『百年杉』の専門会社 加藤木材

林野庁の植物精油に関する報告書(2019年3月)

2019年3月に林野庁より興味ある報告者が提出されました。
題して「日本の林産物を活用した香りビジネス展開に関する基礎調査業務報告書」

報告者の冒頭にも記されていますが、植物精油…香りに関しての
わが国の第一人者である、東京大学名誉教授の谷田貝充克先生が大部分監修されているとのことなので、かなり濃厚な内容となっています。

本項では、この報告者の内容にわたしたちが研究してきたことを踏まえながら、この報告書を解説しながら、【百年杉】精油の恩恵に関して考察していきます。

抽出成分とは

抽出成分と聞くと「植物抽出エキスを取り出して…」のような宣伝文句を思い浮かべる方も多いのでしょうが、そうではなく自然界で製造された多種多様な化学物質のようにとらえてみてください。たくさんの化合物によって構成されますが、光合成によってつくられるグルコース(ブドウ糖)が基になっていますので、まさに自然界でつくられた化学物質です。もし?この抽出成分が無ければ、すべての植物に色も香りも無いということになりますから識別さえも困難になるでしょうね。

精油=エッセンシャルオイル(Essential oil)

そんな抽出成分の中でも沸点が低く(50℃弱くらい)揮発性が高い物質が精油です。英語で言う所のエッセンシャルオイルですね。聞いたことある方も多いのではないでしょうか。

ほぼその植物の本質を表しているような、生き物にとっての血液のような存在ではないでしょうか。しかし、その揮発性の高さは…50℃を超える温度になるであろう、夏季の車内に放置してしまった【百年杉】があれほど濃厚な香りだったのに、まったく香りがしなくなってしまったり…わたしたちも失敗をしながら覚えてきました。

ハイエース車内に満載の【百年杉】床材です。

おそらく、この地球上では50℃を超えるような環境下で育つ植物はサボテンなどの特殊な例を除いて、無いのでしょうね。仕事でも夏季に【百年杉】を車内に積みっぱなしで休日をはさんではいけないのです。月曜の早朝に積み込まないとなりません。せっかくの香りが揮発して消失してしまいます。欧州発のアロマテラピーの液体の植物精油は、これらの事象を逆手に取った製法で、いったん揮発させた精油を冷却凝固させて得たものです。また、このような理由から人工木材乾燥装置は50℃以下の低温乾燥が重要ということになるのです。香りが命(いのち)の杉に50℃以上の乾燥装置はあり得ないことなのです。

葉油と材油

そんな精油分はどこにたくさんあるのかと言いますと
樹木の場合は一般的に葉に多く含んでいて、わたしたちが専門の木の幹の…木材の方には精油が少ないという傾向がございます。

葉油=精油豊富 材油=精油微量

ということです。ユーカリなんかは極端で、葉には豊富な精油があるのに材にはほぼ無いという種類もあります。

このふたつの表は葉油と材油の含有量を比較した数値ですが
赤色で囲ってある杉は葉油が3.1で材油が0.1~2.0ですから
約2.5倍~31倍もの量の精油が木材よりも葉っぱに多く含まれていることがわかります。

精油量によるヒトの生物活性

そして、この精油の香りには樹種によって様々な効果があることがわかっています。
いわゆる適材適所ということです。わかりやすいのが杉と桧です。
杉の精油の香りには鎮静的な効果があって、桧の香りには覚醒的な効果があります。

まぁこれくらいはずいぶんと知られるようになってきて、わたしたちもうれしいのですが、
この精油成分の香りの樹種による反応とは別に、同一樹種であっても、その精油の量によって、人間のリアクションが変わってくることはあまり知られていません。

ヒトは植物精油の生物活性として大量の精油を刺激的と感じ、微量の精油を鎮静的に感じるのです。

刺激的とは「たまには良いのだけれど、毎日はいらない。」という反応でしょうし
鎮静的とは「毎日ずーっとでもウェルカム」という方向性でしょうから
ヒトの身体の反応って面白いですよね。

いくら美しい女性パートナーさんと夫婦関係であっても、帰宅してドアを開けると「リオのカーニバルのような衣装でお出迎え」では、男性パートナーさんもたまにはイイのでしょうが、それが毎日では自宅に帰るのが憂鬱(ゆううつ)になってしまいそうですものね。

過ぎたるは及ばざるがごとし

…はわたしたちの生理的なリアクションの基本なんでしょうね。
そう考えると欧州発の液体アロマ精油は、やはりキツイ感じの印象を受ける際もあるように思います。

ですから「材油の中では次元の違う濃厚な香り」=【百年杉】という
香る木材を「住まい」に使って微量の心地よい香りを日常的に得るということは生物活性的にも理にかなったことなのです。

多様な杉精油のの効能

林野庁作成の「日本の林産物を活用した香りビジネス展開に関する基礎調査業務報告者」の内容に戻りますが、樹木別による精油の効能が掲載されています。ヒノキや青森ヒバの抗菌性などがそうなのですが、やはり杉精油の効能の多様さは抜きんでている印象を持ちます。

① 花粉症の軽減
② 患部塗布によるアトピー性皮膚炎のかゆみ抑制効果
③ 胃潰瘍(いかいよう)の進行の抑制
④ 鎮咳(ちんがい)効果。咳(せき)の回数が減る。
⑤ ダニの繁殖を抑える効果
⑥ セキステルピンセドロールによる睡眠効率の向上

