『百年杉』の専門会社 加藤木材

WHY(なぜ)に対する【百年杉】の答え

まず【百年杉】を約10年間に渡って専門的に扱ってきた弊社としての
【百年杉】と人間が接し続けることによる
人間の生理的リアクション…いわゆる生物活性についての見解を述べてみたい。

「病気の原因と、この成立の過程を明らかにすることは、医学にとって大変重要な課題である。それによって正確な診断法と適切な予防・治療法を確立できるからである。しかし、医学が問い続けてきたことは、主にどのようにして(HOW)ヒトは病気になるのかであって、なぜ(WHY)という問いへの答えでは無かった。なぜという問いかけへの答えは仮説になってしまうことが多く、医学はむしろ避けてきたとすら言える。」

とは京都大学総長を務められた医学博士 井村裕夫先生が著書「ひとはなぜ病気になるのか」(岩波書店)で記述されている一節です。

わたしたちは木のプロとして…
植物のかわりの無い素晴らしさを認識する植物人として
以降、恐れずにWHYへの見解を述べさせていただきたい。

数千年前の人類誕生以前の霊長類であった段階で
わたしたちの祖先は多湿な森の濃厚な香りの樹上の生き物でありました。
そして、約700万年前には気候変動によって大森林が減りサバンナが増えていって
霊長類の中で弱い個体であったのか…先祖は樹上より大地に追いやられます。
これが人類と霊長類(チンパンジー)の分岐です。

もし?わたしたち人類共通のプログラミングとして
「追いやられてしまって」失ってしまった…
かつての多湿な森の木々の濃厚な香りを含む空気を求めることが
遺伝子レベルにてすり込まれているとすれば
以降記していく多くの経験との、つじつまが合ってきます。

空気を吸い込む

いわゆる恒常性維持機能を司る脳の視床下部は「原始の脳」と呼ばれていて
人類以前の霊長類の段階からあったと考えられている部位です。

言わば「脳が求める空気」

個々の好みではなく、70億人の人類すべての脳が共通に求める空気が
人類誕生以前の、かつての樹上にいた生き物である際に毎日吸引していたであろう
多湿な森に共通する濃厚な木々の香りを含む空気であるとすれば

日本人のみならず、外国人の方々の支持を含めて
【百年杉】の香りの支持率97%という数字(本項以降に別掲)にも納得です。

そしてまたフィールドワークをしていても、どこの林産地にも共通する「多湿な場所には杉を植えよ。」の口伝をご披露するまでもなく、多湿な森の恵みである「杉の香り」は人類共通の脳が求める空気なのではないだろうか。

また逆に脳はどんな空気を危険な空気と判断するのかと考えてみれば
もともとこの地球上に存在しない物質が含まれている空気…
人類が作り出してしまった揮発性化学物質を未確認物質入りの空気として、要注意の空気と判断。鼻の穴の奥の上咽頭(じょういんとう)を狭めて化学物質の吸引を防ぐ為のリアクションをとっているとすればどうだろう。

【百年杉】により多数いただき続けてきたお客様よりのご感想。
「いびきの消失や軽減」を、それ以外のロジックで説明するのは困難では無いだろうか。

数字で検証してみても、わが国の住宅の内装仕上げ材のビニルクロスのシェア90%(イケダコーポレーション資料より)という現状では、国民全体として酸素吸引量不足の状態が続いてしまっているのではないだろうか。

副鼻腔炎 300万人
口腔乾燥症(マウスドライ)800万人~3000万人

というこの国の状況は
HOW(どのようにして?)と考えていくと…

●上咽頭が塞がっている狭窄(きょうさく)状態が続いて
鼻呼吸困難で口呼吸を頻繁にすることによって
口内の乾燥状態が継続して、ウイルスの侵入を防いでくれる
口内の常在菌の質量が劣ることによって病気になりやすくなること。

●上咽頭が狭まって、鼻奥がグズグズしていて
酸素吸引量が慢性的に不足しているような睡眠状態では
こどもたちの脳の成長や発達に影響。
また、わたしたちの脳の維持にも問題が生じる可能性がある。
ということになるのでしょうが…

WHY(なぜ?)この国では、これだけの人々が酸素吸引量不足になっているのか?
との問いに対しての答えを探る方が求められているように思うのだがいかがであろう。

「屋内の空気の質」によって
酸素吸引量が大きく変わって、われわれの未来が大きく変わっているのでは…

ということである。

以降、「【百年杉】の10年間の検証」として、細かく掘り下げていきますが
【百年杉】が身近にあることによって
「睡眠の質があがった。」などの多くの症状改善の個人の感想は

酸素吸引量が増えたことによる事なのではと考えることは
WHY(なぜ?)の問いに対して、至極自然なことであるように思うのです。

酸素を摂取するということは
酸化や老化が進行することでもあるのですが
この星は植物の星であり、植物が放出し続ける酸素を体内に取り入れて
エネルギーに変えられる生き物しか生きていけないのです。

そしてまた脳の主食は酸素であって
脳は体内吸引の約20%の酸素を吸収する酸素食いの大食漢です。
酸素吸引量不足によって、子どもたちの脳を含む成長が阻まれて
わたしたちの脳の維持にまで悪影響があると考えると深刻にならざるを得ません。

脳が酸素を食べる

 

 

脳の発達と維持には睡眠が重要であることはすでに知られていますが
「質の高い睡眠」とは酸素吸引量が豊富な睡眠であるはずです。

どんなに素晴らしいヨガのプログラムを学んでも…
上咽頭を大きく広げて、睡眠時の呼吸を深くすることは困難でしょう。

またわたしたちの身体を車に例えるなら
どれだけ質の高い食事(ガソリン)をとり続けても…
3000ccの排気量を前提としたボディなのに
1500ccしか機能していない車のような状態でしょうから
運転時の不都合はありとあらゆる場面に現れるでしょうからね。
「住」による不都合を「食」によって挽回することも困難なはずです。

やはり屋内の建築素材を脳が恐れるビニルクロスの空気から
脳が求める【百年杉】の空気に変えることしか方法はないと考えるのですが
いかがであろう。

また、慢性的な酸素吸引量の不足はいったい何のリスクがあるのか?に関しましても
本項の後半にて別掲いたしますが
ほぼありとあらゆる病気になりやすく、治りづらいと言っても過言では無いので
ここにその一言を付け加えさせていただきます。

よくいただく感想

わたしたちは10年以上に渡って【百年杉】を専門的に扱ってきました。
時には医療従事者の方々の尊いお力をいただいて
体感実験などもさせていただきました。

 

 

主に床材を【百年杉】床材である「尾鷲香杉」にすることと
ベッドを【百年杉】ベッドである「眠れる森のSUGI」にすることによるお客様の「個人の感想」の検証を「【百年杉】の約10年間の検証」として以下にまとめてみました。

長文ですが、お読みいただいて
みなさまの未来の幸せの到達度を引き上げることのお役に立てればうれしいです。

これまで、実に多くのお客さまにたくさんの感想を頂戴してきました。

  1. 睡眠時の“いびきの消失・軽減”
  2. 睡眠状況の改善
    • 「眠れるようになった」「夜中に起きなくなった」
    • 「朝までぐっすり」
    • 「疲れがとれる眠りになった」
  3. 痛みの軽減
    • 「寝起きのノドの痛みやいがらっぽさの消失」
    • 「ひざ痛の消失・緩和」
    • 「花粉症の軽減」
  4. 空気の察知能力
    1年程度経過後の感想としましては…
  • 「商業施設などの空気を醜悪と感じるようになった」
  • 「化粧や香水などの“香害”に以前より反応するようになった」

(すべて複数回答あった「個人の感想」を記しています)

というのが「よくいただく感想」になります。

(【百年杉】ベッド「眠れる森のSUGIのご感想です)

まず“いびきの消失と軽減”ですが、2~3人ならいざ知らず、100人を超える方々より同じ感想をいただくとなると、そういう結果に至った理由を突き止めたくなります。
以降、これら「【百年杉】の10年間」を検証していきます。

いつもより痛くない!目覚めスッキリ!なんかいろんなイヤな匂いがする

(【百年杉】リフォームのお客さまのご感想文です)

恒常性維持機能(ホメオスタシス)の一環による上咽頭(じょういんとう)狭窄(きょうさく)と開放

恒常性維持機能(ホメオスタシス)とは、生物において、その内部環境を一定に保ち続けようとする傾向のことです。
一般的にはホメオスタシスの三角形の図のように、互いが作用しあって内部環境維持の仕組みを作っていると理解されています。

ホメオスタシスの三角形の図

そう言ってしまうと難しく感じますが、恒常性維持機能の身近な具体例をあげますと…

  • 夏季~冬季に外気温に左右されずに体温を一定に保つこと
  • 血圧や血糖値を一定に保つこと
  • 呼吸が浅くなって酸素が不足した際にあくびをして酸素を強制的に脳に届けること。

などです。
ようは、私たちが意識~選択して行動したものではない体内での活動です。

 

 

鼻の奥は上咽頭(じょういんとう)という場所になります。ここはわたしたちの意志では広げたり狭めたりすることは不可能な場所です。恒常性維持機能の司令塔である視床下部からも下垂体をはさんでほど近い場所にあります

これら恒常性維持機能(ホメオスタシス)の司令塔は「脳」です。

脳の「視床下部」がつかさどっています。

しかし、実によくできた仕組みである恒常性維持機能なのですが、自らの身体なのに

わたしたち自身が、この「脳からの指令」を感じとることもできないし、それらの「指令」を止めるどころか、「さじ加減」をアジャストすることもできない・・・

という特徴があります。まるで、わたしたちが貝殻で、視床下部が自由に動ける「やどかり」かのような仕組みでもあるのです。

さて、ここからは仮説なのですが、これだけの方々が【百年杉】が身近にあることによって“いびきの消失・軽減”の感想を持つということは・・・ 鼻の奥にある、気道ルートの入り口である上咽頭(じょういんとう)が、常日頃閉じ気味=狭窄(きょうさく)状態だったが、【百年杉】の香りによって大きく開いたと考えるのはどうでしょうか。

というか…それ以外の理解はとても難しいと言わざるを得ません。

そう考えた場合、いったいどこがそんな「指令」を出したのでしょうか?

