『百年杉』の専門会社 加藤木材

TVの報道番組を観ていたら
感染症の学者が界面活性剤入りの制汗剤の使用を勧めていて…
さらに「これからの新たなマナーになっていく」かのような話も笑顔でしていて…
報道番組の人間もそれに対して何も注釈もつけずに
“垂れ流し”にて終わっていたので
さすがに腹が立ったので、記しておきます。

賢い友人たちは“おとな”だから
みんなうまいこと黙ってるけど
「義を見てせざるは勇なき」だと考えるので記しておきます。

わたしはやっぱ、黙ってる賢いヒトも
ある程度尊敬できません。まぁある程度ね。
いつも楽しく、かわいいことしか言わないヒトね…。

まず感染症の学者さんは感染症の蔓延防止のためしか考えていない学問だということ。
「=社会の幸せ」を考えている人たちではありません。
ウイルスの感染防止策しか考えていない学問です。

それらはもちろん必要な学問なんだけどね。不要であるとはもちろん思っていません。

あと、ウイルスは小さ過ぎて、完全なシャットアウトは不可能だということ。
これはおそらく事実。
そしてだからこそ、感染症のような学問が必要になってきたわけでもあります。

界面活性剤がウイルスを殺すのかもしれないけれど
その物質の人体への悪影響や環境への負荷について言及される先生方も大勢います。
でも感染症の学者さんはそこは関係ない。
うつらなきゃいいのですよ。ウイルスが嫌がるものしか考えていないわけですよね。

それが学問ってやつ。

専門性を有する学問は必要なのですが
それをそのまま、あれもこれも実行するのは危険ではないでしょうか。
「資源に乏しいから原発」も同じ構図だったでしょ。

原発を推進してきた学者さんは
原発が損傷してからの周辺のマチづくりのリビルドを考えたこともないし

感染症の学者さんも
幼児のころから、ヒトに近づくな…触れるな…を良しと刷り込まれた
人生の弊害なんて考えていないのである。
学問というのはそういうものなのである。
学問の垂れ流しは危険なのである。

ようは多様な学問を聞いて(←第一段階インテーク)
わたしたちがそれを日常の生活に取り入れたり
捨てたりすればいいわけなのです(←第二段階 思考による情報処理)。

それなのに…ということ。

マスクなんかもそうでしょ。みんな身を守るためにマスクって考えでしょ。おそらく。
でもマスクは今回の新型のやっかいな部分…。感染しても発症するまでに2~3日のタイムラグがありますから、その間に他者への感染を爆発的に進めてしまう恐れから…
ウイルス保有者からのウイルス感染を防ぐためにいくらか有効だか着用しようよ…
という話になっています。

「守る」方は無力とは言わないけれど、たいしたことないはず。
でも、多くの市民は「思考し続ける」ことを放棄して
たいして効力もないはずの「防御」のためにマスクをしています。
けれどもマスクは息苦しくなりますから、免疫力が下がるというと語弊があるかもしれないが,上げる要因は無いはず。トータルすればマスク装着は自己の防衛力が上がるとは考えずらい。

じゃぁウイルスを蚊に例えて考えてみましょう。
蚊に刺されたら、免疫力が弱い方は死ぬかもしれない病気を発症するとしますね。
だから蚊に刺されないための学問があるとします。

「雑木林に行っちゃ行けません。外に出ちゃいけません。
例えるなら映画“となりのトトロ”のような環境…あんな場所に行ってはいけません。
住むなんて考えられません。もってのほかです。里山はぜったいにいけません。海はいいのですが、川のそばは絶対にダメです。近寄っちゃダメです。
そういうところに行くあなたの勝手な行動が、お年寄りや病人の方などの基礎疾患をお持ちの方を死に至らせるのです。

お子さんは外に一切出さないで育ててください。
庭もダメです。庭の植物は全部伐って地面にコンクリートにしてください。
土もダメです。蚊は土と真水などがある場所で繁殖します。
そういう場所には近づかないでください。」

まぁこんな感じ。
この地球上の“いのち”はほぼすべて
わたしたちを含めて土と真水を求めてるんだろうが…このアホ!
まさにこどもたちの成長には里山が必要だろうがこのアホ!…という話。

