くトラディショナルな密教である。

わたしたちは生けるゆえに迷い苦しむ。

そんな中、新たな打開策を構築していくのが常なのだが
そこには「祈り」が必要なのである。

自分の幸せのために「祈り」をおこなえば
それらの達成のために
他者の「幸せ」を「祈る」ことは必然。

そこがスパイラルのように
昇華していけば
世界平和のような「祈り」になるのである。

それらの「気づき」が宗教にはある。

4回目の護摩焚きなのだが
年々盛会になっていて
参加者は2倍くらいにはなっていよう。
素晴らしい。

零細企業の経営者は
うれしいことの10倍くらい
つらいことも多い。

しかし、毎日、ご住職が
「百年杉の加藤木材」と名前を発して
商売繁盛を「祈って」いただいていることを思い出しては
歯を食いしばる機会としているのである。

弊社の商売繁盛が世界平和につながるとの
強烈な意思の持続性なのである。

ありがたいことである。

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7月16日(土)「お話会」開催in渋谷 https://woody-katoh.com/news220630/ Thu, 30 Jun 2022 01:30:37 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19063 7月16日(土)10時~12時渋谷にて
「お話し会」開催いたします。
主催者は6月と同じ「オカンの駆け込み寺」さま。

こちらがFBページ

こちらがお申込みフォーマット

もちろん「子育て世代」じゃない方でも
参加は可能ですよ。
お孫さんのためにとか…
ママになる意思を有しているので…とかね。

杉だけでなく
「衣」も「経皮毒」も「音楽~アートをとりいれたライフスタイル」とか
応用が利くから
ほんと一度、加藤政実の話は
聞いといた方がいいと思います。
女性は特に…。

食べさせ続けたら問題のある「食」や
住み続ければ問題のある「住」の中で
ほんとみんなよく「子育て」してる。

すごいことです。
頭が下がります。

食べるものが変われば
ヒトの未来も変わりますが
「住まいの質」も変われば
ヒトの未来も変わりますよ。

環境要因が変わって未来が変わらない事などない。

しかし、「食」に比較して
「住」は圧倒的に情報量が少ない。
しかも多くの場合
すぐに「建築」という専門分野にジャンプしてしまう。

「ホモサピエンスと植物の関係性」についての
思考をしないで、いきなりそこからはじめちゃうから
うまくいかない。

「なぜ?ホモサピエンスは
周辺の空気の質に神経質になる身体の仕組みなんだろう?」

「身体のどこが周辺空気の質を察知しているのだろう?」

そこから考え始めなきゃね。
いわゆる「建築もの」とは一線を画す内容になっています。

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気に食わん! https://woody-katoh.com/column220629/ Wed, 29 Jun 2022 10:50:38 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19061 13年来、彼からしか買っていない
【百年杉】の一次生産者の
ビジネスパートナーの畦地秀行君が
丸太の下敷きになって左足を3か所も骨折してしまって
約1か月間の入院であった。
入院中宇でも電話やショートメールで連絡をとってきたのだが

「いざ退院(したはず…)」となってから

プツリと連絡が取れなくなってしまった。
そしてもう2週間。
会社に電話してもでないし…
(昔からそう…)
自己の携帯に連絡方法を一元化してきた彼だからね
(それは良くないよ…と助言し続けてきたのだが…)
尾鷲の木材組合に電話しても留守電になっちゃうしさぁ。

ほんとうのデッドラインになってしまっては
お仕事の身動きができないので
バッファを見込めば、ほぼデッドなので

こうなると
鳩を飛ばすか…行くしかないのだが
鳩は飼ってないので
尾鷲まで行くことにした。
これは江戸時代の話ではない。

午前中に頼りになる友人に電話で相談して…
弊社スタッフとあらゆる可能性をブレストしてから
午後から出発した。
夕刻には松坂に入って
そこで宿泊。

一人旅は好きなのだが
あらゆる可能性を考えるから
串カツ屋で飲んでても
ぜんぜん美味しくな~い。

翌朝レンタカー屋は8時からなので
8時1分に入って尾鷲に出発。

9時半には畦地製材所に着いた。

「あぁ、(ビックリ!)わざわざ来てくれたんや。ほんま、すんませ~ん。」

容態は相当に悪い。
話をするどころか
「痛み」から文字を見る集中力さえも無い。

今は、絶対安静な時期なのに
フォークリフトに乗って
木材の移動などの仕事をしている。
なんでも「座る」ことが最大の痛みなのだそうだ。

「痛み」が顔に出続けている。
泣きそうな顔をしているが
それが「痛み」からなのか
「謝意」からなのかもわからない。

そんなことをしていたら
加齢による10年後に…たいへんな問題になるよ…と伝えるが
情報的には聡明な彼はわかっている。
(俺が行かざるを得ないんだから根源的な聡明ではないけどね)

しかし零細企業である我々には圧倒的にリソースが足りない。
何から何まで足りないのである。
ぜ~んぶ足りない。

おそらく「痛み止め」などを飲んで頑張ってしまえば
痛みが無い分、足の骨折箇所=ボルト固定はボロボロになってしまって
本来は安静→治癒になるべき時期に
決定的な破壊につながるから
クスリなど飲めないのであろう。

「名古屋や大阪の工務店さんが
(近いから)、材料つくりに手伝いに来てくれて…
そしたら、その工務店の材料の仕事をみんなでせにゃいかんでしょ。
だから加藤さんの材料が後回しになっちゃって…
申し訳なくて電話でられんかったし
夕方になって、電話しようと思っても…」

痛みで病んでそれどころじゃないわな。

「そうなんです~。すんませんでした~。」

(これじゃ夜間も眠れていまい)
結局そのお前の変なイイヤツぶりが
おれに金使わせてここまで来させてるし…。

「ほんま、すいません。必ず何かでお返しします~。」

鶴かよ、まったく。
熊みたいな身体してからに。

紙に書いた連絡事項を渡して
要旨を説明し始めたが
俺の話を聞くだけでも辛そう=痛そうだったから
30分で尾鷲を後にした。
虐待になるもん。
往復10時間で滞在30分であった。

畦地君は兵士が銃弾が体内に入ったまま
戦っているような苦悶ぶりであった。
でも俺にはどうすることもできない。
ふん。気に食わない。
俺達にはすべてが足りない。

世の中はテレワークだのリモートだの…
しゃらくさい!クソがっ!!

お米もお野菜もベッドも床材も
テレワークじゃできんのじゃ!!

だいたい
原価率15%くらいのゴミを
あたかも価値があるように見せるための
「悪だくみ」がテレワークやリモートであろう。
恥知らずが!

俺たちゃ原価率50%超えの「価値ある杉」なんじゃい!

ゴミを立派に見せるための
広告やら原稿やらHPやらCMやら…
寄ってたかって「ゴミ」を磨く相談の
テレワークやリモートでの金儲け。ふん。

あぁ気に食わん!

設計士も工務店も在庫持たないしな。
一人も尊敬できん。消えてくれや!

畦地君は俺の注文がある前から
【百年杉】の丸太を買ってるし
俺だってベッドの注文がある前から
【百年杉】の板を買っている。

客から金もらってから
「速く安く用立てる」のが工務店と設計士。
こいつらには恥も外聞もない。

置く場所なくたって
預かってやるから在庫持ってみろや!

そんなに「日本の木が大事」とか言ってるんなら
預かってやるから
金で残さないで
木で残せや!!ふん!

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北風と太陽 https://woody-katoh.com/column220626/ Sun, 26 Jun 2022 08:52:41 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19058 北風と太陽である。

わたしは北風なので
情熱が先走ってしまって
口汚く罵ってしまう(反省)。

“いのち“の母である太陽は
「さぁたっぷりと大気を吸い込んで
元気になってね。
成長しなさいな。
大きくなりなさいな。」と輝きを増していく。

「さぁ、マスクを外して、大気を吸い込んで
副交感神経を優位にして、血管を太くして
大量の酸素を身体の隅々まで届けて…。
からだじゅうが欲しがっている
酸素を体内の隅々まで届けるのよ~。」

とばかりに
輝きを増して照りつけていくのだ。

やはり母なる太陽にはかなわないのである。
わたしはなんと小さな情熱なのであろう。

この太陽によって
多くの方々が、マスクを外して
大気を吸い込む幸せの感覚を
思い出していくのであろう。

今日くらいは
ぼくも口汚く罵るのをやめておこう。
ありがとう。おっかさん。

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泣けてくる https://woody-katoh.com/column220624/ Fri, 24 Jun 2022 01:08:40 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19052 先日の「お話し会」には
素敵な女性がたくさん来ていて

「大人が外さなきゃ
子どもが外せるわけがないからマスクなんてしない。」

とおっしゃっていた。
店内でもしないというから
カッコイイよなぁ。

ぼくはお店のドア通過時にマスクをつけて外す感じ。
「非科学的で、意味ないけど、お店の要請に渋々承諾」
的な市民を演じている(笑顔)。

しかし写真でもあるように
通学路では子どものマスク装着100%である。

実はこれは根深い闇につながる。
まず「無知は悪」という点である。

この子の親たちは
「子ども期は脳の急激な成長期であり
空気中の酸素を大量に吸引して脳が成長すること」
を知らない。無知なのだから無知は悪である。

もし知ってて
マスク装着を促していれば虐待だよね。
もしくは子どもの脳の成長よりも世間の目が優先とか?…アホらしい。

子どもの体重当たりの呼吸量は大人の2倍だしね…
大人のただ生きながらえるための「呼吸」とは違うのである。
単なる「電車の遅れ」ではなく
今たくさん「吸っとかないと」一生の問題になりかねない。
頭痛がしだしたらヤバイよ。

まさか
「幼少期にマスクで吸えなかったから
30代の今、大量に酸素を吸ってるんですよ~」
みたいなことでリカバリーさせようと思ってるの?
まさかね。

だから
「虐待or腰抜け」でなければ「無知」なのである。

もしわたしが首長であれば
学校に行って「マスクを外そう!」という話を
科学的な根拠を交えて話しをしに行って
「大人や社会に従うことも必要だが自分で考えて行動する大切さの話」をして
そのあとは先生方と意見交換を全小学校で行うね。

そして、駅頭に立って
「大人がマスクを外さなきゃ子どもは外せませんから外しましょうよ。」を
社会の宝である
子どもの成長を阻害しないための政治活動として行うね。

でも非科学的な
アクリル板とマスク装着で公務をしているようじゃ
そういう行動はとれまい。

「お前らのうかつな行動によって
わしたちの命があぶないんじゃ!こら!」の
エゴイストなジイさんたちの1票が欲しいばかりに

「わたしは手を尽くしています」
を非科学的に演じるのが政治家なんだもんな(ため息)。

1票を持たない社会共通の宝を守らずに
1票を持つ社会の役に…もういいや。

スタジオに非科学的なアクリル板のTV局も
そういう絵づらが
子どもたちの吸引酸素不足虐待につながってることを
理解していない「無知or腰抜け」だろうから
その報道内容も信用しようがない。

この国の報道自由度はたしか世界71位。
だからこの国には報道は無く
権力の広報であって

権力は米国の属州という構図だから
米国の広報マンってことになっちゃう。
防衛費増額は米国の兵器産業の思うつぼ。

首相も首長も候補者も
マスクして公務して公約を訴えてるでしょ。

ということは…
「腰抜けor無知」だってことだからね。
この中から選ぶのかよ。
泣けてくるよな。おっかさん。

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とんこつラーメン https://woody-katoh.com/column220623/ Thu, 23 Jun 2022 00:22:58 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19049 以前書いた記憶があるが
また書いておくことにする。

「眠れない10代の子に睡眠薬を処方する医師と
ビニルクロスを平気で設計~施工する建築人は
なぜ傷害罪にならないのだろうか?」

そういうことを言っていると

「また加藤はそんなこと言ってるけど
ビニルクロスは国が認めた
れっきとした使用制限のない素材なんですよ。」
という陰口が聞こえてくる。
(実際に工務店経営者に居酒屋で言われたこともある)

まず国が市民を守ってくれたことなどないはずである。

毒を川に流して苦しむ~死ぬヒトが出てから
悪い企業を取り締まる。
それの繰り返しであるはずだ。
そう…市民が死んでから

「やり過ぎだよ企業さん。
もっとうまく儲けなさいよ。
私も年取ってからあなたの会社にお世話になりたいんだから…」

重い腰を上げたふりをするのである。

たとえ話をしよう。

とんこつラーメンは合法的な美味しい食べ物である。

しかし三度三度…365日とんこつラーメンを食し続ければ
1年と持たずに、ビョーキになるのは必然。

環境省もビニルクロスの環境ホルモンに関する
影響の実験は実施しているが

「ただちに害があるとは認められない。」

という結果になっている。
そりゃそうだ。

いくら、とんこつラーメンの成分を正確に分析して
マウスに食べさせても問題はでないはずである。

問題は「長期間食べ続けた結果」なのだからね。

「何年も食い続けた結果」としての「食の安全性」や
「何十年も住み続けてきた結果」としての「住の影響」なのである。

「食」は気づいて変えられるが
「住」はとんこつラーメンの30年分の事前発注のようなものなのである。
毎食として送られ続けるのである。それを食い続けるのである。

ビニルクロスからは
プラスチック類の中ではキングたる毒性の高い
欧州では禁止されている
フタル酸エステルが20年以上も放出され続けるから
それを嫌って呼吸が浅くなっていく印象を
わたしは強く持つものである(推論)。

