『百年杉』の専門会社 加藤木材

いつも自分の考えを記しているわたしなのですが
「らしくない」のであるが
ジャーナリスティックにワクチンに関する論評を記したい。

ワクチンに対する安全性や不信感など
SNSでも様々な方々が発信されているが
ワクチンのリスクを語る方には「愛」があるよね。

自分だけ接種しなけりゃいいのではなく
他者の「幸せ」のために「やめましょうよ。」を発信している。
「愛のある“おせっかい”」である。
そして逆に「ワクチンを接種した方がいいよ!」という発信はゼロである。

もちろん自分で接種するという判断をして接種するヒトはいるが
他者に「愛のある“おせっかい”」をやいて接種を勧めるような方はいない。
これはなぜならリスクがあることが事実であるからだろう。

「薬効あるものは必ず他の部位に害をもたらす。」

がクスリの定義であるのだからね。ワクチンもそういう考えでいけばね…。

米国は接種率が約45%でそこから伸び悩んで鈍化してきて
オハイオ州では抽選で1億円が当たるよ!(驚)…なんて仕掛けをはじめて
国民75%だかの集団免疫獲得に向けて大金を投じるらしい。

実は米国のワクチンを安全だと考えている割合は61%(2019年 ロンドン大など調査)で、バイデン大統領が接種者にはマスクを外す権利が与えられる…ような話をして、マスク嫌いの米国人に接種の流れをつくろうと躍起なのは、この数字があるからでしょうね。米国の疾病管理予防センター(CDC)は2重マスクが95%効果あり!とか発表したり、今回は摂取すればマスク無しでもOKだから、政治利用を感じざるを得ないように思うな。あまり信用ならない組織のような印象を持ちました。個人的にはね。

それではわたしたちの国はどうなの?…ですが

ワクチンを安全と考えている人の割合=17%(世界149位)
ワクチンを有効と考えている人の割合=22%(世界148位)
(2019年ロンドン大学などの調査 毎日新聞4月21日)

これまた子宮頸がんワクチンによる影響もあってか…
世界で最もワクチンを信頼していない部類の国民性なのである。
しかし凄い数字ですよね。

そうであれば
現在の大衆メディアの
「国民が欲しがっているワクチンが政治の愚行によって接種できない状態が続いている。」一辺倒な報道も理解ができる。

メディアもいっしょになって
「ワクチン接種の流れ」をつくろうとしているのかもね。

「20歳代の死亡者が出た!」とか
1/10000の話を大きく取り上げたり…

報道はどうやらワクチン接種推進役を担っている感じがします。
「良い悪い」ではなく、それが「国民の幸せ」のためだという価値観なんだろうね。

メディア批判なんて簡単だけど
そこで終わらずに、メディアだってヒトなんだから「思惑」は必ずあるはず。
そこを読み解いていきたいよね。

だって米国がほぼ事前の調査通りの数字になっていて
「1億円が当たるかも!」(しかし笑うしかないね米国人のこういう所って…)
になっているんだからね。

「ワクチン接種やめようよ」的な発信者には愛がある。
しかしこの国の実に8割以上の方々は黙ってマスクして歩いてるけど
ワクチンなんて接種する気が無いのである。
まさにサイレントマジョリティ。この国の人達ってほんと不思議。
愛のある発言に「いいね」も「OK」のシグナルも送らないけど
接種しない意思をぼんやりと…だろうけど持っている。

波風立てずに世間に睨まれないように黙ってるけど…
「接種するわけないでしょ。たった1種の感染症にしか効果が無くて
リスクはあるんだから。」という国民の多いこと多いこと。

ただ…接種した高齢者を含む国民が
「お前らが接種しないと安心できないじゃないか(怒)!」となると
世代間闘争になるのだろうか…

とにかく分断は深刻に進むかもしれない。

8割ワクチン不信の国民なのに
無理やり接種の「流れ」をつくっても
おそらく半分の接種もキビシイのではないだろうか。
いいとこ30%くらいで頭打ちで4割にも届くかどうかではないだろうか(推論)。

また逆に接種が75%を超えたとなれば
それはそれでほんとこの国の国民性ってヤバイよね(苦笑)。

でも無理やり流れをつくっちゃうと
おそらく「軋み(きしみ)」は大きくでるはず。

「嫌だったのに、しょうがないから接種したのに調子が悪いし皮膚が…」とかね。

ひょっとしたら
このワクチン接種でこの国はとんでもないことになるかもね。
だって8割不信って数字は大きいもん。

例えるなら
外れくじを引いたら
ひどい目に合うことがあることはおそらく事実(副作用 副反応)だから
誰もそのクジ引きの参加は勧めないというところが鍵だよね。

「お前が勧めて、だから接種したらこのザマじゃねえか(怒)!」

の可能性はゼロどころか低かろうが何だろうが必ずあることは事実。

だからメディアを含めて
誰だってそうはなりたくないから、誰も勧めないというところがポイントである。
それなのに「接種させたい意識」はどうやら確実に存在しているようだ…ということである。

さてどうしたものであろう。

「個人の選択」を尊重して
多様な考えを受け入れて
この国の人々はこの「ワクチン踏み絵」を乗り越えて
その負荷を生かして、より賢い市民になれるのであろうか。

常日頃から誰と何を語り合って議論してきたのか…
が問われるように思うものである。
「黙っていて、世間に睨まれなければいいのさ」では乗り越えられまい。

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