『百年杉』の専門会社 加藤木材

よくある感想

わたしたちは約10年に渡って【百年杉】を専門的に扱ってきました。
時には医療従事者の方々の尊いお力をいただいて
体感実験などもさせていただきました。

そしてこれまで、実に多くのお客さまにたくさんの感想を頂戴してきました。
まず多かったのが…

  1. 睡眠時の“いびきの消失・軽減”
  2. 睡眠状況の改善
    • 「眠れるようになった」「夜中に起きなくなった」
    • 「朝までぐっすり」
    • 「疲れがとれる眠りになった」
  3. 痛みの軽減
    • 「寝起きのノドの痛みやいがらっぽさの消失」
    • 「ひざ痛の消失・緩和」
    • 「花粉症の軽減」
  4. 空気の察知能力
    1年程度経過後の感想としましては…

    • 「商業施設などの空気を醜悪と感じるようになった」
    • 「化粧や香水などの“香害”に以前より反応するようになった」

    (すべて複数回答あった「個人の感想」を記しています)

というのが「よくある感想」になります。

百年杉の製品を体験したお客様の感想

まず“いびきの消失と軽減”なのですが、2~3人ならいざ知らず、100人を超える方々より同じ感想をいただくとなると、そういう結果に至った理由を突き止めたくなります。
以降、これら「【百年杉】の10年間」を検証していきます。

いつもより痛くない!目覚めスッキリ!なんかいろんなイヤな匂いがする

ホメオスタシス(恒常性維持活動)

ホメオスタシスとは、生物において、その内部環境を一定に保ち続けようとする傾向のことです。
一般的にはホメオスタシスの三角形の図のように、互いが作用しあって内部環境維持の仕組みを作っていると理解されています。

ホメオスタシスの三角形の図

そう言ってしまうと難しく感じますが、ホメオスタシスの身近な具体例をあげますと…

  • 夏季~冬季に外気温に左右されずに体温を一定に保つこと
  • 血圧や血糖値を一定に保つこと
  • あくびをして酸素を取り入れる

などです。
ようは、私たちが意識~選択して行動したものではない体内での活動です。
またわたしたちの周辺で感じるホメオスタシスといえば…

  • 空気のキレイな地方から東京に引っ越したら鼻毛が伸びるのが早くなった。
  • 木工・石・ブロック加工作業など、粉が舞う仕事をしていると、鼻毛が伸びるのが早い。
  • 体温と免疫力が下がるからか、加齢にともなって鼻毛や体毛が濃くなる。

という感じでしょうか。

脳の視床下部

これらホメオスタシス(恒常性維持活動)は、どこが司令塔となっているのかといえば「脳」です。
脳の視床下部がつかさどっているらしいです。

さて、これだけの方々が、【百年杉】が身近にあることによって“いびきの消失・軽減”の感想を持つということは、「鼻孔が大きく広がったこと」であると考えられないでしょうか。
そう考えた場合、いったい誰がその指令を出したのでしょうか?

やはり脳ですよね。
脳しかそんな指令を出せません。

わたしたちの意識では、「深呼吸」という強制的な呼吸行動の指令は出せますが、呼吸器である鼻孔の慢性的な開放気味~閉塞気味の指令はさすがに出せません。

検証1

脳はホメオスタシス(恒常性維持活動)の一環として、現代住宅内に存在する微弱な揮発性化学物質の吸引を拒み、鼻孔閉塞の指令を出し続けていたのが、【百年杉】の香り入り(=精油分=エッセンシャルオイル)の空気を心身にプラスと判断。鼻孔全開の指令を出したのではないだろうか。そうであれば一夜にして“いびきの消失・軽減”も理解できる。

