『百年杉』の専門会社 加藤木材

吾輩はジジイである。名前は加藤政実という。

今回のコロナ禍によって
新型コロナウイルスの感染を防ぐための様々な策がとられているが
このウイルスの広がりによる不都合と
このウイルスを防ごうとする策による不都合を考えてみた場合の
バランス感はいったい誰が思考するものであろうか。

とりわけこどもたちへの影響は、胸がつぶれそうなくらい猛烈に痛い。

わたしも56歳の誕生日をむかえて、もうジジイです。
加齢とともに免疫力は低くなっているでしょうし
新型コロナウイルスに感染した際には、ヤバイかもしれないけど
わたしはそれでもしょうがないと思っているので
つくづく、こどもたちの成長の妨げになる策はやめていただきたい。

新大学生の子たち…都会に出てきたばかりで
まわりに友人も居なくて、バイト先も無くて…
さらにPCネット環境も自己負担で…学費も下がらない…。
理不尽だよね。鬱(うつ)にならないでね。
「あるべき姿とのギャップ」を思考し続けると危険だからね。
うまく「そらして」ね。一番楽しい時期だったはずなのにね。

ぼくは平均寿命で試算すればあと“25年のいのち“だけど
織田信長の年齢も超えたし、もう充分生きたから
世の中の共通の宝である、こどもたちの成長を損なう策はくれぐれもやめていただきたい。

小学生のこどもたち…
「ヒトに近づくな。距離を取りなさい。離れなさい。触れてはいけません。」
の価値観の植え付けはやめてください。
それらは感染症の広がりの防止にはなるのでしょうが
こどもたちの心に太く大きな釘を打ち込んではいませんでしょうか。

ヒトの成長とは「出会い」であり
「出会いが発想の原点」であるはずです。
犬や猫から教わることもあるけど、圧倒的に「ヒトとの出会い」が発想の原点になります。
ヒトに近づき、距離を詰めて、開襟して意見をぶつけ合うことこそ
唯一の成長方法です。もちろん、時には傷つきますが
そういった負荷こそが、ヒトを成長に導きます。

感染症対策を徹底的に施して、わたしのようなジジイを守ることよって
こどもたちの未来を収奪するのは社会の収支に合わないのではないか。
わたしは52歳あたりから脳の衰えを自覚し、それから4年が経過して
残念ながら、明らかに4年前より賢くない脳を保有しているのは事実である。

経験はあるといっても、新たな知見がなかなか脳にとどまらないのである。
以前なら1~2回読めば、体内に取り込めた情報も
今年は8回くらい連続で書籍を読み繰り返さなければ、体内に取り込めなくなっています。
体内に取り込めて、他者の知見の良い点を身につけなければ
「知って」いても意味は無いでしょ。
このまま加齢が進めば、経験があると言えば聞こえはいいけど…
経験しかない新知見がまったく積みあがらない
第2段階の成熟したジジイになっていくことでしょう。
壊れたレコードのように同じことしか言わない…思考しかできない脳のジジイですね。

そんなわたしのようなジジイを守るよりも
千人…1万人…1億人を幸せにする可能性のある
こどもたちの成長を阻害させるようなことは、本当にやめて欲しい。

感染症予防の完全装備で外出しても
運が悪ければ、車にひかれて死ぬはずです。
リスクは新型コロナウイルスのみにあるような
TVの報道風ショーもいい加減にしていただきたい。
白髪の夜の報道ショーの男性が
9月に入って「正しく恐れましょう。」と2回は締めの発言をしたが
「正しくない恐れを広げてきたのは、お前らだろうが!」と言いたい。

屋内を暗くして、ウイルスをイメージさせるような光る浮遊物質を撮影して
あおってきて…あんなのを放送して、CMは除菌商品だからね。
違法ではないが、尊敬できる大人のする行動ではないはずだ。

一般的にこどもたちほど、新型コロナウイルスに感染しても重症化しづらいはずである。
その理由は不明でもいいではないか。
こどもたちには、可能な限りの今まで通りの生活になってもらって
ヒトに近づいて、好きになってもらって、好奇心を新たな知見にしていってもらいたい。
その結果、終息が遅れて
ジジイであるわたしが新型コロナウイルスの餌食になったってしょうがない。
守るべきはわたしのようなジジイではなく、こどもたちの未来であるはずである。

わたしのようなジジイは選挙権を有しています。
政治家さんも選挙権を有さないこどもたちより
わたしのようなジジイを守ることの方が票につながるから…
と考えていたらどうしましょう。

「こどもの心」という
顕在化や可視化しづらいけれど
実に影響が広く長く続いてしまうことの“重さ”と
わたしのような、もう充分生きてきて
これから性能ダウンは必至のジジイのいのちの“重さ”では比較にならないはずである。

こういう優先順位も
有権者側から言わなきゃ始まらないのであれば、言っておくことにする。

この世のすべては、こどもたちのためにあるべきである。
もうたくさんいただいてきた、わたしのようなジジイには何もいらないのである

有限会社 加藤木材
〒350-1312 埼玉県狭山市堀兼2348-1
TEL 04-2957-9444(月~土 9:00~17:00)