『百年杉』の専門会社 加藤木材

FAQ

『百年杉』の専門会社 加藤木材

Q1 杉の効能を教えてください

木は湿度変化時に「呼吸」をしますが
杉は特に肺活量豊富な「呼吸が深い」樹種です。

「吸引」時には空気を吸引して空気中の化学物質を吸い込んで
樹内に保有する水分(H2O)と保有する自然界の化学物質とを結び付けて
有害化学物質を他の安定した物質に変化させて
樹内に保管しておいてくれます。
これが木が持つ「空気浄化能力」です。

百年杉

杉はこの空気浄化能力が(浄化能力2位グループの桧の約6倍という)他樹種を大きくしのぐダントツの性能を有しています。※1
杉は屋内空気浄化能力のチャンピオンなのです。

そして杉は「放出」時にはセドロールなどの鎮静効果物質入りの香りを放出してくれます。
杉の香りの吸引によるマウス実験によると
たった10分の吸引であっても副交感神経の弛緩に関しては杉の香りがない時の約3倍。
さらには交感神経の抑制値も約2倍増の効果が認められています。※2

「ご自宅の住まいの空気」に求めるものが「汚染と興奮」ではなく
「浄化と鎮静効果」であるのなら、「住まいに木」は絶対条件であり
サイエンスの数値的にも「樹種は杉」というのは、実に理にかなった選択なのです。

そして睡眠時には交感神経の発揮は不要であって
ほしいのは副交感神経優位の状態の持続です。
そういう深い鎮静状態に導いてくれる空気を寝室に求めるのであれば
やはり「眠れる寝室」の樹種は必然と杉になってくるのです。

※1:「森を育て快適で健康な住まいを創る」の中の「針葉樹及び広葉樹のNO2浄化能力の比較」   京都大学 総合生存学館 川井秀一教授2015年
※2:「樹木香気成分の吸入による神経・生理に及ぼす効果」岐阜大学応用生物化学部応用生物過程分子生命 科学コース 光永徹教授 2015年

Q2 普通の杉と【百年杉】の違いを教えてください

杉は素晴らしい木なのですが…
とても個体差の激しい樹種でもあります。
まるでヒトのようです。
ヒトはとても個体差が激しい生き物です。
首が短いキリンさんや耳の小さなゾウさんはいませんが
陸上選手にお相撲さん…
ヒトと同様、杉もそうなのです。

[樹齢30年弱(左)と60年前後(右)の柱の違い] 強度…香り…形状変化…まったく違います。年輪が密で強度も香りもある樹齢による大きな差異
[樹齢30年弱(左)と60年前後(右)の柱の違い] 強度…香り…形状変化…まったく違います。年輪が密で強度も香りもある樹齢による大きな差異
杉が持つありがたい空気を介した魔法のような「杉ぢから」の素は
杉が保有する精油分と抽出成分の質と量によって変わってきます。
抽出成分の質量に関しましてはわたしたちの五感では測れませんが
それは精油分(エッセンシャルオイル)に比例すると考えられます。
精油分の質量は「香りの濃厚さ」で感じる事ができます。

ですから、その杉が持つ「空気浄化能力」や「鎮静効果能力」の大小の差は
杉の「香り」でわかる…ということは、実はどなたでもできる選択行為なのです。
やはり「木ぢから」の大きな目安は香りなのです。
香りの無い木はもちろん害はありませんが
屋内空気質(=Indoor Air Quality)の改善に関しての恩恵も少ないのです。

話を杉の激しい個体差に戻しましょう。
経験的に、杉は樹齢80年ほどでようやく、
その香りがランクアップ…数段アップ!の濃厚さになる印象があります。

樹齢と杉ぢから

しかし現在のわが国の林業は「日本の木も安ければもっと売れる」との考えから
樹齢60年ほどでの伐採が中心となって進められています。

それらの考えもまったく理解できないわけではありませんがとても「惜しい」気がいたします。
杉の香りのバージョンアップ!…成人…昇段…元服…黒帯…マイスター…以前での伐採です。

若年杉の丸太
若年杉の丸太
【百年杉】の丸太
【百年杉】の丸太

「香りの濃厚さ」は樹齢に比例します。
だから【百年杉】。…そして最高峰の【200年杉】。

わたしたち【百年杉の加藤木材】は
こんな「乾いた時代」だからこそ、単なる杉ではなく
高品質な杉である【百年杉】が「住まい」には必要であるとの考えから、それを専門的に扱って約10年が経ちます。

「住まい」の空気を変える、おそらく副作用のない唯一の具体策。
【百年杉】の「住まい」への導入という私たちの提案を通して
杉とわたしたちの心身について考えるきっかけとしていただければ、この上ない喜びです。

植物の持つありがたい精油分や抽出成分の沸点は50℃弱くらいです。
木材を乾燥させる工程でそれ以上の温度の乾燥装置を経由してしまうと
「空気浄化能力」や「鎮静効果能力」の素である精油分は
揮発して少なくなってしまいます。
杉は、乾燥方法によって内部の「杉ぢから」の量が大きく変わってしまうのです。

野菜の「植物酵素」をいただく際にも
やはり50℃弱以上の温度で加熱してしまうと、ありがたい酵素は破壊されてしまいます。
それらに留意されている方々は生野菜のままいただいていますよね。

100℃といった高温乾燥は論外としても
林材業界では70℃程度を中温と表現していますが、50℃を超えてしまえば同じことです。
弊社の【百年杉】や【200年杉】は「杉ぢから」をなるべく無駄に揮発させないために
「自然乾燥」と「低温乾燥」装置を併用して50℃弱を超えない状態で乾燥させています。

もともとの精油分が豊富な高樹齢杉材の「杉ぢから」をなるべく損なわない方法をとって製品化された【百年杉】と、
もともとの含有量が少ない若年杉材の精油分を
さらに揮発させてしまうような方法をとって製品化されている多くの杉流通製品との
「質」の差は極めて大きいのです。そこを強調したいのです。

「品質」の差が「効果」の違いを生み、未来の違った「結果」につながると思うのです。

さらに弊社は、もともとの精油分と抽出成分の多い高樹齢杉材の中から
よりそれらの保有量が多いと思われる丸太のみをセレクトして入手~製造しています。
一般的に流通する杉製品と見比べてみましても
弊社【百年杉】製品と
樹齢60年程度の若年杉(大量流通)製品との品質の差は大きいと言わざるを得ず…
さらには両者の中間の…
ソコソコの杉製品は残念ながら非常に少ない…ほぼ無い状況なのです。

空気浄化能力比較のイメージ図

「杉ぢから」ともいうべき能力の差について、数値的な比較は簡単ではないのですが
「光触媒試験法スギのNO2浄化能力比較」※3による
産地間個体差による空気浄化能力の違いに関する数値と
弊社【百年杉】の専門的な経験をもとに推測するなら…
弊社【百年杉】と多数流通している香りのあまりしない杉製品では
1/5~1/10… 5~10倍程度、精油分や抽出成分の質量に差があるように感じています※4。

