『百年杉』の専門会社 加藤木材

本稿は、連続して記してきた「女と男の違い」というより男の特徴の話である。

オスは自分は他のオスより優秀だとメスにアピールしたい生き物なはずである。
また、他のオスに対しても、その「違い」をアピールして自己に従属させる状況を作れれば、より優位になれるので、そっちのアピールも欠かさない。
ようはメスに対してもオスに対しても…
他のオスとの「有用な違い」をアピールしたがりの生き物である。

そう考えていくと、この国の世界121位のいびつな超男社会では
SDGsな社会の実現は不可能のようにも思えてくるものである。
男女同権でも、ちょっと足りないように思うのはわたしだけであろうか。

オスの優秀性とは、かつては「狩りの結果」だったであろうが
現代社会においては「お金」であろうか。

そして、そのお金を得るに値するオスであることを周囲にアピールするための
「知識」などの教養を持ってるアピールということであろうか。

まぁどんなにヒドイ詐欺行為も一定の…時には高度な教養や知識が必要ですからね。
詐欺行為は許されざる行為ですが、たしかに「お金」を得るためには一定の教養は必要であろう。

よく男性と話していて
「知ってるよ。それ。」という燕返しを受けることがあるが…
これなんかはまさに「知っている優秀なオス」のアピールである。

それに対して女性のリアクションは
「そうらしいのよね~。だけどなかなかそれの実現が簡単じゃないのよね~。」
という感じであって、男性は「オレは知っているオスだぜの発信」が目的なのだが、女性の方は「知った情報を生かして、自分(や家族)の幸せにつなげていこうとする」ように考える生き物ではないか。

その昔、わたしが敬愛してやまないクレイジーキャッツの植木等さんが
「わかっちゃいるけどやめられない!」という流行語を作り出したのですが

これこそ、まさに男という生き物の性(さが)を端的に表現している名言である。

自己のオスとしての価値の証明が目的の思考の連続なのですからね。
「わかっている」ことのアピールが重要であって、その全てであり
「わかっていることを生かした行動」になんて興味は無いのである。
だから、幾多の情報を得ても「やめられない=行動様式が変わらない」のである。

しかも現代社会においては、検索は実に容易であるから
「知識」を覚えない。また検索すればいいからである。

「知っている」ことのみとせず、その「知識」を体内にストックさせて
熟成~発酵させて、「知恵」に昇華し、そこからさらに「行動」とすることをしない男たち。
現代社会において、男はオスの本能のままに「知ってるよ!その話。」と言い続ける可哀そうな生き物である。知ってるだけで自分も誰も幸せにしない生き物が男性である。

国会中継とかまさにそうでしょ。

しかし、男が劣って女が優秀なのではない。
女の輝きにも男は必要で、その逆も必要であり
LGBTの方々の幸せも社会の幸せの達成には必要なのである。

本稿は若き女性たちに特にお読みいただきたい。
ようは、「男という生き物の特性を生かした操縦術」のような領域である。

わたしは、よく女性から同じような相談事を受けます。

「男性パートナーの“住まいの質”への反対というより、無関心による
【百年杉】の“住まい”への取入れが困難な状況。」

という相談である。

民主主義による手続きではなく
男性というオスの生き物の思考を理解しながらの操縦法。
家族の幸の方向性に誘導できる生き物は女性であるはずである。

「正しいor正しくない」でやりこめるのが目的ではなく
「望むべき未来の方向性に進ませる」ことが重要なはずである。

わたしも男でありオスである。
そんな「わかっちゃいるけどやめられない!」生き物の自己の特性を理解しながら
世の女性…もしくは女性の役割を担う方々による
素敵なオス操縦法に期待するものである。

またLGBTの方々におかれましては
女のみ、男のみでは到達できない…
融合された素晴らしき能力を持つ方々にも、何人もお会いする機会をいただいてきました。
まったくかないません。もうインテイク能力が違いすぎます。まったく素晴らしいスキル。

みなさんのそんな突出した能力を
この国の世界121位の異常な哀しきオス社会の改善にお貸しいただきたいです。

この国の実に大きな「伸びしろ」は女性とLGBTの方々にかかっていると
わたしは真剣に考えています。

男のシンプルな特性を社会に生かすためにも
女性とLGBTの方々のスキルが必要なのではないだろうか。

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