『百年杉』の専門会社 加藤木材

「百年杉の床の気持ちよさは、もはや快感ね」東京都 瀬野さま

加藤
瀬野さんにおかれましては、【百年杉】黎明期と言いますか10年くらい前に…ほんとうに早くにスペックインしていただきまして感謝しております。
瀬野様
最初は「二重窓が熱効率がいい。」「しかも杉は熱伝導率が低い。」という話を聞いて内窓工事を思い立ったのですが、【百年杉】の床材である【尾鷲香杉】に触れてみて、その気持ちよさにすっかり魅せられてしまいましたので、床と建具交換。そしてビニルクロス→ 紙クロス工事+自然塗料塗装もいっしょにすることにしました。…その次が和室の壁を【百年杉】にして…そして最新では収納改造と最初の壁紙の塗り替え…小刻みにお仕事していただいてありがたいです。
科学的にも熱伝導率が低いので樹脂製内窓よりも効果が高い【百年杉】の内窓とビニルクロスを使わない壁
科学的にも熱伝導率が低いので樹脂製内窓よりも効果が高い【百年杉】の内窓とビニルクロスを使わない壁
加藤
徐々に【百年杉】を増やしていってくださってありがとうございます。その後お住まいになって、いかがでしょうか。
瀬野様
快適に過ごさせていただいています。仕事柄(2018年春現在、市民の代表としての議員活動をされています)…春先は様々な施設のオープンなどに招かれることも多いのですが、完成直後の建物には化学物質の臭気を感じる事も多くて…あれ?以前はあまり感じなかったのに?…って思うんですよね。
加藤
多くのお客様にそう言っていただいています(笑顔)。【百年杉】の生活が続くと…いわゆる呼吸が深くなっていく感じなんですよね。逆に申し上げると現代人は呼吸が浅過ぎるように思います。※詳しくは「百年杉の10年間の検証」をお読みください
瀬野様
なるほど。加藤さんは【百年杉】を専門的に扱ってきたから、そういう経験をされているんですね。
加藤
わたしが瀬野さんのお陰で大きく学ばせていただいたのは、この春、天に召されてしまいましたが、お母さまの事です。何度目かのリフォームのお打合せの際に…
加藤
「母は認知症だけど、それは良い事じゃないけど、たいしたことではないのよ。
たとえ徘徊したって、プレートをつけていれば、この辺りはまだ人情味のある地域だし、戻ってこられるわ。最近思うんだけど…母は認知症だけど、元気で自分でトイレにいけることが…加藤さんが探求されている“杉のお陰“だとしたら【百年杉】に感謝よね。加藤さんはまだ若いからわからないかもしれないけど…1~2週間ならいざ知らず…下のお世話を年単位でするのは、いくら実の娘でも辛い。やはり年寄りが元気に動けることって、物凄くありがたいことなのよ。」
施工直後の艶やかな建具
施工直後の艶やかな建具
経年変化により色が落ち着いてきます
経年変化により色が落ち着いてきます
加藤
そう瀬野さんがおっしゃった際も大いに考えさせられましたが、あれから幾多の経験をして、あの時の瀬野さんの言葉にまた立ち戻って考えて…という感じです。あんな言葉をいただけて深謝しております。
瀬野様
あらまぁ…そんなこと言ったかしら(笑顔)。よく覚えているわね。母は召されましたが、実は、加藤さんにお願いした3度目のリフォームが終わったら、施設から再びこの家に招いて…「看取り」をしようと思っていました。まぁ叶いませんでしたけどね
加藤
そういうお考えだったのですね。
瀬野様
先がなかなか読めない世の中ですけど、自分が必ず召されることだけは間違いないのですからね。その為の「住」ということを考えるきっかけをいただいて、わたしも感謝しています。こういう空気の中で生活して元気に自分らしく齢をとっていきたいものですよね。…これから温かくなってくると裸足の素足での生活になるんだけど、冬も温かいけど夏はサイコーね。物凄く気持ちいい!(笑顔)「快感」と言い切ってもいいと思います。

裸足の素足での生活

加藤
ありがとうございます。
瀬野様
わたしは【百年杉】の床の感触と「木目」に囲まれている感覚がすごく気に入っています。最初は濃淡がはっきりしていたのに…年月とともにすごくおとなしくなってくるのよね。最初のサンプルの際は、もっと均一な感じがいいって言ったんですが、「やがて落ち着いてきます。」って加藤さんのご助言のお陰です。
加藤
信じていただいてありがとうございます!今度の新【百年杉】建具も今は濃淡がはっきりしていますが、やがて…落ち着いてきます。

【百年杉】建具

瀬野様
加藤さんの【百年杉】もそうだけど、今は見えづらくなってしまっているけれど、いろいろな素晴らしい文化がこの国にはあったでしょ。
加藤
はい。それこそ「衣食住」においてたくさんありました。
瀬野様
わたし、そういう素晴らしい文化を紹介していくようなことをしたいな…って思い始めています。
加藤
素晴らしいことだと思います。【百年杉】は…彼…彼女はしゃべれませんので、代わりにわたしが御礼申し上げます。これからも可愛がってくださいませ。
瀬野様
はい。こちらこそ(笑顔)。

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