『百年杉』の専門会社 加藤木材

よくいただく感想

わたしたちは10年以上に渡って【百年杉】を専門的に扱ってきました。
時には医療従事者の方々の尊いお力をいただいて
体感実験などもさせていただきました。

 

 

そしてこれまで、実に多くのお客さまにたくさんの感想を頂戴してきました。
まず多かったのが…

  1. 睡眠時の“いびきの消失・軽減”
  2. 睡眠状況の改善
    • 「眠れるようになった」「夜中に起きなくなった」
    • 「朝までぐっすり」
    • 「疲れがとれる眠りになった」
  3. 痛みの軽減
    • 「寝起きのノドの痛みやいがらっぽさの消失」
    • 「ひざ痛の消失・緩和」
    • 「花粉症の軽減」
  4. 空気の察知能力
    1年程度経過後の感想としましては…
  • 「商業施設などの空気を醜悪と感じるようになった」
  • 「化粧や香水などの“香害”に以前より反応するようになった」

(すべて複数回答あった「個人の感想」を記しています)

というのが「よくいただく感想」になります。

(【百年杉】ベッド「眠れる森のSUGIのご感想です)

まず“いびきの消失と軽減”なのですが、2~3人ならいざ知らず、100人を超える方々より同じ感想をいただくとなると、そういう結果に至った理由を突き止めたくなります。
以降、これら「【百年杉】の10年間」を検証していきます。

いつもより痛くない!目覚めスッキリ!なんかいろんなイヤな匂いがする

(【百年杉】リフォームのお客さまのご感想文です)

恒常性維持機能(ホメオスタシス)の一環による上咽頭(じょういんとう)狭窄(きょうさく)と開放

恒常性維持機能(ホメオスタシス)とは、生物において、その内部環境を一定に保ち続けようとする傾向のことです。
一般的にはホメオスタシスの三角形の図のように、互いが作用しあって内部環境維持の仕組みを作っていると理解されています。

ホメオスタシスの三角形の図

そう言ってしまうと難しく感じますが、恒常性維持機能の身近な具体例をあげますと…

  • 夏季~冬季に外気温に左右されずに体温を一定に保つこと
  • 血圧や血糖値を一定に保つこと
  • 呼吸が浅くなって酸素が不足した際にあくびをして酸素を強制的に脳に届けること。

などです。
ようは、私たちが意識~選択して行動したものではない体内での活動です。

 

 

鼻の奥は上咽頭(じょういんとう)という場所になります。ここはわたしたちの意志では広げたり狭めたりすることは不可能な場所です。恒常性維持機能の司令塔である視床下部からも下垂体をはさんでほど近い場所にあります

これら恒常性維持機能(ホメオスタシス)は、どこが司令塔となっているのかといえば「脳」です。
脳の「視床下部」がつかさどっています。

しかし実によくできたバランスの仕組みである恒常性維持機能なのですが、わたしたち自身は自らの身体なのに、わたしたち自身が、これらの「脳からの指令」を感じとることもできないし、それらの「指令」を止めるどころか、「さじ加減」をアジャストすることもできない…という特徴があります。まるでわたしたちが、どうにもできない貝殻で視床下部が自由に動ける「やどかり」かのような仕組みでもあるのです。

さて、ここからは仮説なのですが、これだけの方々が【百年杉】が身近にあることによって“いびきの消失・軽減”の感想を持つということは、鼻の穴の奥にある、気道ルートの入り口である上咽頭(じょういんとう)が常日頃閉じ気味=狭窄(きょうさく)状態だったものが、大きく開いたことによると考えるのはどうでしょうか。

というか…それ以外の理解はとても難しいと言わざるを得ない。

そう考えた場合、いったいどこがそんな「指令」を出したのでしょうか?

そう…やはり脳の視床下部でしょうね。視床下部が恒常性維持機能の一環として「指令」を出したとしか考えにくいですし、図で示したように視床下部上咽頭は下垂体をはさんで極めてほど近い場所にありますしね。

実際にわたしたちの意識下による「指令」では「深呼吸」という強制的な呼吸行動の指令や鼻の穴を広げることはできても、上咽頭(じょういんとう)の開閉という指令は出せません。

しかし…

空気のキレイな地方から東京に引越してきたら、鼻毛が伸びるのが早くなった

などのことはよく聞く話ですし…
これらのことも、恒常性維持機能(ホメオスタシス)の一環であるのであれば
脳の指令による上咽頭(じょういんとう)の開閉も充分に考えられることではないでしょうか。

そして前述したように脳の視床下部による恒常性維持機能(ホメオスタシス)の「指令」をわたしたちは感じる事もできないし(もっともイチイチ感じていてはうるさくメンタルがもたなくなりそうだからわからなくしているんであろうが…)止める事もアジャストすることもできないのである。

ですからこの仮説が事実だとしても、そこになかなか気づけない状況が続いても、まったく不思議ではないどころか
むしろ当然のことのように思えるのである。

エアポケットになっている視床下部と上咽頭(じょういんとう)との関係

脳の視床下部は人間になる前の段階の生き物の頃からすでに存在していたと考えられている「原始の脳」と呼ばれる場所です。「食欲」と「性欲」という「種の継続」に極めて重要な中枢でもある「原始の脳」なのです。

また様々な鼻奥の不都合な症状の原因は慢性的な上咽頭の炎症である慢性上咽頭炎によるものが多いとの指摘も最近はあるのですが、耳鼻咽喉科や内科で受診しても「異常なし」の診断だったり、対蹠的な痰(たん)対策の薬の処方にとどまって、症状は一向に改善されずにやがて治すことをあきらめるヒトも多いようです。これらの上咽頭がつまる…炎症を起こす…という点については、なんと医学部の学生時代に学ぶ機会は無く、医学の教科書にも載っていないので、ビックリな話なのですが、耳鼻咽喉科医の先生にもさほど関心がもたれていないのが現状のようです。

まさにエアポケット…。こんな話ってあるのですね。

医学は不都合な症状の原因としてのHow(どのようにして?)を探求し続けて症状の解消を目指すのですが…Why(なぜ?)という発想による探求は「推論」になりやすいので学問は敬遠しがちです。もしこのまま、わたしたちの吸引空気の専用通路である上咽頭(じょういんとう)が閉ざされ続けることによるリスクを見逃し続けるのであれば、その影響は大きいと考えざるを得ません。

鼻の奥は上咽頭(じょういんとう)という場所になります。脳の視床下部からもほど近い場所にあります。

わが国のもともとの「住まい」は木であり、紙や土でできていましたが、現代住宅においてはもっと安価で均一な人造物があるとのことで、現代住宅の住まいの素材のそのほとんどは化学物質でできています。東京都内のタワーマンションの最上階を2億円以上だして購入しても、もはや木は1本も無いに等しい。

それらの化学物質の建築素材のうち
最も使用面積の多い素材が壁や天井に使われているビニルクロスです。

わが国の実に約90%の壁仕上げ材はビニルクロスだそうです。ドイツでは80%が紙のクロスですので、いかにわが国が突出した「塩化ビニル壁紙住まい大国」なのかがおわかりいただけると思います。

塩化ビニルはもともと堅い物質なのですが、可塑剤(かそざい)という添加物をいれて柔らかくして壁にしなやかに張れるようにしています。この可塑剤が約20年程度かけて揮発し続けます。夏はたくさん…冬はちょこっと…長期に渡って揮発し続けます。

