『百年杉』の専門会社 加藤木材

【脳】君は間違っているかもしれない(集中連載10)

『百年杉』の専門会社 加藤木材

前回は恐ろしいお話をしました。

さて、今あなたは拙文を読もうと選択して

拙文を読んでいますよね。

 

そう、私も拙文を書こうと思って書いています。

そうやって自律神経の交感神経を発揮して、私は書いて…あなたは読んでいます。

 

そう…この世は運命ではなく無数の選択であって

昨日の昼食も…友人への「いいね」も…

すべて自分の行動は自分が選択していると

私たちは今まで思っていたのですが、どうやらそうではないらしい。

【脳】君が選択していることに我々が抗えないのだ。

前回はそこまで書きました。

 

それでは【脳】君というヤツはどういうヤツであって

どんな気風なのであろうか?

 

私が推察するに

状況による例外などなく、極めてシンプルに目的達成の為の行動を命じる

冷徹なヤツという感じだろうか。

 

思えば「杉バカ男」も実に遠くまで来たもんである。

杉のストロングポイントを探求していたらこんなトコこまで来てしまった。

 

我々の所有する脳は、我々の身体の事を優しくおもんばかって…

心配しての各種の選択という感じではなくて…

 

自分(=脳)の為の選択が第一。

そして脳は「やどかり」のようなモノで

我々の身体は「貝殻」のようなモノなので

その「貝殻」が壊れると具合が悪いので、貝殻を守ろうとする第二の選択。

 

そういうように私には思える。

 

もう一度書きますよ。

【脳】君は我々の命令以外に常に勝手に

身体の各所に指令を出し続けているらしいので

 

我々は【脳】君がどういう定規を持って判断するヤツなのか?

【脳】君の性格?に対して推論をもって付き合う事が必要なのだ。

 

前回書いたように

授かった赤ちゃんに

それまで体内に残っていたやっかいなモノを送り込んで

母体を守るという選択肢をとる女性は

もちろんそんな事は意識してできないことなのだが…

それができたとしても誰もその選択をしないはずである。

 

その理由の説明を「愛」以外の言葉で表すなら

自分よりも30年くらい長く生きる人間に「負」を背負わせるより

自分で「やっかいモノ」の連鎖継承を断ち切った方が

太い命の継続になるから…ということになるだろうか。

 

そう、やはり【脳】君の選択は間違っているのである。

【脳】君は自分自身の保身しか考えていない。

 

パレスチナの問題だって、恨みの連鎖をどこかで断ち切らないと

真の平和は訪れないはずである。【脳】君にはそこがわからないのだ。

 

我々の【脳】君はこの地球上に70億個存在してても

70億個それぞれの【脳】君自身の保身しか考えていないのだ。

このあたりの事が、知能がストロングポイントであるはずなのに

我々人類は危険な方向に向かい続ける指向性であって最大の弱点なのかもしれない。

 

 

その実に自分勝手な【脳】君なのだが

【脳】君の大好物は何なのか?と考えてみれば…

それは空気中に21%含まれる酸素である。

そして【脳】君は吸引した酸素のうち、実に2割も食べてしまう酸素の大食漢である。

消費税よりたくさん【脳】君は酸素を持っていってしまうのです。

 

酸素は体中の隅々で必要とされています。

それなのに【脳】君はその酸素を大量に独り占めしちゃいます。

 

吸引された酸素は血液を通して、指の先まで…身体の隅々まで運ばれて

そこで帰りの荷物として使用済みの二酸化炭素を積んで体外に放出されます。

 

そう「呼吸」とは酸素を体内に取り入れてCO2を放出するガス交換なのです。

 

例えば、以前、【百年杉】の「すのこマット」を

お年を召した方々に試してもらったところ…

 

http://woody.theshop.jp/items/724015

 

慢性的な膝の痛みなどの症状改善の個人の感想を結構いただいたのですが…

これを私は最初はさっぱり理解できませんでした。

 

けれども勉強を進めていくと…

 

