前項では
実に子どもたちの約1/3を占める、鼻呼吸不可の子ども達の将来について
「エネルギー(酸素)不足&冷却不可能」という説明をしましたが
そのリスクについてもっと具体的に…
科学的に掘り下げてみましょう。
鼻呼吸不可能なヒトのリスク=ALL(すべて!)なのです。
まさしくすべて。あらゆる困難の元凶なのです。
あらゆる分野において「育たず~病気になりやすく~維持も困難」なのです。
子どもの場合…アレルギーを起こす。風邪をひきやすい。顔貌や口腔の発育に悪影響。虫歯リスク上昇。
嗅覚異常。姿勢の悪影響。
大人の場合…SAS。集中力・注意力の低下。認知症リスク~うつ病リスクを含めたあらゆる疾患リスク
(照山裕子歯学博士のコラムより)
恐ろしいですよね。
お読みいただければわかるのですが
子どもは育たないし、大人はあらゆる病気になりやすくなる。
しかもいわゆる心身…
身体の病気だけでなく
うつ病のような心の疾患さえもなりやすくなります。
そして認知症。
脳機能の維持にも問題が発生してしまう。
ようは脳が育たないばかりか
ようやくある程度育った脳の能力の維持さえも困難という悲劇。
まさに
「呼吸の浅さ」というのは
「食の質」についていくら注意を払っても
到達できない領域であり、恐ろしい状態なのです。
ここで話をあえて脱線させましょう。この星のオーナーは植物です。
そして植物はCO2を吸収しO2を放出します。
ですからこの星で最も高度な進化を果たした哺乳類も
O2を吸収しなければ生きていけません。逆の言い方をすれば…
この星においてはO2をエネルギー源とする生き物しか生きていけないのです。
そしてO2(酸素)とは「老い~酸化」をもたらす劇薬のようなモノです。
まったくロクなもんじゃない。
でも植物がこの星での生き方のルールを決めているのですから誰も抗えない。
O2(酸素)をエネルギー源にしていること自体
この星の哺乳類には「永遠のいのち」は無く
「繰り返される老い~死という代謝の連続」が宿命。
たとえば悪の象徴と思われている「活性酸素」。
けれどもそのうちの3%程度が抗ウイルス作用を働かせて
戦ってくれているのが
数年前にわかっています。
ですからO2(酸素)をたくさん吸い込む日常というのは
ある意味、健康的な生活でもあるのですが
老いへまっしぐら!でもあるのだ。
活性酸素は嫌だけど、それが無いとウイルスと戦えないのだしね。
やはりわたしたちはロクなもんじゃないけど
O2(酸素)という物質を
腹いっぱい吸い込まなければ幸せに生きていけないのである。
話を戻します。
もちろん、このわが国独特のレジ袋内住宅という環境要因によって
そこに住むホモサピエンスという生き物が
鼻呼吸不可能に代表されるような
「呼吸の浅さ」につながって…
そこから「世界一眠れていない日本人」につながっているという
研究結果や報告は存在しません。あくまでもわたしの仮説です。
ただ、呼吸の浅いヒトが
能力の開花と維持に関して苦しむことは当然であるのは事実なのです。
さて、わたしもただ何も勉強せずに仮説を唱えているわけではありませんので
以降、このわたしの「仮説」を…
「皮膚のスキルの現在」「毒ガスイチコロの宿命」「鼻毛の話」の
3本を要旨として説明していきます。
(つづく)