杉の香りのサイエンス

それではなぜ?脳は【百年杉】の香りを求めているのでしょうか?
まずはサイエンスから考えてみましょう。

  • 杉の香りの中にはセドロールという鎮静効果物質が含まれている(京都大学)。
  • 木はどれもその能力を有しますが、喘息の主因とされている二酸化窒素の除去固定化という「空気浄化能力」に関しても(浄化能力2位グループの桧の約6倍という)他樹種を大きくしのぐダントツの性能を有している。※1
  • 杉の香りの吸引によるマウス実験によると、たった10分の杉の香りの吸引であっても副交感神経の弛緩に関しては杉の香り無し時の約3倍。さらには、交感神経の抑制値も約2倍増の効果が認められている。※2

杉の香りの吸引によるマウス実験

こうやって杉の素晴らしさに関する科学の裏付けを挙げていきますと「ご自宅の住まいの空気」に求めるものが「汚染と興奮」ではなく、「浄化と鎮静」であるのなら「住まいに木」は絶対条件であり、サイエンスの数値的にも「樹種は杉」というのは、実に理にかなった選択なのですが…

このようなサイエンスの裏付けが「脳が【百年杉】の香りを求めている」裏付け資料と考える事はできないでしょうか。

キレイな空気には木。
そして落ち着いた住まいがお望みであれば樹種は杉。
さらには香りの濃厚さが空気浄化や鎮静効果の目安になります。
香りの濃厚さは樹齢に比例しますので【百年杉】。

脳が【百年杉】を求める理由とサイエンスは近づいてきているのです。

※1:「森を育て快適で健康な住まいを創る」資料中の「針葉樹及び広葉樹のNO2浄化能力の比較」
京都大学 総合生存学館 川井秀一教授 2015年
※2:「樹木香気成分の吸入による神経・生理に及ぼす効果」資料 岐阜大学応用生物化学部応用生物過程分子生命 科学コース 光永徹教授 2015年
検証2

「なぜ脳が【百年杉】の香りを望んでいるのか」の裏付けとなる科学的な要因の証明は増えてきている。

脳が求める空気と脳が拒む空気とは

【百年杉】の香りアンケート

写真は、ソーシャル&エコ・マガジン「ソトコト」さんの応援をいただいてロハスデザイン大賞新宿御苑展に出展させていただいた際、ブース内にお立ち寄りいただいた方々数百人に【百年杉】の香りを嗅いでいただき、アンケートをとらせていただいた結果です。、なんと支持率は97%でした(驚異)。

もちろんこの世には支持率97%の香水や芸能人も存在しませんので、もはや遺伝子レベルでつながっているのか…
このスーパー支持率には、その驚異的なヒトと杉との結びつきを感じます。
そして、これらの数値も「脳が求める香り」の裏付けと考えることによって、整理されてきます。

こうやって考えてきますと脳は…
杉は杉でもより濃厚な香りを有する高樹齢杉材=【百年杉】の香りを求めていることが見えてきましたが、いったいどういう空気を望んで吸引して、どういう空気の吸引を拒むのでしょうか。

2014年に掲載されたマンガ「美味しんぼ」の「福島の真実編」の中で主人公が鼻血を出す描写が描かれていて、ちょっとした騒動になったことがありました。その際に大手新聞社の記事の中に実際に福島第一原発で働いている人のコメントが載っていたのですが…「自分も含めて鼻血を出した人なんて見たこともないし聞いたこともない!だけど…作業員みんな鼻毛と耳毛の伸び方が尋常じゃないんだよね。」という記事を読んでビックリしたことがありました。

脳の視床下部は頭蓋骨の中にありますから身体のまわりに存在する放射性物質の存在を察知できないはずです。
それではどこが?…おそらく…というかその場所は外界との境に存在する皮膚しか考えられません。皮膚が探知して脳に報告、脳がその侵入を少しでも防ぐ為に、フィルター代わりになる鼻毛・耳毛のフル増産をホメオスタシス(恒常性維持活動)の為に命じているとしか考えられないのです。

でもなぜ?わたしたちが自覚できない放射性物質を、皮膚は察知して脳に報告できたのでしょうか?