※ 3:「森を育て快適で健康な住まいを創る」京都大学総合生存学館 川井秀一教授2015年 「光触媒試験法スギのNO2浄化能力比較」資料より
※ 4:弊社の経験を基にした独自の数値です。

実際に中級程度の杉流通床材製品と、弊社の【百年杉】床材と【200年杉】床材を
同寸法に加工して、重さを比較してみたら以下のようになりました。

他社流通杉床製品100g、「百年杉」床材150g、「200年杉」床材175g

どれもカラカラに乾燥していますが
精油分と抽出成分の質量の差が、具体的に重量の違いとなって表れています。

また「香りの濃厚さが違う」ということは成分の「質」も違うということです。
【百年杉】と比べると若年杉ではまだ持ち得ていない…
もしくは著しくその量が少ない精油分もありそうなのです。

こういった「杉ぢから」の差は
大きな違いとなって、使用した人の「結果」に現れるのではと考えています。

「百年杉」サンプル出荷サービス →
他社から入手の杉材のサンプルがお有りでしたら、その寸法をミリ単位で教えてください。同じ寸法の【百年杉】サンプルをお送りいたします。精油分・抽出成分の質量の差を「肌触り」と重量からご体感ください。

要返却!比較サンプル出荷サービス →
他社の樹齢60年程度の杉+弊社の【百年杉】+【200年杉】の3種類の同サイズの比較サンプルを出荷致します。

わたしたちは、こんなに「乾いた現代社会」だからこそ
これくらい高品質な杉材でなければ
「よく眠れる住まい」という依頼者の“幸せの具体的な願い”には
応えられないと考えています。

「杉ぢから」の保有量の少ない杉では、結果としての恩恵も少ないことが予想されます。
そういう後悔をしないためにも
杉の床材・壁材・天井材・ベッド~家具をお考えであるのなら
【百年杉】を一度ご体感いただいてからのご思案をお勧めいたします。

Q3 【百年杉】の産地はどこですか?

弊社は「効果」の高いと思われる高樹齢杉材にこだわっていますので
杉の産地は紀伊半島としています。
都道府県で言えば9割以上は三重県産でしょうか。

産地を限定すれば100本のうちの1本ですが、豊富な高樹齢材ストック地域においてさらにセレクト。1/1000本の高品質。 我が国最古の「山の畑」の最高品質の香る杉のみをセレクトして製造。

紀伊半島は「山の畑」として、我が国最古の計画植林がなされた地域です。
製材工場は三重県尾鷲市の畦地製材所さんです。
尾鷲市じたいは杉が少ないのですが
その周辺は高樹齢杉材が豊富にある地域ですので
弊社は専門的に【百年杉】を扱うことができています。

よく(弊社の)「近くの杉は使わないのですか?」と聞かれますが
高品質な【百年杉】にこだわったビジネスは、地元材ではおそらく不可能です。
高樹齢材の丸太の数じたいが少ないので価格も品質も安定せずに、さらには製品が無い時期さえありそうです。

「地産地消」は確かに素晴らしい考え方なのですが
品質がピンキリで…乾燥方法も多様である「杉」に関する限り
地元産にこだわり過ぎますと、品質にこだわれなくなるのが必然なのです。

地元産の杉の消費を目的とするのか
依頼者の幸せを大きくするのが目的なのか…ということです。

素晴らしいポテンシャルを有する高樹齢杉材は日本中にあるのですが
紀伊半島は…相撲に例えると…
まるで両国のような「聖地」ですから、高樹齢材が桁外れに豊富にある地域なのです。

地元や特定の森林にこだわり過ぎると
分母の数が少なくなりますから、品質の維持が難しくなります。

最初から産地を相模湾に限定してしまっては
三ツ星の「お寿司屋さん」の持続的運営は難しいはずです。
三ツ星の「お寿司屋さん」が寿司ネタの入手エリアを「日本中で最高の魚」として分母を大きく広くとって
それらの魚が全国から集まる築地のような所から仕入れること。
そして、最高品質の魚が常に集まることによって身についた“魚の目利き”の方々を介して入手することで、高品質の維持をはかっています。

杉も同じことです。いや、個体差が激しい杉だからこそ余計にそうなのです。
個体差が激しい杉の高品質の維持には分母を大きく全国にとるか…
高樹齢杉材の豊富な紀伊半島周辺に狙いを定めないと難しいのです。

地元や特定の森林にこだわり過ぎると「効果」に劣り
それが依頼人の“幸せの到達点”を下げてしまうという「結果」につながることはないのでしょうか。他県の杉ではあるのですが弊社はわが国の「最高品質と思われる森の恵み」のみをお届けしているつもりです。

もちろん、すべての地元産の杉の存在を否定するつもりはありません。ただ、目指しているモノが“地元産の杉の消費”ではなく依頼者の“幸せの到達点”を引き上げることでありますから、目標設定がまったく違うのです。

県大会1位が目的ではなく、全国大会1位を目指したのが【百年杉】であり
「高品質」の維持こそが
依頼者の“幸せの到達点”を引き上げてくれる唯一の方法と考えています。

赤身部の色が濃いほど香りも濃厚なのですが、杉はこんなに色に差があります
上図:赤身部の色が濃いほど香りも濃厚なのですが、杉はこんなに色に差があります。

Q4 【百年杉】は伐採時期なども違うのですか?

いくら素晴らしい高樹齢杉材の丸太を生産できても…
「鉄」に例えるなら「良質な鉄鉱石」の産出に過ぎません。
「良質な鉄鉱石」を駄鉄にしてしまうのも簡単ですし
鉄鉱石のままでは価値はありません。
製鉄されて車のボディなどに使われて初めて、わたしたちにとって価値が生まれますよね。

杉は水分保有量が多い樹種ですから、精油はそのままに水分を除去しなければなりません。
ですから、水を吸い上げていない冬季に伐った杉の方がコンディションが良いです。
弊社もそこに留意しながら【百年杉】を購入在庫しています。

「新月期~月齢時」の伐採が良材につながる… という林材業者さんもいらっしゃいますが
弊社は“生き物のいのちと月の関係”を認めつつも…
そこだけを強調される方々の論調には違和感を感じます。

高品質杉材とは、最終的に“木の目利き”が現物をみてジャッジメントした木材であり
過程の手段のひとつふたつが高品質を決定づけるものではないのです。

高品質の魚とは、産地や入手方法や時期と言った要因ではなく
築地の仲買人さんのお眼鏡にかなった魚という「結果」を指すのです。
杉も同じなのです。いや杉こそ個体差が激しいのでそうなのです。

