『百年杉』の専門会社 加藤木材

先日、BSのNHKでBBC制作のエルトンジョンのインタビューを観ました。

彼の音楽には、ほぼ興味が無いけど、
彼はsirの称号を持ってるのに、早々にゲイであることをカミングアウトして
人間的にはとてもリスペクトしています。
あ!「your song」は好きです。

彼は16年間も薬物をやってたらしく(驚)
傑作だったのはジョンレノンと一緒にラリっていた際に
インターフォンが鳴って、15分間くらいかけて玄関までいって
(なにしろラリってますからね)見るとアンディウォーホールがいたんだけど
ジョンが「開けちゃダメだ!ヤツはいつもカメラを持っている!」っていうから
開けなかったんだ。…って話(爆笑)。

でもそんな薬物からどうやって離れられたのか?
それはこども(養子)であり家族だって言ってました。

ぼくらは1万円とか100万円とか1億円とか欲しいんだけど
人間って使いきれないくらいのお金を得ても。結局幸せにはなれないんだね。

ということを学びました。

年収が毎年、税引き後10億円あったとします。

高級車を何台も買っても、一度に乗れる車は1台だし。
異性だって、つきあうのは1人。
身体だけの関係を追い求めても、そこには「愛」が無いから
ロボットのようだろうから、飽きちゃうでしょうしね。だから続かない。
豪邸を建てたって、一度に3部屋で過ごせるわけでもあるまい。

シャツを洗わずとも、捨てて買えばいいのかもしれないけど
毎日の着るものを買いにいくのも大変な作業だしね。
やはり洗った方が良さそうだよね。

そうなると導き出されるモノは
自己を刺激的にいざない続けるような薬物くらいのものになっちゃうってことか。

やはりわたしたちは
TOP(トップ)~MIDDLE(ミドル)~BOTTOM(ボトム)の3種のグレードにおいて
ボトムの使用者からトップの使用者を目指す…くらいの中では
お金はたくさん欲しいのですが

TOP(トップ)をなんぼでも買えるんだよ…
となっても幸せの上積みはどうやら無さそうなのである。

生涯年収は100億超えなのか知らないけど
とにかくエルトンジョンが行きついた先であり
薬物から足を洗えたのは
「家族の愛」って言うんだからね。

人生の動機づけとしては
「小遣い」の少なさに愚痴りながら
がんばっている年収400万円のパパさんやママさんと
まったく何ら変わりが無いという点が驚きでした。

こどもの笑顔と成長を励みに
生き抜いているママさんとパパさんの「家族への愛」は

エルトンが16年間薬物に浸かって、クレイジーに働いて、何百億円を稼いだ結果
歳を召してから、ようやく「気づいた」ことなのだからね。

エルトンは気づいたからよかったけど
まだ気づかないヒトたちも多いのではないか。

先日、発表された、この国で最も巨大な自動車製造と通信の会社は
互いに2000億円(驚!)を出し合って
5Gどころか…6Gの開発も含めた
自動車や端末なんかを超えた…マチづくり…
いや、もう国づくりのようなことを推進していく腹積もりらしい。
凄いね。

しかし、これ以上に便利になっても…効率化しても…
わたしたちにとっての最も肝心の部分。

「ヒトの幸せ」、「幸せな人生」、「幸せな召され方」の模索には
まったく連動しないと考えるのはわたしだけでしょうか。

もうイノベーションなんていらない。

「進める」ことにではなく「取り戻す」ことに
人間の叡智を結集すべきだと考えるのだがいかがであろう。

「取り戻す」ための、その具体的なひとつとしての【百年杉】であり
「取り戻すイノベーション」の推進である。

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