最新の科学によると、皮膚は単なる包装紙ではなく、感じ、判断することが分かってきています。
脳の視床下部は「原始的な脳」と言われ、人間の祖先である生き物にも存在していたと言われていますから、ひょっとしたら700万年前…いやそれ以上前…ヒトになる前の進化の過程から、自然界に存在する物質の判別を積み重ねてきて…

「水銀は危険」とか…そういうデータを積み重ねて継承してきたのかもしれません。
そして「?」という今までの継承データに無い新たな物質。
人間が作りだした…もともと地球上に存在しなかった新たな化学物質を察知した時には、脳は自動的に疑うようになっていて…その吸引を防ぐようなホメオスタシスが働いて鼻毛がフル増産されたと考えれば、話の筋道も通ってきます。

今まで無害だった何百万年分の物質は、脳の視床下部にリストとして蓄積されていてそれ以外の新種はとりあえず保証できないから、リスト外の物質が入った空気の吸引を最小限にする動作を、恒常性維持の為に作動させるということです。

視床下部も空気中の物質にセシウム137が含まれているとの認識まではできないものの、「安全物質リストに無いので防ぐ」という行動でしょうか。

そう考えますと、現代社会は累計5万種以上の化学物質が使用されていて工業用途だけでも年間300種類程度増えていますので、それらの化学物質が含まれる空気を、視床下部は「不明だから危険かもしれない」という判断のもと、鼻孔閉塞や鼻毛増産のホメオスタシスを命じているのかもしれません。

そうやって調べていきますと、副鼻腔炎の人は300万人もいて鼻呼吸困難な人は口呼吸に頼りますから…口腔乾燥症(ドライマウス)の人はなんと800万人もいて、さらに増加中ということです。
行き過ぎた効率化による「現代建築の空気と鼻孔閉塞の関係」は、状況証拠としてはかなり疑わしい印象を持たざるを得ません※3。

そして、約38億年前に誕生した地球最初の生命は植物のようなモノであるとされていますから、わたしたち人類のルーツも元をたどれば植物なのかもしれませんよね。

森の空気を感じて皆が心地よく思うことや【百年杉】の香りの97%という支持率を考えてみても…
脳の視床下部が最も望む空気とは、単なる清浄な空気ではなく木の香漂う植物の精油入りの空気なのではないでしょうか。

どうやら…空気清浄機だけでは、脳が根源的に望む空気の製造はできそうにないのです。

また自然界に存在していても、わたしたちが不快に思う空気とは「魚臭い」などの言葉もそうですが、ペットや自分の汗臭さも含めた、生き物の匂いではないでしょうか。

生き物は決してヒトにとって安全な存在とは限りませんし逆にリスクになる場合も多い。
自分の汗臭ささえも嫌がるのですから「生き物の匂いを嫌う」という定規を持つことによって安全な環境の確保に役立てようと積み重ねてきたのかもしれませんね。

※3 実際に弊社代表の加藤政実の講演後の名刺交換の際に、歯科医の方がいらっしゃって、昨今の子どもたちは鼻呼吸できない子がとても多く、歯の治療が困難だとのお話をされていたそうです。先生同士でも「なぜなんだろう?」と話していたらしいのですが、貴方の話が最も腹にストンと落ちましたとおっしゃったそうです。

検証3

恒常性維持活動をつかさどる、脳の視床下部が最も好む空気は植物の精油入りの空気ではないだろうか。そして逆に用心して吸引を拒むのは、今まで地球上に存在しなかった新たな人造化学物質ではないだろうか。

脳が求める空気とは

「毒まんじゅう」はしのいでも「毒ガスイチコロ」の仕組み

いわゆるVOCと言われる揮発性化学物質。
それらの直接的な弊害であると思われる化学物質過敏症(Chemical Sensitivity=CS)の方々は大変苦しい思いをされていますが…
本編ではCSの方々以外の話。
行き過ぎた慣行現代建築の弊害として、恒常性維持の為、脳独自の判断として鼻孔閉塞の実行を持続させていてその結果、慢性的な体内酸素量の不足という状態が続いているのでは…
というお話をさせていただいています。

