『百年杉』の専門会社 加藤木材

まず「百年杉のジャングルジム」は
3人のお子さんがいるご家庭に寄贈。
10か月間の使用を経て問題なしの結果を受けて

その次に幼稚園さんへの寄贈を通して
第2段階の使用検証のステップに入りたいと考えていました。
なにがあっても即!駆け付けられるように
近い幼稚園がいいので

ゆかりのある自治体さんに
その自治体が設立した経営支援のコンサルタントさんを通じて
市立の幼稚園への寄贈を打診していったのですが

昨年末になって
「園児がケガをしたら責任問題になるから嫌だ。」という返事が自治体職員から
コンサルさんにあったという話になり

コンサルさんを通して
「こどもファーストで考えていきましょうよ!」と私の方で
押し戻して…

「それでは年明けにももう一度職員さんに働きかけをしますので…」
となったのですが、年が明けて、すでに4か月という感じで
道が途絶えてしまいました。

そこで弊社のお客様の95%を占める
聡明なナチュラリストたる女性の中で
「濃いめ」な方々10名にご連絡差し上げたところ

すぐに、こひつじ幼稚園さんからサンプル依頼があって
女性の園長先生からサンプル開封した直後に
「こんなに触れて気持ちのいいジャングルジムなら、ぜひいただきたい!」と
お電話があったので、
「はい!代表の私自身が持っていきますから、保護者の方々の前で
“触れる”触覚刺激の大切さの話をさせてください。」となって

「はい!ぜひお願いいたします。」となって
この新聞記事となった次第。

いつもおんなじ。

つながらない話は
いつまでたっても、つながらないのですが
まとまる話は秒で決まっていくのでございます。

ご紹介いただいた
OGのお客様の
ひさえさまに感謝×2でございます。

しかし杉の神様はやはり
たいしたもので
埼玉県では埋没しがちな「木になる情報」も
長野日報さんには社会面TOPで大きく扱ってくださって

めでたしめでたし
なのでありました。

木のジャングルジムに当たってケガをするのは
幸運なことであって
そのおかげで「学んで」
鉄やコンクリートで大けがしないように
成長していくんだもん…という考え方のわたしたちは
少数派であるということが
今回はっきり認識することができました。

実際にかなりの数の水面下での「口利き」にはなったはずなのに
どの幼児施設さんも
想像するに責任者さんが
「新たなリスク」をとりたがらなかったのでは…と推察いたします。

わたしたちは元気な子どもに
タブレットでディズニー映画見せて静かにさせてのような…
視聴覚刺激一辺倒で「子育て」の現在に
危惧を抱いてるのですけどね。

視聴覚刺激ってハリでチクチク刺され続けて
強制的にリアクションを起こしているようなものだし
人類の脳の成長の進化の過程も
触覚刺激によるものだし…

新生児における触覚刺激による
脳への情報処理の領域も数倍も広範囲なはず。

気持ちの良い素材(=百年杉の棒)に触れ続けながら
一定のリスク(=落っこちる)を自覚しながら
脳の思考と身体の動きの連動運動は

幼児期には必須の遊びだと思うんだけどね。

「新たな遊具=新たなリスク」派が
これだけいたとはなぁ。

でもマイノリティは楽しくがんばるよ。

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