『百年杉』の専門会社 加藤木材

弊社は「百年杉」の香りの素である精油分が、私たちの身体に有用に働きかけてくださるのでは…という話を発信し続けてまいりました。

そんな中、この「百年水の風呂ふた」を発売させていただく運びとなりましたが、人というのは勝手なもので、百年杉の香りの素の精油分(=エッセンシャルオイル)も「風呂ふた」になりますと「あく」という表現を使って邪魔者扱いいたします。

各種実験をしてまいりましたが、「百年杉の風呂ふた」を使いますと「赤色のあく」が出てきます。
使用経過1年が経っても…まだ「赤色のあく」は出てきます。

通常はこの「赤色のあく」を出しきってから…使用するのでしょうが、そうすると今度はせっかくの「百年杉の芳香」が無くなってしまいます。

そこで弊社の「百年杉の風呂ふた」は“あく”=精油分はそのまま材内に有したままに販売させていただきます。

「赤色のあく」は出続けるのですが、それこそ、この杉が大地に約100年間あって蓄えてきたエッセンシャルオイルですので、かわいがっていただければと存じます。

  • 実際の寸法などをご発注時に教えてください。正確なオーダー寸法で出荷致します。
  • 水栓金具などによっては「風呂ふた」に開口加工などが必要であれば、無償にて開口致します。写真を添付いただくなど、やり取りをさせてください。
  • ご発注の前に、お問い合わせを頂ければ「百年杉」の木片をご送付いたしますので、お風呂に浮かせるなりしてご家族でお試しください。
    「百年杉」の芳香は湿度の高い浴室内では強力です。自然界の化学物質である「百年杉」の力を受け止められない方もいらっしゃるかもしれませんので、ご遠慮なくテストをお申し出ください。
  • 「風呂ふた」には、「割れ」やスギノアカネトラカミキリの幼虫のはみ跡などが含まれます。

風呂ふたの割れの写真、風呂ふたのスギノアカネトラカミキリ幼虫の跡

水に強い赤身・黒芯部ですが、いくら「百年杉」でも白太部は容易にカビてしまいます。ですから…「百年杉の風呂ふた」は赤身部・黒芯部のみでできています。

サイエンスも証明する鎮静効果の芳香の杉なのに、お風呂は鎮静効果だろうに…世の中に杉の「風呂ふた」が無くて、覚醒効果の芳香の桧ばかりなのは推察するに2点あるように思います。

  • 桧・ヒバの「あく」は白色なので目立たない。
  • いわゆる「桧神話」という、学説や実験などを反映せずとも、なんとなく桧は良い木だと思い込んでいる「桧神話」がいまだにある。

それでも総赤身の「桧の風呂ふた」というのも、そうは無い気が致しますから、それらは早々にカビてしまうのでしょうね。

水に強い…シロアリに強い…などの木の力はその全ては赤身部の話であって、同樹種でも白太部にはそういう力はありませんので覚えておいていただければと存じます。

有限会社 加藤木材
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