そう…やはり脳の視床下部でしょう。視床下部が恒常性維持機能の一環として「指令」を出したとしか考えにくいですし、図で示したように視床下部上咽頭は下垂体をはさんで極めてほど近い場所にありますしね。

実際にわたしたちの意識下による「指令」では「深呼吸」という強制的な呼吸行動の指令や鼻の穴を広げることはできても、上咽頭(じょういんとう)の開閉という指令は出せません。

しかし…

空気のキレイな地方から東京に引越してきたら、鼻毛が伸びるのが早くなった

ということはよく聞く話ですし…
これらのことが、恒常性維持機能(ホメオスタシス)の一環であるのであれば
脳の指令による上咽頭(じょういんとう)の開閉も充分に考えられることではないでしょうか。

そして前述したように、脳の視床下部による恒常性維持機能(ホメオスタシス)の「指令」をわたしたちは感じる事もできないし(もっともイチイチ感じていてはうるさくて、メンタルがもたなくなりそうだから、わからなくしているのでしょうが・・・)止める事もアジャストすることもできないのである。

ですからこの仮説が事実だとして、そこになかなか気づけない状況が続いても、まったく不思議ではないどころか、
むしろ当然のことのように思えるのです。

エアポケットになっている視床下部と上咽頭(じょういんとう)との関係

脳の視床下部は、人間になる前の段階からすでに存在していたと考えられており、「原始の脳」と呼ばれる場所です。「食欲」と「性欲」という「種の継続」に極めて重要な中枢でもある「原始の脳」なのです。

また、様々な鼻奥の不都合な症状の原因は、慢性的な上咽頭の炎症である慢性上咽頭炎によるものが多いとの指摘も最近はあるのですが、耳鼻咽喉科や内科で受診しても「異常なし」の診断だったり、対蹠的な痰(たん)対策の薬の処方にとどまって、症状は一向に改善されずにやがて治すことをあきらめるヒトも多いようです。これらの上咽頭がつまる…炎症を起こす・・・という点については、なんと医学部の学生時代に学ぶ機会は無く、医学の教科書にも載っていないというので、ビックリな話なのですが、耳鼻咽喉科医の先生にもさほど関心がもたれていないのが現状のようです。

まさにエアポケット・・・。こんな話ってあるのですね。

医学は不都合な症状の原因としてのHow(どのようにして?)を探求し続けて症状の解消を目指すのですが・・・Why(なぜ?)という発想による探求は「推論」になりやすいので敬遠しがちです。もしこのまま、わたしたちの吸引空気の専用通路である上咽頭(じょういんとう)が閉ざされ続けることによるリスクを見逃し続けるのであれば、その影響は大きいと考えざるを得ません。

鼻の奥は上咽頭(じょういんとう)という場所になります。脳の視床下部からもほど近い場所にあります。

わが国のもともとの「住まい」は木であり、紙や土でできていましたが、現代住宅においてはもっと安価で均一な人造物があるので、素材のほとんどは化学物質でできています。東京都内のタワーマンションの最上階を2億円以上だして購入しても、もはや木は1本も無いに等しい。

化学物質の建築素材のうち、最も使用面積の多い素材が壁や天井に使われているビニルクロスです。

わが国の実に約90%の壁仕上げ材はビニルクロスだそうです。ドイツでは80%が紙のクロスですので、いかにわが国が突出した「塩化ビニル壁紙住まい大国」なのかが、おわかりいただけると思います。

普通のお家でも250㎡くらいは平気であるでしょうからね。

15メートル四方で15m×15m=225㎡

15m四方ですから、まぁそれくらいはありますよね。
もう寝室だろうがトイレだろうが、どこにいってもビニルクロスからは逃げられない。
・・・まさにビニルハウスに9割の日本人が住んでいます。

塩化ビニルはもともと堅い物質なのですが、可塑剤(かそざい)という添加物をいれて柔らかくして、しなやかに張れるようにしています。この可塑剤が約20年程度かけて揮発し続けます。夏はたくさん…冬はちょこっと・・・長期に渡って揮発し続けます。

可塑剤の沸点は300度を超えるから安心ですよと言う建築業界人もいますが、水の沸点は100℃なのに、100℃にならなくても揮発して、「たらいの水」は減り続けますよね。同じことです。これらの製品はF★★★★といって「ただちに健康に害は無い」扱いで使用制限の無い素材なのですが。この「ただちに健康に害は無い」というあたりがまさに化学物質の真骨頂なのではないでしょうか。「四谷怪談」もそうですが、お岩さんもただちに死んでいれば、毒殺として捜査は開始されたのでしょうが、徐々にむしばまれていく・・・というのが化学物質の怖さであり完全犯罪なのです。

わが国では、これら可塑剤の揮発性化学物質は毒性が無いとの判断をしていますが、それらの判断も数十年単位のウルトラ長期に渡る吸引というあたりが正確に反映されているとは考えづらいですし、可塑剤に含まれるジオクチルフタレートは生殖に異常をきたす環境ホルモンであると指摘する先生方もいて、脳の視床下部には性欲をつかさどる中枢が存在しますので、視床下部がいかにも恐れ・・・嫌いそうな空気とも言えるわけです。

脳の視床下部が我が国のビニルクロスの可塑剤の揮発性化学物質入りの空気を「微弱な毒ガス」と判断して、上咽頭を狭める=狭窄(きょうさく)指令を出し続けてダメージを少なくしようとしていたが、【百年杉】の香り入りの空気を心身にプラスと判断。上咽頭を大きく開かせる指令を出して、その空気の大量吸引を狙った結果が、多数のお客様から頂戴した「いびきの消失・軽減」という「個人の感想」の「結果」につながったのでは・・・。

というのが【百年杉】を専門的に扱う10年の経験によって、得るに至ったわたしたちの「推論」です。お読みの皆さんはいかがお考えでしょうか。この「推論」の立証はもちろん簡単では無いでしょうし、またそれらのエビデンスを得るとなると、それはもはやわたしたちの任務を超えた領域です。

弊社にお越しくださった方にきっかけをお聞きすると
「こどものアトピーをきっかけに調べ出して・・・“食べ物”だけでない部分を調べていたら加藤さんのHPに・・・」というあたりが実によくうかがう話です。
「食の質」はたしかに重要。そしてそれに気づいた段階で「食の質」を変えればいい。

しかし「住まいの素材の選択」が例えば35年ローンであるのなら
実に「食材の35年分の事前発注」のような行為なのです。変えるのが実に困難です。
みなさんは、そういう覚悟をもって「住まいの(空気を決定づける)素材選択」をされていますでしょうか。

一昔前まではアスベストも自然素材で、安価で理想的な素材だともてはやされていました。一度しかない人生・・・「わかって」からでは遅すぎるのです。洋の東西を問わずに無害性のみならず有用性についても経験的に認識~共有されている素材は木材と漆喰(しっくい)くらいのものです。ライフが極めて長い「住まいの素材」は超!保守的に慎重に選択したいものです。

わたしたちは人生の実に9割を屋内で過ごし
半分を自宅で…そして1/3を寝室で過ごします。

「空気の質」によって、わたしたちの未来の幸せの到達度が大きく変わることはないのでしょうか。

 

検証1:脳は恒常性維持機能(ホメオスタシス)の一環として、現代住宅内に存在する微弱な揮発性化学物質の吸引を拒み、上咽頭(じょういんとう)閉塞の指令を出し続けていたのが、【百年杉】の香り入り(=精油分=エッセンシャルオイル)の空気を心身にプラスと判断。上咽頭(じょういんとう)全開の指令を出したのではないだろうか。そうであれば一夜にして“いびきの消失・軽減”も理解できる。

 

脳が拒む空気とは…毒まんじゅうはしのいでも毒ガスイチコロのからだの仕組み

上咽頭が狭くなることが脳の判断だとしたら
なぜ?脳の視床下部は微弱な揮発性化学物質入りの空気をそれほどまでに嫌がるのでしょう?
違う角度からも考えてみました。

わたしたちが外部から体内に物質を取りいれる経路は大きく分けて2つあります。
まず日に三度食する「経口(食道)ルート」。いわゆる「食」ですね。
そしてもうひとつは「空気」の吸引ルートである「気道ルート」。

わたしたちの身体は水さえあれば2日くらい食べなくても大丈夫ですが、空気は10分も無ければ身体はもちません。その他に皮膚からの「呼吸」や物質の吸収という経皮吸収があって、これらも実は重要なのですが、それらは別の項目でお話ししますね。ここでは大きく分けて「食」と「呼吸」のふたつを考えてみましょう。

わたしたちの身体の「吸収ルート」を勉強しつづけていきますと

「毒まんじゅうでも、すぐに死なないのに毒ガスイチコロの人間の身体の仕組み」を知ります。

肝臓の存在じたいもそうですが、わたしたちの身体はまるで毒性物質の誤飲食を前提にできているかのような、七重八重(ななえやえ)のセーフティネットが構築されています。経口吸収されてから、いったんストックされる胃の位置は、口からほど近いので指を突っ込めば逆流させて排出可能ですし、「吐き気」というオートマチックなリバース作業も可能です。また肝臓という門番は有害物質の害を少なくしたり…時には無害な物質に作り変えたりしてくれるなんともスーパーな活躍ぶりです。

脳は極端に空気中の化学物質の存在とその吸引を恐れているのではないか。毒水飲んでも助かるが、毒ガスイチコロの人の身体の仕組み

そして経口吸収された物質は9割方排泄可能ですので、とにかくわたしたちの身体は「うっかりよくないモノをたべてしまうだろうから、それでもすぐに死なないような仕組みにしておこう」という進化をとげてきたかのような印象です。まさに万全の備え。

それに対して、気道ルートにおいての肺は、肝臓と比較すればまったく頼りない・・・異物除去程度の機能しか発揮できずに、体内に取り入れられた空気中の酸素は肺を通り抜けると血液を通して心臓・・・脳・・・といった柔肌のような重要な部位を通って全身を駆け巡ります。

わたしたちの血管のすべてをあわせるとその長さは全長10万キロ(驚)という地球2周半もの長さになるのですが、血液が全身を一回りする時間はなんとわずか1分(驚異)なのです。たった1分で地球2周半の距離ですからね。まさに毒ガスが体内に侵入してしまえばイチコロの身体の仕組みなのです。

 

これだけ空気中のやっかいな物質に対して弱い身体の仕組みでは、脳が現代住宅の揮発性化学物質を微弱な毒ガスと判断しているとしても不思議では無いように思えてきます。

さらに勉強していくと、いわゆる「五感」とは、自らを守る為の各種のセンサーなのですが、これらのすべてはママのお腹の中で備わってからわたしたちは生まれます。(それらのセンサーが無ければ生き残れないから…)

一番最初に身につくのはなんと「嗅覚」なのです。

もっとも弱く…危険な分野のセンサーを最も早く備えるのでしょうから、こういったあたりにもやはり「毒ガスイチコロ」の身体の仕組みが現れているようにも思えます。ちなみに赤ちゃんや幼児が「苦み」を嫌がるのは、毒性物質の誤飲食時に吐き出す為ですので、やはり「食」ルートは万全の備えなのです。

 

実際に飲食物の質に関するジャッジは、わたしたち自身が判断していますよね。

脳は間違いを犯しがちな、わたしたちの選択を信じていなくて…
飲食物はわたしたち任せだから、これだけ幾重もの安全装置を設定しているのかもしれませんね。

 

検証2:脳は毒性物質の誤飲食を前提にできているかのような、わたしたちの身体の仕組みと比較して、あまりにも無防備な吸引酸素の経路を考えて、空気中の化学物質の存在を恐れているのではないだろうか。

 

脳が求める空気とは「木の香」ではないだろうか…

これまでは脳が化学物質入りの空気を恐れ…嫌がる理由を考えてきましたが
こんどは逆に、なぜ【百年杉】の香りがするお部屋では
その空気の吸引を心身のプラスと判断したかのように・・・
上咽頭(じょういんとう)を全開にする指令を出したのでしょうか?
こちら側から考えてみましょう。

