『百年杉』の専門会社 加藤木材

置くだけで空気を変えて…増設可能な【百年杉】家具「こぐちキューブ」

同じ家具?

2つの家具(白と木目)

この上下2つの家具(白と木目)はまったく同じ大きさです。
デザイン…収納力…機能性…まったく同じです。
ただ素材が違うだけです。

「この真っ白なポリエステル合板製の家具が1万円で
【百年杉】の家具が3万円だとしたら…」

売れるのは安価な白い家具ばかりになりそうですよね。

次は別の考え方をしてみましょう。
同じ大きさ・機能なのですが「性能」がまったく違うという考え方です。

2つの家具(白と木目)

白いポリエステル合板製の家具は
この家具本体から微弱な揮発性化学物質を数十年単位で放出し続けます。
たしかにそれらの化学物質は微弱ですから
「ただちに健康を害する心配」はないレベルなので
F★★★★という使用制限のない製品なのですが…

現代住宅の中には、残念ながら大量の化学物質が使用されています。
それらをふくめた揮発性化学物質入りの空気の影響により
わたしたちの「呼吸が浅くなって」その結果体内酸素吸引量が減って
脳をはじめとする体内すべての部位が酸素の不足状態になり…
その状態の継続によって、体内のあらゆる機能が
低レベルに終始する可能性はないでしょうか。
すでに現代住宅の屋内には床・壁・天井・ドア…
ちりも積もれば微弱な揮発性化学物質のヤマなのです。

例えばこの白い家具を招き入れると
さらにご家族の呼吸を浅くさせてしまう家具になるかもしれません。

【百年杉】は空気中の化学物質を「呼吸」時に吸引して
その樹内に存在する抽出成分と呼ばれる、自然界で得た化学物質とを結び付けて
まったく異なる他の無害の物質として樹内に固定化して
屋内空気質を浄化してくれます。
そして、その香りからはセドロールなどの鎮静効果も検出されていますから
脳は恒常性維持活動(※1)の一環として鼻孔全開の指令を出しているのか
「いびきの消失や軽減」などのご感想を約10年間に渡って多数頂戴しています。

※1 「ホメオスタシス」ともいう、身体の内部を一定に保とうとする生体的な働きのこと。夏季~冬季の体温調節・維持や傷口を塞ぐ活動もそうです。これらの言わばわたしたちが命じなくても「脳独自の判断」によって、脳は空気中の毒性物質に対してほぼ無力の身体のつくりからか…その吸引を恐れ、揮発性化学物質入りの空気下では鼻孔閉塞の指令を出し続けていた状況が【百年杉】の鎮静効果物質入りの空気の吸引を心身共にプラスと判断。“いのち”の維持の為に鼻孔全開の指令を出したので、一夜にして「いびきの消失や軽減」につながったのではという10年間の経験による弊社の考えです。

前図の家具は同じ大きさ…収納力…機能を持つ家具なのですが
白い家具は「呼吸を浅くする家具」
【百年杉】の家具は「呼吸を深くする家具」
という可能性が見えてきているのです。

建築工事以外の「空気浄化の具体策」としての家具

そう考えますと…
「呼吸が深くなるような屋内空気質」にするための具体策としては
「眠れる住まいの空気」などに精通している会社に依頼して建築工事をおこなうか
こういった【百年杉】の家具を増やしていくか…の2択となるでしょう。
収納力という機能以外の「性能」まで把握しますと
【百年杉】の家具もグッっと購入候補として浮上してきませんでしょうか。

こぐちキューブ

この「こぐちキューブ」はウッドデザイン2016で賞を頂戴して
2017年度は、仙台~東京~埼玉~横浜~京都~福岡と
たくさんのデパートなどで展示していただきましたが…

前述の「同じ大きさ、…収納力…機能性」
という考え方ではおそらくこの「こぐちキューブ」は
たった1台も売れないのです。

けれども目先の話ではなく、「先読み」といいますか…
ご家族の幸せの到達点を大きく長くお考えの方々には
タイミンングを見ながら「増やしていける屋内の空気を変えていく家具」という存在理由があるのです。

生活のクオリティを上げてそれをなるべく維持するためには
「衣食住」における無数の選択の連続が必要なのでしょうが
その中の「家具」における選択ということです。
ダメージの発生源になりそうなモノはなるべく買わない…
Happyをもたらしてくれそうなモノを増やしていく…

