『百年杉』の専門会社 加藤木材

朝日新聞「子どもたち、眠れてる?」記事 その3

しかし、この新聞記事もそうだが
「住の質」や「屋内空気の質」と睡眠に関する因果関係を
考える人間がほぼいない状態が続いているのには
驚きを禁じ得ないものである。

わたしが思いつきそうなことを
学者や大先生たちが気づかないなんてね。
いったいなんでなんだろか。

それらが思考の足りなさからくるのか?
わざと見えないふりなのかは不明も
記事内にもあるように
眠れない15歳の娘に睡眠導入剤を親が飲ませるとは…
対症状的な思考もここに極めりの感を持ちます。
いったい、どういう思考経路なんだろうかね?

プラスチック&ビニルハウスを
数千万円かけて建てたり…買ったり…借りたりして…
子どもが眠れなくなるとクスリ漬けって…

クスリじゃなくて
彼女に必要なのは一緒に住む植物だろう。木の香であろう。

人間の生存の持続に必要なモノを最も短い言葉で言えば
「衣食住」と言われますが
それをもっと具体的に言うならば…

それは
着る植物との関係性であり
食べる植物との関係性であり
住む植物との関係性であろう。
また人生とは。それら植物との素敵な関係性の持続と言ってもいいはずである。

また「衣食住」論のみに終始してしまうと

「驚きの能力を有する皮膚が周辺の空気は“安全な空気”と
脳幹部に報告し続けるような質の空気が必要」であるという
「空気の質」という点も欠けてしまうように思うものである。

よくこの国の標準的なプラスチック&ビニルハウスに住みながら
「子育て」とか、やってるよね。
もの凄いハンディキャップだから
ほんと凄いと思う。

実は杉の香りが睡眠に効果があることは
ほぼ科学的にも被験者実験を通じて証明されています。
それは2020年に閣議決定された「グリーン成長戦略」にも
補足事項として記述されています。

でも建築業界人の1/1000の方々も知らないだろうけどね。
まぁ…だからプラスチック&ビニルハウス全盛なんだけどね。

https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-17H06151/

独)日本学術振興会・科学研究費助成事業「住環境が脳・循環器・呼吸器・運動器に及ぼす影響実 測と疾病・介護予防便益評価」2017-2021 年度」

5年間で2億円の研究費(国費)を使って
「木(杉)の香」による睡眠の質の向上はわかっています。
しかし「なぜ?そうなるの?」がいまだにわかっていない。

ようは杉で眠れるようになることはわかっているのですが
なぜ?眠れるようになるのかが、わからない。

わたしはそれを杉の香りの物質がどうこう…ではなく
わたしたちの内部のリアクション的な問題だと推考するものである。
だから「杉で眠れるようになる!」の立証は不可能に近いのではないか。
不可能なことをいいことに
学者は科研費をむさぼり続けると言えば
やはりそれは杉バカの妄言なのであろう(失礼)。

わたしは…「決め手」はおそらく杉の特定物質ではなく
われらの内部のプログラミングにあると考えているので
それこそ何千人を超えるような生きた人体解剖実験が必要な類のものであって
もちろんそんなことを実行すべきではないので
科学による「杉で眠れる事実は認められても立証は無理」と断定するものである。
(個人の推論なのに断定とは、わたしの妄言もヒドイよね)

意中のヒトのそばになっただけで
顔が赤くなってドキドキと血流が増すように…
女性のキュートでセクシーな見栄えを見た際に
男性の身体が反応を示すように…

まるでコントロール不能なプログラミングなのである。
ただただ杉の香りでみな、落ち着いて眠れるようになるというだけのことである。

ようは「なぜ?」の立証を待たずとも
寝室やベッドフレームが杉の香を感じられるようになればいいだけの話である。
理由は不明も結果はでているのである。

何か違うことを言ってますか?

最後に
狙ったのでなく、おそらく結果として
「大脳の発達」につながった人類であるが…

その高度に発達した脳の成長や維持には
莫大な量の酸素が必要な構造になっており
(もちろん使用済みCO2の排出や排せつも重要)

わたしが推考する「呼吸の浅さ」が
化学物質漬けの「住まい」によって
常態化するとすれば…

脳の発達と維持に不可欠な大量の酸素という構造が仇となって
こどもたちは持って生まれた素質を生かせない
(脳の)低成長につながって
私たち自身の脳の活性化の維持も困難になってしまうであろう。

実は「石油化学物質まみれの住で眠れない日本国民」というのは
実に深刻な国民的な環境要因リスクではないだろうか。

知識を随時取り出して、恥をかかない行動はとれても
各種の情報をストック~解析していって
知恵とする能力を持たない大人ばかりになってしまわないだろうか。

呼吸が深くなって鼻呼吸が可能になる「食」など存在しない。
やはり「住」の失点は「住」で取り返さなければならないはずである。

脳の発達がストロングポイントたる生き物なのに
その発達と維持には欠かせない「呼吸」が浅くなって
「睡眠」が不足しているのですからね。

新聞記事内にあるような
睡眠導入剤を10代の子どもに服用させるような選択こそ
まさに脳の未発達者たる大人がとる行動なのかもしれない。

最後の最後に…
数値としての空気の質であるが
焚火をして気を失うヒトもいないように思うのですが…
その際に発生するCO2で
潜水艦映画の中で「酸素が不足しています!」なんて場面がよくありますが
空気中の2%で倒れて3%で絶命となるそうである。

ですからもともと地球上に存在しなかった
人造石油化合物が発する屋内揮発性化学物質なんて
0.1%も無いくらいの極小の数値であって…
やはりわたしは化学物質直接の影響ではなく
毒ガスイチコロの身体の仕組みと鋭敏な驚きの能力を有する皮膚のスキルによる
「呼吸の浅さ」などを根源とする多岐にわたる影響が
大きいと考える数字的な論拠になっています。

あと1万年も進化を続ければ
「皮膚」も慣れてきて…

スマホやタブレットに触れた際に
皮膚が判断して脳幹部に伝えているであろう
「安全ではない可能性がある今までにない感触」という
体内を駆け巡る注意報や警報のような電気信号も無くなって

ビニルクロスから揮発し続けるフタル酸エステルという
DNAに掲載伝承されていない新たな人造揮発性科学物質にも慣れて

「あぁ…こんな微弱な化学物質くらいたいしたことないよ~無視無視。」

となるように思うのだが
あと1万年近くは、進化の過程において
「眠れずに~呼吸も浅く」苦しむように思うものである。
(この項おわり)

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