ママとパパになる前に聞いて欲しい事

不感蒸散

わたしたちは「不感蒸散」している生き物です。
生きている限り…無意識のうちに身体中の毛穴から湿気を放出し続けている生き物なのです。ですからその湿気を吸って受け止めてくれる素材でないと
触れるとベタベタと…不快に感じてしまいます。
今こうやって「生きている」わたしたちも
意識はしていないのですが、湿気を身体中から出し続けているのです。

もし?ヒトの肌がヒトの湿気を吸収しなかったのなら…
ヒトは不快を感じ、誰も握手もしないでしょうし
愛し合う事も無いでしょうね。
みんなもっとヒト嫌いになっていることでしょう。
それくらい肌の湿気を(吸って)受けとめてくれない素材は不快なのです。

湿度を吸収する住まいの素材といえば
木、土、紙くらいでしょうから、そう考えますと…
いかに木がわたしたちにとって心地よい素材であるかがおわかりいただけるでしょうか。

けれども行き過ぎた効率化の現代建築や家具・用具のほとんどの素材は
日々の成長とともに大人以上に発している赤ちゃんの身体じゅうから発せられる
湿気のパワーを受け止めずに無視~放置しますから
おそらくは、赤ちゃんには「不快」な触感だけが残ります。
床をハイハイしていても常に不快なのです。

受け入れて包み込む素材

建築の素材だけではありません。
家具、遊具、用具、スプーン、箸…

木以外の、赤ちゃん~幼児が触れる
ありとあらゆる現代社会のプロダクトは不快な触感なのです。

「おとな」であるわたしたちは知性を有していますから「がまん」ができます。

空腹であっても…満員電車であっても…裏切りにあってでさえ…
「がまん」ができます。

それらの「がまん」はストレスとなって「こころ」に負荷をかけるものの…
その負荷を時間をかけてそらしながら生活していく術(すべ)を
わたしたち「おとな」は、なんとか身に着けています。

しかし、赤ちゃんが「おとな」になるべく日々成長し続けていく道程において…
何に触れても「不快」な「住」環境下での生活が続いた場合…

「不快」な感触の常態化が
誕生しつつある「こころ」のスタート時からの「不安」につながりはしないでしょうか。

なにしろほぼ全て…この世に生まれ出でてから何に触れても「不快」な触感ばかりなのですから…

「不快→不安」

赤ちゃんが脳の発達とともに感じていく
未来への「不安」につながりはしないでしょうか。
わたしたちはそこをとても心配しています。

エブリデイ…常に脳に届く…触感としての「不快」な状況の連続下で
赤ちゃんが「健やかに育つ」ことは、極めて難しくはないのでしょうか?

しかも「ぬるま湯育ち」として
心地よかった胎内での感触とは180度真逆の「不快」の日々ですからね。
この世に生まれてからは「気持ち悪い感触」ばかりの日々。

できるだけ心地よい環境とご家族の「愛」に育まれて
赤ちゃんは成長していって…「がまん」のできる大人になっていくのでしょうが
最初から「がまん」が必要な「不快」な環境下では
赤ちゃんの成長速度への影響や…
「がまん」を容認できる「おとな」への成長という…
最大到達点にさえ影響は無いのでしょうか。

「甘やかし」ではなく、環境要因として…例えるなら
騒音…腐敗臭…のような「不快なキビシイ環境」下の連続で
赤ちゃん~幼児が健やかに育つことはかなり難しいのではないでしょうか…
という「例え」を申し上げたいのです。

母乳やミルクはお腹いっぱい飲ませても
触れる環境要因に関しては、まるで絶食状態…ゼロ…のような状態の中から
温かく賢い「おとな」になってもらいたい…と願うのは
そう簡単では無いように思うのです。

たとえば…赤ちゃんの放つ湿気をほとんどの現代住宅の床材は受け止めてくれませんから
ハイハイしていても全身からの感触は不快ですし、床材が発する微弱な化学物質の臭気と赤ちゃんの呼吸器との距離も近い。

それが原因で最近の赤ちゃんは立つのが早いのかもしれません。
ハイハイ省略のリスクは反射神経・脳の発達・言語・集中力・心に影響…
と多くの先生方が警鐘を鳴らされています。

赤ちゃんの全身から発するエネルギーを受けとめてくれる床であって
赤ちゃんが好適と感じる…呼吸する床は「木の床」しかないなのです。

例えるなら…
現代の主流の床材・家具・用具・遊具は
お子さんの迷い…戸惑い…相談事を無視する悪友のようなもので…

それらをしっかりと受け止めてくれる友人は「木」であり…
木のなかでも抜群の湿度調整タンク能力を有する杉はまさに「聞き上手」な親友であり…

さらには同じ杉でも精油分豊富な【百年杉】となりますと
この世に生まれて最初に触れた人肌である
大好きなママとパパの肌にとても似ている感触ですから
ママとパパの抱っこ以外で、赤ちゃんがもっとも好感触に感じる素材は
やはり【百年杉】ということになるのです。          