化学物質直接の影響というより…脳が化学物質を恐れるあまりその吸引を防ぐ行動の結果として、酸素不足が常態化しているということです。

なぜ、そこまで脳は未確認化学物質の存在を恐れるのでしょうか。

身体の仕組みを勉強していく中で「毒まんじゅうをしのげても毒ガスイチコロ」の身体の仕組みを知りました。

毒まんじゅうをしのげても毒ガスイチコロ

同じ口から吸収しても、これだけ安全装置に差があるのです。
それこそ飲食物の9割排泄可能という仕組みもそうですが「吐き気」などを含めますと何重にも厳重に施された安全装置ができています。

そんな防衛力満点の「食道ルート」に比較して「気道ルート」は、ほぼ防衛力を持たずに、吸収された酸素は血液を通して心臓…脳…といった重要な部位に容易く到達します。これでは脳も空気中の未確認化学物質の存在を恐れるわけです。

たしかに「飲食の安全の持続」は簡単ではありません。
「良好で安全な飲食物」も時間の経過とともに腐敗して「不安全な飲食物」にもなりますし、その継続は確かに大変。

ですから「食道ルート」はそういう仕組みになっているのでしょう。
こうやって考えてきますと、脳はわたしたちの判断や選択を信じていないのでは…という気がしてきませんか。
実際に飲食物の質に関するジャッジは、わたしたち自身が判断していますよね。
脳は間違いを犯しがちなわたしたちの選択を信じていなくて…
飲食物はわたしたち任せだから、これだけ幾重もの安全装置を設定しているのかもしれませんよね。ヤドカリという生き物がいますが、わたしたちは実は貝殻で脳がヤドカリなのかもしれません。

検証4

脳は、毒性物質の誤飲食を前提にできているわたしたちの身体の仕組みと比較して、あまりにも無防備な吸引酸素の経路を考えて、空気中の化学物質の存在を恐れているのではないだろうか。

酸素不足の弊害を具体的に考える

“いのち”の持続に必要な最小限の言葉は「衣食住」になりますが、現代社会の「住」によって、現代人の「吸引される酸素量不足」ということがおこっているのだとすれば、それにともなって、一体何がおきるのかを具体的に考えてみましょう。

まずは10年間の「よくある感想」の第2項でご紹介した…

睡眠状況の改善

「眠れるようになった」
「夜中に起きなくなった」
「朝までぐっすり」
「疲れがとれる眠りになった」…という点です。

夜中に何度も起きてしまう中途覚醒。どこで覚醒してしまっているのかと考えると、おそらくは眠りの浅い「レム睡眠」時です。

わたしたちの眠りは、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」が交互に朝まで4回くらいやってきます。

脳の創造をしてくれる「レム睡眠」は、眠りの浅いことが難点。で、逆に「ノンレム睡眠」は深い眠りで、脳機能維持・補給のための睡眠です。

「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」

たとえば、赤ちゃんがママのお腹で誕生して半年くらいは「レム睡眠」のみです。
脳は創られなければ維持もできませんので、生命誕生後しばらくは「レム睡眠」ばかり。
夜間に中途覚醒をしてしまう人は、おそらくこのレム睡眠時に眠りが浅くなって覚醒してしまっています。

林材新聞「夜間多尿の消失」という感想

この新聞記事は、医療従事者の方々のご協力をいただいて、精油分を損なわない低温乾燥装置経由の高樹齢杉材(=【百年杉】)の床の寝室を2週間体感してもらうという実験の結果を、東京ガスの関連設計・建築業者さんの前で発表した業界紙の記事です。
見出しにもありますが、ご高齢の方々から「夜間多尿の消失」という感想を多く頂戴しました。しかも、体感実験期間中のみだそうです。

