『百年杉』の専門会社 加藤木材

先日、TV報道ショー番組を観ていたら
コロナ禍と「go to キャンペーン」の整合性に関しての街頭インタビューにて
「アクセルなのかブレーキなのか、はっきりしてくれれば従うのに、どっちつかずで困る。」
みたいな言葉が報道されていて、飲んでたモノを吹き出しそうになりました。
しかも親が年頃の子を横にして、こういう言葉を放っていました。
さっきも起床後につけたTVで
「はっきりと~しなさいって言ってくれた方が助かる。」って言うお笑い芸人に
一同うなずいてたけど…なんでそんな人間の考えを多くの人間にさらすのかが理解できません。

「思考を放棄してはいけない。」

従わない=反抗するのがイイのではなく、思考を止めてはいけない。
考えないで従った方が楽と思えても思考を止めてはいけない。
そこに言葉や数字があったとしても
それは必ずヒトを介して発せられているのですから
必ず「ヒトの思惑」だって乗っかっているわけで…疑え!…ではなく
「思考し続けて」咀嚼する行為を止めるな!と言いたいのである。

まるで上杉鷹山のような…
素晴らしく正しい独裁者を求め続けるような愚かな市民になってはいけない。

わたしは今回のコロナ禍で
これほど思考停止で「従う」ことの楽チン市民の多いことに
ちょっとショックを受けています。
もっと厳しく言うと「賢くない市民」の多さ…いや、ちょっと違うな。
「賢くなることを放棄した市民」の多さかな。…こっちの方がしっくりくるかな。

知性を有した哺乳類である人間が、そこを放棄しているのですからね。
本人をふくめて誰も幸せにしないし…できないから、近寄らない方がいいよね。
そういうヒトって…。言わば啓発しようがないのである。
お手上げ状態。おそらく学歴なんて関係ない。お勉強とはリンクしないと思うな。

政治家の方々にご同情するのは
この手の有権者からも1票もらわなきゃ当選しない…いう点ですよね。

「あんたの1票なんていらないよ!」

みたいな高潔な政治家いませんかね。
そんな市民から1万票もらって当選したって…
そういう「賢くなることを放棄した市民」が望むような
無茶苦茶な政策の実行につながるから
どんどん不幸なヒトが増えていくと思うな。

そう考えると「暗記チャンピオン」を創ろうとして
「あきらめずに思考し続ける尊さ」に気づかせないこの国の教育はヤバイよね。

未来の幸せの為の具体策なんて誰だってわからない。
もちろん必勝法なんてない。
だからこそ「思考を止めずに」もがく。…あきらめない。
思考の継続をあきらめた瞬間…まぁいいや。とにかくそれがいちばん大事だと思うのだ。

何を食べ続けるのか…どんな家に住むのか…質の高い睡眠を得るための寝室とは…。
誰とつきあうのか…どんな仕事をするのか。

人生は運命ではなく無数の選択の結果であるはずだ。
その選択を放棄した人間は自己の幸せはともかく
家族や友人を含めて誰も幸せにしやしない…というか不可能なはずだ。
だって「賢くなること」を放棄しているのだからね。

どんな窮地であろうとも
自己の生き残りへの思考を止めずに行動し続ける人間のみが
他者も救うことができるはずだ。
思考を止めた人間はキャーキャー叫ぶだけで
自分だけでなく他者の足さえも引っ張るだけであろう。

【百年杉】も、初見としては高価に思えても
【百年杉】でなければ得られない幸せはあるように確信するので
「賢い市民」にしか求められないように感じるので
「賢くなることを放棄した市民」ばかりでは
わたしも林産地も森の生き物もノーチャンスなので困ってしまう(笑顔)。

サクサクと「今お得なこと」ばかり詳しいペラペラ人間じゃなくて
自己の幸せの達成を基本に
その延長線上により多くの方々の幸せである
「利他の心」を思い描き続ける人間でありたいと、胸に刻む夏である。

有限会社 加藤木材
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