科学とは15センチ定規のようなモノである。

いつ測っても同じ1ミリであり
10センチという正確さがそこにはある。

「おぉ!科学とは正確だなぁ!凄いなぁ!!」

しかし
「東京都庁と横浜市役所の距離を測れ!」と言われれば
15センチ定規ではだいぶ苦しい。かなり苦しい。

使い物にならないのである。

科学は時間軸に関して無力と言ってもいい。

眠れない10代の子が睡眠薬で眠れるようになったということは
対症状のみの医療である対症医療のたまものである。
医療と言うのも、はばかれるような完全な対症状対策。

「眠れればいいんでしょ。だってそう言ってたじゃん。」

経験的に
睡眠薬の副作用は記憶障害と
感情の起伏が激しくなることではないだろうか。
そういう共通点があるということは
クスリという化学物質は確実に体内にとどまって
服用者を支配しているということである。

まさにクスリの定義である
「薬効あるモノは必ず他の部位に毒性を発揮する」
にしたがって、クスリに支配され始めているということである。

記憶があやふやで感情の起伏が激しいヒトとは
みな、絡みたくないので
友人も離れていくから…
孤独感を感じて
「うつ」という診断をされれば
「抗うつ剤」という
さらにパワーアップしたクスリが処方されていく…。

学問が卑怯なのは
科学の正確さと無力さを使い分けることではないだろうか。

エビデンスとか言いながら
時間軸の関しての無力さからは「免責」とばかりに
逃げの一手なのである。

ワクチンなんかが、まったくわかりやすのだが
重症化を防ぐと言うのだが
「じゃぁ1年後の健康面はどうなんだよ?」となると
因果関係の立証は不可能という答えになります。

巧妙に正確さと無力さを使い分けて
利益を作り出していくのが学問。
それに乗っかって金儲けしていくのが企業。
結果として調子悪くなって苦しむのが市民。

この図式から考えれば
ボスキャラは学問ということになる。

数少ない絶滅危惧種のような
ちゃんとした学者さまには
大変申し訳ない今回の拙文である。

ごめんなさい。

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気づいた女性にしかできないこと https://woody-katoh.com/column220621/ Tue, 21 Jun 2022 01:39:11 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19044 「お話し会」その後…

「お話し会」にて屋内空気の重要性や
触覚刺激の重要性を「知って」
わたしが言う【百年杉】という具体策を知っても
そこからなかなかトントン拍子には進まない。

わたしたちは民主主義国家で生きているから
「多数決で過半数」での可決が必要になってきます。
たいていのご夫婦は2名でしょうから
2名とも賛成しなければ「過半数」はとれないのである。

一般的に女性よりも五感が鈍く
多元的なインテイク能力に劣る男性パートナーの了承
という難題が残っているのである。

早速参加者の2名の女性とメールのやり取りをしています。
Aさんは家に帰ってから
家族全員に熱弁をふるったらしいのですが
「大丈夫?騙されてんじゃね。」というリアクションだったらしく

大きな「失望感」を抱いたらしい。

だから「お話し会」時の「触れるサンプル」より
大きな【百年杉】サンプルを作ってください!
という依頼があったので

わたしは「当然のリアクションですよ…」と
お伝えして
とりあえず、あるものを出荷して貸すことにしました。

Aさんは
【百年杉】という魔法使いの大きなモノがあれば
理解が進むというお考えのようです。

まぁ、そういう方法もあるのですが
そんなに簡単に
「ゴミのような原価の物質をありがたがって買う」
魔法からとけて
目先の損得のみではなく
未来に幸せをもたらす物質のみを購入していく理解が
進むのであれば
「〇クルトせ〇」のような商品が
バカ売れするはずもないのである(苦笑)。

「利口~バカ」ではなく
思考の深度もベクトルもまったく違うのですからね。
比較さえ不可能な領域であるはず。

「話せばわかる」というわけにもいかない。
なかなか簡単ではないのです。

わたしたち人類は
将来の幸せよりも目先の損得を優先するように
遺伝子的にプログラミングされていると
最近本で読みました。
そうやって「生き残り」をはかってきた生物なのです。

やっぱ人類って、ろくでもないことをしちゃう宿命なのさ。

だからアイヌ文化にもネイティブアメリカンにもアボリジニーにも
「迷ったら数世代~数十世代先の気持ちになって判断しなさい!」という
共通の口伝があるのですよ。きっと。

こういう遺伝子的な話を環太平洋の先住民族の方々は「知っていた」のね。
宇宙から来たのかもね。すばらしい。

「気づいた」彼女たちにいろいろ応援や
参考になる経験談を披露することはできても…

「鈍」な男性パートナーを
弊社体感ルームに連れてくることは
わたしには不可能であって

やはり「気づいた女性」にしかできないのである。

ここが成立して
はじめて子どもたちの成長を狙った「住まい」のための改良を
何からするのか…の具体策の思考がはじまるのである。

13年間【百年杉】のみに費やす人生を送り
100冊の本を読み…
100回の勉強会に参加して学び続けて…
おおいなる仮説を披露して
女性に「気づいて」いただいても
まだ道は五合目なのですからね。
労多くも見返りが少ないから
誰も真似をしないビジネスである。

でもだからこそ
わたしの「植物(杉)と人間のからだの素敵な関係性」に関しては
おそらく世界一なのであろう。

誰もトライしていない分野とはいえ
「おそらく世界一」になれたのは悪い気分ではない(笑顔)。

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皮膚がよろこぶ感じ https://woody-katoh.com/column220620/ Mon, 20 Jun 2022 02:08:56 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19041 土曜日にも「お話し会」にて話したが
皮膚は顔面周辺感覚器をしのぐ能力を有することが
今世紀に入って世界中で発表されている。

もちろんわたしの皮膚のみが
スーパーなのではない。

これをお読みのあなたの「皮膚」も
目より目が良くて
耳よりも耳が良くて
周辺の空気中の酸素濃度まで察知してその状況の情報を
体内にもたらしている。

場合によっては脳を飛びこして
直接指示を出している感さえあるのだ。

恒常性維持機能に代表されるような
わたしたちの身体の持続のための
身体の各所に細かく命令を出し続けるのは
視床下部に代表される脳幹部であって
わたしたち自身の意思ではない。

わたしたちの意思のみではすぐに「死」である。

わたしたちは酷暑の夏にあって
水分補給をして死ぬことを防ぐのが精いっぱいであって
体温維持など根源的な指示は出せないのである。
脳幹が24時間×365日×生涯…体内各所にテキパキと
「生き残るための指令」を出し続けているのである。

脳の視床下部

しかし脳幹部は頭蓋骨の真ん中に
存在しているのですから
誰かからの情報をもとに
「生き残り続ける可能性の高い指示」を
出していると考えられるのですが
それはいったい誰なんでしょう?

体内においては腸内細菌に代表される
菌がそのほとんどでしょうね。
菌は遺伝子由来の存在ではなく
完全なるアウトソーシングしている存在なのですが
脳は他人である菌の情報を信じて各所に命令しているようです。

これがいわゆる「脳腸相関」。

そして身体のまわりの情報に関しては「皮膚」でしょう。

田舎から都会に出てきて
鼻毛が伸びるのが早くなるのは
皮膚が空気の質の悪さを脳に伝えて
脳はフィルタリングのパワーアップを命じているのでしょうかね。

それだけではない
「皮膚」は「気象衛星ひまわり」のような
高性能センサーであるだけではなく
まるで気象庁のように…
情報を解析した結論を脳に報告している節さえあるのである。

ここからはわたしの妄想であるが

「皮膚⇒脳」への情報提供にあって
皮膚は「触れて安全物質=吸湿性を持つ心地よい素材」という
価値観をもってはいまいか。

「人肌、紙、布、土、木」

吸湿性のある物質は、この5物質くらいのものである

そしてこれらの5物質は
新し目のものでも約1000年。
古いものは数百万年以上も
「触れ続けてきて」安全性が保障されている素材でもある。

これらの物質への安全性が
皮膚にプログラミングされているとなると…
実は現代住宅~生活は実に厄介になるのである。

わずかここ40年で主流になってしまって
触れる頻度が増えるどころか
前述5物質に触れることなく
1日が終わるような毎日を現代人はおくっているのである。

プラスチック、ビニルのような物質に触れた際に
いちいち「安全ではない物質の可能性あり!」の「注意報」も一緒に
脳に届けられ続けていては

また新たな厄介ごとが起きそうな気もしてきてしまうのである。

プラスチックなどの化学物質による
直接の弊害ではなく

身の回りの物質が石油製品に急速に置き変わったことによる
進化の対応が及ばないことによる不都合な症状である。

生き物の進化のサイクルは最低1万年とも言われますからね。
ひょっとしたら
こどもたちは、あと9960年くらい
脳への「注意報報告ただし書き」によって
伸び悩むのではないだろうか。

妄想であってほしいのだが
いかがであろう。

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やきとん ユカちゃん(スタンディングオベーション) https://woody-katoh.com/column220616/ Thu, 16 Jun 2022 04:11:40 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19037 6月15日付け朝日新聞に
「マスクから見える日本」という記事が載って
ふたりの大学教授と
新橋だっけ?「やきとん ユカちゃん」店主の
藤嶋由香さんのコメントが載っています。

学者さんは同調圧力と宗教的な側面からの…
間違いは無いがあまり面白くない文章なのだが
藤嶋由香さんの文章が痛烈で染みわたるのでここに全文掲載する。
↓↓

「ルール疑わぬ社会が心配」   藤嶋由香さん

政府が示したマスクを外せる基準は
なんだかばかばかしいと思いました。
「2mの距離があれば」とか「自転車やランニングなら」とか。
でも笑えないし、怖いのは、それをまじめに「ルール」ととらえるような社会です。

コロナ禍で飲食店には夜間の休業要請から始まり、酒を出すのは午後8時まで、4人以内など様々な要請が出されました。要請通りにしていては、従業員の雇用も、取引先の酒屋さんも守れません。生きていくためには、自分の頭で考えるしかなかった。

それでも最初のうちは、経験のないコロナに対して政府や自治体も一生懸命だと感じ、要請に従っていました。でも「酒は出すな」の時に、ぶち切れましたね。こんな滑稽なことを言い出すなんて、と。国会を見に行ったら、ずいぶんやる気のなさそうな議員が飲食店のルールを話し合っていた。それを見て、国への期待を捨てました。だったら自分たちできちんと対策して営業しようと決めて、今もそうしています。

自分で決めるということは、その責任も負うということになります。要請に従わないのだから協力金はもらえない。嫌がらせの電話も最初のうちはとても多かった。

注目されて何度もメディアのインタビューを受けたけれど、取り上げられ方は「ルールに従わない店」でした。でも、おかしいと思うんです。私がずっと訴えてきたのは、「ルールがおかしい」「政府がおかしい」ということです。それなのに「従うか・従わないか」の問題にされてしまう。今、マスクについても面白おかしく「外すか・外さないか」の報道がされますが、問うべきはルールの方ではないでしょうか。

私は政府が示すべきことは「自分で考えろ」という姿勢だと思います。私のお店ではお客さんのマスクのルールはありませんが、例えば近くに別のグループが来たら着けたり、仲間内だけなら外したりと、皆さん自然に考えながらやっています。政府も判断するための科学的根拠をそろえ、リスクについて説明した上で、「自分で決めてね」と言えばいい。それがないままに指針を示せば、多くの人は、「従え」と受け止めるでしょう。「自分で考える」が基本であれば、外している人も着けている人も「それぞれの考えがあるんだな。」と思えるのではないでしょうか。

政府や自治体が決めたことが、全て正しいわけじゃない。当たり前のことなのに、コロナ禍で私たちは、ルールを疑わず、個人の自由を明け渡すようになってしまっている気がします。それは権力者にとって、とても都合がいい。飲食店やマスクにとどまらず、これからこの国のいく末が心配です。

↑↑
記事をお読みの方は
みな感じたであろうが、3者のうち
いったい誰の言葉を子どもたち…学生たちに聞かせたいと思いました?

ほんと近くであれば
国はオランダ…自治体なら明石市に移住したいよなぁ。

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推定無罪 https://woody-katoh.com/columnmn0615/ Wed, 15 Jun 2022 00:32:15 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19033 先日、弊社【百年杉】体感ルームにお越しのご夫婦が
体感ルームに入った直後の
男性の方の言葉が素晴らしかった。

「夏休み(の香り)だ!」

「彼は大分のおばあちゃんの家に夏休みに帰っていたんです。」

なるほどね。
「杉どころ大分」だもんね(笑顔)。

香りって凄いよね。
数十年前のおばあちゃんのお家の香りがフラッシュバックする。
まぁ弊社にお越しの方々は
なんらかの繊細なセンサーをお持ちの方々ばかりでしょうからね。
さらにこの方は文学的だった(笑顔)!

五感のうち最も早く身につくのは「嗅覚(きゅうかく)」である。

五感とは死ぬ確率を低くするためのセンサーであるのだから
「最も早く身につく」ということは
最も苦手な領域であるということで

なるほど「毒まんじゅうはしのげても毒ガスイチコロの身体の仕組み」ですからね
ホモサピエンスは…。

アウシュビッツやペットの殺処分を思い出すまでもなく
この星の哺乳類を殺すには毒ガスが最も安上がりで効率的なのである。

経験的には
この嗅覚は確実に衰えているように思うものである。

柔軟剤の異常な化学物質臭という
「香害」をまき散らしている
一部の女性たちは
あの「醜悪で強烈な匂い」を
「かすかな香り」と感じているのですからね。
はっきり言って鼻呼吸ができていない。
嗅覚が働いていない。

実は嗅覚の衰えと認知機能や認知症との関連についての研究は
世界中でもの凄い数になるらしい。
鼻の嗅覚はダイレクトに脳に伝わって
脳はその情報処理をすることによって
発達と維持がなされていくのですからね。

だから先述の「夏休みの香りだ!」というお言葉は
脳の発達と維持に関して問題ないどころか
良好な…実に健康的な言葉ということなのです。

わたしの文章を読み続けておられる方は
お気づきでしょうが
「鼻呼吸できない子ども→大人」というのは
ビニルクロスや揮発性化学物質満載のドアや家具による
“人災”では…という疑いを
わたしは強く持っています。

農薬にしろ…添加物にしろ…ビニルクロスにせよ…
コロリと死ねば捜査は開始されるが
ジワジワとむしばまれるモノに関しては
「推定無罪」なのである。まさに四谷怪談…。

ジワジワと殺される前に
動け!「住まい」を変えよ!!
「寝室」を変えよ!!!