それではどうして…【百年杉】の床の寝室にした2週間だけは朝までぐっすりで…
その前後はまた夜中に何度も目覚めてしまうようなことがおきたのでしょうか。

それは、やはり吸引する酸素量が関係しているのではないでしょうか。
吸引する酸素が少ないので眠りが浅く、それでなくても眠りが浅い「レム睡眠」時にどうしても覚醒してしまう。
けれども【百年杉】の床材があった2週間は鼻孔全開で、体内や脳に大量の酸素が送り込まれるすから、眠りが深くなって「レム睡眠」時にも覚醒しなかったのではないでしょうか。

もちろん眠りの深い「ノンレム睡眠」時も、より深い睡眠になりますから「疲れがとれる眠りになった」という感想にも符合します。

ちなみに最近では、0歳児の睡眠障害もあるようです。
0歳~3歳児のレム睡眠時に中途覚醒がひんぱんに起きることによって(レム睡眠が不足することによる)脳の創造・発達の遅れがあるとしたらとても悲しい事です。

ある意味、脳は生涯発達するとも言えますが、0歳~3歳までの急激な脳の発達期に必要とされる、大量のレム睡眠が可能な時期を失うことはとてつもなく大きい。

先人の経験学問の言葉である「三つ子の魂百まで」「寝る子は育つ」は正しいばかりか、重要なことをママやパパに教えてくれているのです。

神経伝達物質

脳には数百億の神経細胞がありますが、これらはシナプスという接合装置を介してネットワークを作り、脳が働くための情報を伝達しています。         
この未完の脳がいわゆるスタートラインにたつまでに、およそ妊娠期間+3年かかります。
0歳~3歳はそれらの土台作りの重要な期間ですので、脳を創るレム睡眠の割合がたくさんあります。しかし「現代住宅の屋内空気の質」によってレム睡眠の途中で覚醒してしまい、脳が創られない状況がおきているとしたら…

また、0歳~3歳は眠りの浅いレム睡眠が多いということは、当たり前に目覚めやすいとも言えますので、それなりの眠りやすさや目覚めにくさへの配慮も必要になってきます。

そしてさらには誰もが好んでなりたくはない認知症。
2017年6月に放映されたNHKスペシャルでもわたしたちは「寝だめ食いだめ」はできませんから…
睡眠負債が続く状況下では、認知症の懸念や子どもたちの成長に対してのリスクがあることが放送されていました。

わたしたちは疲れたから眠るのではなく脳の創造と維持の為に眠るのです。

わたしたちは加齢とともに右肩下がりにドンドン眠れなくなっていって、脳の創造と維持機能が衰えていき、その結果さらに眠れなくなっていって天に召されます。

このグラフをみてください。
わたしたちの人生は、まさしく眠れなっていく道程とも言えるのです。
あなたが去年よりも先月よりも…いや先週よりも眠れなくなっている気がする…というのはまったく正しいのです。
それなのに「【百年杉】で眠れるようになった!…眠りが深くなった!」という感想をたくさんいただいてきたのはなぜでしょう?

受精時から死に至るまで1日に占めるレム睡眠とノンレム睡眠の割合

そう、みなさん実は「もっと眠れる」年齢であり体力・知力を有しているのに、現代「住」環境がもたらす酸素不足の状況が長期化することによって、何割減なのかわかりませんが、本来得られるはずの「眠りの質」まで到達できていなかったのでしょう。
おそらく。

そうでもなければ、科学的にも、年齢が進行したのに、ビニルの寝室→【百年杉】の寝室になることによって、睡眠状況が改善されるとは考えられません。
眠った時間ではなく中身の違い、「質」の違い。
同じ7時間寝たとしても、酸素吸引量が増えていますから眠った時間ではなく、質が高くなっていることが考えられます。
そう考えますと「疲れがとれる眠りになった」という感想にも合致します。
同じ杉でも【百年杉】という「杉の質」の違いが「眠りの質」の違いを生むのです。

