ぬるま湯育ち~恐怖(集中連載16)

赤ちゃんは「ぬるま湯育ち」である。

そう…ママのお腹の中で、心地よい環境にある訳です。
「ぬるま湯育ち」は何も軟弱という訳ではありません。
それは「いのち」の安心の比較だと思います。

私の推論として…
この小さな命の防衛手段としての五感は
この「ぬるま湯状態」との比較がスタートなのでは?…と考えています。

もっとわかりやすく言えば…
ママの胎内の「ぬるま湯育ち」と比較して
不快な感覚を感じた際に
それをよろしくない状態として危機を予想して身を守りはじめているのでは?…
という事です。

「衣食住」の「衣」の柔軟剤などのケミカル臭としての化学物質。
「住」の屋内のビニルクロスの可塑剤などの化学物質臭

我々は化学物質臭に慣れきってしまっていますが…
「赤ちゃん」には比較するものが、実に心地よいママの胎内のぬるま湯しかないのです。

当然、赤ちゃんは心地よくない空気を不快と感じて

それを不安全なものかもしれないと感じて泣く。
ひょっとしたら恐怖心さえ抱いてしまって泣くのではないだろうか。

私が関与させていただいたケースでは…
事前に準備しておいて
ご出産~退院後の入居時には赤ちゃんの寝るところなどに
「百年杉のこぐちパネル」と「赤床タイル」を置いて
リフォーム工事ができない賃貸マンションなので
それらの製品を置いて
とにかく赤ちゃんのいる場所には
百年杉の芳香に満たされるように配慮した方がいらっしゃるが

ママもパパもいわく…
「目が覚めても2度寝してる感じでした。ほかの部屋だとギャーって泣くのに
あれ?起きたのにまた寝てるわ…って感じでした。」

また子育て経験のある女性の友人も…
「杉をふんだんに使った施設であるWOODS ONに1日居たんだけど、あの…変な泣き声で泣くヒステリックな泣き声の赤ちゃんが一人もいなかったのよ。」http://www.kizukonet.com/2015/10/09/%E3%81%BE%E3%81%A1%E3%81%AE%E6%9C%A8%E8%82%B2%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B9-woods-on-%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B/

ははーん。やはりそうか…

化学物質臭のする部屋だと呼吸が浅い眠りになっている印象を持つという話は
何度も申し上げてきましたが、
現代建築の中では、屋内空気質があまりにも悪いために
目覚めた際の空気が「不快!」であるという反応の連続を
赤ちゃんがしているのではないだろうか…

不快→危険では?!→恐怖→アピール(ヒステリックな泣き方)
…の連続

少し前に
「ぼくは写真で世界とつながる」という
ドキュメンタリー映画を見る機会がありました。

この作品は米田祐二さんという自閉症のアマチュアカメラマンを追いかけた作品で
作品じたいもとてもよかったのですが
とても勉強になったことがありました。

それは祐二さんの心の中の「恐怖」です。

「恐怖」というと大げさに聞こえますが
祐二さんは、毎度毎度、食事は同じものを同じ場所で食べるのである。
そのルーティーンからでるのは居心地が悪そうなのである。
その裏には「恐怖」があるのだと、映画をみて勉強になりました。

作品中、旅先で信頼している人から
食したことのない食べ物を勧められて
30分以上も匂いを嗅いで、「イヤイヤ」しながら…
ようやく食すと気に入って、おかわりをするシーンがありました。

いつもと違う事の「恐怖」。

90歳以上の人生の先輩方を見ていると
皆さん、耳は遠くなっています。
だから我々の五感のうち聴覚は早めに衰えるようです。
あと…現代人はPCにスマホ…だから視覚も早く衰えるでしょうね。

人間、枯れるように死ねた場合…飲食物を欲しがらずに体内にある全てを使って
2週間程度でお腹がぺったんこになって死んでいく事ができるみたいですので
味覚も人生の最後までは続かないみたい…。

そうなると死を直前とした朦朧とした意識の中で
我らが感じるのは、極めて原始的な五感と言われる嗅覚と触覚だという事になります。

これって、生まれた際もそうなのではないでしょうか?

嗅覚と触覚

「ぬるま湯育ち」とはよく言ったもので、赤ちゃんはママのお腹の中で実に心地よい環境にいる訳です。

そしてその心地よさ=マイホームの感覚を有して
出産後は、心地良くないモノを不快に感じて嫌って…
心地良いモノをママのお腹いいる時のような…安心できる類似した環境としてとらえて…
五感を働かせて脳の発達と共に選択していって身を守っているのではないでしょうか。

そう考えるなら
赤ちゃんのお部屋の匂い…空気。
赤ちゃんの着衣の素材…触感は最重要のはずである。

話は戻って祐二さん。
何度も何度も匂いを嗅いで
初の食べ物のトライをためらっているのだ。

不幸にならないための選択として
その一生を通して使えるであろう五感の…嗅覚をフルに活用しています。
匂いをかいで「安」なのか「恐」なのかを
確かめています。

はたして自閉症を支配しているのであろうか「恐怖」。

そう考えますと
赤ちゃんの頃のお布団の周りの空気って最重要。

ゆるやかに目を覚まして、周囲の百年杉の森の恵みの芳香に包まれた安心感に
胎内にいた際の心地よさと比較して、安心して2度寝をする赤ちゃん。

目を覚ました際に、赤ちゃんの胎内では経験したことの無い
刺激的で不快な持続継続している微弱な化学物質臭を感じて
そのたびに「不快→恐怖」を感じて、泣き叫ぶ赤ちゃん。

どうなんだろう
両者の将来には大きな差異はつかないとでもいうのだろうか?

たとえ同じ自閉症という素養をお持ちの赤ちゃんであっても
(生まれた段階ではわからないが)
その後の症状~状態は…
お部屋の空気が「安心の空気」のケースと「不安と恐怖の空気」では
大きく変わってはこないだろうか。

恐怖とは安心と比較して感じるものであり
赤ちゃんの比較する安心とはママの胎内の心地よいぬるま湯状態しかないのだ。

「鈍感」の素養の赤ちゃんならまだしも
センシティブな繊細なセンサーを持つ赤ちゃんほど
繰り返し「恐怖」を感じてしまわないだろうか。

たとえ自閉症の素養をお持ちの赤ちゃんでも
(生まれた際はわからないが…)
そこがリフォーム工事不可能な賃貸アパートであっても
布団周辺の空気だけでも百年杉の芳香に満たされた状況にすることによって

その5年後…10年後の症状がずいぶんと緩和されるケースは考えられないだろうか?

そして定型発達の赤ちゃんでも
(生まれた際はわからないが…)
百年杉があることによって、やはり5年後…10年後の「心の成長…発達」が大きく変わってくる事は考えられないだろうか?

未発達な心は集団生活において
ささくれやすいであろう。

せめてもう少し…
大人が
ママパパが
おじいちゃんやおばあちゃんが
「食」だけでなく赤ちゃんの「住」の空気の重要性を考えてもらえれば
赤ちゃんの未来はもっと開けると思うのである。

DSCF6026 - コピー

 

 

写真は近日発売予定の「百年杉のこぐちマット/ベビータイプ」である。

既存のベビーベッドの床にもピッタリとはいる寸法である。
新婚時にリフォーム済みの新品のビニルクロス可塑剤状態に入居して
2~3年後にご出産では、これくらいの製品じゃなきゃ赤ちゃんにとって
キビシイのではという製品でもあります。