『百年杉』の専門会社 加藤木材

9月11日は蒲田に
いわゆる不登校の子の自立支援をおこなっている方の
講演を聞きに行ってきました。

すばらしいお話でした。
情熱を有する男っていいよね。

講演者は元TVショッピングの登壇者だったとのこと。

講演内容も実にわかりやすく
セルフプロデュース力にも長けて
さすがの高スキルかつ情熱溢れる内容でした。

やはり「男」という「性」は
やることが明確になれば実に強い。

「女」という「性」は
自らの体内から「何もできない生命体」が産まれ
その世話をし続けるのだから
「わが子の自立への過程」というのは
確かにメンタル的に容易ではない。
そこが腑に落ちたものである。

なるほど。
男の役割は重要。

「学校に行けない」ことは良いこととは言わないが
絶望すべきことではない。
しかしお仕事できない…ことは
かなりよろしくない。

講演者とわたしはお仕事に関するとらえ方は同じであった。

お仕事とは自分の得意分野における社会貢献であって
「はたをらくにする=はたらく」行為であるはずである。

お仕事とは他者を幸せにするものである。

しかし、お仕事が自分の為になってしまうと
ジェダイの騎士は「あっ!」という間に
暗黒面に落ちてダースベイダーになってしまう。

弊社がビニルクロスの施工をしないのは
依頼人の大切なお金で
数十年かけて
病気になりやすい空気にすることが
依頼人の幸せにつながらないという判断からである。

自分を幸せにするためのお仕事の方々は
「ビニルクロスも使用が認められている素材なんだよ。」
と言うが

わたしたちの知見と経験からは
あり得ない選択なのである。

だから「安く早く!」のオファーにはお断りを入れるしかない。

「客がビニルクロスでイイと言っているんだからやれや!」

ほかの会社を当たってください。

たとえばオーガニックカフェのオーナーシェフが
お昼時に
「高いなぁ…添加物まみれでもいいから
ワンコインの料理を作ってくれないだろうか?!」というオファーを受けて

作り出すシェフはいまい。

しかし
建築業界って

顧客満足度NO1!への対応とばかりに
舌がヒリヒリするような料理を
作り出すような会社ばかりではないだろうか。

帰り道に
ふと思ったのだが
「子ども」というのは
わが子でなくても、社会の共通の宝である。

その「共通の宝」への日常のアプローチ…。

365日の中で
自分の得意分野を通して
子どもへのアプローチをまったくしない会社も個人も珍しくはない。

意地悪な言い方になってしまうが
そういう会社や個人は偉そうなこと言ってても…ということ。

自分の得意分野を通して
常に「子どもの自立」に関しては
興味を超えたコミットメントの持続が欲しい。
社会として継続して欲しい。

大人は自分のお仕事を
依頼人の幸せのための行為と定め
さらにその先には「子どもの自立」を第一に考え続ける。

食い続ければ…住み続ければ…
病気になるようなお仕事をやってちゃ
「社会の共通の宝」にアプローチなどできまい。

有限会社 加藤木材
〒350-1312 埼玉県狭山市堀兼2348-1
TEL 04-2957-9444(月~土 9:00~17:00)