『百年杉』の専門会社 加藤木材

少し前から、キムタクが世界規模のファストフードのCMに出ていてビックリである。
誰もが知ってる会社のCMなのだが、ぼくはビックリしました。

キムタクって言わば天下を取ったというか…
事務所にも莫大な収益をもたらした人気の芸能人なのに
なんで、こんな仕事を引き受けたのかが、とっても不思議なのです。
「やっちゃえ○○」なんてCMにも出てるけど
長期間、食べ続ければ問題のあるようなCMに出てるヒトが勧める車なんて
なんか安心して買えない感じもしてきちゃう。

わたしは「会ってないヒト」のランキングとして…
TVのCMに出ているだけで、もうCランクなのですが
ファストフードとか柔軟剤や除菌グッズや芳香剤となると
下から数えた方がいいランク付けになります。

ようは「ただちに死なないことをいいことに、化学物質によって、徐々に悪影響を与えるのを承知で、ヒトの“いのち”を傷つけて、お金を得ることを集団で実行するヒトたち」が好きではありません。

まぁたしかにそれを20年間食べ続けての不幸の立証は為されていませんが
そういう科学の足腰の弱さを利用した、頭のイイ人間のやり方が好きではないのです。

あと…コロナ禍ばかりで、おろそかになっていますが
わが国では「鳥インフルエンザ」が毎年、猛威をふるっています。

「食の終焉 グローバル経済がもたらしたもうひとつの危機」
ポール・ロバーツ著によれば…

鳥インフルエンザの根本的な原因は
ウイルスが感染しやすい状態の飼育にあると記されています。
すでに食肉用の鶏肉は鳥の健康維持の方向性ではなく
骨と肉が離れやすいような品種改良がおこなわれていて(驚!)
さらには骨から一度肉をはずして化学物質を用いて再度くっつける機械式分離技術を用いられている場合もあるとのこと(書いてて気持ち悪さで鳥肌がたちます)。
動けばその分エサ代がかさむから真っ暗な動けない状況下で飼育されて
それではいら立つから、くちばしさえも切断された状態でただただ生かされて大きくなっていく鳥もいるそうです。

さすがにそんな環境下では病気になっちゃうから
エサに抗生物質を大量に混ぜ込むのですね。
また悪いことに、なぜかはまだ不明も
抗生物質投与の生き物は、早く大きく成長するのですね。

だから以前にも記しましたが
魚を含むあらゆる飼育肉食用のエサの多くには抗生物質が含まれているのですね。

全人類の薬物利用の抗生物質より飼料のエサ用の消費の方が多いらしくて…
わが国の使用量も高い水準との報告もあります。
抗生物質のそれらの「早く大きくなる効果」は間接摂取でも続くらしいので

ようは俗語としてのブラジリアンヒップ!のような
巨大なお尻のような容姿も
ファストフードに代表されるよな“食”の摂取が原因では…
と考えるのは無理筋ではないように思います。実際にオランダ人はどんどん大きくなっているって話だしね。

そんな食べ物ばかりの世の中ですから、ダイエットは永遠の成長産業ですね。

そして毎度毎度同じ記述になるけど
これらに対する規制もEUに比較すると、この国は弱い。

牛肉と狂牛病の話もしますか?
もう聞きたくないよね。
でも同じですよ。牛はトウモロコシの消化は苦手なのに
それを欧米人は作りやすいから、そればっか食わせて…そしたら胃の病気になるから
抗生物質投与だし…たしか骨粉かなんかの「共食い」までさせてましたよね。
そういうことをしていた国より緩い規制のわが国ね。

安価な“食”は「生き物らしさ殺し」であり「薬が主食の生き物」ということ。
安価な「住」もまったく同じだけどね。

マクロで考えれば、今回のコロナ禍の発生の根源的な問題として
ヒドイ「食」というビジネスの存在は大きいはず。
そういう「食」を食べているということは、またコロナ禍がきてもぜんぜん構わないよ!…と考えてるヒトの行動ということになります。

わたしは全部が全部、質の高い“食”にはできないけれど
努力し続ける意向をもったおじさんです。

最近では、職人さんたちに
「せっかく【百年杉】で得たお金なんだから、そのお金をオーガニックな“食”にも使ってくださいませ。オーガニックカフェとか…年に2回でいいから行ってみてよ。ファストフードチェーン店やコンビニ弁当は論外だけど、最低限、店長じゃなく、社長がやってるお店に行こうよ!」と言い始めました。

しつこく言ってれば、そのうち変わるでしょ。
おじさんはあきらめません。

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