可塑剤の沸点は300度を超えるから安心ですよと言う建築業界人もいますが、水の沸点は100℃なのに、それでも100℃にならなくても、水は揮発して「たらいの水」は減り続けますよね。同じことです。これらの製品はF★★★★といって「ただちに健康に害は無い」扱いで使用制限の無い素材なのですが。この「ただちに健康に害は無い」というあたりがまさに化学物質の真骨頂なのではないでしょうか。「四谷怪談」もそうですが、お岩さんもただちに死んでいれば、毒殺として捜査は開始されたのでしょうが、徐々にむしばまれていく…というのが化学物質の怖さなのです。

わが国ではこれらの可塑剤の揮発性化学物質を国は毒性が無いとの判断をしていますが、それらの判断も数十年単位の長期の吸引というあたりが正確に反映されているとは考えづらいですし、可塑剤に含まれるジオクチルフタレートは生殖に異常をきたす環境ホルモンであると指摘する先生方もいて、脳の視床下部は性欲をつかさどる中枢が存在しますので、視床下部がいかにも恐れ…嫌いそうな空気とも言えるわけです。

脳の視床下部が我が国のビニルクロスの可塑剤の揮発性化学物質入りの空気を「微弱な毒ガス」と判断して上咽頭を狭める=狭窄(きょうさく)指令を出し続けてダメージを少なくしようとしていたのが、【百年杉】の香り入りの空気の吸引を心身のプラスと判断。上咽頭を大きく開かせる指令を出して、その空気の大量吸引を狙った結果が多数のお客様から頂戴した「いびきの消失・軽減」という「個人の感想」の「結果」につながったのでは。

というのが【百年杉】を専門的に扱う10年の経験によって、得るに至ったわたしたちの「推論」なのですが、お読みの皆さんはいかがお考えでしょうか。この「推論」の立証はもちろん簡単では無いでしょうし、またそれらのエビデンスを得る事となると、それはもはやわたしたちの任務を超えた領域です。

弊社にお越しいただく方にきっかけを聞くと多くの方々が
「こどものアトピーをきっかけに…調べ出して…“食べ物”だけでない部分を調べていたら加藤さんのHPに…」というあたりが実によくうかがう話です。
「食の質」はたしかに重要。そしてそれに気づいた段階で「食の質」を変えればいい。

しかし「住まいの素材の選択」は35年ローンであるのなら
実に「食材の35年分の事前発注」のような行為なのです。変えるのが実に困難です。
みなさんは、そういう覚悟をもって「住まいの(空気を決定づける)素材選択」をされていますでしょうか。

一昔前まではアスベストも自然素材で安価で理想的な素材だともてはやされていました。一度しかない人生…「わかって」からでは遅すぎるのです。洋の東西を問わずに無害性のみならず有用性についても経験的に認識~共有されている素材は木材と漆喰(しっくい)くらいのものです。ライフが極めて長い「住まいの素材」は超!保守的に慎重に選択したいものです。

わたしたちは人生の実に9割を屋内で過ごし
半分を自宅で…そして1/3を寝室で過ごします。

「空気の質」によって、わたしたちの未来の幸せの到達度が大きく変わることはないのでしょうか。

 

検証1:脳は恒常性維持機能(ホメオスタシス)の一環として、現代住宅内に存在する微弱な揮発性化学物質の吸引を拒み、上咽頭(じょういんとう)閉塞の指令を出し続けていたのが、【百年杉】の香り入り(=精油分=エッセンシャルオイル)の空気を心身にプラスと判断。上咽頭(じょういんとう)全開の指令を出したのではないだろうか。そうであれば一夜にして“いびきの消失・軽減”も理解できる。

 

脳が拒む空気とは…毒まんじゅうはしのいでも毒ガスイチコロのからだの仕組み

上咽頭が狭くなることが脳の判断だとしたら
なぜ?脳の視床下部は微弱な揮発性化学物質入りの空気をそれほどまでに嫌がるのでしょう?
違う角度からも考えてみました。

わたしたちが外部から体内に物質を取りいれる経路は大きく分けて2つあります。
まず日に三度食する「経口(食道)ルート」。いわゆる「食」ですね。
そしてもうひとつは「空気」の吸引ルートである「気道ルート」。

わたしたちの身体は水さえあれば2日間くらい食べなくても大丈夫ですが、空気は10分も無ければ身体はもちません。その他に皮膚からの「呼吸」や物質の吸収という経皮吸収があって、これらも実は重要なのですが、それらは別の項目でお話ししますね。ここでは大きく分けて「食」と「呼吸」のふたつを考えてみましょう。

わたしたちの身体の「吸収ルート」を勉強しつづけていきますと

「毒まんじゅうでもすぐに死なないのに毒ガスイチコロの人間の身体の仕組み」を知ります。

肝臓の存在じたいもそうですが、わたしたちの身体はまるで毒性物質の誤飲食を前提にできているかのような、七重八重(ななえやえ)のセーフティネットが構築されています。経口吸収されてからいったんストックされる胃の位置は、口からほど近いので指を突っ込めば逆流させて排出可能ですし、「吐き気」というオートマチックリバース作業もあります。また肝臓という門番は有害物質の害を少なくしたり…時には無害な物質に作り変えたりしてくれるなんともスーパーな活躍ぶりです。

脳は極端に空気中の化学物質の存在とその吸引を恐れているのではないか。毒水飲んでも助かるが、毒ガスイチコロの人の身体の仕組み

そして経口吸収された物質は9割方排泄可能ですので、とにかくわたしたちの身体は「うっかりよくないモノをたべてしまうだろうから、それでもすぐに死なないような仕組みにしておこう」という進化をとげてきたかのような印象です。まさに万全の備え。

それに対して、気道ルートにおいての肺は肝臓と比較すればまったく頼りない…異物除去程度の機能しか発揮できずに、体内に取り入れられた空気中の酸素は肺を通り抜けると血液を通して心臓…脳…といった柔肌のような重要な部位を通って全身を駆け巡ります。

わたしたちの血管のすべてをあわせるとその長さは全長10万キロ(驚)という地球2周半もの長さになるのですが、血液が全身を一回りする時間はなんとわずか1分(驚異)なのです。たった1分で地球2周半の距離ですからね。まさに毒ガスが体内に侵入してしまえばイチコロの身体の仕組みなのです。

これだけ空気中のやっかいな物質に対して弱い身体の仕組みでは、脳が現代住宅の揮発性化学物質を微弱な毒ガスと判断しているとしても不思議では無いように思えてきます。

さらに勉強していくといわゆる「五感」とは、自らを守る為の各種のセンサーなのですが、これらのすべてはママのお腹の中で備わってからわたしたちは生まれます。(それらのセンサーが無ければ生き残れないから…)

一番最初に身につくのはなんと嗅覚なのです。

もっとも弱く…危険な分野のセンサーを最も早く備えるのでしょうから、こういったあたりにもやはり「毒ガスイチコロ」の身体の仕組みが現れているようにも思えます。ちなみに赤ちゃんや幼児が「苦み」を嫌がるのは、毒性物質の誤飲食時に吐き出す為ですので、やはり「食」ルートは万全の備えなのです。

実際に飲食物の質に関するジャッジは、わたしたち自身が判断していますよね。

脳は間違いを犯しがちなわたしたちの選択を信じていなくて…
飲食物はわたしたち任せだから、これだけ幾重もの安全装置を設定しているのかもしれませんね。

 

検証2:脳は毒性物質の誤飲食を前提にできているわたしたちの身体の仕組みと比較して、あまりにも無防備な吸引酸素の経路を考えて、空気中の化学物質の存在を恐れているのではないだろうか。

 

