佐々木朗希の偉業は
完全試合まではさすがに!…だったけど
「予感」はしていて、試合開始前からTVを観ていた。
こんなことを思ったことも
プレイボール直後から観たいと思ったのも初めてである。
もうビンビンに予感しかなかった次第。
今年のこの時期にしか見られないモノがあると思っていました。
ひょっとしたら一生に一度。
ケガや疲労や様々なファクターがあるからね。
最初のふたりの内野ゴロは意外だったけど
ほぼゾーン勝負の球筋はしびれた。
「ボール球でいい。ストライクはいらない。」
技巧のみに価値を求める解説者の声は聞き飽きたもん。
149キロのスプリット(驚)。
後ろが小さく…ドン!って伸びてくる右腕
ストレートはほぼ全球ゾーン内勝負だった。
ストライクゾーンとは「打ちやすいゾーン」である。
勇気をもってそこに投げ込まなければ
塁を埋めるばかりなのである。
やはり努力を持って才能を伸ばし続けてきた「才」は
そのほとばしりを開放して発すべきである。
勝利至上ではなく
その、今しか無いかもしれない
「せん光」のきらめきを見せ続けるべきである。
次はあの佐々木の、眩い「せん光」をバックスクリーンにぶち込む
猛者の「応え方」にも期待したいのである。
利口な勝利至上の解説は聞き飽きたのである。
長くは続かないからこそ美しい
「個」の発露を見たいのである。