『百年杉』の専門会社 加藤木材

今年は日照不足でなかなか色づかなかった弊社のステラトマトもようやく色づいた(笑顔)。

この「耕作放棄地の無農薬の土+杉間伐材プランター+ステラトマトの自然栽培」というのは

震災の年の12月に話をいただいて

南三陸の丸平木材さんで製材した杉を弊社で製造。

翌年の5月頃だったかな。藤の花が咲くころに東北に出荷してワークヨップのお手伝いにいきました。

 

仮設住宅の方々の日々の励みにしていただいて、さらには収穫したトマトも買い取るという

「出口」までできている素晴らしいプロジェクトでした。

 

このプロジェクトの発案者であるシンプルベジの久保正英さんの圃場には

https://simple-vege.jimdo.com/
その年の9月には単独にてお邪魔して、

まったく素晴らしいお仕事があるもんだと視野が広がったのでした。

その翌年もプランター製作をさせていただき

やはり被災地に行く機会をいただき、さまざまなことを学んだのでした。

あれからもう8年近くたちのですね。

 

 

それから弊社でもステラトマトの自然栽培は継続しています。

ある意味、エフワンの種での家庭菜園づくりでは

まるで「使い捨て栽培」のようですから、こどもたちに悪い影響があるんじゃなかろうか…。

 

やり続けてわかるのですが、

わたしたちは、まったくのバトン走者であり、種は太陽と雨があれば永遠に継続するのです。

わたしたち個人はまったく持続しないのですが

そんなことはなんら問題では無いのです。

 

わたしは左右にどこまでも伸びる線の中の「点」に過ぎないのです。

それでいいのですし、それがわかるのである。

【百年杉】を磨いて…切り刻んでいても…「無駄に使えばバチが当たる」との感覚は得られるのですが

この「わたしは”点”」たる感覚は、植物を育て、種を取り、種をまき…を繰り返さなければおそらく身につくまい。

 

 

自らの「お仕事」の精進と達成の為に

他の素晴らしきおこないに触れて、学び、、つながって、自らの体内に取り入れて

自らの「お仕事」に生かすこと。

そんな重要性をわたしはこのプロジェクトを通じて学んだのでした。

 

ところが震災以前のわたしは

同じヒトと飲んで食っての繰り返しで…仕事を有利にみたいな…

よくいる仕事は多少できても、おもろない人間でした。

でも同じやり方ではいかん…と気づかされたのが震災でした。

 

この栽培はマンションでもできるしね。

家族で無農薬~無肥料という、まるで野草のようなお野菜栽培の体感~共有は

教育ではなく共育という感じでお勧めです。

 

人生変わるよ。

 

エフワンだったらやらないほうがマシかもよ。

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