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高断熱 https://woody-katoh.com/column220606/ Mon, 06 Jun 2022 01:55:53 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19030 ビニルクロスや特殊シートなどの
揮発性化学物質多用の
「高気密住宅」は悪夢と以前書いた。
揮発性化学物質のたき火住宅みたいなものである。

今回は「高断熱」について記してみたい。

北海道を除く日本列島は
世界を見渡しても類を見ないアップダウン湿度の気候である。
「世界唯一の梅雨があって雪が降る土地」なのである。

奈良の正倉院の
外部~桧構造体内~宝物が入れられた杉製の箱=唐櫃(からびつ)内
という3か所での
温度湿度を1年間計測した成瀬正和氏の研究によれば

外部における
最高湿度は100%!
最低湿度は16%!
その年較差はなんと84%にも及んだそうだ。

「学問の礎」たる欧州には
こんな気候の土地は無い。

欧州で最も乾燥する冬季のストックホルムよりも東京の方が乾燥していて
欧州で最も湿潤な夏季のローマよりも東京の方が湿度が高いのである。

「高断熱」は「乾いた寒い欧州」では実に有効な発想であるが
(というか…高断熱さえしとけばOKみたいな土地)
これだけ湿度環境が変化するこの国では
「透湿」が最優先に重要な発想になるはずである。

「透湿性を有する中での(高)断熱」ということである。

だから石油系のグラスウールやスタイロフォームなどは
この国では不向きな断熱材ではなかろうか。
断熱性能がいくら高性能であっても
湿度を通さない断熱材では
この島ではキビシイ。

構造体もそうである。
外壁側に構造用合板を張ってしまえば
構造用合板の接着剤面で湿度は遮断されてしまう。
CLTもおんなじ。

いずれも「乾いて寒い欧州」では有効なのだろうが
この島には不向きであろう。
欧州のような、梅雨なき北海道であれば有効だろうけどね。

構造躯体が透湿性を持てば
躯体自体がフィルターのようなものだから
屋内の空気は良い環境が継続する。

「それだと耐震性の強度が出ない!」
という考え方もあるだろうが

フニャフニャと崩れない豆腐のような…
揺れても崩れない免振構造体にすれば
いいことであるはずだ。

この国の建築は「耐震」、「CLT」、「ゼロエネ」…今は「高断熱」かな。
気候の違う欧州の学問を
しかもパーツのみを
そのまま持ってくるからいつもバランスが悪い。
視野が狭いのである。
木は見えても森が見えていない。

あるパーツ部分のメリットばかりを
企業と学者が一緒になって大声をあげては
法律を変えてるだけ。
全体としての底上げにつながらない。

ちなみに正倉院外気の年間84%の湿度変化の年較差も
桧の木造建築物内でのその差異はだいたい半減の43%程度になって
樹齢100年~200年の杉の唐櫃(からびつ=箱)内では
なんと75%ダウン!の年較差21%に過ぎないのである(驚)。

わたしたちはもともと海の生き物だから
体内のほとんどは水で
その生存の継続とは体内水分の保持であるのだから
温度も重要なのだけど
湿度の方が生存の継続の影響を受けやすいはずである。
この点は別にまた記すことにする。

また成瀬正和先生は
「校倉造り」という工法のおかげで
宝物が1300年間も朽ちずに保存されたという説は
はっきりと誤りであるとおしゃっていて
桧の木造構造物+杉の箱という
二重の木の箱にいれられていたからです。と断言されています。
【成瀬正和氏 文化財の保存と修復(1998年)より】

いつまでも住宅の「パーツ部分メリット」を掲げ続ける
企業+学者に聞かせたい実に痛快な解説である。

やはりこの国の宝物や人材を守るには
「断熱」も必要だが「調湿=貯湿~吸湿」が最重要なのである。

「高性能断熱効果だが湿度を通さない断熱材」よりも
「石油系断熱材よりも断熱効果は劣るが透湿性のある断熱材」ということである。

だいたい「人間の叡智」ごときが
「自然界の森の恵み」に勝るなどという
考え方がけしからん。

そんなに人間の叡智と石油製品のみで
結果を残せるのであれば
杉と桧無しで
国立博物館の収蔵庫を
石油製品とエアコンと人間の叡智とやらのみで
創ってもらいたいものである。

あっという間にこの国の宝物はカビて…
干からびてしまうという
大問題になるであろう。

未だ杉と桧のお世話にならなければ
この国の宝物の保全と継承もできないのに
人間の叡智と石油と電気で何でもできるような
口ぶりには目に余るものがある。

食べ続けて問題のある「食」に気づけば
「食」は「止めて変えればいい」のだが
「住」は30年ローンであるなら
食材の30年間の事前発注に等しいはずだ。

ヤバイ「食」とは比較にならないくらい
ヤバイ「住」はヒトを不幸にしていく。

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フードロス https://woody-katoh.com/column220603/ Fri, 03 Jun 2022 01:30:25 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19028 あなたは製造メーカーです。

「賞味期限」を設定します。
もしその「期限内に食べてトラブル」になってしまったら
責任問題だから、「余裕」を持って期限を設定します。

あなたは販売店です。

賞味期限が設定されている商品を販売していますが
それでも万が一があれば責任問題になりますから
「賞味期限前」に廃棄しています。

念には念を入れて
責任問題にならないようにした結果として
フードロスは増え続けます。

マスクなんかじゃ
ウイルスの侵入を阻止できないことは
今年になって、国立感染研が「空気感染」を認めた時点で
明らかなはずです。

大阪の中高生が運動会で熱中症になったけど
半分くらいはマスク装着してたらしい。
「マスク外して…と放送してたけど
外さなかった生徒が半数くらいいた。」とは
学校関係者の弁だけど

何年間も、無意味に近いモノ(マスク)を
ほぼ強制させといてねぇ…
今度は「従わなかった」なのかねぇ。

今週になって風向きが変わった。
明らかに熱中症による責任問題回避のためであろう
厚生労働省の御用学者さまたちが
学校でマスク外すべきとか言いだしました(驚)。

おそらく予測される熱中症事故への「アリバイづくり」であろう。

「わたしは警鐘を鳴らしてましたから、責任はありません。」

おそらくこれからTV報道でも
マスク装着のリスクを
恥知らずに報道していくであろう。

「わたしは警鐘を鳴らしてましたから、責任はありません。」

息苦しいから口呼吸が習慣になって
鼻から吸い込めば脳の冷却にもつながる
「吸う」行為なのだが(脳は熱に弱い)
マスク常態化はおそらく口呼吸習慣を
相当に増長しているはずだ。
脳が冷やされないのはヤバイよね。

ほぼこの国のみが「空気感染」を認めずに
「飛沫感染」のみを主張していたのだが

そこを国立感染研が
ようやく年単位での遅さで認めた「空気感染」とは
天動説が地動説になったような大きな学問的知見のはずである。
しかしTVを含む主要メディアは
どこも1面で大きく扱っていない。

「マスクもせずに無責任な若者は…」
「アクリル板も設置しないルールに従わない飲食店が…」

メディアは過去の報道の責任をとりたくないから。
地動説は黙殺されているんじゃなかろうか。

だっていまだに空気滞留につながるから
デメリットばかりのアクリル板をスタジオに設置してるでしょ。
世界中でどこでもやってないよ。あんな放送(笑)。

無意味な石油製物であるアクリル板使っておいて
環境やSDG’Sを語るんだからね。
爆笑だよね。

しかしこれからはTV報道も
アリバイづくりのために
「わたしは警鐘を鳴らしてましたから、責任はありません。」
としてマスク装着の弊害をリリースしていくのであろう。

なんでも「燃やせや煽れや商法」は忙しいね。
たいへんだわ。怠け者のぼくにはできないな。

学校の教師さんたちが
生徒の“いのち”を守るために
マスク装着を熱烈指導をしてきたのであれば
なぜ?国立感染研の遅すぎた地動説を非難しない?

インフルエンザが流行したって
学級閉鎖はしても、クラスターとは言わなかったはずだ。
言葉を変えて
恐怖をすり込もうとする意志があったのかないのかは
わからないままだが

もし…万が一…
それが生徒の“いのち”ではなく
自分に責任はありません的な指導であったのなら…

「なぜマスクをするのか?
この機会に、そのメリットとデメリットを考えてみようか。
短期もそうだけど長期の影響もありそうだよね…。」

コロナ騒動は、子どもたちが
「自らの思考の継続の大切さや必勝法無しの原則」
に気づく良い機会だったのにね。

思考を停止させて従わせる。

それともまるで
教師とは児童に対して
サルやイルカに芸を仕込んでいるような感覚なのだろうか。

学校とは大人が操縦しやすい人間作りの場である。
せっかく今まで「仕込んできたのに」
言うこと聞かずに
マスクを外さない生徒が半分もいたから
熱中症になっちゃって
わたしが責任取る羽目になっちゃったよ。
参ったなぁ。ついてないなぁ。

なんで子どもなのに
言われたとおりに動かないんだよ。ったく。

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白人きどり https://woody-katoh.com/cokumn220528/ Sat, 28 May 2022 01:09:31 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19022 いろいろな思考がめぐるが
アフガニスタンやシリアの際は迷惑そうだったけど
欧州人は同じ白人の際は
本気で助けるんだなぁ…と感じた。

そして日本人って「白人きどり」なんだなって思いました。
クルド人は殺して、ミャンマーも知らんぷりなんだけどね。

この「黄色人種なのに白人気取り」って
わたしは日本人の凄く嫌なところだと思っています。
その真意は民族的な黄色人種としての
誇りを持てと言いたいのではなく
「地球の支配者層きどり」ってことが嫌なのですね。

どっちかというと支配されてる感じなのにね。
「属国」という感じで
コントロールされている印象を持つんだけどね。
沖縄とかを持ち出すまでもあるまい。

インドもブラジルもインドネシアも…
もはや日本を抜いている国や
もうすぐ抜く国は
賢くしたたかに冷静に対応している感があるけれど

「白人きどりのこの国の首相」は
戦争を終わらせるための汗ではなく
片方の国の勝利を応援しているかのような熱量。
そんな首相を国民は支持している数字が出てるしね。

唯一の被爆国とか…
広島でサミットとか…
HIROSHIMAブランドを政治的に利用したいだけのように
見えるのはわたしだけ?

戦争を起こさない…止められる世界を目指す雰囲気は無いもんな。
防衛費大幅アップに立憲の代表が一定の理解示したしね。
立憲は消滅したいんだろうかね。

コスタリカはあの位置にあって
軍隊持ってないんだよ。

兵器産業のみが喜ぶ図式と
この国の民の「白人きどり」は続いていく…。

目を覆いたい感あるね。

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「百年杉の清々しい香りで、介護が楽になりました」 埼玉県T.Y.さま https://woody-katoh.com/voice_tysama/ Fri, 27 May 2022 07:26:56 +0000 https://woody-katoh.com/?p=18892 「百年杉の清々しい香りで介護が楽になりました」
埼玉県T.Y.さま

高齢の父と同居するようになり、築50年近くなる木造戸建ての和室6畳を百年杉の床にしました。
父の寝室として使っている部屋です。

百年杉の床材を敷くには、古い畳を取り除き、根太とコンパネで下地を設置しなければなりませんでした。
一般的にはプロに依頼してリフォームするところですが、私は自分でやりたかったのです。
その理由は3つ。
1つは、DIYが好きだから。
もう1つは、自分でやれば施工費がかからないから。
さらに、父がデイサービスに出かけている日中だけで作業を完結させたかったから。

とはいえ、長材や重いコンパネを扱うのは、素人で小柄な女性の私には難しい。
そこで加藤木材さんに相談し、考えた段取りを伝えたところ、期待に応えてくれました。

根太もコンパネも百年杉の床材も、私が事前にお伝えした寸法どおりにプレカットして運んでいただきました。畳の撤去・廃棄も担ってくださったおかげで、父をデイサービスに朝送り出してから夕方帰ってくるまでに全ての作業を段取りよく終えることができました。
時間も予算も最小限で、良質な百年杉を使ってDIYリフォームを実現できたのは、加藤木材さんのおかげです。
ありがとうございました!

