森林再生の杉のプランター×無肥料・無農薬の土×固定種・自然農の種
いっしょに考えるプランター(すぎ製)
- 幅35㎝×高さ37㎝×奥行30㎝
- リボス社「タヤ・エクステリア」塗装品
(植物性自然塗料) - ウォルナット色/ペルシャレッド色/グリーン色(3色よりセレクト)
- 杉だらけの放置材(千葉県)の杉で作っています
- ¥7,800 ※送料1,600円
いっしょに考えるプランター自然農栽培セット
無肥料・無農薬にて、原種に近い、貴重な固定種のステラトマト(プチトマト)を栽培するセットです。大豆も植えて空気中の窒素分を土に取り込みます。
- いっしょに考えるプランター
- プチトマト(ステラトマト)固定種の種
- 無肥料、無農薬、無土壌消毒の土
- 無農薬、無肥料トマトの育て方冊子
- 大豆の種
- ¥8,800 (※送料1,600円)
10年間無肥料・無農薬・無土壌消毒の土
自然農栽培セット内に入っている土です。
鶏フン、牛フンなどの動物性肥料を使用するということは、言わば対処的な速効性を求めるような行動で、種や野菜に対する「あまやかし」につながると言われます。植物が本来持っている強さを消してしまうのです。それらの野菜は「腐る」けれども、自然農で育てられた野菜は「腐らずに枯れる」というのはそのためです。
かといって、自然農で、広大な畑で多くの収量をあげていくことは大変な事です、農家の方や農薬や動物性肥料が悪いのではなく、現在流通している野菜は、私たち消費者が望んだモノなのです。そして、広大な畑ではなく、この小さなプランターだからこそ、純度の高い「農」や「育」を経験できるのです。
- その年の気候にもよりますが、4月中旬~5月中旬までにまいてください
「すぎぐり計画」のプランター
杉を使って森を考えよう!
現在の日本の森に共通した問題は、行き過ぎた杉の造林による放置された「杉だらけの森」の存在です。戦後のはげ山に「木材が必要だから」、比較的成長が早く気候も問わない杉が全国で植えられました。
しかし、収穫時期を迎えたにも関わらず、さっぱり木(杉)が使われないため、「杉だらけの森」はそのまま放置されています。森林再生のスタートは木を植える事ではなく、「木を伐って使うこと!」そして、その後には落ち葉を通して大地を豊かにし、海の魚までをも増やしてくれる落葉広葉樹(=どんぐりの木)を育てる。言わば森林の質を変化させるアクションを「すぎぐり計画」と名付けて私たちは活動しています。
このプランターは「すぎぐり計画」の過程で発生する杉材で製作しています。
杉や桧や青森ヒバなどの針葉樹は柔らかいのですが、とても耐候性に優れた木です。そして、杉の内部は実に70%が空気です。身近な素材で最も断熱効果が高い素材は空気です。ですから杉のプランターは灼熱の夏でも地温変化が緩やかな、実際の土壌に近い状態を保てる、まるで断熱材入りのプランターなのです。
高耐候性で高断熱。最も高性能なプランターとして、杉は最適な素材です。
三富新田の「土」
本来の土に触れて多様性を考えよう!
埼玉県の所沢市と三芳町にまたがる三富新田は、日本の里山百選にも選ばれた、我が国の代表的な持続的農法の地割をしています。かつては草原であった場所に、先人たちが畑を作り、同規模の雑木林(平地林)を創造した開拓地なのです。
このプランターの土は、三富新田の下富の山崎さんの「土」を使わせていただいています。無肥料・無農薬、土壌消毒もしていない、310年前に開拓された土です。この「土」には、たくさんの微生物や種が含まれています。それらが「土」の表層を覆うので、土の湿り気が保たれるのです。そういった意味では、通常売られている微生物も雑草の種も含まない土は、土というより「粉」と言った方が近いのかも知れません。「本物の土」をいじってみませんか。
埼玉県所沢市下富
山崎農園さん:Tel 04-2907-9326
種がとれる自然農・固定種の種(※1)
- 1 固定種:人為的な交配が行われていない種のこと。長い年月をかけて自然淘汰された種。今や貴重種ともいえる
種や苗から育てて、野菜や種について考えよう
今、私たちが食している野菜のほとんどは、種がとれない品種です。そして、「食べやすい風味」を求めた度重なる品種改良よって、肝心の栄養価が以前の半分にも満たない品種もあるのです。
このプランターの種や苗は、自然農の「シンプルベジ」と「三陸野菜」さんが育ててきた、以前の品種の野菜…
「種が採れない野菜の輸入に頼って大丈夫?」
「売上のために食べやすさを優先して栄養価はそっちのけ! 体調管理に大切な野菜なのにそれでイイの?」
このプチトマト(ステラトマト)を育てながら一緒に考えて頂ければと思います。