0円おせっかい

『百年杉』の専門会社 加藤木材

少し前の話になりますが…
ある「エコイベント」に出展した際に

弊社のことを下調べしていたであろう
お手伝いに来ていただいた…ある協同組合の役員さんに…

「今、リフォーム工事を計画しているのですが
寝室だけでも、ビニルクロスをやめればよい効果がありますでしょうか?」
と問われました。

…ビニルクロスの屋内空気質の超長期吸引にご不安があるのなら
なぜ?寝室だけなんですか?
全部、ビニルじゃなく紙にすればいいでしょ。

「いや、もうビニルクロスで打ち合わせが進んでしまっているし…」

そうではなく、なぜ?わざわざあなたが
大切なご自分のお金を投じて
さらにわざわざ、ご自分の将来に不安のある素材を
天井・壁という大量に使用するのかがわかりません。

寝室だけでなく全部に使うお金が無いのなら
リフォーム工事を限定的にすればいい…。

その方はイベント終了間際にも
同じ質問をしに私のところにわざわざお越しになったのですが…

農薬…添加物…トレーサビリティ…
様々な「食」を中心とした問題に
情熱を持って継続的に取り組まれている方々なのに
なぜ「住」に関してはこんなにヘンテコなんだろうか…と考えながら答えていました。

「住」に関しては、いいとこ地産地消くらいでしょうか。
地元の木を使おうよ…くらいでしょうか。

(これにはぼくはスッキリ賛同しかねます。木なんてどこのも一緒でしょ…という木の素人のエコな人の考えでしょ。木も人もピンキリですからね。産地よりも品質重視だと私は考えています。ぼくが人事担当者だったら、地元の埼玉県生まれのトンチンカンな人よりも遠く沖縄生まれの素質を感じる人を採用しますがね…産地を限定した瞬間、品質は二の次になります。高品質の杉にこだわるのであれば、おのずとそれなりの産地となるはずです)

「住」に関しては

現代の行き過ぎた効率化の「住」と
われわれの身体の仕組み…のような考え方をする人が極めて少ないからなのかもしれませんね。

それでも朝一からそして再び最後の夕刻まで…おそらくは弊社HPを熟読して
わざわざ質問攻めにしてきた彼女には敬意を払って…

いいですか。
「ビニルクロス→紙のクロス」は金額的には増額要因です。
なにしろ売り上げが伸びるのですから
工務店側も断る用意はないはずです。

ビニルじゃ貼れても紙は貼れない…という“腕”の問題はあるけど
腕のあるクロス職人さんにお願いすればいいだけの話でしょ。

その工務店さんが紙や木に関して知識が不足しているのであれば
私の知識でそこを補う事によって
あなたのhappyになるのであれば
あなたが聞きに来る分にはなんぼでも教えてさしあげますから
ご自分でちょっと苦労してやってみてはどうですか?

その方はファイトがある方で…
早速翌日から工務店にビニル→紙クロスの方針転換を申し出て
工務店側の知らないことに関する質問を弊社に電話にてお問い合わせになって
比較的安価に「紙」が可能であり、更に質感もある「オガファーザー」に全室変更したようである。

 

謝金は不要だが、なんかそのうち弊社の製品を買ってもらえればいいですかね…

と互いに笑顔で(たぶん…)電話を切ったのだが

お読みの方のご参考になったであろうか。

 

7月のNHKスペシャルで
ある程度の年齢からの睡眠負債は認知症へ恐れがあると全国放送で放映されていたように…

私は50歳代~60歳代のリフォーム・リノベにて
ビニルクロスを薦める建築人は傷害罪並みの罪だと思っているのだがどうであろう。

せっかく数十年かけてビニルクロスの可塑剤の大半が揮発して

抜けたのに…また可塑剤満タンの新品ではねぇ…。

 

なにしろ「睡眠」は屋内の空気を吸って

空気中の酸素を血液を通して身体中に届ける行為です。

「眠れる眠れない」の要因の1番先に「空気の質」を考えるべきである。

 

ジャイアンやスネ夫くんのように悪意を持って
クライアントの睡眠を妨害して
様々な症状を悪化させて、それを笑っているような行動ではなく…

「住の素材選択」とはまるで35年間の食材の事前発注のような
重要なジャッジなのに…
そんなことも考えず…
更にはまるっきり「身体の仕組みと屋内の空気」も勉強せずに
今日も明日も来月も…永遠に悪意は無いのだが、困った(症状の)人を増やしていく
のび太のごとき勤勉なる愚者ばかりな印象である。

勤勉なスキルある人はもちろんありがたい。
頼りにしたい人材です。

そして…
怠け者のスキルある人も自分の命が惜しい分…「気づく」ので
やはり社会には必要です。
「気づく」ことによって
多くの“いのち”が救われ太くなっていく事でしょう。

されど勤勉な愚者は
永遠に間違いに気づかずに
人を傷つけ続けてしまいます。

「のび太」くんとはそういう人種です…

だからこういう機会に
「0円おせっかい」を焼いてhappyな人を増やしていくことは意識しています。

有限会社 加藤木材
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