『百年杉』の専門会社 加藤木材

プロ野球オリックスの田嶋投手

プロ野球のオリックスのルーキーの田嶋投手が5勝目をあげた。

スポーツ紙のよると…
アマ時代から登板前日は眠れなくて
プロ入り後はそこに周囲の期待も加わって
なかなか眠れなかったらしいのですが

アロマオイルを自室でたいて
クラシック音楽を流すようにしたら
「すっきり起きられるので気分もいいです。」とお気に入りとのことらしい。

田嶋選手は、言わば植物の恩恵を語っておられるのですから
木の専門家としましては、まず感謝申し上げたい。

ただ「植物の”いのち“のいただきかた」としての
点数としては…偉そうに言わせてもらえれば65点といったところか…。

薬の起源は植物成分である。いわゆる薬草。
植物成分の抽出使用が薬の発祥のようなモノ。

そして薬の定義とは
「薬効ある物質は必ず他の部位に対して毒性を発揮してしまう。」ということ。

ようは役に立って効果がある物質は
そのパワーが必ず他の部位をやっつけてしまうということ。

やはり毒の発祥も植物か… 毒薬。

副作用とも言いますが
はっきり言って、他の部位にとっては「毒」。

植物精油の抽出使用は「薬」のような緊急的な使用には
(今回の田嶋選手のケースはまさにこれだからOK)
いたしかたないのですが…

治療・治癒的な不都合が生じた際の対処的な考え方ではなく
体質改善・強化のような
不都合が生じない為の身体づくりの為には
やはり抽出せずに
お野菜をまるごといただくかのような
植物の“いのち”は“丸ごとそのまま”いただくことが基本であるはず。

特定の植物精油の抽出使用は
自然界には存在しない…人間が作り出した大量の植物精油使用とも言えますので
いかに植物成分とはいえ
それを超長期に渡って続けてしまうと…やはり弊害が怖い。

やはりいくら植物由来でもね。
なぜなら自然界にはあり得ない量となりますとね。
「効果のあるモノは薬にも毒にもなる」のですからね。

「薬の定義」でもお話したように
人類は知性を有していますから
「最大限の効果」を求めてしまうのですが
そうしますと「目的への効果」は達成できても
「新たな問題点」ができてしまうというしっぺ返しをくらってしまうというのが
どうやら自然界の摂理のようなのです。

抽出植物精油は
「葉油」から抽出するのですが
わたしの専門は木材の「材油」です。

実は「葉油」も「材油」も成分分析をすると同じ成分なのですが
「葉油」には大量の精油分(=エッセンシャルオイル)が含まれていて
「材油」には「葉油」と比較するとごく少量の精油分なのです。

実は科学的にも人間の生理的反応としましても
大量のエッセンシャルオイルである「葉油」の香りを「刺激的」と感じて
ごく少量のエッセンシャルオイルの「材油」を「鎮静的」と感じることが報告されています。

わたしはこれらの共通の生理的反応というサイエンスも…
本能的な「五感」としての

「刺激的」→お腹いっぱい的な「もういいや。」的な反応と

「鎮静的」→「もっと続けて欲しい」的な反応と捉えていまして

やはり「過ぎたるは及ばざるがごとし」

都合の良いと思われる物質のみを抽出し
自然界に存在しない状態の大量使用は
長期的には何らかの影響が考えられはしないか…
という考えですので

基本は未抽出のまるごとそのままの植物精油の吸収だと思っています。
基本はね。

それでは具体的な食す以外の「植物精油のまるごとのいただきかた」となりますと
実はそうは多くなくて

●香りのある木材を「住まい」に使って
その空気中の植物精油を体内に取り込んでいただく。

これは覚醒効果が欲しい場所でしたら桧。鎮静効果なら杉…などなど
植物精油の適材適所で選べばいい

●植物精油(=香りが目安)が豊富な床材を使用して素足歩行を実施して
足裏よりの皮膚吸収。同様な木材をデスク…イスなど直接触れるような家具に使用してのやはり皮膚吸収。

●植物精油豊富な木材を浴槽に使うか湯船に浮かべてのやはり皮膚吸収。

http://woody.theshop.jp/items/10183942

まぁこの3つくらいしかないはずです。

そう言うとわたしが「アロマオイル」を×と言っているかのような
誤解を招きますから加筆しておきますが

わが国の慣行建築業界の行き過ぎた効率化の「住」は
もはや見える場所に木は1本もありません。

さすがにこれでは
いろいろと調子が悪くなってしまいます。

そこで人間の植物への根源的渇望と憧憬からの
緊急避難的な「アロマオイル」はぜんぜん有りなのです。

まぁ言わば「木の香り」がする住まいに数千年住んでいた遺伝子を有する日本人なのに
それが無くなってしまったから必要とされる「薬」のようなものでしょうかね。

現代建築では深い睡眠を得ることも困難でしょうから
「薬」として必要とされているような
いわばアレンジ法ですね。

でも毎日「薬」ではね…

最大限の効果を求める発想は
世界の賢者たる欧州人らしい発想だし
欧州は乾いた大地だから「香る木」が極端に少ないですからね。
欧州では「アロマオイル」という手法にならざるを得なかった。

でも日本は「香る木」が豊富にある島ですからね。
アレンジではなく基本的な「植物の“いのち”の丸ごといただきかた」が可能な
地球上唯一の島ですからね。

やはりお自宅には鎮静効果の杉を使って
さらにその性能は樹齢に比例だから【百年杉】の「住まい」のスペックインが
具体的なもっとも効果の高い「植物精油のいただきかた」のはずです。

基本ができる木に恵まれた島なのに
アレンジ法の方々のお世話になっての緊急避難状態の継続では
やはり木の専門家としては猛省をしなくてはなるまい。

ぶつ切りにしてしまっては
わかりづらいし

結構重要な話なので
写真も無く一気に長々と書いてみました。

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