検証5

睡眠時の吸引酸素不足によって眠りが浅くなり、レム睡眠時の覚醒による脳の創造機会の消失や、ノンレム睡眠時の脳機能維持能力の低下をもたらしてはいないだろうか。

痛みの軽減といった個人の感想

それでは冒頭の第3項の「痛みの軽減」の検証にまいりましょう。

痛みの軽減

「起床時のノドの痛みやいがらっぽさの消失」
「ひざ痛の消失・緩和」
「花粉症の軽減」

冒頭の起床時のノドや鼻の爽快さ…というのは、おそらく鼻呼吸ができるようになった、もしくは深くできるようになったことによる影響と考えられます。

“いびき”をかくとか…歯ぎしりをするとか…睡眠時の鼻呼吸が浅いと、補助的にどうしても口でも呼吸してしまいますからね。
そうなると口は乾きがちになって起床時には不快感があるでしょう。

睡眠時にしっかりと鼻呼吸できていれば、口内の湿潤さは保たれているでしょうしね。
わたしたちの口内に存在する菌は湿潤な状況を好みます。
前述の口腔乾燥症(ドライマウス)の人たちは、どうしても菌の質量ともに劣ります。
そうなるとウイルスの侵入時に戦ってくれる菌が少なく、病気になりやすくなります。
こういった菌~ウイルスと病気になりづらい…という点も、まるで波紋のように広がっていく【百年杉】による恩恵ともいえます。

ちなみに脳は高温に弱いので、体温より低い体外の空気を脳の近くの鼻から吸引して脳を冷やし、体内で温まった使用済みのCO2は脳に遠い口から吐く、という呼吸法はまるで空冷エンジンのように理にかなった論理なのです。
鼻呼吸とは重要な行為なのです。

そしてその次の「ひざ痛の消失・緩和」

痛みとは炎症ですから、いわゆる血の巡りが良くなった…ですとか…
酸素は血液を通じて全身に届けられます。呼吸が浅く酸素不足状態の慢性化ということは、身体中のあらゆる部位に届けられる酸素量が少ないということになります。身体中のあらゆる部位が腹ペコ状態だったのが、【百年杉】による吸入酸素量の増加で満腹状態になったとも言えますから、炎症症状の自覚の緩和というのもありそうな話です。

実際によくある話としましては…
50歳代…60歳代以降の加齢による慢性的な肩や膝の痛みが軽減したという話が多い。
これらは長きに渡って駆使してきた結果ですから、程度の差はあっても誰にでもある「症状」でしょう。それでも【百年杉】によって緩和されたとおっしゃる人が多い。

考えてみれば、酸素とは内臓だけでなく、すべての細胞が必要としている物質です。

脳が酸素を食べる

まず脳の主食は酸素です(吸引した酸素の2割は脳が吸収)。
そして酸素は、脳だけではなく体内全ての部位が必要としている物質です。
慢性的な空気の流入制限状態が継続しますと、「どこが?」ではなく、体内全ての部位の能力の開花や維持に問題が生じることが予想されます。

例えば血圧は、高くても低くても良好な状態ではありません。

血管を土木工事に例えるなら増水時には瞬時に川幅を拡張し水深を深くする工事をして水流を一定に保って、渇水時には瞬時に川幅を狭く水深を浅くする工事をして水流を保つ…
ということが求められ続けます。

わたしたちの血流は行動…メンタル…季節…絶えず変化し続けます。
…その度の血管の拡張と収縮の連続対応。
そんなスーパーな調整を、本来のわたしたちの身体はできるのです。
しかし、慢性的な酸素不足によってそれらの対応に支障が出ているのだとしたら…

酸素の吸引量が少ないために、身体中の各所が常に「腹ペコ」な状態では、血管の拡張と収縮という血圧維持活動に限らず、すべての部位の能力発揮と維持に問題が生じるかもしれません。酸素不足とは、それほどすそ野が広い問題なのです。

