わたしは杉の香りが大好きです。
家は材木屋ではなかったのですが、父が脱サラしてマンション関係の木材を納入する「納材屋」をはじめましたので
木材の製品市場に住み込みで修行にいきました。
配属先は千葉県で、桧は「火の木」として嫌う方も多く
杉7割:桧3割くらいだったでしょうか。日本中の杉を毎日毎日…肩にかつぎました。
木材は肩に食い込んで「痛い」のですが…
鼻にはなんともいえない…気持ちの良い香りが入ってきました。その香りが好きでした。
お部屋の空気の質によって
吸引する酸素の量が変わってくることはないのだろうか。
この杉の香りの吸引を脳(の視床下部)が「望んで」
血圧や体温の維持と同じように独自に勝手に恒常性維持機能の一環として
鼻の奥の上咽頭(じょういんとう)を全開に開く指示を出させているとすれば
大量の酸素が吸引されて、内臓を含む体内のすべての細胞と維持が可能になるでしょうしね。
しかし日本独特の壁・天井仕上げ材であるビニルクロスに含まれる可塑剤(かそざい)は20年くらいかけて
化学物質が揮発してお部屋の空気を汚します。
可塑剤の沸点は300℃超えだから安定しているから安心…とか記している文章を見たことがありますが
そういうヒトは沸点が100℃だからタライの水は永遠に減らないとでも言うのでしょうかね。
まったく不思議なことをおっしゃるヒトたち…。
この国だけですよビニルクロス使用率は実に90%!(驚)。(イケダコーポレーションさん調べ)
ドイツは紙の壁紙が7割とかじゃなかったっけ…
ビニルなんて5%も無いんじゃないの…
それも住居じゃないでしょ。商業施設とかの壁面でしょおそらく…。
自然派を言っていても「しょうがないから、ビニルクロスでやっちゃう」ヒトも会社もあるでしょうからね。
この国では
「あなたの大切なお金でビニルクロスを貼ったら…呼吸が浅くなって…おこさんが素質を開花できずに苦しむし…病気になりやすくなって…あなたのご家族の幸せの到達度が下がるから…だから我が社はビニルクロスの設計指定…及び施工はしないのです。」
そういう魂の大きなロックな建築の会社はおそらく全体の1~3%くらいでしょうかね。残念な業界…。
実に97%くらいの建築人は
目前のお金にやられちゃって、ヒトを不幸にするのがわかっていても
ビニルクロスを貼っているのではないだろうか。
4日のイケダコーポレーションさん主催のプロ向けの講演では
(写真はすべてその時のもの)
「そんな不誠実な仕事を辞めませんか?
年間10件の契約で10世帯を不幸にしてたら、家族4人計算で年間40人…
引退するまで楽に1000人以上の人生を酸素不足にて、未達の不幸にします。
そうやって1000人のヒトを不幸にして得たお金で、配偶者とこども2名のたった3名の幸せに貢献…では
どうにも収支があわない。
それでは森の神様も許してはくれまい。
枯れるように天には召されまい。
苦しんで…後悔しながら召されていく…。
辞めようよビニルクロス。
プロとしての矜持をもって
お客様の幸せの為の”お仕事”をしていきませんか?」
もの凄く盛り上がりました。
そのまま「冷めずに」あの日、わたしのハートから移った”火”を灯し続けて広げていただきたく
渇望いたします。
みんなで増やしていこうね!
特に拙話をわざわざ聴きに和歌山からお越しになった工務店ご夫妻は
一切、ビニルクロス辞める!っておっしゃってたしな。うれしいな。
さぁ8日は弊社内にて非告知「空気の違い体感イベント」がお陰さまを持ちまして終了。
11日は杉並区の杉の樹大学でお話いたしますが、こちらも今からはご参加不可能ですから
あとはこちらのみかな…
https://peatix.com/event/65523
6月22日(土)13時半0PEN 14時~17時 銀座です。
残席10席程度とのご連絡をいただきました。
お早めにお申し込みくださいませ。
この日は加藤政実は全力でその全てをお話しいたします。
この日の加藤政実の話を聞いたか聞かなかったは
まるで紀元前か紀元後になるように(笑顔)…
そうなるように精進し続けます。