『百年杉』の専門会社 加藤木材

この晩秋は仕事で車の長距離を走りましたが
昔より運転が下手なヒトは多くなっているのではないだろうか。
インターチェンジでの合流時などにナビ頼りなのであろう…
休日の高速道路は非常に怖いシーンを見ることが多い。

車の性能が向上して、便利になっていけば
下手なヒトでも運転できるようになるからね。参るよね。

車の運転の下手なヒトの理由は、実にシンプルである。
まず情報収集の量が圧倒的に少ない。だから現状認識能力が著しく低い。

前方1キロ。後方500mと、時に上方の空や横の情報を絶えずキャッチして
いらない情報を捨て続けて、絶えず新たな情報をインテイクしていく作業ができれば、何の問題も無い。しかし、みなが80kmで走行している車線なのに自分だけ60kmで走っていることに「気づかない」ヒトがいれば、みなが「追い越し」という余計な操作をしなければならないので、事故のリスクは増えていく。坂道を速度維持で走行するのが基本なのに、坂道に「気づかない」車は急激に後方の車との車間距離が詰まって…それがブレーキにつながれば、10台後方の車は停まってしまいます。そう、渋滞の原因も「見えないヒト…感じないヒト」というインテイク能力に劣るドライバーが原因である。

交通事故の原因の実に82%が「認知」による原因で
「判断」は12%。「操作」に至っては6%しかないらしい。

※「認知」の意味:外界を認識すること

人間、操作はほぼ間違えない生き物で
判断もほとんどのヒトは間違えないのだが
事故の82%が「見えなかった…気づかなかった」ヒトによるものなのである。

昔からよくある…上級者が新米に対しての

「どこに目ぇつけてんだ!こら!」って台詞がありますが

真実としては「見えていない」のである。

運転時の前方後方上方真横…様々な豊富な情報を得ても
それらをすべて「ストック」していても何の意味もないのである。
過去の不要な情報は「捨て」なければ、今の必要な情報もとどまらない。
「見えない」ヒトというのは、おそらくそれが不得意な方々であろう。
入ってくる情報の取捨が苦手~できないから「見えない」状態が続くのである。

「見えない~気づかない」方々は
「捨てられない」方々でもあると思うのだ。
だから、インテイク能力の収集の量が絶対的に低い。

朝、会った知人の「様子が変だ。病気なのだろうか。悩みかな?」
こういう情報は「ストック」。

「いつもと変わらずお元気そうで何より。」
こういう情報は「捨てれば」いい。

しかし、それができないからサインを見逃してしまう。

ぼくは仕事に関しての能力があるor無いというのは
あんまり無いように考えています。
だって、毎日おんなじことやってるんですからね。
誰だってそれなりにはなるでしょ。

けれどもこの「見えない~気づかない」大人のヒトというのは
なかなか厄介であって、ご助言による効果もなかなか困難のように思います。

ちなみに、わたしはそういう運転の車があれば
関わり合いを避けた判断をして、距離をとるようにしています。

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