『百年杉』の専門会社 加藤木材

月曜日から都内でマンションリノベーション工事がはじまります。

「免疫力の向上と維持」「脳の成長と維持」この両方の実行のために必須な行動は「質の高い睡眠」です。
いびきや歯ぎしりや大きくなってもおねしょをしているような睡眠では「質が低い睡眠」と言わざるを得ません。

そんな睡眠では持って生まれた素質を開花できないし
せっかく開いた素質の維持も困難です。

そのための具体策としては鎮静効果の香りの杉の使用かつ濃厚な香りは樹齢に勝る【百年杉】。

写真は今回のリフォーム工事に使う【百年杉】赤身部のみの建具枠材と
たまたま工務店さんから注文のあった白太部多めの鴨居材を並べて置いてみた次第。
もちろん無塗装ですよ。何も塗っていません。それなのにこの”輝き”。

もはや現代建築では1億円かけても
これくらいの木の質へのこだわりなんてできそうもないけど…
弊社では100万円~200万円の工事でも
こういう逸品にて施工が可能である(えっへん!笑顔)。

同じ【百年杉】でもこれだけ違うのです。
樹種~樹齢~さらには部位。
「木は無害だから使うだけなのだから、安く早く入手できればいいのさ。」という無害建築人には、理解できない質感ではないでしょうか。
無害建築人というヒトにお金を払うくらいなら
木に…植物の質にお金を払ってもらえれば、山にお金は還って都市部のヒトもぐっすり眠れるようになるのにね。
お金の使いどころを考えるだけでぜんぜん違うと思うのですがいかがでしょう。

電磁波に食品添加物にすき間の無い効率化スケジュール…
鎮静化軍団のわたしたちは、これくらいの杉でないと太刀打ちできないと考えています。

手法論、技術、叡智、情熱…
たしかにそっちのヒト分野も必要なのですが

もっと「ヒトよおごるなかれ!足るを知れ!」的な
かけがえのない自然界の素晴らしさ…植物の偉大さを説き続ける方向にもお金を払っていただきたいものである。

こういう「ものすごい杉」は日本中に存在しますが
そういう杉が豊富にあるからこそ「時価」ではなく
事前に価格を明示し続けられる産地は旧紀州藩+高知県あたりの産地に限られるのではないだろうか。

静岡あたりでもできそうなものだが
お得意様の江戸~東京人の考え方が「最高のモノはいらない安けりゃいい。」だから…
ここまでの逸品を創りにいかない感じですかね。歴史的には…おそらく。

写真の製品には「過剰なやり過ぎの精油分」というか…
マリリン・モンローの過剰な色気みたいな感じがあるでしょ。
でも静岡あたりだと、もっと高貴で美しい杉なんですよね。ピンク色でとても美しい。
吉永小百合さんみたいな杉。

わたしは女性の好みはそうではないのだが
この「過剰なやり過ぎ精油分お色気モンロー杉」ばかり12年も扱っていますと
いまさら吉永小百合さん杉では、ぜんぜん満足できないのです。
何度も言いますが、わたしの女性の好みとは違いますよ。

やはりプライド高く傲慢な木造都市「京都」に満足してもらう逸品の杉を創り続けた
旧紀州藩+高知県あたりの高樹齢杉材の精油分は格別である。ある意味「遺産」だね。
そしてそれらの素晴らしい「遺産」がプレミアムな評価を得ていない現状から
今回、林野庁より採択された「【百年杉】の実証検証」になったわけである。

他の産地にそれができないというより
そこまでのクオリティへの要望がなかったから、たまたま少数の「凄い杉」はあっても
「山の畑」としての大量の高樹齢杉材=逸品の「遺産」にはならなかったのではないでしょうかね。

日本中に凄い杉はある。
その凄い杉が、ヒトを元気にすることがわかってきた。
ようやく科学が杉の凄さに追いついてきた。

そして旧紀州藩あたりには凄い杉がゴロゴロある。
先人がそれをわたしたちに「遺産」として残してくださったのに
現代建築人は木は無害だから使うのみだから、そんな凄い杉はいらないという。
安い木があればイイのだという。

わたしたちはそれが悔しいから
がんばり続ける。

建築人に「住まい」を任せていたら
ほんと、森もヒトも滅びるよ。
わたしたち植物人に任せなさい。

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