脳が求める空気とは「木の香」ではないだろうか…

これまでは脳が化学物質入りの空気を恐れ…嫌がる理由を考えてきましたが
こんどは逆になぜ【百年杉】の香りがするお部屋では
それらの空気の吸引を心身のプラスと判断したかのように…
上咽頭(じょういんとう)を全開にする指令を出したのでしょうか?
こちら側からも考えてみましょう。

この地球ができたのは約46億年前。
そして最初の生命誕生まで実に8億年ものブランクがあります。
これはオゾン層の形成を待たなければ紫外線が強烈過ぎた事と、もうひとつは毒ガス渦巻く大気だったからです。

やはりこの地球上の生き物すべては「毒ガスが無くなってから産まれた生き物」であって
「毒ガスを想定した身体の仕組み」にはなっていないのです。
どうやらそこはこの星の生き物の共通のウイークポイントなのです。

そして約38億年前に植物のような最初の生命が海に誕生して
その生物が酸素を創り出して…

それがやがてオゾン層となって紫外線がカットされて陸上でも「生きていける環境」になって…

最初の生命誕生から33億年かけてようやく生命は大地に上陸します。
約5億年前のことです。ですからこの地球上の生き物は「酸素」という…吸引すると「酸化」して「老化」が進む「劇薬」の性質を持つ物質をエネルギー源にしなければ生きていけない宿命なのです。

約3億5千万年前になると、大森林が発生。
地球の気候は安定して、森ができて多様な生命が誕生していきます。
2億3千万年前になると恐竜が誕生して、この地球上の支配者となります。

しかし、恐竜は約6500万年前に絶滅して
それと入れ替わるように霊長類と哺乳類が誕生します。

そして約700万年前。
チンパンジーやオランウータンのような樹上の生き物であった霊長類が分岐して
その後にヒトに進化する生き物は樹木より草原に下りるのです。

これまでのこのお話の主役の「脳の視床下部」は
このヒトの前の段階の樹上の霊長類の頃から存在していたと考えられている「原始の脳」と呼ばれる部位であること
「食欲と性欲」という「種の継続」に関する重要な中枢をつかさどる働きに関しましてはすでに記しました。
そう…このころからすでに機能していたと考えられているのです。

 

そして、ここでもうひとつ考え直したいのは
チンパンジーと人類になる霊長類の分岐です。

この頃、気候が変動して大森林が次第に減っていって、サバンナ化した場所が多くなったようなのです。
そう…活動エリアにて樹木が減っていって…
樹上の霊長類の一部は、必然的に追い出されてサバンナに降りて生きていかざるを得なくなった…

それが人類の祖先だったのです。
これら追い出された側の「人類の弱さ」についてはすぐに後述いたします。

そして約30年前に人類はアフリカに誕生します。
ヒトのような生き物は他にもたくさんいたのですが、ホモサピエンスたる人類のみが生き残ったのです。

それらの大きな要因としては「知性」があげられます。

腕力に勝る同様な生き物は途絶えたのに人類には知性があった。
そして最近の定説ではそれだけでなく

「人類の弱さこそが知性や協力や道具などの更なるイノベーションを産み出して生き残ってきた」

のではと考えられています。「弱さ」こそが「知性」の源だったのです。

その後、約5万年前になると人類はアフリカから世界中に散らばって移動を始めます。
そして世界中の各地に住み着いて現在に至ります。

 

わたしたちはこれらの人類の誕生を以下のように考えてみました。

森のエリアが減っていって、樹上の生き物の霊長類のうち、弱き個体=人類の祖先は樹上を追い出されてしまいます。
ほんとうは樹上の生き物のままでいたかったのに…弱き個体=人類の祖先は樹上より追い出されてしまうのです。

追い出される前の樹上にいたころに常に感じていた木の香り…植物精油を含む空気の質を
人類が求め続けるように遺伝子レベルで継承され続けてきたと考える事はむしろ自然な流れに感じませんか。
「原始の脳」たる脳の視床下部が現代においてもそれを求め続けたとしても、なんら違和感の無い話ではないでしょうか。
なにしろ樹上の「木々の香りの空気」から追い出された生き物の末裔なのですから…。

そして5万年前の人類の大移動。

これもアフリカ大陸ではもはや木々をふんだんに身近に感じられる環境は得られない状況を感じ取っての「森を求めての旅」だったと考えるとどうでしょう。そう考えてみますと人類とは木や森を感じる空気を求めるように遺伝子レベルでまるでプログラミングされているかのような生き物なのかもしれません。

以前、ソーシャル&エコマガジン「ソトコト」さんの応援をいただき、ロハスデザイン大賞新宿御苑展に出展した際に、【百年杉】の香りの好き嫌いアンケートを実施したところ、500名を超える方々にお答えいただきましたが…

支持率はなんと97%(驚異)【百年杉】の香りアンケート

もちろんこの世には支持率97%の香水は存在しませんので、やはり遺伝子レベルでつながっているのか…
このスーパー支持率=驚異的なヒトと【百年杉】との結びつきを改めて感じていただけますでしょうか。
さらに東京周辺でイベントに出続けていますから20か国以上の外国人の方々とも触れ合う機会を得ましたが【百年杉】の香りを嫌うヒトは極めて少ないどころか、ほとんどの外国人は「good smell(イイ香りね)!」とおっしゃるのです。

でも考えてみれば、「木が嫌いなヒト」ってそうはいませんよね。そんな素材もそうは無いはず。

やはり「個人の好みや嗜好」を超越した部分において
わたしたちは「木の香」を求め続ける生き物なのかもしれません。

「香る木」が無いからアロマテラピー

杉は多湿の森の恵みです
多湿な夏季のある日本の中でも特に湿度のこもりがちな森に植える木が杉です。

欧州の木にほとんど香りが無いのは湿度が足りないからでしょう

それが証拠に欧州のヒトに【百年杉】を渡しても誰も鼻に持っていかない…。
やはり彼らには「香る木」という発想が無いし、ましてや遺伝子レベルでの継承は無いのでしょうね。

木の香りが好きな子供しかし日本人のこの写真の小学生は弊社の「こぐち棒」をプレゼントされて12月の寒風吹く屋外で3秒後には、その心地よい香りを感じて…自らこのような嗅覚ベストポジションをとっています。

イベント時でも、多くの日本人は【百年杉】の木片を鼻に持っていきます。
家に帰ってもそんな香る木が無いはずのこどもたちのそれらの所作を見るたびに
わたしたちは「やはり日本人は遺伝子レベルで…」との感を持ちます。

 

この世の生き物は
多湿な土地の生き物は「生命力が強く、されど個体数が少なく」
乾燥地の生き物は「生命力は弱いのだが、個体数はたくさん存在する」

という法則があるように思います。

我が国の多湿の夏季は虫だって増えますよね。多種の生き物が生息するということはそれだけ多種多様のプレッシャーを受け続ける訳です。そして多湿とは豪雨…暴風…虫…紫外線…もうありとあらゆる環境の変化に対応しなければ生き残れませんので、それらのプレッシャーをものともしない生命力が必要になりますし、それらが宿った生き物だけが数は少ないのですが生き残るのです。

乾燥した安定した気候の生き物は環境要因の変化に乏しいので、負荷がかかることが少ないので安定して多数の個体数を得る事が可能なのですが、負荷がかからない分“いのち”の力は弱くなるのは必然です。

植物のちからは精油分(=エッセンシャルオイル)に比例しますので「香りに比例」と言ってもいいでしょう。

多くの欧州人が身近に存在しない【百年杉】の香りを「良い香り」と言ってくださるのは、700万年前~30万年前の多湿のアフリカの香る樹木を求め続けてきたホモサピエンスの名残りと考えるのは過ぎた考えでしょうか。

