『百年杉』の専門会社 加藤木材

先日、下請け仕事で製造した家具の搬入にいってきました

(  )内は、口に出さなかったけど、わたしが思ったことです。
発言は元請けの工務店さん担当者の方のセリフです。

「ご主人にもお伝えしてあるのですが…」

(この女性は、配偶者の奴隷でも持ち物でもないのになぁ…)

「しかし、旦那さんは、今、お忙しいらしくて…」

(この女性は配偶者の従業員ではないはずなのにね…)

この工務店担当者さんとは仲は良いのですが
改めて助言するのは、やめておきました。

「悪気が無くて言ってるのだから、許してあげて!」

いや、悪気が無くて言ってるから深刻。
スネ夫よりも、のび太の方が始末が悪い。
悪気なくヒトを不幸にし続ける行為こそ最悪なはずである。

「無知は悪」である。
無知は自分を幸せにしないだけでなく
必ず他者をも巻き添えにして不幸にしていくのを、わたしたちは見続けてきたはず。

153か国中121位の女性蔑視国家のこの国の中で
木材業~建築業界となると、もう1210位くらいに感じる
「超ウルトラ男社会」ぶりでございます。
(悪気なく)蔑視し続ける人々ばかりなり。ただただ同姓として恥じ入るばかり。

わたしはお客さま個々にお声がけする際は
お名前でお呼びすることにしています。

今、リフォームお打ち合わせ現場だと
「ゆうこさん」と「ふみとしさん」とお呼びしています。
なかなかすぐに、配偶者の方のお名前がすんなり出てこない際は
「ゆうこさんのパートナーさまはお優しいから…」という感じで切り抜けます(汗)。

こうやってお話しすれば
LGBTの方々がお客さまの場合も
お客さまがお心を乱すことも無いように思うものです。

そして、わたしにこういう習慣が身に付いたのも
わたしに真剣に関与いただいた、ある女性の友人のお陰でもあります(感謝)。

ビジネスの関係なんて知人に過ぎないけど
友人の真剣なご助言は見返りを求めない尊くありがたいものです。
10年以上も前から、未来のわたしのお客さまのほとんどが女性になることを
その友人はわかっていたのかもしれません。
この友人はタイムマシンに乗って、友人になりに来たのかもしれない(笑顔)。

じぶん事で考えると
女性として生まれた瞬間、「残念だなぁ!」と2等国民のような扱いを受けたり…
一所懸命にお勉強して、合格点数をとっても落とされて…
10代~20代はその容姿のみで判断される人生なんて、まっぴらである。

ラジオを聴いていても、せっかくこのヒトいいなぁって思ったのに…
「うちの家内が…」なんて言い出して

(女性は家の中にいることを命じられた生き物ではないはず)

百年の恋もいっぺんに冷めてしまうこともしばしばである。

あと…以前から記していますが
男と女は、まったく違う生き物ですので
その特性と言うか、「違い」をもうちょっと真剣に男性側は考えるべきではないでしょうか。

同じ車でもレーシングマシンとオフロードマシンくらいの違いはあるからね。

男女の特性を決めつけるんじゃなく
そこを考えることによって
男性のみ社会「陥りやすい落とし穴」も見えてくるからね。

首相、社長、知事、市長…は女性という「性」向きのお仕事であるように思っています。

わたしは自分の得意分野において(杉だね)の意見を述べて
「決断」を女性に委ねるようなイメージを
ここ数年は持ち続けています。

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