高品質杉材とは、もともと樹内に存在する精油分を中心としたポテンシャルと
製品化する過程での多様な手法の組み合わせを経た「結果」であって
その「結果」を見抜くには“木の目利き”たる能力が必要なのです。
ひとつふたつの「手法」が「品質」を決定づけるものではないはずです。
(乾燥方法はかなり重要ではありますが…それでもそれが全てではありません)

他産地の若年杉丸太群

「年間の大きな暦」である夏季~冬季だけでなく
更なる細かい“月の暦”による「優良な丸太の生産」への関係性は認めるものの…
それらは多くの「良材生産の条件のひとつ」に過ぎないように思います。
関連性は認めますが決定づけるものではないと思うのです。

そもそも杉はまるでヒトのように個体差の激しい“いのち”ですので
たったひとつのファクターが決定づけるという考え方じたいがおかしいと思っています。

素晴らしい人間が時間をかけて形成されるまでには
育った風土…ご両親や友人…恩師…仕事…
乗り越えられる“壁”の高さと現れるタイミングなどなど…
無数の要因があると思うのです。
さらには、丸太はまだ鉄鉱石のような過程であるはずです。

産地の売り文句もそうです。
「優良材で知られる○○材を使用し…」という表記は
実際に使われている材料の品質とはまったく関係ない言葉です。

【百年杉】

「大間であがったマグロの全てがその日の築地入荷の最高品質のマグロではなく
その日入荷した最高品質のマグロは大間産のマグロだと仲買人さんがジャッジした。」
というのが正しい論理のはずです。

「過程」の「手法」のひとつひとつの積み重ねは、どれもとても重要なのですが
たったひとつの「手法」で品質という「結果」が決定されるようなことは、
ヒトづくりにも杉づくりにも無いはずなのです。

Q5 【百年杉】はいつ発注してもあるのですか?

昨今の工務店さんは、仕事が決まってから材料を仕入れるスタイルです。
仕事が決まる前から木を買って置いておく…なんて、ほとんどの会社がしていません。
あるのは前の現場で余った木材くらいでしょうか。

そもそも「お客さま第一主義」ですから
お客様が外国の木がイイと言えば外国の木を買ってきます。
お客様の多様な、どんなニーズにも応えるべくですから…
弊社のように事前に木を買っておくなんてできません。

【百年杉】の在庫

そうやって「木の在庫」を持たない現代の工務店さんは
急速に「木を見る目」を失いつつあります。

100枚の板を買ったとします。
その板を「在庫」して置いていくうちに…
ある材は左右に曲がり…ある材は上下に反ってしまいます。
曲がった材や反った材はそれでも可能な使い方をすればいいのですが

「在庫」をするからこそ…
曲がる木や反る木の未来予想という「木の目利き」が身についていくのです。

「在庫」もせずにまっすぐな木ばかりを求めていては
「木の目利き」というスキルが身につくわけがありませんし
捨てる木が増えてしまいます。

木材流通のいわゆる材木屋さんも同じです。
そういう工務店さんが面前のお客様ですからね。
やはり木の在庫として持つのは早く売れて個体差の少ない…
外国産材や、高温乾燥の杉材や、ベニヤやボードなどです。

今後は急速に「木の目利き」は減っていって…絶滅していくのでしょうね。

目利きへの道のり

しかし、もちろんこれらの悲しい事象の進行は…工務店さんが悪いのではなく…
わたしたち消費者が行き過ぎた効率化を欲し続けて
街から本屋さんを消失させていることと同じようなものでしょう。
原因は工務店さんではなく、わたしたちにあります。

わたしたちが目前の事象だけでなく、それによるその先の影響や
その結果、数世代先の人々が受ける影響などを考えた行動をとらない限り
植えて…50年…百年…のような素材とは、うまくお付き合いできそうもありません。
森の恵みに畏敬の念を持ちえないことが大きな理由であるように思います。

床材や壁材は三重県よりまっすぐ現場に発送していますが
それ以外の家具を造るにも…何を造るにも尾鷲と弊社では気候も違いますし
必ず弊社には【百年杉】がある状態を維持しませんと
やはりコンディションの良いモノが製造できませんので
いつでもある程度の製造が可能な状態の維持には留意させていただいております。

木を使う道において「在庫なきビジネス」で品質に勝る点は全くないはずです。
わたしたちは高品質至上主義です。

Q6 【百年杉】は植林や育林のやり方も違うのですか?

弊社で言う【百年杉】とは、推定樹齢80年~120年くらいの精油分豊富な杉
(上記樹齢であれば何でもいいという訳ではありません。さらに選抜しています)
を自然乾燥と低温乾燥装置を併用して製造加工した、香り豊かな杉材のことを言います。

【百年杉】はまるで「自然栽培」のように栽培されています。

無農薬

“農”における「自然」と「栽培」は一見真逆な言葉なのですが
きびしい…まるで自然下のような状況を
人間の情熱によって圃場(畑)内に再現することによって
野菜に植物本来の野趣あふれる力を宿してもらうという考え方です。

結果がでるのが早い動物性肥料のような肥料を使わない“無肥料”。
役目があって…自然界に存在する昆虫類を農薬で排除するようなことはしない“無農薬”

動物性肥料や農薬を使ってしまっては
自然界にはあり得ない「甘やかし」状態になってしまいますからね。
ヒトもそうですが苦労知らずの…ではろくな大人になりそうもありませんよね。
まるで「自然」かのような、きびしさも内包した状態を再現する「栽培」を
人間の情熱によって作り出すという農法が「自然栽培」です。

実は【百年杉】の育林も「自然栽培」と同様なのです。

多湿な森という杉の育成に相応しい場所において
わたしたち人間にとっての優秀な木材とは、成長が遅く年輪の間隔が密な木材です。

成長が早すぎて杉材の品質が低下しないように、超ウルトラ密植にて植林をおこない
(全国平均はha/4,000本~6,000本くらいですが、紀伊半島周辺はha/8,000本~12,000本の超ウルトラ密植をおこなっていました)
太陽光線の制限と競争という、まるで自然界の「実生の杉」のような状況を再現。
杉の幼木は上へ上へと太陽光線を求めて伸びていって… 太さの成長は後回しの…
年輪の緻密な遅成長(強度と香りに勝る)であり、真っ直ぐで100年以上持つような杉材を狙って生産してきたのです。

【百年杉】の100年とは、言わば偶然の百年間ではなく
「自然栽培」のように、人間の情熱によって百年間倒れないような杉を育てるために
きびしい自然環境の再現を狙った結果の【百年杉】なのです。

間隔をあけて植林すると、木は威勢良く成長するが、まっすぐな木材は得られない

現在の主流である樹齢60年伐採では得られないポテンシャル。
「杉は樹齢で選ぶべき」という弊社の考えがお分かりいただけているでしょうか。
「自然乾燥」や「低温乾燥」という乾燥方法も
確かに重要かつ大きなファクターなのですが
他の流通する杉製品とは次元の違う香りの【百年杉】は
もともとの保有する桁違いの精油分の杉を狙って育ててきた
先人のたゆまない情熱の結果なのです。植え方…育て方が違うのです。

この【百年杉】より香る杉材を探すのは困難でしょう。
まさに高品質にこだわった100年前に植えた方々の情熱が宿る最高品質の杉材なのです。

そしてもうひとつ。
木が身近にあるという事は、そのまま自然への感謝の芽生えにつながります。
そして、ほぼ全ての杉は先人が一所懸命に植えて育ててきた木ですから
杉が身近にあるという事は、先人の情熱に触れて継承することでもあるのです。

自然への感謝と人間の情熱への接点。
【百年杉】が身近にあることによって、この両極端の“教え”を得る事が可能になるのです。

Q7 予算の都合もあるので【百年杉】をどこに取り入れるのが効果的ですか?