個体数
(乾燥地と多湿地の”いのち”の種類と個体数のイメージ図)

植物を感じられる空気を潜在的に求めることは
ホモサピエンスとして視床下部にプログラミングされた本能が欲し続けた
「木の香を求める欲望」だったのですが…

花のいのちは短く
どの木材にも香りが無いので「木の香」の欲望を得られなかった欧州人は
この問題に人類に備わった「知性」をもって対処しました。まさに「世界の賢者」たる欧州人の凄さです。

彼らは植物精油の沸点という点に気づいて
いったん揮発させてから冷却凝固させて精油を抽出する方法を編み出しました。

それがアロマテラピーです。これぞ人類の知性たる決定版ですね。
けれどもこの「知性」を有するが故の考えである

「最小の行動で最大の効果を狙う」=抽出という作業は「もろ刃の剣」のはずです。
まさにその「抽出」という発想は「薬の製法」であり「薬=毒」ということです。

ようは薬の定義である

「薬効ある物質は必ず他の部位に毒性を発揮してしまう」

ということにつながるのです。

 

(例)コカの葉を炭鉱夫が噛んでも依存度は低いのに、コカインとしてその麻酔・興奮剤としての成分を抽出して使用してしまうと極めて依存度の高い麻薬となる。ようは自然界に存在するパッケージであれば毒にならずに、副作用無く「植物の恩恵」を持続して得られるのだが、抽出して最大の効果を狙うと他に新たな問題発生ということになるのです。

 

それでもわたしたちはアロマテラピーを否定しません。ある意味仕方のないことです。
「欲しくてたまらなかったのに無かったから創り出した」…というのはまったく理解できますし、わたしたちも欧州で生まれていればそうしたと思うのです。

抽出のイメージ

それでは多湿の土地の木はどうでしょう。
欧州とは真逆の多湿な森の恵みも、極端に熱帯雨林まで多湿な土地になってしまうと、パワフルな植物精油が豊富な木は多種類あるのですが、今度は1種の個体数が極端に少なくなりますから、それらの「香る木」を人間社会に活用するために伐採すると、今度は数が不足してせっかくのパワフルウッドに絶滅の恐れがでてきてしまいます。

 

(例)人類は、ギターの音色にイイという理由だけで、ブラジリアンローズウッドという木を、「あっ!」という間に絶滅させた前科を持つ。

 

そう…もともと多湿の森の“いのち“は木々だけでなくすべてが多種であるのですが、1種の個体数が極めて少ない。

環境NGOが年中リリースしているように熱帯雨林の不法伐採によって数十種の動植物が絶滅したというニュースは、もともと数百羽しかいないインコや昆虫などが絶滅してしまっている訳で、同じ面積を欧州で伐採してもおそらくただの1種の”いのち“も絶滅しまい。北の海も同様…サケやニシンなど種類は少ないのですが、1種に実に多数の個体数がいますよね。おそらくこれはこの地球上の”いのち“の種類と個体数に関する法則でしょうね。

話を元に戻しましょう。ホモサピエンスがもともと求めていた空気が、多湿な森の香る木々の香りがする空気だとして、それを実現する為に、さらに新たな副作用無き注意を働かせれば、抽出せずに自然界に存在するパッケージで植物の恩恵をいただくということに留意しなければなりませんから

これは具体的には「香る木」を「住まい」に使う事ということになります。それが唯一の方法なはずです。

しかし、あまりにも多湿な土地過ぎても「香る木」の種類は多種あるのだけど
数が少なくてすぐに絶滅しちゃうし。
乾燥した土地では香りの無い=恩恵の少ない…害の無い素材の域をでない木しか育たない…。うまくいかないですよね。

それでは「梅雨があって雪が降る土地の木」なら
香りのあるパワフルウッドが多種あって
なおかつ絶滅を心配しなくてもいいくらい多数にあるということになりそうですよね。

そう…そんな高性能な植物が多種多数存在する「植物の楽園」のような土地は
地球広しと言えども北海道を除く日本列島くらいのものなのです。

よくこの地球を「奇跡の星」という言い方をされますが
この国は「奇跡の植物の島」なのです。

ホモサピエンスが潜在的に求める香りであって
自然界に存在する副作用無き「天然アロマ」として「香る木」を使って
その香りの質までデザインできるデザイナーやクリエイターはこの地球上で日本人だけなのです。

そんな植物恩恵大国の我が国において「ビニルクロスの壁紙90%」とか
「ビニルクロスのお部屋でアロマ…」というのがいかに滑稽なことであるのかが
お分かりいただけるでしょうか。

まさしく「木を見て森を見ず。」

もちろん、アロマテラピーを否定している訳ではありませんよ。前述いたしましたが、欧州人はそうせざるを得なかったことはまったく理解できるのです。そして「抽出」というリスクを冒さずにその恩恵をいただけるこの国の奇跡の環境要因に感謝しているのです。

そう考えますと「適材適所」なる語源も
わが国では植物より派生した言葉になっています。

 

(例)衣服を置く場所にはクスを使えば、その香りで、虫が忌避行動をとるので衣服が虫に喰われない。虫も人間生活には必要である。「殺す」のではなく、住み分ける為の知恵。宝物の保存収蔵庫である正倉院にはネズミが嫌う香りのヒノキを使うことによって、宝物をネズミから守ろう。そして宝物自体はすべて【百年杉】~200年杉の唐櫃(からびつ)という箱に入れて、干乾びさせずにコンディションを永久に保てる木の箱に入れておこう。

 

…このような多種多様な植物精油=香りの活用方法が「適材適所」の語源なのです。それに対して英語の適材適所はright placeですからね。やはり高性能植物が無いから、そういう知識や知恵にもならないから「言葉」さえも無いのです。

この項の最後に植物精油に関する人間の生理的反応に関しましても
いくつか記しておきます。これが結構、重要なことだったりします。

樹木の植物精油に関しましては、わたしたちの専門の木材の精油=「材油」と葉っぱの精油=「葉油」とに分かれますが、その精油の量は圧倒的に「葉油」の方が多い。杉であれば10倍くらい違うという結果を見たことがあります。けれどもその精油成分の中身はまったく同じなのだそうです。ですから前述の欧州の精油抽出も、もちろん「葉油」からの抽出になります。「材油」からじゃ、図体は重くて大きいのに、精油がちょっぴり…なのですから誰もやるはずがありません。軽くて精油たっぷりの葉っぱからとる方がラクチン。

しかし人間の植物精油に関する生理的反応は大量の植物精油を「刺激的」と感じて、微弱な量の植物精油だと「鎮静的」ととらえるそうなのです。まったく同じ成分の植物精油でも共通にそう感じるらしいのです。

面白いですよね。
杉の香りは鎮静的とか…桧の香りは覚醒的とか…
そういった植物の香りには多種多様な働きがあるのですが

それとは別にヒトには大量の精油を「刺激的」。微弱な精油を「鎮静的」ととらえる生理的反応があるのだそうです。

「刺激的」ということは=毎日は不要。たまにあればOK…ということで
「鎮静的」というのは=毎日でもOK。ほぼいつでもウェルカムでしょうから

植物精油を求めるホモサピエンスも、精油がありさえすればいい…という単純なものではないのです。質はもちろんのこと、その量にもわたしたちの生理的リアクションは関係してくるのです。やはりますます「抽出」という方法での大量の植物精油は刺激的な「薬」という感じになりそうです。そうやって身体が「刺激的」に身構えてしまわないように、その大量の抽出精油を薄めて使用する…となりますと、最初から(葉油に比較して)「鎮静的」な微弱な「材油」である木材の精油を「住まい」に取り入れての使用が最もストレートなやり方でしょうから、欧州では「無かった」から仕方なかったのでしょうが、わが国での抽出精油の活用は、やはりずいぶんな回り道の感を持ちます。

