『百年杉』の専門会社 加藤木材

11月26日の朝日新聞朝刊に
千葉大学院の神里達弘教授のコラムが掲載されていました。

世界を8つのグループに分けて
人口当たりの新型コロナの死亡者数の統計である。

最も少ないのが「オセアニア」で、ここを「1」にすると
次に少ないのが、日本も含まれる「東アジア東南アジア」と
「サハラ以南のアフリカ(=サブサハラ)」が「1.5」。
その次に多いのが「中央アジアと南アジア」の「4」。
「北アフリカと西アジア」が「5」ということである。
そして、「欧州」になると「20」に跳ね上がって
「北米」が「24」で中南米が最多の「27」だそうです。

欧州はわが国の13倍以上。北米は16倍の死者を出しているということですね。

神里先生のレポートは「サブサハラのアフリカ」の少なさにも言及されていて
この地域の「人口の若さ」を指摘されていて
若い人はかかりにくく、かかっても比較的軽症で済む若者の存在そのもの存在が集団免疫的な効果の可能性とこれまでの何度となくあった感染症による…感染症対策の医療や行政の「慣れ」が適正な指導に結びついている可能性を指摘されている。

ちなみにナイジェリアの年齢中央値は18.1歳で
わが国は48.7歳という「老人国家」である。

数字を見ても明らかであるが
WHOが当初懸念していたワクチン未達による
途上国での感染拡大どころか
圧倒的に医療システムが充実しているはずの
欧米での被害の方が途上国よりも10倍以上も多いのである。
またワクチン接種を先行させた地域の方が
死者が飛躍的に多いのも皮肉である。

こういう世界的な死者数の統計を検証していくと
ワクチン接種でヒトを守る路線一辺倒の方々は
苦しいと思うのだがいかがだろう。

特に現在の感染増!の国々は
ワクチン接種率の高い国ばかりという感も持つものである。
今後は州によってワクチン接種率が大きく違うように聞く
米国の州別の死者割合などの数字を注視したい。

神里先生は
「それでも数字は正直だ。自分でも無自覚な偏見に気づかせてくれることもある。」
と結ばれており
良識ある学者さんの
質の高い発信を、われわれ市民は感じ取るべきではないだろうか。

ウイルスは相対的に感染力と威力は反比例するはずである。
オミクロン株とやらが感染力up!であるのなら
威力は下がると考えるのが筋。

新型コロナも宿主がかなわず、下火になってきた際に盛り返すために
感染力アップの新バージョンになったのかもしれないが

デルタ株だって感染力最強!とか言って
夏には感染増でしたが
死者数のグラフ波形は2月頃の感染増の頃の半分くらいだったでしょ。

感染力が増えれば基本、威力は下がるという原則は
ここまではその通りになっています。

オミクロン株とやらが
デルタ株より感染力up!が本当なら
弱毒化は相当進むと考えるのは無理のないはずである。

見くびるのではなく
「サブサハラのアフリカ」に学んで
適切な啓発と指導ということに尽きるのではないだろうか。

マスクを外してうがいとかね。

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