きめの細かい精油分②

『百年杉』の専門会社 加藤木材

実は杉という木は「食べ物」と関連性が深い木である。

味噌・しょう油・清酒などの我が国独自の発酵食のほとんどは

高樹齢の杉の赤身部が製造容器である。

そう考えると…日本人特有の腸の長さなども

この発酵食文化によって形成されてきたのであろうから

わたしたちと杉はかなり以前から…

それこそ身体の仕組みづくりという深い部分で結ばれいるのではないだろうか。

そんなモノを腐らせずに熟成させる力が宿る…高樹齢杉材の赤身部なのだが

その上に水道水入りの容器を置いておくと

実は”味の変化”が感じられる。

そうですね…10分も置いておくと味が大きく変化するのだ。

なんというかカルキ臭さが抜けて、角が取れた…まろやかな味になるである。

こんなことも…もう10年くらい前からわかっていたのですが

最初はその【百年杉】の豊かな芳香が水に移染したのだと考えていました。

ところが【百年杉】の上にベニヤや複合合板などを置いておくと

味は変わらないのである。

 

(手前の器のように【百年杉】の上に複合合板や複合フローリングを置いておくと”味”に変化がないのです)

 

不思議ですよね。

香りがするということは

空気中に杉の精油分がミスト状かなんかになって存在するということなのでしょうから

その精油入りの空気から水に精油が移って”味”が変化したと以前は思っていたのですが

どうやらそうではないみたい。

まさに直接触れることによる”味の変化”であって…

なぜ?ってしばらく考えていたのですが

「波動」というか…なんだかドンドン話がインチキ臭くなってく感じがして

しばらく「放置」。そう思考を放置してありました。

 

そこで、前回記した杉の驚くべき、きめの細かい精油という話。

どうやらビニルを透過しているみたいで

1時間もするとビニルの外側が精油でペタペタになるという話である。

 

そこで”水の味の変化”は

杉の精油が容器の分子間よりもきめが細かくて

容器を透過しているのではないかという推論がニョキニョキと出てきたのである。

そう…杉の精油は容器さえも透過して水道水に混入して味が変化しているのではないだろうか?!

という推論である。

 

それなら【百年杉のチップ粉】を容器にいれてしまって

ビニルのように透過するのかを確かめればいいのである。

(左よりガラス、陶磁器、紙コップに200年杉チップ粉をいれてみた)

 

”水の味の変化”では

紙コップと陶磁器は10分くらいですぐに変化したのだが

ガラスは”味の変化”を感じづらかったような…時間がかかったような印象があります。

 

木材の香り…精油分の多くは仮道管が露出している【こぐち】部から大量に放出されます。

そう考えればチップはその存在全てが仮道管のようなモノであるし

さらに「ふるい」で落とされた「粉」に近い細かいチップは比重が重く

枕入りの大きなチップよりも精油量は多いはずである。

そしてさらには【百年杉】を超える200年杉の「粉チップ」のみを3種の容器にいれてみました。

念には念を入れて…

これ以上パワフルな精油は存在しないというレジェンンドクラスのチップ粉である。

 

はたしてどうなるであろう。

結果はでているのであるが少し引っ張らせてもらおう(笑顔)。

 

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