百年杉を敷いて良かったのは、なんといっても香りです。
和室に漂っていた古い家の匂いも、気になる高齢者の匂いも、ほとんど気にならなくなりました。以前は朝、着替えを手伝いうときに息を詰めていましたが、百年杉の清々しい香りが迎えてくれるので気持ちよく父の世話ができるようになりました。

足ざわりがサラッとしていてベトつかず快適で、これから暑い季節になっても気持ちよく過ごせそうです。
光の反射が穏やかで、木目や節の模様も美しく、視覚的にも和みます。

願わくは、百年杉の効用で、父の認知症の進行が穏やかになるといいなぁ〜。
でも、こんなに快適になったのですから、これ以上を求めるのは欲張りですね。

プレカットはもちろん、いろいろな作業へのアドバイスや道具の提供などもしてくださり、心から感謝しています。
百年杉の床材や壁材も、できるだけDIYを楽しみながら増やしていきたいと思っています。

=*=*=*=*=*=*

T.Y.さま、貴重な感想をいただき、どうもありがとうございます。たしかに一般的な施工方法だと材はすべて現場でカットするため、1日では終わらなかったかもしれません。加藤木材は、DIYを楽しむ方々を惜しみなくサポートしています。どうぞこれからもDIYで百年杉を増やしていってください。(加藤木材より)

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6月18日(土)石神井公園 で「お話会」開催! https://woody-katoh.com/news220526/ Thu, 26 May 2022 04:22:46 +0000 https://woody-katoh.com/?p=18996 6月18日(土)石神井公園
10時~12時で「お話会」開催いたします。
主催:オカンの駆け込み寺 参加費:1,000円

先日も
いらっしゃってしまったのですが
高齢の男性の方々におかれましては
よほどの「かわったおじさん」級の知見がでなければ
理解不能であると思われます。

かつて社会で大活躍していたという
承認欲求の解消にお越しいただいても
困ってしまうのです。
参加者の誰もがhappyな気持ちになれません。

男性であれば
センシティブな能力がお有りの方なら
イケると思います。ぜひご検討ください。

女性の場合は
ママになる意思を有するのであれば
若く10代でも理解できる内容だと思われます。
若杉(わかすぎ)はございません(笑顔)。
60歳代でも70歳代でも
女性なら大歓迎。

あとヘンプとか質の高い「衣」の方
「経皮毒に警鐘」の方
趣味としての音楽レッスンの方なども

そんなみなさんのライフワークの応援になる内容
(=触れる心地よさの重要性)ですので
ぜひご参加をご検討くださいませ。

なお、同主催のその次の「お話会」は
7月16日(土)渋谷で予定されています。
そちらのご予約もお早目に…。

お申し込みはこちらの下段にあります。

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社会システム論 続き… https://woody-katoh.com/column220526/ Thu, 26 May 2022 01:44:04 +0000 https://woody-katoh.com/?p=18989 暴論を記すことにする。
今回の結論は暴論である。

宮台真司の本を読み進めれば
「災害ユートピア」という概念があるらしい。

災害時にシステムが頼りにならない分
人々のもともと持ち合わせている良心が営みとなって現れる。

95年の阪神淡路大震災の際にも
暴力団の山口組が抗争に備えた備蓄を放出して
人助けをしたことは新聞記事にもなっているそうだ。

しかし2011年では災害発生2~3日後に
被災地に支援物資が届いたのだが
末端の配分でトラブルが生じたと宮台真司は語っている。

以下そのまま彼の言葉を記す。

『人々の間に「お先にどうぞ」といった感受性が働かず、全員分の物資がそろうまで配れない避難所が続出したのです。例外は創価学会が運営する避難所と、寺の檀家が運営する避難所だったというのが、僕のゼミ出身のボランティアたちの調査結果です。システム世界の外(つまり共同体)を日頃から大切にしてきたからでしょう。
 これまで僕は「システム世界の外を大切にしろ」と言い続けてきました。災害でシステムがつぶれた際に人々の良心が営みとして表れてほしいと僕は願います。それは、倫理にはゲノムの普遍的基盤があれ、どう表現するかは、生きてきた文化環境次第だからです。
 避難所で支援物資を待つ場合、「自分の仲間は家族だけ」と思う人は、よその家族に先に配られると不満を感じるけれど、「地域の人たち全体が仲間だ」と思えたら「お先にどうぞ」と言えます。「自分に近い人を仲間として尊重する」という倫理が同じでも、「どこまでが仲間か」の認知が成育環境次第で変わるのです。それが、ゲノム的基盤があっても振る舞いが違ってくる理由です。』

彼が言うゲノム的というのは
進化の過程の中で、哺乳類脳を得て
「協調することによって身を守る」というプログラミングが
人類にはある…というような話である。

実はわたしは
震災後の仮設住宅支援事業をしていた際に
複数の地域で
「50人の避難所に40個のおにぎりが届いたのだが廃棄処分をした。」という
話を聞いて
ずいぶんと憤りを感じたものでした。
そしてその義憤の矛先は
地方自治体職員さんという職種に向かっていたのですが
それでも、納得がいかなかったのですが
しかし今回、合点がいった。

95年にはあった「災害ユートピア」としての行動は
16年後の日本には無くなっていたというだけのことである。
職員さんじゃなかった。ごめんなさい。
(少しモヤモヤは残るけどね)

思えば64年の東京オリンピックの際は
非合法組織の方々も世界中のヒトに無様な姿は見せられないと
開催期間中のマチの浄化~一時疎開にも相当協力したと聞いたことがある。

しかし、親が超近眼的な目先の損得論ばかりを
こどもに問い続けていけば
その子が「利他の心」を持った大人になるのは困難であるはずだ。

宮台真司はこうも語っている。

『答えは育ち方の環境です。お話したように「利他性」や「貢献性」について「概念としてはわかるけど、そういう感情が自分の中に生まれたことがない」と話す若い人が、すでに多数いるのが現状です。そういう人たちには共通して、誰かが犠牲を払ってでも自分を助けてくれたという経験がありません。経験が無いのは彼らのせいではありません。』

こういう「結果」になったのは
この国の数千万人の大人の多様なお仕事の結集であろう。

継続すれば問題のある「衣食住」や
依存を招きかねないデジタルやパーク。
早く安くお得なお仕事は
こどもたちをシステムの中に閉じ込めて
経験の場を奪い続ける。

やはり公共の宝物としての
「こどものために」の哲学が欠けているすべてのお仕事は
乱暴に言えば不要なのではないだろうか。

SDG’Sだのカーボンニュートラルだの環境だの…
良さげなこと言ってても
「こどもの経験の機会と育成」の具体性に
具体的に貢献できないお仕事は不要である。

極端に言えば
「日本の木を使おう」なんて
キレイごとのエンドレスリピートビジネスなんかいらない。
それだったら
たとえ外国の木をバンバン使ったって
こどもたちが育まれることに主眼を置いた
子ども部屋づくりの会社の方が断然いい。

この国の改善すべきポイントは多いのだろうが
4年…8年間
この国のすべての政策的優先順位を
子どものための行動になればいいのにな。

大人の長生きなんてどうでもいいよ。
もちろんリニヤもね…。

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高気密 https://woody-katoh.com/colimn220523/ Mon, 23 May 2022 04:19:55 +0000 https://woody-katoh.com/?p=18984 魚が生きていくには水が必要です。
水もあればいいというわけではありません。
海水とか淡水とか…水の種類もありますし

渓流の魚になると
水温も17℃以上になるときつくなりますしね。

このように魚は水であれば何でもいいわけではなく
水の種類と質によって、未来が左右されていきます。

しかしこの国のホモサピエンスは
空気はありさえすればいいと考えている節があります。

わたしたちは2日くらい食べなくても
死なない身体なのですが
空気は10分も持たない。

飲食物の実に5倍もの量の空気を毎日吸い込んで
吸引酸素の2割は脳が食べるという大事な空気なのにね。

ポリエステル、ABS樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、メラミン樹脂、アクリル、メタクリル樹脂…。

これらの物質は揮発します。
沸点が300℃以上だから安全という記述もありますが
じゃぁタライの水は沸点100℃だから永遠にそこにありますか?

塩化ビニルクロスに含まれている可塑剤であるフタル酸エステルは
20年以上かけて夏は大量に…冬はちょぼちょぼ揮発しています。
まぁ20年間の「化学物質のたき火」のようなものですね。

そんな「住まい」において
高気密住宅は悪夢でしかありません。

実際のたき火をイメージしてみてください。
すきま風アリアリのスカスカの低気密であれば
死なないでしょうが
高気密であれば死ぬでしょ。一酸化中毒でしょ。

この「死なない程度の揮発性化学物質のたき火」のような住宅で
みんなよくやってるよね。
少数派ではなく多数派という点もこの国は凄い。

化学物質盛りだくさんの高気密住宅。

「よく聞く話」として
「あなたにもっと早く会いたかった。」とか
言われますが
そういう際はいつも黙ってるけど
そこも違うと思うな。

車の欠陥がわかったら事故になる前に「知ったら直す」でしょ。

せめて塩化ビニルクロスを紙にするとか
なんらかの改善はしなきゃね。
リコールしないで事故を待つ気持ちが理解できない。

特に食べたモノと吸った空気のエネルギーで
「大きくなっていく子ども」にとっては

「質の低い空気」は大きな成長阻害要因であろう。

驚くかもしれないが
実はわたしはこの「20年以上続く、死なない程度の揮発性化学物質のたき火」による
直接の影響はたいしたことないと考えている。

「20年以上続く、死なない程度の揮発性化学物質のたき火」の影響による
「呼吸の浅さ」による多様な不都合だと考えている。
その呼吸を深くするためにヨガなどは効果があるのですが
ヨガでは睡眠時の呼吸を深くはできまい。

ヨガに意味が無いのではない。
ヨガでは到達できない「呼吸」の領域があると言いたいのである。

ヨガの達人がビニルクロスの寝室であれば
泣けてくる話である。

おそらく皮膚は周辺の空気の質の科学的なモニタリングをし続けていて
その「死なない程度の揮発性化学物質のたき火」の状況を脳に報告し続けている。

今世紀に入って「皮膚の驚くべき能力」が次々と
明らかになっています。

その結果、脳は「汚れた空気」の吸引を避けるべく
鼻呼吸不可能にしたりしているのではないだろうか。
鼻呼吸は意識的に多少改善できるのだが
根本的に皮膚よりの「周辺空気の質が低い」状態の脳への報告が続けば
鼻の奥の上咽頭(じょういんとう)は閉ざされたまま…
もしくは閉じ気味のままなのである。

鼻の奥は上咽頭(じょういんとう)という場所になります。

【百年杉】がお部屋になってきての
鼻呼吸可能になったというお客様の感想や
いびきの消失と軽減という200にも届きそうな声は
実に不思議な事象なのですが

そういう方向性の理解をわたしはしています。

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微酸化電解水SAE https://woody-katoh.com/column220521/ Sat, 21 May 2022 03:49:16 +0000 https://woody-katoh.com/?p=18980 本稿はお金はいただいていない…
無償ではあるが
完璧に宣伝である。

社会的に何らかのコロナ対策を
実行しなければならないお仕事の方々への
情報提供=宣伝である。

わたしたちは元々…「海の生き物」である。
だから体内のほとんどは水である。

わたしたちの皮膚は
その体内の水を守るという重要な役割を担っている。
だから皮膚は体内の水を逃がさないし
外部の水を侵入させない。

わたしたちが塩素まみれの風呂やプールに入っても
大丈夫なのは
そういう身体の仕組みがあるからである。

じゃぁ皮膚を通しやすい物質は何かと問われれば
アルコールやエタノールであろう。

化粧品などの経皮吸収に関する注意を喚起している方々は
これを読んで、アゴが胴に着くくらい
うなずいているだろうね。

入り口に「消毒液」の設置を
社会的にせざるを得ない会社におかれましては
体内に侵入せずにウイルス不活性化が立証されている
「微酸化電解水」を置いておくのをお勧めするものである。

揮発もしているし
少量のアルコールの手先皮膚からの侵入くらいで
死にはしない。けれども喜んで取り入れたい物質ではないはず。

少し厳しく言えば
健康を標榜している企業の入り口に
アルコール消毒液が置いてあったのなら

「この会社の知見もたいしたことないな。」

というのがわかるはずである。

目的が来訪者への感染症対策ではなく
アルコール消毒液の設置になっている会社ということである。
「身体のいとなみ」についての知識が浅いのに
健康なんて言っちゃってるような会社ということである。

「知らなかった」ことは誰にでもある。
黙って急いで微酸化電解水に交換しとけばいい(笑顔)。

「あぁ、ちゃんとわかってる会社とお付き合いできてよかったわ。」

になればいいのである。

ベッドを買っていただいたお客様の会社なんだ。
「SAE電解水」で検索すれば買えるはず。

専門性の深掘りに過ぎず
意識して多様な知見を得るように生きていきたい。

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名古屋お話し会 ご報告 https://woody-katoh.com/news220521/ Sat, 21 May 2022 02:37:44 +0000 https://woody-katoh.com/?p=18977 先日、名古屋でお話会をした際に
かわった素敵なおじさんの
熱烈プッシュがあったらしく…

高名な整形外科医の医師の方が
(ご迷惑がかかるといけないので匿名)
ご夫婦で拙話を聞きにお見えになられました。
お二人でヘンプを着こなして素敵なご夫婦でした。

クスリを使わずに
手術をしないで治せるなら治す医師

そんな方が愛知県にはいらっしゃるのですね。
素晴らしい。感動しました。

お話会の最中に
わたしの笑い声が左官の福田正伸さんに似てるね~と
ご夫婦で話していたらしいのですが

そしたら、その(株)漆喰九一の
福田さんが最後の方にお話会に乱入してきて(驚)
横には木暮人倶楽部でお世話になった児島さんもいるし(笑顔)…

福田さんが先生との共通の友人ということが発覚して
さらに福田さんからは
さっきまで美杉の三浦きみおさんと一緒だったんですよ~
「これ三浦さんのお茶どうぞ…」
なんてお茶をゲットしちゃったり
先生は三浦さんのお米を毎年ご購入とのことだし…

グルグルといろんなヒトが
つながっていくので楽しいのが人生である(笑顔)。

拙話は「皮膚の驚きの能力」の共有から
科学的に「触れて気持ちの良い~悪い物質」を考えて

【百年杉】のような
気持ちの良い物質に触れ続ける人生と
気持ち悪い物質に触れ続ける人生との
未来の幸せの到達点の差異はないのでしょうか?

