【百年杉】に関します約10年の経験からの考えにて申し上げますと…
弊社HPにて整理して記していますが
現在のわたしたちは…
わが国始まって以来の「酸素吸引量」が少ない日本人のように思います。
「呼吸が浅い」とも言えますでしょうか。
そしてそれが真実であれば、その「変化」は
いったいどんな「結果」に結びつくことが考えられるのでしょうか。
「(そんなキレイごと言ってたら…)食べていけない。」とか
「何して食べてるの?」という台詞がありますが
わたしたちの身体は水さえあれば2日やそこら食べなくても大丈夫ですが
空気は…酸素は10分無いだけで深刻な状況になります。
「それは極端な言い方だよ!酸素はあれば事足りるじゃないか!
けれども“食”は添加物…農薬…ぜんぜん“質”によって変わってくるじゃないか!」
そういう声も聞こえてきそうですから
論点を整理して記してみましょう。

その昔、アフリカ大陸にはヒトのような生き物が100種類くらいいたらしいのですが…
他の99種を駆逐して、現在のわたしたち…ホモサピエンスが勝ち残った
最大の理由は「知能」だと言われています。
もっと腕力があるヒトのような生き物…もっとすばしっこいヒトのような生き物…
それらを知性にて凌駕してわたしたちは生き残ったらしいのです。
それでは
馬がそのストロングポイントたる脚力を生かして
生まれてすぐに「立ち上がる」ように…
人類も「知能」、「頭脳」を充分に発達させてから次世代を産めばいいのでしょうが
それでは頭が大き過ぎて産道を通らないという問題が生じますので
人類は永遠に続く限り…
「早産である。」という宿命を負っている生き物なのです。
そして「三つ子の魂百まで」の言葉通り
脳のフォーマット形成に生後約3年かかると言われています。
ですから、ママのお腹の中での1年弱を加えた約4年間をかけて
ようやく人類の脳は「ゼロ」→「1」になるのです。
わたしたちが3歳未満の記憶を有さないのはそういう理由からです。
「ゼロ」に5を掛け算しても「ゼロ」のままですが
「1」に5を掛け算すれば「5」になります。
以降、こどもの脳は掛け算のように急速に発達していくのですが
やはりきっちりと「1」となって、脳のフォーマット形成が為されることが重要です。
それでは脳の創造はいつおこなわれるかと言えば
「睡眠」時です。
さらにもう少し掘り下げて考えると
眠りが浅くて目覚めやすい「レム睡眠」時に
目覚めずに眠れている赤ちゃん~幼児のみが「脳の創造」を実施しているのです。
もし?屋内環境の質によって
酸素吸引量が少ない状態が続いているのであれば
「睡眠」時に酸素が少なくて、眠りが浅くなって目が覚めてしまう…。
これが続きますと脳の創造は遅れていく方向性ではないでしょうか。
「寝る子は育つ」という言葉が我が国にはありますが
より詳しく表記するなら…
「寝る子は脳が育つのが早い」…「寝ない子は脳が育たつのが遅い」…になるのでしょうか。
脳の主食は酸素と言ってもいいくらいですからね。
脳は酸素食いの大食漢です。
体内に取り入れた酸素の約2割は脳がたべちゃいます。
このように「早産」の宿命を負う人類の
脳の成長に必要な行為の「睡眠」…「酸素」…なのに
それでも
「空気は質にこだわらずに贅沢言わずにあればいい。」
というのは
いかがなものなのでしょう。
わたしたちの【百年杉の10年間】の経験による
酸素不足なのでは…という話はこちら
https://woody-katoh.com/10year-validation/
「婚活」、「妊活」…もそうですが
(わたしは「〇活」って言葉には凄く違和感があるから使わないけど…)
新たな“いのち”を授かってからの4年間は…
同じ4年間でも、30歳から34歳までの4年間とは全く違う
赤ちゃん~幼児にはどうしようもできない
親頼みの最重要な4年間だと思うのですがいかがでしょうか。
ママやパパになる意思を有しているのであれば
ご夫婦で“いのちを太くする衣食住”と“いのちを削る衣食住”に関して
継続的に話し合うことが必要であろうし
その中で特に「住」はスッカラカンな印象を持ちますので
こういう話が、ご覧になっている方々の
お子さんやお孫さんの未来の幸せの到達度向上のお役にたつのであれば何よりである。