この地球ができたのは約46億年前。
そして最初の生命誕生まで実に8億年ものブランクがあります。
これはオゾン層の形成を待たなければ紫外線が強過ぎた事と、もうひとつは毒ガス渦巻く大気だったからです。

やはりこの地球上のすべての生き物は「毒ガスが無くなってから産まれた生き物」であって
「毒ガスを想定した身体の仕組み」にはなっていないのです。
どうやらそこは、この星の生き物の共通のウイークポイントなのです。

そして約38億年前に植物のような最初の生命が海に誕生して
その生物が酸素を創り出して・・・

それがやがてオゾン層となって紫外線がカットされて、陸上でも「生きていける環境」になって・・・

最初の生命誕生から33億年かけてようやく生命は大地に上陸します。
約5億年前のことです。ですからこの地球上の生き物は「酸素」という…吸引すると「酸化」して「老化」が進む「劇薬」の性質を持つ物質をエネルギー源にしなければ生きていけない宿命なのです。

約3億5千万年前になると、大森林が発生。
地球の気候は安定して、森ができて多様な生命が誕生していきます。
2億3千万年前になると恐竜が誕生して、この地球上の支配者となります。

しかし、恐竜は約6500万年前に絶滅して
それと入れ替わるように霊長類と哺乳類が誕生します。

そして約700万年前。
チンパンジーやオランウータンのような樹上の生き物であった霊長類が分岐して
その後(のち)に、ヒトに進化する生き物は樹木から草原に下りるのです。

これまでの話の主役である「脳の視床下部」は
ヒトの前段階の樹上の霊長類の頃から存在していたと考えられている「原始の脳」と呼ばれる部位であること、
「食欲と性欲」という「種の継続」に関する重要な中枢をつかさどる働きに関しましてはすでに記しました。
そう・・・このころからすでに機能していたと考えられているのです。

 

そして、ここでもうひとつ考え直したいのは
チンパンジーと人類になる霊長類の分岐です。

この頃、気候が変動して大森林が次第に減っていって、サバンナ化した場所が多くなったようなのです。
そう…活動エリアにて樹木が減っていって…
樹上の霊長類の一部は、必然的に追い出されてサバンナに降りて生きていかざるを得なくなった…

それが人類の祖先だったのです。
これら追い出された側の「人類の弱さ」についてはすぐに後述いたします。

そして約30年前に人類はアフリカに誕生します。
ヒトのような生き物は他にもたくさんいたのですが、ホモサピエンスたる人類のみが生き残ったのです。

それらの大きな要因としては「知性」があげられます。

腕力に勝る同様な生き物は途絶えたのに人類には知性があった。
そして最近の定説ではそれだけでなく

「人類の弱さこそが知性や協力や道具などの更なるイノベーションを産み出して生き残ってきた」

のではと考えられています。「弱さ」こそが「知性」の源だったのです。

その後、約5万年前になると人類はアフリカから世界中に散らばって移動を始めます。
そして世界中の各地に住み着いて現在に至ります。

 

わたしたちはこれらの人類の誕生を以下のように考えてみました。

森のエリアが減っていって、樹上の霊長類のうち、弱き個体=人類の祖先は樹上を追い出されてしまいます。
ほんとうは樹上の生き物のままでいたかったのに・・・弱き個体=人類の祖先は追い出されてしまうのです。

追い出される前、樹上にいたころに常に感じていた木の香り・・・植物精油を含む空気の質を
人類が求め続けるように遺伝子レベルで継承され続けてきたと考える事は自然な流れに感じませんか。
「原始の脳」たる脳の視床下部が現代においてもそれを求め続けているとしても、なんら違和感の無い話ではないでしょうか。

なにしろ樹上の「木々の香りの空気」から追い出された生き物の末裔なのですから…。

そして5万年前の人類の大移動。

これも、アフリカ大陸ではもはや木々をふんだんに感じられる環境を得られないという状況を感じ取り、「森を求めての旅」だったと考えるとどうでしょう。そうしますと、人類は木や森の空気を求めるように遺伝子レベルでプログラミングされているかのような生き物なのかもしれません。

以前、ソーシャル&エコマガジン「ソトコト」さんの応援をいただき、ロハスデザイン大賞新宿御苑展に出展した際に、【百年杉】の香りの好き嫌いアンケートを実施したところ、500名を超える方々にお答えいただきましたが・・・

支持率はなんと97%(驚異)【百年杉】の香りアンケート

もちろんこの世には支持率97%の香水は存在しませんので、やはり遺伝子レベルでつながっているのでしょうか・・・
このスーパー支持率=驚異的なヒトと【百年杉】との結びつきを改めて感じていただけますでしょうか。

さらに東京周辺でイベントに出続けていますから20か国以上の外国人の方々とも触れ合う機会を得ましたが【百年杉】の香りを嫌うヒトは極めて少ないどころか、ほとんどの外国人は「good smell(イイ香りね)!」とおっしゃるのです。

でも考えてみれば、「木が嫌いなヒト」ってそうはいませんよね。そんな素材もそうは無いはず。

やはり「個人の好みや嗜好」を超越した部分において
わたしたちは「木の香」を求め続ける生き物なのかもしれません。

「香る木」が無いからアロマテラピー

杉は多湿の森の恵みです
多湿な夏季のある日本の中でも特に湿度のこもりがちな森に植える木が杉です。

欧州の木にほとんど香りが無いのは湿度が足りないからでしょう

それが証拠に欧州のヒトに【百年杉】を渡しても誰も鼻に持っていかない…。
やはり彼らには「香る木」という発想が無いし、ましてや遺伝子レベルでの継承は無いのでしょうね。

木の香りが好きな子供しかし日本人の、この写真の小学生は弊社の「こぐち棒」をプレゼントされて12月の寒風吹く屋外で3秒後には、その心地よい香りを感じて…自らこのような嗅覚ベストポジションをとっています。(”やらせ”ではありませんよ 自発的な行動でした)

イベント時でも、多くの日本人は【百年杉】の木片を鼻に持っていきます。
家に帰ってもそんな香る木が無いはずのこどもたちのそれらの所作を見るたびに
わたしたちは「やはり日本人は遺伝子レベルで…」との感を持つのです。

 

この世の生き物は
多湿な土地の生き物は「生命力が強く、されど個体数が少なく」
乾燥地の生き物は「生命力は弱いのだが、個体数はたくさん存在する」

という法則があるように思います。

我が国の多湿の夏季は虫だって増えますよね。多種の生き物が生息するということは、それだけ多種多様な生き物からのプレッシャーを受け続ける訳です。そして多湿とは豪雨…暴風…虫…紫外線…もうありとあらゆる環境の変化に対応しなければ生き残れませんので、それらのプレッシャーをものともしない強い生命力が必要になりますし、それらが宿った生き物だけが数は少ないのですが生き残るのです。

乾燥した安定した気候の生き物は環境要因の変化に乏しいので、負荷がかかることが少ないので安定して多数の個体数を得る事が可能なのですが、負荷がかからない分“いのち”の力は弱くなるのは必然です。

植物のちからは精油分(=エッセンシャルオイル)に比例しますので「香りに比例」と言ってもいいでしょう。

多くの欧州人が身近に存在しない【百年杉】の香りを「良い香り」と言ってくださるのは、700万年前~30万年前の多湿のアフリカの香る樹木を求め続けてきたホモサピエンスの名残りと考えるのは過ぎた考えでしょうか。

個体数
(乾燥地と多湿地の”いのち”の種類と個体数のイメージ図)

植物を感じられる空気を潜在的に求めることは
ホモサピエンスとして視床下部にプログラミングされた本能が欲し続けた
「木の香を求める欲望」だったのですが…

花のいのちは短く
どの木材にも香りが無いので「木の香」の欲望を得られなかった欧州人は
この問題に人類に備わった「知性」をもって対処しました。まさに「世界の賢者」たる欧州人の凄さです。

彼らは植物精油の沸点という点に気づいて
いったん揮発させてから冷却凝固させて精油を抽出する方法を編み出しました。

それがアロマテラピーです。これぞ人類の知性たる決定版ですね。
けれどもこの「知性」を有するが故の考えである

「最小の行動で最大の効果を狙う」=抽出という作業は「もろ刃の剣」のはずです。
まさにその「抽出」という発想は「薬の製法」であり「薬=毒」ということです。

ようは薬の定義である

「薬効ある物質は必ず他の部位に毒性を発揮してしまう」

ということにつながるのです。

 

(例)コカの葉を炭鉱夫が噛んでも依存度は低いのに、コカインとしてその麻酔・興奮剤としての成分のみを抽出して使用してしまうと極めて依存度の高い麻薬となる。ようは自然界に存在するパッケージであれば毒にならずに、副作用無く「植物の恩恵」を持続して得られるのだが、抽出して最大の効果を狙うと他に新たな問題発生ということになるのです。

 

それでもわたしたちはアロマテラピーを否定しません。ある意味仕方のないことです。
「欲しくてたまらなかったのに無かったから創り出した」…というのはまったく理解できますし、わたしたちも欧州で生まれていればそうしたと思うのです。

それでは多湿の土地の木はどうでしょう。
欧州とは真逆の多湿な森の恵みも、極端に熱帯雨林まで多湿な土地になってしまうと、パワフルな植物精油が豊富な木は多種類あるのですが、今度は1種の個体数が極端に少なくなりますから、それらの「香る木」を人間社会に活用するために伐採すると、今度は数が不足してせっかくのパワフルウッドに絶滅の恐れがでてきてしまいます。

 

(例)人類は、ギターの音色にイイという理由だけで、ブラジリアンローズウッドという木を、「あっ!」という間に絶滅させた前科を持つ。

 

そう…もともと多湿の森の“いのち“は木々だけでなくすべてが多種であるのですが、1種の個体数が極めて少ない。

環境NGOが年中リリースしているように熱帯雨林の不法伐採によって数十種の動植物が絶滅したというニュースは、もともと数百羽しかいないインコや昆虫などが絶滅してしまっている訳で、同じ面積を欧州で伐採しても、おそらくただの1種の”いのち“も絶滅しまい。北の海も同様…サケやニシンなど種類は少ないのですが、1種に実に多数の個体数がいますよね。おそらくこれはこの地球上の”いのち“の種類と個体数に関する法則でしょうね。

話を元に戻しましょう。ホモサピエンスがもともと求めていた空気が、多湿な森の「木々の香り」が含まれる空気だとして、それを実現する為に、さらに新たな副作用無き注意を働かせれば、抽出せずに自然界に存在する状況下で植物の恩恵をいただくということに留意しなければなりませんから

これは具体的には「香る木」を「住まい」に使う事ということになります。それが唯一の方法なはずです。

しかし、あまりにも多湿な土地過ぎても「香る木」の種類は多種あるのだけど
数が少なくてすぐに絶滅しちゃうし。
乾燥した土地では香りの無い=恩恵の少ない…害の無い素材の域をでない木しか育たない…。うまくいかないですよね。