よく「【百年杉】の香りはどれくらい持つのですか?」と聞かれるのですが
屋内使用ではおそらく数百年単位の半永久的な長さでしょう。

もちろん抽出精油はそこまで持ちませんしね。
わざわざ大量の精油を抽出して、それだと多過ぎでヒトは食傷気味になるから、薄めて使用するけど、長持ちしないのですが、床や壁や家具に日本の木を使えば、ちょうど心地よく感じるくらいの精油の量で半永久的に効果が持続ですからね。

「ご自宅に求めるものが“安らぎ”であるのなら鎮静効果のある香りを持つ杉を使う事。また葉油と比較すれば微弱な木材の材油なのですが、ヒトの身体はそれくらいの精油量を好適ととらえ鎮静的に感じるので、それら材油の中では抜群の大量の精油分保有量の濃厚な【百年杉】をご自宅に使用すること」

というあたりが、もっともわたしたちの生理的反応の効果も高く、資源も浪費しない方法のように考えるのです。

この「奇跡の植物の島」でご自宅を建てるのに
杉を使わない…
香りの少ない若い杉や、香りのほぼ無い高温乾燥の杉を使うだなんて…
ビニルクロスが9割だなんて…
その結果、眠れないとか…

まったく現代の我が国の建築は何を考えているのでしょうね。
「鎮静効果の杉の香り」というサイエンス&エビデンスは後述いたします。

参考文献:出展「植物の香りと生物活性」谷田貝光克 著 フレグランスジャーナル社

 

「吸引酸素不足の弊害を具体的に考える

情報が交差…リンクしますので…情報はタテとヨコのみではなくナナメもありますので
どうしても”行きつ戻りつ”の記述になってしまうのですが
冒頭の【百年杉】の約10年間の「お客様の声」としていただき続けてきた
「いびきの消失・軽減」に関してのWhy(なぜ)を様々な角度から検証してきましたが、

「いびきの消失・軽減」=吸引酸素量の増加でしょうから

ここではお客様が【百年杉】を得る前の段階の、酸素吸引不足のリスクについて考えてみましょう。

吸引酸素不足についての調査はさすがにありませんから
睡眠時無酸素症候群(SAS)のヒトと「いびきがひどいヒト」のリスクの数値は国内外の多数の大学や研究機関で発表されていますのでそれを別表にまとめましたが、こうやって見てみますと…

「吸引酸素不足で何に影響?」というより見てもらえればわかるように…
「すべてに影響です!」と答えることが正解であるように、ありとあらゆるリスクが増すのです。

酸素吸引不足のヒトはありとあらゆる病気になりやすくなるのは事実ではないでしょうか。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の方は病気の方々ですので
そこまでいかなくても…それでも上咽頭(じょういんとう)が常に狭まって
酸素吸引量が少ないと思われる「鼻呼吸ができなかったり」、「いびきをかくような睡眠」をしている方々は
これらSASの方々の数値の何%程度のリスクなのかは不明も、何割引き程度のかなりのリスクはあると考えることは自然なことですし、そう考えて、未来の幸せの到達点を引き上げていただきたいです。

昼間の頑張りに対して睡眠時に体内の約37兆個の細胞にねぎらいとして
血液を通して酸素を届けて使用済みのCO2を排出すること=ガス交換。
そしてそれらの際に、内臓などの活動を「止めて」しまっては死んでしまいますので、極めて死に近い状態の副交感神経優位の状態でのガス交換=呼吸が望ましいのですが、睡眠時の吸引酸素の不足は、心拍数を上げて、身体中が欲してやまない吸引酸素量を増やそうとしますから、寝ていてもまるで運動しているかのような状態ですからね。心臓には大きな負担になりますから、各種のリスクは飛躍的に上昇します。

そうやって調べていくと…

睡眠時無呼吸症候群のヒトは300万人~500万人。
鼻呼吸が困難な副鼻腔炎のヒトは300万人
鼻で呼吸できないから口で呼吸しますから
口腔乾燥症(マウスドライ)のヒトはなんと800万人~3000万人。

これらに重複はあるのでしょうが
この国ではのべ3800万人ものヒトが何らかの理由によって吸引酸素量が不足しているのようなのです。

これらの「結果」に対してのWhy(なぜ?)への探求を続けるのが弊社であり
その理由を「住まいの空気の質」という環境要因として掘り下げ続けています。

ビニルクロス9割という我が国の現状の寝室が「-50ポイント」
そこにリフォームして【百年杉】というホモサピエンスが求め続けてきた「+50ポイント」の素材がやってきて、一晩で合計「100ポイント増!」になって一夜でいびきが消失・軽減。
そう考える以外になかなか説明がつかないのです。

 

上咽頭(じょういんとう)を塞いでいる場合では無いのです。
一刻も早く【百年杉】によって、上咽頭(じょういんとう)を大きく開かせるべきなのです。

80歳から上咽頭(じょういんとう)を開かせるのですか?
60歳からですか?
40歳からですか?
0歳?!…いやご懐妊前からはじめる方がイイに決まってますよね。

ビニルクロスなどの化学物質によって塞ぎがちな上咽頭を【百年杉】によって
早めに大きく開放することが、どうやら未来の幸せの到達点を大きく引き下げることにつながるらしいのです。

 

 

杉の香りのサイエンス

それではなぜ?脳は【百年杉】の香りを求めているのでしょうか?
まずはサイエンスから考えてみましょう。

  • 杉の香りの中にはセドロールという鎮静効果物質が含まれている(京都大学)。
  • 木はどれもその能力を有しますが、喘息の主因とされている二酸化窒素の除去固定化という「空気浄化能力」に関しても(浄化能力2位グループの桧の約6倍という)他樹種を大きくしのぐダントツの性能を有している。※1
  • 杉の香りの吸引によるマウス実験によると、たった10分の杉の香りの吸引であっても副交感神経の弛緩に関しては杉の香り無し時の約3倍。さらには、交感神経の抑制値も約2倍増の効果が認められている。※2

杉の香りの吸引によるマウス実験

こうやって杉の素晴らしさに関する科学の裏付けを挙げていきますと「ご自宅の住まいの空気」に求めるものが「汚染と興奮」ではなく、「浄化と鎮静」であるのなら「住まいに木」は絶対条件であり、サイエンスの数値的にも「樹種は杉」というのは、実に理にかなった選択なのですが…

このようなサイエンスの裏付けが「脳が【百年杉】の香りを求めている」裏付け資料と考える事はできないでしょうか。

キレイな空気には木。
そして落ち着いた住まいがお望みであれば樹種は杉。
さらには香りの濃厚さが空気浄化や鎮静効果の目安になります。
香りの濃厚さは樹齢に比例しますので【百年杉】。

脳が【百年杉】を求める理由とサイエンスは近づいてきているのです。

※1:「森を育て快適で健康な住まいを創る」資料中の「針葉樹及び広葉樹のNO2浄化能力の比較」
京都大学 総合生存学館 川井秀一教授 2015年
※2:「樹木香気成分の吸入による神経・生理に及ぼす効果」資料 岐阜大学応用生物化学部応用生物過程分子生命 科学コース 光永徹教授 2015年

