『百年杉』の専門会社 加藤木材

魚が生きていくには水が必要です。
水もあればいいというわけではありません。
海水とか淡水とか…水の種類もありますし

渓流の魚になると
水温も17℃以上になるときつくなりますしね。

このように魚は水であれば何でもいいわけではなく
水の種類と質によって、未来が左右されていきます。

しかしこの国のホモサピエンスは
空気はありさえすればいいと考えている節があります。

わたしたちは2日くらい食べなくても
死なない身体なのですが
空気は10分も持たない。

飲食物の実に5倍もの量の空気を毎日吸い込んで
吸引酸素の2割は脳が食べるという大事な空気なのにね。

ポリエステル、ABS樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、メラミン樹脂、アクリル、メタクリル樹脂…。

これらの物質は揮発します。
沸点が300℃以上だから安全という記述もありますが
じゃぁタライの水は沸点100℃だから永遠にそこにありますか?

塩化ビニルクロスに含まれている可塑剤であるフタル酸エステルは
20年以上かけて夏は大量に…冬はちょぼちょぼ揮発しています。
まぁ20年間の「化学物質のたき火」のようなものですね。

そんな「住まい」において
高気密住宅は悪夢でしかありません。

実際のたき火をイメージしてみてください。
すきま風アリアリのスカスカの低気密であれば
死なないでしょうが
高気密であれば死ぬでしょ。一酸化中毒でしょ。

この「死なない程度の揮発性化学物質のたき火」のような住宅で
みんなよくやってるよね。
少数派ではなく多数派という点もこの国は凄い。

化学物質盛りだくさんの高気密住宅。

「よく聞く話」として
「あなたにもっと早く会いたかった。」とか
言われますが
そういう際はいつも黙ってるけど
そこも違うと思うな。

車の欠陥がわかったら事故になる前に「知ったら直す」でしょ。

せめて塩化ビニルクロスを紙にするとか
なんらかの改善はしなきゃね。
リコールしないで事故を待つ気持ちが理解できない。

特に食べたモノと吸った空気のエネルギーで
「大きくなっていく子ども」にとっては

「質の低い空気」は大きな成長阻害要因であろう。

驚くかもしれないが
実はわたしはこの「20年以上続く、死なない程度の揮発性化学物質のたき火」による
直接の影響はたいしたことないと考えている。

「20年以上続く、死なない程度の揮発性化学物質のたき火」の影響による
「呼吸の浅さ」による多様な不都合だと考えている。
その呼吸を深くするためにヨガなどは効果があるのですが
ヨガでは睡眠時の呼吸を深くはできまい。

ヨガに意味が無いのではない。
ヨガでは到達できない「呼吸」の領域があると言いたいのである。

ヨガの達人がビニルクロスの寝室であれば
泣けてくる話である。

おそらく皮膚は周辺の空気の質の科学的なモニタリングをし続けていて
その「死なない程度の揮発性化学物質のたき火」の状況を脳に報告し続けている。

今世紀に入って「皮膚の驚くべき能力」が次々と
明らかになっています。

その結果、脳は「汚れた空気」の吸引を避けるべく
鼻呼吸不可能にしたりしているのではないだろうか。
鼻呼吸は意識的に多少改善できるのだが
根本的に皮膚よりの「周辺空気の質が低い」状態の脳への報告が続けば
鼻の奥の上咽頭(じょういんとう)は閉ざされたまま…
もしくは閉じ気味のままなのである。

鼻の奥は上咽頭(じょういんとう)という場所になります。

【百年杉】がお部屋になってきての
鼻呼吸可能になったというお客様の感想や
いびきの消失と軽減という200にも届きそうな声は
実に不思議な事象なのですが

そういう方向性の理解をわたしはしています。

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