距離と時間の法則

「【百年杉】を身近に取り入れたいのですが、予算の関係もあるので
どこに取り入れればいいのかご助言ください。」

これはよく尋ねられる質問です。

もちろん【百年杉】がたくさんご自宅にあること… 身近にあることが
ご家族の“幸せの到達点”を高くしてくれると弊社は考えていますから
多くあるに越したことはありません。
しかし予算も重要ですので、その優先順位を考えてみましょう。

「距離と時間」の関係でいえば
良いモノとは距離を縮めて、さらに長く一緒にいる時間をとる事
悪しきモノとは距離をとって、一緒にいる時間を減らす事が重要ですよね。
それでは「住まい」における「距離と時間」を考えてみましょう。

【百年杉】床材である【尾鷲香杉】

建築素材の中で最も距離が近い素材… それは「床材」です。
住まいの中で、唯一直接触れ続ける素材です。床材選びは重要なのです。

【百年杉】床材

わたしたちが有する“いのち”を守る価値観である「五感」。
その全てをママの胎内で身に着けてから、私たちはこの世に生まれ出でます。

  • 心身に有効な空気と危険な空気を感じる為の…「嗅覚」
  • 心身に有効な感触と危険な感触を感じる為の…「触覚」
  • 心身に有効なモノと危険なモノを見つける…「視覚」
  • 心身に有効な食べ物と危険な食べ物を感じる為の…「味覚」
  • 心身に有効な音と危険な音を感じる…「聴覚」

たとえば赤ちゃんが「苦み」を嫌がるのは
毒性物質を誤飲食時に吐き出すための“いのちを守る価値観”です。

こうやって5種類の“いのちを守る価値観”としての「五感」が作動して…
察知することによってはじめて
危険なモノとは距離をとって、一緒にいる時間を短くするという
「距離と時間」の法則を生かせるのです。

【百年杉】リフォーム

安心・安全の「触覚」の基本形はママの肌=「人肌」であるとは考えられないでしょうか。

そう考えますと、床材が「人肌」に似た感触であれば
好適な「触覚」が皮膚→脳に伝わって
脳から全身の各部位に対して「異常なし!easy…順調です。」との連絡
(まるでなんの注意報・警報も出ていない天気予報のように…)が届くのでしょうから

足裏が「触覚」として心地よく感じるか、不快と感じるかで
心身への影響がとても大きく変わるのではないでしょうか。

そして「不快」な「感触」が続けば
安心・安全の「触覚」とは真逆の、不安全な状態の感知が皮膚→脳へと伝わり
言わば「注意報・警報アラーム」が鳴りっぱなしの状態にならないでしょうか。
「鳴りっぱなしのアラーム」が常態化すれば
無意識のうちにそれを切って「注意報・警報」にも反応しない状態となって…
“いのち”を守る価値観である「五感」が働きづらい状態とはならないでしょうか。

「五感」という“いのちを守る価値観”が働かないのであれば
自分自身はもちろんのこと
わが子…愛する人の“いのち”を守る能力の維持も困難になってきます。

それでは安心・安全な素材の象徴的な「触覚」である
「人肌」について検証してみましょう。

言葉で言うなら「人肌」は…
「やわらかく、あたたかく、しっとりとしている。」という感じでしょうか。

科学的に言うと
やわらかい=空気を多く内包している
あたたかい=熱伝導率が低い(温まりづらいが冷めづらい)
しっとりとしている=オイリーな精油分…ということになって…

さらには
吸湿・透湿性があって…触れても私たちが発する身体の湿気を吸い取ってベタベタせずに…わたしたちの神経伝達は電気ですから…通電性があって…という素材なのでしょう。

これはまさしく【百年杉】の赤身部である【尾鷲香杉】なんです。
おそらく他の床材では違いすぎると思います。

尾鷲香杉リノベーション

他の床材である若年杉材や
パサパサの触感の白太(しらた)部を含む杉材は「人肌」とは違いますし
桧やパインも良い床材ですが、「人肌」というには堅く「しっとり感」が少なく冷たい。

ナラ、サクラ、ウォルナットなど…
これらの広葉樹床材では堅過ぎて冷たすぎて、もはや「人肌」とは程遠い。
堅い広葉樹の床材は、土足歩行が適材適所であると思います。
屋内素足歩行のわが国の住文化の床材として使うには疑問が残ります。

「やわらかい床材は傷つきやすい」との話もありますが
守るのはヒトなのか床なのか?…と考えた場合、やはり守るべきはヒトですので
スリッパ不要の冬季の温かさと夏季のひんやり感を得られる
(熱伝導率が低いため、外気との比較にてそう感じられる)
やわらかい【百年杉】の赤身部である床材の「尾鷲香杉」が有効なのです。

それではここで、弊社の約10年に渡る経験から
「床の重要性」に関する考えをふたつ披露させてください。

「ハイハイ省略」

最近の赤ちゃんは、ハイハイを省略して立ち上がるのが早い(6か月とか…)。
それは、床材とは関係はないでしょうか?

わたしたちは不感蒸散している生き物です。意識して感じてはいませんが、水分を毛穴から常に出しています。

ビニルやウレタン塗装の床をハイハイしていても
ビニルやウレタンは私たちの身体が持つ湿気を吸ってくれませんから
どうしても「触覚」はベタベタして不快に感じます。
(ガラスは一見ツルツルですが触れ続けるとベタベタしてきますよね。それと同じです)
さらには、微弱とはいえ揮発性化学物質が
ハイハイする赤ちゃんの呼吸器のすぐ真下から揮発し続けます。

ママのお腹で身につくという「五感」のうち最初にできるのは「嗅覚」ですので
こういう所にも「毒ガスイチコロ」のわたしたちの身体の仕組みという部分が
現れているように思います。「住まいの空気」はとても大きな影響があると思うのです。

幼い身体の「五感」が…
呼吸器と…手足という2つのルートより感じる…
危険と判断されるような「匂い」と「感触」の床材。
「距離と時間」の法則によって、その床材から「距離」をとろうと
無理やりに立ち上がっているとしたら、残念でなりません。

