【百年杉】の精油分のきめの細かさについて言及しておきたい。
この写真は【百年杉】のチップ枕のチップを「ふるい」にかけた後の「粉」のようなモノです。
「ふるい」に残った大きいチップのみを枕に入れて
「ふるい」に残った固い節や「ふるい」を通過した細かいチップも除去して
【百年杉】のチップ枕の中身は「ある程度の厚みのある大きなチップ」のモノでできています。
そしてそんな【百年杉枕用チップ】製造の過程でできてしまう…
【百年杉の粉】をチャック付きビニル袋に入れておくと1時間もすればビニルの外側がベタベタになってくるのです(驚)。
そう…【百年杉】の精油分のきめの細かさは
ビニルを透過するのです。
科学的に言及するのであれば、ビニルの分子と分子の間よりも【百年杉の精油】は小さく細かいのである。
H2O…いわゆる水はビニルを透過しないのだけれど
【百年杉の精油】は透過するのである。
そんなことは数年前からわかっていたのですが
その【百年杉の粉】をタオルやTシャツなどが入っている引き出しに入れておいたら
衣類に【百年杉の芳香】が付着して、とても心地よい実験結果が得られたのです。
ビニルはつるんつるんだから精油が「とどまる」場所が少ないのだが
衣類はおそらく多孔質で「とどまる場所」がたくさんあるから容易に精油分が移動したのであろう。
「ふるい」を透過した「粉」が再びビニルという「ふるい」」を透過させて衣類に付着なのである。
衣類を【百年杉の粉】もぐらせれば香りもつくだろうけど
それではチクチクして着れたもんではないだろうしね。
【百年杉】の床を歩くこと…そこでハイハイして育つこと…
その床が我が家にあること…そこで天に召されること…
靴下だろうがストッキングであろうが
それどころか…衣類さえもきめの細かい【百年杉の精油】は透過して私たちの皮膚まで到達しているようなのである。
私たちの全呼吸の0.6%程度に過ぎないが
私たちは毛穴から皮膚呼吸をしています。
【百年杉】のきめの細かい精油が、体内に入っているとして…
それらの恩恵を立証するのは困難であろうが
様々な木々の恩恵の源は精油分にあると考えた場合…
【百年杉】の精油とは
私たちの身の回りの人造物には類を見ないような
実にきめの細かい精油であることは事実なのである。