『百年杉』の専門会社 加藤木材

床を特殊シート→【百年杉】にしたリフォーム工事を期に
1.5歳の女の子の体温上昇という事例を受けて
【百年杉】の恩恵を考え直してみました。

その①
脳の視床下部は、わが国独自の…大量に使われている
ビニルクロスの添加物である可塑剤(かそざい)の
揮発性化学物質入りの空気を「微弱な毒ガス」と判断。

鼻の奥は上咽頭(じょういんとう)という場所になります。視床下部ともほど近い)

鼻孔の奥の上咽頭(じょういんとう)を狭めて狭窄(きょうさく)状態にして
(微弱な)毒ガスの侵入を防ごうとしているのではないか。
そして、その結果、(特に睡眠時の)吸引酸素量の慢性的な不足につながって
あらゆる不都合が広がってしまう大きな環境要因になってはいまいか。

人間以前の霊長類の頃から存在する「原始の脳」とも呼ばれる
恒常性維持機能の司令塔である脳の視床下部は
多湿の森の…樹上の生き物であった頃に感じていた木々の香りを
求めるように人類はプログラミングされているのか…
やはり多湿な森の恵みである杉の香りに反応して

杉の香り入りの空気の吸引を心身に好適と判断するのか
上咽頭(じょういんとう)を開放して
杉の香り入りの空気の吸引をアクティブに求めているのでは…という話。

その結果、酸素吸引量が大幅に増えますから
様々な症状の良化がおきているのではないだろうか。
これが大きな【百年杉】の奇跡の大きな理由では…というお話。

補足説明としては
【百年杉】化による睡眠時のいびきの消失や軽減ですね。
(睡眠時の呼吸の深さはとても重要)
この「ご感想」は10年間ずいぶんといただき続けてきました。

その②
そして前回お話した
杉精油の多くのモノを透過していく、なんというきめの細かさという話。
10分ほどで陶磁器を透過するくらいのきめの細かさであるのなら
「床→体内」や「ベッド→体内」となって靴下や敷布団なんて
やすやすと透過~通過して
わたしたちの皮膚より体内にはいっていることが
考えられますよね。…という話。

まるで油切れであった機械が
油が注油されて、滑らかな動作を回復するように
杉精油が皮膚より吸収されることによる恩恵も実は大きいのではないだろうか…。
という話が前回の話。

補足説明としましては
経口吸収は9割排泄可能でも
経皮吸収は9割排泄不可能であるという点です。

経皮毒として語られる事の多い言葉ですが
ありがたい【百年杉】精油も、体内にとどまり続ける恩恵ということになります。

そしてもうひとつ。
今回は「信号」の話=その③
長くなりますが、よろしくお願いいたします。

脳の視床下部による恒常性維持機能もそうですが
「脳⇔体内の各所」との関係においては
常に様々な「指令・連絡」が飛び交っているのですが
わたしたちはそれらを認識することはできません。
もちろんそれらが認識可能であれば
「うるさくって」発狂しかねないかもしれませんよね。
まぁ、ある意味うまくできています。
まずはこの事実をご留意ください。

そして実は皮膚というのは
わたしたちの考え以上に「考えている」ことがわかってきています。
皮膚と中枢神経系は受精卵分裂過程では同じ外胚葉に属していて
視覚、聴覚、嗅覚などの感覚器も同じ外胚葉ですから
それらの「名残り」が表皮にも残っていることがわかってきています。

ですから、皮膚は単なる気象監視システムのアメダスのようなモノではなく
それこそ気象庁のように、ちゃんと解説付きで脳に対して
近未来予測も兼ねた、警報・注意報を報告しているようなイメージなのかもしれません。

そう考えてみれば、今までの人類の歴史において
土や木や紙に触れて、酷い目にあったことはなかったでしょうから
これらの素材に触れた感触は「安全な触感」として
脳に報告されていても不思議ではありません。

そしてこれらの木や土に触れた際の感触には
もうひとつ共通項があります。
それは、「好感触」であるということです。

それでは触感として
好適と感じるモノと不快に感じるモノの違いはなんでしょう?