ハイハイ省略のリスクは
「反射神経、脳の発達、言語、集中力、心に影響…」と
多くの先生方が警鐘を鳴らしています。

心ゆくまでじっくりとハイハイし続けることは
どうやら、赤ちゃんの未来の“幸せの到達度”に大きく関係することなのです。

先人はそれらのリスクを知っていたのでしょうね。
生後1年には「一升餅」を背負わせて…
「まだゆっくりでいいからね…歩き始めれば一生歩き続けるんだから、いましばらく床でじっくりとハイハイしてなさいね。」
とばかりに赤ちゃんを転ばせていた文化を持つ国なのに…

行き過ぎた効率化の慣行建築業界に流されずに
“いのちを育む素材と削る素材”との見極めが重要ではないでしょうか。

この赤ちゃんは節を“つかもう”と、何度もチャレンジしています。このように、心地良い環境の中でハイハイすることによってじっくりと知恵を身につけていきます
この赤ちゃんは節を“つかもう”と、何度もチャレンジしています。このように、心地良い環境の中でハイハイすることによってじっくりと知恵を身につけていきます

「強制床暖房」

前述のように、どうしても…堅い床材=冷たくなりますから
ヒトを守らず床を守りますと、冷たくて冬季は歩けたものじゃない床になります。
その結果、温水や電気を利用した「強制床暖房」を施す…
というのが慣行建築業界の流れではないでしょうか。

しかし…夏季のエアコンがわかりやすいのですが
人間がエネルギーを集約して作り出した冷気~暖気はどうしても過ぎてしまいます。
「涼しい→寒く感じる」エアコンと同様に
自然界には存在しない強制床暖房の温かさを足裏が感じ取ります。
そして、「皮膚→脳」の伝達の中で
「温かい」にとどまらずに脳が「熱い」と感じてしまうと
脳は恒常性維持活動の一環として体温を冷やす指示を出しはしないでしょうか。

… 昨今の小学生の平熱が36℃を下回るような子がとても多いように感じます。
もし、それが「強制床暖房」という床の状態によるものであったとしたら…

体温と睡眠時間は一生右肩下がりで
しかも体温の高さと免疫力は比例しますので
体温の低い子供たちの将来の“幸せの到達度”はとても心配です。

約700万年前の人類誕生から、人類が感じた事のない足裏の「熱さ」。
わが国ですと約2000年前の登呂遺跡以降は
殿様から庶民までのほとんどが
冬季も適度に「温かい」が「熱くない」杉の床に住んでいたと思われます。
そして、わずか20年前くらいの
「自然界の温かさの床→人造構築システムの床の熱さ」という大変革です。

個人の好みとしての「温かい~熱いくらいがいい…」のではなく
脳が恒常性維持活動のための独自の判断として(わたしたちに了解を得ることなく)
体温を下げる指令を各所に発令しているとしたら…ということです。
「わたしは冷え性だから(強制)床暖房」…
… その選択によって、「低体温化」が余計に進むとしたら…残念でなりません。

不自然なあたたかさ床暖房

個々の好み…ではなく「快感と健康」とも言うべき部分は本当に難しい。
しかし、わたしたち大人がそれらを「知る…探求する」ことから目を背けていては
子どもたちの未来の見えないガラスの壁を打ち破ることはできないと思うのです。

大量の電気エネルギーを消費する強制床暖房が資源を使い尽くすだけでなく、
身近にいる大切なヒトの身体まで弱くしているのだとしたら…
「たかが床材」ではなく…現代社会の矛盾の大きな一例なのかもしれません。

赤ちゃんのころから強制床暖房の「熱い」床のハイハイを嫌って早く立ち上がって…
幼いころから脳が強制床暖房の感触を「熱い」と感じて
冬季に体温を下げる指令を出し続けていることによって
子どもたちの低体温化が進んでいるとしたなら、とりかえしのつかない話になります。

「住まいの素材」の選択は
「食」に例えるなら、約40年分の食材を事前発注するような重要な行為です。
将来の“幸せの到達度”が大きく伸びるような選択をしていただきたいと思います。

【百年杉】寝具「眠れる森のSUGI」

「距離と時間」の法則に話を戻して…
今度は「時間」から考えてみましょう。

私たちの人生は、実に9割を屋内で過ごし
そこの空気を吸って、空気中の酸素を身体中の隅々まで送って生きています。
そして人生の約半分は自宅の空気を吸い、1/3は寝室にいます。
そう…意識しないだけで、私たちは自宅の寝室の空気をそれだけ吸っているのです。

寝室の空気の質の改善は、高いコストパフォーマンスにつながるのです。
杉の香りの吸引による岐阜大学のマウス実験によれば
副交感神経の弛緩と交感神経の抑制という実験結果がでていますので
まさに杉は寝室にはうってつけの素材なのです。

マウス実験:杉の芳香の吸引によって、副交換神経が弛緩して、交換神経の抑制効果がみられた

より具体的に言うなら、寝室の【百年杉による安眠・睡眠リフォーム】
【百年杉】寝具である「眠れる森のSUGI」シリーズ」です。

弊社の【百年杉】ベッドを中心とした「眠れる森のSUGI」シリーズ」
【百年杉】の空気浄化能力と鎮静効果物質の放出に特化した製品です。

ベッドは家具ですので、賃貸住宅の方でもすぐに【百年杉】ライフを始められます。
建築資材と違って引っ越し…譲渡…販売可能な【百年杉】資産でもあります。
また、工事不要でその日から「住まいの空気」を変えてくれます。

特にシリーズ最高峰の製品とも言える【こぐち】タイプは
ビニルクロスの天井と壁、ビニルやウレタン塗装の床材というケミカルな寝室に置いて、ベッドひとつで「寝室の空気」を変えてしまおう!
という意図のデザインになっています(ウッドデザイン賞2015受賞作品)。

ウッドデザイン賞2015受賞作品

2017年6月に放映されたNHKスペシャルでも
わたしたちは「寝だめ食いだめ」はできませんから…
睡眠負債が続く状況下では、認知症の懸念や子どもたちの成長に対しての
リスクがあることが放送されていました。

私たちは約10年間、【百年杉】を専門的に扱い続けてきた経験から
【百年杉】導入による「いびきの消失や軽減」という
多くのお客様からの声をいただき続けてきました。

脳は極端に空気中の化学物質の存在とその吸引を恐れているのではないか。毒水飲んでも助かるが、毒ガスイチコロの人の身体の仕組み

わたしたちの身体の仕組みが
飲食物中にある多少の毒性物質の誤飲食を想定してできているのに(肝臓の存在や経口吸収物質の9割排泄可能の仕組みなど)、空気中の毒性物質に極めて弱い仕組みであることを考慮して…(空気の吸引量は飲食物の約5倍!もの量を体内に取り込み、吸引経路も肺を経由後は血液を通して脳~心臓を含む全身に、くまなく~たやすく到達させる)