検証3:「なぜ脳が【百年杉】の香りを望んでいるのか」の裏付けとなる科学的な要因の証明は増えてきている。

脳が求める空気と脳が拒む空気とは

 

こうやって考えてきますと脳は…
杉は杉でもより濃厚な香りを有する高樹齢杉材=【百年杉】の香りを求めていることが見えてきましたが、いったいどういう空気を望んで吸引して、どういう空気の吸引を拒むのでしょうか。

2014年に掲載されたマンガ「美味しんぼ」の「福島の真実編」の中で主人公が鼻血を出す描写が描かれていて、ちょっとした騒動になったことがありました。その際に大手新聞社の記事の中に実際に福島第一原発で働いている人のコメントが載っていたのですが…「自分も含めて鼻血を出した人なんて見たこともないし聞いたこともない!だけど…作業員みんな鼻毛と耳毛の伸び方が尋常じゃないんだよね。」という記事を読んでビックリしたことがありました。

脳の視床下部は頭蓋骨の中にありますから身体のまわりに存在する放射性物質の存在を察知できないはずです。
それではどこが?…おそらく…というかその場所は外界との境に存在する皮膚しか考えられません。皮膚が探知して脳に報告、脳がその侵入を少しでも防ぐ為に、フィルター代わりになる鼻毛・耳毛のフル増産を恒常性維持機能(ホメオスタシス)の為に命じていると考えれば推論ではあるものの話の流れは不自然ではありません。

でもなぜ?わたしたちが自覚できない放射性物質を、皮膚は察知して脳に報告できたのでしょうか?

最新の科学によると、皮膚は単なる包装紙ではなく、感じ、判断することが分かってきています。
脳の視床下部は「原始的な脳」と言われ、人間の祖先である生き物にも存在していたと言われていますから、ひょっとしたら700万年前…いやそれ以上前…ヒトになる前の進化の過程から、自然界に存在する物質の判別を積み重ねてきて…

「水銀は危険」とか…そういうデータを積み重ねて継承してきたのかもしれません。
そして「?」という今までの継承データに無い新たな物質。
放射性物質のような人間が作りだした…もともと地球上に存在しなかった新たな化学物質を察知した時には、脳は自動的に疑うようになっていて…その吸引を防ぐような恒常性維持機能が働いて鼻毛がフル増産されたと考えれば、話の筋道も通ってきます。

今まで無害だった何百万年分の物質は、脳の視床下部にリストとして蓄積されていてそれ以外の新種はとりあえず保証できないから、リスト外の物質が入った空気の吸引を最小限にする動作を、恒常性維持の為に作動させるということです。

視床下部も空気中の物質にセシウム137が含まれているとの認識まではできないものの、「安全物質リストに無いので防ぐ」という行動でしょうか。

そう考えますと、現代社会は累計5万種以上の化学物質が使用されていて工業用途だけでも年間300種類程度増えていますので、それらの化学物質が含まれる空気を、視床下部は「不明だから危険かもしれない」という判断のもと、上咽頭(じょういんとう)閉塞や鼻毛増産の恒常性維持を命じているのかもしれません。

そうやって調べていきますと、副鼻腔炎の人は300万人もいて鼻呼吸困難な人は口呼吸に頼りますから…口腔乾燥症(ドライマウス)の人はなんと800万人もいて、さらに増加中ということです。
行き過ぎた効率化による「化学物質臭が必然の現代建築の空気と上咽頭(じょういんとう)閉塞の関係」は、状況証拠としてはかなり疑わしい印象を持たざるを得ません※3。

そして、約38億年前に誕生した地球最初の生命は植物のようなモノであるとされていますから、わたしたち人類のルーツも元をたどれば植物なのかもしれませんよね。

森の空気を感じて皆が心地よく思うことや【百年杉】の香りの97%という支持率を考えてみても…
脳の視床下部が最も望む空気とは、単なる清浄な空気ではなく木の香漂う植物の精油入りの空気なのではないでしょうか。

どうやら…空気清浄機だけでは、脳が根源的に望む空気の製造はできそうにないのです。

屋内に木の香りがする環境でなければ

上咽頭(じょういんとう)は閉塞状態が続いて、吸引する酸素が少ない状態=体内の全細胞に届ける酸素が慢性的に不足…が続くということです。そして木の香りの質を考えれば、ご自宅には覚醒の香りの桧よりも鎮静的な香りの杉が有効であるはずです。

また自然界に存在していても、わたしたちが不快に思う空気とは「魚臭い」などの言葉もそうですが、ペットや自分の汗臭さも含めた、生き物の匂いではないでしょうか。

生き物は決してヒトにとって安全な存在とは限りませんし逆にリスクになる場合も多い。
自分の汗臭ささえも嫌がるのですから「生き物の匂いを嫌う」という定規を持つことによって安全な環境の確保に役立てようと積み重ねてきたのかもしれませんね。

※3 実際に弊社代表の加藤政実の講演後の名刺交換の際に、歯科医の方がいらっしゃって、昨今の子どもたちは鼻呼吸できない子がとても多く、歯の治療が困難だとのお話をされていたそうです。先生同士でも「なぜなんだろう?」と話していたらしいのですが、貴方の話が最も腹にストンと落ちましたとおっしゃったそうです。

検証4:恒常性維持活動をつかさどる、脳の視床下部が最も好む空気は植物の精油入りの空気ではないだろうか。そして逆に用心して吸引を拒むのは、今まで地球上に存在しなかった新たな人造化学物質ではないだろうか。

脳が求める空気とは

酸素不足の弊害を具体的に考える

“いのち”の持続に必要な最小限の言葉は「衣食住」になりますが、現代社会の「住」によって、現代人の「吸引される酸素量不足」ということがおこっているのだとすれば、それにともなって、一体何がおきるのかを具体的に考えてみましょう。

まずは10年間の「よくある感想」の第2項でご紹介した…

睡眠状況の改善

「眠れるようになった」
「夜中に起きなくなった」
「朝までぐっすり」
「疲れがとれる眠りになった」…という点です。

夜中に何度も起きてしまう中途覚醒。どこで覚醒してしまっているのかと考えると、おそらくは眠りの浅い「レム睡眠」時です。

わたしたちの眠りは、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」が交互に朝まで4回くらいやってきます。

脳の創造をしてくれる「レム睡眠」は、眠りの浅いことが難点。で、逆に「ノンレム睡眠」は深い眠りで、脳機能維持・補給のための睡眠です。

「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」

たとえば、赤ちゃんがママのお腹で誕生して半年くらいは「レム睡眠」のみです。
脳は創られなければ維持もできませんので、生命誕生後しばらくは「レム睡眠」ばかり。
夜間に中途覚醒をしてしまう人は、おそらくこのレム睡眠時に眠りが浅くなって覚醒してしまっています。

林材新聞「夜間多尿の消失」という感想
(2010年4月5日林材新聞より)

この新聞記事は、医療従事者の方々のご協力をいただいて、精油分を損なわない低温乾燥装置経由の高樹齢杉材(=【百年杉】)の床の寝室を2週間体感してもらうという実験の結果を、東京ガスの関連設計・建築業者さんの前で発表した業界紙の記事です。
見出しにもありますが、ご高齢の方々から「夜間多尿の消失」という感想を多く頂戴しました。しかも、体感実験期間中のみだそうです。