その大きな違いとして
「吸湿性」があげられます。
わたしたちは生きている限り「湿気」を放出し続ける
「不感蒸散(ふかんじょうさん)」の生き物です。

 

そしてそれらの「湿気」を「吸って」受け止めてくれる物質であれば
好適な感触なのですが
その「湿気」を受け止めない物質であれば
湿気が露を帯びてベタベタして不快になるのです。

考えてみてください。
もしわたしたちの皮膚が同じ人間の「湿気」を「吸って」受け止めることができなければ
わたしたちは「愛し合っていても」その全身から感じてしまう不快感から
2度と愛し合わないでしょうからね。人類は滅亡でしょうね。
論理だけでは継続しないでしょ。

気持ちいい。美味しい。楽しい…から継続していくのでしょうからね。

それでは話を戻して
常に触れ続けている唯一の建築素材である床材に関して
わたしたちの「湿気」を「吸って受け止め続けてくれる床材」は何?となりますと
木と土の2種類になりましょうか。

そしてヒトが触れておそらく最も好適と感じる物質は
やはり同じ「人肌」なのでしょうが
そんな「人肌」の触感に最も似た感触の床は何かと言うと…
杉は杉でも【百年杉】ということになります。

やはりこれだけ困難多き現代社会では【百年杉】くらいの床が必要だと
わたしは強く考えているのです。
床材の選択…樹種の選択…そして杉の質まで考えて【百年杉】の床ということ。

運動野の働き
脳外科医ペンフィールドのホムンクルスの大きな手と指先はそれだけ脳に多くの受容体領域があることを示しています

 

上のイラストはペンフィールドのホムンクルスと言って
その大きさが脳の受容体としての結びつきの大きさを示している
カナダの脳神経学者が発表したモノなのですが
足とか手先とか物凄く大きいでしょ。
これはそれだけ「脳⇔手足」の結びつきが強く大きいことを表しています。
そう…手足から得られるたくさんの情報が脳に届けられているということです。

今や我が国の床材の主力は特殊シート張りと呼ばれるモノで
主材はオレフィンシートでしょうから
言わばプラスティックのようなモノと言ってもいいでしょうね。

赤ちゃんがそんな床材でハイハイしてたら…
ベタベタしてきて不快な感触の毎日でしょうからね。
だから現代の赤ちゃんは立つのが早いのかも…

 

赤ちゃんが好感触に感じる素材

皮膚→脳 「今日も“不快”な感触の連続です。昨日と同じ状況報告ですが、これらの感触はわれわれにプログラミングされている“安全・安心な物質の触感”とは真逆のモノです。

脳→全身「やむを得ない。早過ぎなのは承知だが、不快な“要警戒物質”とは距離をとるべく、ハイハイを省略して起立しよう!」

しかしハイハイ省略のリスクは
様々な先生方が警鐘を鳴らされていて…
それらをまとめると「反射神経、脳の発達、言語、集中力、心に影響」となります。

もう少しハッキリと言ってしまえばハイハイを省略して早く立つ子は
その子の成長に関しては、百害あって一利なし…ということです。

それなのに早く立つわが子をまるで才能があるかのように
勘違いしている親も多い。(ため息)

よく「木は子供の成長に良い」という感じで語られる事が多いのですが
これは実は間違いなのかもしれない。

「触れるモノが木や紙でなければ、こどもの心身や脳の成長に悪影響がある。」
が正解だったらどうします?