いつもはビニルクロスの寝室なので鼻孔は閉じ気味→睡眠時に【百年杉】によって鼻孔が大きく開く→たくさんの酸素が体内に入る→今までは身体の隅々まで酸素が充分に行き渡っていなかったので、「痛み」を自覚してたが、酸素が充分に行き渡ったので「痛み」の自覚が消えた。

 

という推論が今は成り立っています。

 

(集中連載2)で書いたように

我々の身体は毒入りの飲食物は想定していても

地球上に毒ガスが無くなってから生まれた生き物ですからね

微弱とはいえ、長期に渡ってありがたくない

屋内の揮発性化学物質を吸引し続ける事は

【脳】君にとっては、驚異であって、嫌な事なのですね。きっと

 

そして【脳】君は

吸引して食べようとする酸素中に

微弱に含まれる化学物質が脳に入ってくるのを嫌がって

鼻孔を閉じ気味(全部閉じたら死んじゃう)にする指令を出します。

 

結果、体内に入ってくる化学物質…

そして脳内に侵入する微弱な化学物質は確かに減るのですが

しかし当然

全体として体内に取り込まれる酸素が減る事になっちゃう事になる訳でして…

それなのに数少ない酸素なのに…

【脳】君は自分の事しか考えないから

やっぱ2割の酸素を【脳】君は持っていっちゃうし…

 

それって、飢饉のような不作の秋に年貢だけはしっかりおさめろ!的な行動でして

やっぱ、ここでも【脳】君の判断には問題があるのかもしれません。

 

結果、【脳】君の自己保身の判断による鼻孔閉じ気味の指示によって

【脳】君が【脳】君自身の発達と維持に必要な酸素も不足がちになってしまうし

身体のいたるところでも酸素が少なくて慢性的に不足気味という

負のスパイラルが現代住宅のビニルクロスの寝室ではおきているのではないでしょうか。

 

実は…お問合せいただいた賃貸物件にお住まいの方などにおかれましても

負の要因たるビニルクロスの撤去はできないのですが…

弊社の百年杉ベッドの「眠れる森のSUGI」の導入や

「赤床タイル」を寝室に敷き詰めることによって

 

鼻孔全開のたくさんの酸素が体内に入る睡眠が可能になることによって

やはり各種の症状の改善の個人の感想をいただきますので

 

これらはやはり

【百年杉】による空気浄化作用もあるのでしょうし

【百年杉】の芳香の吸引じたいによる体内の恩恵もあるのでしょうが

 

微弱な化学物質くらいは

呼吸の深い睡眠…大量の酸素が体内に取り込まれる睡眠をすることによって

身体の自力を向上~維持させることによって

力強い排泄によって体外に出すことが可能なのではないだろうか。…とも思えるし…

 

いやいや

もちろん【脳】君にも言い分があって

微弱とはいえ、数十年間という超長期に渡って

化学物質を吸引し続けて、それが体内に蓄積される側の

「こっちの身にもなってみろや!」と言う話で…

 

【脳】君の判断によって、たとえ身体全体の慢性的な酸素不足の継続が続いても

超長期の化学物質の吸引を減らしている事によって

【脳】君じたいのダメージの蓄積が軽減しているのであって

「おれが誤作動したら、元も子もないだろ。」

という【脳】君の自己中心的な考えにも一理あるようにも思えます。

 

そう考えると

【脳】君の自分の保身の判断という

言わば空気中の化学物質チキンによってもたらさせる

体内の酸素不足というのは、実に厄介な問題なのだが…

 

【脳】君が【百年杉】の芳香に鼻孔全開の指示を出すという事は

【百年杉】の芳香は【脳】君自身の発達及び維持に役立つという事でもあるということであって

ここはやはり重要なポイントである。

 

ビニルをはがすという負の排除の思考だけではなく

(それが可能なら、なおイイのですけどね…)

【百年杉】を身近に置くという【足し算の思考】がなければ

おそらく脳の発達と維持は困難なのである。

(集中連載1に書いたでしょ)

 

 

 

有限会社 加藤木材
〒350-1312 埼玉県狭山市堀兼2348-1
TEL 04-2957-9444(月~土 9:00~17:00)