そう考えてみれば「花粉症の軽減」という感想もありましたが、酸素不足解消によってあらゆる項目の地力アップが為されたのであれば、花粉症の症状の軽減ということも不思議ではありません。

【百年杉】が効くというより、【百年杉】が身近にあることによって、酸素の吸引量が増えて、本来可能であった多種多様な地力を取り戻したということでしょうか。

2002年の日韓W杯の際、イングランドのベッカム選手が、骨折を早く治すために、空気中の酸素量が2倍も存在するカプセルに入って治癒のスピードアップを狙っていました。いわゆるベッカムカプセルです。

行き過ぎた効率化による現代慣行建築が、酸素不足状態という、まるで「逆ベッカムカプセル」のような治癒しづらい「住まいの空気」を作ってしまっているとしたら… 悲しい事です。

検証6

慢性的な吸引酸素量の減少が続けば、どこに影響があるというより身体中のすべての部位に影響があると考えられる。脳、内臓、血管、細胞…すべてである。どこに決定的なというより全ての能力などが100%の状態を発揮できずに(どの程度の能力値ダウンなのかはこれからの研究結果が待たれるが)、数割減などの状態であるのかもしれない。

空気の察知能力

そして最後の感想です。第4項の「空気の察知能力」です。

空気の察知能力

  • 「商業施設などの空気を醜悪と感じるようになった」
  • 「化粧や香水などの“香害”に以前より反応するようになった」

これは、呼吸が深くなったことが直接の原因でしょう。

「鼻孔が広がり呼吸が深くなることの常態化」
       ↓     ↓
「今までは気づかなかった醜悪な空気の質に気づく」

という図式です。

たとえばホームセンターですとか、多くがポリエステル合板でできている大規模家具店舗…靴屋さん…など、大量の化学物質を含む素材が置いてある場所。
そして、電車の隣の方の香水や隣の住宅の衣類柔軟剤の香り…など、化学物質をたくさん含む空気に対して、今まで「気づかなかった」モノが「気づいて不快に感じる」とおっしゃっています。

これらは一見、不都合な要因にも思えますが、どうなんでしょうか。
考えてみましょう。

前述の睡眠時間と年齢のグラフがありましたが、あれと同じような姿になるモノがあと2つあるはずです。
一生右肩下がりの減り続けるモノです。

睡眠・体温・免疫力です。

体温と免疫力の関連性は多くの先生方が言及されていますからそれらをご覧になってください。

この3つはおそらく一生下がり続けます。
もちろん多少免疫力が下がっても、若いうちはまだまだ地力がありますからメチャクチャな「衣食住」であっても、眠れなくてもなんとかなっているのですが、その年齢なりの自分の“いのち”の地力の把握や、自分の“いのち”を太くしてくれる「衣食住」と削る「衣食住」の察知能力がないと、病魔はそこを狙ってきます。

先輩のイメージ

お年を召した先輩方が…
「頭の毛は薄くなるんだけど、体毛は濃くなるし、鼻毛も伸びるのが早くなるんだよ。
お前らも歳をとればわかるよ。」とおっしゃっていましたが、加齢による免疫力の低下は、若いうちはなんとかなったモノも歳をとれば致命傷になりかねません。
だから、体毛を伸ばして体温低下を補って、鼻毛を伸ばして少しでもウイスル侵入を防いで…という恒常性維持活動なのでしょう。 
                
空気察知能力も加齢とともに鋭敏になる印象があります。設計をされている女性にも多い。
「自然系の設計士さんに女性が多いのは自分がそういう空気でなければ現場にいられないからなのよ…」と話してくれた女性設計士の方がいらっしゃいました。

これも、やはり下がりゆく免疫力を考慮した恒常性維持活動なのでしょう。
心身にマイナスな空気により早く気づくようになって、ダメージを受ける空気の場所にいる時間を短く、行く回数を減らすように…
空気察知能力を鋭敏にして補っているのでしょうね。

