岩手にいっしょに行きませんか?
3月25日(土)13時~16時に岩手県一関市で講演いたします。
もうこの手の不特定多数の方々対象の講演会は
お断りしてたから…依頼も来なくなって久しいのですが
ここはなんと2回目の登壇なので断れません。
知人ではなく友人がいるしね。
「毒を以て毒を制す」じゃないけど
地域を考え直すイベントに
わたしを一度ならずとも二度も呼ぶなんて
単なる愚か者か鋭い賢者のどちらかであろう(笑顔)。
いわゆる「木育」という概念があるが
それはまったく正しいように思う。
身の回りに木があることによって
そのトレーサビリティや環境問題…
プラスチックでは得られない個や家族としての「気づき」があるはずだ。
まったく正しいのである。
だから行政も企業も学者もこぞって
正しいことを言い続ける。
実に当然のことである。
しかし、この国のわたしたち消費者=有権者=市民側は
エシカルではないが
「正しいから消費する」という思考の人間はほとんどいない。
ようは「道路は必ず右側しか歩行しない人」は
少数を通り超えて皆無に等しいのである。
わたしはそれでも「木育」という啓発活動は継続すべきだと
強く思うものである。
「正しいこと」が広がって素晴らしい結果になって
実を結ぶ可能性はほぼ無くとも
正しいことをやめてどうする!諦めてどうするというのだ!
日本の木を使うことは
森林率世界第2位の
この国の隅々まで経済性が届き人材が確保~育成されて
そこに環境との両立がはかられた「山の畑」があり続ければ
河川を通してお魚も増えていくのである。
こうやってわたしたちが千年も生きようものなら
こういうまったく正しい選択をするであろう。
しかし、人生は短く
あとたった20~30年しか生きないのだから
「安価な外国の木でもいいし
何なら木目が印刷された土壌を汚し海に流出するプラスチックでもいいのよ。
その差額で新しいスマホも買えるし
エステや旅行にだって行きたいもん。」
わたしたちはえぐみを有するが
栄養価の高いお野菜を選択せずに
安価で食べやすく栄養価の低い品種改定されたお野菜を購入し続けて
サプリメントも買うような選択を続けている生き物である。
「正しいことを言い続ける」行為は
やはり必要なのだが
そうではない選択をし続けるわたしたち消費者に
「あれ?こっちの方が得じゃない?」と
考えてもらうきっかけをつくることこそ
具体的な唯一の前進策だと考えて
わたしはそれしかやっていない。
また「正しいことを言い続ける」方々は
科学的立証を得ていない要素は
発信してはならないという憲法をお持ちにお見受けするが
わたしから見れば
その科学があまりにも脆弱過ぎて
植物の偉大さと人類との関係性を
いつまでたっても測り切れていない感を持ち続けている。
わたしは真面目に
絵本作家さんのような才能の方々とご一緒して
「日本の植物に囲まれる一生」を提案し続けて
もっとキレイに元気に生きていって
素敵な賢者との出会いの連鎖の先に…
枯れるようにお星さまになるような
一生を想像してもらうノリを思考中である。
「なんでキレイになれたのだろう?
~なのかもしれないね。」のようなストーリーの作成と発信である。
「かもね」のカワイイ作り話なのだから
学問も科学も不要である。
(もちろん立証されている科学的な研究結果は引用させていただく)
脆弱な側面を持つ
科学や学問に依存し過ぎない
尊厳ある思考を止めない生き方の提案を
こんな杉おじさんではなく
絵本作家さんのような才能ある女性たちと作ってから
お星さまになりたいのである。
誰か岩手に一緒にいきませんか~
これ読んで主催者からキャンセルかもね(笑顔)。