『百年杉』の専門会社 加藤木材

フジテレビの朝の情報番組の「今日のワンコ」を見るがいい。
ワンコを飼うという方々は…
今月の家賃やローンに苦慮する類の金銭管理ではないはずと考えるのが
妥当だと思うのだが
しかし、無垢の床の家など、このコーナーを見ていても
1/1000も無いのである(驚)
それこそ5000件に1件くらいも無いのである。
杉の床なんておそらくゼロであろう(毎日見てないけどね)

ようはこの国の「住」って
「貧乏人はプラスチックハウスで我慢しろ!」ではなく
お金がある程度ある方々も
化学物質ハウスを(フツーに当然に)数千万円払い続けて
受け入れている国なのである(不思議)。
似ている行動様式は家畜くらいか…。

お金を得るスキルはあっても
その得たお金を自分の幸せのために有効に使う方法を
知りしヒトが極端に少ない国なのでしょうかね。
あのコーナーを見ているとそうとしか思えないかな。

今はまさに人造化学物質…石油化合物ばかりに
「触れ続けて」生きているわたしたちなのですが
進化の過程において
毎日毎日、石油化合物に触れ続けるような日常になって
まだ40年ほどなのである。
チェーンソーが林産地に行き届いてからだって…
まだ60年を過ぎたくらいであろうか。

そう考えていくと
愕然とする気持ちが芽生えはしないだろうか。

約700万年間
進化の過程で変わらなかった「周辺空気や感触」の
たった直近40年間での激変である。

ひょっとしたらその「安全な空気」の指標とは
植物の香りを感じる森のような空気なのかもしれない。

そう考えざるを得ない経験を、わたしは14年間にわたって
たくさん見続けてきました。

依頼人がどんどん自分を取り戻していくのである。

わたしたちはその生涯の9割を屋内で過ごす生き物である(who調べ)。
それでは「空気が悪い」と
体内はいったいどんなリアクションをとるのであろう…。

わたしたちは
空気を吸引し続けなければ生き続けていけない生き物なのに…
いやであるからこそ…
その空気の質に関しては臆病なほど神経質になる生き物であることが
ここ20年ほどの「皮膚の驚きの能力」の研究が進むにつれてわかってきました。

皮膚の能力の進化とは
おそらくは周辺の環境を早めに察知して
「生き残りの可能性を引き上げるため」の進化であって
人類はそのために皮膚の体毛を消失させて
さらに感覚器としての「感度」を上げ続けて
皮膚から送られる莫大な情報処理を脳がすることによって
脳が発達してきたのであろう。

そう考えれば
チンパンジー…ゴリラ…オランウータンという類人猿も
顔面周辺の体毛は無い。

やはり彼らも
顔面周辺感覚器のセンサー感度を上げて
生き残ってきた種族なのであろう。

しかしホモサピエンスは
脳、リンパ、性器という大切な部位のガード以外の体毛を消失させて
さらに感度をあげて周辺環境の察知に懸命になって進化を続け
その結果、膨大な情報が脳に送られることになって
その情報処理によって
大脳を飛躍的に発達させてきたのである。

毒ガスイチコロの身体の仕組みから
周辺の空気の質を含む環境要因に臆病だったからこそ
皮膚にもの凄い能力を持たせるような進化を遂げて
(信じられないかもしれないが、皮膚は見えて聞こえて味さえも感じているとしか思えな
い研究結果がここ20年ほど世界中で多数発表されています)
その結果、大脳を飛躍的に発達させたのであろう。

人類の大脳の発達とは「結果論」に過ぎないのではないか。

その目的は毒ガスイチコロの身体の仕組みによる
だからこそ周辺の環境要因にいち早く「気づく」ための感覚器としての
皮膚の察知能力の高度化~進化ではないだろうか。

それでは話を戻して
「安全な空気」や「元気を取り戻す空気」ではない「住」では
いったいどういうことが起きているのであろう。
わたしの推論を続けていこう。

経験的には鼻呼吸困難な呼吸になったり…
過度なイビキなども「住の質」の低さが原因ではないだろうかと
わたしは疑っています。

空気の良い地方から都会に来た方々が口をそろえる…
「鼻毛が伸びるのが早くなった」とは
皮膚が排気ガスからの二酸化窒素などの量が多くなっていることを察知して
脳幹部の爬虫類脳に連絡…脳からフィルター増産の指示が出て鼻毛が伸びるのでは…
と考えることは自然なことではないだろうか。

屋外の空気の質に関しても
これくらい神経質なんだからね。
わたしたちの内なる判断は…。

屋内の空気に関してはこれ以上のリアクションになって
鼻呼吸に難…もそうだけど
「呼吸の浅い」状態が継続されるのではないだろうか。

ある意味、睡眠とは体内の細胞の隅々まで酸素を届けて
使用済みのCO2を排気するガス交換でもあるのだが
これが浅ければ「目覚めてしまって~眠れない」ことになりそうである。
レム睡眠消失の夜間中途覚醒である。

わたしは化学物質まみれの「住」そのものによる
直接的な影響というよりは
体内の刻まれた伝承リストにはない
人類が作り出した
もともと地球上には無かった
未確認化学物質が存在する屋内空気を
「微弱な毒ガスの可能性がある、安全が立証されていない空気」と脳幹部が判断。

その結果「呼吸が浅くなる」ことによる
多岐にわたる不都合が根源的な理由ではないかと考え続けていまして
睡眠はそのわかりやすい一例ではないかと推察するものである(つづく)。

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