成熟した大人は期間さえ限定されれば「がまん」も「辛抱」もできるのですが
赤ちゃん~幼児が日々続く「不快」な感触の環境下から
暗く不安な未来を感じてしまって、それが成長の妨げになっているとしたら…
わたしたちはとりかえしのつかない間違いを犯していることになります。

赤ちゃんが心地よく感じられる「住」の素材のご用意は大丈夫でしょうか。

ペンフィールドのホムンクルス

このイラストの大きな手や指先は             
それだけ脳にたくさんの情報を送ることができることを表しています。
とにかく脳の発達の為には手先指先や手足の運動が重要なのです。繰り返します。赤ちゃん~幼児の脳の発達には手先指先足先などの運動が重要なのです。
前項の気持ちよくハイハイできる床という話につながるのです。

運動野の働き

わたしたち人類がこの地球上をまるで支配しているかのようにふるまえるのは
「知能」を有しているからです。

アフリカ大陸

大昔、アフリカに100種類以上存在した「人間のような生き物」の中で、わたしたち「ホモサピエンス」が生き残った決め手は
発達した脳による「知能・頭脳」だったそうです。
 
そう考えますと
人類は、そのストロンングポイントである脳を充分に発達させてから
次世代を産みたいのですが、それでは産道を通れませんので…          
わたしたちは脳が未発達で生まれてくる早産の宿命にある生き物なのです。
ここは重要ですから繰り返しますね。

人間の誕生はすべて早産の宿命にあるのです。

そしてその「未完の脳」が試運転をはじめるのは3歳ごろです。
シナプスという接合装置を介してネットワークを作って
いわゆる脳のフォーマットが完成するのがだいたい3歳。
そう…先人の経験学問である
「三つ子の魂百まで」「寝る子は育つ」は全くその通りなのです。

人類にとって0歳~3歳という期間は、最大のストロングポイントたる脳を発達させて
「ゼロ→1」というスタート地点まで引き上げるための
早産の生き物にとって、とても重要な期間なのです。

この3歳までの脳や心身の成長をうながす具体例に関しましては
実に多くの話がありますが…ここでは大きくふたつのお話を記しておきます。

赤ちゃんの未完の脳

ペンフィールドのホムンクルスの話のように
手足を使った運動がやはり重要になってきます。
手足を使う運動が脳に刺激をうながして、脳の発達につながるのです。

そしてその為にも赤ちゃんが心地よく感じられるものを
手足で触れて握ることが重要になってくるのです。

「心地よい感触」→「触れ…握り続ける」→「脳に刺激が続く」

「不感蒸散」の湿気を受け止めてくれて
赤ちゃん~幼児が心地良い感触と感じるモノが身の回りにある状況が重要なのです。

まったく無駄とは言いませんが
プラスティック製や樹脂製の積み木や遊具では
赤ちゃんのパワー(湿気)を受け止めて包み込んではくれません。
不快な感触が続いては、赤ちゃんが有する“いのちを守る価値観”である「五感」も
そういった不快な感触は安全ではないモノと判断するでしょうから
長期的に考えますと、やはり心配です。
脳は常に注意報のアラームを鳴りっぱなしにはならないでしょうか。

「木の遊具は高いから…」という話はよく聞きますが
それは「同じ積み木」なのに…という大人の考え方からの発想なのでしょう。
そうではなく「木の床、木の遊具」でなければ、脳の発達を含めた成長にとって
「到達しづらい領域がある」という考え方が正しいのではと、わたしたちは考えています。

脳を創るレム睡眠

脳はいつ創られてどうやって維持されているのか?と問われれば、それは睡眠時です。

睡眠時は大別して
眠りの浅いのが難点だが脳を創るレム睡眠
眠りが深く補給・チャージという脳機能維持の睡眠であるノンレム睡眠
の2種に分けられます。

睡眠時間と眠りの深さの図

脳は創られなければ維持もできません。
赤ちゃんは生を受けてから、胎内期の半分くらいはレム睡眠のみです。
「ぬるま湯育ち」なる言葉がありますが、まったくその通りです。
…胎内の心地よさから急転直下、生まれ出でてからは何に触れても吸湿してくれない
不快な現代住宅の環境では、眠れるものも眠れなくなりそうです。
環境があまりにも違い過ぎですよね。

ママのお腹の中で、夢見心地でレム睡眠のみの期間が約5か月間くらいでしょうか。
そこからはさっそく創られた脳を維持すべく補給維持のためのノンレム睡眠が発生して
ママのお腹の中ですでに「覚醒」状態も生まれます。