それではどうして…【百年杉】の床の寝室にした2週間だけは朝までぐっすりで…
その前後はまた夜中に何度も目覚めてしまうようなことがおきたのでしょうか。

それは、やはり吸引する酸素量が関係しているのではないでしょうか。
吸引する酸素が少ないので眠りが浅く、それでなくても眠りが浅い「レム睡眠」時にどうしても覚醒してしまう。
けれども【百年杉】の床材があった2週間は鼻孔全開で、体内や脳に大量の酸素が送り込まれるすから、眠りが深くなって「レム睡眠」時にも覚醒しなかったのではないでしょうか。

もちろん眠りの深い「ノンレム睡眠」時も、より深い睡眠になりますから「疲れがとれる眠りになった」という感想にも符合します。

ちなみに最近では、0歳児の睡眠障害もあるようです。
0歳~3歳児のレム睡眠時に中途覚醒がひんぱんに起きることによって(レム睡眠が不足することによる)脳の創造・発達の遅れがあるとしたらとても悲しい事です。

ある意味、脳は生涯発達するとも言えますが、0歳~3歳までの急激な脳の発達期に必要とされる、大量のレム睡眠が可能な時期を失うことはとてつもなく大きい。

先人の経験学問の言葉である「三つ子の魂百まで」「寝る子は育つ」は正しいばかりか、重要なことをママやパパに教えてくれているのです。

神経伝達物質

脳には数百億の神経細胞がありますが、これらはシナプスという接合装置を介してネットワークを作り、脳が働くための情報を伝達しています。
この未完の脳がいわゆるスタートラインにたつまでに、およそ妊娠期間+3年かかります。
0歳~3歳はそれらの土台作りの重要な期間ですので、脳を創るレム睡眠の割合がたくさんあります。しかし「現代住宅の屋内空気の質」によってレム睡眠の途中で覚醒してしまい、脳が創られない状況がおきているとしたら…

また、0歳~3歳は眠りの浅いレム睡眠が多いということは、当たり前に目覚めやすいとも言えますので、それなりの眠りやすさや目覚めにくさへの配慮も必要になってきます。

そしてさらには誰もが好んでなりたくはない認知症。
2017年6月に放映されたNHKスペシャルでもわたしたちは「寝だめ食いだめ」はできませんから…
睡眠負債が続く状況下では、認知症の懸念や子どもたちの成長に対してのリスクがあることが放送されていました。

わたしたちは疲れたから眠るのではなく脳の創造と維持の為に眠るのです。

わたしたちは加齢とともに右肩下がりにドンドン眠れなくなっていって、脳の創造と維持機能が衰えていき、その結果さらに眠れなくなっていって天に召されます。

このグラフをみてください。
わたしたちの人生は、まさしく眠れなっていく道程とも言えるのです。
あなたが去年よりも先月よりも…いや先週よりも眠れなくなっている気がする…というのはまったく正しいのです。
それなのに「【百年杉】で眠れるようになった!…眠りが深くなった!」という感想をたくさんいただいてきたのはなぜでしょう?

受精時から死に至るまで1日に占めるレム睡眠とノンレム睡眠の割合

そう、みなさん実は「もっと眠れる」年齢であり体力・知力を有しているのに、現代「住」環境がもたらす酸素不足の状況が長期化することによって、何割減なのかわかりませんが、本来得られるはずの「眠りの質」まで到達できていなかったのでしょう。
おそらく。

そうでもなければ、科学的にも、年齢が進行したのに、ビニルの寝室→【百年杉】の寝室になることによって、睡眠状況が改善されるとは考えられません。
眠った時間ではなく中身の違い、「質」の違い。
同じ7時間寝たとしても、酸素吸引量が増えていますから眠った時間ではなく、質が高くなっていることが考えられます。
そう考えますと「疲れがとれる眠りになった」という感想にも合致します。
同じ杉でも【百年杉】という「杉の質」の違いが「眠りの質」の違いを生むのです。

検証5:睡眠時の吸引酸素不足によって眠りが浅くなり、レム睡眠時の覚醒による脳の創造機会の消失や、ノンレム睡眠時の脳機能維持能力の低下をもたらしてはいないだろうか。

痛みの軽減といった個人の感想

それでは冒頭の第3項の「痛みの軽減」の検証にまいりましょう。

痛みの軽減

「起床時のノドの痛みやいがらっぽさの消失」
「ひざ痛の消失・緩和」
「花粉症の軽減」

冒頭の起床時のノドや鼻の爽快さ…というのは、おそらく鼻呼吸ができるようになった、もしくは深くできるようになったことによる影響と考えられます。

“いびき”をかくとか…歯ぎしりをするとか…睡眠時の鼻呼吸が浅いと、補助的にどうしても口でも呼吸してしまいますからね。
そうなると口は乾きがちになって起床時には不快感があるでしょう。

睡眠時にしっかりと鼻呼吸できていれば、口内の湿潤さは保たれているでしょうしね。
わたしたちの口内に存在する菌は湿潤な状況を好みます。
前述の口腔乾燥症(ドライマウス)の人たちは、どうしても菌の質量ともに劣ります。
そうなるとウイルスの侵入時に戦ってくれる菌が少なく、病気になりやすくなります。
こういった菌~ウイルスと病気になりづらい…という点も、まるで波紋のように広がっていく【百年杉】による恩恵ともいえます。

ちなみに脳は高温に弱いので、体温より低い体外の空気を脳の近くの鼻から吸引して脳を冷やし、体内で温まった使用済みのCO2は脳に遠い口から吐く、という呼吸法はまるで空冷エンジンのように理にかなった論理なのです。
鼻呼吸とは重要な行為なのです。

そしてその次の「ひざ痛の消失・緩和」

痛みとは炎症ですから、いわゆる血の巡りが良くなった…ですとか…
酸素は血液を通じて全身に届けられます。呼吸が浅く酸素不足状態の慢性化ということは、身体中のあらゆる部位に届けられる酸素量が少ないということになります。身体中のあらゆる部位が腹ペコ状態だったのが、【百年杉】による吸入酸素量の増加で満腹状態になったとも言えますから、炎症症状の自覚の緩和というのもありそうな話です。

実際によくある話としましては…
50歳代…60歳代以降の加齢による慢性的な肩や膝の痛みが軽減したという話が多い。
これらは長きに渡って駆使してきた結果ですから、程度の差はあっても誰にでもある「症状」でしょう。それでも【百年杉】によって緩和されたとおっしゃる人が多い。

考えてみれば、酸素とは内臓だけでなく、すべての細胞が必要としている物質です。

脳が酸素を食べる

まず脳の主食は酸素です(吸引した酸素の2割は脳が吸収)。
そして酸素は、脳だけではなく体内全ての部位が必要としている物質です。
慢性的な空気の流入制限状態が継続しますと、「どこが?」ではなく、体内全ての部位の能力の開花や維持に問題が生じることが予想されます。

例えば血圧は、高くても低くても良好な状態ではありません。

血管を土木工事に例えるなら増水時には瞬時に川幅を拡張し水深を深くする工事をして水流を一定に保って、渇水時には瞬時に川幅を狭く水深を浅くする工事をして水流を保つ…
ということが求められ続けます。

わたしたちの血流は行動…メンタル…季節…絶えず変化し続けます。
…その度の血管の拡張と収縮の連続対応。
そんなスーパーな調整を、本来のわたしたちの身体はできるのです。
しかし、慢性的な酸素不足によってそれらの対応に支障が出ているのだとしたら…

酸素の吸引量が少ないために、身体中の各所が常に「腹ペコ」な状態では、血管の拡張と収縮という血圧維持活動に限らず、すべての部位の能力発揮と維持に問題が生じるかもしれません。酸素不足とは、それほどすそ野が広い問題なのです。