の問いかけみたいな話です。

終了後、先生が…
「たしかに卵子からの成長過程において
皮膚も脳も同じ外肺葉だしね。ありそうな話だと思いますよ。」

やったー
ゴッドハンドにそのまま精進しなさいって言われた~(有頂天)

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凄い本である https://woody-katoh.com/column220518/ Wed, 18 May 2022 01:23:44 +0000 https://woody-katoh.com/?p=18974 未だ半分も読んでいないのだが
凄い本である。
安くない価格なのだが中身もズッシリである。
宮台真司恐るべしである。

タイトル冒頭の
「経営リーダーのための」というところは、どうでもよい。
「親になる意思を有するすべての方々のための」でも
良いのではないだろうか。

だいぶ、キリが晴れていく感覚がある。

日々の行動を通して、いつもスッキリしなかったのは
「木」とか「住まい」が
世界平和につながっていないからなんだろうな。

「農」は土に触れる行為を通して
人間性の回復であるとか…
世界平和につながるような「人づくり」への行動をとっている。
「農」は1人の哲学で自己完結していく。うらやましい。

「木」や「住」は実に長い年月や多数の登場人物になるので
どうしても、哲学無き人間の関与も混じってしまう。

だから「日本の木をもっと使うべきだ」という
正しいことを、それが理解できる限られた数少ない同じ人間を対象に
年中リピート再生し続けているだけだ。
実際にその正しいことが実現することに汗をかいているわけではない。
自分は正しいアピールをお仕事にしているだけの話。

建築も自己の「論」の正当性に終始しているだけ。

文中に「精神障害と性格障害は違うという理解が必要。」とあって

「はっ!」と息が止まりました。

もちろん「性格」とは
後天的に環境と経験によって形成されていく。
年齢で言えば産まれて10年程度であろうか。
そしてそこから上塗りされていって…
「自我」のような「変わらざる性(しょう)」のようなものが出来上がる。

また「ナナメの関係性無いままに大人になっていく子どもたち」との記述は
「小2の男の子との尾鷲の旅の話」で
わたしも書いた通りで
まさに「わが意を得たり」である。

もうこの国の大人たちは
自分の子どもにしか関与しない人間ばかりである。
だから、こどもたちは「垂直方向の親+先生」と
「水平方向の姉妹兄弟+友人」にのみ触れて
大人になって親になっていく。

「親しみのある一芸に秀でた変なおじさんやおばさん」という
ナナメの人間と出会う機会も無いままに親になる。

わたしは輪ゴム鉄砲ワークショップを10年以上やってきて
8,000丁以上もやってきて
面前の子どもたちのタイトな状況を感じ続けてきました。

このままではマズイ!

「じゃあどこから変えてく?」の質問に対する
多様な分野の賢者の答えは
誰に聞いても「親から」だった気がする。

「親」という生きものは、いきなりには出現しない。
親以前には「大人」であって
そうなる前は皆、「子ども」だったはずである。

やはり具体的に「子どもを育む」につながる行動のみが
わたしたち個々ができる世界平和への唯一の道である。

個々のお仕事を含む汗のすべてを
「社会の中において子どもを育む」につなげていく習慣を
わたしたちが持つこと。

「一見よさげなこと言ってるけど、子どもにつながってないよね。」

おっ!使えるフィルターかも。

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羊たちの沈黙 https://woody-katoh.com/column220512/ Fri, 13 May 2022 02:35:29 +0000 https://woody-katoh.com/?p=18962 「かわったおじさん」が弊社にやってきました。
弊社とつながる方の95%くらいは女性です。

以前、記したように女と男は違う生き物であり
総じて女は「鋭」。男は「鈍」なセンサーを
有することを表す様々な研究結果はでています。

でも男でも女並みの「鋭」なタイプはいて
そんな「他の男には見えないのに、見え過ぎて、聞こえすぎて、感じすぎて辛いことが多いようなタイプ」の男性が残りの5%という感じ。アーティスティックとも言うかな。
そういう男性は【百年杉】のありがたさが察知できるという感じなのかも。

このおじさんは、それともちょっと違ってるのですが
実に「かわったおじさん」でした。

いわゆる「女性目線でどう思う?」という質問者の男性に共通する
女性を違う味の香辛料かのような価値観を有す男性ではないのだ。

はっきりと、「男の能力は総じて女性より低い。男なんて生物界では使い捨ての存在ですよ。」と言い切るのである。「女性のスキルにはかなわないゆえに、女性蔑視の社会の維持をし続ける日本人男性」という解説である。

この「かなわない」という感覚を持つ年上男性に
わたしは初めて会ったのかもしれない。
わたしは「変なおじさん」なので、意気投合したのは言うまでもない。

3時間も滞在されて、ご帰宅されたのだが…
また電話があって「聴き足りないことがあるので、また来たい。」となって
今度は3時間半滞在でお帰りになられた(笑顔)。

その際にもたくさんの面白い話をご披露いただいた。

「商工会議所は、その地域の商工業の振興を目的に存在します。つまりその地域の商工業の利益のための企画と実行です。同じように全国木材組合連合会は木材業界の繁栄を目的に存在します。そしてその過半は木材業界のお金儲けを含む利益のための団体ということです。」

はい。確かに。

「ということは医師会という存在理由には、医師という職業のみの繁栄を狙った行動をしていくことが含まれることは当たり前のことであるはずです。」

なるほど確かにね。

「そんな医師会がまだマスク装着は必要とか、会長がリリースしてましたが、さっき加藤さんが言ったように、“触れるな”“しゃべるな”にて子どもの脳の成長の遅れが米国で発表されていたり、それこそ子どもの脳の成長には大人以上に大量の酸素が必要なのですからね。やはり医師会という業界の望む方向性を医師会は要求してくるのは当然なのですから、市民側はそれに盲従せずに押し戻さなきゃならないはずなのです。もちろん押し戻すためには多様な知見が必要になってきます。」

ふむふむ。

そしたら今度は、「外ではマスクを外していいのじゃないか。」って言い出した。
もしそれが熱中症対策なら、口はアングリである。

医師会は、
「この世の不都合は
新型コロナウイルス感染症と熱中症しかない」という認識になるからだ。

マスク装着の常態化によって「顔の認識」ができないことが続くから
幼児が成長とともに学んでいく
「人間の表情」の認識能力も相当遅れているとの研究結果も出始めているようである。
「表情をくみ取れない人間」のまま成長してしまっているのである。

米国の3歳児のIQの22%ダウンの報告もそうだが
これらが「遅れ」で済むのか
「逸する」ような、一大事になるのかは誰にもわからないはずである。

多くの弊害はコロナ対策16兆円もの「お小遣い」を
大人から盗まれた
子どもたちに現れるであろう。

医師のすべてがそうだとも思わないし
ましてや医療従事者の尊い汗に対する感謝の念も持つものである。
しかし医療経営者集団のような医師会の専横ぶりは
目に余らないであろうか。

世界中で共有されていたに等しい「エアロゾル(空気)感染」を
ようやく今年になって、国立感染研が認めたでしょ。

混雑した山手線の車内でマスク装着していれば
「飛沫感染」しないから大丈夫という論理で
飲食店は飛沫で感染するから「店を閉めろ」って
指導の元になってた、科学的な根拠たる話だったわけでしょ。

ご苦労された飲食店さんや
バイト先を失った方々は国立感染研に文句を言った方がいいよ。

政治家はなぜ?この国の科学の大方針転換を見極めて
政策変更しないのだろう。有権者はなぜそれを求めないのであろう。

だって、それが(ようやく)はっきりしたのなら
マスクは無意味だよ。だって「空気は通す」道具なんだからね。
それなのに岸田総理は「マスク外すな」って答弁してたけど
なんたる非科学的な総理なんでしょうか。

さらにはアクリル板やレジ前のぶら下がりビニルは
空気の対流を妨げるから、逆に空気感染増進効果さえ考えられるのでは…

このように科学がようやく(年単位で遅いけど)間違いを認めても
それによってかじ取りを変更できる装置がこの国は無いのである(ため息)。

本来は、政治なのであろうが
私利のみの愚民の要望に異論を唱えることなく
盲従して票のみを欲しがるこの国のポピュリズム政治家には困難。
与野党ともに不可能。

「政治がダメでも哲学を有するプロがいるさ」
となればいいのですが…

担当エリアのプロである医師会が
相変わらず屋内ではマスク装着とか
屋外では2m…とか言ってる始末。

マスクを外せばすべて解決というわけではないことは
重々承知である。

しかし、国民の健康という多様なバランスを保つことを考えるならば
「恐れ過ぎずにマスクを外そう!自己免疫力を上げよう!」を
指導すべき医師パーティーのトップが
まるで、せっかく植え付けた恐怖の持続を
狙っているかのような非科学的な言動に終始していないだろうか。
まぁたしかに、恐怖の魔法が溶けてしまえば
医療系消耗品の特需もおさまってしまう。

どうやら、この国の医師会は
新型コロナウイルス感染症と熱中症のみを
タイヤの両輪として駆動し続けていくようである。

おかしくない?…という「自己の考え」を発しないで
波風立てずにただただ「黙って」
ひつじのような生き方の
いじめ傍観者のような行動に終始する
大人たちばかりの後遺症の多くは子どもに行くよ。

議論を良しとせず
見て見ぬふりを利口とする「羊たちの沈黙」が
子どもたちを苦しめていく。

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「お話会」開催!in名古屋 5/14(土)~15(日) https://woody-katoh.com/news220613/ Fri, 13 May 2022 01:10:48 +0000 https://woody-katoh.com/?p=18959 告知が遅れてすいません。

名古屋市中区「上前津」駅そば
アトリエ・エスプリさんで「お話会」をおこないます。

5月14日(土)と15日(日)の両日ともに
13~15時 参加費1000円です。

両日ともに残席1~2席だそうです。

駆け込み参加ご希望の方はお問い合わせくださいませ。

よろしくお願い申し上げます。

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(8)子どもたちのためだけを考えていく人生 https://woody-katoh.com/research8/ Wed, 11 May 2022 07:37:41 +0000 https://woody-katoh.com/?p=19547 子どもたちのためだけを考えていく人生

幸せのために必要なものとは…

人間にとっての幸せの達成のために必要なモノは何だろうと考えてみる。
お金…名誉…モテモテ人生…。いや違うな。

ホモサピエンスという生き物の特徴は発達した知能のはずである。
この地球上で唯一「炎」を使いこなす知性を有している生き物。
それが人類。

そう考えれば
赤ん坊が持って生まれた素質を余すところなく開花させて
知能を発達させきることが
幸せの実現に必要不可欠なことであるはず。
誰だって昔は赤ん坊。

人類という生き物のストロングポイントの開花があれば
お金もモテモテも後からついてきそうである。
そのためにもまずは知能の発達。

それでは人類はどうやって知能を発達させてきたのでしょう。
振り返ってみましょう。

人類の脳の発達を振り返る

人類とチンパンジーの分岐は約700万年前。
気候変動によって森林が減少した際に
わたしたちの祖先は弱い個体だったのか…
樹上より草原に追いやられたらしい。

そしておよそ390万年前に
2足歩行をしながら「親指~人差し指~中指」という
3便指の同時使用をする
小さいけど器用な個体が現れます。
これがアウストラロピテクス・アファレンシスである。

この手先が器用な小さな個体のご先祖様は繁栄しました。

四つ足歩行時との比較において
指先や足裏からの脳に到達する情報量が劇的に増えて
その情報処理によって脳は発達し続けて
約2倍の大きさになったのです。

また現在の類人猿たる大型のお猿さんたちも
顔面感覚器周辺は無毛なのですが
これについては進化の過程において
感覚器を鋭敏にして
「生き残り」をはかってきたのではないか…という考え方があります。

顔面も毛むくじゃらの大型の猿のような生き物もいたのだろうけど
感覚器が「鈍」だからか…
絶えてしまったのではということ。

そして人類はさらに調子に乗って?…
大切な頭…リンパ…性器周辺以外の皮膚を無毛にする進化をとげました。

そして豊富な体毛を有する頃の比較において
全身の「皮膚→脳」に届く膨大な情報量の処理のためなのか
さらに脳の大きさを2倍にしています。

チンパンジーとの分岐以降の約700万年間。
人類は増え続ける「触」情報の処理によって
脳を発達させてきたことがわかってきています。

赤ちゃん…子どもの脳の発達

それでは赤ちゃんや新生児の脳の発達は
どうやって発達していくのでしょうか。

子どもの「触」による脳の成長に関しましては
明和(みょうわ)政子教授の研究が有名です。

胎児が最初に脳に情報を送る「触」は
内側からママに触れることであり
そしてやがて口ができてくれば
口に指を突っ込んで、しゃぶりながら
口の形や指の形の「触」の情報を脳に伝えているそうです。

そしてその情報処理によって
すでに脳の発達がはじまっていることから
胎児期の触覚刺激の重要性について報告されています。

2012年には新生児(生後1か月まで)の脳機能実験をおこなっています。
触覚刺激は視聴覚刺激との比較において
脳の領域として数倍にも及ぶ最も広い領域に脳の活性化がみられたことを報告。
新生児にとっての触覚刺激とは最も重要な刺激であることを示唆されています。

そして2017年には
生後7か月児28名の脳活動についての研究結果を発表されています。

「タッチで変わる乳児の脳―他者から触れられる経験が脳の学習力に与える影響」

京大のHPはこちら

研究内容(pdf)はこちら

要約すれば…

「身体に触れられずに単語を聞いた」場合に比べて
「身体に触れられながら単語を聞いた」場合に
より高い脳波活動が見られたそうです。

また、大人から身体に触れられた時によく笑顔をみせた乳児ほど
その単語を聞いた時に高い脳波活動を示したそうです。

これらの結果から
他者に身体を触れられる経験が
乳児の脳活動に影響を与えることが明らかとなったのです。
(2017年12月15日Developmental Cognitive Neuroscience オンライン版に掲載)