「木だとより良いのだろうけど、価格が“高い”から、うちの子はプラスティックです。」という

木によってのグレードアップの感覚は間違いであって
木や紙でなくては得られない領域があるとしたらいかがでしょう。

「木や紙とは吸湿性を持つ物質=触れて好適な感触=触れて安心の感触と脳への報告」

ということです。そして木・紙・土以外の物質に触れ続けるということは…

「不快=要注意物質とのコンタクト注意報という報告信号が手先足先の皮膚→脳に常に送られ続ける」

ことになるのですからね。

「不快信号の連続」が、脳の成長において「脳の未来への不安」につながっているとすれば実に恐ろしい。

床、おもちゃ、デスク、テーブル、イス、箸…
とにかく赤ちゃん~子どもが触れるモノの全てが
「不快な感触」の化学物質である現代社会。

「触れて不快」ではその物質を好きにはなりませんからね。
モノを好きにならなければ、モノを大事にしない心になるのも当然です。

現代の医学や様々な学問はそのへんをまったく留意していないけれど

いつまでも続く「不快情報=安全では無い可能性のある物に触れている情報」が

脳の成長において「不快→明日への不安…」と言う影響を与えてしまうのであれば
まったくヤバイ話である。

ただ、状況証拠としましても
自閉症スペクトラム子たちに多い「つま先歩き」も
現代建築の床材の、足裏の不快な感触を考えますと方向性は符合します。

裸足の素足での生活

また、やはり自閉症の子たちに多い
同じ席にしか座らない頑固な習性や
食べたことのない食べものを食べたがらないメンタリティも

幼少期より何に触れても
「皮膚→脳」への「不快=要注意物質」信号の連続という環境要因が
未来への希望や新たなトライを経て得る学びや喜びという心の形成を拒んできた…
と考える事は方向性としては符合していますよね。

「不快の連続=皮膚よりの要注意物質とのコンタクト報告の連続→脳の不安」

木無き、紙無き…不快な物質ばかりに触れ続けることを強いている
現代日本の「住まい」という環境要因は
赤ちゃんや子どもの本来持っている素質の開花と言う点において
成長の妨げとまで言うのが、飛躍し過ぎと言うならば

それらの住環境要因がお子さんたちの安らかな心身の成長のための
逆風にはなり得ても、まったく追い風にならないことは事実であろう。

素手・素足でギュッっとにぎることが重要

「成長」や「育む」というキーワードの為には
「じっくり」とか「健やかに」「心地よく」とかがお似合いであって
「早く」とか「我慢して」「不快であっても」は似合わないように思うのです。

ヒトは感じることはできないけれど
毎日毎日触れるもの全てによる「皮膚→脳の注意報の発令」が
良い点などまるでないように思えるのである。

ひょっとしたら、前述の自閉症スペクトラムの子の「つま先歩き」なんかも
普通のヒトには感じられない「皮膚→脳」への
「注意報信号」の連続を感じられる能力を持っているがゆえの行動だったりしてね…

実は、わたしがスマホを嫌悪して使用しない理由の一つにタッチパネルがあります。
あの極めて不快な気持ち悪さを日常的に動作するなんて
まったくの悪夢であって
それを常用すれば、「慣れ」というより
おそらく、わたしの五感は閉ざされていって
「不快の連続」を感じづらくしていって
“正気”を守ろうとするでしょうからね。

やがて「慣れて」不快に感じなくなるということは
それだけ五感の感度が鈍る…閉ざされる…ということでもあります。

そう…タッチパネルに慣れて不快に感じないようになっていくわたしは
【百年杉】のタッチ感の素晴らしさを感じる能力も喪失していくのですよ。

あぁおそろしい…【百年杉】の素晴らしさを発信するのがライフワークのわたしが
みずから【百年杉】の素晴らしさを感じなくなるような生き方をするなんて…。

あの変わりのない【百年杉】の素晴らしい心地よさを感じるわたしのセンサーを
かわりのあるスマホによって劣化させるなんて
まるで刑罰を受けるかのようだ。

老いによる五感の衰えではなく

生活習慣による五感の衰え促進となると…それらと連動する脳にも良い影響なんてないでしょうしね。

スマホが老いを促進させる…みたいなのはあると思っています。

そうなると依存となって、電脳人間になってしまう。

木の人間…植物の人間は
あぁいうモノを使うようになって
五感を乱し…急速に衰えさせるようなことはしないのである。

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