現代住宅にあたり前に存在する、微弱な揮発性化学物質を含む空気の吸引を恐れて
脳が恒常性維持活動の一環として、独自の判断である鼻孔閉塞の指令を出し続けていて…
その結果、慢性的な酸素欠乏症といった状態の常態化につながっているとしたら…。
それは化学物質による直接の影響というより、「呼吸が浅い」…吸引酸素量の不足という状態がありとあらゆる不都合のきっかけとなっているのだとしたら…。

それとは逆に…
【百年杉】の香りを脳が心身にプラスと判断して、鼻孔全開の指令を出して…
その結果、一晩での「いびきの消失~軽減」をもたらすとしたら…。
その影響は大きいと考えざるを得ません。

なぜなら脳の主食は酸素です(吸引した酸素の2割は脳が吸収)。
そして酸素は、脳だけではなく体内全ての部位が必要としている物質です。
慢性的な空気の流入制限状態が継続しますと、「どこが?」ではなく
体内全ての部位の能力の開花や維持に問題が生じることが予想されます。

例えば血圧は、高くても低くても良好な状態ではありません。

血管を土木工事に例えるなら
増水時には瞬時に川幅を拡張し水深を深くする工事をして水流を一定に保って
渇水時には瞬時に川幅を狭くし水深を浅くする工事をして水流を保つ…
ということが求められ続けます。

わたしたちの血流は行動…メンタル…季節…絶えず変化し続けます。
…その度に血管の拡張と収縮の連続対応。
そんなことは、わたしたちの身体は本来できることです。
しかし、慢性的な酸素不足によってそれらの対応に支障が出ているのだとしたら…

酸素の吸引量が少ないという身体中の各所が「腹ペコ」な状態が常態化していては
血管に限らず、すべての部位の能力発揮と維持に問題が生じるかもしれません。

「衣食住」の中でも「住」は初期コストが高価になりがちで
かつ…ライフが長い分、その影響力もとてつもなく大きくなります。
ですから、その選択にはある程度のスキルが必要になってきます。

「衣」や「食」なら
「気づいて」からその量ではなく「質」を変えるタイミングはあるのでしょうが
なかなか「住」はそうはいきません。言わば食材の35年間の事前発注のような重要な行為なのです。「熟慮されたし」です。

百年杉のチップ枕

そんな中、弊社の「眠れる森のSUGI」「百年杉のチップ枕」
価格も1万円以下で【百年杉】の効果を実感するには良い製品だと思います。
安価な詰め替え用チップもお客様専用web shopにて販売させていただいていますし
「お試し」や「体感」…にはうってつけだと思います。

よく能力や力の大小の内訳を「質と量」という言い方をしますが
弊社の【百年杉】はその「質」には問題はありません。
けれども経験的に、「量」が「百年杉のチップ枕」だけでは足りないと思います。
「効果」は実感できますが、「睡眠」を持続的に根本から変えるまでにはいたらないのです。

野球に例えるなら…
毎イニングごとに大量失点し続けてきて、自チームは0点続きの状況だったのが…
バント…スクイズ…かもしれませんが
自チームも1点…2点とせっかく反撃して流れを作ったのに…
(枕によって「眠り」の質が上昇…化学物質にやられっ放しだったのがようやく反撃開始)
そのまま枕のみでいることによって、再び「流れ」を化学物質に渡してしまって…
数年後にせっかくベッドを購入しても、なかなか以前のような「スカッっとした睡眠」を得づらいといったケースがいくつかございました。

理由としましてはおそらく…
どんな方でも睡眠時間は死ぬまで一定した右肩下がりですので
昨年より…先月よりも…先週よりも「眠れない」のは、誰でも当然なことなのです。
せっかく睡眠時の頭部周辺の空気が変わって「睡眠への良い流れ」ができたのに
量的に足りない枕のままでいることによって
その方の「本来のもっと深く眠れる状態」を取り戻すまでには至らず
年齢が進行してしまったからではないでしょうか。

受精時から死に至るまで1日に占めるレム睡眠とノンレム睡眠の割合

考えてみますと
慣行建築業界はそれが目的ではないものの
結果として「眠れない空気の住まい」を2,000万円~3,000万円かけて製造し続けていて…

多くの方々はそれらの「眠れない空気の住まい」を
買うか…借りるか…しています。それが枕ひとつで解決するのであれば、
依頼者の“幸せの到達度”を上げることが存在理油である弊社は
【百年杉屋】ではなく【百年杉枕屋】になっています。

しかし、枕のみでは“幸せの到達度”を上げきることが不可能であるとの経験から
【百年杉】という素材のみが横方向へつながる…
木材販売・建築・家具製造という任務を遂行しています。

また、枕の中身である【百年杉】のチップは、香りの瞬発力は凄いものの…
持続力には難があって、1年~好条件下でも3年くらいが限界でしょうか。
100~200年大地にあってようやく得た、自然界の化学物質である【百年杉】の「杉ぢから」。
材であれば100年以上も続くであろう「杉ぢから」を全てチップにしてしまって…
それはとてももったいない話で、愚行とも言えます。

やはり、あらゆる【百年杉】製品の加工時に産出されるチップの利用が
唯一の持続可能な作業なのです。

「眠れる森のSUGI」「百年杉のチップ枕」を体感・お試しとしてお使いになって、「住まいの空気」を考えるきっかけとしていただければありがたいです。

Q8 杉の花粉症の人なのですが【百年杉】を使っても大丈夫でしょうか?

杉の花粉症と杉の木材との関連性はありません。逆に「身近に【百年杉】があることによって花粉症の症状が和らいだ気がする。」との感想をいただくこともあります。ただ、杉の木材じたいにアレルギー反応を示す方も「数十万人に一人」くらいはいらっしゃるかもしれませんので事前にご相談ください。【百年杉】の木片でテストすることをお勧めいたします。

Q9 化学物質過敏症やシックハウス症候群などの症状がある人でも大丈夫ですか?

他の杉とは一線を画す【百年杉】の持つ濃厚な香りは、大地に100年あって生成された「自然界の化学物質」であるとも言えます。そういった「自然界の化学物質」を受け入れるにも地力が必要なのか、反応を示される方もまれにいらっしゃいます。一般的には化学物質過敏症の方々は、反応される方が多いように経験しています。

【百年杉】の黒芯材や【200年杉】などが特にそうです。

まずは端材などをお送りしますのでテストをする事が重要です。
ただ、お子さんであったり、幼児であったりしますと【百年杉】によって「呼吸が深くなって」地力が向上するのか…反応してダメだったものが、goodまでいかなくても「可」になったりですとか…反応するからダメではなく…長い目で呼吸や地力向上をとらえていくことも重要です。具体策としましては黒芯ではなく赤身部を使用する事。
もしくはあえて香りのしない白太(しらた)部を混ぜる…など【百年杉】のパワーをあえてセーブしながらおつきあいいただくという手法も可能です。
【百年杉】は薬ではありませんし、弊社では医療行為はおこないませんが、
様々な経験をお伝えする事はできますので詳しくはご相談ください。

Q10 低温乾燥や自然乾燥にすればどんな杉でも素晴らしい杉になるのですか?