それでは「梅雨があって雪が降る土地の木」なら
香りのあるパワフルウッドが多種あって
なおかつ絶滅を心配しなくてもいいくらい多数にあるということになりそうですよね。

そう…そんな高性能な植物が多種多数存在する「植物の楽園」のような土地は
地球広しと言えども北海道を除く日本列島くらいのものなのです。

よくこの地球が「奇跡の星」という言い方をされますが
この国は「奇跡の植物の島」なのです。

ホモサピエンスが潜在的に求める香りであって
自然界に存在する副作用無き「天然アロマ」として「香る木」を使って
その香りの質までデザインできるデザイナーやクリエイターはこの地球上で日本人だけなのです。

そんな植物恩恵大国の我が国において「ビニルクロスの壁紙90%」とか
「ビニルクロスのお部屋でアロマ…」というのがいかに滑稽なことであるのかが
お分かりいただけるでしょうか。

まさしく「木を見て森を見ず。」

もちろん、アロマテラピーを否定している訳ではありませんよ。前述いたしましたが、欧州人はそうせざるを得なかったことはまったく理解できるのです。そして「抽出」というリスクを冒さずにその恩恵をいただけるこの国の奇跡の環境要因に感謝しているのです。

そう考えますと「適材適所」なる語源も
わが国では植物より派生した言葉になっています。

 

(例)衣服を置く場所にはクスを使えば、その香りで、虫が忌避行動をとるので衣服が虫に喰われない。虫も人間生活には必要である。「殺す」のではなく、住み分ける為の知恵。宝物の保存収蔵庫である正倉院にはネズミが嫌う香りのヒノキを使うことによって、宝物をネズミから守ろう。そして宝物自体はすべて【百年杉】~200年杉の唐櫃(からびつ)という箱に入れて、干乾びさせずにコンディションを永久に保てる木の箱に入れておこう。

 

…このような多種多様な植物精油=香りの活用方法が「適材適所」の語源なのです。それに対して英語の適材適所はright placeですからね。やはり高性能植物が無いから、そういう知識や知恵にもならないから「言葉」さえも無いのです。

この項の最後に植物精油に関する人間の生理的反応に関しましても
いくつか記しておきます。これが結構、重要なことだったりします。

樹木の植物精油に関しましては、わたしたちの専門の木材の精油=「材油」と葉っぱの精油=「葉油」とに分かれますが、その精油の量は圧倒的に「葉油」の方が多い。杉であれば10倍くらい違うという結果を見たことがあります。けれどもその精油成分の中身はまったく同じなのだそうです。ですから前述の欧州の精油抽出も、もちろん「葉油」からの抽出になります。「材油」からじゃ、図体は重くて大きいのに、精油がちょっぴり…なのですから誰もやるはずがありません。軽くて精油たっぷりの葉っぱからとる方がラクチン。

しかし人間の植物精油に関する生理的反応は大量の植物精油を「刺激的」と感じて、微弱な量の植物精油だと「鎮静的」と、とらえるそうなのです。まったく同じ成分の植物精油でもヒトの生理的反応は共通にそう感じるらしいのです。

面白いですよね。
杉の香りは鎮静的とか…桧の香りは覚醒的とか…
そういった植物の香りには多種多様な働きがあるのですが

それとは別にヒトには大量の精油を「刺激的」。微弱な精油を「鎮静的」ととらえる生理的反応があるのだそうです。

「刺激的」ということは=毎日は不要。たまにあればOK…ということで
「鎮静的」というのは=毎日でもOK。ほぼいつでもウェルカムでしょうから

植物精油を求めるホモサピエンスも、精油がありさえすればいい…という単純なものではないようのです。
その質はもちろんのこと、その量にもわたしたちの生理的リアクションは関係してくるのです。

まさに「質量」

デジタルは「AorB」という「比較」に関しては優秀なのですが
Aの質…Bの質…という点には不得意です。そう…まさにヒトでしか判断できない領域。

やはりますます「抽出」という方法での大量の植物精油は刺激的な「薬」(=毒にもなり得る)という感じになりそうです。そうやって身体が「刺激的」に身構えてしまわないように、その大量の抽出精油を薄めて使用する…となりますと、そうせずに最初から(葉油に比較して)ヒトの身体に受け入れやすい「鎮静的」な微弱な「材油」である木材の精油を「住まい」に取り入れての植物とヒトとの接点が最もストレートなやり方でしょうから、欧州では「無かった」から仕方なかったのでしょうが、わが国での抽出精油の活用は、やはりずいぶんな回り道の感を持ちます。

よく「【百年杉】の香りはどれくらい持つのですか?」と聞かれるのですが
屋内使用ではおそらく数百年単位の半永久的な長さでしょう。

もちろん抽出精油はそこまで持ちませんしね。

わざわざ大量の精油を抽出して、それだと多過ぎでヒトは食傷気味になるから、薄めて使用するけど、長持ちしないのですが、床や壁や家具に日本の木を使えば、ちょうど心地よく感じるくらいの精油の量で半永久的に効果が持続ですからね。

そうなんです。…欧州のヒトには【百年杉】不在にてその発想さえも不可能でも
この「奇跡の島」の住人にのみ可能なことがあります。

「ご自宅に求めるものが“安らぎ”であるのなら鎮静効果のある香りを持つ”杉”を使う事。また葉油と比較すれば微弱な木材の材油なのですが、ヒトの身体はそれくらいの精油量を好適ととらえ鎮静的に感じるので、それら材油の中では抜群の大量の精油分保有量の濃厚な【百年杉】をご自宅に使用すること」

というあたりが、もっともわたしたちの生理的反応の効果も高く(=いただいてきたありがたい「個人の感想」に直結)、資源も浪費しない方法のように考えるのです。

この「奇跡の植物の島」でご自宅を建てるのに
杉を使わない…
香りの少ない若い杉や、安価な製造法の代償として、香りのほぼ無い高温乾燥の杉を使うだなんて…
杉を使う意味が無いようなもですし

ましてやビニルクロスが9割だなんて…
その結果、眠れないとか… はぁ~(ため息)…。

まったく我が国の現代建築は何を考えているのでしょうね。
「鎮静効果の杉の香り」というサイエンスは後述いたします。

参考文献:出展「植物の香りと生物活性」谷田貝光克 著 フレグランスジャーナル社

 

「吸引酸素不足の弊害を具体的に考える

情報が交差…リンクしますので…情報はタテとヨコのみではなくナナメもありますので
どうしても”行きつ戻りつ”の記述になってしまうのですが
冒頭の【百年杉】の約10年間の「お客様の声」としていただき続けてきた
「いびきの消失・軽減」に関してのWhy(なぜ)を様々な角度から検証してきましたが、

「いびきの消失・軽減」=吸引酸素量の増加でしょうから

ここではお客様が【百年杉】を得る前の段階の、酸素吸引不足のリスクについて考えてみましょう。

吸引酸素不足についての調査はさすがにありませんが
睡眠時無酸素症候群(SAS)のヒトと「いびきがひどいヒト」のリスクの数値は国内外の多数の大学や研究機関で発表されていますのでそれを別表にまとめましたが、こうやって見てみますと…

「吸引酸素不足で何に影響?」というより見てもらえればわかるように…
「すべてに影響です!」と答えることが正解であるように、ありとあらゆるリスクが増すのです。

酸素吸引不足のヒトはありとあらゆる病気になりやすくなるのは事実ではないでしょうか。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の方はあきらかに病気の方々ですので
そこまでいかなくても…それでも上咽頭(じょういんとう)が常に狭まって
酸素吸引量が少ないと思われる「鼻呼吸ができなかったり」、「いびきをかくような睡眠」をしている方々は
これらSASの方々の数値の何%引きのリスクなのかは不明ですが
上記のようなリスクに関しまして、それ相応に存在すると考えることは自然なことです。
そう考えて、未来の幸せの到達点を引き上げていただきたいです。

何に悪いというより、そのすべてに悪影響を及ぼすのが酸素吸引量不足であるはずです。

昼間の頑張りに対して睡眠時に体内の約37兆個の細胞にねぎらいとして
血液を通して酸素を届けて使用済みのCO2を排出すること=ガス交換。
そしてそれらの際に、内臓などの活動を「止めて」しまっては、わたしたちが死んでしまいますので…極めて死に近い状態の副交感神経優位の状態での深いガス交換=呼吸する睡眠が望ましいのですが、睡眠時の吸引酸素の不足は、心拍数を上げて、身体中が欲してやまない吸引酸素量を増やそうとしますから、寝ていてもまるで運動しているかのような状態ですからね。心臓には大きな負担になりますから、各種のリスクは飛躍的に上昇します。

そうやって調べていくと…

睡眠時無呼吸症候群のヒトは300万人~500万人。
鼻呼吸が困難な副鼻腔炎のヒトは300万人
鼻で呼吸できないから口で呼吸しますから
口腔乾燥症(マウスドライ)のヒトはなんと800万人~3000万人。

これらに重複はあるのでしょうが
この国ではのべ3800万人ものヒトが何らかの理由によって吸引酸素量が不足しているようなのです。

これらの「結果」に対してのWhy(なぜ?)への探求を続けるのが弊社であり
その理由を「住まいの空気の質」という環境要因として掘り下げ続けています。

ビニルクロス9割という我が国の現状の寝室が「-50ポイント」
そこにリフォームして【百年杉】というホモサピエンスが求め続けてきた「+50ポイント」の素材がやってきて、一晩で合計「100ポイント増!」になって一夜でいびきが消失・軽減。
そう考える以外になかなか説明がつかないのです。

 

上咽頭(じょういんとう)を塞いでいる場合では無いのです。
一刻も早く【百年杉】によって、上咽頭(じょういんとう)を大きく開かせるべきなのです。

80歳から上咽頭(じょういんとう)を開かせるのですか?
60歳からですか?
40歳からですか?
0歳?!…いやご懐妊前からはじめる方がイイに決まってますよね。

ビニルクロスなどの化学物質によって塞ぎがちな上咽頭を【百年杉】によって
早めに大きく開放することが、どうやら未来の幸せの到達点を大きく引き上げることにつながるのではないでしょうか。

 

 

杉の香りのサイエンス

「人類は森の中にいる状態のような空気を求め続けているのではないだろうか」との話を様々な角度から検証してきましたが、それらの推論とは別に「ヒトと杉の香に関する生理的活性」についての科学的な裏付けを考えてみましょう。わたしたちはもちろんこれらの「杉とヒトとのサイエンス」も勉強し続けてきましたから、これらの内容を受けてのこれまでの話となるのですが、ここでは前述のわたしたちの話とは一線を画して、その科学的な話のみを記述することといたします。

 

●杉の香りの中にはセドロールというヒトにとっての鎮静効果物質が含まれている(京都大学)。

●木はどれもその能力を有しますが、喘息(ぜんそく)の主因とされている二酸化窒素の除去固定化という「空気浄化能力」に関しても(浄化能力2位グループの桧の約6倍という)他樹種を大きくしのぐダントツの性能を有している。※1