そう考えてみますと…
今までは感じなかったが、より醜悪な空気がわかるようになった…という感想は、自らの“いのち”を守る価値観…物差しを取り戻し、より高感度なレーダーが搭載されたという事だと考えられます。

「醜悪な空気を察してダメージを感じる」ということは、一見マイナス要因に感じますが、実は呼吸が深くなることによって危険察知能力が向上したという、身体にはプラスの状態なのです。

検証7

【百年杉】とのお付き合いも長くなり、呼吸が深くなることが継続していくと、今までは感じていなかった「空気の違い」が認識できるようになる感想をいただくが、一見ダメージが増えてマイナス要因のようにも思えるが、良くない空気の場所に行く時間を短くして回数を減らすという危険察知能力の向上である。やはり長い目で見れば“いのち”を守る価値観を取り戻したとも言えるようである。

10年間の最後に…

これらが「【百年杉】の10年間」で得た、弊社の経験の大きな基軸です。
もちろん他にもたくさんあるのですが、大きなものとしてまとめてみました。

PC、スマホ、スーパーの食品トレー、筆記用具…プリンター…家具…

化学物質は安価ですから、ありとあらゆる製品・商品に使用されています。
新聞のインクもそうですし、化学物質は毎日毎日「住まい」に入ってくる物質なのです。
ドンドン押し寄せてきます。

それなのに…
現代の慣行建築は、完成した際には許容量オーバーどころか天井・壁・床・風呂…全てが、数十年かけて揮発性化学物質を放出し続ける素材でできています。そして生活をしていれば化学物質は増えていきます。

化学物質は良者か悪者か?という議論というより…
その安価な利便性もなかなか手放せないのが現状なのですが…
その素材ひとつひとつは微弱な揮発性化学物質であっても、さすがにぜんぶまるごとでは脳も身構えてしまいます。

住まいの中での化学物質総量を考えるべきなのです。

生活しているうえで、これからもその未来において化学物質はドンドン入ってくるのですから、その分「住まいの素材」での化学物質量を減らす…ですとか化学物質浄化機能がもっとも高いと思われる【百年杉】を取り入れるとか…
そういう具体策が必要だと思うのです。

弊社代表 加藤政実の講演風景

最後に印象的な話をひとつ…

弊社代表 加藤政実の講演を聞いたある方が家を建て替えました。
「杉が良い」と思ったので工務店に依頼したのですが、予算が無いとかで…
樹齢が若く乾燥温度も高い、香りのあまりしない杉の床になってしまい、壁はビニルクロスになってしまいました。
けれども、その方はちょうど発売されたばかりの弊社の【百年杉】ベッド、「眠れる森のSUGI」【こぐち】を発注しました。

【百年杉】ベッド「眠れる森のSUGI」【こぐち】

その方は月一で高名なカイロプラクティックの先生の施術を受けているらしいのですが…
「おや、どうしたの…とっても眠れているんじゃなくって…? とてもコンディションがいいわ。」と先生に言われたそうです…。

【百年杉】ベッドによる様々なうれしい感想を頂戴し続けていますが、その方の寝室には新品のビニルクロスが貼ってあって、化学物質は大量に存在し続けているのです。呼吸が深くなることによって揮発性化学物質もたくさん吸い込んでいるはずなのに身体の具合は良いと言う…

もちろんお部屋の中に化学物質は少ない方がいいに決まっていますが、どうやらそれらの除去よりも、脳が求めている【百年杉】をお部屋に招いて、先に酸素吸引量を増やす方が得策なのです。

10年という経験から、まずは慢性的な酸素不足の解消だと考えています。
【百年杉】を身近に置いて、「呼吸の深い」生活にしませんか。

酸素吸入量の図

有限会社 加藤木材
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TEL 04-2957-9444(月~土 9:00~17:00)