『百年杉』の専門会社 加藤木材

今年は夏季休業は無い(笑顔)。
【百年杉】の床のリノベーション工事のご契約をいただいて、13日(火)から乗り込みである。

別に「忙しい」とか…そんなことを言いたい訳ではありません。
ただ、この時期に「やりたい仕事」がいただけたので「やる」だけのことなのです。

「やりたくない仕事」はもうやらないし、休みたければ、いつでも休めばいい。
弊社のかわりは無いだろうし、ぼくの代わりもいまい。

今回の現場は地上高70メートル弱の高所である。

【百年杉】床材としては最高到達点であろう。

いわゆるタワーマンションである。

 

こういう場所に大人は「なんとか住めて」も子どもにとっては
かなりのビハインドのはずである。良い点なんておそらくなにもない。

だから床を変えて人生を変えるべく【百年杉】になったという話。

これだけの猛暑ですからね。
【百年杉】の床材もハイエースに「積み置き」では
車内温度は50℃を軽く超えるでしょうからね。
「高温乾燥」と同じ状態になってしまいます。

ハイエース車内に満載の【百年杉】床材です。

 

だから祝日の12日(月)の午後に会社に行って、【百年杉】の床材を積み込む。

就業日である10日(土)に積んで…

ぼくの自宅の駐車場に置きっぱなしでは、車内温度は「高温乾燥」×2日間日中ですからね。

【百年杉】の香りの多くは揮発して消失してしまうのである。

 

関東あたりのほとんどの工務店なら

仕事をしている10日(土)積み込みだろうな。

 

そしてこの拙文を読んで知識を得ても

わざわざ社員さんに休日出勤費を払ってまではどこもしないだろうからね。

 

連休明けの13日(火)に産地に「現場に持ってこい!」と言うだろうな。

でも、ぼくは林産地の仲間や運送業者さんに対して、そんな無茶ぶりはしない。

 

自由度が高い…「少し早めにいつでもいいから弊社に納入」を産地にお願いして

自分で検品しながら休みに出社して積み込むのである。

そのほうがイイ。みんなが良い。間違いがないし三方四方良しである。

 

「わたしは悪くありません、運送業者のせいです。」

の乱用するヒトって「天才!バカボン」ですよね(笑顔)。

 

責任の所在ではなく四方良しの…happyになるフォーマットをみつけて

それをちゃんとベーシックなコストにすればいいのにね。

そしてそのコストを理解できないヒトの仕事をしなければいいのにね。

 

なぜ、みんな無茶ぶりして、ヒトのせいにするんだろうね。

ぼくにはまったくわからない。考え方の違いですね。

 

あと「なんで?あなたは、著名な…講演までしているヒトなのに、リフォーム現場に自ら行くの?」とも言われますが…

自分で【百年杉】の荷物を積んで、【百年杉】を現場にかついであがって…

現場で目の前のお客さんと、いままでの多くの【百年杉】とヒトとの生理的リアクションという

0歳児~90歳の方々の様々なエピソードをご披露しながら

わたしもお客様の人生より多くのご経験をいただくことが、かなわないのであれば

スッパリ!建築なんて辞めますね。

 

自分でやるから、得られるし、お役に立てるから喜びです。

 

あと…毎日まいにち…ガサガサの【百年杉】をツルツルに磨く仕事を自分がしてるから自分らしく居られるわけで…

いわゆる刃物も使えない工務店経営者にはぼくはまったく興味が無いし…

自分にはできないというか…ヒステリックな人間かエゴイスティックな人間になってしまうのが

見えるからね(笑顔)。

まぁ僕の場合はおそらくね…。

 

そういう意味では関東ではもうほぼ無いけど

地方に行けばまだある…「大工さん=工務店社長さん」という

「大工工務店(だいくこうむてん)」はいいよね。

 

そういうところに「住まい」は頼んだ方がいいと思うな。

関東だと俺かな。ははは。

まぁぼくは「大工さん」ではなく「家具屋とか建具屋」っぽい木の人間ですけどね。

 

でもHPに大金を投じてストーリーづくりはうまいけど

刃物が使えない工務店よりも、機械や工場を持ってる「大工工務店」がいいと思うな。

 

がんばれ!大工工務店!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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