こういう例え話にすればわかりますか?
感染症の学者さんが悪いわけではありませんよ。
だってそういう研究をする学問なんですもの。
悪いのは報道番組の方でしょうね。

でもメディアといっても、ぼくはラジオはかなり好きですし
新聞もバランスを取ろうとしている努力も見えるのですが…
TVの報道番組のみが、かなり酷い感を持ちます。

ぼくは「メディアを鵜呑みにするな。この国の報道はそのほとんどが“狙い”を持ったリリースだと受け止めておいた方が良い。」くらいしか
こどもに徹底して伝えてきたことはないのですが…
TVの報道番組は明日消えてなくなっても、全然困らないかな。
それくらい突出してTVはひどい感を持ちます。
ターゲットをいったいどこに据えているのかが、いつもわからないのです。
文字は読めて言葉も理解できるのだが、「思考し続けること」を放棄した人間がターゲットなのですかね。でもそんな人間を想定した仕事ばかりしてたら、そういう人間ばかりになっちゃうでしょ。

でもラジオは特に推したいかな。
だからメディア批判というより、TVの報道番組のみが不要かなと思う自分です。
TVはNEWSのみが残って事実をただただマシンのように伝えるのに徹してほしい。
もはやこの国のTVは報道番組をできるような資質は無いでしょ。

コメントがあるような報道番組は放棄して
数字が取れる、“お笑い”番組だけやってればいいのにね。
文字は読めて言葉も理解できるのだが、「思考し続けること」を放棄した人間は
そういう番組が好きだから、お金にはなるしね。

でも独立系の報道番組も是非トライしてもらいたいな。
CNNみたいなヤツ。
月/2,000円くらいなら払ってもいいかな。ぼくは。
でもソフトバンクや楽天のような勝者も
結局、もっとお金持ちになることに興味があっても
独立報道メディアみたいな…“お金にならないけれど賢い市民が増えていく事業”には
まったく興味が無いでしょ。やっぱ、賢い消費者が増えると困るのかね。あの方々も。

話を戻して、ウイルスに関しては
1個や10個…100個入ってきたって、健康な心身であれば、体内のマイクロバイオームが「あっ!」という間に駆逐してくれるでしょう。

そういった免疫力は加齢によって減退していくのですが
残念ながら若くして生活習慣病のような基礎疾患を持っているヒトもこの国には多い。
じゃぁそうならないような生活習慣は何なのか?…は
本来なら祖母あたりから継承されてきたのであろうが
それも途絶えて久しい。

報道も「対症的な発想」の医療の考えを発するのであれば
おばあちゃんの知恵たる「体質改善的な発想」も必ず併記して発するべきであろう。

だいたい今回のコロナ禍において
「西洋に死者多く東洋に死者少なきはなぜでしょうね?」と
対症療法発祥の西洋医学の学者に聞き続けているのも滑稽である。
体質改善療法の東洋医学の人間になぜ?聞かないのであろう。

イデオロギーであれば、右翼の人間ばかりを集めて
「戦争無き世界はどうやったらできるのですか?」を問うているに等しいはず。
それくらいのこともできないのだから
装置としてのnews報道はやってもいいけど
「報道」は名乗らないで欲しいし、辞めてもらいたい。
筑紫哲也氏が最後かな。報道は…。

本来であれば、今回のコロナ禍を契機に
レイチェル・カーソンが言ってたように…

安く無制限に大量生産可能な化学物質まみれの
持続性や健康面や環境への負荷の大きい「衣食住」を改めて
一見、イニシャルコストは高く映るが
最終的には、お得で健康かつ持続可能な「衣食住」を伸ばしていく機会のはずなのだが
前述のとおりTVの報道番組が邪魔をしている感を持ちます。
そっちの方がぜんぜんすそ野の広いベンチャーが伸びるのにね。

農薬や肥料さえも使わないお野菜や麻や綿…
自然界を再現させたような環境との両立がはかられている林業と
木材を生かした建築やマチづくりとかね。

まぁ、そこの上を楽々乗り越えていくくらいの市民力があればいいんだけどね。
TVを観ないで、質の高いラジオを聞いて、活字を読んでがんばりましょうね!

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