●杉の香りの吸引によるマウス実験によると、たった10分の杉の香りの吸引であっても副交感神経の弛緩に関しては杉の香り無し時の約3倍。さらには、交感神経の抑制値も約2倍増の効果が認められている。※2

杉の香りの吸引によるマウス実験

こうやって杉の素晴らしさに関する科学の裏付けを挙げていきますと「ご自宅の住まいの空気」に求めるものが「汚染と興奮」ではなく、「浄化と鎮静」であるのなら「住まいに木」は絶対条件であり、サイエンスの数値的にも「樹種は杉」というのは、実に理にかなった選択です。

交感神経と副交感神経は「月(副交感神経)と太陽(交感神経)」のように、どちらも重要で1:1の比率が理想的であり
多少の差がついても1:1.5くらいまでにしないと不調につながります。

一般的に交感神経が高くなり過ぎて、副交感神経が極端に低い状態においてヒトは病気になりやすくなります。
その逆の副交感神経が極端に高く、交感神経が低い場合はうつ病などの傾向が強くなります。

そして…いわゆる自律神経失調症とは公式な病名ではありませんが、それらの身体の不調時のほとんどは交感神経ばかりで副交感神経がほとんど発揮されていない5:1や5:0のような状況がほとんどのようです。

現代人のこれらの状況はテクノロジーの発達による、すき間無き効率化最優先の行動・工程や電磁波の影響もあるのかもしれませんが、特に副交感神経の発揮が極端に少なく自律神経失調状態や眠れないヒトが多数であって、その反動が一気に来た状態のうつ病という現代人の自律神経のバランスの悪さについてはこれを機会にご認識いただきまして、そうなってしまわないようにご留意いただきたいです。

不調になってから、治す方法の検索ではなく、不都合になる前に現代人が陥っている状況を理解するということです。

 

上図は森林総合研究所さんにお願いして、「木材の香りとヒトの生理的反応」に関する資料をいただいたものです。

前述のマウスと違ってヒトの生理的リアクションのサイエンスです。わが国の代表的な香る針葉樹3種の香りに関するわたしたちの反応です。

総じて「木の香」の吸引による反応は「求めている」からか…反応は鎮静的ではあるものの
やはり杉の突出的な鎮静効果が見てとれます。

ヒバの5割増し。桧との比較では2倍くらいと読み取れます。

そして桧はやはりシャキッと覚醒効果が杉とは逆に高い樹種ですよね。
これはこれで、そのありがたい特性を生かしたデザインをしたいものです。

「副交感神経≒杉であり、交感神経≒桧」というのも覚えといて損は無い適材適所でしょうね。

 

このようなサイエンスの裏付けが「脳が【百年杉】の香りを求めている」裏付け資料と考える事はできないでしょうか。

キレイな空気には木。
そして鎮静的な副交感神経優位の落ち着いた住まいがお望みであれば樹種は杉。

ここまではサイエンスの裏付けがあります。

そして現代住宅のほとんどにおいてご自宅に杉が使われていませんので、この国の直近の数百年において、お殿様から庶民まで住まいに杉が身近にあったのにと考えますと…
自律神経のバランスと維持が困難な現代人は「住まいの環境要因」としては符合するのです。

さらに加筆するなら、
数少ない機会において使われている現代の杉の床材も樹齢60年程度の香りの少ない杉を、さらに50℃を超えるような香り成分の源である精油分=エッセンシャルオイルが揮発して消失してしまうような温度下で乾燥させるような、まるで電子レンジ使用調理のような製造方法をしている杉材が、多数どころか過半数を大きく上回る状況ですからね。

それではせっかく杉が住まいにあっても…香りがしない杉では
上記のようなサイエンスの効果も無いでしょうしね。

でも杉が悪い訳ではない。

経験的には、杉の香りが豊かになって、わたしたちの自律神経のバランスを助けてくれるような香りを有するまでには
最低限の樹齢80年程度かかるように思います。あと20年くらい待ってもらえれば…黒帯になるのに…

杉の香りによって、長らくこの国のヒトたちの自律神経のバランスはとれてきたのに…
いまのこの国は香りの少ない杉が多いので、なかなか用をなさない。

香りの濃厚さが空気浄化や鎮静効果の目安になると言ってもいいでしょうから
香りの濃厚さは樹齢に比例しますので【百年杉】。

脳が【百年杉】を求める理由とサイエンスは近づいてきているのです。
「なぜ脳が【百年杉】の香りを望んでいるのか」の裏付けとなる科学的な要因の証明は増えてきていると言ってもいいのではないでしょうか。

樹齢50年の香りの違いをご体感ください
※1:「森を育て快適で健康な住まいを創る」資料中の「針葉樹及び広葉樹のNO2浄化能力の比較」
京都大学 総合生存学館 川井秀一教授 2015年
※2:「樹木香気成分の吸入による神経・生理に及ぼす効果」資料 岐阜大学応用生物化学部応用生物過程分子生命 科学コース 光永徹教授 2015年

検証3:「なぜ?脳が【百年杉】の香りを求めているのか」の裏づけとなる科学的な要因は増えてきている。

 

 

脳が求める空気と脳が拒む空気とは

 

こうやって考えてきますと脳は…
杉は杉でもより濃厚な香りを有する高樹齢杉材=【百年杉】の香りを求めていることが見えてきましたが、いったいどういう空気を望んで吸引して、どういう空気の吸引を拒むのでしょうか。

2014年に掲載されたマンガ「美味しんぼ」の「福島の真実編」の中で主人公が鼻血を出す描写が描かれていて、ちょっとした騒動になったことがありました。その際に大手新聞社の記事の中に実際に福島第一原発で働いている人のコメントが載っていたのですが…「自分も含めて鼻血を出した人なんて見たこともないし聞いたこともない!だけど…作業員みんな鼻毛と耳毛の伸び方が尋常じゃないんだよね。」という記事を読んでビックリしたことがありました。

脳の視床下部は頭蓋骨の中にありますから身体のまわりに存在する放射性物質の存在を察知できないはずです。
それではどこが?…おそらく…というかその場所は外界との境に存在する皮膚しか考えられません。皮膚が探知して脳に報告、脳がその侵入を少しでも防ぐ為に、フィルター代わりになる鼻毛・耳毛のフル増産を恒常性維持機能(ホメオスタシス)の為に命じていると考えれば推論ではあるものの話の流れは不自然ではありません。

でもなぜ?わたしたちが自覚できない放射性物質を、皮膚は察知して脳に報告できたのでしょうか?

最新の科学によると、皮膚は単なる包装紙ではなく、感じ、判断することが分かってきています。
脳の視床下部は「原始的な脳」と言われ、人間の祖先である生き物にも存在していたと言われていますから、ひょっとしたら700万年前…いやそれ以上前…ヒトになる前の進化の過程から、自然界に存在する物質の判別を積み重ねてきて…

「水銀は危険」とか…そういうデータを積み重ねて継承してきたのかもしれません。
そして「?」という今までの継承データに無い新たな物質。
放射性物質のような人間が作りだした…もともと地球上に存在しなかった新たな化学物質を察知した時には、脳は自動的に疑うようになっていて…その吸引を防ぐような恒常性維持機能が働いて鼻毛がフル増産されたと考えれば、話の筋道も通ってきます。

今まで無害だった何百万年分の物質は、脳の視床下部にリストとして蓄積されていてそれ以外の新種はとりあえず保証できないから、リスト外の物質が入った空気の吸引を最小限にする動作を、恒常性維持の為に作動させるということです。

皮膚も視床下部も空気中の物質にセシウム137が含まれているとの認識まではできないものの、「安全物質リストに無いので防ぐ」という行動でしょうか。

そう考えますと、現代社会は累計5万種以上の化学物質が使用されていて工業用途だけでも年間300種類程度増えていますので、それらの化学物質が含まれる空気を、視床下部は「不明だから危険かもしれない」という判断のもと、上咽頭(じょういんとう)閉塞や鼻毛増産の恒常性維持を命じているのかもしれません。

どうやら…空気清浄機だけでは、脳が根源的に望む空気の製造はできそうにないのです。

屋内に木の香りがする環境でなければ
上咽頭(じょういんとう)は閉塞状態が続いて、吸引する酸素が少ない状態=体内の全細胞に届ける酸素が慢性的に不足…が続くということです。そして木の香りの質を考えれば、ご自宅には覚醒の香りの桧よりも鎮静的な香りの杉が有効であるはずです。

また自然界に存在する空気であって、わたしたちが不快に思う空気とは「魚臭い」などの言葉もそうですが、自分自身の汗臭さも含めた、生き物の匂いではないでしょうか。

そしてそれを「不快」に思うという「五感」によって
身を守ってきた…。山で熊さんと出会わないように…とかね。

生き物にとって他の生き物の存在は常に危険です。
なにしろ、自分の汗臭ささえも嫌がるのですから「生き物の匂いを嫌う」という定規を持つことによって
安全な環境の確保に役立てようと積み重ねてきたのでしょうね。

そして、そこの「五感」としての「生き物の匂い」を嫌う仕組みを利用して
「自らの匂い」へのコンプレックスのツボを刺激し続けて
「汗臭い=ダメなヒト」とばかりに、それを消臭するかのような「香りビジネス」が全盛の我が国は
はやくも、それらの「香りビジネス=香害」のような、新たな被害者を産み出していることは加筆しておきたい。

参考文献:「皮膚は考える」 傳田光洋著 岩波書店

※3 実際に弊社代表の加藤政実の講演後の名刺交換の際に、歯科医の方がいらっしゃって、昨今の子どもたちは鼻呼吸できない子がとても多く、歯の治療が困難だとのお話をされていたそうです。

 

検証4:恒常性維持活動をつかさどる、脳の視床下部が最も好む空気は植物の精油入りの空気ではないだろうか。そして逆に用心して吸引を拒むのは、今まで地球上に存在しなかった新たな人造化学物質ではないだろうか。

 

脳が求める空気とは

睡眠時の酸素不足によって眠れないこと…

「寝ずに勉強…お仕事」を美徳ととらえる考えもいまだに多いわが国では、眠れないことがどれほど人生に悪影響を与えているのか…を理解していないヒトが多い印象を持ちます。とても残念なことです。「眠れない」ことはすべての不都合な症状の導火線のようなモノです。

「眠れない」状態はまるで借金のように膨れ上がり「睡眠負債」となって、認知症にまでつながっていきます。(2017年6月 NHKスペシャルより)ハリ治療ではたいていのヒトはポカポカと体温が上がってきます。針の施術によって、眠っていた細胞が動き出して副交感神経が優位になって体温が上昇して治療効果もあがるのですが、睡眠不足のヒトは体温も上がらずに治療の効果も上がらないそうです。そう…お気づきの通り睡眠不足のヒトはどんな医学的治療を受けても効果は半減なのだそうです。それくらい「眠れない」ということは極めて優先順位を高くすべき最重要な改善ポイントなのです。