こんなに多様な精油効果がある樹種も杉以外にはないのではないでしょうか。

①については実際に【百年杉】のお客様より感想をいただいてきましたし、②に関しても、不快な人物と一緒になるだけで潰瘍ができたり消えたりがあることも立証されていますから、鎮静的な方向につながれば、効果はありそうで不思議ではありません。④の呼吸器系も【百年杉】の10年間の検証の項でも記してありますが、呼吸が深くなることによって、たくさんの空気…酸素が体内に吸引されることによる2次~3次的な好影響としてあっても自然なことのように思いますし、⑤もずいぶん前から言われていますし⑥に関してはもう百人以上のお客様から、ご感想をいただいていますから、今さら驚くことはありません。

しかし、②に関しましては明らかに分野が違います。
杉精油の皮膚への塗布という皮膚吸収による効果です。

吉野家さんとの実験

無償サンプル出荷サービス不思議な【百年杉】にも記してありますが

【百年杉】精油は実にきめの細かい印象がありまして
陶磁器くらいはラクラクとすぐに透過している印象を経験的に得ています。

それらの文中にも書いてありますが
【百年杉】精油の10分くらいでの陶磁器(湯飲み茶わん)の透過を立証できたとして…
また、それによって【百年杉】に直接触れることによる【百年杉】精油のわたしたちの皮膚よりの吸収がおこなわれているという予測や推察が成り立ったとしても…

肝心の【百年杉】精油が、わたしたちの体内に入ってからの恩恵の立証が
現代科学では立証不可能でしょうから、今まではなかなか力が入らなかったのですが
この「杉精油の患部塗布によるアトピー性皮膚炎のかゆみ抑制効果」という研究結果は実に興味深い。

また林野庁の報告書発行の、1か月後の2019年4月に(株)吉野屋(牛丼で有名)さんとの共同での試験を実行。吉野家さんは【百年杉】の上に肉を乗せることによって、肉が美味しくならないものか…と考えて、わたしたちは「日持ちするようにはなりそうだけど、味は期待できないのでは…」と予測したのですが、まったくわたしたちの予想通りの試験結果が出ました。

黄色でマークしたところですが
変色しずらい=日持ちしているという試験結果になっています。

これは置いて2種間後の状態の写真ですが、確かに右側の【百年杉】の上に乗せた肉の方が色はイイですよね。これは牛肉での実験ですが、やはり【百年杉】の精油はどうやら、わたしたちの皮膚より身体の中に入っていて、入った精油の影響からか牛肉は日持ちしていますから、わたしたちの身体にもなんらかの良いトリートメント効果がありそうと考えることは、どうやら自然なことであることがわかってきたのです。

【百年杉】家具の可能性

そう考えた場合…
日常的に直接触れ続ける【百年杉】家具の恩恵には
改めて大きな期待がかけられると思うのですがいかがでしょう。
「香り」だけでなく「精油の皮膚吸収」への期待ということです。

【百年杉】のデスク

【200年杉】のデスク

(杉ってわからないヒト多いんじゃないでしょうか。凄い迫力)

【百年杉】のダイニングテーブル

(このテーブルは天板200年杉の特注バージョンです)

【百年杉】の温かい椅子

これらの【百年杉】家具はその使用時に
常に【百年杉】に直接触れていますので
大いなる恩恵の可能性を感じさせる製品ではないでしょうか。
特に代謝の活発なお子さんの使用ですとかね…。

そしてそれらの【百年杉】精油のトリートメント効果のお試しには
この入浴【百年杉】という一風変わった商品がうってつけと言うことになります。

 

【百年杉】は薬でも医療行為でもありませんが
試しには良いでしょう。湯船にこれを入れて
そのまま湯船に入って、湯船の中で、タオルで直接身体をゴシゴシ拭うのが良さそうです。
極力、せっけんを使用せずに、【百年杉】精油で皮膚をゴシゴシ…

 

水と精油はぜったいに交じりあいませんから
浴槽内のお湯のどこかに【百年杉】精油は存在し続けます。
また50℃以上のお湯にはわたしたちは熱くて入浴できませんから
【百年杉】精油も揮発せずに浴槽内のどこかに必ずあります。
そんな「宝の水」で身体をゴシゴシです。

触れる【百年杉】

こうやって【百年杉】の皮膚吸収による恩恵の可能性を検証していきますと…

【百年杉】の床材による皮膚吸収や
やはり【百年杉】ベッドによる全身からの皮膚吸収という

裸足の素足での生活

2点が最も効率の良いお友達の【百年杉】ということになります。

なにしろ床は直接触れ続けている唯一の建築部材ですし
ベッドは長き人生の1/3はその上に乗っている家具ですからね。

そうやって考えていくと香りによる恩恵だけでなく
皮膚吸収の先の可能性まで踏み込んで考えてみても
やはり床とベッドだけでも【百年杉】という話になって
どうやら話は振り出しに戻るようなのだ。

やはり同じ面積なのに天井を【百年杉】にしても効果は限定的で
床とベッドが効果が特大であって
デスク・テーブル・椅子…など直接触れる家具にも大きな可能性が見えてくるのです。

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