『百年杉』の専門会社 加藤木材

わたしたちの身体からは生きている限り
「湿気」が放出され続けます。
いわゆる「不感蒸散」というヤツです。

受け入れて包み込む素材

身の周りの素材がそれらの湿気を「吸って」くれればいいのですが…
「吸ってくれない」物質と接触すると
わたしたちの「湿気」は露となってわたしたちの表皮に結びますから
ベタベタして気持ち悪い「触覚」を得るにいたります。

ツルツルなのにガラスやクリアファイルに触れ続けるとベタベタしてきて不快ですよね。

拙文をお読みの方は
「あなたの利き腕で、もう一方の手の甲を包み込んでみてください。
利き腕の手のひらでもう一方の手の甲を包み込んで…さすってみてください。」

あなたの利き腕の手のひらからは…
「あぁ、触れて最も好適なモノは人肌なんだと感じられるでしょうし」
あなたのもう一方の手の甲からは…
「あぁ、触れられて最も好適なモノは人肌なんだと感じられるでしょう。

そしてその「心地よさ」を感じるサイエンスの裏付けは「吸湿性」なのです。

触れる感覚

わたしたちの肌がもし「吸湿性」を持たなかったのであれば
わたしたちは圧倒的に皆が「ヒト嫌い」になって
愛し合うことも無いのでしょうから
「あっ!」っという間に種は絶えていたことでしょう。

「住まい」の素材において
わたしたちの「湿気」を吸ってくれる素材は極めて少ない。
「木、土、紙(吸湿量の順)」(人工的な素材を除く)くらいである。

そしてそのもっとも好適な感触である人肌に似た感触をもった建築素材が
杉は杉でも…【百年杉】の赤身部であり
それを唯一直接触れ続ける建築素材である床材に開発したのが【尾鷲香杉】である。

話を戻そう。
そういったわたしたちが発し続ける湿気を吸ってくれる素材が

ほぼ無い高効率化された現代建築下では

毎日×2…触れるモノが全てが「不快」ということになります。

「こころ」がやられてしまうのが
わたしたちの精神性疾患であるのなら
うつ病の根源的な主因が
幼少期の未来に対する「不安感」であることがわかってきた現在…

わたしたちはその「やっかいな根源」を生む環境要因の大きなひとつに
木・土・紙がまったく存在しない「現代の住環境」とは関係ないのであろうか。

そう…この世に「おぎゃぁ!」と出でてから
毎日…ずーっと続く終わりなき「不快感」が
やがて「不安感」に変換されているとしたら…

「不快感」→「不安感」

幼少期に芽生えた「未来への不安感」はその後の人生に大きな影響を与えてしまうことがわかってきています。

よく脳神経学者さんが
「認知症予防には“好奇心”!」と言っていますよね。

“好奇心”の真逆は“不安感”。
その“不安感”が脳の成長を遅らせて
“心”の広がりを狭めてしまうのであろうか。

そう考えてみれば自閉症の方々の
(多様な“個”を一言で片づけるつもりはありませんが…)
新たな食べ物を食べない…同じ席にしか着座しない…などの
一見、頑固な行為も
新たな機会という未来に好奇心を持ちえないからの行動と考えれば
そうなってしまう環境要因として
木(杉)無き「住」の環境要因としては符合していきます。

そしてもうひとつ…今、こうやってわたしたちは“生きて”いても
身体中の各所から脳に「報告」と「連絡」が集まって
脳はそれらの情報から身体中の各所に「指令」を出し続けています。

食事をとったのであれば
血流が増えますから、脳は血管に拡張を命じ
食事後に血流がおさまりだしたら、やはり血管に収縮を命じます。
いわゆる「恒常性維持活動(ホメオスタシス)」です。

しかしわたしたちはそれらの飛び交う情報を自覚する事はできません。
毎日大量に飛び交う…これらのわたしたちの無自覚の大量の情報について
現在は、学問上は一切考慮されていませんが…

赤ちゃんや幼児が
毎日ハイハイするビニルの床や触れるプラおもちゃ…吸ってくれないデスクなど…
毎日×2…永久に続くかのような…皮膚→脳への「不快な報告」は
警報!とまでは言わないが
それはやはり安全とは言い切れない素材との接触を知らせる
要注意状態くらいの報告でしょうから

その「不快」なアラーム注意報の連続が
脳に住み着いてしまう「未来への不安感」の
大きな環境要因であるのなら、実に恐ろしい事である。

現在の内戦続くシリアでの「子育て」が不可能とまでは言わない。

しかしかなり困難なはずである。(シリアの平和を心から願っています)
わざわざ、現在のシリアに引っ越して子育てをしたいと考えるヒトもいまい。
そう…環境要因は大きいと言わざるを得ない。

生まれてこのかた
毎日×2、触れるモノすべてが「気持ち悪い」のですからね。
そういう我が国の「住」の環境要因下において

「未来に希望と期待をもって…
明るく健やかで、ヒトの心がわかる大人になって欲しい」という願いは

無理とまでは言わないが、かなり困難なことのようにも思える。
そう…まるで内戦下のシリアでの“子育て”のごとくである。
(シリアの平和を心から願い続けています)
無理とまでは申し上げないが…という話。

親を選べない赤ちゃんの気持ちもあわせると、ため息がでてしまう。

そこで人肌にもっとも類似する感触であって
赤ちゃんから発せられる湿気を吸い取ってくれる
置くだけの【百年杉】の床材を
賃貸物件にお住まいでも可能な…
最小限ミニマムたった4枚の【百年杉】床材セットを新発売しました。

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そして3×3の9枚バージョンがこちら。

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全部屋なり一部屋ぜんぶ【百年杉】の床がイイのは間違いないのですが
ミニマムサイズの【百年杉】の床になります。

もちろん赤ちゃんのハイハイ使用でなくても…
お子さんのデスク下のみの足元での使用とか…
お母さんのキッチンの足元使用ですとか…
考えてみてください。

赤ちゃん~幼児~お子さんに「好感触」な環境を与える事は
その子たちが望むモノをすべて買い与えて
こどもたちを自らダメにしてしまう事とは違うはずです。

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