【百年杉】の10年間の「よくある感想」の第2項でご紹介した…

睡眠状況の改善

「眠れるようになった」
「夜中に起きなくなった」
「朝までぐっすり」
「疲れがとれる眠りになった」…という点を考察してみましょう。

夜中に何度も起きてしまう中途覚醒。どこで覚醒してしまっているのかと考えると、おそらくは眠りの浅い「レム睡眠」時です。

わたしたちの眠りは、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」が交互に朝まで4回くらいやってきます。

脳の創造と記憶の再構成などをしていると考えられる「レム睡眠」は、眠りの浅いことが難点。逆に「ノンレム睡眠」は深い眠りで、脳機能維持・補給のための睡眠です。

 

「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」

 

【百年杉】によって深く眠れるようになった…という多くの「個人の感想」は、上咽頭(じょういんとう)がつまり気味の状態であった為、吸引酸素量が不足意味の睡眠になって、眠りの浅い状態のレム睡眠時に目が覚めてしまっていた睡眠だったのが、上咽頭の開放による「吸引酸素量の増加」(=というより、本来可能な酸素吸引量を取り戻した…というのが正しい表現か…)によって、夜中に起きなくなって…さらには酸素を以前より大量に体内の細胞に、くまなく届けられるような睡眠になったので、眠った時間ではなく、言わば「質の高い睡眠」になったことによって、「朝までぐっすり」や「疲れがとれる睡眠になった」との感想につながったのでは…と考えることに無理は無いように思うのです。

 

林材新聞「夜間多尿の消失」という感想
(2010年4月5日林材新聞より)

 

この新聞記事は、医療従事者の方々のご協力をいただいて、2010年に精油分を損なわない低温乾燥装置経由の高樹齢杉材(=【百年杉】)の床の寝室を2週間体感してもらうという実験の結果を、東京ガスの関連設計・建築業者さんの前で発表した業界紙の記事です。

見出しにもありますが、ご高齢の方々から「夜間多尿の消失」という感想を多く頂戴しました。しかも、体感実験期間中のみだそうです。

このように…【百年杉】の床の寝室にした2週間だけは朝までぐっすりで…
その前後は夜中に何度も目覚めてしまうようなことがおきたのでした。

睡眠時に吸引する酸素量が増える(本来可能である量に戻る)ということは、「酸素食いの大食漢」である脳にも大量の酸素が送り込まれるということですからね。「睡眠負債が認知症につながる」とは真逆の良い結果を期待したくなりますよね。

疲れたから「眠る」というだけでなく、「眠る」という行為は「脳の創造と維持の為の行為」でもあります。
ですから「眠れない」ということは「脳の創造と維持に支障をきたす方向性の問題」であるということなのです。

ちなみに最近では、0歳児の睡眠障害もあるようです。
0歳~3歳児のレム睡眠時に中途覚醒がひんぱんに起きることによって(レム睡眠が不足することによる)脳の創造・発達の遅れがあるとしたらとても悲しい事です。

ある意味、脳は生涯発達するとも言えますが、0歳~3歳までの急激な脳の発達期に必要とされる、大量のレム睡眠が可能な時期を失うことはとてつもなく大きい。

先人の経験学問の言葉である「三つ子の魂百まで」「寝る子は育つ」は正しいばかりか、重要なことをママやパパに教えてくれているのです。

神経伝達物質

脳には数百億の神経細胞がありますが、これらはシナプスという接合装置を介してネットワークを作り、脳が働くための情報を伝達しています。この未完の脳がいわゆるスタートラインにたつまでに、およそ妊娠期間+3年かかります。わたしたちに3歳以前の記憶が無いのは、このように脳のフォーマットが未完成だったからです。

0歳~3歳はそれらの土台作りの重要な期間ですので、脳を創るレム睡眠の割合がたくさんあります。しかし「現代住宅の屋内空気の質」によってレム睡眠の途中で覚醒してしまい、脳が創られない状況がおきているとしたらとても悲しいことです。別グラフを見てもお分かりのように残念ながら、この国のこどもたちは世界一眠れていない状況なのです。

 

 

赤ちゃん(3歳以下)の1日の総睡眠時間の国際比較

国名を見れば、一般的に文明的にはわが国より未達と考えられる国々の子の方が眠れているのがわかります。

計算してみましょう。ニュージーランドの子と比較して
日/1時間40分も睡眠が少ない日本の子は3歳までの間で…

365日×3年×1.66時間=1817時間もニュージーランドの子よりも眠れていない状況で

前述のグラフを参考にして、脳を創るレム睡眠が3歳までの期間に1/3を占めるとすれば…

1817時間÷3=生れてから脳のフォーマット形成の重要な3歳までの期間において

ニュージーランドの子よりも605時間も
脳を創る睡眠が足りないということなのです。

わが国はその9割の住宅がビニルクロスのお部屋である点は前述いたしました。

また一般的にこどもの体重当たりの呼吸量は大人の2倍です。
これは脳の急速な発達期であり、脳は発達の為に大量の酸素が必要になるからでしょう。

それなのに「お部屋の空気の質」が悪いために、必要な酸素量が吸引できないことによって、睡眠時に覚醒してしまって
脳の創造が遅れる…ということが起こっているとしたら、改善の為の具体策は「お部屋の空気の質」を変えるということしかないように思えます。いくら「質の高い”食”」にこだわっても到達できまい。

そしてさらには誰もが好んでなりたくはない認知症。
2017年6月に放映されたNHKスペシャルでもわたしたちは「寝だめ食いだめ」はできませんから…
睡眠負債が続く状況下では、認知症の懸念や子どもたちの成長に対してのリスクがあることが放送されていました。

わたしたちは加齢とともに右肩下がりにドンドン眠れなくなっていって、脳の創造と維持機能が衰えていき、その結果さらに眠れなくなっていって天に召されます。

このグラフをみてください。
わたしたちの人生は、まさしく眠れなっていく道程とも言えるのです。
あなたが去年よりも先月よりも…いや先週よりも眠れなくなっている気がする…というのはまったく正しいのです。
それなのに「【百年杉】で眠れるようになった!…眠りが深くなった!」という感想をたくさんいただいてきたのはなぜでしょう?

受精時から死に至るまで1日に占めるレム睡眠とノンレム睡眠の割合

そう、みなさん実は、まだまだ「もっと眠れる」年齢であり体力・知力を有しているのに、現代「住」環境がもたらす酸素不足の状況が長期化することによって、何割減なのかわかりませんが、本来得られるはずの「眠りの質」まで到達できていなかったのではないでしょうか。

そうでもなければ、科学的にも、睡眠時間は死ぬまで右肩下がりなのですから、年齢が進行したのに、睡眠状況が改善されるとは考えにくいのです。ビニルクロスの寝室→【百年杉】の寝室になることによっての、これらが睡眠状況の改善に関する考察になります。

眠った時間ではなく中身の違い、「質」の違い。
同じ杉でも【百年杉】という「杉の質」の違いが「眠りの質」の違いを生んで
酸素吸引量が増えて「質の高い睡眠」になって「疲れがとれる眠りになった」という感想に帰結したのではないでしょうか。

検証5:睡眠時の吸引酸素不足によって眠りが浅くなり、レム睡眠時の覚醒による脳の創造や記憶の再構成の機会の消失や、ノンレム睡眠時の脳機能維持能力の低下をもたらしてはいないだろうか。

痛みの軽減といった個人の感想

それでは検証を続けましょう。第3項の「痛みの軽減」の検証にまいりましょう。

痛みの軽減

「起床時のノドの痛みやいがらっぽさの消失」
「ひざ痛の消失・緩和」
「花粉症の軽減」

起床時のノドや鼻の爽快さ…というのは、おそらく上咽頭が大きく開いて鼻呼吸ができるようになった、もしくは深くできるようになったことによる影響と考えられます。

“いびき”をかくとか…歯ぎしりをするとか…睡眠時の鼻呼吸が浅いと、補助的にどうしても口でも呼吸してしまいますからね。
そうなると口は乾きがちになって起床時には不快感があるでしょう。

睡眠時にしっかりと鼻呼吸できていれば、口内の湿潤さは保たれているでしょうしね。
わたしたちの口内に存在する菌は湿潤な状況を好みます。
前述の口腔乾燥症(ドライマウス)の人たちは、どうしても菌の質量ともに劣ります。
そうなるとウイルスの侵入時に戦ってくれる菌が少なく、病気になりやすくなります。
こういった菌~ウイルスと病気になりづらい…という点も、まるで波紋のように広がっていく【百年杉】による恩恵ともいえます。

ちなみに脳は高温に弱いので、体温より低い体外の空気を脳の近くの鼻から吸引して脳を冷やし、体内で温まった使用済みのCO2は脳に遠い口から吐く、という呼吸法はまるで空冷エンジンのように理にかなった論理なのです。
鼻呼吸とは重要な行為なのです。

そしてその次の「ひざ痛の消失・緩和」

痛みとは炎症ですから、いわゆる血の巡りが良くなった…ですとか…
酸素は血液を通じて全身に届けられます。呼吸が浅く酸素不足状態の慢性化ということは、身体中のあらゆる部位に届けられる酸素量が少ないということになります。身体中のあらゆる部位が腹ペコ状態だったのが、【百年杉】による吸入酸素量の増加で満腹状態になったとも言えますから、炎症症状の自覚の緩和というのもありそうな話です。

実際によくある話としましては…
50歳代…60歳代以降の加齢による慢性的な肩や膝の痛みが軽減したという話が多い。
これらは長きに渡って駆使してきた結果ですから、程度の差はあっても誰にでもある「症状」でしょう。それでも【百年杉】によって緩和されたとおっしゃる人が多い。

考えてみれば、酸素とは内臓だけでなく、すべての細胞が必要としている物質です。

脳が酸素を食べる

まず脳の主食は酸素です(吸引した酸素の2割は脳が吸収)。
そして酸素は、脳だけではなく体内全ての部位が必要としている物質です。
慢性的な空気の流入制限状態が継続しますと、「どこが?」ではなく、体内全ての部位の能力の開花や維持に問題が生じることが予想されます。

例えば血圧は、高くても低くても良好な状態ではありません。

血管を土木工事に例えるなら増水時には瞬時に川幅を拡張し水深を深くする工事をして水流を一定に保って、渇水時には瞬時に川幅を狭く水深を浅くする工事をして水流を保つ…
ということが求められ続けます。

わたしたちの血流は行動…メンタル…季節…絶えず変化し続けます。
…その度の血管の拡張と収縮の連続対応。
そんなスーパーな調整を、本来のわたしたちの身体はできるのです。
しかし、慢性的な酸素不足によってそれらの対応に支障が出ているのだとしたら…

酸素の吸引量が少ないために、身体中の各所が常に「腹ペコ」な状態では、血管の拡張と収縮という血圧維持活動に限らず、すべての部位の能力発揮と維持に問題が生じるかもしれません。酸素不足とは、それほどすそ野が広い問題なのです。

そう考えてみれば「花粉症の軽減」という感想もありましたが、酸素不足解消によってあらゆる項目の地力アップが為されたのであれば、花粉症の症状の軽減ということも不思議ではありません。