ちなみに明和先生は
コロナ禍における子どものマスク装着による
脳の発達に関する悪影響に関して警鐘を鳴らされていたのも記憶に新しい。

米国ブラウン大学の2021年8月に出した報告によると
コロナ禍以前に生まれた生後3カ月~3歳の子どもの認知発達平均値を100とした場合
コロナ禍で生まれた同年代の子どもは78まで低下していると
2022年3月6日の朝日新聞で話されています。

そしてたいへん残念ながら
その通りになっているのが
2023年7月の下記の記事である。

考えてみれば
約800年前のフレデリク2世の
「目をあわせる」という「触」さえも禁じ
ミルクのみを与えるという非道な実験をして
50人全員の赤ちゃんが死亡したというのは有名な話ですし

ヘレンケラーが言葉を得たのも水との「触」であるはず。

また九州大学の清水邦義博士の研究によれば
床に天然乾燥無垢材を敷いて3か月間暮らした認知症の疑いのあった方の
認知機能の改善という報告もされています。
足裏の「触」を変えただけで…。

やはりホモサピエンスという生き物の脳の発達のためには
タブレット教育のような視聴覚刺激ではなく
「触覚刺激」が最重要であることは決定的と言ってもいいようです。

「触」を具体的に考える

さて話は少し戻って

【問い】
「触」によって脳を発達させてきた人類なのですが
チンパンジーとの分岐から約700万年間。
現生人類誕生から約30万年間。
いったい何に触れ続けて脳を発達させてきたのでしょうか。

【解答】
「水、土、(木を含む)植物。(同胞のホモサピエンスを含む)生き物」

一部、石器や鉄器という道具を除けば
なんと人類はたった「4種との触」の継続によって
脳を発達させてきたのです。

現代人たるわたしたちは
毎日、プラスチックとの「触」が
最も長い「触」になっている感がありますが
それらは直近のたった40年間程度に過ぎないのです。

700万年間~20万年間の進化と…たった40年(あぜん)。

驚きの皮膚の能力

また体毛の消失によって
大きく脳を発達させてきた人類なのですが
その過程において「皮膚は驚きの能力」を
有する進化を遂げていることがわかってきています。

皮膚は見えるどころか
目では見えない可視光線外の赤外線や紫外線に反応することがわかっていますし
耳では聞こえない超高周波にも反応していますから
言葉としてはおかしいのですが
「皮膚は目より目が良く、耳より耳が良い」のです。

また2008年には表皮ケラチノサイトは空気中の酸素濃度を感知していて
その変化によって赤血球の生産量を調整するシグナルを出していることが海外で発表されています。
【Boutin A.T.et ai(2006)Cell.133:223-234】

ここまでわかってきますと
皮膚とは驚きの能力を有する感覚器であるだけでなく
思考する脳のような存在である可能性さえ見えてきているのです。
世界中における、ここ20~30年程度の多くの研究によって…

ここは今後の科学の進歩に期待したい分野なのですが
皮膚にこれだけの
「驚きの能力を有する感覚器であり思考する皮膚」
であることが、わかってきたのですから

皮膚には
数百万年間…触れ続けてきた
「水、土、(木を含む)植物。(同胞のホモサピエンスを含む)生き物」という
4種の素材に関しましては

「問題ない素材である」ですとか
「安全以上の存在である」などの…

遺伝子レベルでの継承があるのでは…という仮説くらいは
思いついて当然のことではないでしょうか。
(分子生物学としての科学的な立証はまだされていませんが…)

そう考えますと、まだたった数十年間。
急激に触れ続けているプラスチックとの「触」を
「皮膚⇔脳」はどう?とらえているのでしょう。

プラスチックに触れる直接的な弊害など
到底あるとは思えませんが
数百万年間まったく触れてこなかった物質にたいする用心といいますか…

しかも「ちょいちょい」を超えて
頻繁さえも通り越して
依存に近い頻度での「触」の継続となりますと…

「皮膚⇔脳⇔腸」という思考する3者間のやり取りの中では
「戸惑い~要注意~警報」のようなモノが
交換されているのかもしれないと考えるのは
考え過ぎでしょうか。わたしは心配し過ぎなのでしょうか。

ここまで考え過ぎてしまうと
もはや妄想の域にまで達してしまいますので
これくらいにしておくことにいたしましょう。

ただ「水、土、(木を含む)植物。(同胞のホモサピエンスを含む)生き物」という
4種の素材に触れ続けて
それらの「触」の際に
脳にもたらされる情報の処理によって
人類は脳を発達させてきたのは事実なのですから

保守的に考えるなら
子どもたちにはそれらの「4種との触」によって
持って生まれた素質を開花させてほしいものですよね。

子どもたちの成長だけを考えて生きていけばみんな幸せ

さて、ここまで考えて気づいたことがあります。
ホモサピエンスという生き物の幸せのためには
脳の発達が必要であり
そのためにはプラスチックがダメだとはまでは思わないけど
「4種との触」が重要であることは、おそらく間違いない。

この「4種との触」によって
子どもたちの脳は発達していく。

そしてそれをそのまんま「裏返し」にすれば
わたしたちの「脳機能の維持」にもつながるということになります。

わたしたち大人はプラスチックを否定しないし
必要以上に避けないものの…

数百万年間触れ続けて、脳を発達させ続けてきた
安心の「4種との触」に留意すれば
その先の道は、ボケ防止にまでつながっているはずです。

認知機能の維持というボケ防止策とは
「すべての大人の共通の願い」でもあるはず。

ということは
共通の社会の宝である
子どもの成長のみを考えた行動をとり続けることは
なんと「社会の全員の幸せ」と合致するのである。
社会の構成員のすべての共通する「願い」なんて
そうはありませんよね。

子供がいようがいまいが…
子育て終了さえも関係ありません。
とにかく大人は全員、子ども成長のみを考えて行動していけば…
幸せな人生と社会が実現するのである。

「大人の幸せ」を先に考えちゃうから
わたしたちはいつも間違いがち。

ひょっとしたら、わたしたちの“いのち”の継続に必要な最小単位は
「衣食住」ではなく「食と触」なのではないだろうか。

毎日触れ続けるモノとは…

「食」によって健康は保たれて
「触」によって脳は発達して維持されていく。

保守的に考えれば
触れる機会の長きものを数百万年続いてきた「4種との触」を中心にすること。

【問い】
それでは、わたしたちが日々触れ続けているモノって何だろう?

【解答】
「下着、床、デスク、テーブル、イス…」

具体的に考えていけば
スマホやキーボード以外での継続的な「触」は案外少ない。
たった5種+αではないか…(驚)。

この5種との「触」を「4種との触」を中心にしていくこと。

「衣食住」を超えて「食と触」という考え方は
ホモサピエンスという生き物の持続と幸せの達成のための
実に重要なキーワードにはならないだろうか。

「食」による健康の維持と
「触」による脳の発達と維持。

「衣と住」ではなく
大切な「4つの触」の具体策として

「化学繊維ではない植物性下着」と
「木製の床・テーブル・デスク・机」と
「趣味の土いじり」という触覚刺激を
「触」として統合する考え方である。

「衣+住」=「触」
だから「食と触」。いかがでしょうか。

考え方を「食と触」を基軸にして。
すべてを子どもたちのためのみを考えていく人生。

素敵な人生が待っていそうでしょ。

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16兆円!投入!! https://woody-katoh.com/column220511/ Wed, 11 May 2022 01:14:05 +0000 https://woody-katoh.com/?p=18956 毎日新聞によると…
地方創生臨時交付金を含まずとも
新型コロナウイルス対策として
「医療提供体制強化」に投下された国費はなんと16兆円(驚)!
国民1人当たりで12万円以上なり!

よくもまぁ…太らせたもんだわ。見事だわ。
これだけの金があれば
「国民全員がクスリや病院に頼らない衣食住」を実現できたのではないだろうか。

その内容としても
ワクチン関連だけで4.7兆円!
ワクチンのみでも1人当たりで4万円弱か…。
打たない人間に戻ってこないよね(苦笑)。

この金額は借金だから
全部!コロナでの「死」はほぼない…
子ども世代の全額負担でしょ。
ワクチン接種肯定者の方々はここにまったく
不平等感を感じないのだろうね。

さらにワクチン接種後間もなく死亡した事例も
厚労省が公表している数字のみでも1500人超え!なのですが
それらに関しては
「情報不足等によりワクチンと死亡との因果関係が評価できないもの」と
厚労省の副反応検討部会では断じているから
調査研究には1円も使わないんでしょ。

凄いよね。
死なないために効果がある化学物質だ!って
必要性を訴えるCMにまで税金を投入!!
若いもん打てや!子どもも打てや!の大合唱を
実害ほぼ無い、子どもの財布からふんだくったお金で実行しといて
さらに死人に口なし。
死んだ人間には知らんぷり。死に損。

まるで出来の悪いSF映画を観ているような現実なのに
空気を読んで、黙して接種する“ひつじ”さんの多いことと言ったら…。
共産党を含む全政党が黙って認めているからね。凄い国だわ。
政党全滅の国。

さらに「1人7回分確保」との記述がありますね。
どうぞ、わたしはお腹一杯でもともと食べられませんから…
私の分も差し上げますから
さぁさぁ遠慮せずに、7回といわず14回…
ドンドンおかわりしちゃってくださいまし。
ワインじゃないからね。寝かして熟成できないんですから
1年でしたっけ、有効期限もありますしね~。
温かいうちにどうぞ…
そのまま、ぐーっと一気に(笑)。

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不思議な出来事 Ⅱ https://woody-katoh.com/column220507/ Sat, 07 May 2022 00:29:32 +0000 https://woody-katoh.com/?p=18949 不思議な出来事 Ⅱ

長野に行った際に大変お世話になった方の
4歳くらい…長女のマイさんとは
カフェでバイバイしてわたしは車で帰路に着いたのだが…

彼女はお昼寝を起きてから
「杉のおじさん」ロスになったのか
【百年杉】を握りながら
泣き続けて大変だったと後で聞いた。

ご自宅でもカフェでもわたしのそばを離れなかったのだが
ずいぶんと若い女性を泣かせてしまったようだ(笑)。

前回同様、なんでこういうことが起きたのかを考えてみた。

彼女は2歳のころに弊社に来たことがあるが、わたしの記憶はないはず。
しかしすぐに200年杉スノコマット
が彼女の家にやってきて

彼女の一家がそれで寝るようになって2年くらいかな。
人間という生きものは3歳までの睡眠で脳のフォーマット形成は決まるからね。
彼女は200年杉の香りが心地よかったのだろう。

「眠れる」というか…とにかく好きな香りという認識があるようだ。

そして今回、「杉のおじちゃん」がやってきたら
なんと!そのおじちゃんもおんなじ匂いがするではないか!

脳の初期化を終えた彼女の脳は
好きな香りがするおじさんを必要以上に
「良いヒトであり自分にも必要なヒト」であると思ったのかもしれない。

わたしからは【百年杉】の香りがしているとは
よく指摘されることだし…

実際に電車の2~3つ離れた出口から出てきた友人から
「杉のにおいがしたから、絶対、加藤さん乗ってるって思ってたのよ。」と
言われたこともあるしね。加齢臭とは無縁なわたし。

こどもは五感も鋭敏だし、ちゃんと論理的な行動なんだよね。

大人になると五感も鈍くなって、「大人の事情」ばかりで
論理的ではなくなっていくヒトも多い。

この子はまだ論理的に整理はされていないが
自分の“いのち”を大きくしてくれる屋内空気と
自分の“いのち”を削っていく屋内空気との
差異を感じる能力は身に着けつつあるのでは。

わたしの話は建築という
人間社会における一業界(学会)の話ではなく
もっと大きな範囲。
生物というか…人間という生きものの特性を考えての
身の回りの素材という話のつもりなのだが…

この子は拙話を必要としないセンサーをすでに身に着けてつつあって
あとはお勉強と思考を継続していって
それらのセンサーを錆びさせずに運用していく「個」になるだけである。
継続的な運用には、もう少しの時間と経験が必要である。

10歳くらいまでに
人間が求めるようにプログラミングされている
共通の気持ちの良いモノ…
【百年杉】だけではなく
土やそよ風もそうだよね。

そういうモノに触れ続けていけば
この子のように土台としての皮膚能力が開花しての価値観ができるはず。

プラスチック&ビニルにタブレットにテーマパーク通いでは
身につくものも身につかなくて伸び悩み苦しむ。

触覚刺激無く
皮膚の能力が開花しないまま
視聴覚刺激のみで育てられて大人になってしまえば
テーマパーク依存症人間のような
視聴覚刺激のみに反応する大人の出来上がりである。

「見える化しなければ理解できない人間」とも言うかな。

子ども時代とは皮膚能力の開花に磨きをかける時代なはずである。
生後10年程度かな。
皮膚から送られるたくさんの情報処理によって脳も成長していくことは
人類の進化の過程が証明している。

そのためにも触覚刺激はもちろんだが
「地球を皮膚で見て~聞く」かのような体験が重要なのである。

人工的な無理やりドキドキ視聴覚刺激のみで育った子では
テーマパーク依存症の先は夜の視聴覚刺激のホスト狂いが終着点か。

若過ぎる女にモテる男は
言うことも子どものように乱暴である(笑顔)。

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不思議な出来事 https://woody-katoh.com/column220506/ Fri, 06 May 2022 00:37:19 +0000 https://woody-katoh.com/?p=18946 先日のアートイベントで
手伝いに来てくれた4~5歳くらいの男の子と
不思議な体験をしました。