木が持つ素晴らしい恩恵の源は、精油分と各種抽出成分にあります。抽出成分は私たちの五感では認識できませんが、香りとして認識できる精油分の量と比例すると思われます。そして、これらの成分の沸点はほぼ50℃弱です。ですから50℃以上の状態が続くと、そのありがたい物質が揮発して無くなってしまうのです。100℃くらいの高温乾燥は論外としても、業界では「中温」という表現を使いますが、70℃~80℃の温度でも同じことなのです。簡易的な経験では、夏季の車内に放置しますと【百年杉】の濃厚な香りも無くなってしまいます(精油分の全てが消失した訳ではないが、露出したこぐち部の仮道管の浅い部分から一度に大量の精油分が揮発して一時的に「香り」は消失。仮道管の奥にはまだ精油分は残っていると思われます)。

仮に数字で表現してみましょう。
60年杉の精油分が50だったとします。これを低温乾燥や自然乾燥で乾燥させると47で製品になったとします。【百年杉】の精油分が120だったとします。これを70℃くらいの中温乾燥で乾燥させて、80になったとします。比較すると、結果として空気浄化や鎮静効果の「効能の素」である精油分が中温乾燥の方が多くなります。このように低温乾燥や自然乾燥は個々の杉が持つポテンシャルをそのまま生かす素晴らしい乾燥方法ですが、その杉が本来持つ精油分を増やすものではありません。そこを誤解している人は多いと思います。

乾燥方法は実に重要であり、木を木材にする過程での、その木のポテンシャル発揮の為の全てと言ってもいいくらい重要な行為なのですが、受験勉強に例えるなら「勉強方法や勉強時間」のようなものでして…毎日何時間も勉強したからといって、合格という「結果」が確実とまでは言い切れませんよね。品質を保証するには「手法論」だけではなく、実際の「木(杉)を見る目」という「結果」がやはり唯一の選択方法なのです。しかしこれらの乾燥方法が、木を…杉を生かすための優れた乾燥方法であることに変わりはございません。

Q11 【百年杉】の香りはどれくらい長持ちしますか?

香りの源は木が持つ精油分です。木材が樹内にもつ精油分は時間をかけてゆっくりと放出されていきますが、前項で述べたように50℃以上の環境下や紫外線によって揮発劣化していきますが、ある程度の長さがある木材を屋内で使用するのであれば、半永久的と言ってもいいと思います。

また【百年杉】の「こぐち」製品はその厚みが15ミリなのですが、これは長さが15ミリの木材のようなものですので、その香りの瞬発力はもの凄いのですが、ゼロにはならないものの…おそらく10年くらいで急激に衰えることが予想されます。ある程度の長さがある通常の板目材はジワジワと数百年間香りを放出し続けてくれるのですが「こぐち製品」は急激な放出を続けて衰えていくという特性を持っています。

※【百年杉】のチップ枕のチップを消毒のつもりで日光にさらしてしまいますと、香りが無くなってしまいます。チップは中に入れたままま、タオルや枕カバーなどをうまく使って、枕本体は陰干しして使用してください。 そのようにお使いいただけると香りは1~3年続きます。

Q12 【百年杉】の香りがしなくなりました。原因はなんですか?

「慣れ」によって感じなくなっているだけで「香り」も鎮静効果をもたらす恩恵物質の放出も続いています。

大規模な【百年杉】のリノベーションをしたのに【百年杉】の香りがしなくなりました…。

  • 宅配便屋さんや知り合いの人に「木の香りがイイですねぇ!」と言われる事はありませんか?
  • 宿泊旅行から帰ってきて、久しぶりに玄関のドアを開けた時に【百年杉】の香りを感じる事はありませんか?

…「あります。」

まるで笑い話のようですが、こういうことはよくあります。
けれどもマウス実験によれば香りが感じられなくなっても
「香り」の吸引による副交感神経の弛緩と交感神経の抑制という深い鎮静効果の効果は
継続しているという実験結果(岐阜大学)もでていますのでご安心ください。

Q13 尾鷲香杉」の床材や壁材は施主が直接買わなければならないのですか?工務店さんに任せては買えないのでしょうか?

可能ですが基本的にはお施主さまの直接購入をお勧めしています。
私たちは「【百年杉】で人生が変わる」と真剣に考えていますが
素材が変わっただけでお客さまの人生が変わるとまで考えている建築のプロは
ほとんどいないのが現状です。

同じ杉でも「質」の違いがお客さまの将来の“幸せの到達点”を大きく変える
というのが弊社の考えなのですが、この「質」の話ができない慣行建築業界の方々は
価値ある【百年杉】を単なる「高い杉」ととらえて、
樹齢が若く香りも薄い → 効果も弱い杉に変更させられて、
後悔しているとのお話をいただいたとしても、弊社ではどうしようもございません。

また、納期に関しましても通常の建築資材のような感覚で、1~2週間で納入可能という認識のプロの方も多く、やはりうまくいかない場合が多くございます。
「早く安く」の現在の慣行建築素材の考え方が結果として「眠れない住まい」づくりにつながっている気がいたしますので、ご自分で、ご意志を持って選択されることをお勧めしています。

そして【百年杉】というモノのみではなく、モノよりもヒトが重要であるとお考えの方には、直接弊社とつながっていただくことによって、モノ以外の…わたしたちが培ってきた「【百年杉】とヒト」などの経験がお役に立てばうれしいです。直接お買い上げいただくことによって、弊社代表の加藤政実の様々な経験のコンサルテーションもついてくるような感覚でよろしいかと存じます。

Q14 【百年杉】と【200年杉】の違いを教えてください

弊社の【200年杉】とは樹齢150年~250年の江戸時代に生を受けた超高樹齢杉材です。
もちろんそれ以上の超ウルトラ高樹齢材もこの世には存在しますが、それらが残されているには、「残されている理由」がございますので、伐採されることはありません。

ですから、弊社の【200年杉】は言わば購入できる限界樹齢でもあります。
わたしたちが【百年杉】にこだわってきた理由のひとつに、杉は樹齢80年くらいでワンランク…ツーランクアップ!の香りと精油分になる印象があるからなのですが
さすがに【200年杉】となりますと【百年杉】とも一線を画す別次元の精油分と香りです。「香り」が違うということは、精油分の質と量が違うということです。

産業革命以前の…自動車も飛行機もない時代の水と空気の中で育ってきた超高樹齢材ですので、杉特有の空気浄化能力や鎮静効果能力も【百年杉】のさらに数段…数倍上であると考えています。

貴重な木ですので、無償サンプルの提供はしておりませんが
要返却の「50~60年杉」、【百年杉】、【200年杉】の同一寸法のサンプル貸出制度がございますのでどうぞご利用ください。
また【200年杉】は伐り時期などもございますので、高価であって納期まで大変時間のかかる製品です。目安となる価格などは「尾鷲香杉」の【200年杉】をお読みになって
ご希望の方はお早めに弊社にコンタクトをとってください。ご希望の時期に間に合わない場合もございます。

Q15 セルフビルドで【百年杉】を施工しようと思っています。工具など相談に乗ってもらえますか?