【百年杉】が効くというより、【百年杉】が身近にあることによって、酸素の吸引量が増えて、本来可能であった多種多様な地力を取り戻したということでしょうか。

2002年の日韓W杯の際、イングランドのベッカム選手が、骨折を早く治すために、空気中の酸素量が2倍も存在するカプセルに入って治癒のスピードアップを狙っていました。いわゆるベッカムカプセルです。

行き過ぎた効率化によるすべてが化学物質の現代慣行建築が、酸素不足状態という、まるで「逆ベッカムカプセル」のような治癒しづらい「住まいの空気」を作ってしまっているとしたら… 悲しい事です。

検証6:慢性的な吸引酸素量の減少が続けば、どこに影響があるというより身体中のすべての部位に影響があると考えられる。脳、内臓、血管、細胞…すべてである。どこに決定的なというより全ての能力などが100%の状態を発揮できずに(どの程度の能力値ダウンなのかはこれからの研究結果が待たれるが)、数割減などの状態であるのかもしれない。

空気の察知能力

そして最後の感想です。第4項の「空気の察知能力」です。

空気の察知能力

  • 「商業施設などの空気を醜悪と感じるようになった」
  • 「化粧や香水などの“香害”に以前より反応するようになった」

これは、呼吸が深くなったことが直接の原因でしょう。

「鼻孔が広がり呼吸が深くなることの常態化」
↓     ↓
「今までは気づかなかった醜悪な空気の質に気づく」

という図式です。

たとえばホームセンターですとか、多くがポリエステル合板でできている大規模家具店舗…靴屋さん…など、大量の化学物質を含む素材が置いてある場所。
そして、電車の隣の方の香水や隣の住宅の衣類柔軟剤の香り…など、化学物質をたくさん含む空気に対して、今まで「気づかなかった」モノが「気づいて不快に感じる」とおっしゃっています。

これらは一見、不都合な要因にも思えますが、どうなんでしょうか。
考えてみましょう。

前述の睡眠時間と年齢のグラフがありましたが、あれと同じような姿になるモノがあと2つあるはずです。
一生右肩下がりの減り続けるモノです。

睡眠・体温・免疫力です。

体温と免疫力の関連性は多くの先生方が言及されていますからそれらをご覧になってください。

この3つはおそらく一生下がり続けます。
もちろん多少免疫力が下がっても、若いうちはまだまだ地力がありますからメチャクチャな「衣食住」であっても、眠れなくてもなんとかなっているのですが、その年齢なりの自分の“いのち”の地力の把握や、自分の“いのち”を太くしてくれる「衣食住」と削る「衣食住」の察知能力がないと、病魔はそこを狙ってきます。

先輩のイメージ

お年を召した先輩方が…
「頭の毛は薄くなるんだけど、体毛は濃くなるし、鼻毛も伸びるのが早くなるんだよ。
お前らも歳をとればわかるよ。」とおっしゃっていましたが、加齢による免疫力の低下は、若いうちはなんとかなったモノも歳をとれば致命傷になりかねません。
だから、体毛を伸ばして体温低下を補って、鼻毛を伸ばして少しでもウイスル侵入を防いで…という恒常性維持機能なのでしょう。

空気察知能力も加齢とともに鋭敏になる印象があります。設計をされている女性にも多い。
「自然系の設計士さんに女性が多いのは自分がそういう空気でなければ現場にいられないからなのよ…」と話してくれた女性設計士の方がいらっしゃいました。

これも、やはり下がりゆく免疫力を考慮した恒常性維持活動なのでしょうか。
心身にマイナスな空気により早く気づくようになって、ダメージを受ける空気の場所にいる時間を短く、行く回数を減らすように…
空気察知能力を鋭敏にして補っているのでしょうね。

そう考えてみますと…
今までは感じなかったが、より醜悪な空気がわかるようになった…という感想は、自らの“いのち”を守る価値観…物差しを取り戻し、より高感度なレーダーが搭載されたという事だと考えられます。

「醜悪な空気を察してダメージを感じる」ということは、一見マイナス要因に感じますが、実は呼吸が深くなることによって危険察知能力が向上したという、身体にはプラスの状態なのです。

検証7:【百年杉】とのお付き合いも長くなり、呼吸が深くなることが継続していくと、今までは感じていなかった「空気の違い」が認識できるようになる感想をいただくが、一見ダメージが増えてマイナス要因のようにも思えるが、良くない空気の場所に行く時間を短くして回数を減らすという危険察知能力の向上である。やはり長い目で見れば“いのち”を守る価値観を取り戻したとも言えるようである。

【百年杉】とヒトとの関係 男女…大人とこども…

お若い方は生後6か月~年輩の方は90歳を超える方~という幅広い年代の方々に
「【百年杉】無き生活→身近に【百年杉】のある生活」
をしていただきましたが、年齢や性別による印象も記しておきましょう。

総じて女性の方が男性よりも【百年杉】に肯定的というか
弊社でご体感いただいても「これは良さそう!」とお感じになる方が多い印象がございます。

女性には「新たな“いのち”が体内より生まれる」という身体のメカニズムがありますので、五感として「心身に良いモノか悪いモノか?」をジャッジするセンサーが男性より鋭利なのかもしれません。それに対して男性はおそらく戦士や狩人としての役割を果たしながら進化してきたのでしょうから、あえて「鈍(どん)」な五感を持つことによって、戦いや狩場の過酷な環境要因下でもメンタルが押しつぶされないようにしてきたのかもしれません。それくらい「感度」が違う印象を【百年杉】を通じて得続けてきました。

わが国の死因の第1位はガンなのですが
このグラフはガンの罹患率(りかんりつ)を現したモノです。

もともと女性の方が乳がんや子宮頸がんなど女性特有のガンがあるからか、罹患率は高いのですが、やがて男女の罹患率は逆転。60歳代中盤には男性は実に女性の3倍の罹患率となっています(驚)。

50代から急増する男のがん罹患率

もう一度グラフを見てみましょう。
30歳代~40歳代に男女ともにガンの罹患率のグラフの角度がグンと大きく上がっています。

アスリートも引退を決意するこの時期を自律神経の面から見ますと、男性は30歳を過ぎたあたり、女性は40歳を過ぎたあたりにガクッっと副交感神経の働きが下がるようです。

交感神経のレベルには加齢による変化も男女差もほとんど無いようなのですが
副交感神経は男性30歳代…女性40歳代にガクッっと急降下しますから、それはそのままがんの罹患率のグラフに符合します。

副交感神経の働きが下がりますと、血流が悪くなって疲れやすくなって脳の血流も悪くなる為、判断力も鈍ります。そして一般的に寝続けられなくなる…といった睡眠に難がでてくる時期である40歳代中盤から男性のガンの罹患率はさらにもう一段階上って角度も再び急上昇。前述の通り、60歳代中盤には男性は女性の実に3倍もガンになりやすくなっています。本項の冒頭にもお話しましたが、もし男性の五感が、あえて「鈍」につくられているのだとしたら、「おれは何を着ても、食べても、どこに住もうが(衣食住)平気さ!」という
感覚は男性の地力の強さではなく、その五感が「鈍」なだけであって、「いのちを太くするお部屋の空気といのちを削りかねない空気」の差異を認識できないまま歳を重ねていって免疫力がガクンと下がった途端に病気になっているのだとしたら悲しいことです。

※罹患率(りかんりつ):一定期間にどれだけの疾病者が発生したのかを示す指標であり発生率の一種

この「【百年杉】の10年間の検証」でお話している酸素吸引量不足が事実であるならば
(というよりそれ以外の説明は極めてきびしくはないでしょうか)

現代社会の住まいの空気は、新しいほどよくない…ということであって
「古くなったからリフォーム」ではなく、新しくリフォームしたからこそキビシイのです。
ですから60歳代での木(杉)を使わない…また新たなビニルクロスなどをふんだんに使った「時を経て、せっかく少なくなってきた揮発性化学物質を再び満タンにするリフォーム」を施すということは、最悪の判断ということになります。
特に男性の方々は数字として病気になりやすくなっている時期でもありますのでお気を付けください。

さらに一般的に、こどもの方が大人より「早く症状の変化」が現れたとの「感想」をいただいてきたように思います。

これらの理由としては、前述いたしましたが、体重当たりの呼吸量を考えるとこどもは大人の2倍の呼吸量です。なぜ?そんなに大量の空気をこどもは必要としているの?…と考えてみれば、脳の急速な発達期であり、脳の主食は酸素だからでしょう。もし【百年杉】によって酸素吸引量が増えたのであれば…「早い症状の変化」もうなずける話です。

今までは吸引酸素不足によって遅れていた脳や心身の発達が促進されたのかもしれないですね…ということです。また発達障害の子を含む、先天的に障害をお持ちの子にも関与させていただきましたが、【百年杉】は大人よりこどもの方がそれらに効く…というより、こどもの場合は「できなかったことができるようになる」ですとか、「伸びしろ」が極めて大きいのでわかりやすいのです。ようは、こどもの場合は大人と比較して「できない」ことが多いので、症状の改善の結果が極めて見えやすい。ウサイン・ボルト氏が9秒70で走っていたのが、【百年杉】によって9秒58になっても、凄い事なんですが、わかりづらいですよね。なんせ、もともと速いんですから。でも生後半年の便秘の赤ちゃんが数十分【百年杉】の床をハイハイしただけでうんちが出たり…小学校高学年の子が一夜にして、床を【百年杉】にしたり、【百年杉ベッド】にしたら、おねしょをしなくなったり…鼻呼吸ができなかった小学生が鼻呼吸可能になったり…多くの「感想」をいただいてきたのですが、お子さんの場合は大人より効果が早くはっきりとでる印象はもちろんあるのですが、「伸びしろ」が大きいのでそう感じる…というのはあるように思います。

そして自律神経の面から考えると
10代~20代の頃は、ほおって置いても副交感神経の働きが高く、変化への順応性が高くできています。ですから何らかの問題が生じて、一時的に交感神経が高くなるようなストレスが発生しても、【百年杉】のような、なんらかの副交感神経が促進される環境要因があれば、自律神経の乱れのリカバリーもしやすいのです。そう考えてみれば「こどもの効果は早く大きい」ように見えるのも自然なことです。

これら副交感神経の働きがたっぷりとある若き頃の具体的な話としては
好奇心・妄想(もうそう)・ドキドキ感などになりましょうか。
これらを感じ…発揮し続けられることがわたしたちの脳の衰えを遅らせる鍵にもなってきそうです。

効率的かつスピード感をもった行動をサクサクとやればやるほど、交感神経は刺激されて発揮されていきます。いつまでもどこまでもメールやSNSのリアクションは追いかけてきますからね。それらはストレスとなって交感神経優位な状況になります。そして加齢と共に副交感神経は発揮しづらくなっていきます。交感神経過剰優位の状態では血管が収縮しますから、健康なヒトにも毎日発生している数百~数千のガン細胞を駆逐してくれる免疫力である白血球などの血液を通してのがん細胞が発生した現場への到着も遅れそうですし、更に血管の収縮が進むと白血球や血小板が血管の内壁を傷つけて、その傷に血小板などにひっかかって「血栓」というかたまりになって、それらが原因となって脳梗塞や心筋梗塞という大病につながります。また副交感神経が下がるとリンパ球の働きが下がって感染症にかかりやすくなるという病気のなりやすさにつながります。いかに加齢と共に減りゆく副交感神経優位の状態を維持するのかが重要であり、そのための具体策が【百年杉】なのです。

