代表の加藤政実が
岩手県一関市に招かれて講演してきました。
「衣食住」ではなく「食と触」から考える未来の幸せ像。
彼はここ1~2年くらい
杉を超え…木を超え…麻や綿や絹という植物に学び…
「植物との距離感」がすっかり遠くなってしまった
現代社会の危うさをインプットし続けていました。
1月から再開された(有)加藤木材主催の「体感+お話会」でも
それらのアウトプットにチャレンジしていましたが
思考錯誤は続いていたようで…
今回の「岩手やまんばプロジェクト」さんのお招きにも
新資料製作並びに語りの練習を続けていたのですが
本人としては
なかなか満足できる内容にはならなくて
苦しんでいたみたいなのですが
まるでWBCの村上選手のように
最後の本番で結果を出したようです。
■岩手日日新聞 2023/03/26
里山資源活用在り方は ゲスト2人が講演、対談 山んばサミット 東山【一関】
岩手日日新聞
https://www.iwanichi.co.jp/2023/03/26/9958763/
Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/dbfe21c02f9e0102cfada907c44f3b5545b64d94
共同通信
https://nordot.app/1012613668934680576
彼はよく言います。
「梅雨があって雪が降るという
地球上唯一の環境要因を持つこの島の植物は
魔法使いのようなパワフルな植物が
多種かつ多数存在する奇跡の植物の島である。
(夏季の多様な負荷がしぶとい“いのち”を創り安定した冬季が“いのち”の数を増やす)
薬草…薬木だらけである。
この島には森があって
森を源にした豊かな土壌がある。
そこにある。目の前にある。
そこにある植物に畏敬の念を持って
身近に置いて…【触れて】
元気になっていって枯れるようにお星さまになっていく。
チンパンジーとの分岐から約700万年。
アフリカ大陸での湿潤な森…もしくは湿地帯での人類誕生から約20~30万年。
ホモサピエンスたる先人が触れ続けてきたモノは
【土、水、木を含めた植物、同胞を含めた生き物】というたった4種に過ぎないはず。
石器や鉄器を道具として使うことはあっても
たった4種+αに過ぎない。
紙だって1000年くらいのものであろう。
そこにある「植物との【触】」を取り戻す流れを作ってから
わたしもお星さまになりたいものだ。」
(聞き続け過ぎて、本人でなくても書けるようになってしまいました)
しかし彼が言うように
そこに無いモノをねだるのは「無い物ねだり」。
しかし「森と土」はあるのですからね。
岩手から日本が変わっていっていただきたいです。
岩手のみなさま
弊社代表がお世話になりました。
ありがとうございました。
(百年杉の加藤木材 あるスタッフ筆)