「百年杉の床は、子育ての必須アイテム」
神奈川県横浜市 S.S.さま
梅雨や夏はジメジメ、秋冬は乾燥して不快な空間→木が自然に調湿してくれて快適な湿度帯をキープ。身体が湿度に翻弄されず楽になりました。子どもたちや自分の肌トラブルも減ったように感じる。
・合板の床は冬は氷のように冷たくなり絨毯やスリッパ必須、夏は湿気を吸収しないのでジメジメの床となり不快感MAX→絨毯・スリッパいらず足裏快適に。
・なんとなく無機質だった家がぬくもりある空間になったので居心地がよくなった。
・合板の床はキズがつくと汚らしくなってしまっていたが、杉はキズがついてもそのうちに馴染んで味わいとなる。床の劣化という概念がなくなりエイジングを楽しめるようになった。
・子どもたちの感想→「気持ちいい!」「床で寝るのが好き!」←長男・次男はよく床で寝ています。
・子育てアイテムとして活用する杉。
杉(無垢材全般?)は子どもの発達や成長の潜在的能力を阻害しないという点も重要だと感じています。発達や成長を促進するかどうかは何の比較もないのでわかりませんが、そうであったらうれしいと思います。
有毒性の懸念がある化学物質はなるべく避けるに越したことはなく、微量でも蓄積したら微量ではなくなるし、場合によっては微量でも人の心身を撹乱させるものもありますので、日々住まう場所からそれが放出され浴び続けることになると、何十年の単位で考えたら、何か心身に異変が起こっても不思議じゃないと考えるようになりました。たとえはよくないですが、住環境も子育ての教育投資だな、と思ったりしています。
我が家の末っ子くんはダウン症で難治性てんかんも発症したこともあります。ダウン症そのものも神経発達が未熟だったり発達しにくいという特性がありますし、難治性てんかんを合併する子はとくに脳の神経伝達がうまくいっていない状況だと想像できるので、神経を撹乱させる物質からはなるべく遠ざけることを切実に意識しています。発達も遅いので、ネンネ~ハイハイの期間が超絶長く床面に身体全体が接した生活が今までの彼の人生の大半だったので、結果論として「この子が産まれる前に全床を杉にしていてよかった」と夫婦で話しています。上の子二人に関しても、それぞれの生まれ持った力を十分発揮できる心身のベースとしての居心地のよい家であってほしいと思っています。
=*=*=*=*=*=*
S.S.さま、貴重な感想をいただき、どうもありがとうございます。「住環境も子育ての教育投資」とのお言葉、グッと心に響きました。本当にそうだなぁと思います。多くの現代人に欠けている発想です。これからも、ご家族いっしょに百年杉の心地良さを享受してお過ごしいただけると幸いです。(加藤木材より)