そういうお考えの方々は、毎年少しずつ「こぐちキューブ」を増やしていって
お部屋の空気を変えていく…といったご購入をしてくださっているのです。

「こぐちキューブ」は見た目のかわいさだけでなく
濃厚な【百年杉】の香りをお楽しみいただける商品です。

収納力や機能だけなら、もっともっと安価な家具はございます。
けれども家具としての機能を有しながらも
屋内空気質の改善を着実に実行してくれる家具なのです。
屋内の空気を変えるには…
それなりのコストを払って建築工事を実施しなければならないと考えている人は多いと思います。
けれども「こぐちキューブ」は建築工事不要なので
賃貸物件にお住まいの方でも安心ですし
さらには、その空気を変えていく「こぐちキューブ」の量も
初めからたくさんではなく、必要に応じて徐々に増やしていけるのです。

「こぐち」拡大画像

「こぐちキューブ」の背板は、香りが出やすいように「こぐち」部が全面に出るように加工してあります。この「こぐち」部は電子顕微鏡で見ますとハチの巣のような形になっている部分です。

木は湿度変化時に「呼吸」します。
その「吸引」時に屋内の化学物質を吸って屋内空気を浄化してくれて
「放出」時に鎮静効果物質入りの「睡眠」に最適な香りを放出してくれます。
「こぐちキューブ」の背板に使われている「こぐち」部は、「呼吸」の通り道です。
われわれの世界と【百年杉】の世界を結ぶ入り口…ドアのような場所なのです。

高樹齢杉材の部位

数値的にも「こぐち」部は板目部の6倍の空気浄化能力を有し(NO2浄化能力比)
100倍の反応速度でそれらを実施していきます。

まさに「こぐちキューブ」は、屋内空気浄化能力も鎮静効果のある香りの放出も
最大限「狙った」デザインなのです。

ですから寝室の枕元に近い位置に設置する事ができれば
「睡眠」にも良い影響が期待できる家具なのです。

「こぐちキューブ」の選び方

「こぐちキューブ」はお客さまのライフスタイルにあわせて組み合わせていく製品です。
いわば「成長可能な家具」なのです。

1、設置する場所の幅を決める…台輪(だいわ)を選ぶ
「こぐちキューブ」の左右の幅寸法を決めます。
家具の最下部にくる「台輪(だいわ)」は…
60㎝用と90㎝用と120㎝用の3種になります。

台輪(だいわ)幅600㎜
幅600㎜
台輪(だいわ)幅900㎜
幅900㎜
台輪(だいわ)幅1200㎜
幅1200㎜

それ以上の幅寸法が欲しい場合は3種の台輪を組み合わせてご使用ください。
(例)幅150㎝欲しい場合 → 台輪60㎝用と90㎝用をつなげて使用する。

2、「キューブ」を選ぶ
「キューブ」をお選びください。「キューブ」の選び方は幅90㎝を例にあげますと…
上下の「キューブ」の幅が違う組み合わせの方が頑丈になります。

最下部の「キューブ」が幅45㎝が2個。
その上は幅30㎝が3個。
その上はふたたび幅45㎝が2個…といった具合です。

※最小幅寸法の60㎝用では上記のような頑丈な組み合わせは不可能になります。ご了承ください。

3、増設可能な製品です
たとえばお子様の成長に合わせて「キューブ」も成長させていくことが可能な製品です。
一気にお買い上げいただかなくても徐々に家具を成長させながら増設していって「香りの効果」を増やしていくことが可能です。

増やしていける「こぐちキューブ」

4、台輪について
最下部の台輪は、「こぐちキューブ」を設置されるお部屋の巾木の寸法の高さが10㎝以下、厚みが1㎜~15㎜までに対応しています(それ以外の寸法の場合は別途お問い合わせください)。

「こぐちキューブ」台輪

5、セミセルフビルド製品です

「こぐちキューブ」の組み立て方

・必要なモノ:2番ビットのプラスドライバー

1、設置設したい場所の壁際に台輪をピッタリつけて置きます。

ガイド穴
ガイド穴

2、最下段の「こぐちキューブ」の横どうしを先に連結します。
横の連結は右利きの方を想定して、右側キューブ内部左側側板に左側のキューブとの接合用ビス穴が開いています。そこから同封のビスを締め込んで連結させてください。この際、電動工具は使用しないでください。2番ビットプラスドライバーで手回ししてください。

3、最下段用キューブにのみ、内部下部に台輪との連結用ガイド穴が開いていますので、横を連結した最下段と台輪を同封のビスで連結します。

4、あとは同じように「こぐちキューブ」の横どうしを先に連結してから上下を連結していきます。

5、上下の連結は、下側の「こぐちキューブ」の内部上板に開けてある4か所のビス穴にビスを締め込んで、上部と連結させます。

ガイド穴イメージ図(矢印の方向でビスを留めます)

6、【重要】「ビスの締め方のコツ」:ただ締め込んでも「キューブどうし」がなかなかピタッとつきません。締め込むだけではビスが相手方のキューブを押してしまいますので、ある程度締め込んでから、ドライバーを逆回転で5~6回程度回してビスを戻してから…再度締め込みますと、ビスが締め込まれてキューブどうしもピタッとくっつきやすくなります。これを何度か繰り返すなどのテクニックを駆使してみてください。

「こぐちキューブ」の種類は
高さ2種類×幅2種類=4種類です。

BOXサイズ:幅2種類×高さ2種類=4種類
台輪は3種類

こぐちキューブ組み立てムービー


女性でも組み立てられます!