彼と一緒に
「百年杉のジャングルジム」を組み立て終わって
「お話会」のプロジェクター準備も終わったので

「好きに遊んでもいいよ~」と
彼に伝えると

彼は喜々とジャングルジムで遊びだしました。

以前、他のイベントでも
「百年杉のジャングルジム」に触れたことはあったのですが
その時は他の子もいたけど
今回はほぼ独占である。

すると流石に目を離さないママからの

「イイ香りだからにおいを嗅いでいるの~」という声が聞こえたから

彼に目を向けると
たしかにジャングルジムの百年杉の棒に
鼻をつけて香りを楽しんでいるように見えました。

そうしたら次の瞬間

「あ!かじっちゃダメ!」というママの声が聞こえて
少年はどうやら百年杉をかじりだしたようなのである。

ママの止める声もヒステリックではなく
落ち着いた品格のある声だったのだが…
少年はかじったまま泣き出してしまって
10分くらい泣いていたかな。

「すいません。加藤さん!」

「いえいえ、いいんですよ。
彼が戦争を起こさない…戦争を止められる国連事務総長になってくれたら
その歯形付きの百年杉を500万円でオークションに出すからさぁ(笑顔)。」

大人はみんなで大笑いしてたけど
彼だけがかじりながら、大泣きしていました(笑顔)。
不思議な情景でした。

なんでそういう不思議なことが起きたのかを考えてみた。

彼は生まれてこの方、触れるモノはママとパパの肌以外は
「気持ちの悪い感触」の素材ばかりだったのではないか。

「気持ちの良い素材」とは吸湿性がある素材になるから
人肌、土、木、紙、布という
千年~数百万年間触れ続けてきた5種の素材だけである。

しかし、遊具も自宅の床もテーブルもイスも…触れ続けるそれらのすべては
心地よい香りも感触も無いプラスチックorビニルばかりだったのではないか。

そんな時に前回
気持ちの良い感触の「百年杉のジャングルジム」との出会いがあった。

けれどもその際は…
彼はようやく会えた
心地よい香りと気持ちの良い感触の百年杉に
じっくりと触れ続けることができなかった。

だから今回は鼻をすりつけ…
だったのではないか。

彼の周辺に溢れかえっている
プラスチックorビニルでは
そういうことをやりたくなる気持ちはおこらない。

彼の家だけではない。
この国の赤ちゃんや幼児のほとんどが
プラスチックorビニルに埋もれて生活している。
そんな環境下で「子育て」を頑張ってる。偉いわ。

新生児期において
触覚刺激は視聴覚刺激の数倍もの
広域な脳への刺激到達領域があることは各種の研究結果によって
報告されています。

赤ちゃんは「触れて~口に入れて~しゃぶって」という
脳に到達した触覚刺激の処理によって
脳は発達していくのである。

彼も同じことを実行したまで…なのではないだろうか。

新生児期~幼児期には
気持ちの良い物質に出会えなかったので
今、実行しただけなのではないだろうか。

子どもは大人の思考や行動ができないから、子どもと言う。

大人は子どもだった時代があるから
子どもの気持ちを理解できる
この地球上唯一の生き物なのであるが
子ども時代の気持ちを忘れてしまった大人も多い。

この「子ども時代の子どもの気持ちを忘れてしまった大人」というのは
実に始末が悪い生き物である(この子のママはそういう方では無い)。

子どもは大人の気持ちを理解できない場合も多いのだろうからね。
大人が子どもの気持ちを理解できなければ、寸断されてしまうのである。
それでは子どもは
もって生まれた素質を開花できずに苦しむことになる。

まさに子どもの未来は大人次第なのですが…
「始末の悪い生き物」は、子どもに大人としての言動のみを求め続ける。

「早くしなさい!(早くできないから子どもなのである)」
「何よそ見してるの!(よそ見するから子どもなのである)」
「静かにしなさい!(できないから子どもなのである)」

子どもはなかなか自制できないし
もっと本能的に欲するモノやコトを探し続けているから
子どもと言う。

子どもにそういう行動をとりたいと思わせる長い道のりが
子育てではなかろうか。

子どもを健やかに育てたいのであれば
子どもが日常で触れるモノの心地よさは
とても重要であると、わたしは考えている。

しかしこの手の「長期の習慣によって身につくありがたさ」の立証に対し
科学はほぼ無力である。

しかし、どれだけ科学にいじめられても
子どもには杉が必要なのである。
ひろと君がおじさんになってからじゃ遅いのではないだろうか。
ひろと君が素敵なおじさまになるためにも必要ってこと。

子どもの行動の理由を
考え続ける大人であり続けたいものだ。

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女と男の差異 https://woody-katoh.com/column220530/ Sat, 30 Apr 2022 01:29:24 +0000 https://woody-katoh.com/?p=18936 長野の幼稚園での保護者の方々への「お話会」も
わたしはノーマスクでしゃべりました。
装着を要請されなかったですしね。

先日弊社の来訪者の方が言ってました。
厚労省のHPに「マスクはウイルスキャリアの方がするもの。」
ってちゃんと書いてあるって…。

「マスク外していいですか?」って言ってから
そんな情報をわたしに教えてくださった。
厚労省のHPまでは確認してないけどね。
弊社にお越しの方々はそういう方々ばかり。

車中泊にて秘密基地っぽい楽しみを満喫して
翌日には任意の方々がお越しになる「お話会」を開催。
こちらも「ノーウーマンノークライ」ならぬ
「ノー消毒ノーマスク」での開催。

以下は傳田光弘著「驚きの皮膚」講談社の中に書いてある
ある実験のお話。

プラスチックの板の上に深さ1ミクロン、幅10~30ミクロンの規則正しい溝を刻んだもの。そして、深さが1~3ミクロン、幅が10~30ミクロンの幅がランダムに刻み込まれたもの、
そして深さ3ミクロン、幅30ミクロンの規則正しく刻んだ3枚を用意して、それぞれ男女10人ずつにこの3種類の板に触ってもらう実験をした。

「どれがいちばん不快でしたか」と質問をしたら
男性はでは答えがバラバラでしたが
女性は10人全員が「ランダムな溝の板」を不快と答えました。
【Nakatani M.(2011)Int J Cosmet Science 33:346-350】

指先の触覚の細かさには指紋の凹凸が関係しているという説があります。
【前野隆司他(2005)日本機械学会論文集71:245-250】

そこでわたしはコロジオン液(液体バンソウコウの原料)を塗って乾かし
指紋を埋めた指先で再び実験してみました。
すると、女性10人のうち、9人までがやはり、ランダムな板を不快と答えました。

 つまり女性の指先は、指紋がなくても
ミクロン単位の秩序、あるいはランダムさを識別できるのです。
以降この実験を機会あるごとに実施しましたが
男性でも指先の感覚が鋭い方なら
ミクロン単位のランダムさを識別できるようです。(以上)

↑↑
よく男女同権と言うけど
男女の生き物としての違いについて認識~言及するヒトは
驚くほど少ない。
そこの認識をすっ飛ばしてるから
いつまでたっても同権にならない。

この実験もそうだが
女性は鋭敏な触覚刺激を、そのほとんどの個体が有しているのだが
男性には(半数くらいという実験結果を読んだことがある)
一部に鋭敏なセンサーを有する方々がいる程度なのである。

推察するに
女性は経験ではなく
“新たないのち”が誕生するメカニズムを有しているので

いちいち辞書をひいて判断をしていたのでは
赤ちゃんの“いのち”にかかわるから
鋭敏なセンサーであり五感を有する構造になっているのであろう。

しかし男性は
狩人や戦士としての任務を得ながら進化を続けてきたので
鋭敏な感覚は「痛い~かゆい」となって
狩人や戦士としての「結果」につながらないから
あえて「鈍」にできているのではないだろうか。

また一部に存在する「鋭」な男性は
それを生かして「伝説の狩人」だったのであろうが

デジタル機器によって
「鋭」な感覚不要な現代においては
「鋭」な男性は「見えて~聞こえて~気づく」分
「つらい」お気持ちのケースが多いようにも思う。

「鈍」な男性が
超男社会のこの国において
「食べ続けて~着続けて~住み続けては調子悪くなるモノ」を
作り続けて

「おれはぜんぜん大丈夫だけどね。」

とばかりの「鈍」男子全盛時代。

もちろん長野での「お話会」も
全員、参加者は女性でした。

男性という生き物には
観て~触れて【百年杉】の気持ちよさがわからない方も多いので
必然とそうなるのでしょうね。

クスリの世話にならないための「鋭」な選択と
いざとなればクスリで解決…という「鈍」な思考という違いに近いかな。

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長野へのいきさつ https://woody-katoh.com/column220428/ Thu, 28 Apr 2022 08:12:13 +0000 https://woody-katoh.com/?p=18934 まず「百年杉のジャングルジム」は
3人のお子さんがいるご家庭に寄贈。
10か月間の使用を経て問題なしの結果を受けて

その次に幼稚園さんへの寄贈を通して
第2段階の使用検証のステップに入りたいと考えていました。
なにがあっても即!駆け付けられるように
近い幼稚園がいいので

ゆかりのある自治体さんに
その自治体が設立した経営支援のコンサルタントさんを通じて
市立の幼稚園への寄贈を打診していったのですが

昨年末になって
「園児がケガをしたら責任問題になるから嫌だ。」という返事が自治体職員から
コンサルさんにあったという話になり

コンサルさんを通して
「こどもファーストで考えていきましょうよ!」と私の方で
押し戻して…

「それでは年明けにももう一度職員さんに働きかけをしますので…」
となったのですが、年が明けて、すでに4か月という感じで
道が途絶えてしまいました。

そこで弊社のお客様の95%を占める
聡明なナチュラリストたる女性の中で
「濃いめ」な方々10名にご連絡差し上げたところ

すぐに、こひつじ幼稚園さんからサンプル依頼があって
女性の園長先生からサンプル開封した直後に
「こんなに触れて気持ちのいいジャングルジムなら、ぜひいただきたい!」と
お電話があったので、
「はい!代表の私自身が持っていきますから、保護者の方々の前で
“触れる”触覚刺激の大切さの話をさせてください。」となって

「はい!ぜひお願いいたします。」となって
この新聞記事となった次第。

いつもおんなじ。

つながらない話は
いつまでたっても、つながらないのですが
まとまる話は秒で決まっていくのでございます。

ご紹介いただいた
OGのお客様の
ひさえさまに感謝×2でございます。

しかし杉の神様はやはり
たいしたもので
埼玉県では埋没しがちな「木になる情報」も
長野日報さんには社会面TOPで大きく扱ってくださって

めでたしめでたし
なのでありました。

木のジャングルジムに当たってケガをするのは
幸運なことであって
そのおかげで「学んで」
鉄やコンクリートで大けがしないように
成長していくんだもん…という考え方のわたしたちは
少数派であるということが
今回はっきり認識することができました。

実際にかなりの数の水面下での「口利き」にはなったはずなのに
どの幼児施設さんも
想像するに責任者さんが
「新たなリスク」をとりたがらなかったのでは…と推察いたします。

わたしたちは元気な子どもに
タブレットでディズニー映画見せて静かにさせてのような…
視聴覚刺激一辺倒で「子育て」の現在に
危惧を抱いてるのですけどね。

視聴覚刺激ってハリでチクチク刺され続けて
強制的にリアクションを起こしているようなものだし
人類の脳の成長の進化の過程も
触覚刺激によるものだし…

新生児における触覚刺激による
脳への情報処理の領域も数倍も広範囲なはず。

気持ちの良い素材(=百年杉の棒)に触れ続けながら
一定のリスク(=落っこちる)を自覚しながら
脳の思考と身体の動きの連動運動は

幼児期には必須の遊びだと思うんだけどね。

「新たな遊具=新たなリスク」派が
これだけいたとはなぁ。

でもマイノリティは楽しくがんばるよ。

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幼稚園にジャングルジム寄贈 https://woody-katoh.com/column220427/ Wed, 27 Apr 2022 00:25:58 +0000 https://woody-katoh.com/?p=18931 百年杉のジャングルジムを寄贈に
長野県に来ています。
なぜ?長野県まで…
という話は一番面白いのだが
またの機会にします。

わたしが企画してデザインして製作して持ってきて
子どもたちと一緒に搬入して
組み立てて…
ママス&パパスに
「気持ちの良い素材に触れる触覚刺激による脳の成長の大切さ」を
語って長野を去る。

杉のおじさん1人いれば、できてしまうから笑ってしまう。

ひつじのこ幼稚園は
ふだんから木の遊具に触れているらしく
みな器用で水準以上である。

こどもたちの笑顔と謝意に勝る報酬は無いね。

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期間限定クーポンのお知らせ https://woody-katoh.com/news220425-2/ Mon, 25 Apr 2022 06:45:55 +0000 https://woody-katoh.com/?p=18906 BASE負担の期間限定セールスのお知らせです。

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なお、期間中でも所定の数量が終わった時点で終了する可能性がございます。
ご了承くださいませ。

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ヤネンの国 無事開国~閉国 https://woody-katoh.com/news220425/ Mon, 25 Apr 2022 04:13:31 +0000 https://woody-katoh.com/?p=18903 昨日は渋谷で「ヤネンの国」という
アートイベントに出てきました。

