『百年杉』の専門会社 加藤木材

6月15日付け朝日新聞に
「マスクから見える日本」という記事が載って
ふたりの大学教授と
新橋だっけ?「やきとん ユカちゃん」店主の
藤嶋由香さんのコメントが載っています。

学者さんは同調圧力と宗教的な側面からの…
間違いは無いがあまり面白くない文章なのだが
藤嶋由香さんの文章が痛烈で染みわたるのでここに全文掲載する。
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「ルール疑わぬ社会が心配」   藤嶋由香さん

政府が示したマスクを外せる基準は
なんだかばかばかしいと思いました。
「2mの距離があれば」とか「自転車やランニングなら」とか。
でも笑えないし、怖いのは、それをまじめに「ルール」ととらえるような社会です。

コロナ禍で飲食店には夜間の休業要請から始まり、酒を出すのは午後8時まで、4人以内など様々な要請が出されました。要請通りにしていては、従業員の雇用も、取引先の酒屋さんも守れません。生きていくためには、自分の頭で考えるしかなかった。

それでも最初のうちは、経験のないコロナに対して政府や自治体も一生懸命だと感じ、要請に従っていました。でも「酒は出すな」の時に、ぶち切れましたね。こんな滑稽なことを言い出すなんて、と。国会を見に行ったら、ずいぶんやる気のなさそうな議員が飲食店のルールを話し合っていた。それを見て、国への期待を捨てました。だったら自分たちできちんと対策して営業しようと決めて、今もそうしています。

自分で決めるということは、その責任も負うということになります。要請に従わないのだから協力金はもらえない。嫌がらせの電話も最初のうちはとても多かった。

注目されて何度もメディアのインタビューを受けたけれど、取り上げられ方は「ルールに従わない店」でした。でも、おかしいと思うんです。私がずっと訴えてきたのは、「ルールがおかしい」「政府がおかしい」ということです。それなのに「従うか・従わないか」の問題にされてしまう。今、マスクについても面白おかしく「外すか・外さないか」の報道がされますが、問うべきはルールの方ではないでしょうか。

私は政府が示すべきことは「自分で考えろ」という姿勢だと思います。私のお店ではお客さんのマスクのルールはありませんが、例えば近くに別のグループが来たら着けたり、仲間内だけなら外したりと、皆さん自然に考えながらやっています。政府も判断するための科学的根拠をそろえ、リスクについて説明した上で、「自分で決めてね」と言えばいい。それがないままに指針を示せば、多くの人は、「従え」と受け止めるでしょう。「自分で考える」が基本であれば、外している人も着けている人も「それぞれの考えがあるんだな。」と思えるのではないでしょうか。

政府や自治体が決めたことが、全て正しいわけじゃない。当たり前のことなのに、コロナ禍で私たちは、ルールを疑わず、個人の自由を明け渡すようになってしまっている気がします。それは権力者にとって、とても都合がいい。飲食店やマスクにとどまらず、これからこの国のいく末が心配です。

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記事をお読みの方は
みな感じたであろうが、3者のうち
いったい誰の言葉を子どもたち…学生たちに聞かせたいと思いました?

ほんと近くであれば
国はオランダ…自治体なら明石市に移住したいよなぁ。

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