百年杉の「こぐちキューブ」セルフビルドムービーをアップしました。


百年杉「こぐち」製品の特性をご理解ください

  • 精油分の豊富な杉材のみを使用していることから、まれに精油分の赤い色がお布団などに移ることがございます。ご使用を開始する際には、十分にご注意していただくようお願いいたします。
  • 徹底的に「空気浄化と鎮静効果恩恵物質の放出」を狙ったデザインの為、製品はパーツパーツの構成ではなく、大きな丸ごとの杉材で構成される形となっています。そこで加工の過程での微細な材の欠損などの際にはパテ充填補修をして出荷させていただく事がございます。ご了承ください。
  • 杉は軽軟な樹種ですので、「押し傷」などがある場合がございます。「水による傷の補修」の方法などは弊社HPの「尾鷲香杉」ページ( https://woody-katoh.com/diy-owase/ )をご覧ください。
  • 背板の「こぐちパネル」は湿度変化時に100倍の反応速度で「呼吸」しますので、こぐちの細かいピース部どうしの接合部に「すき間」が開いたり再接合されたり「動き」ます。製品特性ですのでご容赦ください。
  • 【百年杉】製品全般に通ずることなのですが、いわゆる「全館空調」のような過乾燥状態のお部屋ですと、木は「呼吸」して、乾燥時に湿気を放出してくれるのですが、放出ばかり続けますと木は「割れたり」、「反ったり」いたします。逆にそういう環境であるからこそ【百年杉】とお考えの方は、常に「濡れタオル」を干したり、水を張った容器を置くなどして、杉が吸い込むための「湿気」を部屋の中に放出してあげてください。
    杉は大量の湿気を「貯湿」して吸い込みますので、そうやってお部屋の過乾燥状態を潤いのある空気に変えることによって、乾燥状態を好むウイルスも少なくなることが考えられます。
  • 【こぐち】部を水拭きをしてしまうと、急激な100倍の反応速度で水を「吸って」しまいます。吸って膨張~はいて「収縮」を短時間でおこなうことになって、「割れ」がはいることがございますので【こぐち】部は濡れた布でのメンテナンスはおこなわないでください。
  • 使用接着剤は耐水性を持った、酢酸ビニルエマルジョン。いわゆる商品名「木工用ボンド」のようなモノです。弊社は接着能力が非常に高いイソシアネート系接着剤にはまだ懐疑的ですので、それらは使用いたしません。その結果、経年変化にて【こぐち】部の接着部にクラックがはいる場合もあろうと思われますがご容赦くださいませ。また「ニカワ」などの自然由来接着剤をご希望の方は別途お問い合わせください。
  • 「こぐち製品」は強い直射日光などの当てますと、材の急激な形状変化により、接着部の剥離をおこします。暖房器具のそばやエアコンのそば、夏季の車内なども同様ですので、急激な温湿度変化のような環境下でのご使用は避けてください。「こぐち製品」はそういうデリケートな製品であるという製品特性にご理解いただき大切に扱っていただけるとありがたいです。
  • 「こぐちパネル」の厚みは15ミリです。ですから精油分の含有量もその15ミリの厚みの中の存在に限られます。まだ開発されて間もない製品ですので、その香りがどのくらいの期間もつのか?…はわかりませんが10年程度…あるいはそれ以上経過すると急激に芳香が低下することも予想されます。そのかわり、お買い上げいただいた現在から芳香放出最大状態のデザインとなっております。
  • 「こぐちキューブ」の背板部の「こぐちパネル」部は、その製造過程において厚みに+-0.5㎜=1㎜程度の誤差許容範囲がございます。ご了承ください。
  • 背板の「こぐち」部どうしは板目部の100倍の反応速度で絶えず呼吸し続けていますので微細にその大きさを変えているのですが、木や接着剤の持つ柔軟性によって保たれていますが、経年変化によって、剥離などが起こる可能性があります。
  • やはり同じく経年変化によって、立板と横板の接合部の「浮き」や「剥離」などが起きる可能性がございます。杉のこれらの大きな「呼吸行為=形状変化」こそが空気浄化能力につながっていますので、その際はビス留めにて接合部を留めるなりして対応いただければありがたいです。

有限会社 加藤木材
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