日常における効率化やデジタルに関するリアクションが避けられないのであれば、なおさら
記憶は無くとも…いかに人生の1/3の時間を占める睡眠時の副交感神経優位の状態を創り出し、血管が拡張して、酸素を大量に吸引…それらが血液を通して全身の37兆個の細胞にくまなく届けられるような質の高い睡眠が重要であるかがおわかりいただけるであろうか。

またデジタル端末に安易に頼らずに
「書いて」=手先指先を動かして脳の受容体を動かして脳に刺激を送って…
「歩いて」=足腰の運動神経の維持による脳→筋肉の伝達ラインの維持を狙い
わからないから検索より、紙に書いたモノを貼り付けて「覚える」ようにして
脳を使い続けることなども誰にでもできる「脳の老化防止」ではないだろうか。

最後にあえてこの項で加筆させていただくなら
総じて女性は【百年杉】リフォームなどによってキレイになられる印象がございます。

どこが?…と問われると
お顔のむくみがとれてお顔がシュッ!シャープに美しくなる印象がございます。
これは推察するに、女性に多い、便秘などの解消によるものではないでしょうか。
実際に便秘が解消すれば3~5キロは痩せますしね。

お客様になかなかそこまで聞けませんし
「個人の感想」であっても、やはりそこまではなかなか記していただけないのですが
おそらくそんなところだと推察しています。それくらい女性は皆【百年杉】によってキレイになる印象があります。

是非、世の女性の方々は【百年杉】にて、もっとで美しくなってください。
あなたはもっともっと【百年杉】によって美しくなれるのです。

「10年間の検証」の最後に…

これらが【百年杉】の10年間で得た弊社の経験の基軸になります。
たいへん長い文章になって恐縮なのですが、なにしろ10年間の様々な「ご感想」といろいろな分野を勉強し続けてきたことなのでご容赦いただきたい。「長いから読まない。だから大切なことに気づけない」ことがあるかもしれませんしね。

最後までお読みいただいてありがとうございました。

要約しますと化学物質による直接の影響というより間接的な影響。
現代住宅の揮発性化学物質を含むお部屋の空気の中に、わたしたちが身を置いた際に、脳の視床下部はそれらを微弱な毒ガスと判断して、上咽頭(じょういんとう)を狭める指令を出し続けていて、その結果、酸素吸引量が少ない人生になることによる弊害を「現代住宅の空気の質」は創り出しているのではないだろうか…。そんな状況下から、【百年杉】が身近にあることによって、脳がその空気の吸引を心身のプラスと判断するのか…それとも人類が求めていた空気なのか…とにかく上咽頭が大きく開放されて、本来可能である酸素吸引量に戻ることによって、様々な症状の改善がみられた事象=この10年間のお客さまよりの「個人の感想」なのでは…ということです。

酸素が無ければ、もちろんわたしたちは生きていけませんが
(とくに睡眠時の)吸引酸素量が少ないことによる弊害の持続ということ

酸素不足による極めてすそ野の広い様々な不都合や多様なリスクという状況によって
こどもたちは持って生れた素質を開花できずに伸び悩み、わたしたち自身も能力開花と維持にも支障をきたし
わたしたちの親世代も枯れるように天に召されずに苦しんでいるのではないだろうか…ということです。

そういう現状への具体的な対案が【百年杉】なのではないでしょうか。

また、わが国は事実上、世界一「眠れない国」のような状態なのですが
「睡眠時に吸引酸素量が少ないから目覚めてしまう」と考えれば
話の筋道は通ってきます。

「【百年杉】で眠れる」というより、就寝時の酸素吸引量が不足する為に
眠りの浅いレム睡眠時に覚醒してしまう。こども時代のレム睡眠は脳を創る睡眠ですからね。大人になってからのレム睡眠の機会を失うことの弊害は、記憶の定着にも影響があるのではとの考えもあるものの、近年、研究が本格化しはじめたばかりの感がありますので、今後の研究結果を待ちたいのですが、レム睡眠をしないマウスを作りだした結果、身体の発育が遅く他動的な行動をとると報告されていますので(理化学研究所+国際共同研究チーム)、やはり夜間覚醒によるレム睡眠の消失が「良いこと」とは考えづらいことですし、そればかりか睡眠負債が認知症につながる点は2017年のNHKスペシャルで全国放送されて大きな反響をもたらしたのは記憶に新しいはずです。

そう考えますと、昨今の「ヨガ」ブームは
呼吸が極端に浅い日常を無意識に認識している
わたしたちの共通の「行動」なのかもしれません。

けれどもいかにヨガを極めて「呼吸を深くしても」
就寝時の呼吸を深くすることは不可能なはず。

ヨガもいいのですが、具体的なオルタナティブな対案としての日々の「呼吸量を深くする」方法論としては
やはりわたしたちが考える【百年杉】以外の手法はいまだ無いように思うのです。

これだけ「眠れないヒト」がいる我が国において
それに対処した「眠る為の薬」や「栄養補助食品」は次々に出てきても…

「お部屋の空気の質を変えて」「眠れないヒト」を減らす考え方はまだないように思います。
睡眠とは寝室で酸素とCO2のガス交換を繰り返す「呼吸」を続ける行為とも言えるのに
「空気の質」はいまだ「眠れない事件」の容疑者にはなっていないのは、なんだかとても不思議な気がします。

わたしたちの身の回りの環境要因は多様であっても
わたしたちがその体内に取り入れる物質は「飲食物」と「空気」のみと言ってもいいので
「食の質の違い」がわたしたちの心身の未来に影響を及ぼすことは共有できていても
「空気の質」に関しての無関心さがあるうちは、「眠れない国」からの脱却は無いのでは…
と言うのは過言でしょうか。

更に付け加えるなら
「不都合があってから、それを解消する為の方策を検索して実行する。」

という考え方があたかも効率的なやり方のような現代社会ですが
病気や困難になってから検索するのではなく
自身の心身の仕組みを学び続けて
不都合になりづらいクオリティオブライフを考え続ける事。
なんだか、わたしたちは【百年杉】にそんな事を教わってきた気が致します。

【百年杉】のベッドと【百年杉】の床

「【百年杉】の10年間の検証」は
たったふたつの「住まいの素材」を変えたことによる
“未来の幸せの到達度”の変化であり上積みなのです。

【百年杉】ベッド「眠れる森のSUGI」【こぐち】

是非、【百年杉】をご検討いただくだけではなく→ご体感ください。
「体感可能な【百年杉】ルーム」はこちら↓

https://woody-katoh.com/feeling-room/

 

この国に生まれて…
弊社のHPを読んで…
【百年杉】をご体感せずに終わってしまうのは
実にもったいないように思うのです。

他の杉では得られない領域が【百年杉】にはあるように思うのです。

弊社が【百年杉】とカテゴライズする杉は単なる樹齢ではなく、樹齢80年~120年の杉の中から、更に精油分(=エッセンシャルオイル)豊富な丸太をセレクトして入手。そしてその精油分が揮発消失しない温度下による木材乾燥方法である自然乾燥と50℃を超えない低温乾燥を施して加工製造した、これより香る杉を見つけるのは困難な極めて高品質の杉です。

杉の香りの吸引実験にて交感神経の抑制と副交感神経の弛緩というマウス実験が岐阜大学にてでていますが、樹齢に若い杉はその香りも薄いので効果も限定的でしょうし、また50℃以上の環境下に置いての乾燥方法では、香の源である精油分が揮発して消失してしまいますので、それらの杉では、やはり脳が求める空気までいかないでしょうから、欧州の香り無き木材のように「害の無い素材」の域をでないように思うのです。

あくまでも脳が求める空気にすることがたくさんの酸素を吸引するポイントなのです。いくら空気清浄機で空気を清めてもやはり効果は限定的。おそらく脳はヒトが生まれた多湿な森の多湿がゆえの香りある樹木の香りを樹上で嗅いでいた際の「記憶」…樹上を追い出されてしまったその「記憶」を求めてそんな植物精油入りの空気の吸引を心身のプラスと判断しているのでしょう。それでは抽出した精油でいいのでは…という話に関しては「薬と毒」の話として「香る木が無いからアロマテラピー」の項に書きましたのでそちらをお読みください。

酸素を吸引するということはその2%程度は活性酸素となって老化につながるのですが、その活性酸素が体内に侵入してきた細菌に対しての殺菌作用を発揮していることが最近の研究でわかってきました(京都大学)。ようはわたしたちの身体は活性酸素が常にできることを念頭にそれらに役割を与える仕組みにさえなっているのです。

免疫とはこれらの絶妙なバランスの上に成り立っています。酸化を防ぎ、老化を遅らせるには質の高いお野菜が持つポリフェノールなどを取り入れることも重要なのですが、それをまた過剰に摂取すると、身体に元々備わっている抗酸化機能が育たなくなって、免疫力の弱い身体になってしまいます。睡眠に有効なホルモン投与を続けると、それらのホルモンの製造能力が減退~消失して、それらの投与を一生続けなければならない…というあの話と同じなのです。やはりつくづく「過ぎたるは及ばざるがごとし」であり「足るを知る」が重要なのである。「何が良いのか?」ではなく、「良いもの…必要なモノもその量も刻々と変化し続けるのだが、それらを理解し続ける知恵と鋭く感ずる五感が重要なのである。

そう考えますと
「香る木が無いからアロマテラピー」の項でも記しましたが
①ヒトの植物精油に関する共通した生理的反応である葉油のような大量の精油を刺激的(=毎日は不要)と感じ
材油のような少量の精油を(葉油と同じ成分構成なのに)、鎮静的(=いつでもOK)ととらえることや

②同じ杉の材油の中ではとびぬけた精油量保持の【百年杉】であることや

③マウス実験による副交感神経優位の香りの研究結果や

④セドロールという鎮静効果物質の発見など…

【百年杉】は実に鎮静効果に関してはダントツの4冠王くらいの存在であって
それだけ「鎮静効果に過ぎた存在」なのに、なぜ?「過ぎたるあまやかし」につながらずに
「過ぎたる鎮静効果なのにデメリット無しの【百年杉】」なのかを考え続けてきた10年間でもあったのですが…

それは「人類が求め続ける香り」だから。
わたしたちの体内にすでにプログラミングされた香りなのでは…という大きな推論に帰結した次第なのです。
なかなかそれ以外の説明が困難のように思っています。

人類があと1000年生き続けてイノベーションを継続し続けても
【百年杉】はつくれまい。

植物の偉大さや、われわれにとってのかけがえの無さは
いわゆるエビデンスの外にこそ存在しているようにも思えます。

 

 

 

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