はい。ケガなどの補償には応じかねますので、道具に不備があった場合などは弊社では責任を負いかねますが、道具の点検も含めて自己責任でご対応いただける方には、差し金などの基本的な木工道具をお貸しする事は可能です。お問合せください。

Q16【百年杉】床材のメンテナンスには何が必要ですか?

基本的には不要です。
靴下で歩くだけで「からぶき」のような効果もあるでしょう。

時々、固く絞った雑巾(ぞうきん)で拭くと「押し傷」も復元してきますし
香りもフワッっと漂いますので、やっていて楽しい作業です。

重曹(じゅうそう)が付着しますと、紫色に変色しますが
クエン酸やレモン汁をつけると中和されて復元します。

あと、よく聞かれるのですが
お子さんの粗相(そそう)による飲料をこぼしたりした際に
シミにならない為のメンテナンス方法なのですが…
もちろん手早くふき取ることに尽きます。

それが目的ではないものの…
お子さんのいらっしゃる方からよく言われることがございます。

「【百年杉】の床にしてから、うちの子は床を大切にするようになりました。
ママごめんね。ちょっと傷をつけちゃった…加藤さんが言ってたように
ティッシュペーパーに水をつけて置いておけば膨れてくるかなぁ…ですとか
今までは自宅の床を大切に扱うなんて考えられなかったのに…。」

これはおそらく
どこに行っても自宅の床ほど心地よい床は無いので
自宅の床が好きになったからなのでしょうね。
好きになった床を大切にしたいと思う気持ちが芽生えて…
好きなモノを大切に使うという気持ちになって…
所作やマナーさえも覚えていくのでしょうね。

簡単にリセットボタンを押せば済むような、リカバリーが容易な床材であれば
逆にお子さんの所作の上達やモノを大切に扱う心の成長も遅くなるのかもしれません。

傷つきやすいから大切に扱うこと。
床のシミを見て、過去の反省として、技量をあげていくこと。

守るべきモノ…育っていって欲しいモノは
綺麗な床ではなく、お子さんの心でしょうから
メンテナンスフリー(容易)という考え方じたいが
人間の成長の妨げとなることも多いのかもしれません。

そこが目的ではなかったものの
【百年杉】を専門的に扱うことによって、お客様に教わった重要な戒めです。

ご参考になったでしょうか。

Q17 【百年杉】だと可能な望むべき事も、普通の杉では不可能なのでしょうか。それとも結果がでるのが遅くなる程度のことなのでしょうか?

申し訳ございませんが、わかりません。

弊社で【百年杉】を専門的に扱って約10年。【200年杉】を扱い続けてからは2年(2018年現在)。杉だけでは補えない部分がございますので【百年桧】も扱っていますが、この3種が弊社で扱っているほぼ全ての木です。

【百年杉】を専門的に扱うことによって
様々な症状改善のご感想をいただき続けてきました。

弊社HP中の随所に出てきますが
他の樹種や若年杉と【百年杉】の大きな違いは
香りと艶々(つやつや)の精油分にあります。

香りの源も精油ですので
ある意味「精油分(=エッセンシャルオイル)」の質量の違いと言い切ってしまって
いいのかもしれません。

弊社では、今後も【百年杉】の探求をし続けていきますが
わたしたちの仕事は医療行為でもありませんし研究機関でもありません。
木の専門家として【百年杉】のストロングポイントを探求し続けて…
【百年杉】を身近に置いた後にいただく
多くのご感想をストックしながら、次の探求に生かしております。

ただ…そういうお客さまの“幸せの到達度”が向上した理由としましては
桁違いの豊富な精油分しか考えられないのですから

睡眠や呼吸や成長や体調などなど…
お客さまがお望みになられる様々な“未来への願い”に対して
探求のために若年杉を使わせていただくということは考えたことがなく、
実行したことがないので、わからないのです。

【百年杉】の精油がわたしたちの心身にどういった好影響を与えているのかという
科学的分析は、これからの研究結果が待たれるところですが…

わたしたちが木の販売や工務作業をすることは、目的ではなく手段です。
わたしたちの仕事のもともとは、木を使ってhappyな人を増やすことで…
その為の具体策が【百年杉】だということがわかってきたので
それを専門に扱っている会社だということでございます。

お答えになったでしょうか。

Q18【百年杉の加藤木材】さんはリフォーム工事はやっていても。新築工事はやっていないのですか?

はい。やりません。

なぜならそこまでやってしまうと…
「お客様の未来の“幸せの到達度”を【百年杉】を通してひきあげる!…」という
わたしたちの存在理由たる基軸が貫けなくなる恐れがあるからです。

お客さまを守るのではなく…自分の会社を守るようになってしまいそうです。

新築工事を実行される工務店さんは
飲食業界からすればランチタイムのお客様にも満たない人数の…
たった10人の方とパートナー契約の握手をしただけで…
1軒あたり/約2000万円×10家族=2億円の年商になりますが
そのうちたった1家族と握手をし損ねただけで…
売り上げが2000万円↓ダウンというキビシイ状況の連続なのです。

そんな連続では弊社は
お客様と一緒になって【百年杉】を通して賢くスキルアップして…
という連続ができないように思うのです。

「四の五の言わずに契約を10本揃えろ!」になってしまいそう…。

わたしたちが
【百年杉】を通して“お客さまの幸せの到達度”の向上にこだわれなくなってしまうと
【百年杉の加藤木材】は、なくてもいい会社になってしまいます。

具体的な新築物件のお話に関しましては
共に勉強をしている優秀な設計士・施工会社をご紹介させていただいています。

「【百年杉】を使わないお仕事はしません。
ビニルクロス使用の仕事もしません。
なぜならそれはお客さまの幸せの到達度を著しく下げるから。」

そういう基軸を持って任務を遂行しているわたしたちは
やはり年間10家族さまとの握手よりは…
リフォームやベッドなどのお問い合わせを含めて
年間100家族との出会いと握手を求めているのです。

わたしたちは【建築工事】がしたい訳ではなく
【百年杉】を通してhappyなご家族を増やしていきたいのです。
ご理解いただけますでしょうか。

有限会社 加藤木材
〒350-1312 埼玉県狭山市堀兼2348-1
TEL 04-2957-9444(月~土 9:00~17:00)