そして赤ちゃんが生まれたその日が
8時間の脳を創るレム睡眠
8時間の脳を維持するためのノンレム睡眠
8時間の覚醒という、その子が最もたくさん眠れる日です。

受精時から死に至るまで1日に占めるレム睡眠とノンレム睡眠の割合

睡眠は加齢とともに死ぬまで右肩下がりが続きます。
脳を創るレム睡眠は成長してからも存在し続けますが
赤ちゃん~幼時期の3歳までの睡眠にレム睡眠の割合が多く
(更には上記グラフを見ても特に生後半年程度の割合が多い)
以降はレム睡眠の割合は減っていきます。

こういうサイエンスデータを見てもやはり3歳までの睡眠はとてつもなく重要です。
ある程度大きくなってしまうと脳を創るレム睡眠も減り続けていきますので
リカバリーも容易ではありません。

呼吸が浅くなりがちな、微弱な化学物質臭が存在する現代建築の住まいにおいて
眠りが浅いのが難点であるレム睡眠時に
いかにして目覚めないで赤ちゃん~幼児に寝続けてもらうか…。
これは、ママやパパにとっての重要なミッションなのです。
残念ながら一工夫無いとキビシイと言わざるを得ません。

それが証拠に、わが国の赤ちゃん~幼児の睡眠時間の現状は
「3歳児以下のこどもの1日の総睡眠時間の国際比較」によると
わが国は世界最短レベルの睡眠時間であり(調査17か国中最短)
ニュージーランドのこどもとの比較では日/1時間40分も短いのです。

赤ちゃん(3歳以下)の1日の総睡眠時間の国際比較

単純に3歳児までの3年間において、睡眠の中の1/3が脳を創るレム睡眠だとすれば
日/33分も日本の子はニュージーランドの子よりも
脳を創る睡眠が短いとも言えるのです。

早産の宿命を負う赤ちゃん~幼児期の3年間で…
33分×365日×3年=36,135分も脳を創る機会の睡眠が少ない国というのが日本なのです。

弊社代表の加藤政実がよく言います。
「子どもは小さければ小さいほど、早く大きな症状改善につながる。わたしはそれを見続けてきた。」

現代社会におきましては
残念ながら0歳児からの睡眠障害や便秘というケースも珍しくないのですが
それらが行き過ぎた効率化の現代住宅と関連があるとすれば心が痛みます。

とりわけ若いご夫婦の住まいは
いわゆるリフォーム済みの賃貸アパート・マンションのケースが多いでしょうから
そこで“小さないのち”を授かって…となりますと…
微弱とはいえ、以降20年は続くであろう…揮発性化学物質は満タンの状態でしょう。
なかなか赤ちゃんの安眠もきびしいものがあると思われます。

弊社では、賃貸物件にお暮しの若いママとパパを想定した製品をご用意しておりますので
是非いちどご予約の上、【百年杉の加藤木材】にお越しください。
代表の加藤政実は、お子さんに各種の良くない症状が出る前の
「衣食住」リテラシーの重要さを訴え続けています。
彼の約10年間に渡る経験をお役立てください。

ママやパパになってからでは判断を迫られることが日々多く…
なかなか立ち止まって考えることができませんので
あっという間に不都合が雪だるま式に増えていって…では悲しいです。

子どもの成長の妨げにならない「住」づくりにはそれなりのコストもかかりますが
完璧な対策とまではいかなくても
目を背けずに「知る」ことによって、ご家族の幸せの実現は可能であると信じています。
ボクサーは相手が殴り掛かってくることを「知って」いるから、簡単には倒れないのです。

また来社が難しい遠隔地の方は、メールなどでお問い合わせください。
代表の加藤政実が経験してきた「こどもたちと衣食住」をお伝えさせていただきます。
「光害」、「香害」、「電磁波」…ここには書ききれないくらい留意点は存在するのです。

最後に発達障害の子を含む
先天的に何らかのハンディキャップをお持ちのお子さんにも関与させていただきましたが
「住」…「空気」が変わることによるその「振れ幅」の大きさには驚かされました。
もちろん何でも【百年杉】で解決というつもりはございませんが
他のアプローチではなかなか到達できなかった症状緩和につながっていく様は
子どもたちの「大きな伸びしろ」を感じさせてくれました。

酸素は臓器を含むすべての細胞が必要としているモノですし
子ども期は体重当たりの呼吸量は大人の2倍です。
それだけ子どもの身体には酸素が必要とされているということは
脳の急速な発達期だからでしょう。

この「屋内空気質と呼吸」に関する話は
「【百年杉】の10年の検証」の項にまとめます。


有限会社 加藤木材
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