『百年杉』の専門会社 加藤木材

隣町におっきなイ〇ンができた。
行政やマチづくりコンサルタントのおじさま方の感性は
40年前のままではないだろうか。

「効率化」は元気な「若いモン」が考え出す。
夫婦共働き。土曜日にイ〇ンに車で行ってまとめ買い。
安く大量に買い込むのが効率的。

結果として商店街は廃れるどころか消滅する。

しかし、うかうかしていると…人々は免許証を返納しても生きてしまう。
車でイ〇ンに行けなくなってしまうのだ。

そうしたら、歩くのもやっとのお年の方々はまとめて面倒見た方が効率的だと
またまた「若いモン」が考え出す。

免疫力の低い…何かの病気をこじらせただけで命にかかわる方々を
一か所に集めておいて、クラスターだと大騒ぎをしている。
例えが非常に悪くて申し訳ないが
引火性の物質を集積させて「燃えた!火事だ!」と騒いでいる。
まったく、ぼくの言葉はいつもヒドイ例えで申し訳ない限りである。

経験的に、元気なお年寄りの秘訣はヒトとの関わり合いと
「2階の寝室」いう適度な負荷ではないだろうか。

マニュアル的な接触のイ〇ンやコンビニではなく
「あら、髪の毛切ったのね!似合ってるわよ!」たる
商店街のヒトとの接触である。

ヒトにとって、もっともありがたい生き物は人間であって
もっとも厄介かつ、いなくなってほしい生き物も人間であるはずである。

だからこそ、ヒトとのコンタクトの連続が
負荷(ストレス)と喜びの不連続になっていって
「緊張~鎮静」という「on~off」の日常の刺激となれば
脳がボケる暇もないのではないか。

ありがたく…かつ厄介な生き物であるヒトを避けたり
危険な日常である「階段」を避けていては、「やっかいな衰え」になりかねない。

だからやはり宅配では、枯れるように召されづらいように思う。

また「歩けなくなったら」自分らしく召されるのが困難になってくるのは
言うまでもない(それが長い方は大丈夫だろうけど、突然の転倒とかで歩けなくなったお年寄りの方々)はずである。

歩いていける場所の商店街がそこここにあって、
マチには「一休み」できる
シルバーシートたるベンチがゴミ集積所くらいにあればいい。
夜間はホームレスの方々が横になれるのもイイしね。
監視カメラの役割を果たしてくれることでしょう。

安いが疑惑満載の大量流通の食材ではなく
多少高いがオーガニックな食材しかない商店街であれば
ピンピンコロリさえもかなったりしてね(笑顔)。
お仕事が無くて病院が廃業していくマチ…。
病気を治すシステムよりも、病気になりづらいライフスタイルが成り立っているマチ。
いいよね。

天に召される1か月くらい前まで、みなが「歩いている」マチ。
例外を除いて施設も監視カメラも不要。

目先のわかりやすい安価が、そのず~っと先の高価な不幸せにつながるのは
【百年杉】を通して、たくさん見てきたもん。

商店の事業継承に難がありそうだけど
それこそ行政がお節介を焼いて
起業したい「若いモン」をそこに組み込めばいい。
更生したくても、差別によってできない若者だって多いはずだ。
少子化だろうが、なんとでもなるはずではないか。

バカでかいイ〇ンができて
バカでかいマンションを建てる。

そしてそれは、たった30年もすれば
老人しかいないマンションと
おびただしい廃棄物を発生させてイ〇ンの取り壊しが始まるだけのことである。

うっかり油断していると
大規模施設を木造にしてSDG’sとか言いかねないからね。おじさんたちは…。
大規模集積という「アメリカンおバカ超大国」の
「今だけ良ければ70’s思考」の限界になんで気づかないのだろうね。

東京オリンピックに大阪万博に札幌冬季五輪…。

なんで、おじさんやおじいさんたちは
まったく同じオーバルコースを回り続けるのであろう。

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