英国が偵察衛星になりうるだろうか。
新規感染者も少なく、徐々に都市も開かれていくようである。
約半数の国民が1回のワクチン接種を終えているそうである。
島国ですから水際対策の効果を発揮しますしね。
国の大きさもちょうどいい。
第〇波と言われているのは、程度の違いこそあれ、すべて変異型の流行だと考えてみる。
最初の武漢型なんて、もう淘汰されて無いのではないだろうか。
だからしぶとくウイルスはアップデートを重ねてヒトへの宿主を狙い続ける。
それが限りなく続く変異種ということ。
そういえば塩野義製薬のワクチン開発担当責任者のインタビューを新聞で読んだが
もう日本型の変異種もあると話していた。
「だから日本で開発しなければならない。
どの国も日本型対策ワクチンを作ってくれないですからね。」という発言主旨であった。
また、昨年わたしが重要に学んだのは「欧州はバカンスを止められない。」ということ。
おそらく乾いた鬱々とした長き冬季の欧州に暮らす人々は
バカンス無しでは持たないのであろう。
実際に経済効果も、ものすごい金額です。まぁ爆買いみたいなもんだね。
精神的にも経済的にもバカンスは止められないのである。
逆に言うとバカンスがあるからロックダウンも我慢できるって感じかもね。
あぁ四季がある国に生まれてよかった。
インドの史上最大のロックダウンもそうだが
いくら「止めて」いっとき新規感染者を少なくしても
また「動けば」アップデートされた変異種の感染が第〇波としてやってくる。
それなのに「動くな!飲むな(笑)!」を煽る学者が
感染症防止の学問だというから笑止千万。
もう対症医療を通り越した「超対症状行動」の極致であろう。
「寝坊するから寝るな」みたいな論理が学問であるらしい。
コロナウイルスなんておそらく
人類誕生以前から哺乳類の近くを常にうろついて
宿主を狙っている弱虫ウイルスである。
自然界で生き抜く覚悟が無いウイルスである。
ずっとヒトのそばから離れない。
いわゆる風邪の半分くらいは旧型の4種のコロナウイルスであって
5番目がSARS(サーズ)で6番目がMERS(マーズ)で
そして今回のCOVID-19が7番目。
なんで新型が出てくるのか?は…
会うはずの無い生き物同士がコンタクトしたからでしょうからね。
森林破壊ではないかと思われるエボラ出血熱もそうだけど
凍土からウイルスが溶け出すこともあるでしょうしね。
わたしたちの「安く~便利に!快適に!!」の恥知らずな欲求がある限り
線路は続くよどこまでも…である。
今は閉ざされているが
バカンスが始まって「動けば」…
また英国も第〇波が来るのだろうかね。
そうした場合、今年の秋~冬になるのだろうけど
そのアップデートされた変異種に
今のワクチンが効く割合がどれくらいなのか?という点と
繰り返されるウイルスのアップデートを考えた場合
ワクチンの効果がどれくらい持つのか?のだいたいの答えが
「1年とか半年」であるとかが
これからようやくわかってくるという感じでしょうかね。
凄いよね。人体に先に使用しながら「探ってる」感じ。
そう考えるとようやく毎年~半年に1回
COVID-19対策のワクチン接種を続けていくことが必要…とかの
期間やコストがはっきりするかもしれない。
全人類の半数?とかの膨大な人数が
化学物質を毎年~半年単位で注射し続けないと
人類は持続できないとでも言うのかね。
費用対効果がわかってくれば
「え“~!そんなに打ち続けなきゃならないの(驚)?!!
それじゃあ、免疫力の維持のための“衣食住”を徹底的に見直した方が現実的かしら~」
という対症医療西欧型→体質改善東洋型という考え方も多少は増えてくるかしら。
天然痘ウイルスの世界的な流行を振り返ってみれば
わが国での猛威が約1286年くらい前。
奈良時代…律令国家誕生のころである。
そして米露生物研究施設内の現存を除いて
この地球上からの根絶をWHOが発表したのが1980年の5月。
まぁだいたい1245年かけてようやく根絶されたということですね。
「人類がウイルスに勝った証としての…」なんて言ってるおじいちゃんが
その根絶を見届けるには相当に健康に留意しなきゃならないかもね。
英国は医療施設間の情報共有の連携もとれているので
変異種もすぐ見つけて共有するスキルあるしね。
英国の動向には注視すべきではないだろうか。
この国から学ぶことは相変わらず少ないよね。
まさに周回遅れだね。