たくさんのアーティストさんに交じって
「杉おじさん」は
それなりに目立っていたのかもしれない。

「話が凄く良かったから…」と言って
銀座のソムリエさんからワインをいただいてしまった。
それを飲みながらの「お話会」(笑顔)。

もともと学問とアートは同じ出どころなのに
この国の生活にはアートは根付かずに
学問偏重である。

みんなもう学問偏重にはヘキヘキなのではないか。

「正しいことはひとつ。科学的な立証が不可欠。」

植物(杉)の偉大さの立証には科学はあまりにも脆弱で
ほぼ「使い物にならない」。
だからどうしても推論になってしまう。
病気もそう。

「どのようにして病気になったのか?」はわかっても
「なぜ?病気になるのか?」はどうしても推論になってしまう。

推論では学問的には評価されないから
植物(木)の素晴らしさの探求は誰もやらない。

「この飲み物には睡眠に有効な物質が含まれています。」

それは事実なのだろうが
睡眠には多くのファクターが絡んでくるはず。
だから…1物質のみで「眠れる」とは限らない。

疲れ、明るさ、体温、ストレス、周辺の空気の質、音…etc。

だからこれを飲めば「眠れる」とは言わない。
けれどこれを飲むだけで眠れるようになると想像させて
「買わせる」のが学問。

アートは推論どころか
「正解」さえも求めない。

自分のやりたい分野で
やりたいことを発露するのである。
〇〇点とらなきゃ次を進めないのがこの国の学問なのだが
アートは点数評価ではない。

コロナ騒動もワクチンもそうだが
答えは1つであり
その「答え」の遂行による負の影響に関しては
一切調べようとしないという学問の姿勢には
もう嫌気がさしているのである。

アートはヒトを幸せにするのであるが
学問は学問を守るために存在していて
もはや、ヒトを幸せにしづらい感覚を持つものである。

学問の圧をヒトの幸せのために
押し戻すことが求められてはいまいか。

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「よく眠れて、目覚めも快適に」神奈川県 T.K.さま https://woody-katoh.com/voice_tksama/ Wed, 20 Apr 2022 03:04:41 +0000 https://woody-katoh.com/?p=18867 「よく眠れて、目覚めも快適に」
神奈川県 T.K.さま

2020年秋に、中古の戸建てを購入することになり、紆余曲折があり、加藤木材さんにたどり着きました。工場を見学させていただきました。購入した戸建てのうち、4畳半の部屋を自分用にすることにしたので、床と壁を百年杉で統一することにしました。

2020年年末に、購入した戸建てのリフォームを終え、引っ越しました。私の部屋は2階にありますが、引っ越した当初は、階段を上るだけで杉の良い香りを楽しむことができました。約1年半が経過した今では、私はもう杉の香りはわからなくなりましたが、昨年夏に友人が遊びに来た際には、杉の香がすると言っていました。

真冬の12月~3月を除き、肌触りが良いので、部屋では素足で過ごしています。他のフローリングの部屋に比べて、百年杉の床は温かく感じられるので、冬でも自分の部屋では、スリッパは不要です。

百年杉の床と壁の部屋に住み始めて、日々の眠りが深くなったようで、朝の目覚めが快適であることが多いように感じます。睡眠アプリによれば、いびきをかく時間は短く、回数も少なくなったようです。

さらに、以前は、3-4月は花粉症の症状が出ることがあったのですが、今年は、ほとんど症状がなく、百年杉の床材、壁材のおかげかもしれません。

=*=*=*=*=*=*

T.K.さま、貴重な感想をいただき、どうもありがとうございます。
ぐっすり眠って快適に目覚める、いびきも花粉症も軽減されたとのこと、自分ごとのように嬉しいです。これからも、百年杉と仲良く快適に過ごされることを心から願っております。(加藤木材より)

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「百年杉を敷いたら、人間関係も豊かになった」神奈川県 Nさま https://woody-katoh.com/voice_knsama/ Tue, 19 Apr 2022 02:51:26 +0000 https://woody-katoh.com/?p=18864 「百年杉を敷いたら、人間関係も豊かになった」
神奈川県 Nさま

【体感、感想】
百年杉にする前は、夏場の湿気とそれに伴う床のべたつきの不快感と、冬の床の冷たさ等、住居が休まる環境ではなかったので、体が常に緊張している状況だった。

百年杉の床に変えて一番の変化は、帰宅してからの杉の香りの良さからか、初めて自宅が安心してくつろげる場所だと感じられるようになった。

睡眠に関しても、以前は夜更かしすることが多かったが、百年杉にしてからは、帰宅後、直ぐに眠くなるので、睡眠を前提にした生活スタイルに変更して(帰宅後に直ぐに入浴、洗濯、夕食、)時間に捉われず、眠くなったら就寝するという事を習慣にした結果、仕事中の集中力やパフォーマンスも上がり、オンとオフのメリハリも付き、結果、より充実して色々なことに取り組めるようになった。

人間関係の縁が変わった
私の場合、たまたま誘っていただいた、床しきブラザーズのお披露目会に参加したことで、百年杉との知遇を得たので、加藤さんをはじめ、床敷きを通じて知り合った方とのご縁が広がり、その方たちとの交流が何物にも変えられない財産になっています。
自分にとっての最良の変化は、得難い人間関係の構築が最上段になります。

=*=*=*=*=*=*

K.N.さま、貴重な感想をいただき、どうもありがとうございます。
百年杉を床に敷いてから、ご自宅で心からリラックスできるようになり、結果、仕事も人生も充実して感じられるようになったとのこと、とても嬉しく感じながら読ませていただきました。百年杉を通して豊かな人間関係が築かれているとのこと、こちらもありがたく感謝しております。(加藤木材より)

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「百年杉を敷いてライフスタイルが激変!」東京都練馬区 才勝真紀さま https://woody-katoh.com/voice_saikatsusama/ Sun, 17 Apr 2022 03:07:46 +0000 https://woody-katoh.com/?p=18848 「百年杉を敷いてライフスタイルが激変!」
東京都練馬区 才勝真紀さま

「床敷きブラザーズ」の大野さんのご自宅で百年杉を知りました。私は大学で林業を学んでいたにもかかわらず、杉材が冷たくないということを知りませんでした。「いちばん触れている時間が長い場所にお金をかけてよい」というのはもっともだと思いました。

リモートワークになり、住環境を変えたくて引っ越したいと思っていました。当時住んでいるアパートに敷くには家具が邪魔で難しそうで、敷くためにも絶対に引っ越そうと思いました。アパート全体に敷きました。

床板が届いた時、加藤さんから「梱包を取って空気になじませて」と言われました。??となりましたが、今ならわかります。
梅雨を迎えると、床板が浮き、暖房をつけた初日に床板が反りました。隙間の幅も変わります。床板が生きているようです。

敷いてすぐ、ビニール床とは冷たさが全く違うことがわかりました。ビニール床ではスリッパが必要で、直に床に座ると冷えました。百年杉だと、冬の朝でも裸足でトイレまでいくことができます。スリッパも履かなくなりました。

加藤さんが「ここにいていいという安心感が得られる」とおっしゃっていましたが、私もそう思います。具体的に思ったのは、部屋に植物の鉢を置いていて、土がこぼれたりしても、あまり気にならないということです。もちろん掃除はしますが、前ほど神経質に大げさに(土がこぼれた!大変だ!と)思わないのです。自然と地続きな感じがします。
テーブルをふく布巾と床をふく布巾を分けずについ使ってしまうのも百年杉だからな気がします。これまで、床は汚いところという認識だったので、床をふいた布巾でテーブルをふくなんてありえませんでした。ちなみにテーブルも余った百年杉で作りました。また、知り合いの西山さんが「敷いてから熟睡できる」とおっしゃっていましたが、言われてみると、寝付きがよくなったように思います。目覚めもよいです。

雑巾掛けをするようになりました。百年杉の雑巾掛けは楽しいです。時間が経ってどのような味が出てくるのかも楽しみです。掃除機よりホウキを使いたくなります。

引っ越してから、ゴミの分別を前よりもきちんとやるようになり、物を極力買わなくなり、身体に良い食材をとるようになりました。
大野さんのおすすめで照明は裸電球で、LEDは使わないようにしています。杉箱でぬか漬けも始めました。
日用品のプラスチックもなるべく減らし、着る物も化繊を減らしたいと思っています。ライフスタイルの変化は、自然栽培の農業を始め、引っ越したことの影響もありますが、百年杉の効果もあると思います。

夫は「まず温かい。床で柔軟体操をしていても痛くないし、肌触りが気持ちいい。帰宅するとほっとする感じが前のアパートよりもあって、温かさだけでなく見た目の効果もあるのかな? ホコリのたまり方も前より少ない。便秘が減ったのも杉板のおかげ?」と言っています。引っ越して初めて迎えている花粉症シーズンですが、今のところ、これまでより症状が軽いようです。

今後も引っ越すことはあり得るのですが、百年杉を持って行けると思うと安心感があります。
百年生きた木は材でも百年生きると聞いたので、死ぬまで一緒にいたいと思っています。良い物を売って下さってありがとうございます!

 

以下は蛇足かもしれませんが。
アナスタシア~響き渡るシベリア杉シリーズ~」を読みました。

地球の全ての生きものと人間は調和して生きていて、人間は生まれながらにして完璧な能力が備わっているが、育つ過程で、人工物に囲まれ触れていくせいで、能力が失われていくというようなことが書いてありました。

生まれてすぐに見上げるのは空ではなく人工的に作られた天井、親はプラスチックのおもちゃをあたかも宝物のように赤ちゃんに与えるので、赤ちゃんは混乱する、音楽も自然の中に全てあるが、赤ちゃんがまず耳にするのは電気音などの人工的な音であるために、音楽的感性が育たない。同じようなことは自然農法について書かれた「わら一本の革命」にも書いてありました。

もともと人間には五感だけではなく6感7感・・・11感まであるというのもどこかで読んだ気がします。自然の中にいるとそれらが少しは研ぎ澄まされるのかもしれません。

私が「アナスタシア」を読んで納得できたのは、私の育ってきた宗教的な背景(両親がキリスト教)やこれまで植物に関わる仕事をしてきたから(植木屋や園芸店など)というのもあると思いますが、百年杉に触れているからということも否定できない気がします。

樹木は生きている時にも何らかの目に見えないエネルギーを発散し、人間を励まし友達でいてくれていると思います(これは子供の頃になんとなく抱いたことのある感覚でしたが、「アナスタシア」を読んで思い出しました)が、材木になってからも力を秘めているのでしょう。「アナスタシア」でもシベリア杉の枝をペンダントのように下げておくと人に力を与えるというようなことが書いてありました。

目に見えないことが目に見えるもの以上に大切であるということも「アナスタシア」から改めて学びました。

「アナスタシア」を読んで私自身の幸福感は確実に増しました。百年杉が幸福感が増すことに影響しているとは思いますが、検証は難しいでしょう。しかし、人工物より自然物が人間に良い影響を与えていることは、検証できなくても、感覚で納得できる人が多いと信じたいです。

加藤さんは百年杉の効果を言葉にして目に見える形で伝えようとして下さっています。そのための感想だと思います。なんとかお役に立ちたいと思いますが、いわゆる科学的でない話というのは、うさんくさく思われがちですよね。それで蛇足とさせていただきました。

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才勝さま、貴重な感想をいただき、どうもありがとうございます。
百年杉と暮らすようになって、感覚も価値観も変化していく様子を具体的にお伝えくださり、「死ぬまで一緒にいたい」というほどの愛着を抱いてくださっていることも感慨深く嬉しく感じております。
これからも、百年杉とともに健康で快適に過ごしていかれることを心より願っております。
以下に、送っていただいた写真もご紹介させていただきます。(加藤木材より)

冬でも素足、スリッパなしで暮らせます
快適な住まいになりました

 

残った材はテーブルに
トイレは足元のみ敷きました
百年杉が届くと空気が清々しくなります
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「暑い夏も極寒の冬も快適!」東京都練馬区 岡澤かおりさま https://woody-katoh.com/voice_okazawasama/ Sun, 17 Apr 2022 02:41:48 +0000 https://woody-katoh.com/?p=18841 「暑い夏も極寒の冬も快適!」
東京都練馬区 岡澤かおりさま

●7月初旬に床を「百年杉」に変えて……
練馬の暑い夏も陽の当たらない極寒の冬も一年中、冷暖房なしで仕事ができました。
夏は座机でパソコン作業中、疲れたら床にゴロンとして休み、暑い夜は敷布団なしで直接寝るとサラッとして気持ちが良かったです。
冬は他の部屋の床と比べるとひんやり具合が少ないことがよくわかりました。仕事用の机をデスクに変えて、湯たんぽを利用しながら乗り切りました。「杉」ちゃんの部屋だからこそ仕事もがんばれたと思います。

●「百年杉」の種類について
上・中・下の下レベルを選びました。最初、母はフシの部分が目みたいで気になっていたみたいですが、私は特に気にならず。色の違いもまったく気になりません。
物を落としたりぶつけたり、当たったりで床にたっくさん傷ができましたが、これも当初思っていたより全然気になりません。そのままです。とそうした床についた傷は汚らしいですが、杉の床の傷は歴史って感じでいいですね。
あと、そうじするときの静電気のなさがすばらしいです。杉以外の床はホコリのつきがすごいですが、杉はそうじしやすいです。空気も違います。ぬれたぞうきんでふいたときのかおりもいいです。

●娘の感想→ 杉の部屋にいてどう思うか聞いたら、「いいにおいがする」「たのしい」と感想をくれました。

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岡澤さま、貴重な感想をどうもありがとうございました。
新型コロナ感染予防のために、ご自宅でリモートワークされることになって百年杉の導入を後押しされた岡澤さまでしたが、四季を通して快適なワークスペースでお仕事もはかどったことと思います。ほんとうによかったです!(加藤木材より)

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