そう考えてみれば「花粉症の軽減」という感想もありましたが、酸素不足解消によってあらゆる項目の地力アップが為されたのであれば、花粉症の症状の軽減ということも不思議ではありません。

【百年杉】が効くというより、【百年杉】が身近にあることによって、酸素の吸引量が増えて、本来可能であった多種多様な地力を取り戻したということでしょうか。

2002年の日韓W杯の際、イングランドのベッカム選手が、骨折を早く治すために、空気中の酸素量が2倍も存在するカプセルに入って治癒のスピードアップを狙っていました。いわゆるベッカムカプセルです。

行き過ぎた効率化による現代慣行建築が、酸素不足状態という、まるで「逆ベッカムカプセル」のような治癒しづらい「住まいの空気」を作ってしまっているとしたら… 悲しい事です。

検証6:慢性的な吸引酸素量の減少が続けば、どこに影響があるというより身体中のすべての部位に影響があると考えられる。脳、内臓、血管、細胞…すべてである。どこに決定的なというより全ての能力などが100%の状態を発揮できずに(どの程度の能力値ダウンなのかはこれからの研究結果が待たれるが)、数割減などの状態であるのかもしれない。

空気の察知能力

そして最後の感想です。第4項の「空気の察知能力」です。

空気の察知能力

  • 「商業施設などの空気を醜悪と感じるようになった」
  • 「化粧や香水などの“香害”に以前より反応するようになった」

これは、呼吸が深くなったことが直接の原因でしょう。

「鼻孔が広がり呼吸が深くなることの常態化」
↓     ↓
「今までは気づかなかった醜悪な空気の質に気づく」

という図式です。

たとえばホームセンターですとか、多くがポリエステル合板でできている大規模家具店舗…靴屋さん…など、大量の化学物質を含む素材が置いてある場所。
そして、電車の隣の方の香水や隣の住宅の衣類柔軟剤の香り…など、化学物質をたくさん含む空気に対して、今まで「気づかなかった」モノが「気づいて不快に感じる」とおっしゃっています。

これらは一見、不都合な要因にも思えますが、どうなんでしょうか。
考えてみましょう。

前述の睡眠時間と年齢のグラフがありましたが、あれと同じような姿になるモノがあと2つあるはずです。
一生右肩下がりの減り続けるモノです。

睡眠・体温・免疫力です。

体温と免疫力の関連性は多くの先生方が言及されていますからそれらをご覧になってください。

この3つはおそらく一生下がり続けます。
もちろん多少免疫力が下がっても、若いうちはまだまだ地力がありますからメチャクチャな「衣食住」であっても、眠れなくてもなんとかなっているのですが、その年齢なりの自分の“いのち”の地力の把握や、自分の“いのち”を太くしてくれる「衣食住」と削る「衣食住」の察知能力がないと、病魔はそこを狙ってきます。

先輩のイメージ

お年を召した先輩方が…
「頭の毛は薄くなるんだけど、体毛は濃くなるし、鼻毛も伸びるのが早くなるんだよ。
お前らも歳をとればわかるよ。」とおっしゃっていましたが、加齢による免疫力の低下は、若いうちはなんとかなったモノも歳をとれば致命傷になりかねません。
だから、体毛を伸ばして体温低下を補って、鼻毛を伸ばして少しでもウイスル侵入を防いで…という恒常性維持活動なのでしょう。

空気察知能力も加齢とともに鋭敏になる印象があります。設計をされている女性にも多い。
「自然系の設計士さんに女性が多いのは自分がそういう空気でなければ現場にいられないからなのよ…」と話してくれた女性設計士の方がいらっしゃいました。

これも、やはり下がりゆく免疫力を考慮した恒常性維持活動なのでしょう。
心身にマイナスな空気により早く気づくようになって、ダメージを受ける空気の場所にいる時間を短く、行く回数を減らすように…
空気察知能力を鋭敏にして補っているのでしょうね。

そう考えてみますと…
今までは感じなかったが、より醜悪な空気がわかるようになった…という感想は、自らの“いのち”を守る価値観…物差しを取り戻し、より高感度なレーダーが搭載されたという事だと考えられます。

「醜悪な空気を察してダメージを感じる」ということは、一見マイナス要因に感じますが、実は呼吸が深くなることによって危険察知能力が向上したという、身体にはプラスの状態なのです。

検証7:【百年杉】とのお付き合いも長くなり、呼吸が深くなることが継続していくと、今までは感じていなかった「空気の違い」が認識できるようになる感想をいただくが、一見ダメージが増えてマイナス要因のようにも思えるが、良くない空気の場所に行く時間を短くして回数を減らすという危険察知能力の向上である。やはり長い目で見れば“いのち”を守る価値観を取り戻したとも言えるようである。

10年間の最後に…

これらが「【百年杉】の10年間」で得た、弊社の経験の大きな基軸です。
もちろん他にもたくさんあるのですが、大きなものとしてまとめてみました。

PC、スマホ、スーパーの食品トレー、筆記用具…プリンター…家具…

化学物質は安価ですから、ありとあらゆる製品・商品に使用されています。
新聞のインクもそうですし、化学物質は毎日毎日「住まい」に入ってくる物質なのです。
ドンドン押し寄せてきます。

それなのに…
現代の慣行建築は、完成した際には許容量オーバーどころか天井・壁・床・風呂…全てが、数十年かけて揮発性化学物質を放出し続ける素材でできています。そして生活をしていれば化学物質は増えていきます。

化学物質は良者か悪者か?という議論というより…
その安価な利便性もなかなか手放せないのが現状なのですが…
その素材ひとつひとつは微弱な揮発性化学物質であっても、さすがにぜんぶまるごとでは脳も身構えてしまいます。

住まいの中での化学物質総量を考えるべきなのです。

生活しているうえで、これからもその未来において化学物質はドンドン入ってくるのですから、その分「住まいの素材」での化学物質量を減らす…ですとか化学物質浄化機能がもっとも高いと思われる【百年杉】を取り入れるとか…
そういう具体策が必要だと思うのです。

弊社代表 加藤政実の講演風景

最後に印象的な話をひとつ…

弊社代表 加藤政実の講演を聞いたある方が家を建て替えました。
「杉が良い」と思ったので工務店に依頼したのですが、予算が無いとかで…
樹齢が若く乾燥温度も高い、香りのあまりしない杉の床になってしまい、壁はビニルクロスになってしまいました。
けれども、その方はちょうど発売されたばかりの弊社の【百年杉】ベッド、「眠れる森のSUGI」【こぐち】を発注しました。
【百年杉】ベッド「眠れる森のSUGI」【こぐち】

その方は月一で高名なカイロプラクティックの先生の施術を受けているらしいのですが…
「おや、どうしたの…とっても眠れているんじゃなくって…? とてもコンディションがいいわ。」と先生に言われたそうです…。

【百年杉】ベッドによる様々なうれしい感想を頂戴し続けていますが、その方の寝室には新品のビニルクロスが貼ってあって、化学物質は大量に存在し続けているのです。呼吸が深くなることによって揮発性化学物質もたくさん吸い込んでいるはずなのに身体の具合は良いと言う…

もちろんお部屋の中に化学物質は少ない方がいいに決まっていますが、どうやらそれらの除去よりも、脳が求めている【百年杉】をお部屋に招いて、先に酸素吸引量を増やす方が得策なのです。

10年という経験から、まずは慢性的な酸素不足の解消だと考えています。
【百年杉】を身近に置いて、「呼吸の深い」生活にしませんか。

酸素吸入量の図

有限会社 加藤木材
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TEL 04-2957-9444(月~土 9:00~17:00)