『百年杉』の専門会社 加藤木材

わたしは森高千里さんのように
おばさんになりたいのである。

お姉さんも素敵なのだが、まだちょっと弱くはかない。
弱ければ、自分を守ることで精一杯になるので
他者を幸せにできないケースもありそう。

しかし、おばさんは強い。
強いから、他者を幸せにできると思うのである。
それが全てではないが、ご出産経験があれば、なお無敵に近づく。
幕内三役…J1…真打ち…黒帯…マイスターである。

人生は選択の連続です。
衣食住…様々な選択においてベストアンサーを有する生き物がおばさんではないだろうか。
そう、この世で最もヒトを幸せに導く生き物である。

「衣食住」における、質の高いモノは高価であるという特徴があり
逆に安価なモノはすぐにひっくり返らないけど、徐々に心身をむしばんで弱くするという特徴があるように思う。

そのあたりのベストアンサーたる選択ができる生き物が
おばさんなのである。

わたしは自分が男であるがゆえに
自分のセンサーの限界を知っているから
わたしがどんなにトレーニングしても到達できない女性の能力領域の広さに
嫉妬していると言ってもいい。

お釈迦様と孫悟空の「手のひらの話」がありますよね。

例えるなら、前項で記したように男の五感センターと脳の判断領域は手のひらの1点の黒点であり、女性の五感センサーと思考領域は手のひらすべてのような感覚を持ちます。それくらい違う。そして、わたしたち男は五感センサーが鈍いゆえに、大勢で共有できることはおのずと「論理」と「数字」に偏ってきます。日々の生活の中での「論理と数字」とは「学問とお金」でしょうから、やはりそこに執着するのも男性になっていますよね。

男とは「学問とお金」しか指標が無い生き物と言ってしまうと
とっても可哀そうなのですが、まぁお許しください。

あといわゆる「エビデンス=科学的証拠」もそうなのですが
男は「五感」センサーに劣って、「論理と数字」に頼りがちな生き物なので
やはりエビデンス至上主義になりがちな生き物だと思います。
この「科学」というのも、地球や自然や身体の仕組みの絶妙なバランスを考えますと
まったく脆弱であって、これも手のひらという自然界の中の1点の黒点に過ぎないように思うのです。

例えるなら東京都庁とホノルル市庁舎との距離を測れと言われて
30センチ定規(という科学)を渡されたような状態でしょうか。
それくらい科学とは脆弱な存在であり続けています。

「杉で元気になることを証明しなさい」のような話もそう。

30センチ定規は確かに正しいのですが、これで測れと言われてもねぇ…。
杉の…植物の偉大さは
エビデンスという黒点以外にもの凄く広く深く存在していると強く思うものである。

おばさんはそこがわかっているのである。
だからベストアンサーを導き、他者を多幸に導けるのである。
五感センサー…経験…判断力…これほど他者を幸せに導ける生き物をわたしは知らない。

林業~木材業といういわゆる「林材業界」も
世界ランクの121位の、超絶男社会=女性差別社会のこの国の中でも
さらに突出した超ウルトラ男社会である。

それでは木のありがたさは広がらない。
わたしもそうなのですが、男という生き物は木や植物の素晴らしさのインプットに不向きな特性なので、インテイク能力が劣っていては効果的なアウトプットなど不可能なはずである。男が仕切っている分には木は売れまい。

おじさんであるわたしがおばさんであれば
今の10倍は売り上げが増えるであろう。

また建築業界も、林材業界ほどじゃないけど
これまた121位の中でも極端なウルトラ男社会であろう。
それでは、やはり「日本の木の住まい」は増えまい。
男は仕事としての差別化のために「日本の木」を語るだけであって
頭と腹の中が一致して、「杉しかない!」との気持ちにはなれない生き物であるはずだ。

弊社のお客さまの95%は女性であって
そのまた9割5分以上は40歳以上の女性なのである。
男性は杉の素晴らしさをインテイクする能力に劣っているようなのである。

しかし、女性という優れたセンサーと多様な解析能力を有する生き物でも
不思議と30歳代のお姉さんでは【百年杉】にたどり着かないのである。
なぜか40年以上かかるのである。

杉は100年。女性は40年。

素敵なお姉さんでは、なかなか【百年杉】に辿り着けない。
素敵なおばさんという生き物のみが【百年杉】に到達するのである。
不思議である。
お姉さんには見えないのに、おばさんになれば見えてくるようなのだ。

そこで、世の素敵な女の子が、実の母だけではなく
他人の素敵なお節介焼きのおばさんの良い影響を受けて
「あたしもあんな素敵なおばさんになりたいなぁ…」って
恋愛…結婚…妊娠…出産…幸せな家族の「衣食住」の選択という
良い影響を受ける社会の構築にわたしは光明を見出しています。

杉は100年。女性は20年。

そうなれば、わざわざ「様々な困ったことを経験」をしながら
40年かけて「気づいて到達」ではなく…
こどもができる前には「住まい」の質にも気をつけなきゃね!

という考え方が身につくと思うのである。

わたしはじぶんがおじさんだから
それが不可能な事実を受け入れています。

素敵な女の子が幸せなお姉さんになって素敵なおばさんになれば
男性も幸せになれますし、それが唯一の幸せの伝播の順序ではないだろうか。

幸せな女性が増えれば、幸せな男も増えていくと思うのである。
その逆は実にむずかしいのである。

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