足利の山火事は鎮火してよかった。
Q-GARDENの小島理恵さんのご紹介で
大岩山毘沙門天さまにご縁をいただいて数年。
まさかわたしが毘沙門天さまのご無事を祈ることになるなんてね。
でもほんとご無事で良かった。
わたしが20代後半の頃、冬季2シーズンの間
地元の雑木林で遊ばせていただいた。
毎週日曜日に落ち葉はきを4籠集めて
枯れ枝を燃やしたり、手入れをしていました。
ラジカセ持って行って…ENYA聴きながらとかね。
懐かしい。毎週、ひとりでやってました。
雑木林の所有者の農家の方からみれば、たい肥にする落ち葉が毎週4籠集まるし
7年もほったらかしだった雑木林がキレイになっていくし
まぁ悪いこっちゃないけど、変わりモンがいるもんよなぁ…
という感じだったのかもしれない。
わたしからすると
毎日、熱帯雨林材の販売をし続けている自分の仕事が嫌でしょうがなくて
ここで作業することで人間性を回復させてなんとか保っていた2年間だった。
そこで学んだのは火の始末は土をかけて消すということだ。
たしかに酸素が無ければ燃えはしない。水のみでは万が一…なので
毎回スコップを持って行って土をかけて消していました。
今回の山火事も、人為的な火の不始末ではないかとされていますが
「まさか、そうなるとは思わなかった。」は愚者の不変の台詞である。
つくづく「無知は悪」だよなぁ。
仕事なんてどうだっていい。
同じことを何十年もやってれば、誰だってそこそこになれるはずである。
人類はかなり多方面に手をかけているのだから
ヒトは仕事以外にも意識して
多様な知識を身につけなくてはならないように思うものである。
無知は自分を幸せにしないし、結果として他者を不幸にしていく。
自戒をこめて。